JPS6350181A - 画像再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、例えば静止画像を得るために同一フィール
ドを繰返再生する画像再生装置に関するものである。

［従来の技術］ 最近、ビデオ静止画像信号の記録装置として電子カメラ
やビデオフロッピ装置などが提案されている。これらの
装置は回転磁気シートに対して複数枚のカラー静止画像
に対応する複数フィールドのカラー映像信号を順次同心
円状に記録するものであり、このようなカラービデオ信
号を記録する際、ｌフレームを構成する奇数又は偶数フ
ィールドのいずれか一方のみを１本のトラックに記録す
るいわゆる「フィールド記録」が行なわれることがある
。

このようなフィールド記録されたフィールド映像信号を
再生して映像モニタ装置に表示するにはフィールド映像
信号をフレーム映像に変換しなければならない。このよ
うな再生装置として従来、たとえば４１Ｆ開閉５８−３
３３８７号公報や特開昭５９−１２５１８４号公報など
に記載のものか提案されている。

第２図は、このような従来の画像再生装置の一例を示す
概略フロック図であり、回転磁気シート（１）には複数
のフィールドの静止画映像信号が複数本の同心円状記録
トラックを形成するように磁気的に記録されている。そ
して任意の１本の円形記録トラックには映像信号がＦＭ
変調されｌフィールド期間分たけ磁気記録されている。

回転磁気シート（１）はフィールド周期、たとえば６０
Ｈｚで回転駆動される。再生ヘッド（２）は上記１本の
記録トラックより、ＦＭ変調された映像信号を繰返し再
生する。この再生された映像信号のＦＭ変調信号は、Ｆ
Ｍ復調回路（３）に供給される。このとき、ＦＭ復調回
路（３）の出力には。

ｌフィールド期間の映像信号が繰り返し得られる。上記
ＦＭ復調回路（３）の一方の出力端子を第１の切換スイ
ッチ（４）の一方の固定接点（４ａ）に接続するととも
に、Ｌ記ＦＭ復調回路（３）の他力の出力端子を０．５
水平期間、つまり、０．５ライン遅延回路（５）を介し
て上記第１の切換スイッチ（４）の他方の固定接点（４
ｂ）に接続する。

上記第１の切換スイッチ（４）の可動接点（４Ｃ）を１
水平期間、つまり、ｌライン遅延回路（６）を介して加
算回路（７）の一方の入力端子に接続するとともに、第
２の切換スイッチ（８）の一方の固定接点（８ａ）に接
続する。また上記第１の切換スイッチ（４）の可動接点
（４Ｃ）は加算回路（７）の他方の入力端子に接続する
。この加算回路（７）の出力端子は振幅調整回路（９）
を介して、第２の切換スイッチ（８）の他方の固定接点
（８ｂ）に接続され、第２の切換スイッチ（８）の可動
接点（８Ｃ）は、装置の出力端子（Ａ）に接続されてい
る。

また、上記第１の切換スイッチ（４）および第２の切換
スイッチ（８）はフィールド周期で連動して切換制御か
行なわれる。即ち可動接点（４ｃ）および（８ｃ）か１
フイールド毎に順次一方の固定接点（４ａ）および（８
ａ）と、他方の固定接点（４ｂ）および（８ｂ）とに繰
返し交互に接続されるように連動されている。

この場合、第１フイールドの時は第１およびｆｆ５２の
切換スイッチ（４）および（８）の可動接点Ｎｃ）およ
び（８ｃ）は、そのそれ一方の固定接点（４ａ）および
（８ａ）に接続される。このとき、ＦＭ復調回路（３）
の出力側に得られる映像信号はｌライン遅延回路（６）
を介して装置の出力端（Δ）に出力される。この信号を
モニタに供給すれば第１フイールドの再生画像が得られ
る。

また、第２フイールドのときは、第１および第２の切換
スイッチ（４）および（８）のそれぞれの可動接点（４
ｃ）および（８ｃ）は、それぞれ他方の固定接点（４ｂ
）および（８ｂ）に接続される。このとき、映像信号は
０．５ライン８延回路（−５）で０．５水平期間遅延さ
れるとともに、加算回路（７）て更にｌ水平期間′Ｉ！
延した映像信号とが加えられて振幅調整されて装置の出
力端子（Ａ）に出力されるのて、第１フイールドと第２
フイールドは飛越走査する関係にあるとともに、第２フ
イールドはいわゆる補間された信号となり、フレーム信
号を形成する第２フイールドの映像信号か得られ、上述
の動作が繰り返されるのて装置の出力端子（Ａ）に得ら
れる映像信号をモニタに供給すれば静止画像を得ること
ができる。

ところで、第２フイールドに３いて１ライン遅延回路（
６）、加算回路（７）、および振幅調整回路（９）は補
間回路を形成しているか、この補間回路を用いた場合、
即ち、第２フイールドの映像信号が、第１フイールドの
映像信号に対し、０．５水平期間ｉｌｌ！！延のみを行
って出力する場合、装置の出力端子（Ａ）に出力される
映像信号をモニタに供給すると飛越走査の関係のみ満足
されるか、モニタ画像上において画像か上下に揺れるい
わゆる垂直ジッダが発生する。この垂直ジッタの発生原
因は、第１フイールドの画像と第２フイールドの画像が
モニタ画面上において同一の画像を形成するか、飛越走
査の関係により、第２フイールドの画像は第１フイール
ドの画像に対してｌ水平走査線分たけモニタ画面の下方
にずれて再生される。これかフィールド周期て繰り返す
ためモニタ画面上の画像が１ライン分たけ上下に移動す
ることにより発生する。このような垂直ジッダは、再生
画像において特に画像の輪郭部など隣接ライン間の信号
において非相関性の強い部分で顕著に発生される。

上記１ライン遅延回路（６）、加算回路（７）および振
幅調整回路（９）で発生される補間信号は、上記垂直ジ
ッダを除去する目的で発生させられるものである。また
、上記振幅調整回路（９）は、加算回路（７）の出力映
像信号が、加算前の映像信号の振幅の２倍となるため、
もとの映像信号の振幅に戻すように平均化を行なうため
に設けられたものである。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記のような従来装置において、しよう
き１ライン遅延回路（６）、加算回路（７）は一種の低
域通過フィルタを構成するものであり、加算回路（７）
の出力の映像信号の高域周波数成分か失われることにな
る。従って、振幅調整回路（９）を介して装置の出力端
子（Ａ）に供給される補間された第２フイールドの映像
信号においても高域周波数成分か失われ、モニタ画面に
再生を行なった場合、解像度か著しく劣化した再生画像
となり、画像の品質を損なう欠点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、垂直シックの発生がなく、しかも高域周波数
成分の劣化かなく、高い品質の画像を再生することがで
きる画像再生装置を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明にかかる画像再生装置は、映像信号の隣接する
ライン間の非相関性を検出する非相関検出手段を設けて
、第２フィールド再生時における上記非相関検出手段の
検出結果にもとづいて、隣接ライン間信号の非相関信号
レベルか所定レベル以上のときは補間信号を選択して出
力し、また、上記非相関信号レベルか所定レベル以下の
ときは補間されない信号を選択して出力するようになし
たことを特徴とする。

［作用コ この発明においては、隣接するライン間の非相関性の強
い、例えば画像の輪郭部など垂直ジッタを発生するよう
な部分のみ補間信号が出力され、非相関性か弱く垂直ジ
ッタを発生しない部分では、高域成分の劣化のない補間
されない信号が出力されるので、モニタ上で画像を再生
した場合、解像度の劣化がなく、かつ、垂直ジッタの除
去された品質の高い画像がモニタ上に再生される。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。

第１図は、この発明の一実施例による画像再生装置を示
す概略ブロック図であり、第２図と同一または相当部分
には同一符号を付しである。この第１図で示したものは
、以下に述べる点において第２図の従来の装置とは異っ
た構成となっている。

即ち、第１の切換スイッチ（４）の可動接点（４ｃ）は
、ｌライン遅延回路（６）の入力端子、および、加算回
路（７）の一方の入力端子に接続されるとともに、減算
回路（ｌＯ）の一方の入力端子に接続されている。また
、１ライン遅延回路（６）の出力端子は上記減算回路（
１９）の他方の入力端子に接続されている。この減算回
路（１０）の出力はレベル検出器（Ｕ）の入力端子に接
続され、このレベル検出器（１１）の出力は、第２の切
換スイッチ（８）を制御するように構成されている。な
お、上記減算回路（ｌＯ）とレベル検出器（１１）とを
もって、隣接するライン間の非相関信号を検出する非相
関検出回路（１００）を構成している。

次に動作につき説明する。

まず、第１フイールドのとき、第１の切換スイッチ（４
）の可動接点（４ｃ）および第２の切換スイッチ（８）
の可動接点（８ｃ）は、それぞれ一方の固定接点（４ａ
）および（８ａ）を選択して接続する。この時、ＦＭ復
調回路（３）の出力の映像信号は。

ｌライン遅延回路（６）を介して装置の出力端子（Ａ）
に供給され、この信号をモニタに供給すれば、第１フイ
ールドの再生画像か得られる。

第２フイールドのとき、第１の切換スイッチ（４）の可
動接点（４Ｃ）は他方の固定接点（４ｂ）に接続される
。このとき、ＦＭ復調回路（６）の出力映像信号は０．
５ライン遅延回路（６）で０．５水平期間遅延されると
ともに、加算回路（７）で更にｌ水平期間８延した映像
信号とが加えられて振幅調整されるので、振幅調整回路
（９）の出力には補間された第２フ“イールドの映像信
号が出力される。また、０．５ライン水平期間遅延され
た映像信号は、非相関検出回路（１００）の減算回路（
ｌＯ）の一方の入力端子に入力され、この減算回路（１
０）の他方の入力端子には、さらにｌ水平期間遅延され
た映像信号が入力され、互いに減算が行われる。この減
算回路（１０）の出力には、互いに隣接するライン間の
差信号、即ち非相関信号が検出されるが、ライン間の相
関性が強い場合には、小振幅の信号が、かつ相関性の弱
い場合には大振幅の信号が出力される。例えば、画像の
輪郭部のような場合には相関性か弱く、大振幅の信号か
出力され、レベル検出回路（１１）に供給される。

レベル検出回路（１１）は、減算回路（１０）の出力の
非相関信号の振幅の大小を判別するもので、所定の振幅
より大きいときは、その判別した信号を非相関検出回路
（１００）の出力として出力し、第２の切換スイッチ（
８）を制御する。このとき、第２の切換スイッチ（８）
の可動接点（８Ｃ）は他方の固定接点（８ｂ）に接続さ
れる。従って、装置の出力端子（Ａ）には振幅調整回路
（９）の出力の補間された映像信号が供給される。

また減算回路（１０）の出力の非相関信号か小さいとき
は、その判別した信号を非相関検出回路（１００）の出
力として出力し、第２の切換スイッチ（８）を制御する
。このとき、第２の切換スイッチ（８）の可動接点（８
ｃ）は一方の固定接点（８ａ）に接続される。従って装
置の出力端子（Ａ）には、ｌライン遅延回路（６）の出
力の補間されない映像信号が供給される。

以上のように、第２フイールドにおいては、第１フイル
ドとは飛越走査する関係にあるとともに、画像の輪郭部
のように隣接するライン間信号に非相関の強くて垂直ジ
ッダを発生するような場合には、補間信号を出力し、非
相関の弱くて垂直ジッタを発生しない場合には、補間さ
れない高域成分の劣化のない信号を出力する。従って、
出力信号をモニタに供給すれば、垂直ジッタのない５、
　しかも画像劣化のない良好な静止画像を得ることがて
きる。

なお、上記実施例においては、回転磁気シートを用いた
画像再生装置について述べたが、磁気テープを用いるＶ
ＴＲにおけるスチル画の再生等、フィールド信号か繰り
返し得られるような装置であれば、他の装置であっても
よい。

また、上記実施例においては、０．５ライン遅延線の挿
入位置がＦＭ復調回路の出力側に挿入した例について述
べたが、ＦＭ復調回路（３）の入力側や、第２の切換ス
イッチ（８）の出力側に挿入してもよい。

［発明の効果］ 以上述べたように、この発明によれば、隣接するライン
間の非相関性の強い部分では補間信号が出力されて垂直
ジッタの発生を防止でき、しかも非相関性の弱い部分で
は補間されない信号が出力されるので、高域周波数成分
の消失かなく解像度に優れた非常に高品質の両生画像を
得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例による画像再生装置の構
成を示すブロック図、第２図は、従来の画像再生装置の
構成を示すブロック図である。 （１）・・・回転磁気シート、（２）・・・再生ヘット
、（３）・・・ＦＭ復調回路、（４）、（８）・・・切
換スイッチ、（６）・・・ｌライン遅延回路、（７）・
・・加算回路、（９）・・・振幅調整回路、（ｌＯ）・
・・減算回路、（１１）・・・レベル検出回路、（１０
０）・・・非相関検出回路、（八）・・・装置の出力端
子。 なお１図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）テレビジョン信号のフィールド期間の映像信号が
   記録された記録媒体から再生された映像信号を１ライン
   期間遅延させる１ライン遅延手段と、上記記録媒体から
   再生された映像信号の隣接するラインから上記１ライン
   遅延手段を用いて補間信号を得る補間手段とを備え、上
   記１ライン遅延手段を介して出力される映像信号と上記
   補間手段を介して補間される映像とをフィールド周期で
   繰返再生するようになした画像再生装置において、上記
   記録媒体から再生された映像信号の隣接するライン間の
   非相関信号を検出する非相関検出手段を設け、第２フィ
   ールド再生時における上記非相関検出手段の出力信号が
   所定レベル以上の場合、上記補間手段により補間された
   映像信号を出力するようになし、また、上記非相関検出
   手段の出力信号が所定レベル以下の場合、上記１ライン
   遅延手段による補間されない映像信号を出力するように
   なしたことを特徴とする画像再生装置。