JPS6347506A - 油圧シリンダ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、鉛直に立てた伸縮柱を伸縮させるために用
いる油圧シリンダーに関するものである［従来の技術］ 小さい自重しか加わらない油圧シリンダーは、ピストン
の両側にそれぞれ圧油を加えることが出来る型式にしな
いと、迅速に縮むことが出来ない。この型式のものは、
圧油パイプが油圧シリンダーの外側を通って配置される
ことになる。

［発明が解決しようとする問題点］ 伸縮柱内に油圧シリンダーを配置すると、前述した従来
のものでは、油圧シリンダーの外側に配置された圧油パ
イプが邪魔になる。

この発明は、油圧シリンダーの同−基端板に連結された
２本の油圧路により、往復動共油圧を加えることが出来
るようにしたものである。

［問題点を解決するための手段］ 図面を参考にして説明する。

この発明に係る油圧シリンダーは、基端板１に順次大内
径となる第１円孔１ａ＋第２円孔１ｂ。

第３円孔１ｃ＋螺孔１ｄを同心且つ非貫通状態の段状に
設け、 小筒２の上端外周に設けた鍔部２ａに中筒３の上部を液
密に嵌合固着すると共に、中筒３及び小筒２を同心状に
構成し、 中筒３の下端に小外径部３ａと外蝮子部３ｂとを順次上
向きに設け、 上部が中筒３の外面にパツキン環４ａを配して接するナ
ツト状締付体４を前記外螺子部３ｂに螺合し、 小筒２下端及び中筒３下端をそれぞれ別々のパツキン環
２ｂ、３ｃを配して第１円孔１ａ及び第２円孔１ｂに嵌
合すると共に中筒３の前記外螺子部３ｂを基端板１の炉
孔１ｄに螺合し、且つ前記ナツト状締付体４の捻戻しに
よって、ナツト状締付体４の下端面をパツキン環４ｂを
配して基端板１の上面に圧着し、基端板１、中筒３を相
互に固定し、 中筒３の外周面に液密に摺接する環状下端部材５ａを固
着した外筒５を中筒３に対し同心状に配置し、 外筒５内周にパツキン環３ｅを配して液密に嵌合したス
リーブ体３ｄの内周を、中筒３上部にパツキン環３ｆを
配して液密に螺合すると共に、中筒３最上部に螺合した
ナラ）３ｇによって締付固定し、且つスリーブ体３ｄの
真下に中筒３の内外を連通ずる油孔３ｈを設け、 外筒５上部をキャップ状の装着可能な上端部材５ｂによ
って液密に密封し、 基端板１に小筒２内下部に通じる伸長側油圧路ｌｅを設
けると共に、該基端板１に小筒２と中筒３との間の空間
に通じる短縮側油圧路１ｆを設けたものである。

［実施例コ 図面を参考にして説明する。

基端板１には、順次大内径となる第１円孔１ａ、第２円
孔１ｂ、第３円孔１ｃ＋螺孔１ｄを同心且つ非貫通状態
に段状に設けられている。

小筒２の上端外周に設けた鍔部２ａに中筒３の上部を液
密に嵌合固着して中筒３及び小筒２が同心状に構成され
ている。

中筒３の下端に小外径部３ａと外螺子部３ｂとが順次上
向きに設けられている。

上部が中筒３の外面にパツキン環４ａを配して接するナ
ツト状締付体４が前記外螺子部３ｂに螺合されている。

小筒２下端及び中筒３下端がそれぞれ別々のパツキン環
２ｂ、３ｃを配して第１円孔１ａ及び第２円孔１ｂに嵌
合されると共に、中筒３の前記外螺子部３ｂは基端板１
の螺孔１ｄに螺合されており、且つ前記ナツト状締付体
４の捻戻しによって、ナツト状締付体４の下端面がパツ
キン環４ｂを　　　１配して基端板ｌの上面に圧着され
、基端板１、中筒３が相互に固定されている。

中筒３の外周面に液密に摺接する環状下端部材５ａを固
着したところの外筒５が中筒３に対し同心状に配置され
ている。

外筒５内周にパツキン環３ｅを配して液密に嵌合したス
リーブ体３ｄの内周が、中筒３上部にパツキンＩ！２３
ｆを配して液密に螺合されると共に、中筒３最上部に螺
合したナツト３ｇによって締付固定されている。また、
スリーブ体３ｄの真下に中筒３の内外を連通ずる油孔３
ｈが設けられている。

外筒５上部がキャップ状の装着可能な上端部材５ｂによ
って液密に密封されている。

基端板１に小筒２内下部に通じる伸長側油圧路ｌｅが設
けられると共に、該基端板１に小筒２と中筒３との間の
空間に通じる短縮側油圧路１ｒが設けられている。

第４図、第５図において、６ａ、６ｂ、６ｃは伸縮支柱
、９はカバー、１０はチェノホイール、１２は固定点、
１３はチェノである。

［作用］ 第２（２１及び第３図に示す原理図を参考にして説明す
る。

第２図において、伸長側油圧路に圧油を加えると、小筒
２内を圧油が流れ外筒５と共に上端部材５ｂを上昇させ
、第３図の状態になる。

第３図において、短縮側油圧路に圧油を加えると、外筒
５と中筒３の間に圧油が送られ、第２図の状態に戻る。

［発明の効果１ 本発明によれば、第４図及び第５図に示す如く、伸縮支
柱６ａ、６ｂ、６ｃ内に設置して使用する場合、油圧管
を全部下側に持って来れるので、配管が容易となり、大
変便利である。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明を説明するためのもので、第１図は短縮
状態における垂直切断側面図、第２図は短縮状態におけ
る原理的側面図、第３図は伸長状態における原理的側面
図である。第４図及び第５図は使用状！３図である。 １　　基端板 ｌａ　　第１円孔 ■ｂ　第２円孔 ＩＣ第３円孔 １ｄ　螺孔 １８　伸長側油圧路 １ｆ　短縮側油圧路 ２　小筒 ２ａ　鍔部 ２ｂ　パツキン環 ３　中筒 ３ａ　小径部 ３ｂ　外蝮子部 ３Ｃパツキン環 ３ｄ　スリーブ体 ３ｅ　パツキン環 ３ｆ　パツキン環 ３ｇ　ナツト ３ｈ　油孔 ４　　ナツト状締付体 ４ａ　パツキン環 ４ｂ　パツキン環 ５　外筒 ５ａ　環状下端部材 ５ｂ　上端部材 ６ａ、６ｂ、６ｃ　　伸縮支柱 ８　　流体シリンダー ９　　カバー １０　　チェノホイール １１　　チェノホイール １２　　固定点 １３　　チェノ 特　許　出　願　人　　株式会社　広津産業代　理　人
　弁理士　　古　　１）　剛　　啓第２図 手続補正書 １６事件の表示 特願昭６１−１８９１２２号 ２、発明の名称 油圧シリンダー ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 株式会社　広　津　産　業 ４、代理人■７３０ ５、補正命令の日付　　自発補正 ６、補正により増加する発明の数　　なし７、補正の対
象

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　基端板（１）に順次大内径となる第１円孔（１ａ）、
   第２円孔（１ｂ）、第３円孔（１ｃ）、螺孔（１ｄ）を
   同心且つ非貫通状態の段状に設け、小筒（２）の上端外
   周に設けた鍔部（２ａ）に中筒（３）の上部を液密に嵌
   合固着すると共に、中筒（３）及び小筒（２）を同心状
   に構成し、中筒（３）の下端に小外径部（３ａ）と外螺
   子部（３ｂ）とを順次上向きに設け、 上部が中筒（３）の外面にパッキン環（４ａ）を配して
   接するナット状締付体（４）を前記外螺子部（３ｂ）に
   螺合し、 小筒（２）下端及び中筒（３）下端をそれぞれ別々のパ
   ッキン環（２ｂ、３ｃ）を配して第１円孔（１ａ）及び
   第２円孔（１ｂ）に嵌合すると共に中筒（３）の前記外
   螺子部（３ｂ）を基端板（１）の螺孔（１ｄ）に螺合し
   、且つ前記ナット状締付体（４）の捻戻しによつて、ナ
   ット状締付体（４）の下端面をパッキン環（４ｂ）を配
   して基端板（１）の上面に圧着し、基端板（１）、中筒
   （３）を相互に固定し、 中筒（３）の外周面に液密に摺接する環状下端部材（５
   ａ）を固着した外筒（５）を中筒（３）に対し同心状に
   配置し、 外筒（５）内周にパッキン環（３ｅ）を配して液密に嵌
   合したスリーブ体（３ｄ）の内周を、中筒（３）上部に
   パッキン環（３ｆ）を配して液密に螺合すると共に、中
   筒（３）最上部に螺合したナット（３ｇ）によつて締付
   固定し、且つスリーブ体（３ｄ）の真下に中筒（３）の
   内外を連通する油孔（３ｈ）を設け、 外筒（５）上部をキャップ状の装着可能な上端部材（５
   ｂ）によつて液密に密封し、 基端板（１）に小筒（２）内下部に通じる伸長側油圧路
   （１ｅ）を設けると共に、該基端板（１）に小筒（２）
   と中筒（３）との間の空間に通じる短縮側油圧路（１ｆ
   ）を設けてなる油圧シリンダー。