JPS63502113A - イソキサントプテリン−8−(1′−β−アルドグリコシジル)誘導体を含む組成物による動物細胞応答の変調 - Google Patents

イソキサントプテリン−8−(1′−β−アルドグリコシジル)誘導体を含む組成物による動物細胞応答の変調

Info

Publication number
JPS63502113A
JPS63502113A JP62500634A JP50063487A JPS63502113A JP S63502113 A JPS63502113 A JP S63502113A JP 62500634 A JP62500634 A JP 62500634A JP 50063487 A JP50063487 A JP 50063487A JP S63502113 A JPS63502113 A JP S63502113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
lower alkyl
isoxanthopterin
cells
derivatives
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62500634A
Other languages
English (en)
Inventor
グッドマン マイケル ジー
Original Assignee
スクリツプス クリニツク アンド リサ−チ フアウンデ−シヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スクリツプス クリニツク アンド リサ−チ フアウンデ−シヨン filed Critical スクリツプス クリニツク アンド リサ−チ フアウンデ−シヨン
Publication of JPS63502113A publication Critical patent/JPS63502113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/02Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
    • C07H19/04Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
    • C07H19/16Purine radicals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • A61K39/39Medicinal preparations containing antigens or antibodies characterised by the immunostimulating additives, e.g. chemical adjuvants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • A61K2039/555Medicinal preparations containing antigens or antibodies characterised by a specific combination antigen/adjuvant
    • A61K2039/55511Organic adjuvants

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 インキサントプテリン−8−(1’−β−アルドグリコシジル)誘導体を含む組 成物による動物細胞応答の変調同時係属出願のクロス・リファレンス 本出願人は、1983年11月1日に提出した同時係属特許出願第546.67 9号の継続出願である1985年11月15日に提出した第798.629号の 一部継続である1985年12月13日に提出した同時係属特許出願第808. 886号の一部継続出願である。
技術分野 本発明はインキサントプテリンの低分子量誘導体を含む組成物による動物細胞応 答の変調、殊に抗原特異性免疫および他の動物細胞の変調に関する。
背景技術 動物免疫系は個々におよび(または)協調して作用し、その系により動物宿主に 対する異質として認識される物質を妨害し、排除し、または中和する多くの要素 からなる。一般に、しかし必然的ではなく、免疫系により異質として認識される 物質は宿主に対し外因性の由来を有する。そのような外因性物質の適例は感染性 細菌およびその細胞活性の副生物、ウィルス粒子およびそのタンパク質、昆虫穿 刺により注入されるタンパク質などである。自己免疫疾患、例えば慢性関節リウ マチ、において宿主の免疫系は宿主の作る例えばすなわぢ自生タンパク質を異質 として認識する。
免疫系の主エフェクターは白血球であり、それは胸腺由来のリンパ球(T細胞) 、骨髄腫中に生ずるリンパ球(B細胞)、中でも細菌に細胞毒性効果を有する酸 化剤例えば過酸化水素を作る酵素を生ずる好中球、T細胞およびB細胞に異質物 質または免疫原(抗原)を与え、またT細胞のTヘルパー細胞へのT細胞の形質 転換並びにB細胞およびT細胞増殖を援助する゛インターロイキンlと称される タンパク質を生ずるマクロファージが含まれる。オーダードカスケーディング的 に異質物質に作用するタンパク質の複合体混合物である補体もまた免疫反応に主 要な役割を果たす。
B細胞は、とりわけその表面膜上のモノマー性免疫グロブリン(抗体)の存在に よりT細胞と識別される。成熟B細胞は適当に活性化するとその環境中へ抗体を 分泌する。
免疫グロブリン分子の一部を作る5つの抗原的に異なる重鎮タンパク質を基にし て1 gA、I gD、I gE%IgGおよびIgMとして確認される5種類 の公知免疫グロブリンが存在する。B細胞はまた補体受容体(CR) 、免疫グ ロブリンのFc’1分に対する受容体(FcR)% 19X域関連抗原(Ia) を含む非免疫グロブリン細胞マーカーを支持し、抗血清および他の手段により確 認される一組の分化抗原(L、bl〜7)はB細胞成熟および活性化の種々の観 点に相関する。これらのマーカーはB細胞およびB細胞兼集団の表現型的確圧に 有用である。
免疫グロブリンは異質物質、または抗原に作用するけれども、T細胞、殊にヘル パーT細胞はB細胞を刺激して分裂させ、体液性免疫に対する抗体分泌細胞に分 化させるのに必要であると思われる。サプレッサーT細胞は体液・性免疫の調節 に寄与するが、細胞毒性T細胞および遅延型過敏性のT細胞メディエータ−は細 胞仲介免疫の主エフェクターである。
マウスT細胞はり、tl、2および3、並びにL3とL4と称されるT細胞機能 に関連する表面抗原を支持する。ヘルパーT細胞前駆物質はり、t 1”、2− 13−1L3と549表現型である。これらの細胞は通常B細胞の活性化および 調節に関与する。
ヘルパーT細胞は抗原提供細胞によるプロセフシング後第1メフセージがB細胞 により、通常それに与えられる活性化免疫原(抗原)剤から受取られた後、免疫 グロブリン分泌B細胞の活性化および分化を援助することが知られている。しか し、T細胞がB細胞の活性化および分化に対する援助を与える方式は論争問題で ある。
動物細胞により示される免疫応答は人為的な抑圧(免疫抑制)または増強(免疫 強化)により修飾することができる。人為的に誘導する免疫抑制は6つの一般的 方法:(1)抑圧用量の抗原の投与、(2)特異的抗血清または抗体の投与、( 3)他の生物学的試薬例えば抗リンパ球抗血清の使用、(4)薬物またはホルモ ンの使用、(5)放射線、および(6)リンパ系組織の外科除去、により達成す ることができる。
免疫強化は[11免疫応答を生ずる速度の増大、(2)応答の強さまたは水準の 増大、(3)応答の遷延、または(4)他の非免疫原物質に対する応答の発生に 影響を与える薬剤の投与により達成することができる。
免疫応答を増強することが知られた薬剤は一般にアジュバントと称され、2つの 一般的範Q:1l−fQ的強化を与えるもの、すなわち広範な抗原に対する細胞 および(または)体液応答を増強する物質、および(2)特異的強化を与えるも の、すなわち単に一定抗原に対する特異的応答を増強する物質、に入れることが できる。
アジュバントとして作用できる物質は次の範Q:(11水および油性乳濁液例え ばフロインドアジュバント、(2)合成ポリヌクレオチドおよび他のポリアニオ ン、(3)ホルモン、薬物および環状ヌクレオチド、(4)微生物生成物例えば 内毒素、(5)リンフ才力インおよびモノカイン例えばインターロイキン、およ び(6)合成ペプチド例えばベスタチンおよびタフトシン、に入れることができ る。
免疫反応を特異的に強化できる物質は伝達因子、ヒト末梢白血球から得られる透 析性白血球抽出物(D L E)である。伝達因子が、免疫不全を存する患者に おける若干の有効性、並びに癌患者および限定免疫不全を有する患者における可 能な有効性を示すこそれについて学ぶべきことが多く残っている。
若干の疾患および生理的状態例えばX染色体結合ガンマグロブ°リン″欠乏血症 、老化および薬物誘導免疫抑制にはB細胞活性化および分化が存在しないかまた は単に低水準で存在し、それにより宿主の免疫応答能力が低下する。これらの疾 患および状態は代表的な免疫抑制状態である。これに関して、増強されたB細胞 活性化および分化を行なうことができれば、疾患として表われることができる免 疫欠損が有益に軽減され、および(または)患者の状態が改良される傾向がある 。
免疫強化状態は予防接種後の身体状態により例示することができる。これに関し て、免疫応答は初めにワクチンの免疫原に対する一次応答に基いて増強され、通 常免疫の度合の改良および(または)接続を与えるために後に投与される免疫原 またはワクチンのブースター注入により一層有益に高めることができる。
リンフ才力インおよびモノカインはそれぞれリンパ球および単球マクロファージ 系の細胞により生成される免疫強化タンパク質である。モノカインの1つ、イン ターロイキン1はマクロファージにより、それがマイトジェンまたは抗原により 刺激されたときに生成される。インターロイキン1は通常−次抗原応答の生成に 必要である。
インターロイキン1はT11l胞によるインターロイキン2の生成を援助する。
インターロイキン2はT細胞に対する増殖因子であり、ヘルパーT細胞の形質転 換を援助する。従って、インターロイキ・ン1の生成またはインターロイキン1 により生成されるものに類似するT細胞上のタンパク質応答活性の誘導は、殊に マクロファージが存在しない場合またはそのモノカインの生成が不十分な場合に 免疫応答の増強に有益であろう。
共通に譲渡されたグツトマンはか(GoodIIlan and Weigle )に対する米国特許第4.539,205号にはアルドース鎖(環)中に5個ま たは6個の炭素原子を有するアルドースに9−1′結合した8−置換グアニジン 誘導体による動物細胞応答の変調が記載されている。その特許に記載された細胞 変調は主に免疫修飾例えば−次および二次免疫応答の生成におけるアジュバント 活性に関する。一定腫瘍状態に対する活性もまたT細胞置換活性、胸腺細胞上の IL−1m活性、および好中球からのリゾソーム酵素の放出の誘導であるとして 開示される。これらの分子中の8−置換基は水素に比較して電子吸引性誘起効果 を有する。従って、ハロ、メルカプトまたはそのチオキソ互変異性体、アシルメ ルカプト、アルキルスルフィド、ニトロ、シアノ、ケト、ハロメチルおよびメチ レンオキシアルキルなどが有用であると開示されたが、電子供与性置換基例えば アミノ基は不活性であると認められた。
さらに、共通に譲渡された同時係属米国特許出願第546.679号およびその 相応する公表欧州特許出願第83,305,791.1号にはさらに8−ヒドロ キシグアニン(8−オキソグアニン)、7−メチル−8−オキソグアニンおよび 7−メチル−8−チオキソ−グアニンの誘導体の動物細胞応答の変調における使 用が開示されている。
米国特許第4.539.205号に開示されたグアニン誘導体を用いた他の結果 もまた、該出願に初めに開示されたグアニン誘導体を用いた結果に類似するとし て開示されている。
フレイプラー(Pfleiderer)に対する米国特許出願第3.798.2 10号にはイソキサントプテリン誘導体を含め、8−(1’グルコシジル)プテ リジン類の合成が開示されている。該特許は特定病原体例えばマラリアおよび結 核菌、病原真菌、ガンマ陽性およびガンマ陰性菌に対する、並びに主にウィルス 例えばヘルペスウィルスおよびインフルエンザウィルスに対する活性医薬品とし てのその化合物の使用を教示する。フレイプラー(Pfleiderer)の特 許の化合物の若干はまたここに有用であるがフレイプラー (Pfleider er)に教示されたような抗生物質としてではない。この使用が以下に記載され る。
発明の概要 動物細胞を、イソキサントプテリン誘導体である活性成分の有効量と混合した希 釈量の生理的に耐えられる担体を含む組成物に接触させることにより動物細胞応 答が変調される。インキサントプテリン誘導体の構造は式: R1は水素、低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル、ポリヒドロキシ低級アル キル、フェニル、フェニル−低級アルキル、低級アルキルフェニル、低級アルコ キシフェニル、ハロフェニル、トリフルオロメチルフェニル、ヒドロキシ、オキ ソ(O#)、低級アルコキシ、フェニル−低級アルコキシ、ハロ、メルカプチオ 、フェニル−低級アルキルチオ、低級アルカノイル(低級アシル)、カルボキシ 、低級アルコキシカルボニル、低級アルキルカルボキシ、低級アルキレン低級ア ルキルカルボキシラード、低級アルコキシ低級アルキルカルボニル、並びにカル ボキサミドおよび低級アルキルカルボキサミド〔ただし、カルボキサミド基は式 、CONR3R4(式中、R3およびR,は同一であるかまたは異なり、水素お よび低級アルキルからなる群から選ばれ、あるいはNR:+R4は一緒に、環中 に5個または6個の原子を有する複素環を形成する)を有する〕からなる群から 選ばれる基であり、 R2は1′−アルドペントシジル、1′−アルドヘキソシジル、モノ脱酸素1′ −アルドペントシジルおよびモノ脱酸素1′−アルドヘキソシジル、並びにそれ らの〇−置換低級アルキル、低級アルカノイル、ベンジルおよびベンゾイル誘導 体(ただし、〇−置換基は、1酸素上に存在すれば全利用可能環置換基酸素上に 存在する)からなる群から選ばれるβ−結合アルドグリコシド基である〕 のイソキサントプテリン誘導体、 イソキサントプテリン誘導体の製剤に許容される塩、および、イソキサントプテ リン誘導体の互変異性体、の構造に適合する。
細胞と組成物との間の接触は、接触した細胞の応答の変調に十分な時間維持され る。
免疫原の存在下に高い抗体分泌を与えるアジュバント活性を生ずる免疫原(抗原 )特異的体液免疫応答の増強は本発明により変調できる動物細胞応答の特定の例 である。用いた種々の文法形態における「変調」という語は試験管内および(ま たは)生体内の動物細胞応答の増強並びに抑制を示す。
本発明の細胞応答変調組成物を用いて、とりわけ投与の方法、用量および投与さ れる細胞集団により、関連するけれども異なる結果を誘導することができる。活 性成分のイソキサントプテリン誘導体は固体イソキサントプテリン誘導体の固体 または液体担体中の悲濁体として、あるいは担体中に溶解した溶質として担体中 に混合された組成物中に存在することができる。
白血球例えば8978球と本発明の化合物とを接触させてその接触を予定時間維 持するとこれらの白血球の免疫応答が変調される。8978球(B細胞)応答の 変調はB細胞を有効量の免疫原で処理して免疫原感作B細胞を形成させ、次いで B細胞を免疫応答変調組成物およびさらに有効量の免疫原と接触させることによ り行なうことができる。B細胞免疫応答はまたB細胞を感作免疫原および本発明 の免疫応答変調組成物と接触させ、その後免疫原感作細胞をさらに有効量の免疫 原のみ、またはさらに免疫応答変調組成物と接触させることにより変調すること ができる。さらに、免疫応答変調組成物を投与して動物細胞に接触させ、その後 イソキサントプテリン誘導体が動物細胞に接触している間に、すなわち生体内ま たは試験管内に1種またはそれ以上の免疫処置用量の免疫原を与えることができ る。これらの細胞応答変調はアジュバント活性として示す効果内にあり、すなわ ちイソキサントプテリン誘導体が免疫原に対するアジュバントとして作用し、従 って免疫原または抗原特異性変調を与える。
本発明の方法は生体内および試験管内で細胞に用いることができる8組成物は液 体形態で皮下、静脈内、腹腔内に、あるいは乳剤またはカプセル形態で、あるい はスラリー、悲濁液または溶液として液体形態で経口的に投与することができる 。
本発明は若干の利益および利点を有する。
本発明の利益の1つはその使用が一次感作(免疫原)メツセージに対する応答に おける8978球活性化および分化に必要な「2次メツセージ」を与えることが できることである。
本発明の利点は前記動物細胞の接触がこれらの細胞の活性化おン(抗体)の分泌 、マクロファージからのモノカイン分泌、およびT細胞からのリンフ才力イン分 泌の場合のように、タンパク質生成の誘導を生ずることができることである。
本発明の他の利点は増強した免疫応答をTヘルパー細胞活性の存在下および存在 しないときにともに行なうことができることである。従って、増強免疫応答はT 細胞依存およびT細胞非依存性系の両方に認められ、宿主白血球がTヘルパー細 胞機能を失なりで免疫弱化しているとき、並びに正常Tヘルパー機能を有する白 血球において本発明を有用にする。
本発明のなお他の利益および利点は以下の詳細な説明から当業者に明らかになろ う。
発明の詳細な説明 A、インキサントプテリン−8−アルドグリコシド類2−アミノ−4−ヒドロキ シプテリジンおよびその誘導体はそれぞれプテリンおよびその誘導体として知ら れている。プロトトロピー的に活性なプテリン類は通常2−アミノプテリン−4 −オンおよびその誘導体としてその最も支持される互変異性体式゛で表わされる 、フレイプラー(Pfleiderer)、rコンプリヘンシブ・ヘテロサイク リック・ケミストリー(Co+*prehensive Heterocycl icChemistry ) J 、3巻2B部、カドリフキーほか(Katr itzky andRees) &lif、バーガモン0ブレス(Pergam on Press、New York ) %(1984)、63〜327頁中 の2.16章。
2−アミノ−4,7−シヒドロキシブテリデンおよびその互変異性体2−アミノ プテリン−4,7−ジオンはイソキサントプテリンとして知られている。イソキ サントプテリンに対するより正確な化学名は2−アミノ−3,4,7,8−テト ラヒドロ−4゜7−シオキソプテリジンである。有用な化合物は一般にイソキサ ントプテリンおよびその誘導体として示される。これらの有用なイソキサントプ テリン誘導体はすべてプテリジン環系の8−位置に置換基としてアルドグリコシ ド(Iiアルデヒド)を有し、また6−位置に水素以外の置換基を含むことがで きる。
テリンおよび6−1換イソキサントプテリン自体は公知反応により容易に製造さ れる。1反応図式において、2.5.6−)リアミノ−4−ヒドロキシピリミジ ンを、カルボキシ基にβの置換基がこの構造式中のR1基を形成するα−ケト酸 と反応させる。バースト(Burst )、「ピリミジン、プリンおよびプテリ ジンの化学および生化学概論(An Intyoduction To The  Chemistry AndBiochea+1stry Of Pyrim idines、Purines And Pteridines) J %ジョ ン・ワイリー・アンド・サンズ(John Wiley & 5ones、Ne wYork) 、86〜103頁(1980)およびその引用文献参照。
他の反応図式において、上記ピリミジンをアセチレンジカルボン酸のジ低級アル キルエステルと反応させて6−位置に低級アルキルカルボン酸およびその低級ア ルキルエステルを形成させる、イワナミ(Iwana+ai ) 、ビュレチン ・牙ブ・ザ・ケミカル・ソサイエティー・オブ・ジャパン(Bull、Chem 、Soc、Japan ) s 44 :1314 (1971)。なお他の化 合物および反応図式はフレイプラー(Pfleiderer)、rコンプリヘン シブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(Coo+prehensive H eterocyclic Chemistry) J、前掲、2.16章に論議 されている。
有用なインキサントプテリン8−アルドグリコシド誘導体は、好ましくはイソキ サントプテリンまたはその6−置換イソキサントプテリン誘導体から製造され、 その後それにアルドグリコシド基が米国特許第3,798,210 %に記載さ れたフレイダ−(Pfleider)の方法により付加される、前記特許の開示 は参照により加入される。他の製造方法、例えばロールマンはか(Lohrma nn andForreat ) %ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエテ ィー(J。
Chea+、Soc、)、460〜465 (1°965)により記載された2 −アミノ−3,4−ジヒドロ−5−ニトロ−4−オキソ−6−アミラグリシジル −ピリミジンの環化もまた有用である。
簡単に述べると、フレイダ−(Pfleider )法によれば適当に置換され たイソキサントプテリンを周期系の第■主族、第■〜第V周期の四価金属で7− 位置に〇−金属化する。そのように調製した〇−金属化化合物を、1′−位置と ヒドロキシル基自体が反応性エステル例えば酢酸のような低級カルボン酸のエス テルとして、またはエーテル例えばメチルエーテルのような低級アルキルエーテ ルとして誘導体化されているアルドグリコシドと反応させる。
1′−位置にヒドロキシルはまたフレイダ−(Pfleider)およびその共 同研究者によりヘミフシェ・ベリヒテ(Chem、Ber、)、皿、317〜3 31 (1973);ヘミッシェ・ベリヒテ(Chem、Ber、)、106. 1952〜1975 (1973);およびヘミ7シエ・ベリヒテ(Chem、 Ber、) 、107.339〜361 (1974)に教示されたようにハロ 基例えばプロミドにより置換することができる。
四価のゲルマニウム、スズ、殊にケイ素は好ましい〇−金属化剤である。殊に好 ましい金属化剤はへキサメチルジシラザンである。
強酸触媒例えば硫酸のような無機酸が、好ましくは0−メチル化剤例えばヘキサ メチルジシラザンとともに使用される。ヘキサメチルジシラザンは好ましくは過 剰に、水の存在なく、好ましくは空気よりも窒素またはアルゴンの存在下に使用 される。
?−0−金属化イツキサントプテリンはその後、典型的には捕集され、不活性溶 媒例えば乾燥ベンゼン中で、1′−位置以外のヒドロキシル基が例えばベンゾイ ルまたはアセチル基により保護されたアルドグリコシドと反応させる。選んだア ルドグリコシドの1′−位置は前記のように保護される。
グリコシド化反応は好ましくは第二水銀塩例えばハロゲン化第二水銀、あるいは アルドグリコシジル1′−エーテルまたは1′−エステルを用いる場合にハロゲ ン化第二水銀の混合物の存在下に行なわれる。高温例えば1気圧の圧力でベンゼ ンを還流させる温度がアルドグリコジル化反応(糖とイソキサントプテリンとの 縮合)に使用される。
水銀塩を用いた場合これを反応が終った後反応媒質から濾過し、インキサントプ テリン−8−(ヒドロキシ保護アルドグリコシド)誘導体を、例えばカラムクロ マトグラフィーにより回収する。ヒドロキシ保護基例えばベンゾイルまたはアセ チルは、その後標準操作例えばナトリウムメトキシド−メタノール中の反応、次 いで中和により除去する。その後所望のイソキサントプテリン−8−(1′−ア ルドグリコシド)誘導体を捕集し、例えば結晶化により精製する。
有用なイソキサントプテリン誘導体は式:R,は水素、低級アルキル、ヒドロキ シ低級アルキル、ポリヒドロキシ低級アルキル、フェニル、フェニル−低級アル キル、低級アルキルフェニル、低級アルコキシフェニル、ハロフェニル、トリフ ルオロメチルフェニル、ヒドロキシ、オキソ(0−)、低級アルコキシ、フェニ ル−低級アルコキシ、ハロ、メルカプト、チオキソ(S=)、低級アルキルチオ 、低級アルキロイルチオ、フェニル−低級アルキルチオ、低級アルカノイル(低 級アシル)、カルボキシ、低級アルキルアルコキシカルボニル、低級アルキルカ ルボキシ、低級アルキレン低級アルキルカルボキシラード、低級アルコキシ低級 カルボニル、並びにカルボキサミドおよび低級アルキルカルボキサミド〔ただし 、カルボキサミド基は式、C0NR,R,(式中、R3およびR4は同一である かまたは異なり、水素および低級アルキルからなる群から選ばれ、あるいはNR 2R4は一緒に、環中に5個または6個の原子を有する複素環を形成する)を有 する〕からなる群から選ばれる基であり、 R2は1′−アルドグリコシジル、1′−アルドヘキソシジル、モノ脱酸素1′ −アルドグリコシジルおよびモノ脱酸素1′−アルドヘキソシジル、並びにそれ らの〇−置換低級アルキル、低級アルカノイル、ベンジルおよびベンゾイル誘導 体(ただし、−〇−置換基ば1酸素上に存在すれば全利用可能環置換基酸素上に 存在する)からなる群から選ばれるβ−結合アルドグリコシド基である〕 インキサントプテリン誘導体の製剤に許容される塩、および、イソキサントプテ リン誘導体の互変異性体、に相当する構造を有する。
「低級」として示した基およびラジカルはそれらが1〜約6個の炭素原子、好ま しくは1〜約3個の炭素原子を有することを示す。
低級アルキル基には例えばメチル、エチル、プロピル、i−プロピル、n −ブ チル、s 7’チル、t−ブチル、n−ペンチル、2−メチル−3−ブチル、1 −メチルブチル、2−メチルブチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、l−メチル ペンチル、3−メチルペンチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、2−ヘ キシル、3−ヘキシルなどが含まれる。
ヒドロキシ低級アルキル基にはヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、2− ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシ−2−ブチル、 3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル、6−ヒドロキシヘキシルなどが含 まれる。
ポリヒドロキシ低級アルキル基には1.2−ジヒドロキシエチル、1.2.3− )ジヒドロキシプロピル、2.3−ジヒドロキシプロピル、3,4−ジヒドロキ シブチルなどが含まれる。当業者は意図ポリオール類が単に1個のヒドロキシ基 を低級アルキル基の各炭素原子上に含むことを理解するで艷ろう。
フェニル低級アルキル基には、基のアルキル部分がインキサントプテリン8−ア ルドグリコシドの6−位置に結合する上記フェニル置換低級アルキル基が含まれ る。該基の適例にはベンジル、フェネチル、2−フェニルプロピル、2−フェニ ル−3−メチルペンチルなどが含まれる。
低級アルキルフェニル基は、イソキサントプテリン8−アルドグリコシドの6− 位置に結合するフェニル基上を前記低級アルキル基で置換された基である。その ような低級アルキルフェニル基の適例は0−キシリル、p−(2−ヘキシル)フ ェニル、m−(I−プロピル)フェニルなどである。イソキサントプテリンの6 −位置に対する結合位置に対してオルト、メタまたはバラ置換したトリフルオロ メチルフェニルは低級アルキルフェニル基のサブクラスを構成する。
低級アルコキシフェニル基は、低級アルキル基が前記のとおりであるオルト、メ タまたはパラ−イソキサントプテリン置換フェノールの低級アルキルエーテルと みなすことができる。低級アルコキシフェニル基の通例にはO−メトキシフェニ ル、m−(s−ブトキシ)フェニル、およびp−(2−エチルブトキシ)フェニ ルが含まれる。
へロフェニル基にはハロゲンが好ましくはフルオロ、クロロおよびブロモであり 、またヨードを含むハロゲン置換フェニル基が使用される。該基の通例には0− クロロフェニル、p−フルオロフェニル、およびm−ブロモフェニルが含まれる 。
ヒドロキシおよびメルカプト基はまたその互変異性体の形成のためにそれぞれオ キソおよびチオキソ基として示される。
低級アルコキシ基は6−ヒトロキシイソキサントプテリンと前記低級アルキル基 とから形成されたエーテルとみなすことができる。咳基の適例にはメトキシ、エ トキシ、プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシなどが含まれる。フェニル 低級アルコキシ基は同様に6−ヒトロキシイソキサントプテリンと前記フェニル 低級アルキル基とから形成されたエーテルとみなすことができる。
これらの物質の適例はベンジルオキシ、2−フェニルエトキシ、2−フェニルエ トキシなどである。
ハロ基には好ましくはクロロ、ブロモ、並びにフルオロおよびヨードが含まれる 。
低級アルキルチオおよびフェニル−低級アルキルチオ基はフルフィトエーテルで あり、従って前記酸素エーテル、例えばそれぞれ低級アルコキシおよびフェニル −低級アルコキシ基に類似する。
カルボキシ基はインキサントプテリン8−アルドグリコシドの6−位置に結合し たカルボン酸(−CO2H)である。低級アルコキシカルボニル基は、アルコー ルの低級アルキル部分が前記のような低級アルキル基である低級アルキルアルコ ールで形成された6−カルボキシイソキサントプテリンのエステルとみなすこと ができる。エステルの適例にはエチル、メチル、t−ブチル、ネオペンチル−カ ルボキシラードなどである。これらのエステルはまたそれぞれエトキシカルボニ ル、メトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニルおよびネオペントキシカルボ ニルと称することができる。
低級アルキルカルボキシ基はさらにカルボキシ基を含む前記低級アルキル基であ る。低級アルコキシ低級アルキルカルボニル基はすぐ前に定義した置換低級アル キルカルボキシ基と低級アルキルアルキルアルコールとのエステルとみなすこと ができる。低級アルキルカルボキシ基の適例にはカルボキシメチル、2−カルボ キシエチル、2−カルボキシヘキシルなどが含まれる。低級アルコキシ低級アル キルカルボニル基の適例には3−イソプロポキシカルボニルプロビル、4−へキ シルオキシカルボニルペンチルなどが含まれる。
カルボキサミドおよび低級アルキルカルボキサミド基はそれぞれカルボキシまた は低級アルキルカルボキシ置換基とアミンとから形成されたとみなすことができ る。カルボキサミド基は式、C0NI?1R4(式中、R1およびR4は同一で あるかまたは異なり、水素および低級アルキルからなる基から選ばれる。あるい はNR,R,は−緒に環中に5個または6個の原子を有する複素環を形成するこ とができる)を有する。有用なアミンの適例はメチルアミン、プロピルアミン、 S−ブチルアミン、ヘキシルアミン、ジメチルアミン、メチルエチルアミン、ブ チルヘキシルアミン、ピロリジン、モルホリン、ピペリジン、ビロールおよび4 −メチルビペラジンが含まれる。非置換カルボキシアミド(式中、R5およびR 4が水素である)はアミンとしてアンモニアから形成される。
また低級アシル基として知られる低級アルカノイル基置換基はイソキサントプテ リン環の6−位置に直接結合したカルボニル基を含み、それにより化合物を適当 にケトンまたはアルデヒドにする。低級アルカノイル基の適例にはホルミル、ア セチル、ピロピオニル、2−メチルピロピオニル、ブチリル、3−メチルバレリ ルなどが含まれる。基のアシル炭化水素は「低級」アルカノイルまたはアシル基 の一部分として考えられる。
低級アルキロイルチオまたは低級アシルチオ基はイソキサントプテリン誘導体の 適当な6−メルカプト置換基と低級アルキル力そのような基の通例はチオアセチ ル、チオプロピオニル、チオヘキサノイルなどである。
低級アルキレン低級アルキルカルボキシラード基は置換基ヒドロキシ低級アルキ ル基と低級アルキルカルボン酸とのエステルとみなすことができる。ヒドロキシ 低級アルキル置換基の適例は、そのようなエステル中に存在できる低級アルキル カルボン酸の低級アルカノイル(低級アシル)部分を有するとして前に論議した 。
インキサントプテリン8−アルドグリコシド類は弱塩基であり、従って酸付加塩 を形成することができる。イソキサントプテリン誘導体の製剤に許容される非毒 性酸付加塩は有用であり、イソキサントプテリン8−アルドグリコシドを適当な 酸で処理することにより形成することができる。無機酸の適例には塩酸、臭化水 素酸、硫酸、リン酸などの酸が含まれる。有機酸の適例には酢酸、プロピオン酸 、グリコール酸、ピルビン酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、リ ンゴ酸、酒石酸、クエン酸゛、安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、メタンスルホ ン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホンM、p−)ルエンスルホン酸、サリ チル酸、p−アミノサリチル酸などの酸が含まれる。逆に、酸付加塩形態はアル カリによる処理により遊離塩基形態に転化することができる。
有用なイソキサントプテリン誘導体はまた、既に記載したように6−置換カルボ ン酸および低級アルキル置換カルボン酸を含む。
これらのカルボン酸の塩基塩もまた意図され、カルボン酸を適当なアルカリ試薬 で処理することにより形成され、6−インキサントプテリン8−アルドグリコシ ドカルボキシラートカチオン塩を形成する。そのようなカルボン酸の非毒性カチ オン塩の適例にはナトリウム、カリウム、亜鉛、アルミニウム、カルシウム、マ グネシウムなどが含まれる。
有用なインキサントプテリン誘導体の8−アルドグリコシド部分(R2)は環状 であり、5個または6個の炭素原子を含み、1′−アルドペントシジル、1′− アルドヘキソシジル、モノ脱酸素1′−アルドベントシジル、およびモノ脱酸素 1′−アルドヘキソシジル基からなる群から選ばれる。
1′−アルドグリコシジル基の適例にはリボース、アラビノース、リキソースお よびキシロースの1′−基であり、それらはそれぞれ1′−リボフラッジジル、 1′−アラビノフラッジジル、1′−リキソフラッジジル、および1′−キシロ フラッジジル基と称される。1′−アルドヘキソシジル基の適例にはグルコース 、ガラクトース、マンノース、グロース、アロース、アルドロース、およびラム ノースの1′−基であり、それらはそれぞれ1′−グルコピラノシジル、1′− ガラクトピラノシジル、1′−マンノピラノシジル、1′−グリピラノシジル、 1′−アロピラノシジル、1′−アルトロピラノシジル l I−ラムノピラノ シジル基と称される。モノ脱酸素1′−アルドグリコシジル基の適例は1’−( 2’−デオキシ)リボフラッジジル基と称されるデオキシリボースの基である。
モノ脱酸素1′−アルドヘキソシジル基の通例は1’−(2’−デオキシ)グリ ピラノシジル基と称されるデオキシグルコースの基である。
有用なアルドグリコシジル基は低級アルカノイル基例えばホルミル、アセチル、 プロピオニルまたはヘキサノイルにより、またベンゾイル基によりエステル化さ れた1個またはそれ以上のヒドロキシル基を有することができる6、アルドグリ コシジル基はまた低級アルキル、殊にメチルおよびエチル基によりエーテル化し たときに有用であるが、ベンジルエーテルもまた有用である。
適当なアルドグリコシジル基は式: %式% R1は水素、ヒドロキシ、低級アルコキシ例えばメトキシおよびエトキシ(並び に前に記載した他のもの)、ベンジルオキシ、低級アルカノイルオキシ例えばホ ルミルオキシ、アセトキシ(および前に記載した他の低級アルキルカルボキシラ ード基)またはベンゾキシであり、 存在すればR&、並びにR1およびR1はすべて同一である。
これらの基はヒドロキシ、低級アルキルエーテル(低級アルコキシ)例えばメト キシおよびエトキシ、ベンジルエーテル(ベンジルオキシ)、低級アルカノイル 基(低級アシル)例えばホルミルオキシ、アセトキシ、またはベンゾアートエス テル(ベンゾキシ)であることができる、R2が水素以外であるとき、Rs ” Rb (存在すれば)=Rt =Raである。従って、〇−置換基は、1個の酸 素上に存在すると、すべての利用できる環置換基酸素上に存在する〕 に適合する。
上記式の結合はβ−アノマーを示す1′−位置を除いて特定の立体特異性配置を 表わす意図ではない。
好ましい実施においてアルドグリコシジル基は1′−リボフラッジジル、1′− グリコピラノシジル、および1’−(2’−デオキシ)リボフラッジジル基から なる群から選ばれる。従って好ましくけ、nがOであり、R55RtおよびR8 がすべてヒドロキシであり、R6が存在しないときにアルドグリコシジル基は1 ′−リボフラッジジルからなる群から選ばれ;nが0であり、RSが水素であり 、R7およびR,がヒドロキシルであり、R,が存在しないときにアルドグリコ シジル基は2′−デオキシ−1′−リボフラッジジルであり;nが1であり、R ,=R,=R? ”R1=mヒドロキシルであるときに1′−グリコピラノシジ ルはアルドグリコシジル基である。
既に記載したように、アルドグリコシドはその1′−位置がらイソキサントプテ リン誘導体の8=位置に結合する。イソキサントプテリン誘導体として示すとき 、その結合は8−1′結合として記載することができる。アルドグリコシドのβ アノマーが好ましいが、しかしαおよびβアノマーの混合物もまた有用である。
使用されるアルドグリコシドはD立体配置であり、配置が記載されない場合にそ の配置が意味される。
本発明の方法にを用なイソキサントプテリン誘導体の適例の構造式が次に示され 、式中のR1およびR2は構造式の次の表に示されるとりである。
R,R。
メチル 1′−アラビノフラッジジル ミープロピル 1′−リキソフラッジジルn −7”チル 1′−リボフラッジ ジルネオペンチル 1′−キシロフラッジジルn−ヘキシル 1′−グロピラノ シジルベンジル 1′−ガラクトピラノシジルフェネチル 1′−マンノピラノ シジル ′O−キシリル 1 ’−(2’、3’、5’−)ソー0−アセチル) アラビノフラッジジル p−(2−ヘキシル) 1’−(2’−デオキシ−3’、5’フエニル −ジー 〇−メチル)リボフラッジジルp−(トリフルオロ 1’−(2’、3’、5’ −トリーOメチル)フェニル −ベンジル)リボフラッジジルp−(2−エチル ブト 1’−(2’−デオキシ−3’、5’キシ)フェニル −ジー0−メチル )リボフラッジジル0−クロロフェニル 1′−グロピラノシジルm−ブロモフ ェニル 1′−アロピラノシジルp−フルオロフェニル 1′−アルトロピラノ シジルヒドロキシ 1′−ラムノピラノシジルメルカプト 1′−ガラクトピラ ノシジルメトキシ 1′−グルコピラノシジル ミープロポキシ 1′−キシロフラッジジルベンゾキシ 1′−リボフラッジジ ル 2−フェニルエトキシ 1′−リキソフラッジジルクロロ 1′−グルコピラノ シジル フルオロ 1′−リボフラッジジル ヨード l′−リボフラッジジル エチルスルフィド 1′−グルコピラノシジルベンジルスルフィド 1′−アラ ビノフラッジジルカルボキシ 1′−リキソフラッジジルカルボメトキシ 1′ −リボフラッジジルカルボ−t−ブトキシ 1′−キシロフラッジジルネオベン トキシカルボ 1′−グルコピラノシジルニル 2−カルボキシエチル 1′−ガラクトピラノシジル4−カルボキシブチル 1 ′−マンノピラノシジル殊に好ましいイソキサントプテリン8−アルドグリコシ ドは、6−位置に結合した水素、ヒドロキシ、低級アルキル例えばメチル、カル ボキシ、および低級アルキルカルボキシラード例えばエチルカルボキシラードま たはメチルカルボキシラード(エトキシカルボニルまたはメトキシカルボニル) 、並びにポリヒドロキシ低級アルキルを有し、その分子の8−アルドグリコシド 部分がβ−1′−リボフラッジジル、β−1’−(2’−デオキシ)リボフラッ ジジル、およびβ−1′−グルコピラノシジルであるものである。そのような殊 に好ましい物質の適例は次のものである=8−(1’−β−D−リボフラッジジ ル)イソキサントプテリン、 8−(1’−β−D−2′−デオキシリボフラノシジル)イソキサントプテリン 、 8−(1’−β−D−グルコピラノシジル)インキサントプテリン、 6−ヒドロキシ−8−(1’−β−D−リポフラッジジル)インキサントプテリ ン、 6−ヒドロキシ−8−(1’−β−D−2′−デオキシリボフラノシジル)イソ キサントプテリン、 6−ヒドロキシ−8−(1’−β−D−グルコピラノシジル)インキサントプテ リン、 6−メチル−8−(1’〜β−D−リボフラッジジル)イソキサントプテリン、 6−メチル−8−(1’−β−D−グルコピラノシジル)イソキサントプテリン 、 6−メチル−8−(1’−β−D−2′−デオキシリボフラノシジル)イソキサ ントプテリン、 6−カルポキシー8−(1’−β−D−リボフラッジジル)イソキサントプテリ ン、 6−カルボキシ−8−(1’−β−D−グルコピラノシジル)イソキサントプテ リン、 6−カルボキシ−8−(1’−β−D−2′−デオキシリボフラノシジル)イソ キサントプテリン、 6−メドキシカルボニルー8−(1’−β−D−リボフラッジジル)インキサン トプテリン、 6−メドキシカルポニルー8−(1’−β−D−2′−デオキシリポフラノシジ ル)イソキサントプテリン、および6−メドキシカルボニルー8−(1’−β− D−グルコピラノシジル)イソキサントプテリン。
本発明の方法に有用な最も好ましいインキサントプテリン誘導体はR1が1’− D−リボフラッジジル基であり、R,が水素、メチルおよびカルボキシからなる 群から選ばれる化合物である。
これらの化合物は式: (式中、R1は水素、メチルおよびカルボキシからなる群から選ばれる) に適合する構造を有する。
B0組成物の接触 本発明に用いる活性成分インキサントプテリン誘導体は試験管内で培養中に、あ るいは生体内で慣用投薬単位の組成物で、すなわち有効投薬単位のイソキサント プテリン誘導体と混合した生理的に耐えられる担体を含む単位投薬形態における 組成物として経口または非経口的に動物に投与することにより、応答を変調しよ うとする動物細胞に接触させる。
用いた「単位用量」およびその文法的に等しい語はヒト患者および他の温血動物 に対する単一投薬として適する物理的に分離された単位を示し、各単位は必要な 生理的に耐えられる担体例えば希釈剤またはビヒクルに関連して所望の治療効果 を生ずるように計算した予定量の活性成分を含む0本発明の新規な単位投薬形態 に対する仕様は(al活性イソキサントプテリン誘導体成分および達成すべき個 々の治療効果、並びに〜)試験管内並びにヒトおよび他の動物の生体内で治療に 用いるそのような活性成分を配合する技術に固有の制限により指令され、それに 直接依存する。
本発明よる適当な単位投薬形態の例は錠剤、カプセル、火剤、粉末パケット、顆 粒、カシェ剤など、前記のいずれかの分離マルチプル、並びに液体溶液、乳濁液 および懸濁液である。液体組成物は常法例えば皮下、腹腔内、筋肉内、経口など で投与することができる。
生体内に投与される活性成分の量は患者の年令および体重、治療すべき個々の状 態、投与の頻度、並びに投与の経路による。用量範囲は約0.01〜約200ミ リグラム毎キログラム体重、より好ましくは約0.1〜約25ミリグラム毎キロ グラム体重、最も好ましくは約1〜約lOミリグラム毎キログラム体重であるこ とができる。ヒト成人用量は約5〜約1400ミリグラム毎日の範囲で、1回量 または3〜4分割景として与えられる。獣医学投薬はヒト投薬に相応し、投与量 は成人ヒトに比較した動物の体重および代謝速度に比例する。
動物細胞の試験管内接触のための濃度は約2〜5X106細胞毎ミリリフドルの 細胞濃度に対し約lXl0−@〜約I X 10−”モルである。より好ましく は濃度は約I X 10−’〜約lXl0−’モル、さらに好ましくは同一細胞 濃度で約3X10−’〜約3X10−5モルである。動物細胞を接触させる組成 物は固体または液体であることができる。インキサントプテリン誘導体は固体ま たは液体の生理的に耐えられる担体中の固体イソキサントプテリン誘導体の懸濁 体として混合しあるいは担体中に溶質として溶解または懸濁、あるいはそれらの 組合せにすることができる。
生理的に耐えられる担体はよく知られている。液体担体の適例は無菌水溶液であ り、それは活性成分および水のほかに物質を合理的食塩水またはその両方例えば リン酸緩衝食塩水を含むことができる。さらに水性担体は1種以上の緩衝塩、並 びに塩例えば塩化ナトリウムおよびカリウム、デキストロース並びに他の溶質を トロース注射剤、デキストロースおよび塩化ナトリウム注射剤並びに乳酸加リン ゲル注射剤により例示される。
液体組成物はまた水に加えて、および水を排除して液相を含むことができる。そ のような追加液相の適例はグリセリン、植物油例えば綿実油またはごま油、およ び水−油孔濁液である。
固相担体の通例には火剤または錠剤の製造に通常使用される物質が含まれ、コー ンスターチ、ラクトース、リン酸二カルシウム、粘稠化剤例えばトラガカントお よびメチルセルロース、u、s、p、、微粒SiO□、ポリビニルピロリドン、 ステアリン酸マグネシウムなどが含まれる。さらに、固体担体は生物分解性およ び非生物分解性ポリマー、ポリペプチド担体、アフィニティー担体例えばAFF I−GEL601 (バイオ−ラド・ラボラトリーズ(Bio−Red Lab oratories、Richn+ond、CA)がら入手できるフェニルポロ ナート樹脂〕、および公知のリポソームを含むことができる。酸化防止側例えば メチルパラベンおよびプロピルパラベンは甘味剤例えばシg糖またはビート糖、 ナトリウムサンカリン、シフラミン酸ナトリウム、およびジー・ディー・シアル 社(G、D、5earle Co、)により商標NUTRASWEET (アス パルターム)のもとで販売されるジペプチドメチルエステル甘味剤と同様に固体 および液体組成物の両方に存在することができる。
組成物と動物細胞との間の接触は、接触した細胞がその細胞応答の変調を示す十 分な時間維持する。細胞応答(活性)の変調は高い抗体分泌、高いTヘルパー活 性、高いリンフ才力イン生成な−どに示されることができる。
生体内に用いるには、動物細胞と最適濃度の組成物との間の接触は典型的には動 物が代謝、排泄または両過程によりその身体からインキサントプテリン誘導体を 浄化するのに十分な時間維持される。その時間は細胞応答を示すのに必要な時間 よりも長いことができる。従って個々の単位用量との接触は典型的には約1〜約 7日の期間維持される。連続的接触は免疫不全動物宿主に有利であることができ る。
試験管内接触は標準検定法により測定したときに前記細胞機能の1つが示される 十分な時間維持することができる。そのような維持時間は典型的には約1〜約7 日、より普通には約2〜約4日を要する。
C9変調された細胞応答 (1)試験管内アジュバント活性 動物の抗体生成細胞と有用な組成物との接触は試験管内で評価すると5RBCお よび他の免疫原(抗原)に対する一次抗体応答にアジュバント効果を与える。免 疫応答変調組成物および有効量の免疫原(ヒツジ赤血球、5RBC)を典型的に 混合して実質的に同時に細胞に接触させる。「抗原」および「免疫原」という語 は同じ意味に使用される。
最適濃度で有用イソキサントプテリン誘導体の有効量を含む組成物は5RBCに 対する応答を約2〜6倍高める。その効果は用量依存性である。抗体応答の増強 は5RBCに対する特異的応答およびイソキサントプテリン誘導体に対する多ク ローン性応答の加酸効果により説明することができない。
有用なイソキサントプテリン誘導体を含む組成物のアジュバント効果は免疫原経 験(感作)および自・然細胞上に及ぼされる0両応答が細胞と有効量のイソキサ ントプテリン誘導体を含む組成物との接触により高められる。このアジュバント 効果は培養に加えた免疫原の濃度に依存する。
免疫応答、すなわち8978球またはB細胞の応答は免疫原の。
全免疫有効用量で高められることが認められるけれども、増強の程度は通常最適 または最適に近い免疫原濃度で最大である。さらにイソキサントプテリン誘導体 のアジュバント活性は免疫と相乗的であり、単なる独立の免疫原特異的および老 クローン性(非特異的)応答の合計のためではない。
イソキサントプテリン誘導体を含む組成物による抗体生成の増強は自然免疫原未 経験B細胞だけでなく、また前記のように免疫原経験または記憶B細胞を含む。
従って免疫原(抗体)に対する−次IgM並びに二次1gMおよびIgG応答が B細胞と有効量のイソキサントプテリン誘導体を活性成分としで含む組成物とを 接触させその接触を前記のように維持することにより増強される。
記憶応答のために、よく知られているように、B細胞を有効感作量の免疫原で処 理することにより感作する。その感作処理は免疫応答変調組成物の存在または不 在下であることができる。そのような組成物の存在下に接触するとき、B細胞の 感作量の免疫原による処理は、好ましくは細胞と本発明に有用な組成物との接触 と実質的に同時、すなわち約12時間以内である。より好ましくは免疫原は、組 成物中にあることによりその効果が例えば変性により損なわれなければ、免疫応 答変調組成物中に含まれる。
従って変調された細胞応答はBf−IH胞を有効感作量の免疫原および有用な免 疫応答変調組成物に実質的に同時に接触させ、−次免疫応答が得られた後さらに 感作した細胞をさらに有効量の免疫原(抗原)単独またはさらに免疫応答度1J ii組成物と実質的に同時に接触させることにより得ることができる。
有用な組成物の存在なくB細胞を感作するとき、この感作細胞と有用組成物との 接触と実質的に同時に感作細胞を再びさらに有効量の免疫原で処理するとアジュ バント活性を示すことができる。
従って有効感作量の免疫原に対し感作されるB細胞をさらに有効量の免疫原およ び、好ましくはB細胞を第2の有効量の免疫原で処理すると実質的に同時(約1 2時間以内)にこれらの細胞に接触させる有用な免疫応答変調組成物で処理する ことにより変調された細胞応答を示すことができる。
有用なイソキサントプテリン誘導体含有組成物は一次体液免疫応答をB細胞およ び(または)免疫原提供細胞に直接作用することにより高めると思われる。従っ て、これらの誘導体の使用はT非依存性抗原に対して備えた抗体応答、すなわち B細胞および免疫原提供細胞を含む応答を高める。さらに、インキサントプテリ ン誘導体を含む組成物は後記のように、B細胞のTヘルパー細胞に対する要求に 代ることができ、従って無傷機能性T細胞の存在なく開始された培養にそのアジ ュバント効果を与える。混合リンパ球培養(ML、C)上澄み中に含まれるT細 胞ヘルパー活性を存するT細胞の置換はイソキサントプテリン誘導体の抗体応答 を高める能力を低下しない。
さらに、MLC上澄み中に含まれる可溶性T細胞シグナルとイソキサントプテリ ン誘導体含有組成物との間に認められた相乗作用はそれぞれにより供給されるシ グナルが定性的に異なることを示す。この相乗作用は上澄み濃度の範囲にわたっ て認められ、インキサントプテリン誘導体が単にT細胞が与える同じ「シグナル 」を多く与えるのではないことを示す。匹敵する程度の相乗作用はそのようなり 細胞培養をT細胞様上澄み、(これは実際に誘導されたT細胞である)よりもむ しろT細胞を補足し、免疫原の存在下に本発明に有用なインキサントプテリン誘 導体を含む組成物に効果はそのアジュバント活性のT非依存性の観察により除外 されず、すなわちT細胞非依存相の存在はT細胞依存相の存在に関係がない。従 って、より実質的な増強はT非依存性1型抗原(一層完全にT細胞非依存性)よ りも低用量のT依存性およびT非依存性2型抗原(T細胞依存性状態)による刺 激条件のもとでイソキサントプテリン誘導体を含む組成物から認めることができ 、それはT細胞依存性成分の存在を示唆する。さらに、イソキサントプテリン誘 導体はTヘルパー細胞の前駆物質に作用(直接または間接に)してそのような細 胞の集団の免疫原に対する抗体応答を支持する能力を増すと思われる。
(2) 免疫応答の生体内変調 生体内の5RBCに対する一次抗体(B細胞)応答に対する免疫強化効果は有用 なイソキサントプテリン誘導体を含む液体組成的に同時に、組成物をCBA/C aJマウスに注入することにより動物細胞に接触させると認められる。比較的高 い用量例えば約2.5ミリグラム毎動物(約1/Log毎kg)が動物により耐 えられる。
腹腔内(i、p、)注入したインキサントプテリン誘導体の一定水準のアジュバ ント効果に対する上記マウス中の免疫原用量依存性は、対照とした普通塩水(N S)注入と比較される。免疫原注入のすべての有用(有効)水準で免疫応答に増 強があるけれども、典型的には増強は基礎応答の大きさが高いほど大きくなる。
上記−次免疫処置におけるように動物細胞応答の生体内変調はまた、前にB細胞 の二次免疫応答の試験管内変調に関して記載したように行なうことができる。
(3)T細胞置換活性 本発明の方法はT依存性免疫原に対する抗体応答においてT細胞の置換に用いる ことができる。これに関して、T細胞は試験管内で補体および単りローン性抗t hV1.2抗体で処理し、免疫原としての5RBCとともにまたはなしで、イン キサントプテリン誘導体の増加濃度を含む組成物の存在下に培養することにより 除去する。これらの条件下で、分泌したB細胞培養は、例えば有効量のイソキサ ントプテリン誘導体を含む組成物により含まれるT細胞様シグナルを補足しなけ れば免疫原に対し応答できない。変調した細胞応答は用量依存性並びに免疫原依 存性である。さらに、この応答はB細胞の非特異的多クローン性活性化に帰着で きなし)。
本発明の方法の使用は他のT依存性応答の条件下にT細胞に対する要求に全く代 る免疫原刺激B細胞に対するT細胞様シク゛ナルを与えることができる。従って 、tbyl、2支持T細胞を除去したマウスB細胞培養の、有効量のイソキサン トプテリン誘導体を含む組成物による補足が5RBCに対する一次抗体応答の発 生においてTヘルパー細胞に対する要求を置換する。これは肺細胞の単りローン 性抗thyt、2抗体および補体による試験管内処理によりT細胞を除去しても 、またはウサギ抗マウス胸腺リン/<球血清(ATS)を生体内注射し次いでA TS、抗thytz、抗1.yt1および抗Lyt2並びに補体によりノ1−ウ ェル(llarwell) Lより)、ジャーナル・オプ・エクスペリメンタル ・メデイシン(J、 Exp。
Med、 )、152:893 (1980)に記載されたように試験管内処理 しても生ずる。
本発明の組成物の作用の機構はT細胞誘導リンフオ力インの作用およびそれに含 まれるT細胞置換(またはB細胞刺激)活性と異なると思われる。これは上澄み により支持される抗5RBCプラーク形成細胞(PFC)応答が有効量のインキ サントプテリン誘導体を含む組成物の添加により増幅されるMLC上澄み中に生 ずるイソキサントプテリン誘導体とTヘル)i−因子との相乗効果により示され る。
(4)経口投与によるアジュバント活性生体内t、 p、または皮下注入により 投与された本発明のアジュバント活性は以下に論議した。動物の胃中に延びる管 を通して、または各動物の食道中へ延びる先端を丸めた供給針の使用により経口 的に投与した本発明の組成物のアジュ)Yント活性もまた示すことができる。
これに関して、5RBCはt、り、注入し、PFC測定は5RBCの初期i、I )、注入の7日後に行なう。有効量のインキサントプテリン誘4体を含む有用組 成物は5RBCの免疫原投与と同じ24時間以内またはその72時間後に経口的 に投与する。動物細胞に接触させる本発明の化合物の投与は、細胞を免疫原にさ らした同じ24時間以内またはその72時間後に動物細胞に接触させても高い一 次応答を与える。
試験管内接触には、細胞を、典型的にはイソキサントプテリン誘導体を前記濃度 で含む培地中で培養する。生体内接触には組成物は動物に1回またはそれ以上の 回数投与し最後の投与量が前記のように自然身体過程により動物身体から、それ により動物細胞との接触から除かれるまで動物内に維持される。
(D)発明を実施するための最良の形態実施例1 錠剤 錠剤は次の成分から配合されるニ −11皿− 8−(1’−β−D−リボフラッジジル)インキサントプテリン 0・5 ラクトース、粉末 37.4 コーンスターチ、乾燥 35.5 微粒 5i(h 5.6 ポリビニルピロリドン 0.6 ステアリン酸マグネシウム 0.4 80.0 イソキサントプテリン誘導体をラクトース、コーンスターチ25.0重量部およ びSiO□4.0重量部と混合する。生じた混合物を次にポリビニルピロリドン の5%エタノール溶液で均一に湿らせる。次いで湿潤塊を1mm網目ふるいに通 して顆粒を生成させる。
生じた顆粒を乾燥室中で60℃で約24時間乾燥する。乾燥した顆粒を再び11 璽網目ふるいに通す。得られた顆粒70.0部を、残余のSiO□、残余のコー ンスターチ、および全ステアリン酸マグネシウムからなる予め11網目ふるいに 通した混合物と適当なミキ □サー中で混合する。得られた混合物を次いで各8 00ミリグラムでイソキサントプテリン5ミリグラムを含む錠剤にプレスする。
実施例2 デンプンカプセル カプセル内容物を次の成分から配合するニー里呈並− 6−カルボキシ−8−(1’−β−D−グルコピラノシジル)インキサントプテ リン 1.0ラクトース 450.0 コーンスターチ 549.0 イソキサントプテリン誘導体を徐々にラクトースと混合する。
ラクトースがすべて混合されると、得られた混合物をコーンスターチと配合する 。生した配合物を次いで配合物1.0グラムを保持するカプセルに入れる。各カ プセルはイソキサントプテリン誘導体1.0ミリグラムを含有する。
実施例3 錠剤 各6−メチル−8−(1’−β−D−デオキシリポフラノシジル)イソキサント プテリン50ミリグラムを含む10.000錠のロフトを次の型および量の成分 から調製する:6−メチルー8−(1’−β−D− デオキシリボフラノシジル)インキサントプテリン 500グラム リン酸二カルシウム 1000グラム メチルセルロース、U、S、P、(15cps) 75グラムタルク 150グ ラム コーンスターチ 250グラム ステアリン酸マグネシウム 25グラムインキサンドプテリン誘導体とリン酸二 カルシウムをよく混合し、メチルセルロースの水中7.5%溶液で粒化し、嵐8 ふるい(US標準ふるい列)に通し、注意深く乾燥する。乾燥した顆粒を隘12 ふるい(US標準ふるい列)に通し、タルク、スターチおよびステアリン酸マグ ネシウムと十分混合し、錠剤に圧縮する。
これらの錠剤は約6〜8時間毎に1〜3錠の用量で経口的に投与すると抗体生成 の増強に有用である。
実施例4 注射用調製物 皮下または洞内注入に適し、6−カルポキシエチルー8−(1’−β−D−リボ フラッジジル)イソキサントプテリン50ミリグラムを成分毎ミリリットル中に 含む無菌調製物が次の型および量の成分から調製される: 6−カルポキシエチル−8= (1−β−D−リボフラッジジル) イソキサントプテリン 5グラム 生理食塩水 98ミリリツトル 綿実油(またはごま油) 2ミリリフドルイソキサントプテリン誘導体および食 塩水を混合して実質的に均一な分散体を与える十分な時間音波処理する。その後 綿実油(またはごま油)を混合し、新混合物を同様に均一化して乳濁液にする。
乳化後この無菌調製物の最終容積の1〜3%が、体液免疫を高めるために週1回 皮下または腹腔内に注入される。
実施例5 経日用水性調製物 6−カルボキシ−8−(1’−β−D−グルコピラノシジル)イソキサントプテ リン5ミリグラムを各5ミリリツトル(1茶さじ量)中に含む経口用の水性調製 物が次の成分から調製される=6−カルボキシ−8−(1’−β−D−グルコピ ラノシジル)インキサンド プテリン 1.0グラム メチルパラベン、U−5,P、 0.75グラムプロピルパラベン、[1,S、 P、 0.25グラムナツカリンナトリウム 1.25グラムシクラミン酸ナト リウム 0.25グラムグリセリン 300ミリリツトル トラガカント 粉末 1.0グラム 橙皮油 香味剤 1.0グラム F、D、およびC,オレンジ染料 0.75グラム脱イオン水、適量、全量 1 000ミリリットル毎日2〜4回の1茶さじ量の用量が体液免疫の増強に有用で ある。
細胞接触条件 リンパ球培養 100ミリリツトル当りに次のものを含む血清含有培地を調製する:RPMI  1640 (フロー・ラボラトリーズ社(FlowLaboratories  Inc、 、Rockville、 110)製)91.9ミリリツトル、10 0×グルタミン0.1ミリリツトル、100×ピルビン酸ナトリウム1.0ミリ リツトル、50×非必須アミノ酸1.0ミリリツトル、ペニシリンG104jl i位およびストレプトマイシン104マイクログラムを含む水1.0ミリリット ル、並びにウシ胎仔血清(Fe2)の支持ロフト5.0ミリリツトル。これらの 成分を外観的に均一になるまで混合す為。グツドマン(Goodman)ほか、 ジャーナル・オプ・イムノロジー(J、 Inu++uno1.) 121 :  1905(1978)の記載のように牌細胞慈濁液および肺臓B細胞に対して 濃縮した集団を調製する。
ヒツジ赤血球(S RB C)に対する一次体液免疫応答の評価のために、5X 10’〜10フマウス牌細胞を5%FC3含有培地1.0ミリリツトル中で免疫 原の存在下に4日または5日間培養する。細胞を培養トレー(3424,コスタ −(Costar、 Cambridge。
MA)製〕中で7サイクル毎分の振動数で揺動する組織培養箱〔CBSサイエン スティフィー/り(CBS 5cientific、 Del Mar+ CA )製〕を用いて空気中10%Co2の増湿雰囲気中で37℃でインキュベートす る。プールした5RBCはコロラド・セラム社(Colorad。
Serum Co、 、 Denver CO)から入手できる。
ブー−タイ 細 (P F C)の 5RBCに対するPFC分泌抗体はイエルネはか(Jerne andNord in) 、 サイエンス(Science) 、140 : 405 (196 3)の瀉血プラーク検定の変形を用いて培養の4日または5日後に評CBA/C aJマウス、8〜16週令はジャソクソン・ラボラトリ−(Jackson L aboratory、 Bar Barber、 ME)から購入される。
マウスはすべて−ayne Lab Blox F6ペレント〔アライド、ミル ス社(Allied Mills Inc、 、 Chicago、 IL)) およびHClで3.0のpH値に酸性化した塩素化水上に維持する。
豊凶叫製 肺臓および胸腺細胞懸濁液はグツドマン(Goodman)ほか、ジャーナル・ オブ・イムノロジー(J、 Immunol、 )、↓21 : 1905(1 978)に記載のように調製する。Tリンパ球について濃縮した肺細胞はジュリ ウス(JuHus)ほか、ユーロピアン・ジャーナル・オプ・イムノロジー(E ur、 J、 Immunol、 )、3 : 645(1973)のプロトコ ルに従いナイロンウール(NW) を通すことにより調製する。B細胞濃縮集団 は108牌細胞を1:1000希釈の単りローン性抗Thy1.2に体〔二ニー ・イングランド・ニュクリア(New EngIand Nuclear、 B oston、 MA)製〕で4℃で30分間処理することにより調製する。処理 した細胞は280xgで10分間遠心分離し、抗体を除き、細胞を1:6希釈の CBARBC吸収モルモット補体中に37℃で45分間再懸濁する。次いで細胞 を洗浄し、前記のように培養する。
笠i インキサントプテリン−8−β−D−リボヌクレオシドはフレイプラー(叶、  Wolfgana Pfleiderer、 University of K onstanz。
Konstanz West Germany)の寄贈品であった。8−オキソ グアノシン(8−oxo Guo )は“ロビンス(叶+ Roland Ro bins、 ICNPharlIIaceuticals、 Co5ta Me sa+ CA)からの寄贈品であった。ヒトIL−2、ロフト1464−52は エレクトローニュータレオニクス社(Electro−Nucleonics、  Inc、 + 5ilver Spring、 MD)がら部分精製調製物と して入手した。この調製物はインターフェロン−γ活性を含まないと認められた 。
抜本 洗浄した5RBCの食塩水中興なる濃度の懸濁液でi、p、注入する。その後種 々の時間に種々の量のイソキサントプテリン誘導体をi、p、または皮下に注入 する。イソキサントプテリン誘導体は典型的には、塩水中、水油乳濁液中あるい は通常塩水(NS)または生理食塩水中の10■/1allのナトリウムカルボ キシメチルセルロース(CMC)中の懸濁液として注入する。経口供給研究には マウスに、口から胃へ延びるポリ (プロピレン)カテーテルまたは前記のよう に先端を丸めた20ゲージ供給針を挿入し、それを通して計測量の組成物を導入 する。
実施例6−次抗体応答の増強 5X10’生CBA/CaJマウス牌細胞を血清含有培地hi中で、5RBCの 存在または不在下にO(None) 〜I X 10−’モルの濃度範囲にわた って存在する8−(1’−β−D−リポフラッジジル)イソキサントプテリンの 増加量で培養した。5RBCに対するPFCを培養4日後に数えた。
前記マウス系を用いた2研究の結果は表1に示される。
表1 直接抗5RBCPFC/培養 None None 62 35 SRBCNone 468 495 Isox、 Rib。
5RBC10−” 638 418 SRBC10−’ 773 948 SRBC10−” 778 660 SRBC10−’ 490 540 SRBC10−’ 208 178 8−oxoGu。
1、 5X10’5RBCを抗原毎培養として用いた。
2、 ヌクレオシドは存在なしくNone)またはモル毎リフドル例えば10− 5 の濃度であると示される。
l5ox、 Rib、=イソキサントプテリンリボシド;8−oxoGuo=  8−オキソグアノシン。
知見できるように、5RBCおよびイソキサントプテリン誘導体の存在下に、5 RBCのみを含む培養より高いPFCの用量依存性増強が認められる。この化合 物の10−8モル程度の低い濃度における活性が殊に意外である。
実施例7 二次抗体応答の増強 107生5RBC感作CBA/CaJマウス牌細胞を血清含有培地中で、培地m l当り6X10’プール5RBCとともに、種々の濃度の8−(1’−β−D− リボフラッジジル)イソキサントプテリンの存在または不在下に培養する。5R BCに対する直接PFCを培養4日後に測定する。同様の培養を、対照として5 RBCの同じ増加量を用い、しかしインキサントプテリン誘導体なく調製する。
PFCは5RBCのみを含む培養に比べてイソキサントプテリンおよび5RBC の両方を含む培養中で増大される。
6−メチル−8−(1’−β−D−リポフラッジジル)イソキサントプテリンお よび6−カルボキシ−8−(1’−β−D−リボフラッジジル)インキサントプ テリンの使用は類似の結果を与える。
実施例8 免疫応答の生体内変調 CBA/CaJマウスに6X10’ 5RBCを、および3日後のCMC中の増 加量の6−メチル−8−(1’−β−D−リボフラッジジル)イソキサントプテ リンを腹腔内に注入する。0〜2.5ミリグラム毎動物の濃度を用いる。その5 日後の5RBCに対する直接PFCの評価は抗体応答の用量依存性増強を示す。
同様の結果が、インキサントプテリン誘導体として8−(1’−β−D−リボフ ラッジジル)イソキサントプテリンおよび6−カルボキシ−8−(1’−β−D −リポフラッジジル)インキサントプテリンを用いて得られる。
実施例9 ヒトー次免疫応答の試験管内増強ヒト末梢血リンパ球(P B L) をフィコルージアドリゾエート(Ficoll−diatrizoate)密度 勾配遠心分離により正常ヘパリン化静脈血から調製した。PBLはヒスタミン2 型受容体を支持するサプレッサーT細胞をビスタミンウサギアルブミン被覆プラ スチックペトリ皿(Cell −ect Na 2キット;セラゲン(Sera gen 。
Boston + MA)製〕の表面に付着させ、ウィソキーほか(Wysoc k 1and 5ato) + プロシーデイングズ・オプ・ザ・ナショナル・ アカデミ−・オブ・サイエンス(Proc、 Natl、 Acad、 Sci 、) USA。
15:2844 (1978)により記載され、カバグナロほか(Cavagn aro and 0sband) 、バイオテクニークス(Biotechni ques)1月/2月:30(1983)により改良されたパニングにより非付 着細胞を回収することにより除去した。
この研究に用いた組織培養液は次のように調製した:100ミリリットル(mJ )が87.9mfのRPMI 1640(フロー・ラボラトリーズ(Flow  Laboratories、 Rockville+ MID)製〕、0.1+ ++j!の100Xグルタミン、1.0M−HEPES緩衝液〔ミクロバイロジ カル・アソシエーテス(Microbilogical As5ociates 。
Betheseda、 MO)製) 1.0 llIn、ペニシリンG10’U およびストレプトマイシン104マイクログラムを含む水1.0+mJおよび新 自原性熱不活性化血漿10 mlを含有した。5RBCに対する一次体液免疫応 答の評価のため、抗体として5X10’ 5RBC〔コロラド・セラム社(Co lorado 5eruts Co、 、 Denver+ Co)製)を含む 1.0mj!の容積中2X10’/+gj!の密度でリンパ球系細胞をIL−2 およびインキサントプテリンリボヌクレオシドとともに培養した。
5RBCに対する抗体を分泌するプラーク形成細胞(P F C)の計数は培養 6日後イエルネほかUerne and Nordin)、サイエンス(Sci ence)、140:405 (1963)の瀉血プラーク検定の変形を用いる ことにより行なった。細胞はプラーキング前に完全培地を引上げ、それを標準像 Mrアガロース〔パイオーラド・ラボラトリーズ(Bio Rad Labor atories、 Rict+s+ond、 CA)製〕中でプラークさせ、補 体なしで1.5時間インキュベートした後5RBC吸収モルモット補体中で1時 間インキュベートした。
2研究の結果は表2に示される。
表1 None None 7 12 SRBCNone 5,383 363Isox、 Rib。
5RBC10−” 5,258 − 5RBC10−’ 6,017 − 5RBC10−’ 5,483 、− 5RBC10−’ 7,592 665SRBC3xlO−’ 248 SRBC10−’ 32.000 180SRBC3Xl0−’ 230 8−oxoGu。
5lltlc 3xlO−’ 11751、 5RBCは抗原として5X10’ 細胞毎培養で用いた。
2、 ヌクレオシドは存在なしく h o n e )またはモル毎リンドル、 例えば10−S の濃度であるとして示される。
l5ox、 Rib、=イソキサントプテリンリボシド;8−oxoGuo=  8−オキシグアノシン。
3、 直接抗5RBCプラーク形成細胞(P F C)毎培養は2つの異なるヒ ト供血者からのPBLを用い、前記のように測定した。
上記データから知見できるように、用量依存性抗原特異性の増強がインキサント プテリンリボヌクレオシドで得られた。得られた結果は実施例6のマウス系にお いて最適化したよりも高い濃度のイソキサントプテリン誘導体で認められた。こ れらの結果は8−置換グアノシンを用いて認められたマウスおよびヒト系におけ る結果に一敗する、グツドマンはか(II:oodman and Henne n)+セルラー・イムノロジー(Ce11. Immunol、)、 102  : 395 (1986)、並びにグツドマンはか(Goodman and  Weigle)、ジャーナル・オブ・イムノロジー(J、 In川用no1.) 、135:3284 (1985)参照。
実施例10 T細胞置換活性 4X10’生CBA/CaJマウス牌細胞を初めにT細胞のthyl、2抗原と 免疫反応する補体固定華クローン性抗体次いで存在するT細胞を溶解する補体〔 二ニー・イングランド・ニュークリア(New England Nuclea r+ Boston、 M^)製〕で処理する。そのように処理した細胞をその 後さらにθ〜1o−4モルの量の増加量の8−(1’−β−D−リボフラッジジ ル)イソキサントプテリンを含む血清含有培地中で、免疫原として5RBCとと もにまたはそれなしで成長させる。その4日後に5RBCに対する直接PFCを 測定する。この研究の結果はイソキサントプテリン誘導体の存在が免疫に対する B細胞応答の誘導に役立つこと、および誘導された結果が用量依存性であること を示す。従って非溶解胛細胞(すなわちB細胞)と有用な組成物との接触がこれ らの非溶解牌細胞にT細胞様「シグナル」を与える。
類似の結果が上記イソキサントプテリン誘導体の代りに6−メチル−8−(1’ −β−D−リポフラッジジル)イソキサントプテリンおよび6−カルボキシ−8 −(1’−β−D−リボフラッジジル)インキサントプテリンを用いて得られる 。
本発明は好ましい態様に関して記載された。示した本発明の範囲から逸脱するこ となく開示主題の改変および(または)変更をなすことができることは当業者に 明らかであろう。
国際調査報告

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.動物細胞を、構造が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R1は水素、低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル、ポリヒドロキシ低級アル キル、フェニル、フェニル−低級アルキル、低級アルキルフェニル、低級アルコ キシフェニル、ハロフェニル、トリフルオロメチルフェニル、ヒドロキシ、オキ ソ、低級アルコキシ、フェニル−低級アルコキシ、ハロ、メルカプト、チオキソ 、低級アルキルチオ、低級アルキロイルチオ、フェニル−低級アルキルチオ、低 級アルカノイル、カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、低級アルキルカルボ キシ、低級アルキレン低級アルキルカルボキシラート、低級アルコキシ低級アル キルカルボニル、並びにカルボキサミドおよび低級アルキルカルボキサミド〔た だし、カルボキサミド基は式、CONR3R4(式中R3およびR4は同一であ るかまたは異なり、水素および低級アルキルからなる群から選ばれ、あるいはN R3R4は一緒に、環中に5個または6個の原子を有する複素環を形成する)を 有する〕からなる群から選ばれる基であり、 R2は1′−アルドペントシジル、1′−アルドヘキソシジル、モノ脱酸素1′ −アルドペントシジルおよびモノ脱酸素1′−アルドヘキソシジル、並びにそれ らのO−置換低級アルキル、低級アルカノイル、ベンジルおよびベンゾイル誘導 体(ただし、O−置換基は、1酸素上に存在すれば全利用可能環置換基酸素上に 存在する)からなる群から選ばれるβ−結合アルドグリコシド基である〕 の構造に適合するイソキサントプテリン誘導体、前記イソキサントプテリン誘導 体の互変異性体、および前記イソキサントプテリン誘導体の製剤に許容される塩 、である活性成分の有効量と混合した希釈量の生理的に耐えられる担体を含む組 成物と接触させ、 前記接触を前記細胞がその応答を変調するのに十分な時間維持する、 ことを含む、動物細胞応答を変調する方法。
  2. 2.R2が1′−リボフラノシジル、1′−(2′−デオキシ)リボフラノシジ ルおよび1′−グルコピラノシジル基からなる群から選ばれる、請求の範囲第1 項記載の方法。
  3. 3.イソキサントプテリン化合物の構造が式:▲数式、化学式、表等があります ▼ に適合する、請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 4.R1が水素、メチル、およびカルボキシからなる群から選ばれる、請求の範 囲第3項記載の方法。
  5. 5.アルドグリコシド基の構造が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 nは0または1であり、 R5は水素、ヒドロキシ、低級アルコキシ、ベンジルオキシ、低級アルカノイル オキシ、およびベンゾキシからなる群から選ばれ、 R6、R7およびR8は同一であり、ヒドロキシ、低級アルコキシ、ベンジルオ キシ、低級アルカノイルオキシおよびベンゾキシからなる群から選ばれ、 R5が水素意外のときR5=R6=R7=R8である)に適合する、請求の範囲 第1項記載の方法。
  6. 6.nが0であり、R5、R7およびR8がヒドロキシである、請求の範囲第5 項記載の方法。
  7. 7.nが1であり、R5、R6、R7およびR8がヒドロキシである、請求の範 囲第5項記載の方法。
  8. 8.細胞が白血球である、請求の範囲第1項記載の方法。
  9. 9.白血球がBリンパ球である、請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 10.さらにBリンパ球を、組成物に接触させる前に有効量の免疫原で処理する 段階を含み、前記免疫原処理が前記リンパ球を感作する、請求の範囲第9項記載 の方法。
  11. 11.Bリンパ球を、前に免疫反応のために前記Bリンパ球の感作に用いた免疫 原の追加量とともに組成物に接触させる、請求の範囲第10項記載の方法。
  12. 12.Bリソパ球を有効量の免疫原と実質的に同時に組成物に接触させる、請求 の範囲第9項記載の方法。
  13. 13.変調される動物細胞応答が免疫応答であり、組成物に接触させる動物細胞 が白血球である、請求の範囲第1項記載の方法。
  14. 14.動物細胞を試験管内で接触させる、請求の範囲第13項記載の方法。
  15. 15.白血球を、構造が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R1は水素、低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル、ポリヒドロキシ低級アル キル、フェニル、フェニル−低級アルキル、低級アルキルフェニル、低級アルコ キシフェニル、ハロフェニル、トリフルオロメチルフェニル、ヒドロキシ、オキ ソ、低級アルコキシ、フェニル−低級アルコキシ、ハロ、メルカプト、チオキソ 、低級アルキルチオ、低級アルキロイルチオ、フェニル−低級アルキルチオ、低 級アルカノイル、カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、低級アルキルカルボ キシ、低級アルキレン低級アルキルカルボキシラート、低級アルコキシ低級アル キルカルボニル、並びにカルボキサミドおよび低級アルキルカルボキサミド〔た だし、カルボキサミド基は式、CONR3R4(式中、R3およびR4は同一で あるかまたは異なり、水素および低級アルキルからなる群から選ばれ、あるいは NR3R4は一緒に、環中に5個または6個の原子を有する複素環を形成する) を有する〕からなる群から選ばれる基であり、R2は1′−アルドペントシジル 、1′−アルドヘキソシジル、モノ脱酸素1′−アルドペントシジルおよびモノ 脱酸素1′−アルドヘキソシジル、並びにそれらのO−置換低級アルキル、低級 アルカノイル、ベンジルおよびべンゾイル誘導体(ただし、O−置換基は、1酸 素上に存在すれば全利用可能環置換基酵素上に存在する)からなる群から選ばれ るβ−結合アルドグリコシド基である〕 の構造に適合するイソキサントプテリン誘導体、前記イソキサントプテリン誘導 体の互変異性体、および前記イソキサントプテリン誘導体の製剤に許容される塩 、である活性成分の有効量を混合した希釈量の生理的に耐えられる担体を含む組 成物に接触させる段階、前記白血球がその応答を変調するのに十分な時間前記接 触を維持する段階、 を含む白血球の細胞応答を増強する方法。
  16. 16.イソキサントプテリン誘導体の構造が式:▲数式、化学式、表等がありま す▼ に適合する、請求の範囲第15項記載の方法。
  17. 17.R1が水素、メチルおよびカルボキシからなる群から選ばれる、請求の範 囲第16項記載の方法。
  18. 18.免疫グロブリン生成細胞を、(a)抗体の分泌を誘導する予め選んだ抗原 の有効量、および(b)構造が式:▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R1は水素、低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル、ポリヒドロキシ低級アル キル、フェニル、フェニル−低級アルキル、低級アルキルフェニル、低級アルコ キシフェニル、ハロフェニル、トリフルオロメチルフェニル、ヒドロキシ、オキ ソ、低級アルコキシ、フェニル−低級アルコキシ、ハロ、メルカプト、チオキソ 、低級アルキルチオ、低級アルキロイルチオ、フェニル−低級アルキルチオ、低 級アルカノイル、カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、低級アルキルカルボ キシ、低級アルキレン低級アルキルカルボキシラート、低級アルコキシ低級アル キルカルボニル、並びにカルボキサミドおよび低級アルキルカルボキサミド〔た だし、カルボキサミド基は式、CONR3R4(式中、R3およびR4は同一で あるかまたは異なり、水素および低級アルキルからなる群から選ばれ、あるいは NR3R4は一緒に、環中に5個または6個の原子を有する複素環を形成する) を有する〕からなる群から選ばれる基であり、R2は1′−アルドペントシジル 、1′−アルドヘキソシジル、モノ脱酸素1′−アルドペントシジルおよびモノ 脱酸素1′−アルドヘキソシジル、並びにそれらのO−置換低級アルキル、低級 アルカノイル、ベンジルおよびベンゾイル誘導体(ただし、O−置換基は、1酸 素上に存在すれば全利用可能環置換基酸素上に存在する)からなる群から選ばれ るβ−結合アルドグリコシド基である〕 の構造に適合するイソキサントプテリン誘導体、前記イソキサントプテリン誘導 体の互変異性体、および前記イソキサントプテリン誘導体の製剤に許容される塩 、のイソキサントプテリン誘導体のアジュバント量と混合した希釈量の生理的に 耐えられる担体に接触させる段階、前記接触細胞が前記免疫原に対する抗体を分 泌するのに十分な時間前記接触を維持する段階、 を含む、予め選んだ免疫原に対する抗体の分泌を増強する方法。
  19. 19.免疫グロブリン生成細胞が接触段階前に予め選んだ免疫原に感作これる、 請求の範囲第18項記載の方法。
JP62500634A 1985-12-13 1986-12-12 イソキサントプテリン−8−(1′−β−アルドグリコシジル)誘導体を含む組成物による動物細胞応答の変調 Pending JPS63502113A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US80888685A 1985-12-13 1985-12-13
US808886 1985-12-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63502113A true JPS63502113A (ja) 1988-08-18

Family

ID=25200016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62500634A Pending JPS63502113A (ja) 1985-12-13 1986-12-12 イソキサントプテリン−8−(1′−β−アルドグリコシジル)誘導体を含む組成物による動物細胞応答の変調

Country Status (15)

Country Link
EP (1) EP0248084B1 (ja)
JP (1) JPS63502113A (ja)
AT (1) ATE82771T1 (ja)
AU (1) AU592848B2 (ja)
CA (1) CA1300506C (ja)
DE (1) DE3687169T2 (ja)
DK (1) DK598986A (ja)
ES (1) ES2003179A6 (ja)
FI (1) FI873496A0 (ja)
GR (1) GR862901B (ja)
IL (1) IL80928A (ja)
NZ (1) NZ218618A (ja)
PT (1) PT83921B (ja)
WO (1) WO1987003617A1 (ja)
ZA (1) ZA869297B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4880784A (en) * 1987-12-21 1989-11-14 Brigham Young University Antiviral methods utilizing ribofuranosylthiazolo[4,5-d]pyrimdine derivatives
ZA908001B (en) * 1989-10-11 1991-08-28 Merrell Dow Pharma Inosine/guanosine derivatives as immunosuppressive agents

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5399319A (en) * 1977-02-09 1978-08-30 Hidematsu Hirai Novel qualitative and quantitative detecting method and detecting body for antgenic substance
JPS57200862A (en) * 1981-06-05 1982-12-09 Fuji Photo Film Co Ltd Mutilayer analysis element utilizing unique binding reaction
JPS5928662A (ja) * 1982-07-15 1984-02-15 シバ・カンパニ− 酵素クロマトグラフ免疫分析法
JPS59166866A (ja) * 1983-02-24 1984-09-20 アボット・ラボラトリーズ 分析方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2081410B1 (ja) * 1970-01-06 1974-08-23 Ciba Geigy Ag
US4643992A (en) * 1982-11-09 1987-02-17 Scripps Clinic And Research Foundation Modulation of animal cellular responses with compositions containing 8-substituted guanine derivatives

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5399319A (en) * 1977-02-09 1978-08-30 Hidematsu Hirai Novel qualitative and quantitative detecting method and detecting body for antgenic substance
JPS57200862A (en) * 1981-06-05 1982-12-09 Fuji Photo Film Co Ltd Mutilayer analysis element utilizing unique binding reaction
US4587102A (en) * 1981-06-05 1986-05-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Multi-layer analysis element utilizing specific binding reaction
JPS5928662A (ja) * 1982-07-15 1984-02-15 シバ・カンパニ− 酵素クロマトグラフ免疫分析法
JPS59166866A (ja) * 1983-02-24 1984-09-20 アボット・ラボラトリーズ 分析方法

Also Published As

Publication number Publication date
GR862901B (en) 1987-04-15
PT83921B (pt) 1989-01-17
IL80928A (en) 1992-08-18
ZA869297B (en) 1987-11-25
EP0248084A4 (en) 1988-03-30
ATE82771T1 (de) 1992-12-15
DE3687169T2 (de) 1993-04-01
WO1987003617A1 (en) 1987-06-18
EP0248084B1 (en) 1992-11-25
CA1300506C (en) 1992-05-12
DK598986D0 (da) 1986-12-12
AU6848287A (en) 1987-06-30
EP0248084A1 (en) 1987-12-09
DE3687169D1 (de) 1993-01-07
IL80928A0 (en) 1987-03-31
AU592848B2 (en) 1990-01-25
FI873496A (fi) 1987-08-12
DK598986A (da) 1987-06-14
FI873496A0 (fi) 1987-08-12
ES2003179A6 (es) 1988-10-16
PT83921A (en) 1987-01-01
NZ218618A (en) 1989-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1318666C (en) Immunostimulating guanine derivatives, compositions and methods
EP0341066B1 (en) Immunostimulating guanine derivatives, compositions and methods
AU568325B2 (en) Modulation of animal cellular responses with compositions containing 8-substituted guanine derivatives
US4880784A (en) Antiviral methods utilizing ribofuranosylthiazolo[4,5-d]pyrimdine derivatives
JP2590248B2 (ja) 抗ウイルス・抗腫瘍・抗転移・免疫系増強ヌクレオシド類およびヌクレオチド類
US5166141A (en) Immunostimulating 7-deaza-7-oxa- and 7-deaza-7-oxo-analogs of 8-substituted-guanine-9-(1'-beta-D-aldoglycosidyl) derivatives and methods of treating test animals
US4539205A (en) Modulation of animal cellular responses with compositions containing 8-substituted guanine derivatives
HU229480B1 (en) Nucleoside analogs with carboxamidine modified monocyclic base
EP0821692B1 (en) Immunopotentiating inosine monophosphate 5'-nucleotidase resistant derivatives and uses thereof
JPS63502113A (ja) イソキサントプテリン−8−(1′−β−アルドグリコシジル)誘導体を含む組成物による動物細胞応答の変調
US4900675A (en) Modulation of animal cellular responses with compositions containing isoxanthopterin-8-(1'-β-aldoglycosidyl) derivatives
US5136030A (en) Immunostimulating guanine derivatives, compositions and methods
WO1994007904A1 (en) Derivatives of 7,8-disubstituted guanosines
US5382580A (en) N9 morpholino derivatives of 7,8-disubstituted guanines
US5317013A (en) Modulation of animal cellular responses with compositions containing 8-substituted guanine derivatives
US4948730A (en) Modulation of animal cellular responses with compositions containing 8-substituted guanine derivatives
US5441942A (en) 2'3'-dideoxy-2',3'-didehydro-7,8-disubstituted guanosines and their immunostimulative effect
US5147636A (en) Modulation of animal cellular responses with compositions containing 8-substituted guanine derivatives and interferons
JP2591725B2 (ja) 8−置換グアニン誘導体を含む免疫調節剤