JPS634801A - 油中水分分離装置 - Google Patents
油中水分分離装置Info
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- JPS634801A JPS634801A JP14682586A JP14682586A JPS634801A JP S634801 A JPS634801 A JP S634801A JP 14682586 A JP14682586 A JP 14682586A JP 14682586 A JP14682586 A JP 14682586A JP S634801 A JPS634801 A JP S634801A
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Links
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えば汚染油液中に含有された水分を熱に
よって蒸発せしめ、水分を含まない油分のみを得るため
の、とくに検査用などの少愈油液中の水分分離装置に関
するものであ、る。
よって蒸発せしめ、水分を含まない油分のみを得るため
の、とくに検査用などの少愈油液中の水分分離装置に関
するものであ、る。
従来、油中の水分を分離あるいは除去する方法としては
、選択的に水分を吸着する濾材で構成されたフィルター
を用いる方法がある。また、この他に真空もしくは減圧
雰囲気に油をさらすなどの方法が知ら、れており、広〈
実施さねている。
、選択的に水分を吸着する濾材で構成されたフィルター
を用いる方法がある。また、この他に真空もしくは減圧
雰囲気に油をさらすなどの方法が知ら、れており、広〈
実施さねている。
(発明が解決しようとする問題点)
上記のような従来の方法では多量の油を処理する場合に
は有効であっても、少量又は微量の油を処理する場合に
は大がかり過ぎ、かつ高価なものとなってしまう。
は有効であっても、少量又は微量の油を処理する場合に
は大がかり過ぎ、かつ高価なものとなってしまう。
また熱によって水分を蒸発させる技術も公知のものとし
て存在するが、それらは間欠的に遂行するに過ぎず連続
した動作とはなっていない。まして、電磁弁など管路中
にいくつもの付方p装置を用いなくては不可能な技術で
あった。
て存在するが、それらは間欠的に遂行するに過ぎず連続
した動作とはなっていない。まして、電磁弁など管路中
にいくつもの付方p装置を用いなくては不可能な技術で
あった。
(問題点を解決するための手段〕
この発明に係る油中水分分離装置は、比較的径の太い管
でなる分離管を垂直に配置し、この分離管の上部入口側
に加熱装置を備えた細管、下部出口側にポンプを設けた
細管をほぼ水平に一線状に配管して油液流路を作り、加
熱装置により細管中の油液を加熱し、油中水分を気泡化
して分離管におくり、油分取出口に油分のみを採取する
機構をもつものである。
でなる分離管を垂直に配置し、この分離管の上部入口側
に加熱装置を備えた細管、下部出口側にポンプを設けた
細管をほぼ水平に一線状に配管して油液流路を作り、加
熱装置により細管中の油液を加熱し、油中水分を気泡化
して分離管におくり、油分取出口に油分のみを採取する
機構をもつものである。
(作用〕
この発明においては、水分を含んだ油をポンプにより吸
引しながら、加熱装置を用いて油液を加熱すると管が細
いために油の粘土及び管路抵抗により管内は若干減圧状
態となるので水の沸点も下がる。この沸点温度において
水分は蒸発し、管内で気泡となる。この気泡を含んだ油
液が吸引されて分離管に送られると、管の上部に水蒸気
となって残り、油分は分離管の下部へ溜った状態を保ち
ながら排液側へ流出されて、水分のない油分のみが採取
、できる。
引しながら、加熱装置を用いて油液を加熱すると管が細
いために油の粘土及び管路抵抗により管内は若干減圧状
態となるので水の沸点も下がる。この沸点温度において
水分は蒸発し、管内で気泡となる。この気泡を含んだ油
液が吸引されて分離管に送られると、管の上部に水蒸気
となって残り、油分は分離管の下部へ溜った状態を保ち
ながら排液側へ流出されて、水分のない油分のみが採取
、できる。
〔発明の実施例)
以下、この発明の一実施例を図によって説明する。第1
図は油中水分分離装置の構成図である。
図は油中水分分離装置の構成図である。
図において、1は被検油液流入用の細管、2は油液加熱
用の加熱装置、3は分離管、4は分離された油の取出側
の細管、5はポンプである。
用の加熱装置、3は分離管、4は分離された油の取出側
の細管、5はポンプである。
細管1.4及び分離管3は耐熱性をもち透明な物質でな
り、油分と水分の分列状態が肉眼で観察できるよう本発
明実施例ではガラスを用いた。細管1及び4は内径約4
mmであり、分離管3は図のように楕円体状の太いパイ
プで、中央の最も太い部分の内径は約30mm、長さ約
100mmである。
り、油分と水分の分列状態が肉眼で観察できるよう本発
明実施例ではガラスを用いた。細管1及び4は内径約4
mmであり、分離管3は図のように楕円体状の太いパイ
プで、中央の最も太い部分の内径は約30mm、長さ約
100mmである。
ポンプ5と細管4の接合にはビニール管を用いた。細管
1は側の水平部分に設けた加熱装置2により内部の油液
を加熱する。加熱温度は95℃前後とした。ポンプ5の
吸引はあまり強力でない方が望ましく、出口での油液の
流速は約10cc/分程度に調節した。なお、上記加熱
ヒータによる加熱領域は約7cmである。
1は側の水平部分に設けた加熱装置2により内部の油液
を加熱する。加熱温度は95℃前後とした。ポンプ5の
吸引はあまり強力でない方が望ましく、出口での油液の
流速は約10cc/分程度に調節した。なお、上記加熱
ヒータによる加熱領域は約7cmである。
次に動作について、第2図を用いて説明する。
第2図において、被検油8は油液溜めビー力6に採取さ
れ、細管1の入口がこの被検油8中に浸漬され、分離管
3を経て採取油溜めのビーカフに分離された油が流入す
る。なお、9は分難された水蒸気である。
れ、細管1の入口がこの被検油8中に浸漬され、分離管
3を経て採取油溜めのビーカフに分離された油が流入す
る。なお、9は分難された水蒸気である。
このようにして、水分を含んだ油をポンプ5によって吸
引すると、まず油は加熱装置2によって加熱される。こ
の時管が細い鳥油の粘土及び管路抵抗によって管内は若
干の減圧状態となり、水の沸点もさがる。従フて通常の
沸点よりも低い温度で水分は蒸発し、管内で気泡9とな
り更に吸引されて分離管3へ導かれると気泡は管の上部
に上昇し、油10のみが下部にたまった状態を維持しな
がら細管4を流れて排出される。そして、この分列管3
によって水分と油分は確実に分難され下部に設置された
細管4によって油10のみがポンプへと導かれ、少量の
水分を含まない油を採取することができる。
引すると、まず油は加熱装置2によって加熱される。こ
の時管が細い鳥油の粘土及び管路抵抗によって管内は若
干の減圧状態となり、水の沸点もさがる。従フて通常の
沸点よりも低い温度で水分は蒸発し、管内で気泡9とな
り更に吸引されて分離管3へ導かれると気泡は管の上部
に上昇し、油10のみが下部にたまった状態を維持しな
がら細管4を流れて排出される。そして、この分列管3
によって水分と油分は確実に分難され下部に設置された
細管4によって油10のみがポンプへと導かれ、少量の
水分を含まない油を採取することができる。
実験の結果は上記のように油の管路抵抗により管路全体
が減圧状態となり、その為分離管3の下部に設けた細い
管口より油面ば常に上になる。
が減圧状態となり、その為分離管3の下部に設けた細い
管口より油面ば常に上になる。
又、水蒸気砲も大きくなり、分離管の中での分離状態も
極めて良好であった。
極めて良好であった。
なお、上記実施例では、細管や分難管にはガラス製のも
のを用いた場合について説明したが、その他の耐熱性の
材料たとえばテフロン、金属などであっても同様の効果
をもつことはいうまでもない。
のを用いた場合について説明したが、その他の耐熱性の
材料たとえばテフロン、金属などであっても同様の効果
をもつことはいうまでもない。
(発明の効果)
この発明は以上説明したとおり、加熱装置を取付けた細
管と簡単な分難管と一台の吸引ポンプのみで構成されて
おり、これによって油中の水分を分離して、油中の汚染
物質の検査などに使用できる簡単な装置を得るものであ
る。また、この装置では電磁弁などの付属設備は一切不
要であり、保全も極めて容易である。また、加熱部は細
管でありその熱量も少なくてすむので、少量の油の水分
分難装置として適している。
管と簡単な分難管と一台の吸引ポンプのみで構成されて
おり、これによって油中の水分を分離して、油中の汚染
物質の検査などに使用できる簡単な装置を得るものであ
る。また、この装置では電磁弁などの付属設備は一切不
要であり、保全も極めて容易である。また、加熱部は細
管でありその熱量も少なくてすむので、少量の油の水分
分難装置として適している。
第1図はこの発明の一実施例を示す油中水分分離装置の
構成説明図、第2図はこの装置の動作説明図である。
構成説明図、第2図はこの装置の動作説明図である。
Claims (1)
- 上下端に油液の入口及び出口を有する管状の分離管を垂
直方向に設置し、上記入口に加熱装置を備えた油液導入
用細管、上記出口に油液取出細管を水平方向ほぼ一線状
に連結し、上記加熱装置で加熱された油液を、上記油液
取出用細管に設けたポンプにより吸引して油液流路を形
成して上記分離管部で水分と油分を分離し、該油分を上
記油液取出用細管出口から採取する構成としたことを特
徴とする油中水分分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14682586A JPS634801A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 油中水分分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14682586A JPS634801A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 油中水分分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS634801A true JPS634801A (ja) | 1988-01-09 |
Family
ID=15416378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14682586A Pending JPS634801A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 油中水分分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS634801A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4943122A (en) * | 1989-08-30 | 1990-07-24 | Hashimoto Forming Industry Co., Ltd. | Center hub cap for vehicle wheels |
CN107615038A (zh) * | 2015-03-06 | 2018-01-19 | 美铝澳大利亚有限公司 | 在线取样装置 |
-
1986
- 1986-06-25 JP JP14682586A patent/JPS634801A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4943122A (en) * | 1989-08-30 | 1990-07-24 | Hashimoto Forming Industry Co., Ltd. | Center hub cap for vehicle wheels |
CN107615038A (zh) * | 2015-03-06 | 2018-01-19 | 美铝澳大利亚有限公司 | 在线取样装置 |
CN107615038B (zh) * | 2015-03-06 | 2021-01-29 | 美铝澳大利亚有限公司 | 在线取样装置 |
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