JPS63500197A - 可変締め付け応力ファスナー - Google Patents

可変締め付け応力ファスナー

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JPS63500197A JP61502587A JP50258786A JPS63500197A JP S63500197 A JPS63500197 A JP S63500197A JP 61502587 A JP61502587 A JP 61502587A JP 50258786 A JP50258786 A JP 50258786A JP S63500197 A JPS63500197 A JP S63500197A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可変締め付は応力ファスナーと、工作物を相互に固着するためのその使用法 本発明は2部品ファスナー、特に可変締め付は応力を有する据え込み型ファスナ ー、およびその工作物固着のための応用法に関するものである。
一般に本発明の米国特許第3,915.053号、第2.531,048号およ び第4,472.096号に記載の型の2部品据え込み型ファスナーまたはロッ クボルトに関するものである。
多くの商業的用途において、2部品ねじ込みファスナーが使用され、これは2段 階または2段階以上で設置される。すなわち一般に、ファスナーをゆるく係合さ せて、組合わされる部材を相互に固着する。これは構造部材を最終的な所望の配 向に調節し、また/あるいは整列させるのに役立つ。次に、ファスナーを予選窓 された最終トルクまで締め付ける。ネジ型ファスナーに加えられるトルクに関す る従来からの問題点は、摩擦その他の要因、すなわちナツトと係合工作物面との 摩擦、係合ネジ山における摩擦などの故に、一般に得られる締め付は応力が予測 出来ない事である。しがし2部材据え込み型ファスナーはこのような摩擦の問題 を有せず、従って一様に予想可能な締め付は荷重を生じる事ができる。しかし、 従来の据え込み型ファスナーは第1段階においてネジ型ファスナーに見られる可 変的締め付けを実施する事ができず、最終的第2設置段階においてのみ完全な締 め付けを生じる事ができた。従来のネジ型据え込みファスナーおよび/またはク リンプ型ファスナーは余分の段階または複雑な工具を必要とする。例えばネジ付 きクリンプ型ファスナーは複雑な設置工具なしでは同程度のフレキシビリティを 与える事が出来ない。1例として米国特許第3.421,562号参照、このフ ァスナーは通常のネジ型ファスナーと類似の第1段階の可変クランプ荷重を生じ るが、最終設置段階は、トルクとクリンプの追加2段階を必要とし、またはこれ らの2段階を順次に実施する事のできる複雑な工具を必要とする。
本発明の目的は前記の問題を解決するにある。
従って、本発明は、選択的可変締め付は応力をもって工作物を相互に固着するフ ァスナーを含み、前記ファスナーは設置工具によって加えられる相対軸方向応力 によって最終的に設置され、前記ファスナーは、一端において拡大型ピンヘッド に終わる細長いシャンクを有するピン部材と、ネジ山を成す複数の螺旋ロックグ ループを含む前記シャンク上のロックグループ部と、前記のピンシャンク上に配 置され前記設置工具によって加えられる前記の相対軸方向応力の第1設定値に対 応して前記ロックグループ部の中に据え込まれる管状っばとを含み、前記管状つ ばは前記螺旋ロックグループを全体として動きばめする直径の孔を有し、また前 記管状っばは、前記孔の内側面に形成され前記螺旋ロックグループの前記ネジ山 とかみ合う有限メスネジを有し、このようにして前記管状つばは前記ロックグル ープ部上に圧着されて工作物を選択的に多少とも相互に締め付けまたは配置し、 前記の有限つばネジ山は、前記の設置工具によって前記ピンと前記管状つばとの 間に加えられる相対軸方向応力の第2設定値に対応して変形され前記螺旋ロック グループがら出るように選定された所定の強度を有し、前記第2設定値は前記第 1設定値より小とするファスナーを提供する。
また本発明は、選択的に可変の締め付は応力をもって工作物を相互に固着する方 法において、一端において拡大ピンヘッドに終わる細長いシャンクを有し、この シャンクは、つばネジ山を画成する複数の螺旋ロックグループを含むロックグル ープ部を有するようにしたピン部材を形成する段階と、管状つばを形成し、この 管状っばは前記の螺旋ロックグループを動きばめする直径の孔を有し、前記の管 状つげは前記孔の内側面に有限メスネジ山を有し、このメスネジ山が前記螺旋ロ ックグループによって画成された前記のっぽネジ山とかみ合い、また前記管状つ ばは、設置工具によって加えられる前記の相対的軸方向応力の第1予選定値に対 応して前記螺旋ロックグループの中に据え込まれるように形成される段階と、工 作物を選択的に多少とも相互に締め付けまたは配置するため、前記管状つばを前 記のロックグループ部の上にねじ込む段階と、設置工作物によって前記のピン部 材と前記の管状つばとの間に前記の第1予選定値よりより小なる第2予選定値の 相対軸方向応力を加える事によって前記の有限つばネジ山が変形して前記螺旋ロ ックグループから ように選ばれた予選定強度を存する前記有限っはネジ山を形 成する段階と、前記のピン部材および前記の管状つばに対して前記の第2予選定 値と前記の第1予選定値の相対軸方向応力を実質的に順次に加えて、まず前記の 有限つばネジ山を変形させて前記螺旋ロックグループから出し、次に工作物を所 定の締め付は荷重のもとに相互に締め付け、最後に前記の管状つばを前記の螺旋 ロックグループの中に据え込む段階とを含む方法を提供する。
本発明の好ましい実施態様においては、ピン部材のロックグループ部は螺旋形オ スネジの形を有する。管状つげ、第1段階の締め付けに順応する所定の程度のか み合いメスネジを備える。しかしこのメスっはネジ山は、管状つばをその所望の 最終的位置にもたらして通常の設置工具によってピン部材に据え込みできる程度 の限られた周方向延長と剪断強さとを有する。故に、最終設置段階を実施するた め、通常の引っ張り工具を使用してピン部材と管状つばとの間に相対軸方向応力 を加える事ができる。このメスつばネジ山は、管状っばの変形とピンの螺旋ロッ クグループ中への据え込みに先立って一定レベルの相対軸方向応力に感応して剪 断または変形し、管状っばがピン上を自由に動き、このような有限メスっはネジ 山を有しない通常のつばと同様に配置荷重に感応するように選定される。この最 終段階では、工作物は据え込み型ファスナーと同様の効率で相互に締め付けられ る。
本発明の好ましい実施態様においては、管状っばがピン部材の螺旋ロックグルー プの中に据え込まれる。この螺旋ロックグループは、従来技術のロックグループ と異なり、好ましくは非常に浅く、シミュレーション流線形の底部を有するよう に構成される。前述のように、ロックグループは螺旋形であって、所望のネジ形 状を画成している。しかし浅いシミュレーション流線形グループは、同等のネジ 型ファスナーより永い疲れ寿命を有する。同時に、管状つば、据え込み中の螺旋 ロックグループのオーバフィル条件を成すのみならず、設置荷重と、引っ張り応 力を受ける螺旋ロックグループ断面の降伏強さとの相当部分に対応する値の保持 締め付は応力を生じるための所定の肉厚、従って素材量を有する。このように、 管状つばの肉厚は、保持締め付けを増進しピン部材の浅いグループからの管状っ は素材の跳ね返りを防止するに十分なタガ剛性を与えるように選定される。また 本発明のファスナーは、単にねじ込まれるネジ型ファスナーに必要なトルク(お よびこれに伴う摩擦)が存在しないので、ネジ型ファスナーに比して遥かに高い 締め付は荷重を生じる。
本発明の好ましい実施態様においては、低い引っ張り応力において係合グループ の断面に沿って破断する事のない比較的高強度のピン部材が使用される。すなわ ち、与えられたピン部材について、管状つばの長さを変動させる事により、従っ て引っ張り荷重を支持するピン部材と管状つばのショルダの数を変動させる事に より、設計引っ張り荷重値を簡単に増減する事ができる。引っ張り荷重によって ピン部材の断面に沿って破断の生じる係合ショルダの適当数の範囲内で、このよ うな選択的変動が行われる。
本発明の1実施態様においては、ピン部材に加えられる予荷重は、螺旋ロックグ ループにおいて降伏の生じる荷重より僅かに低い。管状つばは、この予荷重に耐 えるに適当な数のピンおよびつばのショルダの係合を生じるのに必要な長さより 僅かに長い。この場合、設計引っ張り荷重における破断は管状つばおよび/また はピン部材ショルダの断面の剪断として生じる。単に管状つばの長さを延長する 事により、係合ショルダの数が増大され、破断は螺旋ロックグループの断面にお いて、より高い引っ張り荷重で生じる。いずれの場合にも、締め付けられた継手 に対して強力な予荷重が保持される。
通常のネジ型ファスナーのネジまたはグループより遥かに浅い螺旋ロックグルー プの利点と共に前記の高い予荷重レベルを考慮すれば、疲れと応力保持の改良は 顕著である。螺旋形は環状よりも大なる断面形状を有するが故に、浅い螺旋形グ ループは浅い環状グループと比較して、ピンの引っ張り強さと疲れ寿命が若干高 いという追加的利点がある。逆に言えば、ネジ構造の有効断面積を僅かに減少さ せた場合に、螺旋形の浅いグループ構造と環状の浅いグループ構造とにおいて同 等の値が得られる。
このように本発明のファスナーは、疲れ特性を著しく改良するのみならず、非常 に高い締め付は荷重を生じる。
本発明の1実施態様において、ファスナーは、浅い螺旋ロックグループ構造の故 に直径に対して最大限のビン断面引っ張り強度に対応する引っ張り荷重担持能力 を持っている。
しかし同時に、独特のつばとピンの組合わせにより、1つの荷重において構造要 素を予組立てし、第2締め付は操作において高い最終的締め付は荷重のもとに、 急速にまた効果的にこれら要素を締め付ける事によって所望の可変締め付は荷重 を生じる事ができる。
ピン部材は最終的据え込み荷重の対して顕著な降伏を生じないような高強度のも のとする事ができる。浅いグループ構造の利用は、こりような降伏に抵抗する顕 著なファクタである。この浅いグループ構造は本発明のようにピンが螺旋構造を 有する場合に好ましい。つばが最終的に螺旋ロックグループの中に据え込まれる とき、補形のメスネジがつばの中に形成される。もしビンロックグループがつば の据え込み中に歪めば、このビングループはっばと共にねじ込みファスナーとし て有効に機能しないであろう。本発明の1実施態様による浅いグループを有する 高強度ビンの場合、このような歪みが防止される。
このようにしてネジ形状の一体性が保持され、据え込まれたつばが適当なスパナ 工具によって取りはずされる。
本発明の1実施態様においてはファスナーの最終的設置は通常の引っ張り型工具 によって実施されるが、他の実施態様においては切り枕型ファスナーを使用し、 最終的設置は絞り型工具によって実施される。
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明のファスナーを工作物と組合せ最終的設置前にファスナーに対し て工具の一部を当用した状態を示す一部破断縦断面図、第2図は最終的設定後の ファスナーを示す第1図と類似の図、第3図は別の形のロック部分を示す第1図 のビンの部分図、第4図は第1図のビンのビンヘッドと類似であるが平滑な外周 面を宵するビンヘッドの斜視図、第5図は平滑な外周面を有するブラジャ型ビン ヘッドの斜視図、第6図は第1図と第2図のっぽの一部破断斜視図、第7図は平 滑な外周面を有する第1図、第2図および第6図と類似のつばの一部破断斜視図 、第8図は第1図と第2図のピンの螺旋ロックグループの一部の拡大断面図、第 9図は第1図のファスナーの切り枕型変形を示す第1図と類似の図、また第10 図は絞り型工具によって最終的に設定された第9図のファスナーを示す第9図と 類似の図である。
第1図と第2図に示すファスナー10はビン部材12と管状つば14とを含む。
ピン部材12は細長いシャンク15を有し、このシャンク15は、相互に固着さ れるべき一対の工作物18.20のそれぞれの穴16.17に挿通されている。
シャンク15の一端の拡大突出へラド22が工作物18の1側面に係合している 。ヘッド22に隣接してシャンク15は真直部24を有し、この真直部24は整 列穴26.27の中に動きばめされる。
この真直部24につづいて、連続的コイルネジ状の複数グループ26によって画 成されたロックグループ部25がある。移行部28がロックグループ部25を真 直部24に平滑に連結している。
ブレークネック中グループ40がロックグループ部25と把持部または引っ張り 部42との間に配置され、シャンク15の最弱部を成している。引っ張り部42 は複数の環状引っ張りグループ44から成り、これらの環状引っ張りグループは シャンク15およびロックグループ部25に対して小径である。引っ張りグルー プ44は、ファスナー10を設定するための工具48によって把持される。工具 48は一般的に業界公知のように構成され、従って簡略化のためその一部のみを 示す。簡単に述べれば、工具48は引っ張りグループ44においてピン部材12 を把持するための複数のジョー50を有する。ジョー50は環状コレツク組立体 52の中に配置され、この組立体52はアンビルハウシング54の中に滑動自在 に支持され、このアジピルハウシング54はその一端において据え込みアンビ、 ル部56に終わっている。
管状つば14は、拡大フランジ59に終わる大体真っすぐなシャンク57を有す る。ピン部材12と管状つば14との間に相対トルクを加えるため、ビンヘッド 22とつげフランジ59はそれぞれスパナまたは他の適当な工具による把持を容 易にするスパナフラットを具備する(第1図、第2図および第6図参照)。管状 つば14はシャンク15と動きばめする内径IDの大体平滑な孔61を有する。
孔61のフランジ側末端にメスネジ山63が形成され、螺旋形ロックグループ2 6と補形的にかみ合う。下記の理由から、つばネジ山63は有限であって、単一 の360”ネジとして形成される。管状つば14は通常冷間形成され、従ってつ ばネジ山63はこの冷間形成に際して管状つば14の中に刻印されまたはその他 の方法で形成される。第6図に図示のように、つばネジ山63は全体として内向 きのショルダ69として形成され、このショルダ69は管状つば14のフランジ 側末端に端ぐりによ7て部分的に画成されている。ネジ63またはショルダ69 の幅はグループまたはネジ26の幅と実質的に同等である。
操作に際して、まず工作物18と20が、つばネジ山63とネジロックグループ 26とのネジ係合によって相互に係合される。引っ張り部42はつばネジ山63 の内径より小なる最大径を存するので、つば14はビン12の上を移動させられ て、容易にロックグループ部25に係合させられる。ビンヘッド22とつばフラ ンジ59上のスパナ面は所要の強さまたは程度の締め付けまでのトルク作用を容 易にする。前述のようにある種の用途においては、最終的設置に先立って対応構 造の適当な調整のために、工作物18と20を経度に締め付けまたは相互に緩く 保持する事が望ましい。その後、設置工具48をファスナー10に取り付け、ジ ョー組立体50を介してピン12とつば14の間に相対軸方向応力を加え、その 際にジョー組立体50は引っ張りグループ42を把持し、またジョーの据え込み アンビル部56がつば14の外側末端に係合する。相対軸方向応力が増大する際 に、有限つばネジ山63はつば14をさらに軸方向にビン12に対して移動させ るに十分な程度に剪断または変形する。
この状態において、ピン12とつば14は据え込み型ファスナーとして作用し、 工作物18と20はビン12とつば14との間において最初に加えられた相対軸 方向応力によって所定の予荷重まで相互に締め付けられ、さらに軸方向応力が増 大する従って、っば14がロックグループ部25の中に据え込まれる。軸方向応 力が増大し続けるさいに、ビン12がブレークネック・グループ40において破 断して、据え込み行程を終了する応力強度に達する(第2図)。次に工具48を 作動させて、っはエゼクタ部材58が前方に動かされて、据え込まれたっば14 をアンビル56から突き出し、このようにして設置を終了する。
据え込みアンビル部56の据え込みキャビティの輪郭とつば14の外側末端の輪 郭は、据え込み操作の初期において有限っはネジ山36を剪断または変形させる に必要な低い相対軸方向応力の値においてロックグループ26の中へのつば14 の据え込みが生じないように設計されている事を注意しよう。
先に述べたように従来は、可変締め付は操作は、ネジ山を備えたファスナーによ って2段階または2段階以上のトルクによって実施されていた。このようなファ スナー全部が最終的に適当なトルクまで設定されたか否かを確認する点に問題が あった。このような確認を成すため、文字通り全てのファスナーあるいは実質的 に代表的な数のファスナーをそれぞれ適当なトルク表示装置によって検査しなけ ればならない。本発明によるファスナー10は、ブレークネック・グループ40 においてビンが破断した後にビンの尾部の存在しない事がファスナー10の設定 された事の簡単な外視検査を成すので自己表示型である。
第8図において最もよく見られるように、本発明の1実施態様においては、螺旋 ロックグループ26は浅い構造であって、近似的に流線形の基部形状を有する。
流線形輪郭は2つの相異なる直径間の緩和曲線を成し、本質的に応力集中を伴わ °ず、あるいは1の有効応力集中係数(Kt)を生じる。環状稜部またはショル ダ60によって分離された螺旋ロックグループ26は基部62によって画成され 、この基部はその一端において前方移行部64に接続し、他端において後方移行 部66に接続している。基部62は流線形に可能な限り近似するために、全体と して楕円形を成し、下記の式によって表される。
ここに、(x、y)は基部湾曲面上の1点の座標である。
実際上、この楕円形は、移行部64と移行部66からの2つの流線形輪郭をシミ ュレートしている。前記のほか、ロックグループ26は下記によって定義される 。
1、 Pは順次の螺旋ロックグループ26間のピッチ、2、 P/Xはショルダ 60の幅であって、Xは、ビンショルダ60または据え込みされた管状つば14 の中に生じたショルダを横断する有効剪断面において引っ張り応力のもとに剪断 折損が生じるように、管状つば14の素材とビン部材12の素材の極限剪断力を 釣り合わせるように選定される。
3、 hは螺旋ロックグループ26の深さ、4、 D「は螺旋ロックグループ2 6の有効底部直径、5、Duはピンショルダ60の稜部直径(またはネジビン部 材12の稜部によって限定される直径)、6、Daは底部62の楕円形輪郭を画 成する楕円の大径、 7、Dbは底部62の楕円形輪郭を画成する楕円の小径、 8、Db/2は大径の半分、または小径Dbに沿って底部62から大径Daまで の距離、 9、 Lは、それぞれ前方移行部64および後方移行部66と、底部62を画成 する楕円部分との接点の間の軸方向距離、また 10、 Wは、小径Dbに沿って、底部62から、軸方向長さしによって限定さ れる軸方向線までの放射方向距離である。
本発令の1実施態様において、前方移行部分64はピン部材12の軸線に対して 垂直の面と40″に配置され、これに対して後方移行部分66はこれより急な角 度20″に配置されている。前方移行部分64の角度は管状つば14の素材の据 え込み流れを容易にするのに対して、急な角度の後方移行部分66は据え込みさ れた管状つば14の素材に対して支持効果を与える。この支持効果は、管状つば 14が据え込み中に細長くなるに従って工作物18と20の締め付けを容易にす る。移行部分64と66は楕円形底部62と接線を成すので、輪郭中の平滑な移 行が生じる。楕円形底部62は、楕円形の大径Daより小なる軸方向幅りと、小 径Db/2より小なる放射方向幅Wを有する。底部62は、それぞれ楕円形の大 径Daと小径Dbより常に小なる長さしと幅Wとを有する。しかし、一般に前記 の傾斜角度を有する本質的に直線状の移行部分64.66との平滑な移行を保証 するため、幅Wが小径寸法Db/2の約80%すなわちDbの40%以下でない 事が好ましい。
第1図と第2図のファスナー構造の場合、グループ26の深さhは、この深さh とピン部材12の稜部径Duとの所望の最小限比率を成すように選定される。グ ループ深さhの主要条件は、これが実際上、据え込み後に管状つば14の素材を 受けて保持するに十分に深い事である。約0.04 x Duまたはこれ以下の グループ深さhが望ましい、すなわち(h/Du)xlo2=Duを有するビン について底部直径Drが最大と成る。
これにより、与えられた素材のビン部材12はほとんど最大の引っ張り強さを有 することになる。なぜかならば、一般に引っ張り折損は底部直径Drに沿って生 じ、この直径Drが最大に成されて稜部直径Duより僅かに小だからである。ま た最大限の底部直径Drは疲れ限度を改良する。実際にはグループ26は螺旋形 であるから、引っ張り折損は底部直径Drと稜部直径Duの間の一種の平均直径 Dmに沿って生じることになる。このようにし。
て、所定直径のビンについて、通常のネジビンよりも引っ張り強さと疲れ限度を 増大する。同時に、浅いグループ26はその底部62においてシミュレーション 流線形または楕円形の使用を可能とし7、その結果、応力集中係数Ktを大幅に 低下させる。またその結果、対応の通常ネジを有するファスナーよりも疲れ限度 の増大をもたらす。
浅いグループ構造の場合、管状っば】4が螺旋ロックグループ26の中に据え込 まれた時にこの螺旋ロックグループ26を充填するために必要な量以上の素材量 をこの管状つば14に与える事が好ましい。
本発明の1実施態様においては、管状っば14の素材量は“オーババッキングを 生じるように選定される。
すなわち、据え込みアンビル部56の据え込みキャビティのスロート36(第1 図)とビン部材12の対向部分とによって限定される据え込みエンベロープ内部 においてグループ26が通常受ける事のできるより実質的に多量の素材を管状つ ば14に与える。現在の系においては、少なくとも約16%の余分量のっぽ素材 を与えるのが好ましい事が発見された。浅い螺旋ロックグループ26の場合、こ の16%以上のっぽ素材余分量は必要でない。
なぜかならば、つば素材の放射方向内向き運動の量が深い構造の従来技術のロッ クグループはどに大でないからである。前g己の“オーバフィル゛または“オー ババッキングの%は、スロート36の有効据え込み部分の特定長さに対して下記 の式によって決定される。
−オーバフィル% ここに、 Daはアンビル56のスロート36の直径;DCは据え込み前のつば14の外径 ; IDは据え込み前のっば14の内径; Drnは螺旋ロックグループ26の平均直径;はスロート36の据え込み部分で ある。
螺旋ロックグループ26の浅い事により、ピン12は高い据え込み圧縮荷重によ る引っ張りに際しての破断または実質的降伏すなわちネッキングダウンに抵抗す る程度に、管状つば14の固さよりも固い事が望ましい。すなわち本発明の1実 施態様においてはピン12は少なくとも約95KSIの局限剪断強さを有するA l5I4140合金網またはAl511541炭素鋼で作る事ができよう。管状 つば14は少なくとも約45KSIの局限剪断強さを育するAl511035炭 素鋼で作る事ができよう。一般に、約1.8:1〜約2.481の範囲で管状つ ば14よりも大なる局限剪断強さを有するビン12を使用する事が望ましい。故 にビン部材12は所望の高い引っ張り予荷重と管状つば14に対する据え込み荷 重とを実質的に降伏する事なく受け入れるに十分な固さを有する。また製造上の 見地から、浅い螺旋ロックグループ26は従来の浅い螺旋ロックグループよりも 形成し易く、また実際上、ビン部材12が硬化された後に形成する事ができる。
しかし、高度の締め(Nlけ荷重をうるため、管状つば14は十分に軸方向に引 き伸ばされるような肉厚、従って素材量を有しなければならない。同時に、据え 込まれたつばは、浅い螺旋ロックグループ26からの顕著な跳ねかえりに抵抗す るだけの肉厚と強さを有する事が望ましい。また継手に対する設計引っ張り荷重 に達する際に管状つば14が引っ張り荷重のもとに顕著な放射方向拡張抵抗して ピンショルダ60とつげショルダが実質的に十分に係合しているように、管状つ ば14の壁部が厚くなければならない。管状つば14の壁部が十分な放射方向剛 性を生じなければ、管状つば14は引っ張り荷重のもとに放射方向に拡張し、荷 重を受ける有効剪断面積を減少させる。その結果、ピンショルダ60またはっは ショルダの先端において過早な剪断折損を生じる。
このように、つばの壁部の厚さは、伸びに対して浅い螺旋ロックグループ26の 中への据え込みと流れを促進し、て所望の締め付は荷重を生じるに必要な素材量 を与えるように選定される。同時に、据え込み初期および次の引っ張り荷重段階 においてつばの壁部がグループ26から顕茗に放射方向にはねかえる事を防止す るに十分な放射方向剛性またはフープ強さを与えるように、据え込み最終段階の つばの肉厚を選定する。また管状つば14の素材量と据え込みキャビティ36は 、管状つば14の素材を螺旋ロックグループ26の中へ移動させて良好な充填を 成すように選定される。約16%のオーバフィルを成すように前記の管状つば] 4とアンビルスロート部分の寸法を定める事により、満足な結果が得られた。こ の場合、16%以下のオーバフィルは所望の高子荷重を与えず、また16%以下 のオーバフィルは過度の荷重を生じてビン部材12を降伏させる可能性がある。
前述の相対剪断強さをaする鉄素材のビン部材〕2および管状つば14の場合、 下記の寸法関係、センチメートル(インチ)が満足できる事が発見された。
ピン グループの 据え込み 据え込み アンビル ピンのロック稜部 深さ  前の 前の スロート グループの直径 つばの つばの 直径 平均直径公称  Du h Dc ID Da Dm直径 ピン12のグループ26によって画成されるショルダおよび据え込まれた管状つ ば14のかみあいグループによって画成されるショルダが工作物18と20に対 する所定の最小限設計引っ張り荷重またはこれ以上の荷重に対して初期にまたは 同時に剪断折損するように、ピンの螺旋ロックグループ26とショルダ600幅 および据え込まれた管状つば14の補形のグループおよびショルダがそれぞれピ ン部材12と管状つば14の素材の剪断強さに対して比例させられる。管状つば 14のグループによって画成されるショルダがピンの螺旋ロックグループ26に よって画成されるショルダより先に折損するように設計する事が好ましい。すな わちピン部材12のショルダは、管状つば14のショルダの折損する引っ張り荷 重の約110%で剪断折損するように設計する。前記のようにグループを相互に つり合わせる事により、所定の引っ張り荷重に対してピンとつばの係合長さを最 小限に成す事ができる。もちろん十分なつば長さを与える事により、前記の剪断 強さ関係を保持しながらピンのロックグループ部25の直径方向引っ張り折損を 生じる事ができる。
前記の比例強さを用いる事により、ピンの螺旋ロックグループ26をショルダ6 0に対して延長させる事ができ、これによって近似的な流線形底部をさらに有効 に使用する事ができる。同時に浅いグループ構造は底部62とこれに接続した側 壁64.66との間の平滑な移行を可能とする。使用された楕円形輪郭が所望の 流線形に近似するとはいえ、他の類似の連続曲線を使用する事もできる。
前述の比例強さを使用するもう一つの利点は、有限つばネジ山63の剪断強さを 最大限に成し1、トルク使用による予締め付けを比較的高い値と成し、また/あ るいはファスナー10をその子締め付は状態において必要な荷重に抵抗させ設定 操作中に構造全体を保持する事が可能な事である。これは、有限つばネジ山63 の幅が螺旋ロックグループ26の幅と実質的に同等である事によって達成される 。このような最大強さのネジ山を構成する事により、多くの用途について単一の 360’ネジ山で十分である。このようにして、冷間鍛造によって有限つばネジ 山63を形成し、別個の加工処理を必要とする追加の有限つばネジ山を形成する 必要はない。
前述の鋼材で構成されたファスナー10の場合、設置後に工作物18と20に対 して保持される予荷重は好ましくは加えられた設置荷重の約85%〜約95%の 範囲にあり、また加えられた設置荷重はピン部材12の降伏点に近似する。設置 荷重とは、ブレークネック・グループ40においてピンを破断してファスナーを 設置する際に加えられる最大荷重である。鋼材の場合、ピン部材12の降伏点は 、締め付けられた継手の最小設計極限荷重の約80%である事を注意しよう。
ファスナー10が設置されたとき、据え込まれた管状つば14はその孔61の中 に補形のメスネジを形成されている。そこでピンヘッド22とっはフランジ59 のスパナ面に対して適当な工具を当接させて、管状っば14をねじり出す事によ りファスナー10を除去する事ができる。同時に、管状つば14に対して場合に よっては追加的トルクを加える事ができる。
状況によっては、管状っば14のような据え込まれたつばが振動などによって緩 まないようにする事が望ましい場合がある。これは第3図に示すようにピンの中 に回転防止グループを付加する事によって確実に防止される。
すなわち、第3図の実施態様においては、ピン部材12aはネジを有するロック グループ部25aの中に複数の軸方向グループ67を有し、っば(管状っば14 など)がその上に据え込まれたときに、つばの素材がこの軸方向グループ67の 中に流れ込んで、ピン部材12aと対応の据え込まれたつばとの間の相対運動を 防止する。ピン部材12aの他の部分はピン部材12と同等であるから同一の部 分には同一の番号に“a”を付加して示した。
用途によっては、据え込まれたつばの離脱を防止する事が望ましい場合がある。
故に第4図と第5図は、それぞれピン部材12bと12cに対する2種のピンヘ ッド22bと220を図示しである。第4図のピンヘッド22bは、スパナ面を 除去して平滑な外側輪郭を有する事以外は第1図と第2図のピンヘッド22と類 似である。
第5図のピンヘッドは、スパナ面を有しない平滑な外側輪郭を有する通常のブラ ジア型ヘッドである。他の全ての点においてピン部材12bと12cは第1図お よび第2図ピン部材12と同等である。
第7図において示すつば14dは、そのフランジ59dが平滑でスパナ面を有し ない事以外は第1図および第2図管状つば14と同形である。つば14dの他の 部分は管状つば14と同一の番号“d″を付加して示した。
平滑ヘッド型のピンヘッド22bおよび22(と、平滑フランジを有するつば1 4dと、回転防止ピン12aとの組合せを用いたファスナーは、その離脱を効果 的に防止される。しかし、平滑型のピンヘッド22bまたは22cを使用した螺 旋ロックグループ26aの上に平滑型のつば14dを設置するには、ピン部材1 2aの引っ張りグループ部42aの上に複数のフラット65を備え、また管状つ ば14dのシャンク57dの上にフラット67を備え、ピン部材12aと管状っ ば14dを適当な工具によって把持して組立体を相互にネジ込む事ができる。据 え込み作業が終了したとき、つばのフラット67は最終的な平滑環状据え込み輪 郭に形成されており、またそこでフラット65を有する引っ張り部分42aをブ レークネック−グループ40aにおいて破断する事によって除去する。このよう にして設定されたファスナーの他の部分は、フラットまたはその他の把持面を有 しない形状を有し、据え込まれたファスナーの離脱が防止される。
上述のファスナー10は、通常の引っ張り型工具48によって最終的に設置され る引っ張り型ファスナーである。しかし本発明の特色は、捻じり型工具によって 最終的に設置される切り株型ファスナーについても応用される。そこで切り株型 ファスナーを第9図と第10図に示す。この場合第1図および第2図と同様の要 素は同一番号に“eoを付加して示した。
第9図と第10図に示した切り株片ファスナー10eはピン部材12eと杆状っ ば14eとを含む。ピン部材12eは細長いシャンク15eを遊し、このシャン ク15は、相互に固着されるべき一対の工作物18eと20eのそれぞれの整列 孔16eと17eの中に通されている。シャンク15eの一端における拡大型ヘ ッド22eが工作物18eの片側面に係合している。ヘッド22eに隣接して、 シャンク15eは真直部24eを有し、この真直部24eは孔16eと17eの 中に動きばめされている。真直部24eにつづいて、ロックグループ部25eが あり、この部分は連続螺旋ネジ形の複数の螺旋ロックグループ26eによって画 成されている。移行部28eが螺旋ロックグループ26eを真直部24eと平滑 に接続している。
管状つば14eは大体真っすぐなシャンク部57eを有し、この部分は拡大フラ ンジ59eに終わ7ている。
ピンヘッド22eとつばフランジ59eは共に、ピン部材12eと管状つば14 eとの間に相対トルクを生じるためスパナその他適当な工具によって把持するた めのスパナフラットを有する。管状つば14eは螺旋ロックグループ26eとか み合うために孔61のフランジ側末端にメスネジ山63eを形成されている。こ のネジ山63eは有限であって、単一の360”回転ネジ山によって構成されて いる。
走査に際して、有限ネジ山63eと螺旋ロックグループ26eとのかみ合によっ て工作物18eと20eが相互に接合される。ピンヘッド22eとっはフランジ 59e上のスパナ面により、所望の締め付は強さまでトルクを加える事ができる 。次にねじ込み型設置工具48eをファスナー1. Oeに当用して、管状っば 1.4 eの外側末端に係合した据え込みアンビル部56eとビンヘラF22e に係合した反力部材70とによって、ピン部材12aと管状つば14eとの間に 相対軸方向応力を加える。この相対軸方向応力が増大するに従って、有限っはネ ジ山63eが管状っば14eをピン部材12eに対してさらに軸方向に移動させ る程度に剪断または変形される。この状態においてピン部材12eと管状つば1 4eは据え込み型ファスナーとして作用し、工作物18eと20eは最初にピン 部材12eと管状っば14eとの間に加えられた相対軸方向応力によって所定の 予荷重をもって相互に締め付けられ、次に軸方向応力が増大するに従って、管状 っば14eが螺旋ロックグループ25eの中に据え込まれて、据え込み工程を完 了する(第10図)。
据え込みアンビル部56eの据え込みキャビティの輪郭と、管状つば14eの外 側末端の輪郭は、据え込み操作の初期において有限っはネジ山63eを剪断し変 形するに必要な相対軸方向応力の低い値においては、螺旋ロックグループ26e の中への管状っば14eの据え込みが生じないように構成されている事を注意し よう。
工具48eは公知の型の構造であって、その据え込みアンビル部56eと反力部 材70は大体“C″型のハウジングの中に配置され、工具84eが作動されると きに据え込みアンビル部56eと反力部材70が相互の方に移動させられて相対 軸方向応力を加え、その間のファスナーを締め付ける。
前記のように、本発明の特色は切り株型ファスナーについても引っ張り型ファス ナーについても利用する事ができる。
このようにして、接合される工作物に対する締め付は荷重を変動させる事ができ 、しがも最終的にピンとつばとの間の据え込み接合によって高度の締め付けを特 徴とする特のファスナーが提供されたのである。本発明の実施態様において、浅 い螺旋形グループをピンに備える事ができ、これにより、所望の高い締め付は荷 重を有すると同時に、ピンのロックグループ部のネジ山の一体性を保持する事に より、追加的締め付けまたはっばの離脱のためにトルクを加える事のできる高強 度構造が得られる。
国際調査報告 Ah’NEXTo=HEI)ITER)IATIONALSEARCHRE?0 RTONtJS−A−3295404None US−A−3367228None

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.選択的可変締め付け応力をもって工作物を相互に固着するファスナーを含み 、前記ファスナーは設置工具によって加えられる相対軸方向応力によって最終的 に設置され、前記ファスナーは、一端において拡大型ピンヘッドに終わる細長い シャンクを有するピン部材と、ネジ山を成す複数の螺旋ロックグループを含む前 記シャンク上のロックグループ部と、前記のピンシャンク上に配置され前記設置 工具によって加えられる前記の相対軸方向応力の第1設定値に対応して前記ロッ クグループ部の中に据え込まれる管状つばとを含み、前記管状つばは前記螺旋ロ ックグループを全体として動きばめする直径の孔を有し、また前記管状つばは、 前記孔の内側面に形成され前記螺旋ロックグループの前記ネジ山とかみ合う有限 メスネジを有し、このようにして前記管状つばは前記ロックグループ部上に圧着 されて工作物を選択的に多少とも相互に締め付けまたは配置し、前記の有限つば ネジ山は、前記の設置工具によって前記ピンと前記管状つばとの間に加えられる 相対軸方向応力の第2設定値に対応して変形され前記螺旋ロックグループから出 るように選定された所定の強度を有し、前記第2設定値は前記第1設定値より小 とするファスナー。
  2. 2.前記の管状つばは、その一端に一方の工作物の対向面に係合するフランジを 有し、前記の有限っばネジ山は全体として前記つばフランジと放射方向に整列す るように形成されている請求の範囲第1項のファスナー。
  3. 3.前記の有限つばネジ山は、周方向に約360°以下延在する請求の範囲第1 項または第2項によるファスナー。
  4. 4.前記の螺旋ロックグループはピンのロックグループ部とピンのショルダ部と によって画成され、前記つばは据え込み後に、前記螺旋ロックグループに対して 相補的なロックグループ部とショルダ部を前記つば孔の内側面に形成され、前記 ピンのロックグループ部とショルダ部および前記つばのロックグループ部とショ ルダ部の軸方向幅は、前記ピン部材と管状つばの素材の相対剪断力に対応して予 選定され、前記ピン部材1のショルダ部と前記管状つばのショルダ部が前記ピン 部材と前記管状つば部材との間に加えられる大体同一の引っ張り荷重において剪 断するように成された請求の範囲第1項、第2項または第3項のいずれかによる ファスナー。
  5. 5.前記の有限つばネジ山は有限ロックグループ部と有限ショルダ部とによって 画成され、前記有限ロックグループ部の軸方向幅は前記ピン部材のショルダ部の 軸方向幅と実質的に等しく、また前記有限ショルダ部の軸方向幅は前記ピン部材 のロックグループ部の軸方向幅と実質的に等しい請求の範囲第4項のファスナー 。
  6. 6.前記の螺旋ロックグループは複数の周方向に延在するピングループと対応の ピンショルダとを含み、前記ピングループは浅く、式(h/Du)×102によ って限定される放射方向深さを有し、ここにhは前記の放射方向深さ、Duは前 記ピンショルダによって限定される直径であり、前記深さhは前記式の約4以下 の値を生じるように前記ショルダ直径Duに対して浅く選定され、前記のピン部 材は前記の管状つばと異なる素材から成り、また異なる強度の最終剪断力を有し 、前記ピン部材と前記管状つばの剪断力比は、据え込みに際しての前記ピン部材 の圧潰が実質的に防止されるように選定され、前記ピン部材と前記管状つばの極 限剪断力比は約1.8乃至約2.4の範囲内にあり、前記ピン部材の螺旋ロック グループとショルダおよび前記管状つばの螺旋ロックグループとショルダの軸方 向幅は、前記相異なる素材の相対剪断力に対応して、前記ピン部材のショルダと 前記据え込みに際して形成された前記管状つばのショルダとが前記ピン部材と前 記管状つばの間に加えられる大体同一の引っ張り荷重において剪断するように予 選定される請求の範囲第1項、第2項または第3項のいずれかによるファスナー 。
  7. 7.前記のピングループは前記のピンショルダより実質的に幅広く、また前記の ピングループは、連続曲線によって画成されたシミュレーション流線形基部輪郭 を有する請求の範囲第6項によるファスナー。
  8. 8.前記のピングループは楕円形の一部によって画成され、前記楕円形部分の深 さは楕円形の小径の1/2の約80%以上である請求の範囲第7項のファスナー 。
  9. 9.前記の有限つばネジ山は有限グループ部と有限ショルダ部とによって画成さ れ、前記有限グループ部の軸方向幅は前記ピンショルダの軸方向幅と実質同一で あり、また前記有限ショルダ部の軸方向幅は前記ピングループの軸方向幅と実質 同一である請求の範囲第6項、第7項または第8項のいずれかによるファスナー 。
  10. 10.前記のシャンクは前記ピンヘッドと反対側の末端に配置された引っ張り部 分と、前記拡大ピンヘッドに隣接配置された真直平滑なシャンク部と、前記真直 部に隣接配置された前記ロックグループ部と、前記ピンシャンクの最弱部を成し 前記引っ張り部と前記螺旋ロックグループとの間に配置されたブレークネック・ グループとを含み、前記管状つばの孔は前記引っ張り部と前記螺旋ロックグルー プとを動きばめする直径を有する請求の範囲第1項乃至第9項のいずれかによる ファスナー。
  11. 11.工作物を選択的に多少とも相互に締め付けまたは配置するため、前記管状 つばを前記ロックグループ部に対して回転させるように前記管状つばと前記ピン 部材の上にスパナ係合手段を含む請求の範囲第1項乃至第10項のいずれかによ るファスナー。
  12. 12.前記のスパナ係合手段は前記の管状つばおよび前記のピン部材の少なくと も一方に備えられたスパナ係合面とし、前記のスパナ係合面は、前記のピン部材 の上に据え込まれる前記の管状つばの種類に対応して除去されるようにした請求 の範囲第11項のファスナー。
  13. 13.前記の第2スパナ係合面が前記の引っ張り部の上に取り付けられ、前記ブ レークネック・グループにおける破断に際して除去される請求の範囲第10項、 または第11項または第12項によるファスナー。
  14. 14.選択的に可変の締め付け応力をもって工作物を相互に固着する方法におい て、 a)一端において拡大ピンヘッドに終わる細長いシャンクを有し、このシャンク は、つばネジ山を画成する複数の螺旋ロックグループを含むロックグループ部を 有するようにしたピン部材を形成する段階と、b)管状つばを形成し、この管状 つばは前記の螺旋ロックグループを動きばめする直径の孔を有し、前記の管状つ ばは前記孔の内側面に有限メスネジ山を有し、このメスネジ山が前記螺旋ロック グループによって画成された前記のつばネジ山とかみ合い、また前記管状つばは 、設置工具によって加えられる前記の相対的軸方向応力の第1予選定値に対応し て前記螺旋ロックグループの中に据え込まれるように形成される段階と、c)工 作物を選択的に多少とも相互に締め付けまたは配置するため、前記管状つばを前 記のロックグループ部の上にねじ込む段階と、 d)設置工作物によって前記のピン部材と前記の管状つばとの間に前記の第1予 選定値よりより小なる第2予選定値の相対軸方向応力を加える事によって前記の 有限つばネジ山が変形して前記螺旋ロックグループから出るように選ばれた予選 定強度を有する前記有限つばネジ山を形成する段階と、 e)前記のピン部材および前記の管状つばに対して前記の第2予選定値と前記の 第1予選定値の相対軸方向応力を実質的に順次に加えて、まず前記の有限つばネ ジ山を変形させて前記螺旋ロックグループから出し、次に工作物を所定の締め付 け荷重のもとに相互に締め付け、最後に前記の管状つばを前記の螺旋ロッググル ープの中に据え込む段階とを含む方法。
  15. 15.前記の有限つばネジ山は約360°以下の周方向延長を有する請求の範囲 第14項の方法。
  16. 16.前記の有限つばネジ山は冷間形成される請求の範囲第14項または第15 項による方法。
  17. 17.前記螺旋ロックグループはピングループとピンショルダとによって形成さ れ、前記ピン部材は前記管状つばと異なる極限剪断力を有する別個の素材によっ て形成され、前記ピン部材のグループとショルダおよび前記の有限つばネジ山の 軸方向幅は、それぞれの素材の相対剪断力に応じて、前記有限つばネジ山が前記 ピンショルダより低い引っ張り荷重で剪断するように選定される請求の範囲第1 4項、第15項または第16項のいずれかによる方法。
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