JPS63501277A - 空気ろ過装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 空気ろ過装置 背景技術 Ｉ　技術の分野 本発明は、空気ろ過装置、ことに空気ろ過器を清浄化する衝撃清浄化機構を持つ 空気ろ過装置に関する。

■　先行技術の説明 工業環境内の機械から排出される空気から汚染物を除去するのに従来、専用キャ ビネット内に納めた空気ろ過器を備えた空気ろ過装置が知られている。キャビネ ット・コレクタ（ｃａｂｉｎｅｔ　ｃｏｌｌｅｃｔｏｒｓ　）と呼ばれるこのよ うな空気ろ過装置は、のこ盤、研削盤、包装機又はその他のよごれた空気の源か らよごれた空気を吸引する。キャぎネット・コレクタは通常工場内で特定の機械 の専用とされ、発生する汚染物の大気空気への循環を防ぐ。この機械からの空気 流は、専用のキャビネット内に納めた電動機／送風機アセンブリによシ生じさせ る。

従来のキャビネット・コレクタは、ろ過材として複数の布袋（ｃｌｏｔｈ　ｂａ ｇ　）を収容しておシ、これ等の布袋の外側に汚染物が収集される。成る使用期 間後に、この布袋の外面には、この布袋を通る空気流が妨げられるほど汚染物が 詰め込まれ、このキャビネット・コレクタでは機械から汚染空気を適当に吸引す ることができなくなる。この作動時点で、各布袋は、手動で、又は自動的に振動 させられ又ゆがめられて、詰め込まれた汚染物を追い出すようにする。追い出さ れた汚染物は、キャビネット・コレクタの底部の受皿に落下する。次いでこの受 皿を、キャビネット・コレクタからはずしその内容物を任意適当な方法で処理す る。

従来のキャビネット・コレクタの使用に当たっては幾つかの問題がある。第１に 従来のキャビネット・コレクタでろ過材として使われる布袋は高価である。又こ れ等の布袋は取付けがむずかしい。取付けが困難であるから誤った取付けが行な われることになシ従来のキャビネット・コレクタでは通例漏れが生じやすい。

最後にのこ盤で生ずる木材片のような繊維質材料が各布袋の間に詰め込まれ又は 布袋繊維内に詰め込まれ、前記した振動及びゆがみを生じさせる清掃作業中に放 出されない。

本発明の目的及び要約 本発明の目的は、ろ過材の衝撃清浄化を行なう改良された手段を持つ空気ろ過装 置を提供することにある。

さらに本発明の目的は、ろ過材の互いに隣接する層の間にたまった汚染物を放出 する手段を持つ多段フィルタ・アセンブリを備えたろ過装置を提供することにあ る。

なお本発明の目的は、ろ過器を清浄化する振動手段と、収集した汚染物を互いに 隣接するろ過材の間から放出することのできる手段とを持ち、多段フィルタ・エ レメントを備えたキャビネット・コレクタを提供することにある。

本発明の好適とする実施例によれば、空気入口及び空気出口を持つ室を形成する ハウジングを備えた空気ろ過装置が得られる。第１の円筒形のフィルタ・エレメ ントと第２の円筒形のフィルタ・エレメントとを持つフィルタ・アセンブリは、 前記室内に配置され、前記第２のフィルタ・エレメントが、前記第１のフィルタ ・エレメント内に支えられている。これ等の第１及び第２のフィルタ・エレメン トは、その互いに対向する表面によりｍ状の室を形成する。この環状の室の第１ の軸線方向端部は固定して密封され、又この環状の室の第２の軸線方向端部、に は、この第２の軸線方向端部を選択的に密封する手段を設けである。この第２の フィルタ・エレメントに衝撃を加える衝撃清浄化機構を設けである。

図面の簡単な説明 第１図は本発明による空気ろ過装置の１実施例の横断面図である。

第２図は本発明の衝撃清浄化機構の斜視図である。

第６図は第１図の空気ろ過装置内のエア・フィルタ・アセンブリを支えるフラン ジの斜視図である。

第４図は第１図のエア・フィルタ・アセンブリの一部の拡大横断面図である。

第５図は第１図のｖ−ｖ線に沿う断面図である。

好適とする実施例の説明 添付図面では同様な部品に同じ参照数字を付けである。以下本発明をその好適と する実施例について説明する。

第１図では本発明による空気ろ過装置を、ハウジング１２を持つキャビネット・ コレクタ１０として示しである。ハウジング１２は、側壁１４．１６、前壁（図 示してない）及び後壁２７と床１８及び天井２０とを備えている。これ等はすべ て互いに協働して空気人口２４及び空気出口２６を持つ室２２を形成する。

内方に突出する７ランゾ２８ａを持つプレース２８は、各側壁１４．１６と後壁 ２７及び前壁との内面に固着して設けられ、室２２の内周辺のまわシに延び、水 平なフランジ２８ａによシ室２２を上部室２２ａ及び下部室２２ｂに分割する。

室２２の水平寸法を横切って延び、フランジ２８ａに支えられるように寸法を定 めた振動テーブル３２を持つ衝撃清浄化機構３０を設けである。振動テーブル３ ２にはみぞ形成周辺部３４を設けである。周辺部３４は、フランジ２８ａに直接 乗シ振動テーブル３２の周囲を完全に囲むガスケット３８を受入れるみぞ３６を 形成する。振動テーブル３２は直接がバケット３８上に載置される。ガスケット ３８は、ウレタンから形成するのがよくなお詳しく後述するように振動テーブル ３２の振動を吸収する。振動テーブル３２は、る円形の穴３９を中央に位置させ である。

フィルタ・アセンブリ４０は、振動テーブル３２の底面に固着して設けられ、こ の底面から下部室２２ｂ内に延び、空気人口２４から穴３９を経て空気出口２６ の外に流れる空気をろ過する。フィルタ・アセンブリ４０は、第１の円筒形の中 空のフィルタ・エレメント４２と第２の円筒形の中空のフィルタ・エレメント４ ４とを備えている。図示のように各フィルタ・エレメント４２．４４は、互いに 同じ軸線方向寸法を持ち、第２のフィルタ・エレメント４４は第１のフィルタ・ エレメント４２内に受入れられるように寸法を定めである。

そらせ壁２５は、フィルタ・アセンブリ４０と後壁２７との間で下部室２２ｂを 横切って延びている。そらせ壁２５は、普通のも°のでよごれた空気（矢印Ａに よシ示しである）を、この空気がそらせ壁２５の下方からフィルタ・アセンブリ ４０に向かい上向きに（矢印Ｂによシ示しである）戻って流れるように下向きに 差向ける。そらせ壁２５０目的は、フィルタ・アセンブリ４０によごれた空気を 一層均等に配分し普通の場合のように最も重い汚染物を慣性によシ分離すること にある。

第１のフィルタ・エレメント４２は、第１のろ過材４８を円筒形外面に支える円 筒形の穴あき金属ライナ４６を備えている。好適とする実施例では第１のろ過材 ４８は、微細メツシュの合成布（たとえば３００μｍメツシュを持つナイロン） である。この布は、金属ライナ４６の外面のまわシに伸長させベルクロ・ストリ ップ（Ｖｅｌｃｒｏ　５ｔｒｉｐｓ　）　（図示してない）のような任意適当な 手段によシ固着しである。

第２のフィルタ・エレメント４４は、第１の金属ライナ４６よシ小さい直径を持 つ第２の金属ライナ５゜を備えている。第２の金属ライナ５０は、第２のろ過材 ５２の構造的支持体を形成する。第２のろ過材５２は、第２の金属ライナ５０の 外側面のまわシに円筒形に形成したひだを付けたろ紙が好適であシ、交互の篩部 ５５及び谷部５７（第５図）が金属ライナ５０の円筒軸線に平行な方向に延びる ようにしである。

図示のように第１のフィルタ・エレメント４２及び第２のフィルタ・エレメント ４４は、互いに同軸に配置され、上下方向の共通の円筒軸線に軸線方向に整合し 、又穴３９の中心に軸線方向に整合している。この整合状態で、ろ過材５２の各 篩部５５は、第１の金属ライナ４６の円筒形の内面に対向し、金属ライナ４６か ら所定の距離だけ間隔を置いて、第１の金属ライナ４６及び第２のろ過材５２の 互いに対向する表面によシ環状室５４を形成する。

第１のフィルタ・エレメント４２及び第２のフィルタ・エレメント４４は、上下 の端部キャップ５６．５８によ）前記した整合状態に維持される。第１図の横断 面図に示すように上部の端部キャップ５６は、一般に環形であシ、第２の金属ラ イナ５０の内面に接触するように寸法を定めた第１の下向きに突出する円筒形の フランジ６０と、第２のろ過材５２の篩部５５に接触するように寸法を定めた第 ２の円筒形のフランジ６２とを持つ。これ等の寸法によシ、端部キャップ５６は 、第２ろ過材５２を第２の金属ライナ５０の外面に対し円筒形の形状に保持し、 金属ライナ５０及びろ過材５２が両フランジ６０．６２の間にすベシばめの状態 にはまるようにしである。ろ過材５２の軸線方向上端部をキャップ５６に気密の 密封接触状態に密封するようにプラスチゾル（ｐｌａｓｔｉｓｏｌ　）　６１を 普通の方法で配置しである。端部キャンプ５６には又、各フランジ６０．６２と 同心にスペーサ６６によシ、フランジ６２から環状室５４の半径方向厚さに等し い距離だけ間隔を置いた第３の円筒形のフランジ６４を設けて、フランジ６４が 第１の金属ライナ４６の円筒形内面に接触するように方法を定めである。従って フランジ６４は、フランジ６０．６２と協働して第１のフィルタ・エレメント４ ２及び第２のフィルタ・エレメント４４の同軸の整合状態を保持するようにしで ある。スペーサ６６及び各フランジ６２．６４は父上向きの環状のみぞ６７を形 成する。みぞ６７は、振動テーブル入れる。各フランジ６０，６２．６４に同心 の第４のフランジ６８は、端部キャップ５６の外周辺から下向きに延び、第１の フィルタ・エレメント４２０円筒形外面から所定の一様な距離だけ間隔を置いて いる。

フィルタ・アセンブリ４ｏは第３図及び第５図に示した複数個のクランプ７ｏに ょシ、振動テーブル３２に固着され、各フィルタ・ニレメン）４２．４４の軸線 が上下方向になシ、穴３９の中心を通るようにしである。図示のように互いに同 じ４個のクランシフｏを設け、フィルタ・アセンブリ４ｏのまゎシに互いにそれ ぞれ第４の円筒形の７ランゾ６８の内面に接触し、テーブル係合部分７４に半径 方向に遠ざかる向きに延びるように寸法を定めた弧状のクランプ面７２を備えて いる。テーブル係合部分７４の上面は、振動テーブル３２の底面に接触する。ハ ンドル７８を持つねじ付きの止め金具７６は、クランプ７ｏを貫いて形成した細 長いみぞ穴８０を貫いて延び、振動テーブル３２に前もって形成した穴を経て受 入れられ、振動テーブル３２の上面のナツト８２にねじ込んである。細長いみぞ 穴８０によシフィルタ・アセンブリ４ｏの位置をわずかに調整することができる 。

フィルタ・アセンブリ４ｏの軸線方向下端部は、下部の端部キャップ５８によシ 適正に整合した状態に保持される。下部の端部キャップ５８の構造を、第４図ウ レタン又はその他の適当な材料から成形するのがよく、第２のフィルタ・エレメ ント４２０半径方向厚さよシわずかに厚い半径方向厚さを持つ第１の環部分８４ を備えている。下部の端部キャップ５８は又第１の金属ライナ４６を受入れるよ うに寸法を定めた円筒形の密封部分８８を備え、密封部分８８は第１の金属ライ ナ４６から軸線方向に遠ざかる向きに延び丸みをつけだ自由端部９２に終ってい る。円筒形の密封部分８８は、環部分８４及び密封部分８８の間に延びる複数の 半径方向のリプ９４によシ、環部分８４に対し同心に間隔を置いた関係に保持さ れる。下端部キャップ５８の中央部には、第２の金属ライナ５０の対向内面によ 多形成された室９８の軸線方向下端部を覆う薄くした軸線方向の厚さを持つ部分 ９６を設けである。部分９６は室９８に加わる吸引作用に応答してたわむことが できるように薄くした厚さを持ち、部分９６が室９８内の吸引作用に応答して上 向きにふくらむダイヤフラムを備えるようにしである。

端部キャップ５８は、密封部分８８、リプ９４及び環部分８４の各形状を定める ように型を形成することによシ成形される。適当な厚さく２０ミルがよい）を持 つ円形のウレタンシートをダイヤフラム９６の所望の位置で型内に入れる。ウレ タンをこの型内に注入し、この場合第２の金属ライナ５ｏ、ひだを付けたろ過材 ５２及び第１の金属ライナ４６を型内に配置する。ウレタンが硬化した後、ダイ ヤフラム９６は端部キャップ５８に接着され、それぞれ金属ライナ４６、ろ過材 ５２及び金属ライナ５０の軸線方向下端部４６ａ、　５２ａ。

５０ａが端部キャップ５８に気密な密封接触状態に接着する。

環状の室５４を覆うのに十分な直径を持つ密封板１００を設け、密封部分８８の 自由端部９２が気密の密封接触状態に係合するように密封板１００の周辺部の寸 法を定める。密封板１００は、ダイヤフラム９６の中心と密封板１００の中心と を貫通するポル）　１０２によシダイヤフラム９６に締付けられ、ポル）１０２ は、第１のナツト及び座金１０４にょシダイヤフラム９６に、又第２のナツト及 び座金１０６にょシ密封板１００にそれぞれ締付けられている。第４図に示すよ うに吸引作用が内部の室９８に加えられないときは、ダイヤフラム９６は、ダイ ヤフラム９６及び密封板１００に作用する重力によって下方にふくらむ。密封板 １００は、自由端部９２と密封板１ｏｏの周辺部との間の軸線方向間隔が、室９ ８に加わる吸引作用に応答して上方位置（第１図に示しである）に移動するダイ ヤフラム９６の中心の行程に等しくなるように形状を定め、ダイヤフラム９６に 固着されている。

第１図及び第２図に示すように本発明の衝撃機構３０を次に詳しく述べる。衝撃 機構３０は、第２のろ過材５２の軸線方向上端部に隣接して上部の端部キャップ ５６に対向するように寸法を定めた直径を持つ環状体１０８の形の打撃部片を備 えている。環状体１０８には横棒１１０が溶接され、環状体１０８の直径にわた っている。

横棒１１０の中心部には、ねじ付きの止め金具１１２が自由に貫通する穴を形成 しである。ねじ付きの止め金具１１２は、ナツト１１４によシ水平の枢動アーム １１６に締付けられ、ねじ付きの止め金具１１２がフィルタ・アセンブリ４０に 同軸に延びるようにしである。横棒１１０及び枢動アーム１１６の間でねじ付き の止め金具１１２を囲む第１の圧縮ばね１１８を設け、圧縮ばね１１８の各端部 が枢動アーム１１６及び横棒１１０の表面に対向するようにしである。第２のば ね１２０は横棒１１０の反対側でねじ付きの止め金具１１２を囲み、横棒１１０ 及び座金板１２２に対向する各ばね端部をコツタピン１２４によシ保持する。案 内１１９は、圧縮ばね１１８の外径にほぼ等しい内径を持つ。横棒１１０が移動 する（後述のように）際に、案内１１９によシねじ付きの止め金具１１２を横棒 １１０の穴内に確実に整合させる。

枢動アーム１１６は、第１の端部１２６を、振動テーブル３２の上面に取付けた Ｕ字形ブラケット１２８に枢動可能に取付けである。第２図に明かなように枢動 アーム１１６は下向きのＵ字形みぞを持ち、枢動端部１２６をＵ字形ブラケット １２８とアーム１１６の枢動端部１２６の各みぞ側部とを貫通するポル）１３０ によシブラケット１２８に取付けである。電動機１３０は、振動テーブル３２の 上面に取付けられ、電動機の軸１３２が水平に枢動アーム１１６に直交して延び るようにしである。第２図に示すように枢動アーム１１６の上板部分１１６ａは 、第２の端部１３４で切欠がれ、軸１３２に固定した偏心リンク機構１３６が互 いに対向するみぞ形成用の壁１１６ｂ、’１１６ｃの間に延びるようにしである 。壁１１６ｂ、１１６ｃ及びリンク機構１３６を貫通するピン１３８にょシ、リ ンク機構１３６を枢動アーム１１６に枢動可能に連結する。リンク機構１３６は 、軸１３２がその軸線のまわシに回転する際に、リンク機構１３６がその偏心距 離の２倍に等しい距離だけ上下に動くような工業的に利用できる偏心リンク機構 である。従って軸１３２が回転する際に、枢動アーム１１６は、軸１３２の回転 速度を制御することによシ、制御可能な回数で周期的に動く。

第１図に示すように上部室２２ａには空気出口２６に連通した送風機１４０を設 けである。送風機１４０を普通の方法で駆動するように、電動機１４２を設けで ある。下部室２２ｂの底部には、互いに対向するみぞ形部材１４８，１５０内に 滑動可能に納めた受皿１４６の上方に配置した複数のルーバ・パネル１４４を設 けである。受皿１４６は、受皿１４６に隣接するット・コレクタからはずせるよ うに滑動自在にしである。

作動時にはキャビネット・コレクタの空気人口２４を、ホースによシのこ盤のよ うな機械のフードに連結しである。機械の運転中に送風機１４０を駆動し、吸引 作用を生じさせる。この吸引作用に応答してダイヤフラム９６は、第１図に示す ように上向きにふくらみダイヤフラム９６と共に密封板１００を移動させる。

密封板１００の周縁部は、端部キャップの密封部分８８の自由端部９２に密封接 触状態に接触することによりｍ状の室５４の軸線方向下端部を密封する。吸引作 用を加えると、よごれた空気は、空気人口２４を経て下部室２２ｂ内に吸引され る。よごれた空気は、第１図に示した矢印Ａによシ表わしである。この空気は、 そらせ壁２５によシ下向きにそらされ、そらせ壁２５の下方から矢印Ｂによシ示 すようにフィルタ・アセンブリ４０に向かい上向きに流れる。汚染物のうちの最 も重いものは慣性分離法によシ除かれ、受皿１４６に落下する。よごれた空気が 第１のフィルタ・エレメント４２を通過する際に大きい汚染物及び繊維質材料は 、第１のろ過材４８の微細なメツシュによシこの空気流から除かれる。この空気 流は、環状の室５４内に入シ（矢印Ｃによシ示すように）、第１のフィルタ・エ レメント４２の初期のふるい分は作用によシ部分的に浄化される。この部分的に 浄化された空気流は、環状の室５４から第２のろ過材５２を経て室９８内に入る 。

この空気流が第２のろ過材５２を通過する際に、この空気流から小さい粒子が第 ２のろ過材５２の外面に収集される。矢印りによシ示した浄化された空気は、室 ９８から上部室２２ａ内に穴３９を経て流入し、送風機１４０によシキャビネッ ト・コレクタ１０から押出される。この清掃作業中に密封板１００にょシ猿状の 室５４の軸線方向下端部を密封し、大きい又は繊維質の材料を含むよごれた空気 が室５４に入〃又第２のろ過材５２上に残留するのを防ぐ。

フィルタ・アセンブリ４０を成る時間にわたシ使用した後、小さな粒子が第２の ろ過材５２上に蓄積しその能力及び有効性を低下させる。このようになると、ろ 過材５２を清浄化することが望ましい。このためには送風機１４０を停止して室 ９８内の吸引作用を止める。この場合ダイヤフラム９６はゆるみ、ダイヤフラム ９６及び密封板１００に作用する重力の影響に基づいて第４図に示した下方への ふくらみ位置に動く。この位置では密封板１００は、密封部分８８の自由縁部か ら軸線方向に間隔を置くことによりｉ状の室５４を露出する。環状の室５４内の 異物は、密封板１００上に落下し、密封板１００の下方に突出する傾斜によって 下部室２２ｂの底部に落下する。

第２のろ過材５２の表面から粒子を除去するには、電動機１３０を駆動し、枢動 アーム１１６を周期的に上下に動かす。従ってねじ付きの止め金具１１２が励振 され上下方向に周期的に動く。ばね１１８，１２０によシねじ付きの止め金具１ １２に打撃棒すなわち環状体１０８を弾性的に連結しであるから、環状体１０８ も又周期的に動かされ、この周期的行程の下降部分で上部の端部キャップ５６を たたく。励振の回数は打撃用の環状体１０８及び各ばね１１８，１２０のばね一 質量系の振動数に等しくなるように調整する。この励振回数を共振振動数に等し くなるように調整するときは、小馬力の電動機１３０の使用によシ衝撃清浄化機 構３０を駆動することができ又ねじ付きの止め金具１１２がわずかに変位するよ うになる。振動テーブル３２の振動はウレタンガスケット３８によシ吸収される 。振動テーブル３２と、上部の端部キャップ５６との間に配置したがスケット６ ９により、端部キャップ５６と振動テーブル３２との間の密封を保持する。打撃 用の環状体ｊ０８がその周期的径路内で動くと、環状体１０８は、端部キャンプ ５６に反復して衝撃を加え、この衝撃はろ過材５２に伝わる。従ってろ過材５２ の表面に残留した粒子は、衝撃により強制的に追い出され、環状の室５４から下 部室２２ｂの底部に落、下する。

下部室２２ｂの底部に落下する粒子は、受皿１４６に集まる。受皿１４６を覆う ルーパ・パネル１４４によシ、受皿１４６への空気の循環を阻止することによっ てよごれた粒子の再同伴を防ぐ。

以上述べた所から明らかなように本発明の目的はこのようにして好適な状態で達 成できる。たとえば空気流の２段浄化によシ繊維質材料は、第１のろ過材４８の ナイロン材料の微細メツシュによシふるい分けられる。このろ過材は、金属ライ ナ４６から容易に取シはずして洗浄することができる。従って繊維質材料は、ひ だを付けたろ紙に接触しなくて、繊維質材料が従来のろ過袋に付着するという従 来認められる問題がなくなる。ダイヤフラム９６及び密封板１００は、繊維質材 料が環状の室５４内に流入しないようにして、又室５４から汚れを放出すること のできる開口を形成して、第２のろ過材５２を周期的に清浄化することのできる 自動手段を形成する。新規な衝撃清浄化機構３０によシ最低の所要馬力でろ過材 ５２を有効に清浄化する手段を形成する。衝撃清浄化機構は、タイマ又は圧力ス イッチによ多動作状態になシキャビネット・コレクタ１０を通る空気流が止まっ たときだけ作動するようにすることができる。

以上本発明の好適とする実施例について述べたが、その他多くの実施例が得られ るのは当業者に明らかである。従って本発明の範囲は本実施例に限定するもので はない。本発明の範囲は当業者に考えられる変化変型を含むものである。従って 本発明の範囲は以下に述べる特許請求の範囲によシ限定されるだけである。

ＦＩＧ、　Ｉ　、。

手続補正書 １．事件の表示　ＰＣＴ／ＵＳ８７１００３６８２、発明の名称　空気ろ過装置 ３、補正をする者　事件との関係　特許出願人ダナルドスン、カムパニ、インコ ーパレイテイド５、補正命令の日付　自　発 ６、補正の対象　明　細　書 ７、補正の内容　別　紙　の　と　お　り補正の内容（ＰＣＴ／ＵＳ８７１００ ３６８　＞明細書を次のとおり補正致します。

１、第９頁第５行「第２のフィルタ・エレメント４２」を「第１のフィルタ・エ レメント４２」と補正します。

国際調査報告

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．（イ）第１のろ過材を持つ第１の中空のフィルタ・エレメントと、（ロ）第 ２のろ過材を持ち、前記第１のフィルタ・エレメント内に受入れられるように寸 法を定めた第２の中空のフィルタ・エレメントと、（ハ）前記第２及び第１のフ ィルタ・エレメントの互いに対向する表面により、前記第１のフィルタ・エレメ ントの外部に空気流の連通する開口を持つ室を形成するようにして、前記第１の フィルタ・エレメント内に前記第２のフィルタ・エレメントを支持する支持手段 と、（ニ）前記開口を覆うと共に空気ろ過装置の表面に密封係合の状態で接触す るように寸法を定めた密封板と、（ホ）前記第２のフィルタ・エレメントの内部 に加えられる吸引作用に応答して、第１位置と第２位置との間で可動なたわみ性 材料から成るダイヤフラムと、（ハ）前記ダイヤフラムが前記第２位置にあると きは、前記密封板により前記開口を密封するが、前記ダイヤフラムが前記第１位 置にあるときは、前記密封板により前記開口を露出するように、前記密封板を、 前記ダイヤフラムと一緒に動くように、このダイヤフラムに連結する連結手段と を包含する空気ろ過装置。
2. ２．前記第１及び第２のフィルタ・エレメントを大体において円筒形にし、これ 等のフィルタ・エレメントの互いに対向する表面により環状の室を形成し、この 環状の室の第１の軸線方向端部を密封する密封手段を備え、前記環状の室をその 第２の軸線方向の端部で覆い、前記第１のフィルタ・エレメントの軸線方向縁部 に対し密封するように密封板の寸法を定めた請求の範囲第１項記載の空気ろ過装 置。
3. ３．前記密封板を、前記第１のフィルタ・エレメントの軸線方向の端部を覆うよ うに寸法を定めた請求の範囲第２項記載の空気ろ過装置。
4. ４．前記ダイヤフラムを、前記第２のフィルタ・エレメントの軸線方向の端部を 密封係合状態で覆うたわみ性材料により構成した請求の範囲第２項記載の空気ろ 過装置。
5. ５．前記第１のろ過材を固着した剛性の円筒形穴あきの第１の支持部材と、前記 第１のろ過材から所定の寸法だけ間隔を置いて環状の室を形成するようにした前 記第２のろ過材を持ち、前記第１の支持部材内に受入れられるように寸法を定め た円筒形の穴あきの第２の支持部材とを備えた請求の範囲第２項記載の空気ろ過 装置。
6. ６．前記第２のフィルタ・エレメントの軸線方向の端部に係合するように寸法を 定めた第１の環部分と、この第１の環部分から間隔を置いて、前記第１のフィル タ・エレメントの軸線方向の端部に係合するように寸法を定めた円筒形部分とを 持ち、前記円筒形部分と前記環部分とを複数のスペーサリブにより互いに同心に 間隔を置いた関係に維持するようにした、成形材料から成る端部キヤツプと、前 記第２のフィルタ・エレメントに加わる吸引作用に応答して変形するように寸法 を定めた厚さを持ち、前記環部分の互いに対向する表面間に延びる薄くした厚さ を持つ部分とを備えた請求の範囲第２項記載の空気ろ過装置。
7. ７．（イ）空気ろ過材を持つフィルタ・アセンブリと、（ロ）空気入口及び空気 出口を持つハウジングと、（ハ）このハウジング内に前記フィルタ・アセンブリ を支え、空気が前記空気入口から前記空気出口へ通過するときに、この空気が前 記空気ろ適材を通過するように配置した支持手段と、（ニ）（ｉ）打撃部材と、 （ｉｉ）この打撃部材を弾性的に支え、この打撃部材を或るサイクルにわたり移 動可能にして前記空気ろ過材に周期的に衝撃を加えるようにする弾性支持手段と 、（ｉｉｉ）前記打撃部材に原動力を加え、この打撃部材を前記サイクルにわた り移動させる手段とを持つ衝撃清浄化手段とを包含する空気ろ過装置。
8. ８．前記打撃部材を、前記フィルタ・アセンブリに対向して配置すると共に、こ のフィルタ・アセンブリに対し近づき又遠ざかる向きに動くように弾性ばね手段 により支持体に連結した請求の範囲第７項記載の空気ろ過装置。
9. ９．（ｉ）前記フィルタ・アセンブリに対し近づき又遠ざかる向きに枢動するよ うに、前記ハウジングに枢動可能に連結した支持アームと、（ｉｉ）この支持ア ームに前記打撃部材を連結するばね手段と、（ｉｉｉ）前記支持アームを、前記 フィルタ・アセンブリに対し近づき又遠ざかる向きに周期的に枢動させる枢動手 段とを備えた請求の範囲第７項記載の空気ろ過装置。
10. １０．前記衝撃清浄化手段を、前記ハウジングに弾性的に連結する連結手段を備 えた請求の範囲第７項記載の空気ろ過装置。
11. １１．（イ）空気入口及び空気出口を持つ室を形成するハウジングと、（口）第 １の中空の円筒形のフィルタ・エレメントと、この第１のフィルタ・エレメント 内に受入れられるように寸法を定めた第２の中空の円筒形のフィルタ・エレメン トとを持つフイルタ・アセンブリと、（ハ）前記第１及び第２のフィルタ・エレ メントの互いに対向する表面により環状の室を形成するようにして、前記第１の フイルタ・エレメント内に前記第２のフィルタ・エレメントを支持する支持手段 と、（ニ）前記環状の室の第１の軸線方向の端部を固定して密封する第１の密封 手段と、（ホ）前記環状の室の第２の軸線方向の端部を選択的に密封し又露出す る第２の密封手段と、（ヘ）前記第２のフイルタ・エレメントに衝撃を加える衝 撃清浄化手段とを備えることにより、前記第２の密封手段を、前記環状の室を露 出するように選定できるようにし、前記衝撃清浄化手段が、前記第２のフィルタ ・エレメントに衝撃を加えこの第２のフィルタ・エレメントから破砕片を追い出 しこれ等の破砕片を前記環状の室から前記第２の軸線方向の端部を通過して放出 できるようにする空気ろ過装置。
12. １２．前記第２の密封手段が、前記第２のフィルタ・エレメント内の圧力に応答 し、この第２のフィルタ・エレメントの内部に加わる吸引作用に応じて前記第２ の軸線方向の端部を密封するようにした請求の範囲第１１項記載の空気ろ過装置 。
13. １３．前記衝撃清浄化手段が、（ｉ）打撃部材と、（ｉｉ）この打撃部材を弾性 的に支え、この打撃部材を或るサイクルにわたり移動可能にして前記第２のフィ ルタ・エレメントに周期的に衝撃を加えるようにする弾性支持手段と、（ｉｉｉ ）前記打撃部材に原動力を加え、この打撃部材を前記サイクルにわたり移動させ る手段とを備えた請求の範囲第１１項記載の空気ろ過装置。
14. １４．前記第１及び第２のフィルタ・エレメントをほぼ上下方向の円筒軸線を持 つように配置し、前記衝撃清浄化手段に、前記フィルタ・アセンブリの上方に配 置され、このフィルタ・アセンブリに周期的に衝撃を加えるために移動するよう に弾性的に支えられた打撃部材を設け、前記第２の密封手段に、（ｉ）前記第２ のフィルタ・エレメントの軸線方向の端部を密封すると共に、前記第２のフィル タ・エレメントに吸引作用を加えるときは、この第２のフィルタ・エレメント内 の圧力に応答してゆるんだ位置から第２の位置に移動するようにたわむことので きるたわみ性材料から成るダイヤフラムと、（ｉｉ）環状の開口を覆うように寸 法を定められると共に、前記ダイヤフラムにこれと一緒に動くように連結された 密封板とを設け、前記ダイヤフラムが前記第２の位置にあるときは、前記密封板 が、密封接触状態で前記フィルタ・アセンブリに接触するが、前記密封板が前記 ゆるんだ位置にあるときは、前記密封板が前記環状の室を露出するようにする請 求の範囲第１２項記載の空気ろ過装置。