JPS63502636A - ポリケチド抗生物質生合成用遺伝子の単離 - Google Patents
ポリケチド抗生物質生合成用遺伝子の単離Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ポリケチド抗生物質生合成用遺伝子の単離1里皇公団
本発明はポリケチド抗生物質(以下に定義)の生合成に関わる酵素をコードする
遺伝子の同定と操作、そのように同定あるいは操作された遺伝子のポリケチド抗
生物質製造における使用、およびそのように操作された遺伝子を含む微生物に関
する。
l凱■青景
ポリケチドは、特別な構造上の類似性よりむしろその生合成における類似性によ
り関係づけられるような、構造的にも機能的にも種々雑多な群の天然産物である
。ポリケチド天然産物は、ポリ−β−ケトメチレンtJf(−(CHRO)ゎ−
、ここでnは約4から20の範囲であり得る)から成る類似した基本構造に広い
意味で由来する構造を有する。ポリケチドは、この基本構造が合成される機構に
より他の天然産物と区別される。
ポリケチド径路の概略図を第1図に示す。ポリ−β−ケトメチレン鎖は“出発”
単位であるアシル−CoAエステルから合成され、それはマロニル−CoA単位
の段階的縮合とそれに伴う脱カルボキシル化段階による。アシル−CoAエステ
ルの1マロニル単位もまたポリケチドにより変わり、それはメチルマロニル基、
エチルマロニル基および他のアルキルマロニル基であり得る。
ポリケチドの生合成においては、アシル単位とマロニル単位とは多酵素複合体に
より会合すると考えられる。この複合体は一般にポリケチドシンターゼと呼ばれ
、前駆体単位を受け取り、縮合、および最終的な安定したポリケチドが形成され
遊離されるまで酵素が結合したままの中間体の他の副反応を行うものである。は
んのわずかのポリケチドシンターゼの特徴がわかっているにすぎないが、ポリケ
チドシンターゼはアシル−CoA “出発”分子の結合部位を組み込んでおり、
また縮合を行うというトランスアシラーゼ機能を有する点で類似していると考え
られている。ポリケチドシンターゼは関係がある限り9合成される特別なポリケ
チドに特異的である。
ポリケチドシンターゼは異なるアシル−CoA “出発”分子に対するその特異
性、異なるマロニル−CoA単位に対する特異性、マロニル単位が鎖に付加され
る特別な順序に対する特異性、そして基本的なポリケチド鎖の形成に関連して生
じる副反応、特に還元、置換および環化を含む副反応の存在に対する特異性にお
いて、かなりの相違を示し得る。
このような相違は1個々のポリケチドの基本的なポリケチド構造の形成に関係の
ある酵素(およびそれをコードする遺伝子)の機能上および構造上の相違に反映
するようである。
このように、ポリケチド生合成にはい(つかの共通な機械論的特徴があるが、関
係のある特別な酵素が構造的に関連しているという証拠はない。
放線菌のメンバー、特にストレプトミセス属(8μmゆjμ狙)の細菌により産
生される抗生物質のいくつかのファミリーは天然産物であるポリケチド群に属す
る。ポリケチド抗生物質には、テトラサイクリン類(例えば、オキシテトラサイ
クリン)、アントラサイクリン類(例えば、ダウノルビシン)。
マクロリド類(例えば7エリスロマイシン)、ポリエン頚(例えば、アンホテリ
シンB)、ポリエーテル類(例えば、モネンシン)、アンサマイシン類(例えば
、リファマイシン)。
イソクロマネキノン類(例えば、アクチノルホジン)、アベルメクチン類および
ミルベマイシン類がある(“EconomicMicrobiology″、
Vow、 3. ”5econdary Products of Metab
olism”。
Ed、Rose+ A、H1+1979+ 八cademic Press+
pages 355−382 ; Cane+D、E、 and Liang、
T−C,、(1983) J、 Am、 Chem、 Soc、 105 :
4110−4112 、およびHopwood、 D、八、、 Malpar
tida、 F、、 Keiser、 H,M、。
Ikeda、 H,、Duncan+ J、+ Fujii、 1.、 Rud
d、 B、A、M、、 Floss。
H,G、 and Omura、 S、 (1985) Nature 314
: 642−644) 、第2図は異なるファミリーのい(つかのポリケチド
抗生物質の構造を示しているが、これかられかるように、ポリケチド抗生物質は
構造的に種々雑多である。ポリケチド抗生物質は殺菌薬、殺真菌薬、抗線虫薬、
殺虫薬および細胞毒性薬を含む機能的に異なる群を意味する。これらの抗生物質
はポリケチド径路(上記参照、第1図)により合成されると考えられる。
ボリケチド抗生物質の生合成では共通なあるいは構造上関連のある前駆体が使用
されるが、酵素あるいは共通の中間体の同定からはその生合成が共通の径路をと
ることは詳細にはわかっていない。
このようなポリケチド抗生物質のin vivoでの合成には多くの段階があり
、各段階は1酵素により行われる。特定の抗生物質の生合成に関わる酵素をコー
ドする遺伝子をその抗生物質に対する生合成遺伝子と称する。生合成遺伝子には
また。
特定の生合成段階を担う酵素をコードしないが他の生合成遺伝子の発現の制御に
何らかの形で関係のある酵素も含まれる。
抗生物質をin vivoで合成するには、生合成酵素をコードする遺伝子の他
にこれら制御遺伝子が必要である。
生合成径路における酵素段階の順序を確かめるために一般にとられている方法は
“共同合成(cosynthesis)”として知られている。抗生物質の合成
に適用されるこの方法には1問題の抗生物質を通常産生ずる微生物の多くの抗生
物質非産生変異体を単離することが含まれる。
段階の順序は、径路の異なる段階でブロックされた変異体を配列することにより
決定する。ブロックされた変異体の順序は交叉相補性検定により決めるが、ここ
では径路の後期でブロックされた変異体は初期でブロックされた変異体に生合成
の前駆体を供給し、こうして初期でブロックされた変異体の抗生物質産生を補充
する。
段階の順序が一端確立すれば、遺伝地図作成技術を用いて生合成径路に関係のあ
る遺伝子の位置決めを行うことができる。次いで組換えDNA技術により遺伝子
を単離することができる。
しかし、生合成径路を調べるこれらの方法は非常に時間がかかり、また径路の明
白な説明あるいは遺伝子の正確な位置が得られない可能性がある。
ポリケチド抗生物質の生合成径路の説明の1例はRuddおよびHopwood
(Rudd、 B、A、M、 and Hopwood、 D、A、+ (1
979) J。
Gen、 Microbiol、 114 : 35−43)によりなされてい
るが、彼らはストレプトミセス コエリカラ−(Stre tom ces c
oelicolor)A3 (2)におけるアクチノルホジン生合成の遺伝学を
解説している。
この参考文献はまた。アクチノルホジン合成のための遺伝子が細菌の染色体DN
A上で群を成していることを示している。
また、他の抗生物質の生合成のための遺伝子も群を成していることが2例えば、
Ghisalba等によりBiochemistry of Industr
ialAntibiotics、 Ed、 Van Damme、 Ej、 D
ekker、 N、Y、 1984で(ノルカーブイア(Norcard ia
)におけるリフ7フイシン) 、 Rhodeset al、(1984)、
J、 Gen、 Microbiol、 124 : 329で(ストレプトミ
セス リモサム(S、rimosus)におけるオキシテトラサイクリン) 、
Rudd and )!opwood (1980) J、 Gen、 Mi
crobiol。
計、 verbal communication to the 6th I
nternational Symposiumon the Biology
of Actinomycetes 1985で(ストレプトミセス ベヌツ
ェラエ(S、venuzuelae)におけるクロラムフェニコール)、示され
ている。
抗生物質の生合成に関わる遺伝子を単離するためにいくつかの方法が提案されて
いる。1法には“相補性”として知られる技術があり、これには野生型DNAの
断片をとりこれら断片を用いてブロックされた変異体におけるポリヶチド抗生物
質の合成を回復させる試みが含まれる。この方法には、抗生物質非産生変異体の
単離が必要である。
この方法はMalpartidaとHopwood (Malpartida
and Hopwood。
D、A、、 (1984) Nature 309 : 462−464)によ
り例証されており。
彼らは、単純な一次代謝物から抗生物質アクチノルボジンを合成するのに必要な
完全な遺伝情報を有する。ストレプトミセス コエリカラ−(S、coelic
olor) DNAの巨大(33kb)隣接区分の単離について報告しており、
DNAのこのような区分を抗生物質生合成遺伝子群と呼んでいる。
抗生物質の生合成に関わる遺伝子を単離するための他の方法には、ポリケチド抗
生物質を産生ずる微生物がらその微生物にポリケチド抗生物質耐性を付与する遺
伝子をクローニングすることが含まれる。このような耐性遺伝子は、ポリヶチド
抗生物質がそれを産生ずる微生物にとって他の方法で致死的である場合に存在す
るにちがいない。この方法は、いくつかの場合において抗生物質耐性遺伝子が染
色体上で生合成遺伝子に密接に位置付けられている(連関している)ことがゎか
っているという知識に基づいている。従って、耐性遺伝子周辺の領域をクローニ
ングすることにより9群を成している抗生物質生合成遺伝子をクローン化するこ
とができる。この方法は、 5tanzak et al、 (1985) B
iotechnology 4 : 229−232により、ストレプトミセス
エリスレウス(S、肛エサμ匹」−からのエリスロマイシン生合成群のクロー
ニングで例証されている。
抗生物質の生合成をコードする遺伝子(生合成群)が一端同定されクローン化さ
れれば、天然には抗生物質を産生じないストレプトミセス(Stre tom
ces)の適当な菌株にこれら遺伝子を導入し2通常非産生の細菌でこの生合成
遺伝子を発現させて抗生物質を産生ずることができる。これはMalparti
daとHopwood (1984)により報告されているが、彼らは通常はア
クチノルホジンを産生しないストレプトミセス パルプラス(針匹■竺圧照 匹
■蛙旦)のある菌株においてこの抗生物質を産生させている。さらに、様々な産
生性のストレプトミセス(Stre tom ces)菌株をアクチノルホジン
の生合成に関わる遺伝千金であるいはそのいくつかを用いて形質転換することに
より、メデルマイシン、グラナタシンおよびアクチノルホジンのハイブリッド抗
生物質を産生できることが報告されている。
発囲■且斐
本発明の目的はポリケチド抗生物質の生合成に関係のある遺伝子を単離するため
の新規な方法を提供することにある。
この方法は個々の生合成遺伝子の単離あるいはポリケチド抗生物質生合成遺伝子
群の単離に適用できる。本性は特に、ポリケチド抗生物質の生合成の初期段階に
関わる遺伝子の単離に適している。
本発明の他の目的は、ここで述べる方法で単離される生合成遺伝子や遺伝子群を
用いて、天然にはポリケチド抗生物質を産生じないストレプトミセス属(鉦匹■
姐匹弦)のある菌株においてポリケチド抗生物質を産生ずる方法を提供すること
にある。この方法には、単離した遺伝子または遺伝子群を含むDNA断片を適当
な非産生性のストレプトミセス(旦尿■と肚並旦宿主株に導入することが含まれ
、ここで導入された生合成遺伝子が発現され、所望のポリケチド抗生物質が産生
される。
本発明のさらに他の目的は、単離されたポリケチド抗生物質生合成遺伝子や遺伝
子群を含むDNA断片、これら断片と遺伝子を含むDNAベクター、およびこれ
らベクターとDNA断片を含む菌株を提供することにある。
従って本発明は第一の観点では、第一のポリケチド抗生物質の生合成に関係のあ
る遺伝子を単離する方法を提供し、この方法は以下の工程を包含する:a)各ク
ローンが該第−のポリケチド抗生物質を産生ずる微生物由来のDNA断片を含む
ようなりローンライブラリーを調製すること;b)該クローンライブラリーを、
第二のポリケチド抗生物質の生合成に関係のある遺伝子の少なくとも一部の核酸
配列を有する核酸プローブ分子とのハイブリダイゼーションで選別すること;お
よびC)該核酸プローブ分子とハイブリダイズするクローンを選択することによ
り、該第−のポリケチド抗生物質の生合成に関係のある該遺伝子を含有するDN
A断片を含むクローンを単離すること。
抗生物質生合成遺伝子のハイブリダイゼーションプローブとハイブリダイズする
ことがわかっているクローンに含まれるDNA断片は2次に、このクローンライ
ブラリーをさらにプロービングするために、あるいは第二のクローンライブラリ
ーをプロービングするために使用することができる。このように単離されたハイ
ブリダイズするクローン由来のDNA断片。
あるいはこのような単離断片の組合せは1次に、正常にはポリケチド抗生物質を
産生じないストレプトミセス(Stre tom ces)株において所望のポ
リケチド抗生物質を直接合成する能力について試験することができる。このよう
な手順に従って、非産生の菌株でポリケチド抗生物質を合成するために必要な全
ての遺伝子を単離しクローン化することができる。
第一のポリケチド抗生物質を産生ずる微生物由来のDNAを含む単離DNAの断
片はまた。他のポリケチド抗生物質について本発明の方法を実施するのに使用で
きる。これらの断片は特に、第一のポリケチド抗生物質と構造上類似しているポ
リケチド抗生物質に対する生合成遺伝子や遺伝子群を単離するクローンライブラ
リーまたはクローンバンクは、好ましくはバクテリオファージ、プラスミド、あ
るいは最も好ましくはコスミソドのクローンのライブラリーを含む。クローンラ
イブラリー用のDNA源は、第一のポリケチド抗生物質の産生株である微生物に
由来する染色体、プラスミドまたはプロファージのDNAを含むであろう。
クローンライブラリーを構築する微生物は、第一のポリケチド抗生物質産生用の
生合成遺伝子を保持するものである。
微生物は真菌あるいは細菌が可能であり、好ましくは放線菌。
特に好ましくはストレプトミセス属(S二狙順ジtces )の細菌である。
本性で用いるハイブリダイゼーションプローブは核酸配列を含有し、そして好ま
しくはDNAを含有する。
本発明の単離法を行う際、特にコスミフドライブラリーを選別する場合、多(の
かなり大きな染色体断片が同定されるであろう。これら巨大断片はある場合には
、ポリケチド抗生物質の合成に関係のある遺伝子ばかりではな(、抗生物質の合
成に必須でない遺伝子や他のDNA配列をも含む可能性がある。このような場合
、この巨大なりローン化断片から抗生物質の合成に必須でない領域を欠失させる
ことが望ましいであろう。生合成遺伝子群の単離においては、ポリケチド抗生物
質の合成に必要な遺伝子は染色体の隣接領域にわたる2つ以上のDNA断片上に
見い出されるのが実情であろう。この場合。
隣接断片を互いに連結して、必要な生合成遺伝子の全てを含む単一のDNA断片
を構築することが望ましいであろう。また。
このような混成りNA断片から必須でない領域を欠失させることが望ましいであ
ろう。
1つの特別な実施態様では2本発明の単離法は、第二のポリケチド抗生物質の初
期の生合成段階に関係のある遺伝子の少なくとも一部の核酸配列を含有するハイ
ブリダイゼーションプローブを使用する。
他の特別な実施態様では2本発明の単離法は、アクチノルホジンの生合成に関係
のある遺伝子の少なくとも一部の核酸配列を含有するハイブリダイゼーションプ
ローブ、特にアクチノルホジン遺伝子Iまたはアクチノルホジン遺伝子Hの少な
くとも一部の核酸配列を含有するプローブを使用する。
さらに他の特別な実施態様では1本発明の単離法は、ミルベマイシンの生合成に
関係のある遺伝子の少なくとも一部の核酸配列を含有するハイブリダイゼーショ
ンプローブ、特にミルベマイシン遺伝子Iまたはミルベマイシン遺伝子■の少な
くとも一部の核酸配列を含有するプローブを使用する。
本発明はまた。第二の観点として、天然では非産生性のストレプトミセス属(鉦
匹且亜Les)のある菌株において第一のポリケチド抗生物質を産生ずる方法を
提供し、この方法は以下の工程aおよびbを包含する:
a、該第−のポリケチド抗生物質を産生ずるストレプトミセスIX (Stre
tom ces)のある菌株から、該第−のポリケチド抗生物質の群を成して
いる生合成遺伝子を含有するDNA断片を単離する工程であって、以下の工程1
=viを包含する工程:
i、各クローンが該第−のポリケチド抗生物質を産生ずる微生物由来のDNA断
片を含むようなりローンライブラリーを8周製すること;
ii、該クローンライブラリーを2%二のポリケチド抗生物質の生合成に関係の
ある遺伝子の少なくとも一部の核酸配列を有する核酸プローブ分子とのハイブリ
ダイゼーションで選選択することにより、該第−のポリケチド抗生物質の生合成
遺伝子群の少なくとも一部を有する第一のDNA断片を含むクローンを単離する
こと;
iv、該第−のポリケチド抗生物質の生合成遺伝子群の少なくとも一部を有する
該第−の選択されたDNA断片を、該非産生性のストレプトミセス(Stre
tom ces)株において該第−のポリケチド抗生物質を直接合成する能力に
ついて試験すること;
■、該第−の選択されたDNA断片の右末端あるいは左末端の領域を有する核酸
プローブを用いて、該クローンライブラリーあるいは第二のクローンライブラリ
ーを再選別すること;vi、該第−の選択されたDNA断片の右末端あるいは左
末端の領域とハイブリダイズするクローンを選択して、該第−の選択されたクロ
ーンの右側あるいは左側の染色体DNA配列を有する第二のDNA断片を含むク
ローンを単離すること;vii、Fj第二の選択されたDNA断片およびそれに
続いて選択されるDNA断片を用いて該試験、再選別および選択の工程を繰り返
し、該試験工程で該非産生性のストレプトミセス(鉦匹■虹Ie s )株にお
ける該第−のポリケチド抗生物質の産生により確認されるような、該第−のポリ
ケチド抗生物質の群を成す生合成遺伝子を有する該DNA断片が単離されるまで
行うこと;および
す、該生合成遺伝子群を含む該クローン化断片を該非産生性のストレプトミセス
(Stre tom c、es)菌株に導入して、該非産生性のストレプトミセ
ス(里匹匹叩圧照)株において該ポリケチド抗生物質を産生ずる工程。
本性は9本発明の単離法で得られる生合成遺伝子や遺伝子群を含むDNA断片を
使用する。本発明の繰り返し技法を適用することにより、ポリケチド抗生物質の
完全な生合成遺伝子群を含むDNA断片を単離し非産生性の特に琢大して、ポリ
ケチド抗生物質の合成を行うことができる。
本性での使用に適切な細菌宿主は、天然には所望のポリケチド抗生物質を産生じ
ないストレプトミセス属(鉦匹肛姐践且)の菌株である。適切な宿主株は、ポリ
ケチド抗生物質合成に必要な生化学的前駆体1例えば、適当なアシル−CoA前
駆体およびマロニル−CoA前駆体を合成し、しかも形質転換可能なものである
。本性では特に、ストレプトミセス リビダンス(Stre tom ces
1ividans) 、ストレプトミセス アンボファシエンス(倶り狙頴ジニ
牡 ambofaciens) 、 ストレプトミセス コエリカラ−(Str
e tom ces coelicolor) 、ストレプトミセス アベルミ
チリス(Stre tom ces avermitils)およびストレプト
ミセス パルプラス(Stre tom ces H■旦旦)の株が有用である
と思われる。合成しようとする特別なポリケチド抗生物質に従って2本法では異
なるストレプトミセス(Stre tom五es)宿主株が多少好んで使用され
よう。
本発明のポリケチド抗生物質産生法の1つの特別な実施態様にはミルベマイシン
の産生が含まれ、これは特に、ミルベマイシン生合成遺伝子群を、より特別には
DNA断片MCまたは断片MCに機能的に等価なりNA断片をストレプトミセス
(旦■■虹myces)のミルベマイシン非産生株に導入することによる。この
実施態 様ではストレプトミセス リビダンス(鉦匹配y1ividans)が
適当な宿主株と考えられる。
本抗生物質産生法の他の特別な実施態様には、適当な宿主細菌におけるアベルメ
クチンの産生がある。
本発明は他の観点では、ポリケチド抗生物質の産生に十分な生合成遺伝子を含み
ポリケチド抗生物質生合成アクチベーター遺伝子を欠くようなストレプトミセス
属(Stre tom ces)のある菌株においてポリケチド抗生物質生合成
遺伝子群の発現を活性化する方法を提供し、この方法は該菌株にミルベマイシン
遺伝子■を含有するDNA断片を導入することを包含する。
特に、特別な1実施態様においては、ポリケチド抗生物質合成の発現を活性化す
るこの方法は、アクチノルホジン、ミルベマイシンおよびアベルメクチンの合成
、特にストレプトミセス リビダンス(Stre tom ces 1ivid
ans) + ストレプトミセス コエリカラー(Stre tom ces
coelicolor)およびストレプトミセス アベルミチリス(Stre
tom ces aver−mitils)の株におけるこれら抗生物質の1つ
の生合成に適用できると考えられる。
また2本法は、天然にポリケチド抗生物質を産生ずる株にミルベマイシン遺伝子
■を導入することによりポリケチド抗生物質の産生レベルを増強するためにも使
用することができると考えられる。
本発明はさらに他の観点では1本発明の方法で有用なりNA断片およびこれら断
片を含むベクターを提供する。特に、ベクターとしては、実質的にミルベマイシ
ン生合成遺伝子群から成るDNA断片を含有するものが提供され、好ましくは該
DNA断片は断片MCである。ミルベマイシン生合成遺伝子をコードするDNA
配列から実質的に成るDNA分子を含有するベクターもまた提供され、これには
ミルベマイシン遺伝子I、ミルベマイシン遺伝子■およびミルベマイシン遺伝子
■をコードするものが含まれる。DNAの断片1.断片2.断片3.断片4゜断
片5.断片6.断片7.断片8a、断片8b、断片10.断片12.断片14.
断片16.断片62および断片64であるDNA分子を含有するベクターも提供
される。ここで提供されるベクターおよびDNA断片はハイブリダイゼーション
プローブとじて有用であり、あるいはある場合には適当な宿主細菌に導入してポ
リケチド抗生物質の合成を行うかまたは宿主株で天然に産生されるポリケチド抗
生物質の修飾を行うために有用である。
本発明で提供されるハイブリダイゼーションプローブに関しては、同定された特
異断片に加えて、ハイブリダイゼーションプローブとしてこの同定された特異D
NA断片と機能的に等価な断片もまた本発明の一部であるとする。これには、実
質的にここで同定される断片の配列から成るハイブリダイゼーションプローブ、
およびその配列がここで同定される断片の配列に由来するハイブリダイゼーショ
ンプローブが含まれる。
本発明はまた。第一のポリケチド抗生物質合成のための遺伝子群の構造を研究す
る方法を提供し、この方法は以下の工程を包含する:
a)ポリケチド抗生物質を合成できる微生物に、未形質転換微生物にとって致死
的な抗生物質に対する耐性のような選択可能なマーカーを有し、付着部位を持た
ないファージベクターを感染させる工程であって、該ファージベクターがその抗
生物質耐性遺伝子に隣接して挿入された形で第一のポリケチド抗生物質の生合成
に関係があると思われる遺伝子断片を有する工程;
b)このような形成された溶源菌を、致死抗生物質を含む培地で反復増殖させる
ことにより選択する工程;およびC)選択された微生物を第一のポリケチド抗生
物質産生で選別する工程。
これに似た方法はすでにChaterおよびBruton (Chater、
K。
F、 and Bruton、 C,J、 (1983) Gene 26 :
67−78)により記載されている。しかし7本研究方法で得た結果はCha
terとBrutonが示した結果と意外にも驚くほど異なっている。
Cha terとBrutonにより示されるような予期した結果は、ファージ
に挿入される遺伝子断片の位置に依存するものである。
断片が染色体の転写単位内にあれば、相同組み換えによりファージDNAが染色
体DNAに組み込まれるような形質転換体において、転写の破壊が生じ、よ7っ
て抗生物質の産生は観察されないであろうと予期された。反対に、断片が完全な
転写単位を含み、ただし他の転写単位の他の部分は含まないような場合は、転写
の破壊は考えられなかった。
上記研究方法を行うことにより、驚くべきことに、遺伝子断片が完全な転写単位
を含有するしないにかかわらず抗生物質の産生は停止される可能性があることが
わかった。さらに。
ある場合では、抗生物質の産生が停止されるか否かは染色体DNAにおける挿入
ファージDNAの方向性に依る。このことは。
ChaterとBru tonが行った研究から予期されたことではない。
この予期に反した結果となって研究は、致死抗生物質を含む培地での増殖中、抗
生物質耐性遺伝子の下流のDNAの欠失が生じることを示している。この欠失に
より、ファージDNAと挿入遺伝子断片の二重コピーばかりでなく、染色体DN
Aのいくつかもまた除去される。
遺伝子断片が抗生物質生合成遺伝子群の中心近くに位置する場合は、いずれの方
向の欠失でも抗生物質の合成が破壊されるようであり、従って大部分の形質転換
体で抗生物質の産生は観察されないであろう。遺伝子断片が断片群の外側に位置
する場合は、いずれの方向の欠失も抗生物質の産生に影響をおよぼすことはない
ようである。
遺伝子断片が遺伝子群の末端近くに位置する場合は、ある1方向の欠失を有する
形質転換体は抗生物質の産生に影響しないようであり、これは欠失が遺伝子群の
外側で生じるからであろう。しかし、他方向の欠失を有する形質転換体では遺伝
子群内で生じる欠失により抗生物質の産生が破壊されるかもしれない。
従って、上記研究方法は、クローン化遺伝子断片が所望の遺伝子群内に実際に存
在するか否かを決定するために、また遺伝子群の範囲を限定するために使用する
ことができる。
本発明はまたそのあらゆる観点において、当業者にとって以下のことを可能にす
る:抗生物質の産生の改善をもたらすであろう、あらゆる特別なポリケチド抗生
物質の生合成の研究を行うこと;ある微生物の遺伝子の使用が他の微生物におけ
るポリケチド抗生物質の生合成におよぼす効果を研究すること;あるいは異なる
微生物から単離した遺伝子または遺伝子の部分の組合せをある微生物に挿入する
ことにより新規なポリケチド抗生物質を産生ずること。あるいはまた、新規なボ
リケヂド抗生物質は、従来のDNA技術を用いて単離遺伝子に変異を生じること
によりあるいは様々な遺伝子の部分を組み換えることにより、そして操作した遺
伝子を微生物に挿入して産生ずることができよう。
E−面91浬ス裁馴−
第1図はポリケチド径路の概略図である。
第2図は4つの代表的なポリケチド抗生物質の構造式を示す。
第3図はプラスミドpIJ2303. pIJ2305およびplJ2308に
挿入されたストレプトミセス アベルミチリス(SLavermitils)D
NA断片の制限酵素地図を示す。これら挿入物におけるあるアクチノホジン遺伝
子の位置もまた示す(Malpartida andHopwood、 198
6)。
ストレプトミセス(鉦匹匹亜匹見)肚、 B41−146の全染色体DNAのP
stl消化物のプローブとしてpIJ2305断片を用いたサザンハイブリダイ
ゼーション実験の結果を示す。
第5図はベクターplJ610の制限地図を示す。
第6図は断片8a、 8bおよび10の制限地図と相対的な配列を示す。断片1
,2,3.4,5,6.7.14および16の位置も示す。
第7図はベクターplJ922にクローン83挿入物を移す概要を示す。
第8図は断片8a、 62および64の制限地図と相対的な配列を示す。
第9図はファージベクターpPOD9の制限地図を示す。
第10図はストレプトミセス(鉦匹匹竺バ亜) sp、 B41−146染色体
へのpPODllの理論上の挿入を、実際の1挿入例の構造と比較して示す。
第11図はストレプトミセス(銹m■) sp、 B41−146染色体へのp
POD12の理論上の挿入を、実際の1挿入例の構造と比較して示す。
第12図はストレプトミセス(Stre tom ces) sp、 B41−
146染色体へのpPOD1071の理論上の挿入を、実際の1挿入例の構造と
比較して示す。
第13図はストレプトミセス(針匹匹聾践競) sp、 B41−146染色体
へのpPOD1072の理論上の挿入を、実際の1挿入例の構造と比較して示す
。
主班■鎧且f止匪
本発明は、構造的に類似している縮合酵素がポリケチド抗生物質の生合成の少な
くとも初期段階に関わっているという仮定、および個々のポリケチド抗生物質の
生合成に必要ないくつかの遺伝子はそのポリケチド抗生物質を産生ずる微生物の
DNAにおいて群を成しているという仮定に基づいている。
ポリケチド天然産物の群はそれらが−in vivoで合成される生合成径路に
おける全体的な類似性により定義され、また類似の前駆体が基本的なポリケチド
鎖の合成に関わっているらしい。しかし、一般にポリケチド類間には、特に様々
なポリケチド抗生物質問には、かなり構造上の多様性がある。ポリケチド抗生物
質のこの構造上の多様性はその生合成径路における相違を反映している。安定化
したポリケチド核の主な構造上の変化は、基本的なポリケチド鎖のその後の酵素
的修飾によるばかりでなく、はとんどの場合また。基本的なポリケチド鎖の合成
に直接関係のある様々な酵素活性にもよって生じる。
どんなポリケチド抗生物質でもその生合成に関係のある酵素のどれかが他のポリ
ケチド抗生物質の生合成に関わる酵素と機能的あるいは構造的に類似していると
いうことは実証されていない。異なるポリケチド抗生物質の生合成に関連する酵
素のタンパク配列あるいは遺伝子コード配列に何らかの構造的類似性があること
は、 TIiかにまだ示されていない。
さらに、他のポリケチド天然産物の生合成で働く縮合酵素や他の酵素がポリケチ
ド抗生物質合成の酵素に機能的にも類似していることがわかっており、これは例
えば、脂肪酸の生合成の場合を含め多くのポリケチド類の生合成の初期段階が機
能的に従って可能性として構造的にも類似した酵素により行われるであろうこと
を示唆している。
本研究の重要な観点は、あるポリケチド抗生物質の生合成に関係のある遺伝子(
または遺伝子の部分)をコードするDNA断片が第二のポリケチド抗生物質の生
合成に関係のある遺伝子(または遺伝子の部分)をコードするDNAとハイブリ
ダイズすることを実証することにある。ここでは、構造的に類似しておらず、ま
たポリケチド抗生物質の2種の異なるファミリーの代表である2つのポリケチド
について、このことを実証している。特に、アクチノルホジン生合成遺伝子を含
むDNA断片が抗線虫薬ポリケチド抗生物質であるミルベマイシンを産生ずるス
トレプトミセス(Stre ton ces)株、ストレプトミセス(Stre
ptomyces) 肚、 B41−146のDNA断片に特異的にハイブリダ
イズすることを実証する(第4図)。アクチノルホジン生合成遺伝子である遺伝
子■および遺伝子■と、ミルベマイシンの生合成に関係のある遺伝子を含むこと
がわかっているストレプトミセス(Stre tom ces) ■、 B41
−146のDNA断片とのDNAハイブリダイゼーションを示す。
上述の理由により、あるポリケチド抗生物質の生合成遺伝子を含むDNA断片を
、それと構造的に関連のないポリケチド抗生物質の生合成遺伝子を含むプローブ
とのハイブリダイゼーションにより同定できるという事実は驚くべきことであり
しかも予期されないことである。ハイブリダイズする配列は同定されないであろ
う、あるいはより可能性があることとして、そのように同定されるハイブリダイ
ズする配列があったとしてもそれは所望のポリケチド抗生物質の生合成に特異的
に関連しないであろうと予期されたであろう。
アクチノルホジン遺伝子Iおよび遺伝子■はアクチノルホジンの生合成径路の最
も初期の段階でブロックされることがわかっている(Malpartidaおよ
びHopwood、 1986) 、これらの遺伝子はアクチノルホジンポリケ
チドシンターゼに関連し類似性から、act遺伝子Iとハイブリダイズする特別
なストレプトミセス(Stre tom ces) 丘、 B41−146 D
NAをミルベマイシン遺伝子Iと称し、またact遺伝子■とハイブリダイズす
るものをミルベマイシン遺伝子■と呼ぶ。またこれらアクチノルホジン遺伝子と
の類似性から、ミルベマイシン遺伝子Iおよびミルベマイシン遺伝子■はミルベ
マイシンの生合成の初期段階に関連し、おそらくミルベマイシンポリケチドシン
ターゼに関連すると考えられる。
アクチノルホジン遺伝子は実際に、ストレプトミセス(鉦匹旦虹−匹旦の−u、
B41−146クローン化DNAのライブラリーのハイブリダイゼーションスク
リーンにおいてプローブとして用いた。act遺伝遺伝子リプローブいたハイブ
リダイゼーションスクリーンによりいくつかのDNA断片(断片8a、 8bお
よび10゜第6図)が単離された。制限酵素地図作成により、これらB41−1
46 DNA断片は互いに重なり合っており、約48kbの長い連続領域にわた
っていることが示された。この領域内でのact遺伝子■プローブハイブリダイ
ゼーションは、断片4の番号を付けた1、6kbのBamHI制限断片に局在し
た。act遺伝遺伝子リプローブた断片1,2および3にもハイブリダイズし、
これら断片はいずれも断片4の配列を含んでいる。同様の技法により+ act
遺伝子■プローブハイブリダイゼーションはクローン化B41−146 DNA
内において断片8a、 8b、5. 6および7に局在した。断片10はact
遺伝遺伝子列配列イブリダイズしなかった。両方のactプローブにハイブリダ
イズする領域は断片8a上に含まれている。
表1は相補性実験の結果を示しており、ここではact遺伝子■とact遺伝子
■の配列にハイブリダイズした配列を含むB41−146断片が、act遺伝子
■がブロックされたストレプトミセス コエリカラー(S、coelicolo
r)変異体(TM01)あるいはact遺伝子■がブロックされたストレプトミ
セス コエリカラー(S、coelicolor)変異体(TM01)に導入さ
れた。
表1かられかるように、 B41−146断片は、act遺伝子Iとact遺伝
子■の両方を機能的に相補するらしいDNA配列、およびアクチノルホジン遺伝
子プローブとのハイブリダイゼーションを示すそれら領域に対応する相補配列を
含む。しかし、 TK17変異体の表現型は漏出型であることから2表1の結果
の解釈は複雑である。
ハイブリダイゼーション実験で単離されたB41−146断片の特徴付けの一部
として、単離DNAの副断片をストレプトミセス リビダンス(3エ 1ivi
dans)に導入した。このストレプトミセス(Stre tom ces)種
はアクチノルホジン産生のための遺伝子を含むが2通常はこのポリヶチド抗生物
質を産生じない。ストレプトミセス リビダンス(S、1ividans) D
NAにおけるアクチノルホジン遺伝子の存在は、アクチノルホジンを産生ずる個
々のものの小さな(通常1%より少ない)ストレプトミセス リビダンス(S、
1ividans)集団におけるその存在により確かめられている。これら個々
のものは天然の変異体であるらしい。
B41−146断片7をいずれかの方向で挿入するか、あるいは断片12をある
一方向で挿入した場合、全ての形質転換されたストレプトミセス リビダンス(
SLlividans)はアクチノルホジンを産生ずることがわかった。従って
、 B41−146 DNA断片はポリケチド抗生物質アクチノルホジンの合成
を活性化する配列を含む。また断片7は、ストレプトミセス コエリカラ−(S
、coelicolor) act遺伝遺伝子子異を機能的に相補する配列すな
わち遺伝子を含むことも実証された。act遺伝遺伝子子クチノルホジン生合成
の制御に関係があると考えられる。act遺伝遺伝子子能的に相補するB41−
146 DNA配列はミルベマイシン遺伝子■と呼ばれ、これは類似性からミル
ベマイシン生合成の制御に関係すると予期される。断片7はact遺伝遺伝子列
配列ハイブリダイゼーションを示さず、よってアクチノルホジン制御遺伝子と構
造的に類似していない。
actIIはまた形質転換されたストレプトミセス リビダンス(S、1ivi
dans)においてアクチノルホジン産生を活性化する。Horinouchi
and Beppu (1984) Agric、 Biol、 Chem、
48 :2131−2133は、A−因子の生合成を調節しまた赤色素、アク
チノルホジンおよびプロジギオシンの産生を調節する制御遺伝子afsBの単離
を報告している。現在のところ、 afsBがact遺伝遺伝子子いはミルベマ
イシン遺伝子Hのいずれかを等価であるという示唆はない。
ストレプトミセス(Stre tom ces)の多くの菌株はポリヶチド抗生
物質産生を含め二次的な代謝物産生のためのサイレント生合成遺伝子を含んでい
るのが実情であろう。ミルベマイシン遺伝子■配列およびそれを含む断片は、ス
トレプトミセス リビダンス(S、1ividans)のような菌株においてポ
リケチド抗生物質生合成のこのようなサイレント遺伝子を活性化するのに有用で
あり、また他のストレプトミセス(針■蛙と胆浅旦9一種にも広く適用できよう
。ミルベマイシン遺伝子■配列はまた 、天然に抗生物質を産生ずるストレプト
ミセス(Stre tom ces)株においてポリケチド抗生物質の産生レベ
ルを上げるのにも有用であろう。
ミルベマイシン遺伝子■配列が断片8aのはるが右側末端に存在することから、
ミルベマイシンの生合成に関連する他の遺伝子はB41−146染色体において
断片8aにわたる領域の右側に隣接する領域に見い出され得るであろうと示唆さ
れる。この隣接染色体DNAを単離しクローニングするために、 8aのはるか
右末゛端にある副断片(断片14)を841−146 DNAの第二のクローン
ライブラリーに対するハイブリダイゼーションプローブとして用いるために選択
した。このハイブリダイゼーションスクリーンで、断片8aの末端から右側方向
に伸びる単離物を含む2つのクローンを選択した。これら断片を62および64
と呼び、第8図に断片8aおよび10と比較して示す。同様の技法を用いて所望
断片から左側方向に伸びるDNA配列を単離することができる。このような技法
の適用は染色体“ウオーキングと呼ばれている。
断片10.8b、 8a、 62および64は約62kb長の染色体領域を限定
しこれに及んでいる。この領域はミルベマイシン産生のための完全な生合成遺伝
子群を含むと考えられる。混成断片である断片FICは、適当な制限酵素切断、
連結、および従来のDNA華離法によるあらゆる中間DNA断片および所望MC
断片の単離により構築できる。断片FICはDNAの62kbにわたる。しかし
。
完全な生合成遺伝子群がクローン化されている他のポリケチド抗生物質との類似
性から、ミルベマイシン遺伝子群はDNAにおいて約30から40kbの間の大
きさの範囲にあるにちがいない。従って断片MCはミルベマイシン生合成遺伝子
群の他に生合成に関係のない他の遺伝子を含むようである。ミルベマイシン遺伝
子1. IIおよび■領域の地図上の位置によれば、ミルベマイシン産生に必須
でないDNA領域は断片肛の左側末端にあるようである。ミルベマイシン生合成
に必須である領域の概略は、断片MCの左端あるいは右端の配列を繰り返し除去
するとともに、得られたより短いDNA断片が天然でミルベマイシンを産生じな
い細菌宿主(例えば、ストレプトミセスリビダンス(S、l1vidans)
)においてミルベマイシンを直接合成できるかどうかを中間検定することにより
、描くことができる。断片MC,およびこれに由来しミルベマイシン産生のため
の完全な生合成遺伝子群を含むという点で断片MCと機能上実質的に等価である
断片は、ストレプトミセス(Stre tom ces)のミルベマイシン非産
生株においてミルベマイシンを産生ずるためのここで述べる方法において有用で
ある。
すでにChater and Burton、 (1983) Gene 26
: 67−78により記述されている挿入不活化技術を用いて、ミルベマイシ
ン生合成遺伝子群をさらに特徴付けることを試みた。しかしこの実験の結果は、
予期に反し、 ChaterとBurtonが述べているものと異なっていた。
末法では、クローン化DNA断片と付着部位が欠失してしまっている不完全な0
C31ベクターに挿入している。惑染株の染色体のファージ挿入は、挿入される
クローン化DNAにより仲介される相同性組み換えを通して起こる。組み換えは
クローン化DNAにハイブリダイズする染色体配列で生じる。理論的には、クロ
ーン化DNAが転写単位の内部にある(すなわち、転写単位の5゛末端の配列も
3′末端の配列も含まない)場合に、ファージ挿入により遺伝子発現の破壊が生
じるだけである。しかし、ここで述べるDNA断片と菌株を用いることにより、
ファージ挿入はほとんどの場合遺伝子発現の破壊を誘導することがわかった。こ
のことは、完全な転写単位を含むと考えられる。例えば、断片4のようなりロー
ン化DNA断片でも観察された。この技術はファージDNAと染色体DNAの両
方の欠失を導くことがわかった。従って。
この技術はミルベマイシン非産生変異体を作る方法であることが判明した。これ
ら実験の結果は、これと一致して、断片MCのクローン化B41−146 DN
Aはミルベマイシン産生に関連する遺伝子を含むという他の実証をも提供した。
というのは。
この領域における染色体DNAの欠失により非産生変異体が生じたからである。
ここでミルベマイシン生合成遺伝子群の単離に適用される技術は、ポリケチド抗
生物質生合成遺伝子群の単離用の一般法を限定するものである。末法はポリケチ
ド抗生物質生合成遺伝子の単離用に上述した方法の延長であり、他のポリケチド
抗生物質の生合成に関係のある遺伝子または遺伝子の一部を含むプローブとハイ
ブリダイズするクローンを最初に選択した後、試験工程と再選別工程とを繰り返
し行い、これにより最初選択したDNA断片に隣接する染色体配列をクローン化
することを包含する。試験と再選別の工程は完全な生合成遺伝子群がクローン化
されるまで続ける。このクローン化は。
クローン化DNAgi域が挿入されている天然で非産生性のストレフトミセス(
Stre tom ces)株においてポリケチド抗生物質の産生を検出するこ
とにより確かめられる。適当な対照を用いて、導入されたクローン化DNAがポ
リケチド抗生物質の合成を導くことを確かめるのが望ましいであろう。
ポリケチド抗生物質生合成群が一端単離されれば、これを天然で抗生物質を産生
じない適当な菌株においてその抗生物質を産生ずるために用いることができる。
異種の宿主で抗生物質を産生ずるのが望ましいであろう。何故なら、その選ばれ
た宿主は抗生物質の産生に対して2例えば、より速いまたは効率良い増殖、ある
いは増殖培地からの抗生物質産物の単離の容易性といった。何らかの利点をもた
らすからである。
ミルベマイシン遺伝子Iおよびミルベマイシン遺伝子■を含むB41−146
DNAの断片、特に断片4および5は、act遺伝子Iおよびact遺伝子■の
プローブと同様に、様々なポリケチド抗生物質の生合成遺伝子の単離におけるハ
イブリダイゼーションプローブとして有用であると期待される。これら断片およ
び遺伝子■や遺伝子■の配列近くに存在する他のB41−146 DNA断片も
2例えば、アベルメクチンのような、ミルベマイシンと構造的に類似したポリケ
チド抗生物質の生合成遺伝子の単離において特に有用であることが期待される。
最近、act遺伝子■およびact遺伝子■の配列が、ポリヶチド抗生物質を産
生ずる多くのストレプトミセス(鉦匹■叩云■)株に由来するDNAに特異的に
ハイブリダイゼーションすることが報告された(Malpartida et
al、 Nature+ 1986年11月提出)。ここでのストレプトミセス
(Stre tom ces)株としては、アントラサイクリン類(タートアセ
ノマイシンおよびアドリアマイシン)、マクロリド類(スピラマイシン、クイロ
ジン、ピクロマイシンおよびオレアンドマイシン)、ポリエーテル類(ノナクチ
ン、サリノマイシン、ラサロシドおよびモネンシン)、および他のイソクロマネ
キノン抗生物質を産生ずる菌株が含まれる。この報告はさらに、act遺伝子I
。
act遺伝子m、 m1lb遺伝子Iおよびm1lb遺伝子■のプローブは様々
なポリケチド抗生物質の生合成遺伝子の単離にとって−i的に有用であろうとい
う主張を支持している。
ここで述べるハイブリダイゼーション法は様々なポリヶチド抗生物質の生合成遺
伝子の単離に適用できる。本発明方法により、当業者は、変異体の調製、相離性
および遺伝子地図作成に関する従来の長く単調な工程を行う必要なく、ポリヶチ
ド抗生物質生合成用の遺伝子を同定し単離することができる。また末法は、変異
体の調製が特にやっかいな場合に1例えば、非産生性変異体の選別法がより簡単
なプレート検定ではなくむしろ化学的分析を含むような場合に適用できる。さら
に、このような方法は、抗生物質生合成に関連する耐性遺伝子が存在しない場合
に2例えば抗生物質(ミルベマイシンおよびアベルメクチン)が最近に・対し毒
性でない場合に適用できる。
本発明方法には組み換えDNA技術の使用が含まれるが、これはそれ自体既知で
あり、従って本発明の要素とはならない。
例えば、クローンライブラリーの調製やハイブリダイゼーション選別の技術は当
業者には既知である。従って、当業者は当分野の技術と知識だけで本発明方法を
実施できるであろう。
当分野の多くの標準技法は以下に記載されている: Maniatiset a
l、 (1982) ?Iolecular Cloning、 Co1d S
pringHarborLaboratory、 Co1d Spring H
arbor、 New York ; Wu (ed、) (1979)Met
h、 Enzymol、68 : Wu et 旦、 (eds、) (198
3) Meth、Enzymol。
100 and 101 ; Grossman and Mo1dave (
eds、) Meth、 Enzymol。
65 ; Miller (ed、) (1972) Ex eriments
in Mo1ecularGenetics、 Co1d Spring H
arbor Laboratory、 Co1d Spring Harbor
NewYork ; Old and Primrose (1981) 」Y
匡り山狙of GeneMani ulation、University o
f Ca1ifornia Press、Berkley :5chleif
and Wensink (1982) Practical Methods
of Mo1ecular彰旦堕」−; Glover (ed、) (19
85) DNA Cloning Vol、I andII、IRL Pres
s、0xford、U、に、; Hames and Higgins (ed
s、)(1985) Nucleic Ac1d Hbridization、
IRL Press、0xford。
U、K。
(以下余白)
実施例1:アクチノルホジン 入 ゛ 云 のプローブを いMalpar、t
ida and Hopwood (1984) Nature 309 :
462−464は。
ポリケチド抗生物質アクチノルホジンの生合成に関連する遺伝子を含む約33k
b長のストレプトミセス コエリカラ−(S。
coelicolor) DNA断片を含有する組み換えプラスミドpIJ23
03を報告している。pIJ2303の挿入物の制限酵素地図を第3図に示す。
この図にはまた。 DNA挿入物中の番号付けされたアクチノルホジン遺伝子の
位置も含まれる(Malpartida andHopwood (1986)
Mo1. Gen、 Genet、 205 : 66−73 ) −pIJ
2303挿入物の副断片を含む2つのプラスミド(pIJ2305およびplJ
2308と命名)はそれぞれplJ2303の」紅■および」旦I分解物から得
た。第3図はまた。 plJ2305挿入物およびplJ230B挿入物の制限
地図、およびこれら挿入物内のアクチノルホジン遺伝子の物理的位置を供する。
ブトミセス パイグロスコピカス変種オーレオラクリモサス(S、h rosc
o 1cus 5ulsp、 aureolacrimosus )由来のDN
Aの」叩I分解物を、pIJ2305の放射能標識化挿入物を用いたサザンハイ
プリダイゼーション技法によりプロービングした。
ルホジン生合成用の遺伝子を含む。ストレプトミセス パイグロスコピカス変種
オーレオラクリモサス(多ユ 加1皿μfisulsp、 aureolacr
imosus)は一般にはストレプトミセス(影工す遵ヒ鮮印u並、 B41−
146 (NRRL No、5739として入手可能)として知られているが、
ポリケチド抗生物質ミルベマイシン(構造は第■図参照)を産生ずる。サザンハ
イプリダイゼーションは標準的技法(Maniatis et al、 (19
82) Mo1ecular CloningCold Spring Har
bor Laboratory ; Hames and Higgins (
eds)(1985) Nucleic Ac1d Hybridizatio
n IRL Press 0xford)により行った。より特別には、6xS
SC(食塩−クエン酸ナトリウム、ここでlX5SCとは0.15M NaC1
,0,15Mクエン酸三ナトリウム、 pH7,0) 150%v/vホルムア
ミド:0.1%tst/vSO5(ドデシル硫酸ナトリウム)および50μg/
dサケ精子DNAを含む溶液中で、フィルターを37℃にて2時間プレハイブリ
ダイズさせた。ハイブリダイゼーションは同じ溶液を用いて37℃にて一晩行っ
た。フィルターを2回洗った。最初は6×5SC150%v/vホルムアミド1
0.1%wt/v SDS溶液で37℃にて1時間、続いて6XSSCで37℃
にて40分間、2回目の洗浄を行った。
サザ゛ンハイブリダイゼーションの結果を第4図に示す。pIJ2305挿入物
のプローブは予期した通りに、ストレプトミセスコエリカラ−(S、coeli
color) DNAの9.1. 3.4. 2.9゜2.3および1.6kb
の」10断片とハイブリダイズした。同様のハイブリダイゼーションパターンが
ストレプトミセス リビダンス(S、1ividans) DNA断片で観察さ
れた。pIJ2305のアクチノルホジン遺伝子プローブ挿入物はまたストレプ
トミセス(旦朋旦笠践並)肚、 B41−146 DNAの約8.7および4k
bのサイズを有するいくつかの断片とハイブリダイズした。
ストレプトミセス(鉦皿旦憇圧亜)肚、 B41−146 DNA断片とハイブ
リダイズした挿入物plJ2305の領域を同定するために、plJ2305挿
入物のBam)I 1断片をサブクローン化し、標識化して、ストレプトミセス
(Stre tom ces) s2. B41−146DNA分解物を用いた
ハイブリダイゼーション実験でのプローブとして用いた。これらザザンハイブリ
ダイゼーションでは。
プレハイブリダイゼーションとハイブリダイゼーションの工程は上記のように行
った。しかし、フィルターは、6XSSC150%v/vホルムアミド10.1
%−t/v SDSで37℃にて1時間洗い2次いで’l xSSC150%V
ノνホルム7ミドで37℃にて1時間の洗浄を2回続けて行った。これらハイブ
リダイゼーション実験により、アクチノルホジン遺伝子■に対する完全な転写単
位を含むplJ2305挿入物の1.I BamHI断片(第3図)はストレプ
トミセス(針皿■印り匹) 丘、 B41−146 DNAの約8.0kb断片
に特異的にハイブリダイズすることが、決定的に示された。
遺伝子Iに特異的な第二のアクチノルホジン遺伝子プローブは、pIJ2308
挿入物をBamHIで分解し、アクチノルホジン遺伝子Iを含む2.2kb断片
を単離することにより調製した。
実施例2:アクチノルホジン゛ 旧ソ゛ローブによるストレプトミセス(Str
e tom ces) s 、 B41−146クローンーイブー1−のハイブ
リ ゛イゼーション゛ ■ストレプトミセス(sD狙鮪ジ+ces) 肚、 B
41−146 DNAのコスミンドライブラリーは、5au3a分解により20
〜30kb断片を得ることにより調製した。断片をシャトルコスミソドplJ6
10のIn部位へ、エセリシア・コリ (Escherichia coli)
でのin vitroパフケージング技術を用いてクローン化した。
シャトルコスミソドplJ610はTobias Kieser、 John
Innes In−5tituteから入手できる。ベクターpIJ610の制
限地図を第5図に示す。挿入物に対する選択は、フォスファターゼ処理したベク
ターに関するin vitroパッケージングのサイズ制約に基づいて行う。
この様にして調製したコスミソドライブラリーを、アクチノルホジン遺伝子■(
上記参照)を含む1.1kb Bam)l I断片とのハイブリダイゼーション
により選別した。従来の技法を使用した。特に、6 xsSC150%シ/Vホ
ルムアミド10.1%5DS150μg/−サケ精子DNAの溶液を用いて、フ
ィルターを37℃にて2.5時間プレハイブリダイズさせた。ハイブリダイゼー
ションは同じ溶液を用いて37℃にて一晩行った。6×5SC150%V/Vホ
ルムアミドを用いてフィルターを37°Cにて70分間洗浄した。選別した10
00個のクローンのうち3個がアクチノルホジン遺伝子■のプローブにハイブリ
ダイズすることがわかった。これらクローンを8a、 8bおよび1oと名付け
た。
これらクローンに含まれるストレプトミセス(釘μmゆシ工竪)且、 B41−
146のDNA断片も8a、 8bおよび10とした。これら断片の制限地図を
第6図に示す。断片8a、 8bおよび10の大体のサイズはそれぞれ、 32
kb、 29kbおよび29kbである。従来の制限酵素分析により、これら断
片は互いに重なり合っており。
しかも約48kbのストレプトミセス(Stre tom ces) !’、B
41−146 DNAの隣接領域にわたっていることが示された。
制限側断片8a、 8bおよび10を、1.1 Bam)I Iアクチノルホジ
ン遺伝子■特異プローブとのハイブリダイゼーションで選別した。実施例1と同
様にサザンフィルターを2時間プレハイブリダイズさせ、そしてハイブリダイゼ
ーションをまた実施例1と同様にして一晩行った。フィルターを37℃にて2回
洗った。最初の洗浄は6 X5SC150%v/vホルムアミドを用いて1時間
行い、2回目の洗浄は2xSSC150%v/vホルムアミドを用いて1時間行
った。以下の断片が遺伝子■特異プローブにハイブリダイズすることがわかった
:8aおよび8b両方の8kbPstl副断片(断片刷新命名)で。
この約4kbはまた10にも存在する;8aおよび8bの13 k b」■II
副断片(断片2と命名);10の7kbB■■副断片(断刷新と命名);および
8aおよび8bの1.6kb BamH1刷新片(断片4と命名)で。
この約1kbはまた10にも存在する。断片1−4の位置は第6図に示されてい
る。
断片8a、 8bおよび10.そしてその制限側断片をまた。2.2kb Ba
mHIアクチノルホジン遺伝子I特異プローブ(上記参照)とのハイブリダイゼ
ーションで分析した。ここでもまた従来のサザンハイプリダイゼーション技法を
用いた。特に。
上述の様にして、フィルターを2時間プレハイブリダイズさせ、ハイブリダイゼ
ーションを37℃にて一晩行った。フィルターを37℃にて3回洗った。1回目
は5 X5SC150%v/vホルムアミドで1時間、2回目は2 X5SC1
50%v/vホルムアミドで90分、3回目はI X5SC150%V/νホル
ムアミドで90分行った。遺伝子■特異プローブは8aと8bの両断片にハイブ
リダイズするが断片10にはハイブリダイズしないことがわかった。8aと8b
の断片においては、プローブは4.2kbのBamHI刷新片(断片5と命名)
、4.2 Pstl副断片(断片6と命名)。
および10 k bl n刷新片(断片7と命名)(第6図参照)とハイブリダ
イズすることがわかった。
第6図から、断片8aは両方のアクチノルホジン遺伝子特異プローブにハイブリ
ダイズする配列を含むことがわかる。
クローン8aのほぼ完全な挿入物を、第7図に示すように。
プラスミドpIJ922へ両方の方向性で、 27kbのBgl I[断片(断
片12)としてサブクローン化した。プラスミドpIJ922 (Lydiat
e旦旦、 (1985) Gene 35 : 223−235)は、巨大挿入
物を保持し得る低コピー数のストレプトミセス(sμ狙ゎジ+ces) ベクタ
ーである。クローン8aをストレプトミセス(Stre tom ces)に直
接挿入する際の挿入配列の欠失を避けるためには、クローンバンクの調製で用い
るシャトルコスミフドよりむしろこのベクターが選ばれた。
断片8aをlI[で分解し、そしてアクチノルホジン遺伝子■にハイブリダイズ
する配列を含む13kb」旺II副断片およびアクチノルホジン遺伝子lにハイ
ブリダイズする配列を含む10kb Bgl II副断片を単離した。これら副
断片は第7図に示すように、それぞれ断片2および断片7と名付けた。8o断片
のBamHI分解により、遺伝子■にハイブリダイズする配列を含む1.6kb
のBamHI副断片が単離され、この副断片を断片4と名付けた(第7図)。断
片2,7および4を、別の低コピー数のストレプトミセス(Stre tom
ces)ベクターであるベクターplJ943 (David Hopwood
、 John Innes In5tituteより入手可能)へクローン化し
た。pIJ943のIIIクローニング部位へのDNA断片の挿入により、宿主
細菌によるメラニン産生が欠失し、これは挿入に対する便利な選別となる。
アクチノルホジン遺伝子I (TM18)または遺伝子1 (TM01)がブロ
ックされたストレプトミセス コエリカラ−(S、coeli−color)の
2つの変異株をDavid Hopwood、 John Innes In5
tituteから得た。これら変異株のそれぞれを、断片12 (27kb)を
含むpIJ922あるいは断片2.断片7または断片4を含むpIJ943で形
質転換した。形質転換を含むストレプトミセス(針匹匹虹肛並uの全操作は実質
的にはHopwood et at、 (1985) GeneticMani
ulation of 5tre tom ces−A Laborator
Manual、TheJohn Innes Foundationに記載の
ようにして行った。これら相補性実験の結果を表1に示す。アクチノルホジン遺
伝子■にハイブリダイズする配列を含むこれら断片はストレプトミセス コエリ
カラ−(S、coelicolor)のTK18遺伝子遺伝子株変異補すること
がわかった。遺伝子■にハイブリダイズする配列を含まない断片10は遺伝子■
変異株を相補しなかった。
同様に、遺伝子■プローブにハイブリダイズする配列を含まない断片7は遺伝子
■変異株を相補しなかった。遺伝子■プローブにハイブリダイズする配列を含む
断片10はTK17遺伝子遺伝子株変異補しているようである。しかし、ストレ
プトミセス コエリカラ−(S、coelicolor) TK17遺伝子変異
株は“漏出性(Leaky)”の表現型を示すことがわかっているので。
表1の結果の解釈は複雑である。アクチノルホジン産生はMalpartida
とHoptyood、 1984およびThompson et al、 (1
980)Nature 286 : 525−527に記載の方法を用いて検定
した。
ノルホジン産生の遺伝子を含むが1通常はこの抗生物質を産生しない。この種の
菌株であるストレプトミセス リビダンス(S、 Ii’vidans) TM
01 (Keiser et al、 (1982) Mo1. Gen。
Genet、ユ85 : 223−228)を、断片7がいずれかの方向性で挿
入されたpIJ943および断片12がいずれかの方向性で挿入されたplJ9
22により形質転換した。
断片7を含むplJ943で形質転換した全てのストレプトミセス リビダンス
(S、l1vidans) TM01は、予期に反してアクチノルホジンを産生
じた。形質転換体におけるこの抗生物質の産生は断片7の方向性に依存しないこ
とがねがった。従って断片7は、ストレプトミセス リビダンス(S、1ivi
dans)におけるアクチノルホジンのサイレント遺伝子の“スイッチ・オン”
を行うDNAN域を含む。この結果はまた。断片7がストレプトミセス(Str
e tom ces) 並、 B41−146におけるミルベマイシン産生の制
御に関わるDNA領域を含むことを強く示唆している。
また、ストレプトミセス リビダンス(S、1ividans)への断片12の
導入により、1つの方向性の場合のみであるが。
アクチノルホジン産生が行われることがわかった。
アクチノルホジン合成の推定上の制御遺伝子であるアクチノルホジン遺伝子U
(Rudd and Hopwood (1979) J、 Gen。
Microbiol、 114 : 35−43およびMalpartidaと
Hopwood、 1986)に欠陥のあるストレプトミセス コエリヵラ−(
S、coelicolor)変異株を、断片7を含むpIJ943で形質転換し
た。得られたストレプトミセス コエリカラー(S、coelicalor)形
質転換体はアクチノルホジンを合成し、これにより断片7中のミルベマイシン配
列はアクチノルホジン遺伝子■の代わりの働きもし得ることが示された。アクチ
ノルホジン遺伝子と同様に。
断片7におけるミルベマイシン活性化遺伝子をミルベマイシン遺伝子■と呼ぶ。
断片4の配列がアクチノルホジン遺伝子■を機能的に相補したとしても、断片7
.ミルベマイシン遺伝子■およびアクチノルホジン遺伝子■の配列間にはハイブ
リダイゼーションが検出されなかったことに気付くと面白い。従って断片7中の
配列は遺伝子■中の配列と構造上類似していないことになる。
8aのはるか右側末端の断片7 (第6図)はミルベマイシン産生に対する潜在
的な制御領域を含むらしいことから、ミルベマイシン遺伝子群は断片8aの配列
の右側に伸びている可能性があった。ストレプトミセス(Stre tom c
es) 並、 B41−146領域を断片8aの右側へクローン化するために、
8aの1.9kb BamH!副断片(断片14.第6図)を、ストレプトミ
セス(Stre ton ces>並、 B41−146クローンライブラリー
に対するハイブリダイゼーションプローブとして用いるために選んだ。B41−
146 DNAの5au3aによる部分分解物に由来する2o−3okb DN
A断片をコスミフドベクターp1Ms6026に挿入して、第二のコスミッドラ
イブラリ−を調製した。この第二のクローンライブラリーを。
Y、 Nagamineから得たベクターPGB2ヘクローン化した標識化断片
14プローブとのハイブリダイゼーションで選別した。このベクターは、 pI
Ms6026 (Churchward、 et al、 (1984) Ge
ne31 :165−171)を含むいくつかの通常使用されるE、coliプ
ラスミドに対し配列相同性を示さないことから、使用された。
この場合、サザンハイブリダイゼーションは50℃にて、6×5SC150%ホ
ルムアミド10.1%5OS150μg/艷ニシン精子DNAで3時間プレハイ
ブリダイゼーションを行い、そして同じ溶液で一部ハイブリダイゼーションを行
って、実施した。
1時間の洗浄を連続して4回行った。第1回目は5 X5SC150%ホルムア
ミド、2回目は2 xSSC150%ホルムアミド。
3回目は1xSSC150%ホルムアミド、そして4回目は0.5xSSC15
0%ホルムアミドを用いて行った。
4個のクローン(選別した1000個のうち)が断片14のプローブとハイブリ
ダイズすることがわかった。これら4個のクローンの制限酵素分析により、 p
POD1062とpPOD1064の2個だけが88の右側に配列を伸長させて
いることが示された(第8図)。これらクローンの挿入物をそれぞれ断片62お
よび64と名付け、これら断片の断片8aに対する位置関係および相互の位置関
係を第8図に示す。
断片10.8b、 8a、 62および64は約62kb長のストレプトミセス
(針匹匹聾り並)肚、 B41−146領域を限定する。このI)NA領領域ミ
ルベマイシン産生の完全な遺伝子群を含むと考えられる。ミルベマイシン遺伝子
群の隣接DNAを含む混成断片MC(約62kb)は、断片10.8b、 8a
、 62および64から出発して2中間断片の適切な制限酵素切断と連結の工程
により構築し。
従来のDNAゲル分離技術により62kb MC断片を単離する。
災止田■: 20−ンヒ の− によるストレプトミセス(Sμ狙功ジ没弘Lし
L」lL月6E習と≦:3 イア 7 傷今底遺伝王■不遺止
クローン化領域(約62kb)がミルベマイシン産生の遺伝子を含むという確証
を、相同組み換え実験において、ストレプ)ミー1=ス(S+工肚馳コニ卦)丘
、 B41−146のミルベマイシン遺伝子をクローン化領域の断片を用いて挿
入的に不活化するこ78が用いた技術に基づいている。基本的には、“ミルベマ
イシン群”のクローン化領域の副断片を付着部位が欠失した欠陥性ファージベク
ターへ挿入した。次に組み換えファージベクターを用いてミルベマイシンを産生
ずるストレプトミセス(鉦匹8匹荘並)且、841〜146を感染させた。染色
体へのファージ挿入は、挿入された副断片と841−146染色体との相同性を
介した相同組み換え現象により行った。転写単位内部の副断片のみが発現を破壊
し、その結果(ミルベマイシンを産生じない)変異株の表現型(Charter
とBurton、 1983)を示すであろうと予期される。得られた溶菌液を
培養し、そしてチオストレプトン含有培地で数回継代培養し、生存しているチオ
ストレプトン耐性細菌をミルベマイシン産生について分析した。
使用したファージベクターはファージpPOD9で、その制限地図を第9図に示
す。このベクターは、」旦1−Bam)II断片上の」肛(チオストレプトン耐
性)遺伝子(Thompson et旦、 (1982) Gene 20 :
5l−62)を、■C31の誘導体である■C31△讐17のX9遺伝子中の
Bam)] ]部位へ挿入することによ部位に隣接した±(遺伝子を含む。
ミルベマイシン遺伝子■を含む断片4 (1,6kbのBamHI断片)をpP
OD9へ両方向性でクローン化することにより、ファージpPOD10とpPO
Dll (第1O図)を得た。遺伝子Iに隣接する断片16 (1,7kbのB
amHI断片)をクローン化して、ファージpPOD12 (第11図)を得た
。また断片14 (1,9kbの」憇)II断片)をp、POD9へ両方向性で
クローン化して、ファージpPOD1071とpPOD1072 (第12図お
よび第13図)を得た。これらのファージを用いて野生型のストレプトミセス(
Stre to ces)y、 B41−146を感染させ、それぞれの場合に
おいて2個々のチオストレプトン耐性溶菌液をミルベマイシン産生について分析
した。
予期に反して、完全なミルベマイシン遺伝子■転写単位を含むpPODloおよ
びppoottの感染により得られたいくつかの溶菌液は、もはやミルベマイシ
ンを産生しないことがわかった。
個々の溶菌液について、ミルベマイシン産生の表現型をまず殺線虫性を検定する
プレート上で試験した(下記参照)。表現型は培養ブロス抽出液をミルベマイシ
ンについて分析することにより確認した(下記参照)。これらの予期に反した結
果を考慮して、DNAをいくつかの個々の溶菌液から調製し。
そしていくつかのプローブ゛を用いたサザンフ゛ロソテイニ/グにより調べで、
挿入されたDNAの構造を決定した。溶菌液pPOD11/6 cppopxi
の“挿入”により生じる)で例証されるように。
ファージからユ旺遺伝子が組み込まれていたにもかかわらず。
ミルベマイシン遺伝子群は、ファージDNAの一部の欠失ばかりでなくミルベマ
イシン遺伝子■の二重コピーの欠失およびミルベマイシン遺伝子I %Q域の配
列を含み組み換え部位の右側から離れた染色体DNAの欠失によっても、破壊さ
れていたことがわかった。pPOD11/6 (非産生性の溶菌液)で生じた欠
失を予想の挿入と比較して第10図に示す。
同様に、 pPOD12によるス)−L/ブトミセス(Stre to ces
)鼾2.841−146の感染によりミルベマイシン産生に欠陥のある溶菌液が
生じた。ここでもまた1選択した溶菌液のDNA分析でファージDNAと染色体
DNAの欠失が観察された。例えば、第11図はpPOD12/13の欠失を予
想されるファージ挿入と比較したものである。
ストレプトミセス(勺エリ躬〃y斗u社)鮭、 B41446をpPO[+10
71で感染させた場合、得られた溶菌液のわずか約10%だけがミルベマイシン
産生に欠陥があった。しかし、 pPOD1072で感染させると、ミルベマイ
シン産生が68%失われた溶菌液の集団ができた。第12図はpPOD1071
の予想される挿入を溶菌液pPOD1071/4 (15)の構造と比較したも
のである。■31配列の欠失だけを受けたこの溶菌液はミルベマイシン産生を維
持する。第13図はpPOD1072の予想される挿入をミルベマイシンを産生
しない溶菌液pPOD1072/2(10)の構造と比較したものである。ここ
でもまた、ファージDNAと染色体DNAの欠失がこの溶菌液で観察された。
このように、ミルベマイシン遺伝子クローン由来の断片を含むファージDNAに
よる感染実験から、これら断片は確かにミルベマイシン産生に必須の遺伝子を含
むことが示された。
というのは、これら遺伝子の位置でのあるいはその近(での染色体領域の欠失に
より、ミルベマイシン産生が失われるからである。
従って、ファージ感染技法を用いることにより、ミルベマイシン生合成群領域の
至る所にDNA欠失を生じさせて、様々なミルベマイシン非産生性変異株作るこ
とができる。これらの変異株は、ミルベマイシン産生の遺伝学の研究をさらに進
め、またミルベマイシン群領域内の他の特異的なミルベマイシン遺伝子を述べる
ために利用できる。
211例1−二ミルベマイシン産生の。
細菌によるミルベマイシン産生のプレート検定を、ミルベマイシンの殺線虫性の
活性に基づき開発した。ここではストレプトミセス(Stre tom ces
> 並、 B41−146によるミルベマイシン産生で例証する。
ストレプトミセス(旦匹旦竺匹弦)■、 B41−146をC寒天培地(Goe
gelman et al、 (19B2) EPD Patent 0585
1B)に。
分離した単一コロニーの形成が可能となる濃度でまく。線虫(シノールハブディ
ティス エレガンス(Caenorhabdi tis7)の浮遊液を、細菌の
コロニーを含む試験プレートに添加する。プレートをます線虫の濃度および生存
性について調べ、また3〜10時間後に殺線虫性について調べる。
C,劇!LμLをBrenner (1974) Genetics 77 :
71−94に記載のように培養する。NG寒天にE、co旦ウつシルa 1
exo trophOP5Dをまいて、37℃にて18時間保保温箱菌のローン
を作る。
1匹の雌雄動態の線虫(ρ−1町uL株N2)を細菌のローンに入れ、プレート
を室温にて5日間保温する。保温後、プレートはSエ 劇四巳邦−の密な集団を
含んでおり、これを次に蒸留水を用いて回収する。
ミルベマイシン産生はまた。 Takiguchi et al、 (1983
) J。
Antibiotics 36 : 502−508に記載のHPLC法によっ
ても検定した。250−パンフルフラスコに入れた種培地(50d)に試験しよ
うとする菌株の胞子50μlを植菌した。培養液を28℃にて12日間、振盪さ
せながら保温した(Takiguchi et al、+ 1983)。
保温後、全培養液をアセトンで抽出した。アセトン抽出液を10倍に濃縮し、こ
の濃縮抽出液の100μβを分析用にC18逆相HPLCカラムにかけた。使用
する肝LCの条件はTakiguchi帖 リエ、、 1983に記載のもので
ある。カラム流出液を240nmでモニターした。
当業者には、ここで述べた発明および方法は、特別に記載したちの意外の変更や
手直しが可能であることが認められよう。本発明にはその意図や範囲内にある変
更や手直しが全て含まれることは理解すべきである。
(以下余白)
よみ」ヨにフ’ ) 5 f 、入」」ユB41−146断片+=相補性あり
−一相補性なし
く+)=可変相補性; TK17変異体は漏出型であるヨニヱ往ユi
ヤ・リイ肴Y伍多牙す“慣
Figure 1
1′フイ 目し氷ン゛7
Figure 2
山(’2.)(3)
VF’、ρ−エビ骨ぐイシ、4、<−h−>今ンスマ多4−イCFigure
9
国際調査報告
+、n晴n−11−+a*eaC−+1=−x−、PCT/US 111610
273BANNEX To °↓、!E INTERン;Aτxoh玖LS三A
スCHP、三pQスτ CN
Claims (42)
- 1.第一のポリケチド抗生物質の生合成に関係のある遺伝子を単離する方法であ って,以下の工程:a.各クローンが該第一のポリケチド抗生物質を産生する微 生物由来のDNA断片を含むようなクローンライブラリーを調製すること; b.該クローンライブラリーを,第二のポリケチド抗生物質の生合成に関係のあ る遺伝子の少なくとも一部の核酸配列を有する核酸プローブ分子とのハイブリダ イゼーションで選別すること;および c.該核酸プローブ分子とハイブリダイズするクローンを選択することにより, 該第一のポリケチド抗生物質の生合成に関係のある該遺伝子を含有するDNA断 片を含むクローンを単離すること, を包含する方法。
- 2.前記微生物がストレプトミセス属(Streptomyces)の細菌であ る請求の範囲第1項に記載の方法。
- 3.前記核酸プローブがアクチノルホジンの生合成に関係のある遺伝子の少なく とも一部の核酸配列を含有する請求の範囲第1項に記載の方法。
- 4.前記核酸プローブがアクチノルホジン遺伝子IIIの少なくとも一部の核酸 配列を含有する請求の範囲第3項に記載の方法。
- 5.前記核酸プローブがアクチノルホジン遺伝子Iの少なくとも一部の核酸配列 を含有する請求の範囲第3項に記載の方法。
- 6.前記核酸プローブがミルベマイシンの生合成に関係のある遺伝子の少なくと も一部の核酸配列を含有する請求の範囲第1項に記載の方法。
- 7.前記核酸プローブがミルベマイシン遺伝子IIIの少なくとも一部の核酸配 列を含有する請求の範囲第6項に記載の方法。
- 8.前記核酸プローブがミルベマイシン遺伝子Iの少なくとも一部の核酸配列を 含有する請求の範囲第6項に記載の方法。
- 9.天然で非産生性のストレプトミセス属(Streptomyces)のある 菌株において第一のポリケチド抗生物質を産生する方法であって,以下の工程a およびbを包含する方法:a.該第一のポリケチド抗生物質を産生するストレプ トミセス属(Streptomyces)のある菌株から,該第一のポリケチド 抗生物質の群を成している生合成遺伝子を含有するDNA断片を単離する工程で あって,以下の工程i〜viiを包含する工程: i.各クローンが該第一のポリケチド抗生物質を産生する微生物由来のDNA断 片を含むようなクローンライブラリーを調製すること; ii.該クローンライブラリーを,第二のポリケチド抗生物質の生合成に関係の ある遺伝子の少なくとも一部の核酸配列を有する核酸プローブ分子とのハイブリ ダイゼーションで選別すること; iii.該核酸プローブ分子とハイブリダイズするクローンを選択することによ り,該第一のポリケチド抗生物質の生合成遺伝子群の少なくとも一部を有する第 一のDNA断片を含むクローンを単離すること; iv.該第一のポリケチド抗生物質の生合成遺伝子群の少なくとも一部を有する 該第一の選択されたDNA断片を,該非産生性のストレプトミセス(Strep tomyces)株において該第一のポリケチド抗生物質を直接合成する能力に ついて試験すること; v.該第一の選択されたDNA断片の右末端あるいは左末端の領域を有する核酸 プローブを用いて,該クローンライブラリーあるいは第二のクローンライブラリ ーを再選別すること;vi.該第一の選択されたDNA断片の右末端あるいは左 末端の領域とハイプリダイズするクローンを選択して,該第一の選択されたクロ ーンの右側あるいは左側の染色体DNA配列を有する第二のDNA配列を含むク ローンを単離すること;vii.該第二の選択されたDNA断片およびそれに続 いて選択されるDNA断片を用いて該試験,再選別および選択の工程を繰り返し ,該試験工程で該非産生性のストレプトミセス(Strepto−myces) 株における該第一のポリケチド抗生物質の産生により確認されるような,該第一 のポリケチド抗生物質の群を成す生合成遺伝子を有する該DNA断片が単離され るまで行うこと;および b.該生合成遺伝子群を含む該クローン化断片を該非産生性のストレプトミセス (Streptomyces)菌株に導入して,該非産生性のストレプトミセス (Streptomyces)株において該ポリケチド抗生物質を産生する工程 。
- 10.前記核酸プローブが前記第二のポリケチド抗生物質の生合成の初期段階に 関係のある遺伝子の少なくとも一部の核酸配列を含有する請求の範囲第9項に記 載の方法。
- 11.前記核酸プローブがアクチノルホジンの生合成に関係のある遺伝子の少な くとも一部の核酸配列を含有する請求の範囲第9項に記載の方法。
- 12.前記核酸プローブがアクチノルホジン遺伝子IIIの少なくとも一部の核 酸配列を含有する請求の範囲第11項に記載の方法。
- 13.前記核酸プローブがアクチノルホジン遺伝子Iの少なくとも一部の核酸配 列を含有する請求の範囲第11項に記載の方法。
- 14.前記核酸プローブがミルベマイシンの生合成に関係のある遺伝子の少なく とも一部の核酸配列を含有する請求の範囲第9項に記載の方法。
- 15.前記核酸プローブがミルベマイシン遺伝子IIIの少なくとも一部の核酸 配列を含有する請求の範囲第14項に記載の方法。
- 16.前記核酸プローブがミルベマイシン遺伝子Iの少なくとも一部の核酸配列 を含有する請求の範囲第14項に記載の方法。
- 17.前記天然で非生産性のストレプトミセス属(Streptomyces) のある菌株がストレプドミセスリビダンス(Streptomyceslivi dans)の菌株,ストレプトミセスアンボファシエンス(Streptomy ces ambofaciens)の菌株,ストレプトミセスコエリカラー(S treptomyces coelicolor)の菌株およびストレプトミセ スアベルミチルス(Streptomyces avermitils)の菌株 から成る菌株群より選ばれる請求の範囲第9項に記載の方法。
- 18.前記第一のポリケチド抗生物質がミルベマイシンである請求の範囲第9項 に記載の方法。
- 19.前記天然で非産生性のストレプトミセス属(Streptomyces) のある菌株がストレプドミセスリビダンス(Streptomyceslivi dans)である請求の範囲第18項に記載の方法。
- 20.前記第一のポリケチド抗生物質がアベルメクチンである請求の範囲第9項 に記載の方法。
- 21.前記天然で非産生性のストレプトミセス属(Streptomyces) のある菌株がストレプトミセスリビダンス(Streptomyceslivi dans)である請求の範囲第20項に記載の方法。
- 22.天然でミルベマイシン非生産性のストレプトミセス属(Streptom yces)のある菌株においてミルベマイシンを産生する方法であって,該非産 生性の菌株にDNA断片MCを含有するDNA断片を導入することを包含する方 法。
- 23.前記天然でミルベマイシン非産生性の菌株がストレプ ドミセスリビダン ス(Streptomyces lividans)の株である請求の範囲第2 2項に記載の方法。
- 24.ポリケチド抗生物質の産生に十分な生合成遺伝子を含みポリケチド抗生物 質生合成アクチベーター遺伝子を欠くようなストレプトミセス属(Strept omyces)のある菌株においてポリケチド抗生物質生合成遺伝子群の発現を 活性化する方法であって,該菌株にミルベマイシン遺伝子IIを含有するDNA 断片を導入することを包含する方法。
- 25.前記菌株がストレプドミセスリビダンス(Streptomycesli vidans)の株である請求の範囲第24項に記載の方法。
- 26.前記ポリケチド抗生物質がアクチノルホジンである請求の範囲第25項に 記載の方法。
- 27.前記菌株がストレプトミセスコエリカラー(Strepto−myces coelicolor)の株であり,また前記ポリケチド抗生物質がアクチノ ルホジンである請求の範囲第24項に記載の方法。
- 28.前記菌株がストレプトミセスアベルミチリス(Strepto−myce s avermitilis)の株であり,また前記ポリケチド抗生物質がアベ ルメクチンである請求の範囲第24項に記載の方法。
- 29.実質的にミルベマイシン生合成遺伝子群から成るDNA断片を含有するベ クター。
- 30.請求の範囲第29項に記載のベクターを含む菌株。
- 31.前記DNA断片が断片MCである請求の範囲第30項に記載のベクター。
- 32.請求の範囲第31項に記載のベクターを含む菌株。
- 33.ミルベマイシン遺伝子I,ミルベマイシン遺伝子IIおよびミルベマイシ ン遺伝子IIIから成る群より選択されるミルベマイシン遺伝子をコードするD NA配列から実質的に成るDNA分子を含有するベクター。
- 34.請求の範囲第33項に記載のベクターを含む菌株。
- 35.前記DNA分子が断片1,断片2.断片3,断片4,断片5,断片6,断 片7,断片8a,断片8b.断片10,断片12,断片14,断片16,断片6 2および断片64から成るDNA断片の群より選択されるDNA断片である請求 の範囲第29項に記載のベクター。
- 36.請求の範囲第35項に記載のベクターを含む菌株。
- 37.実質的にミルベマイシン生合成遺伝子群から成るハイブリダイゼーシヨン プローブ分子。
- 38.断片MCであるハイブリダイゼーシヨンプローブ分子。
- 39.ミルベマイシン遺伝子I,ミルベマイシン遺伝子IIおよびミルベマイシ ン遺伝子IIIから成るミルベマイシン遺伝子の群より選択されるミルベマイシ ン遺伝子をコードするDNA配列から実質的に成るハイブリダイゼーシヨンプロ ーブ。
- 40.断片1,断片2,断片3.断片4,断片5,断片6,断片7,断片8a, 断片8b,断片10,断片12,断片14,断片16,断片62および断片64 から成るDNA断片の群より選択されるDNA断片であるハイブリダイゼーシヨ ンプローブ。
- 41.配列が断片1,断片2,断片3,断片4,断片5,断片6,断片7,断片 8a,断片8b,断片10,断片12,断片14,断片16,断片62および断 片64から成る断片の群より選択される断片の配列に由来するハイブリダイゼー シヨンプローブ。
- 42.断片1,断片2,断片3,断片4.断片5,断片6.断片7,断片8a, 断片8b,断片10,断片12,断片14,断片16,断片62,断片64およ び断片MCから成るDNA断片の群より選択されるDNA断片。
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