JPS63500879A - 羽根付きロ−タ−組立体のためのシ−ルリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 羽根付きローター組立体のためのシールシング装置産業上の利用分野 本発明はガスタービンエンジンローター、さらに詳しくは羽根付きローターの羽 根をローター上で軸線方向に移動しないよう保持し且つ羽根のルート部の間隙を 密封し且つ羽根の振動を減衰させる保持装置Ｒおよび、前記保持装置を組立てる 方法に関する。

背景 ワンピースのローターの価格を低減し且つ実用性を増大するため取外し自在の羽 根を有するタービンローター組立体がガスタービンおよびターボチャージャに用 いられている。ローター全体を交換するよりも摩耗した羽根又は損傷した羽根だ けを交換することができれば、タービン羽根の先端と周囲の囲い板との間の間隙 ずなわらスペースを減少することによって技術者は性能を向上させることができ る。しかしながら、エンジンの実際の作動中の始動時と運転時における温度変化 （加熱による膨張と冷却による収縮）は間隙と性能を変化させる。

ように機械加工している鍛造ローターハブからなる。羽根の根元部分は、遠心力 が羽根をハブから引き抜くのを防止するようにハブに組立てられている。羽根が ハブから軸線方向に外れるのを防ぎ且つ作業ガスがハブと羽根の根元部分の間を 通るのを防ぐために、前記ハブにシールリングが取付けられている。羽根の根元 部分とローターきの間の間隔を塞ぐことによって、すべての作業ガスが羽根の作 動部分を通過し、エンジンの運転性能が向上する。

シールリングをローターに取付けるため非常に多くの構造と方法が考えられてき た。１９７４年４月３０日のケニス　ロナルドガイたち（ＫｅｎｕｅＬｈ　Ｒｏ ｎａｌｄ　Ｇｕｙ　ｅＬ　ａｌ、）の米国特許第３．８０７．８９８号は分割即 ちセグメント式密封板、羽根の溝、前記プレートセグメントの半円形溝、および 該半円形溝に協働する半円形溝を有する羽根付きローター組立体を示している。

羽根がローターに組立てられ、セグメントが羽根の溝に挿入され且つロックワイ ヤーが二つ割り半円溝に円周方向に挿入される。シールプレートは、羽根を所定 位置に保持し、作業ガスがローターと羽根との間を通らないように密封している 。セグメントは互に重なって該セグメントからの洩れを防止する。１９８２年８ 月１７日のロナルド　Ｒ。

トレンスチェルたち（口ｏｎａｌｄ　ＲｌＴｒｅｎｓｃｈｅｌ　ａｔ　ａｌ、） の米国特許起と、スロットの数に等しい複数枚の羽根と、突起を有するワンピー ス側板とからなるローター組立体を示している。羽根はスロットに固着され且つ ローターの突起および側板の突起がさし込まれて側板がローターに配置されてい る。側板はローターに押し付けられ、突起は弾力的に変形させられ、側板は、該 側板の突起がローターの突起の下に嵌入するまで回転される。回転防止ピンを用 いて側板と円板の相対的移動が防止されている。１９８５年６月１８日のダグラ ス　Ｋ、）ムソン（口ｏｕｇｌａｓ　Ｋ、　Ｔｈｏｍｐｓｏｎ）の米国特許１１ ４．５２３．８９０号はタービン羽根の基部のシールを示している。前記シール はシールリングと複数個のシールプレートセグメントとからできている。前記シ ールリングは、一端がシールプレートセグメントと羽根との間に配置され他端が シールプレートセグメントとタービンホイールとの間に配置されている。シール リングを装着してのち各シールプレートセグメントは在来の仕方で装着される。

上述のローター組立体構造の欠点は製造費が高く、使用が困難ａｌ、）の特許は 、２つの半円形の溝と、この溝の中に送り込まねばならず、且つ半径方向内方に 曲げてワイヤーが溝の中に余り深く入るのを防止しなければならない２本のロッ クワイヤーとを必要とすることによって製造費と組立費を増大させる。トレンス チェルたち（Ｔｒｅｎｓｃｈｅｌ　ｅｔ　ａｌ、）の特許はローターと側板の両 方に複数個の突起を使用することによって製造費と組立費を増大させる。

前記突起は互に係合する機械仕上げのテーパを必要とし且つ組立技術として加熱 工具やプレスのような特殊工具を必要とする。トムソン（Ｔｈｏｍｐｓｏｎ）の 特許は、複雑な形状のシールリングと、タービンホイールの保持領域の複雑な８ ｇ械前加工形状を付加することによって製造費と組立費を増大させる。上述の特 許は複雑な機械加工と組立技術を必要とする高価な羽根付きロークー組立体を述 へている。１枚の故障した羽根を交換するためにシールリングをローターから取 り外さなければならず、次いで、再び組立るために複雑な組立法を必要とする。

本発明は上述の１つ以上の問題点を克服することを目的としている。

オ虜已ト引直吸 本発明の１つの観点によれば、羽根付きローター組立体は、対向面と、リムと、 該リムに円周方向に並んだ複数個の保持スロットとを有するローターを含む。前 記スロ７）は、一方の面から他方の面に通り且つ半径方向の保持装置を有する。

複数枚の羽根がローターに取付けられ、各羽根は対応する１つのスロットに受け 入れられる根元部分を有する。前記根元部分は、該根元部分が前記半径方向保持 装置と係合し羽根がローターの半径方向外方に移動するのを防止するように作ら れている。前記一方の面に環状Ｔスロットを構成する装置を、前記ローターおよ び複数枚の羽根のそれぞれに設は且つＴスロットの一部分を形成する前記ロータ ー上の装置に孔を構成する装置とが設けられている。前記Ｔスロットは、密封装 置が回転自在に嵌入され、該密封装置は、間に間隔を構成する円周方向に間隔を 相隔てた第一端部および第２端部を有するリングセグメントを含み、又、前記セ グメント装置の間にはスペーサが配置されている。前記密封装置は、スペーサが ローターの孔と整合しない位置に割出しされ、又、密封装置とロークーとの間の 相対的回転を防止するための装置を含む。

本発明のもう１つの観点によれば、ガスタービンが、対向面と、リムと、該リム に半径方向に並んだ複数個の保持スロー、ｆ）とを存する羽根付きローター組立 体を含む。前記スロットは一方の面から他方の面に通り且つ半径方向の保持装置 を有する。ローターには複数枚の羽根が、各羽根が対応する１つのスロットに受 け入れられる根元部分を有するように取付けられている。前記根元部分は、該根 元部分が半径方向保持装置と係合して羽根がローターの半径方向外方に移動する のを防止するように形作られている。ローターおよび各羽根に設けた装置が一方 の面に環状のＴスロットを形成し、又、１つの装置がＴスロットの一部を形成す るローター上の前記装置に孔を構成する。密封装置が、回転自在にＴスロットに 保持され且つ間に間隔を形成するように円周方向に間隔を相隔てた第１端部およ び第２端部を有するリングセグメント装置を含み、又、セグメント装置の間には スペーサが配置されている。

前記密封装置は、スペーサがローターの孔と整合しない位置に割出しされ、又、 密封装置とローターの間の相対的回転を防止する装置を含む。

さらに、本発明のもう１つの観点によれば、羽根付きローター組立体を組立てる 方法が規定される。前記ローター組立体は、対向面と、リムと、該リムに円周方 向に並んだ複数個の保持スロットとを有するローターを含む。前記スロットは一 方の面から他方の面に通り且つ半径方向の保持装置を有する。複数枚の羽根がロ ーターに取付けられ、各羽根は対応する１つのスロットに入る根元部を有し、且 つ前記根元部は、該根元部分が前記半径方向保持装置と係合して羽根がロークー の半径方向外方に移動するのを防止するように形作られている。前記ローター組 立体には又、前記ローターに円周方向に延び半径方向外方を向いた溝を形成する ために前記ローターに設けた装置と、円周方向に延び内方を向いた溝を形成する ために前記複数枚の羽根の各々に設けた装置と、Ｔスロットの一部分を形成する 前記ローター上の装置の孔とが含まれている。本方法は、円周方向に間隔を相隔 てた第１および第２の端部の間に構成される間隔がローターのスロットの１つと 整合するようにローターに形成した溝の中にリングセグメント装置を配置する段 階と、環状Ｔスロットの弧状部分を形成するように羽根の根元部分を前記リング セグメント装置の間隔を通って前記リムの１つのスロットに挿入する段階と、前 記セグメント装置のスペ°−スを前記ローターのスロットともう１つの弧状部分 と整合させるため前記セグメント装置をＴスロットの弧状部分に割出しする段階 と、すべての保持スロットに羽根を収容するまで環状Ｔスロットのアーチ状部分 が徐々に長さを増大するようにするため複数枚の羽根のうちの第２の羽根の根元 部分を前記リングセグメント装置の間隔を通して前記リムのもう１つのスロット に挿入する段階と、前記リングセグメント装置を前記ローターに形成した孔に整 合させる段階と、スペーサプレートを前記ローターの孔から前記羽根の溝に挿入 する段階と、スペーサプレートがＴスロットに入るまでスペーサプレートとリン グセグメント装置を回転させる段階と、前記スペーサの１つと前記リングセグメ ント装置とを貫通する孔をローターの面の孔に整合させる段階と、前記１つのス ペーサとリングセグメントを通って延びるピンを前記ローターの孔の中に挿入し て前記ピンを前記ローターに固定する段階とを含む。

本発明はローター組立体の摩耗又は損傷した個々の羽根を交換する簡単な廉価な 方法を提供する。回転防止装置を除去し且つＴスロットに回転自在に嵌入してい る密封装置を割出しして、リングセグメント装置の端部をローターの孔と整合さ せ且つスペーサを除去する。リングセグメントを、端部が除かれ、且つ交換され るように摩耗羽根又は損傷羽根と整合するまで回転する。羽根を交換して後リン グセグメント装置を割出しして端部を孔と整合させ且つスペーサを挿入し、又、 密封装置を割出してスペーサがローターの孔と整合しない位置におき、回転防止 装置をローターに固着させる。本発明は複数枚の羽根をローターに取付けるため の簡単で廉価な装置と、作業ガスをタービン羽根の作業部分に確実に流通させ且 つ羽根の振動を減衰させるためのシールとを提供する。

組立法は簡単で用い易い。組立てと分解のための大型プレスの使用や複雑な機械 加工を要する形状が省略される。本発明は使用が簡単で、１枚又は複数枚の摩耗 羽根や損傷羽根を交換する融通性があり且つ複雑な機械加工数（＝Ｊ具や組立取 付具を必要としない。

図面の簡単な説明 第１図は本発明を使用するガスタービンエンジンの正面図、第２図は本発明を実 施したローター組立体の側面図、第３図はローターと羽根とリング装置の詳細を 示す第２図の線ＩＩＩ−ＩＩＩにおける断面図、 ある。

を　るための最　のヒ袈 第１図を参照すると、ガスタービンエンジン１２の羽根付きローター組立体１０ が図示されている。第２図に示すようにローター組立体１０はローター１４と、 複数枚の羽根１６と、前記ローター並びに複数枚の羽根１６に環状のＴスロット ２０を構成する装置１８と、前記Ｔスロットの一部分に接近するため前記ロータ ー１４の孔２３に構成した装置１２２と、前記Ｔスロット２０に密封状に配置さ れた装置２４と、該密封装置２４とローター１４との間の相対的回転を防止する 装置２６とを有する。

第２図と第３図に示すようにローター１４は中心ハブ２８とその周囲のリム３０ とを有する。ウェッブ３２がハブ２８をリム３０に連結する。ローター１４は、 対向する第１面３４および第２面３６を有し、その中の第１面３４は段がついて 多段面となり、第１面３４に複数個の盲孔３８を有し、又、リム３０に配置され た円周方向に並んだ複数個の保持スロット４０を有する。前記スロット４０は、 片面３４から他の面３６に延び且つ１対の側壁４３を備えた半径方向の保持袋Ｗ ４２を有し、該１対の側壁４３はそれぞれに少くとも１個の内側を向いた当接面 ４４を作るように在来の方法でアンダーカットされている。

ローター１４には複数枚の羽根１６が取付けられている。複数枚の羽根１６はそ れぞれ、対応するスロット４０と係合し且つローター１４のスロット４０の底部 ５０からへだたっている。根元部分４６を有する。根元部分４６はローター１４ の当接面４４と係合するように形作られている。各羽根１６はその延出したネッ ク領域５４によってリム３０の周囲から半径方向外方に配置されたプラットホー ム部分５２を有する。各羽根は根元部分４６から半径方向内方に突出するリップ ５６を有し且つ第１面３４の多段面の一部分に当接する。

Ｔスロット２０の一部分を形成するためにロークー１４に設けた装置１８は、円 周方向に延び半径方向外方を向いた溝６２を備え、該溝６２はローター１４の第 １面３４がら軸方向外方へ延びている。Ｔスロッ）２０の一部分を構成するため 各羽根１６に設けた装置１８は、根元部分４６とプラットホーム５２の中間且つ リップ５６と同じ側において各羽根１６に形成した円周方向にのび半径方向内面 を向いた′ａ６４を備えている。

Ｔスロット２０の一部分を構成するためロークー１４に設けた装置１８の孔２３ は、溝６２の中に開口し且つあとで述べる目的のため弧の長さＤ２を有する。

前記密封装置２４は、間に間隔８０を構成するように円周方向に間隔を相隔てた 第１端部７６および第２端部７８を備えたリングセグメント装置７４と、間隔８ ０に配置したセグメント状スペーサ８２とを有する。前記スペーサ８２はあとで 述べる目的のため該スペーサ８２と前記両端７６．７６との間に一定の間隙８４ を作るためスペース８０より僅かに短い円周方向の長さを有する。

孔２３の弧の長さＤ２はスペーサ８２の長さに少くとも等しい。

第２回の実施例のリングセグメント装置７４は端部７６．７８がその端部となる １個のリングセグメント８６である。

リングセグメント装置７４とスペーサ８２はそれぞれ内縁８８および外縁９０を 有する。内縁８８はローター１４の外側を向いた溝６２に受け入れられ、外縁９ ０は各羽根工６の内側を向いた溝６４に受け入れられている。前記リングセグメ ント装置７４の′内縁８８は、ローター１４の第１面から曲った内側脚部９２を 有し、外縁９０は羽根１６の根元部分４６から曲った外側脚部９４を有する。第 ２図に示す密封装置２４とローター１４との間の相対的回転を防止する装置２６ は、スペーサ８２の１つとリングセグメント装置７４とローター１４の第１面の 盲孔の１つを貫通する孔１００と、孔１００．３８より僅かに小さい直径を有す るピン１０２とを有する。前記ピン１０２は一端に中空の凹部を有する。別の実 施例として、ピン１００はスペーサ８２の孔１００に挿入されるリベット又はボ ルトであってもよく、前記盲孔はローター１４に貫通される。

第４図に示す別の実施例は３個のセクター１０４で作ったセグメントリング７６ を含む。該セグメント７４は前述の１本のリングの端部７６．７８と同一の端部 １０６．１０８を形成し、前記セグメントは２つのセクター１０４の間隔を相隔 てた端部である。

密封装置２４とローター１４との間の相対的回転を防止するための装置２６は１ 木のピン１０２であるが、複数本のピンを使用することもできる。この実施例に 示すようにセクター１０４とスペーサ８２の各々は孔１００を有し且つ密封装置 ２４をローター１４に固定するため複数本のピン１０２を使用しても良い。

業上の利用可能 羽根付きローター組立体１０はガスタービンエンジン１２に組立てられる以前に 前もって組立てられる。単一のリングセグメント８６の端部７６．７８をローク ーの上に拡げ、前記リングセグメント８６を＄７６に配置して前記端部７６．７ ８を離すことによって、前記リングセグメント８６を溝７６の中に組立てる。別 の実施例として単一のリングセグメント８６の一端を、ａ６２に通して該セグメ ント７６の内側の脚部８Ｂがローター１４の溝６２に嵌入されるようにローター １４の孔２３に挿入してもよい。

セグメント８６の第１端部７６と第２端部７８の間の間隔８０はローター１４の リム３０の１つのスロット４０と整列し、その結果羽根１６の根元部分４６はこ のスロットを通る。複数本のタービン羽根１６の中の１本の羽根の根元部分４６ を、第１面３４にリップ５６が接触するまで、第１面３４からスロット４０に挿 入する。羽根１６がスロット４０に入ると、溝６４は半径方向に溝６２と整合し てＴスロット２０の短い部分を形成する。この位置で、間隔８０をローター１４ のもう１つのスロット４０と整列するようにセグメント８６を割出しする。この ようにしてセグメント８６の一部分がＴスロットの短い部分に入り、羽根をロー ターに対して軸線方向に固定する。次いで、第２の羽根１６の根元部分４６を間 隔８０と整合したスロット４０の中に挿入し、セグメント８Ｇを再び割出して第 ２羽根をローター１４に固定し、間隔８０を次のスロットと整合させる。すべて のスロット４０に羽根１６が収容されるまで羽根１６をスロット４０に挿入して セグメント８６を割出しすることを繰り返す。次いでスペース８０がローター１ ４の孔２３と整合するようにリングセグメント８６を回転させる。スペーサ８２ の外縁９０の脚部９４を、羽根１６によって形成された内方を向いた溝６４の中 に配置する。セグメント８６とスペーサ８２をＴスロット２０の中で回転すると 、遂にはスペーサ８２の孔１００がローター１４の盲孔３８と整合し、この位置 において、スペーサ８２はローター１４の孔２３から整合が外れ間隙８４は、ロ ーター１４と羽Ｗ１１６の底部５０の間のスペースと一致しないように位置決め される。ピン１０２を、スペーサ８２の孔１００から中空端をロークーに向けて ローター１４の盲孔３８の中に挿入し、ポンチとハンマーを使用してローター１ ４に固定する。ピン１０２をハンマーとポンチで叩いて前述の中空端部を孔３８ の中で拡張する。

上述の組立体は複数個のセクター１０４を使用して前述の単一リングセグメント ８６を作るときに変えることができる。例えば３個のセクターを使用している第 ４図の実施例では、セクター１０４を環状Ｔスロット２０に整合させて挿入する 前に、羽根１６の殆んど３分の２をスロット４０に挿入することができる。

しかしながら、羽根１６の残りを組立てる前に第３のセクターをローター１４の 外方を向いた溝６２に挿入しなければならない。

羽＄１１６の残部をスロット４０に挿入するまでは前述の割出し並びに整合法を 使用しない。スペーサ８２とビン１０２を挿入する順序は以前と同じである。

前記組立が終了してのち、羽根付きローター組立体１０が在来の方法でガスター ビンエンジン１２に組立てられる。ガスタービンエンジン１２の作動中に熱が薄 いスペーサ８２と１個のリングセグメント８６に急速に吸収され、そのときロー ターの体積がゆっくりした速度で熱を吸収する。従って単一のリングセグメント ８６とスペーサ８２の間の調整間隙８４は始動時の熱吸収速度の差によって満た される。エンジンが暖機運転を続は安定運転状態に入ると、前述の調整間隙が再 び生じるようになる。

本発明の羽根付きローター組立体１０の主要な効果はリングセグメント装置７４ およびスペーサ８２の独特な構成と、部品のローターを作るため又は損傷したロ ーターを修理するために使用できる独特の組立方法にある。例えば羽根付きロー ター組立体１０の羽根１６が故障してその羽根を交換する必要があるとき、その ローター組立体１０を通常の分解法によってエンジンから外す。

密封装置２４がロークー１４に相対的に回転するのを防止するビン１０２（単数 又は複数）を取り除く。単一のリングセグメント８６の端部７６．７８をロータ ー１４の孔２３と整合させ且つスペーサ８２を羽根１６によって形成される内方 を向いた溝６４から取り除く。単一のリングセグメント８６の端部７６．７８を 回転して損傷した羽根１６と整合させ、羽根１６をロークー１４のスロット４０ から除去して、新しい羽根１６をスロット４ｏに配置する。単一のリングセグメ ント８６を回転してそれぞれの損傷した羽根１６と整合させ、羽ｔ１１１６を交 換する。このプロセスをすべての損傷羽根を交換するまで続ける。スペーサ８２ を再び配置して、ビン１０２を前述のように固定する。このようにして本発明を 使用すれば羽根付きローター組立体１ｏを簡単に廉価に修理することができる。

図面と説明と請求の範囲を研究することによって本発明のその他の観点、目的、 および利点を理解することができる。

国際調査報告 Ａｈ”ＮＥＸτＯＴＦＥ　Ｉ’ＮＴＥＲＮＡＴｒＣＮＡｒ、ＳＥＡλｃＨＲ工ｐ ｏｏＴＯＮ０発　明　者　ヘンゲン　フィリップ　ジエイアメリカ合衆国　カリ フォルニア州　９２０２０　エル　カジョン　ゴールバーン　コート　４８３ アメリカ合衆国　カリフォルニア州　９２１２２　サンディエゴ　力ミノ　エグ ウイラ　７８５５ アメリカ合衆国　カリフォルニア州　９２１２２　サンディエゴ　ヴイア　ツマ ペル　５１１６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．対向面（３４、３６）とリム（３０）と、前記リム（３０）に円周方向に並 べた複数個の保持スロット（４０）とを有するローター（１４）を含み、前記ス ロット（４０）が前記対向面の中の一方の面（３４）から他方の面（３６）に通 り且つ半径方向の保持装置（４２）を有し、前記ローター（１４）に取付けられ た複数枚の羽根（１６）の各々が対応する前記スロット（４０）の中の１つに受 け入れられる根元部分（４６）を有し、前記根元部分（４６）は、該根元部分が 前記半径方向保持装置（４２）と係合して前記羽根（１６）が前記ローター（１ ４）から半径方向外方へ移動するのを防止するように作られており、前記対向面 の一方の面（３４）に環状Ｔスロット（２０）を構成する装置（１８）を前記ロ ーター（１４）及び前記複数枚の羽根の（１６）の各羽根に設け、前記Ｔスロッ ト（２０）の一部を形成する前記ローター（１４）上の前記装置（１８）に孔（ ２３）を形成する装置を設け、前記Ｔスロット（２０）に回転自在に保持された 密封装置（２４）を有し、前記密封装置（２４）が間に間隔（８０）を形成する ように円周方向に間隔を相隔てた第１および第２の端部（７６、７８、１０６、 １０８）を有するリングセグメント装置（７４）と前記セグメント装置（７４） の端部（７６、７８）の間に配置されたスペーサ（８２）とを含み、前記密封装 置（２４）は前記スペーサ（８２）が前記ローター（１４）の孔（２３）と整合 しない位置に割出しされ、前記シール装置（２４）とローター（１４）の間の回 転を防止する装置（２６）を含むことを特徴とする羽根付きローター組立体（１ ０）。 ２．Ｔスロット（２０）を形成する装置（１８）が、複数枚の羽根（１６）のそ れぞれに形成され円周方向に延び半径方向内方を向いた溝（６４）と、前記ロー ター上に円周方向に延び半径方向外方を向いた溝（６２）とを有する請求の範囲 第１項記載の羽根付きローター組立体（１０）。 ３．前記環状Ｔスロットの一部分を形成する前記ローター（１４）上の装置（１ ８）の前記孔（２３）がスペーサ（８２）を通すことができるように該スペーサ （８２）のアーチ状長さと少くとも同一の長さを有する請求の範囲第２項記載の 羽根付きローター組立体（１０）。 ４．前記密封装置（２４）とローター（１４）との間の相対的回転を防止するた めの前記装置（２６）が前記スペーサ（８２）の１つと前記リングセグメント装 置（７４）とを貫通する孔（１００）と、ローター（１４）の面（３４）に設け た孔（３８）と、前記孔（１００）を通ってローター（１４）の孔（３８）に入 り、ローター（１４）に固定されるピン（１０２）とを含む請求の範囲第１項記 載の羽根付きローター組立体（１０）。 ５．前記リングセグメント装置（７４）が複数個のリングセグメント（１０４） を含む請求の範囲第４項記載の羽根付きローター組立体（１０）。 ６．前記密封装置（２４）とローター（１４）との間の相対的回転を防止する前 記装置（２６）が前記複数個のリングセグメント（８６、１０４）の中の各１個 とスペーサ（８２）とを貫通する孔（１００）と、前記ローター（１４）の面の 複数個の孔（３８）と、各々が複数個のリングセグメント（８６、１０４）の各 １個の孔（１００）とスペーサ（８２）とを貫通してローター（１４）の複数個 の孔（３８）の対応する孔の中に延び且つ前記ローター（１４）に固定される複 数枚のピン（１０２）とを含む請求の範囲第５項記載の羽根付きローター組立体 （１０）。 ７．前記密封装置（２４）とローター（１４）との相対的回転を防止する前記装 置（２６）が前記リングセグメント装置（８６、１０４）の各１個のスペーサ（ ８２）とを貫通する孔（１００）と、ローター（１４）の面の複数個の孔（３８ ）と、複数個のリングセグメント（８６、１０４）の１つとスペーサ（８２）と を貫通してローター（１４）の孔（３８）の１つの中に延び且つ前記ローター（ １４）に固定されるピン（１０２）とを含む請求の範囲第５項記載の羽根付きロ ーター組立体（１０）。 ８．羽根付きローター組立体（１０）が周囲温度にあるときスペーサ（８２）と リングセグメント装置（７４）とローター（１４）との間の熱膨張速度の差を補 償するためスペーサ（８２）がリングセグメント装置（７４）の端部（７６、７ ８、１０６、１０８）の間の間隔（８０）より僅かに小さい請求の範囲第１項記 載の羽根付きローター組立体（１０）。 ９．前記リングセグメント（７４）が単一のセグメント（８６）である請求の範 囲第１項記載の羽根付きローター組立体（１０）。 １０．対向面（３４、３６）と、リム（３０）と、該リム（３０）に円周方向に 並んだ複数個の保持スロット（４０）とを有するローター（１４）を含み、前記 スロット（４０）が前記面の一方の面（３４）から他方の面（３６）に通り且つ 半径方向の保持装置（４２）を有し、前記ローター（１４）に取付けた複数枚の 羽根（１６）のそれぞれが前記スロット（４０）の対応する１つのスロットに受 け入れられる根元部分（４６）を有し、前記根元部分（４６）は、該根元部分が 前記半径方向保持装置（４２）と係合して前記羽根（１６）が前記ローター（１ ４）の半径方向外方に移動するのを防止するように形作られており、前記一方の 面（３４）に環状Ｔスロットを構成する装置を前記ローター（１４）と複数枚の 羽根のそれぞれに設け、前記Ｔスロット（２０）の一部分を形成するローター（ １４）上の前記装置（１８）に孔（２３）を構成する装置（１８）を有し、前記 Ｔスロット（２０）に密封装置（２４）を回転自在に設け、前記密封装置（２４ ）が間に間隔（９０）を形成するように円周方向に間隔を相隔てた第１および第 ２の端部（７６、７８、１０６、１０８）と前記セグメント装置（７４）の端部 間に配置されたスペーサ（８２）とを含み、前記シール装置（２４）はスペーサ （８２）がローター（１４）の孔（２３）と整合しない位置に割出しされ、前記 密封装置（７４）とローター（１４）との間の相対的回転を防止する装置（２６ ）を含むことを特徴とするガスタービン（１２）。 １１．Ｔスロット（２０）を形成する前記装置（８０）が複数枚の羽根のそれぞ れに形成した円周方向に延び半径方向内方を向いた溝（６４）と前記ローター上 の円周方向に延びた半径方向外方を向いた溝（６２）とを含む請求の範囲第１０ 項記載のガスタービンエンジン（１２）。 １２．環状Ｔスロットの一部分を形成するローター（１４）上の前記装置（１８ ）の孔（２３）のスペーサ（８２）を通過させ得るようにスペーサ（８２）の弧 の長さに少くとも等しい長さを有する請求の範囲第１１項記載のガスタービンエ ンジン（１２）。 １３．前記密封装置（２４）とローター（１４）との間の相対的回転を防止する 装置（２６）が前記スペーサ（８２）の１個のリングセグメント装置（７４）と を通る孔（１００）と、ローター（１４）の面（３４）の孔（３８）と、前記孔 （１００）とローター（１４）の孔（３８）とを通って延びかつローター（１４ ）に固定されるピン（１０２）とを包含する請求の範囲第１０項記載のガスター ビンエンジン（１２）。 １４．前記リングセグメント装置（７４）が複数個のリングセグメント（１０４ ）を含む請求の範囲第１０項記載のガスタービンエンジン（１２）。 １５．前記密封装置（２４）とローター（１４）との相対的回転を防止する装置 （２６）が複数個のリングセグメント（８６、１０４）の各１個とスペーサ（８ ２）とを通る孔（１００）と、ローター（１４）の面（３４）の複数個の孔（３ ８）と、それぞれ複数個のリングセグメント（８６、１０４）の各１個とスペー サ（８２）とを通りローター（１４）の複数個の孔（３８）の１つの中に延び且 つ前記ローター（１４）に固定されている複数本のピン（１０２）とを含む請求 の範囲第１０項記載のガスタービンエンジン（１２）。 １６．羽根付きローター組立体（１０）が周囲温度にあるときスペーサ（８２） とリングセグメント装置（７４）とローター（１４）との間の熱膨張速度の差を 補償するためスペーサ（８２）がリングセグメント装置（７４）の間の間隔（８ ０）より僅かに小さい請求の範囲第１０項記載のガスタービンエンジン。 １７．前記リングセグメント装置（７４）が単一のセグメント（８６）である請 求の範囲第１０項記載のガスタービンエンジン（１２）。 １８．対向面（３４、３６）と、リム（３０）と、前記リムに円周方向に並べた 複数個の保持スロット（４０）とを有するローター（１４）を含み、前記スロッ ト（４０）が前記面の一方の面（３４）から他方の面（３６）に延び且つ半径方 向保持装置（４２）を有し、前記ローター（１４）に取付けられた複数枚の羽根 （１６）を含み、前記各羽根（１６）は前記スロットの中の対応する１つに受け 入れられる根元部分を有し、前記根元部分は、該根元部分が前記半径方向保持装 置（４２）と係合して前記羽根（１６）が前記ローター（１４）の半径方向外方 に移動するのを防止するように形作られており、前記ローター（１４）に円周方 向に延び半径方向外方に向いた溝（６２）を形成するための装置（１８）を前記 ローター（１４）に設け、円周方向に延び内側を向いた溝（６４）を形成する装 置を前記複数枚の羽根（１６）のそれぞれに設け、且つＴスロット（２０）の一 部分を形成する前記ローター（１４）の装置（１８）に孔（２３）を有する羽根 付きローター組立体の組立方法において、 ａ）円周方向に間隔を相隔てた第１端部（７６）および第２端部（７８）との間 に形成したスペース（８０）がローター（１４）の１つのスロットと整合するよ うにリングセグメント装置（７４）をローター（１４）に形成した溝（６２）に 配置する段階と、 ｂ）環状Ｔスロット（２０）の弧状部分を形成するように羽根（１６）の根元部 分（４６）をリングセグメント装置（７４）のスペース（８０）からリム（３０ ）のスロット（４０）の１つに挿入する段階と、 ｃ）前記セグメント装置（７４）の間隔（８０）を前記ローター（１４）のスロ ット（４０）もう１つの弧状部分と整合させるようセグメント装置（７４）をＴ スロット（２０）の弧状部分に割出しする段階と、 ｄ）前記環状Ｔスロット（２０）のアーチ状部分の長さが増大するように複数枚 の羽根（１６）の第２の羽根の根元部分（４６）をリングセグメント装置（７４ ）の間隔（８０）を通してリム（３０）のスロット（４０）のもう１つのスロッ トに挿入する段階と、 ｅ）すべての保持スロット（４０）に羽根（１６）が収容されるまで前記ｃ）と ｄ）段階を順番に繰り返えす段階と、ｆ）前記リングセグメント装置（７４）の 間隔（８０）を前記Ｔスロット（２０）の一部分を形成するローター（１４）上 の装置（１８）の孔（２３）と整合させる段階と、ｇ）スペーサ（８２）を前記 ローター（１４）の孔（２３）から羽根（１６）の溝（６４）に挿入する段階と 、ｈ）スペーサ（８２）がＴスロット（２０）に嵌入するまでスペーサ（８２） およびリングセグメント装置（７４）を回転させる段階と、 ｉ）前記１つのスペーサ（８２）とリングセグメント装置（７４）とを貫通する 孔（１００）をローター（１４）の面（３４）の孔（３８）に整合させてスペー サ（８２）をＴスロット（２０）の中に保持する段階と、 ｊ）シール装置（２４）とローター（１４）との間の相対的回転を防止する装置 （２６）を挿入する段階と、を含むことを特徴とする羽根付きローター組立体（ １０）の組立方法。 １９．リングセグメント装置（７４）をローター（１４）に形成した溝に配置す る段階が、リングセグメント装置（７４）の端部をローター（１４）の一部分の 上に拡げる段階と、リングセグメント装置（７４）を溝（６４）に入れたとき端 部（７６、７８）を離す段階を含む請求の範囲第１８項記載の羽根付きローター 組立体の組立方法。 ２０．リングセグメント装置（７４）をローター（１４）に形成した溝（６４） に配置する段階が複数個のリングセクター（１０４）を溝（６４）に配置する段 階を含む請求の範囲第１８項記載の羽根付きローター組立体の組立方法。