JPS6350303A - 塩化水素ガスの精製方法 - Google Patents
塩化水素ガスの精製方法Info
- Publication number
- JPS6350303A JPS6350303A JP19286986A JP19286986A JPS6350303A JP S6350303 A JPS6350303 A JP S6350303A JP 19286986 A JP19286986 A JP 19286986A JP 19286986 A JP19286986 A JP 19286986A JP S6350303 A JPS6350303 A JP S6350303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acetyl
- hydrogen chloride
- sulfuric acid
- chloride
- gaseous hydrogen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 45
- IXCSERBJSXMMFS-UHFFFAOYSA-N hydrogen chloride Substances Cl.Cl IXCSERBJSXMMFS-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 44
- 229910000041 hydrogen chloride Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 44
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 14
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 54
- 239000012346 acetyl chloride Substances 0.000 claims abstract description 41
- WETWJCDKMRHUPV-UHFFFAOYSA-N acetyl chloride Chemical compound CC(Cl)=O WETWJCDKMRHUPV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 40
- HZWXJJCSDBQVLF-UHFFFAOYSA-N acetoxysulfonic acid Chemical compound CC(=O)OS(O)(=O)=O HZWXJJCSDBQVLF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 22
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 32
- 238000000746 purification Methods 0.000 claims description 6
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N Acetic acid Chemical compound CC(O)=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 65
- 238000005660 chlorination reaction Methods 0.000 abstract description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 7
- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 16
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 11
- WFDIJRYMOXRFFG-UHFFFAOYSA-N Acetic anhydride Chemical compound CC(=O)OC(C)=O WFDIJRYMOXRFFG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 5
- FOCAUTSVDIKZOP-UHFFFAOYSA-N chloroacetic acid Chemical compound OC(=O)CCl FOCAUTSVDIKZOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- JXTHNDFMNIQAHM-UHFFFAOYSA-N dichloroacetic acid Chemical compound OC(=O)C(Cl)Cl JXTHNDFMNIQAHM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 2
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 2
- 229960005215 dichloroacetic acid Drugs 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- MOMFXATYAINJML-UHFFFAOYSA-N 2-Acetylthiazole Chemical group CC(=O)C1=NC=CS1 MOMFXATYAINJML-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000609240 Ambelania acida Species 0.000 description 1
- 101100268671 Caenorhabditis elegans acc-4 gene Proteins 0.000 description 1
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-M Chloride anion Chemical compound [Cl-] VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- VGCXGMAHQTYDJK-UHFFFAOYSA-N Chloroacetyl chloride Chemical compound ClCC(Cl)=O VGCXGMAHQTYDJK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- SEWQYEVBLJODPX-UHFFFAOYSA-N OS(O)(=O)=O.CC(=O)OS(O)(=O)=O Chemical compound OS(O)(=O)=O.CC(=O)OS(O)(=O)=O SEWQYEVBLJODPX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000001242 acetic acid derivatives Chemical class 0.000 description 1
- 125000000218 acetic acid group Chemical group C(C)(=O)* 0.000 description 1
- VCAQPYXOWLIOSF-UHFFFAOYSA-N acetic acid;sulfuric acid;hydrate Chemical compound O.CC(O)=O.OS(O)(=O)=O VCAQPYXOWLIOSF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 239000010905 bagasse Substances 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 1
- 239000003426 co-catalyst Substances 0.000 description 1
- 238000011437 continuous method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012847 fine chemical Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は塩化水素の精製に関するものであり、とくに、
触媒の存在下、酢酸の塩素化によりモノクロル酢酸を製
造する際に副生ずる、不純物として塩化アセチルを含有
する塩化水素ガスの精製に関するものである。
触媒の存在下、酢酸の塩素化によりモノクロル酢酸を製
造する際に副生ずる、不純物として塩化アセチルを含有
する塩化水素ガスの精製に関するものである。
(従来技術)
一般にモノクロル酢酸は触媒としての、無水酢酸及び又
は塩化アセチルの存在下酢酸を塩素化して回分式又は連
続式で製造される。
は塩化アセチルの存在下酢酸を塩素化して回分式又は連
続式で製造される。
この塩素化反応により塩化水素ガスが副生ずる。
この塩化水素ガスにはこの塩素化反応にとって有価成分
である酢酸、塩化アセチル、クロル塩化アセチルが含ま
れている。この様な有価成分は凝縮器において甑低温の
冷媒を使用し液化回収されるのが常である。しかし工業
装置では冷却液化回収にも限反があり低沸点−であ、る
塩化アセチルが0、3〜2容量チ含有する副生塩化水素
ガスが生成する。
である酢酸、塩化アセチル、クロル塩化アセチルが含ま
れている。この様な有価成分は凝縮器において甑低温の
冷媒を使用し液化回収されるのが常である。しかし工業
装置では冷却液化回収にも限反があり低沸点−であ、る
塩化アセチルが0、3〜2容量チ含有する副生塩化水素
ガスが生成する。
このようなモノクロル酢酸製造工程からの副生塩化水素
ガスの精製に関しては時分58−42125明細書に記
載の方法が公知である。この技術は水と塩化アセチルを
反応させて酢酸と塩化水素にしその酢酸を水、酢酸、硫
酸の三成分混合物に吸収させる。この後さらに塩化水素
ガスは硫酸により既知の方法により脱水され不純物の少
ない(水分i o ppm以下、酢酸200 ppm以
下)塩化水素ガスを得るというものである。
ガスの精製に関しては時分58−42125明細書に記
載の方法が公知である。この技術は水と塩化アセチルを
反応させて酢酸と塩化水素にしその酢酸を水、酢酸、硫
酸の三成分混合物に吸収させる。この後さらに塩化水素
ガスは硫酸により既知の方法により脱水され不純物の少
ない(水分i o ppm以下、酢酸200 ppm以
下)塩化水素ガスを得るというものである。
(従来技術の問題点)
しかしながら上記の精裂法知おいては、1)塩化水素ガ
ス中に含まれる価値の高い塩化アセチルを託較的価値の
低い酢酸に変化させてしまうこと、 2)塩化水素ガスを分離した後の硫酸−水一酢酸系から
酢酸を回収するためには多大なエネルギーを必要とする
こと、 (つまり酢酸水溶液として硫酸と分離しさらに酢酸水溶
液中から脱水しな(てはならない。)3)塩化水素ガス
中の水分を除去するために、更に硫酸による脱水工程が
必要なこと。
ス中に含まれる価値の高い塩化アセチルを託較的価値の
低い酢酸に変化させてしまうこと、 2)塩化水素ガスを分離した後の硫酸−水一酢酸系から
酢酸を回収するためには多大なエネルギーを必要とする
こと、 (つまり酢酸水溶液として硫酸と分離しさらに酢酸水溶
液中から脱水しな(てはならない。)3)塩化水素ガス
中の水分を除去するために、更に硫酸による脱水工程が
必要なこと。
等の理由により経済的に有利な方法ではない。
本発明はこの様な問題点を解決し経f的に有利な塩化水
素ガスの精製法を提供することを目的とするものである
。
素ガスの精製法を提供することを目的とするものである
。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは硫酸あるいはある一定量以下の塩化アセチ
ル分を含む硫酸で処理するのみで十分副生塩化水素ガス
中の塩化アセチルが200 ppm以下まで除去でき、
なおかつ水分は全く無い高品位の塩化水素ガスに精製で
きる事ならびに、塩化アセチル分を含む硫酸は、前述し
た酢酸の塩素化反応に触媒としての塩化アセチルと等価
値のものとして利用できる事を発見し、本発明に至った
。即ち本発明は、塩化アセチルを含有する塩化水素ガス
を硫酸と接触させることを特徴とする塩化水素ガスの精
製方法である。
ル分を含む硫酸で処理するのみで十分副生塩化水素ガス
中の塩化アセチルが200 ppm以下まで除去でき、
なおかつ水分は全く無い高品位の塩化水素ガスに精製で
きる事ならびに、塩化アセチル分を含む硫酸は、前述し
た酢酸の塩素化反応に触媒としての塩化アセチルと等価
値のものとして利用できる事を発見し、本発明に至った
。即ち本発明は、塩化アセチルを含有する塩化水素ガス
を硫酸と接触させることを特徴とする塩化水素ガスの精
製方法である。
無水酢酸と硫酸とは反応しアセチル硫酸と酢酸本発明者
らは塩化アセチルが硫酸とも反応し上述と同様にアセチ
ル硫酸を生成する事を発見した。
らは塩化アセチルが硫酸とも反応し上述と同様にアセチ
ル硫酸を生成する事を発見した。
これは塩化アセチルと硫酸を混合する事により反応熱が
発生し塩化水素ガスを発生する事からもわかる。つまり
、本発明は、前述した荷分58−42125の明細書に
記載されたように塩化アセチルを酢酸に変化させこの酢
酸を水に吸収させるという物理吸収ではなく塩化アセチ
ルと硫酸との反応吸収により塩化アセチルを吸収除去す
るものである。
発生し塩化水素ガスを発生する事からもわかる。つまり
、本発明は、前述した荷分58−42125の明細書に
記載されたように塩化アセチルを酢酸に変化させこの酢
酸を水に吸収させるという物理吸収ではなく塩化アセチ
ルと硫酸との反応吸収により塩化アセチルを吸収除去す
るものである。
本発明の連続的方法についてフローシート(図−1)に
より説明する。
より説明する。
酢酸の塩素化反応で副生じた塩化水素ガスはあらかじめ
凝縮器で凝縮成分の大部分を液化回収され導管1から塩
化アセチル除去(回収)塔2に導入される。導入される
副生塩化水素ガス中には通常塩化アセチルが0.3〜2
容量チ含有されている。
凝縮器で凝縮成分の大部分を液化回収され導管1から塩
化アセチル除去(回収)塔2に導入される。導入される
副生塩化水素ガス中には通常塩化アセチルが0.3〜2
容量チ含有されている。
この副生塩化水素は塩化アセチル除去(回収)塔2の塔
頂部から導入される循環液と向流で接触する。
頂部から導入される循環液と向流で接触する。
この際、副生塩化水素中の塩化アセチルは反応しアセチ
ル硫酸と塩化水素ガスとなりアセチル硫酸は循環液に吸
収される。循環液は吸収したアセチル硫酸の濃度が通常
、65チ以下に保持されるようにする。このために、新
硫酸タンク10より同ボ/プ9を使用して導管8を通し
て塩化アセチル除去(回収)塔の塔頂へ連続的に導く。
ル硫酸と塩化水素ガスとなりアセチル硫酸は循環液に吸
収される。循環液は吸収したアセチル硫酸の濃度が通常
、65チ以下に保持されるようにする。このために、新
硫酸タンク10より同ボ/プ9を使用して導管8を通し
て塩化アセチル除去(回収)塔の塔頂へ連続的に導く。
循環液中のアセチル硫酸濃度は副生HCtCバガス中化
アセチル濃度と精製HCtガス中の要求塩化アセチル濃
度により適宜変化させる事が可能である。
アセチル濃度と精製HCtガス中の要求塩化アセチル濃
度により適宜変化させる事が可能である。
循環液量は通常10〜20 m/rr?・hr程度で十
分である。
分である。
塩化アセチル除去(回収)塔内部では前述した様に塩化
アセチルと硫酸とが反応しアセチル硫酸が生成しており
その反応熱(約6 kcat/ )のo1 除去の為導管3から循環ポンプ4を使って、塔頂へ循環
する導管6の途中に熱交換器5を設置し冷却する。循環
液は20〜40°Cの範囲に保持するのがのぞましい。
アセチルと硫酸とが反応しアセチル硫酸が生成しており
その反応熱(約6 kcat/ )のo1 除去の為導管3から循環ポンプ4を使って、塔頂へ循環
する導管6の途中に熱交換器5を設置し冷却する。循環
液は20〜40°Cの範囲に保持するのがのぞましい。
循環液は、導管11を通してアセチル硫酸タンク12に
抜取られる。抜取られたアセチル硫酸はポンプ13を使
用して導管14で酢酸の塩素化反応へ導びかれ利用され
る。
抜取られる。抜取られたアセチル硫酸はポンプ13を使
用して導管14で酢酸の塩素化反応へ導びかれ利用され
る。
精製された塩化水素ガスは導管7を通して取り出す。精
製塩化水素ガス中の塩化アセチルは200ppm以下は
常に保持される。又、水分は全く検出さf″Lない。循
環液中のアセチル硫酸濃度を下げ几ばもつと低レベルの
塩化アセチル濃度の高品質塩化水素ガスを得る事も可能
である。
製塩化水素ガス中の塩化アセチルは200ppm以下は
常に保持される。又、水分は全く検出さf″Lない。循
環液中のアセチル硫酸濃度を下げ几ばもつと低レベルの
塩化アセチル濃度の高品質塩化水素ガスを得る事も可能
である。
(発明の効果)
本発明の精製方法により、
1)簡単な操作により、更に脱水工程を設けることなく
副生塩化水素ガスより高純度の塩化水素ガスを得る事が
できる。
副生塩化水素ガスより高純度の塩化水素ガスを得る事が
できる。
2)このため得られた塩化水素ガスはファインケミカル
分野での反応原料としても十分て使用できる。
分野での反応原料としても十分て使用できる。
3)一方、回収されたアセチル硫酸−硫酸はそのまま酢
酸の塩素化反応に触媒として直接使用することができる
。
酸の塩素化反応に触媒として直接使用することができる
。
この場合、予想しえなかったが、塩化アセチルとしての
触媒効果及びジクロル酢酸副生率の抑制の為の硫酸とし
ての助触媒効果が発揮された。
触媒効果及びジクロル酢酸副生率の抑制の為の硫酸とし
ての助触媒効果が発揮された。
以上述べた様に、本発明の方法は工業的にあるいは経済
的に填めて優れた精製方法である。
的に填めて優れた精製方法である。
(実施例)
実施例−1
60m直径 のガラスの充填塔に10mmφの磁性ラシ
ヒリングを6001の高さに充填した。
ヒリングを6001の高さに充填した。
循環液は充填塔々底部からポンプで塔頂へ50t/)I
rで循環する。新硫酸は充填塔々頂へ導入する。アセチ
ル硫酸含む循環液は、新硫酸とアセチル硫酸の増加分だ
け抜取られる。副生塩化水素ガスは充填塔々底部へ2.
5 N m”7’H1”の流量で導びかれる。
rで循環する。新硫酸は充填塔々頂へ導入する。アセチ
ル硫酸含む循環液は、新硫酸とアセチル硫酸の増加分だ
け抜取られる。副生塩化水素ガスは充填塔々底部へ2.
5 N m”7’H1”の流量で導びかれる。
この副生塩化水素ガス中の塩化アセチルは2.0容量チ
であり新硫酸を670 f/Hrで仕込み循環液中のア
セチル硫酸濃度を41係に保持した時、精製塩酸ガス中
の塩化アセチルは200ppm以下であった0 実施例−2 実施例−1と同様の装置に塩化アセチル濃度0.5容量
チの副生塩化水素ガスを2.5 N m7 Hr導入し
た。新硫酸を100 ?/Hr仕込み50L / h
rで循環した。循環液中のアセチル硫酸濃度を実施例1
と同様の方法で65チに保持した時、精製塩化水素ガス
中の塩化アセチルは200ppmであった。
であり新硫酸を670 f/Hrで仕込み循環液中のア
セチル硫酸濃度を41係に保持した時、精製塩酸ガス中
の塩化アセチルは200ppm以下であった0 実施例−2 実施例−1と同様の装置に塩化アセチル濃度0.5容量
チの副生塩化水素ガスを2.5 N m7 Hr導入し
た。新硫酸を100 ?/Hr仕込み50L / h
rで循環した。循環液中のアセチル硫酸濃度を実施例1
と同様の方法で65チに保持した時、精製塩化水素ガス
中の塩化アセチルは200ppmであった。
参考例1
酢酸の塩素化反応を下記に示す条件で実施しアセチル硫
酸を含む循環液の使用が触媒としての塩化アセチル、助
触媒としての硫酸、それぞれ効果を発揮できるものであ
る事を確認した。
酸を含む循環液の使用が触媒としての塩化アセチル、助
触媒としての硫酸、それぞれ効果を発揮できるものであ
る事を確認した。
使用したアセチル硫酸濃度は50チであった。
共通条件 反応温度 ioo℃
Ct2仕込 24 NりHr
※反応層の組成はH2SO,を除いたt a> z’
lろ。
lろ。
なお表中の記号は以下のものを示す。
八N =無水酢酸
NC:酢酸
MCA:モノクロル酢酸
AcC4:塩化アセチル
DCA ニジクロル酢酸
図−1は本発明の一実施例を示すプロセスの70−シー
トである。 図中の主な記号はそれぞれ以下のものを示す。 1、副生塩化水軍の導管 2、塩化アセチル除去(回収)塔 10、 新硫酸タンク 5、 熱交換器 12、 アセチル硫酸夕/り
トである。 図中の主な記号はそれぞれ以下のものを示す。 1、副生塩化水軍の導管 2、塩化アセチル除去(回収)塔 10、 新硫酸タンク 5、 熱交換器 12、 アセチル硫酸夕/り
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)塩化アセチルを含有する塩化水素ガスを硫酸と接触
させることを特徴とする塩化水素ガスの精製方法 2)硫酸が、65wt%以下の硫酸アセチルを含有する
硫酸である特許請求の範囲第一項記載の精製方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61192869A JPH0742085B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 塩化水素ガスの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61192869A JPH0742085B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 塩化水素ガスの精製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6350303A true JPS6350303A (ja) | 1988-03-03 |
JPH0742085B2 JPH0742085B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=16298328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61192869A Expired - Lifetime JPH0742085B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 塩化水素ガスの精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742085B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009536913A (ja) * | 2006-05-12 | 2009-10-22 | バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト | 無水塩化水素ガスを精製するための改良された方法 |
CN108484386A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-09-04 | 南通山剑石墨设备有限公司 | 氯乙酸连续化生产装置及其生产工艺 |
US10773957B2 (en) | 2015-03-30 | 2020-09-15 | Nouryon Chemicals International B.V. | Method for recovering HCI from a HCI containing gas stream |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51143596A (en) * | 1975-05-20 | 1976-12-09 | Hoechst Ag | Refinin process for crude hydrogen chloride |
-
1986
- 1986-08-20 JP JP61192869A patent/JPH0742085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51143596A (en) * | 1975-05-20 | 1976-12-09 | Hoechst Ag | Refinin process for crude hydrogen chloride |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009536913A (ja) * | 2006-05-12 | 2009-10-22 | バイエル・マテリアルサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト | 無水塩化水素ガスを精製するための改良された方法 |
US10773957B2 (en) | 2015-03-30 | 2020-09-15 | Nouryon Chemicals International B.V. | Method for recovering HCI from a HCI containing gas stream |
CN108484386A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-09-04 | 南通山剑石墨设备有限公司 | 氯乙酸连续化生产装置及其生产工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742085B2 (ja) | 1995-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SU1731041A3 (ru) | Способ получени этиленгликол | |
US4221727A (en) | Ethylene oxide recovery | |
US4349524A (en) | Process for producing purified hydrochloric acid | |
US4119705A (en) | Production of chlorine | |
IL45122A (en) | Process for the recovery of cyanuric chloride | |
CN110922292B (zh) | 一种氯甲烷的制备方法 | |
US2463453A (en) | Nitric acid concentration | |
US2312952A (en) | Method of producing chlorine | |
JPH05246927A (ja) | アクロレインの製造方法 | |
US3742016A (en) | Production and purification of acetone cyanohydrin by multiple stage distillation and condensation steps | |
JPS6350303A (ja) | 塩化水素ガスの精製方法 | |
US2169210A (en) | Recovery of olefin oxides from | |
US2421441A (en) | Purification of methyl chloride | |
US4622104A (en) | Process for the recovery of ethylene glycol in concentrated form | |
US3544274A (en) | Halogen production | |
US4045295A (en) | Purification of sulfuric acid containing acetic acid | |
US3315441A (en) | Process for separating ammonia from methyl chloride | |
US3145079A (en) | Process for the preparation of purified hydrogen bromide gas by the use of activated arbon as catalyst | |
CA1042468A (en) | Method of recovering butadiene gas from an acetoxylation process | |
US2296763A (en) | Process for the production of chlorine and metal nitrate | |
US3536754A (en) | Manufacture of oxalic acid | |
CN111018656A (zh) | 一种氯甲烷的制备方法 | |
JP2003267970A (ja) | エチレンカーボネートの製造方法 | |
US4808761A (en) | Demethanolization of aqueous CH3 OH/HCl solutions | |
KR860000556B1 (ko) | 정제염산의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |