JPS6346506A - 適応制御装置 - Google Patents

適応制御装置

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JPS6346506A
JPS6346506A JP19091286A JP19091286A JPS6346506A JP S6346506 A JPS6346506 A JP S6346506A JP 19091286 A JP19091286 A JP 19091286A JP 19091286 A JP19091286 A JP 19091286A JP S6346506 A JPS6346506 A JP S6346506A
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JP
Japan
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control
adaptive
algorithms
adaptive control
algorithm
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JP19091286A
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English (en)
Inventor
Masae Kanda
神田 雅江
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、プロセスの最適:A整を行なう適応制御装置
の改良に関する。
(従来の技術) 適応制御装置は、プロセスの同定を行なうと共にセルフ
チューニングレギュレータ方式(以下STR方式と略称
する)あるいはモデル規範形適応制御方式(以下MRA
C方式と略称する)などの制御方式を実行し、プロセス
の特性変化に応じた制御を行なうものとなっている。こ
こで、STRは、プロセスの制御出力を所定サンプリン
グ期間毎に受け取って現時点までに受け取った制御出力
か゛らプロセスのパラメータを適応制御アルゴリズムに
したがって推定し、この推定値からプロセスを最適に制
御するものである。一方、MRACは良好な応答を示す
規範モデルを設定し、この規範モデルに応じてプロセス
への操作出力を調節して制御を行なうものである。
ところで、上記STRおよびMRACにはそれぞれ多く
の適応制御アルゴリズムが提案されており、これにより
制御パラメータの設定が行なわれているが、これらはい
ずれも全てのプロセスに適用できる完全なアルゴリズム
であるとは言い難がった。これに対し、従来の適応制御
装置においては、いずれか1つの適応制御アルゴリズム
のみを搭載してプロセス制御を実行するのが一般的であ
る。このため、適用可能なプロセスを限定せざるを得な
かった。
また、最近では、適応制御アルゴリズムとしてステップ
応答法と限界感度法との2つのアルゴリズムを搭載でき
る適応制御装置が提案されている(特開昭60−215
204号公報、特開昭60−215209号公報等)。
しかるに、この装置においても、ステップ応答法または
限界感度法のいずれか一方を初期条件に応じて選択する
だけであり、両アルゴリズムを併用して双方のアルゴリ
ズムの欠点を補いながら最適な制御パラメータを設定す
るというものではなかった。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来の適応制御装置においては、適用可能
なプロセスが限定される上、常に最適な制御パラメータ
を設定できるわけではなく、信頼性に乏しいものであっ
た。
本発明はこのような事情に基いてなされたものであり、
その目的とするところは、広範囲にわたって常に最適な
適応制御を実行することができ、信頼性の向上をはかり
得る適応制御装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決し目的を達成するために、
制御人力を受け制御パラメータにしたがってプロセスに
対する操作出力を得る調節部に対し、上記制御パラメー
タを算出すべく複数の適応制御アルゴリズムを有する適
応手段を備え、この適応手段における複数の適応アルゴ
リズムのうち前記プロセスの特性・状況に応じて実行す
べき適応制御アルゴリズムを選択手段により選択し、こ
の選択手段により複数の適応制御アルゴリズムが選択さ
れた場合には、これら適応制御アルゴリズムにより得ら
れたそれぞれの制御パラメータを比較手段により比較し
て最適な制御パラメータを決定するようにしたものであ
る。
(作用) このような手段を講じたことにより、常にプロセスの特
性、状況に応じた制御パラメータが選択され、かつその
内の最適な制御パラメータが調節部に与えられて、この
調節部により上記制御パラメータに基いた操作信号がプ
ロセスに出力されることになり、信頼性の高いプロセス
の適応制御が実行される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
である。本発明の適応制御装置は、制御人力1aを受け
制御パラメータにしたがってプロセス2に対する操作出
力1bを得る:A節部1と、前記制御パラメータを算出
すべく複数の適応制御アルゴリズムを有する適応手段3
、この適応手段3における複数の適応制御アルゴリズム
のうち前記プロセス2の特性・状況に応じて実行すべき
適応制御アルゴリズムを1つもしくは複数選択する選択
手段4、およびこの選択手段4により複数の適応制御ア
ルゴリズムが選択されたとき、これら選択された適応制
御アルゴリズムにより得られたパラメータ値を比較し、
任意のパラメータ値を調節部1の制御パラメータとして
設定するか、あるいは任意のパラメータ値の関数値とし
てより最適な制御パラメータを算出する比較手段5を備
えた設計部6とからなる。なお、第1図中4aは選択手
段入力、4bは選択手段出力(アルゴリズム選択信号)
、3bは適応手段出力(アルゴリズムにより算出された
制御パラメータ)、5bは比較手段出力(設定される制
御パラメータ)、2bはプロセス制御量を示している。
第2図は本実施例をI−P−D制御系に適用した場合の
具体的構成を示すブロック図である。なお、ここでは説
明簡単のために、微分ゲイン−〇となるI−P制御系の
場合について説明する。すなわち、第2図において符号
11で示す積分要素に/s(k:積分ゲイン)と符号1
2で示す補償要素fo (f。 :比例ゲイン)とが調
節部1に相当する。なお上記Sはラプラス演算子である
1−P制御系の場合、プロセス制御m(PV)2bと目
標値SVとを比較器13にて比較し、その偏差に同定信
号発生部】4から発生された同定信号(M系列信号)を
印加した比較器出力Eに対応する操作HMVを積分要素
11および補償要素12により得、これをプロセス2へ
出力するものとなっている。
適応手段3は、制御系全体の動特性を推定する同定部2
0と制御定数に、foを決定する制御定数決定部30と
からなり、具体的には第3図に示す構成をなしている。
すなわち、同定部20は、パルス伝達関数推定部21と
変換部22とからなる。パルス伝達関数推定部21は、
制御系の動特性を次の(1)式で示すパルス伝達関数式
で表現し、M系列信号Mが印加された比較器出力Eとプ
ロセス制御RPVとから逐次形最小2乗法(RLS)を
用いて(2)式で示すパルス伝達関数W (z ’ )
を推定するものである。なお、以下の説明において推定
値を記号「〜」で示す。
y(k)=[B(z−’)/A(z−’)]u(k)・
・・(1) または W (z’ )−y  (k)/u  (k)    
   ・=(2)ここで、y (k)はプロセス制御c
pv、u(k)は比較器出力E、にはに番目のサンプル
時点 、−1は遅延演算子であって、 z’ ・X (k) −X (k−1)となる。また、 A (z’ )−1+a1z−重子a 2 Z−2+ 
・・・−B (z’ )−bl z−’ +b2 z−
” +−−である。
一方、伝達関数嚢換部22は、上記パルス伝達関数推定
部21にて得られた制御系のパルス伝達関数W(z’)
を、S領域の伝達関数W (s )に変換するものであ
る。ここで伝達関数W (s )は舎(s ) = 1
 / (1+ a s + a 2 a 2s 2+シ
。、;3 s3) ・・・(3) で示される。
また、制御定数決定部3oは、制御定数を決定する手法
として公知の部分的モデルマツチング手法を用いて制御
パラメータを決定するものとなっており、この手法を実
行する適応制御アルゴリズムとして代数方程式法を有す
る第1の適応ブロック31と、最急降下法を有する第2
の適応ブロック32とを備えている。
ここで、代数方程式法により制御パラメータk (nc
v ) 、  fO(new )を求める適応制御アル
ゴリズムについて説明する。第2図において、プロセス
2の推定伝達関数G (s)は次の(4)式で示される
G (s)=1/ (go +g1 s+g2 s2)
・・・(4) また、I−P−D制御系の目標値svがら制御二PVま
ての推定伝達関数W (s )は次の(5)式で示され
る。
・・・(5) したがって、前記(3)式と上記(5)式との右辺を比
較することにより go ””kσ−f。
gr  −U2 (go +fg ) 2/kgz −
(13(go 十fo ) 3/に2・・・(6) がiilられる。
その結果、制御系の参照モデルWm(s)をWm (s
)=1/ (1+σs+a2 a2s2+α3σ3S3
) ・・・(7) ただし、C2およびC3:係数 σ:時間スケール変換係数 Sニラプラス演算子 と表わすと、次の適応制御アルゴリズムが得られる。す
なわち fo  (new ) =k (new ) ala 
−kcy十f、)・・・(8) 次に、最急降下法により制御パラメータk (new 
) 、  fr)  (new )を求める適応制御ア
ルゴリズムについて説明する。まず、前記(3)式に示
す制御系の推定伝達関数W(s)において、asw 5
 ’ とすることにより制御系のタイムスケールを変換
する。すなわち W (S)=1/ (1+s’  +a2  s”+(
23s” ) ・・・(9) が得られる。このとき、前記(7)式の参照モデルWm
(s)に対して次の(10)式で示す評価関数Fを考え
る。
F−(C2C2)2 +  (C3C3)2・・・(1
0) また、時点nにおけるパラメータ値Co (k)。
C1(fo)をCorL、C1rLとすると、時点n+
1におけるPIDコントローラ10のパラメータ値ct
rL++は Ct n+1−Ct n  K (a F/ a Ct
 ) 、、、 (11)となる。ただし、Kはゲイン(
〉0.一定)である。
したがって、上記(10) 、  (11)式を利用し
て、a F / a k nとaF/afonとを求め
る。すなわち、前記(3)、 (5)式により U”  (go + fo ) /に 111r2 −kgt / (go  +fO) 2(
X3−に2 g2/ (go  + fo )’・・・
(12) が得られる。この(12)式に対し所定の偏微分演算を
行なうと a a 2 / 9 k = (X 2 / k・・・
 (13) が得られる。また、 と表わせるので、上記(10) 、  (13) 、 
 (14)式%式%(15) られる。その結果、(11) 、  (15)式により
・・・(16) が得られる。(1B)式において、krL+1およびf
(1rL+tはそれぞれ制御定数に、f、の新値k (
new ) 、  fg  (new )である。すな
わち、上記(1B)式が最急降下法42により制御パラ
メータを決定するための適応制御アルゴリズムである。
次に、比較手段5の具体的構成について説明する。比較
手段5は次の■〜■で示す所定のアルゴリズムが実現さ
れるように構成されている。すなわち、適応手段30の
第1.第2の適応ブロック31.32にてそれぞれ求め
られた制御パラメータをに’、fo’ およびkt、f
ojとしたとき■ lk’ −に’ +<C1・・・(
17)I f(1’ −fp ’ I<C2−(18)
ただしC1,C2(>O)はしきい値 ■ 上記(17)式および(18)式が成立したとき、
次の(19)式により最適制御パラメータk。
f、を決定する。
に−α1 k′ +β1 k′ fO−α2 fO′ +β  f O1・・・ (19
) ここで、α1.βh  (t−1,2)は重み因子であ
り、使用するアルゴリズムによって設定値は変化させる
ことができる。本実施例の場合はα1−βt=0.5と
する。
■ 上記(17)式および(18)式が不成立のとき、
新たな制御パラメータに更新しない。
以下、このように構成された本実施例の動作について第
4図ないし第6図の流れ図を適時参照17なから説明す
る。第4図は適応制御全体の動作フローを示す図、第5
図は選択手段4の動作フローを示す図、第6図は比較手
段5の動作フローを示す図である。制御動作を実行する
場合、先ずステップ41として同定部20により制御系
の同定を行ない動特性を推定する。次いで、ステップ4
2として選択手段4によりカウント値LGCに応じて実
行すべき適応制御アルゴリズムを選択する。
すなわち ■ LGC−1のとき、第1の適応ブロック31を選択
(ステップ43) ■ LGC−2のとき、第2の適応ブロック32を選択
(ステップ44) ■ LGC−3のとき、第1の適応ブロック31を選択
(ステップ43) ■ LGC−4のとき、第1.第2の適応ブロック31
.32を選択(ステップ45)ここで、」二記カウント
値LGCは第5図に示すルーチンにしたがって変動する
。すなわち、ステップ51としてフラグINZの状態を
判定する。
このフラグINZは適応1、q御未動作時にrOJとな
り動作中は「1」となる。ステップ5】にてINZ−0
が成立したときには、カウント値LGCを1に設定し、
フラグINZを「1」とする。また、前記(17) 、
  (18)式が未成立のとき「1」計数する第1のエ
ラーカウンタのカウント値ENを0クリアし、かつ比較
器13において制御ff1PVと目標(m S Vとの
偏差E′の絶対値が所定のしきい値εを越えたとき「1
」計数する第2のエラーカウンタのカウント値ECをも
0クリアする。
一方、ステップ51にてI NZ−0が未成立のときは
制御量PVを読込み、偏差E’ −PV−5■を算出す
る。そして、ステップ52として偏差E′の絶対値がし
きい値εを越えたか否かを判定する。ここで、lE’l
≦εが成立した場合には第2のエラーカウンタのカウン
ト値ECを「1」加算し、ステップ53としてカウント
値ECが予め決められている制限回数Nを越えたか否か
を判定する。そして、EC≦Nが成立しない場合にはス
テップ54ないし56により新たなカウント値LGCが
設定される。また、ステップ52にてIE′ 1≦εが
未成立の場合、またはステップ53にてEC≦Nが成立
する場合にはカウント値LGCが変更することなく初期
状態に戻る。なお、第5図に示すルーチンは第4図に示
すルーチンとは独立して実行される。
さて、ステップ42において、第1、の適応ブロック3
1あるいは第2の適応ブロック32が単独で選択された
場合には、それぞれの適応制御アルゴリズムによって求
められた制御パラメータの更新を行ない、適応動作を終
了する。これに対し第1、第2の適応パラメータ31.
32が両方とも選択された場合には、比較手段5におけ
る比較動作(第6図)が実行される。すなわち、ステッ
プ61.62として、前記(17)式および(18)式
が成立するか否かを判定する。そして、成立する場合に
は前記(19)式にしたがって制御パラメータに、fo
を算出し、かつフラグFLGを0とする。一方、未成立
の場合には第1のエラーカウンタのカウント値ENを「
1」加算し、ステップ63としてこのカウント値ENが
予め決められている制限回数N′を越えたか否かを判定
する。そして、越えていない場合にはフラグFLGを1
とし、越えている場合にはフラグFLGを2として終了
する。
第6図に示す比較ルーチンが終了したならば、ステップ
46.47としてフラグFLGの状態を判定する。そし
て、フラグFLGが0の場合すなわち比較結果が良好の
場合には制御パラメータの更新を行ない、適応動作を終
了する。また、フラグFLGが1の場合すなわちカウン
ト値ENが制限値N′を越えていない場合には初期状態
に復帰する。さらに、フラグFLGが2の場合すなわち
カウント値ENが制限値N′を越えた場合にはエラー表
示を行なって適応動作を終了する。
このように、本実施例によれば、2つの適応制御アルゴ
リズムを搭載し得、プロセスの特性あるいは状況等に応
じて実行すべきアルゴリズムを選択している。したがっ
て、双方の適応制御アルゴリズムの欠点を補うことによ
り最適な制御パラメータを1’Jることができるので、
広範囲にわたって信頼性の高い適応制御を実行すること
ができる。
また、本実施例によれば、選択手段4により2つの異な
る適応制御アルゴリズムすなわち代数方程式法と最急降
下法とが選択された場合には各アルゴリズムによって算
出されたパラメータ値を比較検討することにより制御パ
ラメータを決定している。一般に、プロセス2の動特性
を推定する場合、プロセス入出力信号の測定誤差、制御
系の外乱およびモデリングの際のモデル誤差等により実
際のプロセス2の特性に誤差を含んだ結果が得られる。
したがって、この推定値から最適パラメータを求めても
、実際の最適値からずれてしまうおそれがある。特に、
代数方程式法では、1凹の適応動作により最適パラメー
タが得られる利点はあるが、推定値の精度によっては実
際の最適値から大きくずれてしまい、このときのパラメ
ータをそのまま調節部1に設定すると、プラントが危険
な状態に陥るおそれがあった。これに対し、最急降下法
は徐々に最適値に近付けるように動作するので、得られ
たパラメータ値が現在設定されているパラメータ値から
大きくずれることはない。したがって、2つの適応制御
アルゴリズムを併用することにより制御パラメータの急
変を抑制することができるので、より信頼性の高い最適
制御パラメータを得ることができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではない。
例えば、前記実施例ではI−P制御系について適用した
場合を示したが、他の制御系に適用できるのは言うまで
もない。
第7図はPID制御系に適用した場合を示す構成図であ
る。この場合、同定信号発生部14にて発生されたM系
列信号MをPIDコントローラ70から出力される操作
RMVに印加した信号がプロセス2の入力となる。そし
て、プロセス2の入出力信号を用いて同定部20にてプ
ロセス2の動特性G (s)を前記(4)式から推定す
る。
また、PIDコントローラ70の特性は次の(20)式
にて与えられる。
C(s)=Co+C1s+C2s2/s・・・(20) ただし説明簡単のために02−0とする。また、C,、
C,と比例ゲインP、成分ゲインIとの関係は p−c、≠0  、   l−C1/Co   ”’ 
(21)が成立する。このとき、第1の適応ブロック3
1に搭載される適応制御アルゴリズムすなわち代数h゛
程式法は次の■、■となる。
■ 次式(22)で示す2次方程式の正の最小板σを求
める。
・・・(23) 一方、第2の適応ブロック32に搭載された適応制御ア
ルゴリズムすなわち最急降下法は次のようになる。時点
nのC,、C,をC(1rL、C1nとすると、時点n
+1の制御パラメータC1Fl+1は(24)式で表わ
せる。
Ct n’s −Ct n  K (a F/ a C
1)・・・(24) したがって、次の(25)式が成立する。
・・・(25) この(25)式が最急降下法の適応制御アルゴリズムと
なる。ただし、(25)式においてシ2゜α3は となる。
また、前記実施例では2つの適応制御アルゴリズムを併
用する場合を示したが、3つ以上の適応制御アルゴリズ
ムを併用するようにしてもよい。
また、適応制御アルゴリズムとしては、前記実施例で適
用した代数方程式法および最急降下法に限定されるもの
でないのは言うまでもない。このほか、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
[発明の効果] 以」−詳述したように、本発明によれば、制御人力を受
け制御パラメータにしたがってプロセスに対する操作出
力を得る調節部に対し、上記制御パラメータを算出すべ
く複数の適応制御アルゴリズムを有する適応手段を備え
、この適応手段における段数の適応制御アルゴリズムの
うち実行すべき適応制御アルゴリズムを選択手段により
選択し、■数の適応制御アルゴリズムが選択されたとき
各アルゴリズムにより得られた制御パラメータを比較部
にて比較することにより最適な制御パラメータを決定す
るようにしたので、広範囲にわたって常に最適な適応制
御を実行することができ、信頌性の向上をはかり得る適
応制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図は概略構成を示すブロック図、第2図は調節
部としてI−P制御系を適用した場合の具体的構成を示
すブロック図、第3図は適応手段の構成を示すブロック
図、第4図ないし第6図は動作説明用流れ図、第7図は
本発明の詳細な説明するための構成図である。 1・・・調節部、2・・・プロセス、3・・・適応手段
、4・・・選択手段、5・・・比較手段、6・・・設計
部、11・・・積分要素、12・・・補償要素、14・
・・同定信号発生部、20・・・同定部、21・・・パ
ルス伝達関数推定部、22・・・伝達関数変換部、30
・・・制御定数決定部、31.32・・・第1.第2の
適応ブロック、70・・・PIDコントローラ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2百 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 制御入力を受け制御パラメータにしたがってプロセスに
    対する操作出力を得る調節部と、この調節部における制
    御パラメータを算出すべく複数の適応制御アルゴリズム
    を有する適応手段と、この適応手段における複数の適応
    アルゴリズムのうち前記プロセスの特性・状況に応じて
    実行すべき適応制御アルゴリズムを選択する選択手段と
    、この選択手段により複数の適応制御アルゴリズムが選
    択されたときこれら適応制御アルゴリズムにより得られ
    たそれぞれの制御パラメータを比較して最適な制御パラ
    メータを決定する比較手段とからなることを特徴とする
    適応制御装置。
JP19091286A 1986-08-14 1986-08-14 適応制御装置 Pending JPS6346506A (ja)

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JP19091286A JPS6346506A (ja) 1986-08-14 1986-08-14 適応制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0443737A2 (en) * 1990-02-23 1991-08-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Control support system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5894004A (ja) * 1981-11-30 1983-06-04 Hitachi Ltd プラント制御系調節器最適パラメ−タ探索装置

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