JPS6346295Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6346295Y2 JPS6346295Y2 JP1980105366U JP10536680U JPS6346295Y2 JP S6346295 Y2 JPS6346295 Y2 JP S6346295Y2 JP 1980105366 U JP1980105366 U JP 1980105366U JP 10536680 U JP10536680 U JP 10536680U JP S6346295 Y2 JPS6346295 Y2 JP S6346295Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical contact
- plunger
- load
- brake
- pushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 21
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 11
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、トラツク、ミキサー車、クレーン
車などに適するように、流体作動型サービス・ブ
レーキおよびパーキング・ブレーキを備え、しか
も、そのパーキング・ブレーキに十分な操作力が
与えられた状態で、そのエアー・サービス・ブレ
ーキを併用可能にする自動車のブレーキ系統に関
する。
車などに適するように、流体作動型サービス・ブ
レーキおよびパーキング・ブレーキを備え、しか
も、そのパーキング・ブレーキに十分な操作力が
与えられた状態で、そのエアー・サービス・ブレ
ーキを併用可能にする自動車のブレーキ系統に関
する。
従来、流体作動型サービス・ブレーキを装備し
たトラツク、ミキサー車、クレーン車などは、急
傾斜の路面や急傾斜面に停車される場合のため、
あるいは、急傾斜の路面や急傾斜面に停車されて
作業する場合のために、パーキング・ブレーキを
制動状態に置き、さらに、流体作動型サービス・
ブレーキを様々な手段によつて制動状態にロツク
し、そのトラツク、ミキサー車、クレーン車など
の制動状態を確実にしている。
たトラツク、ミキサー車、クレーン車などは、急
傾斜の路面や急傾斜面に停車される場合のため、
あるいは、急傾斜の路面や急傾斜面に停車されて
作業する場合のために、パーキング・ブレーキを
制動状態に置き、さらに、流体作動型サービス・
ブレーキを様々な手段によつて制動状態にロツク
し、そのトラツク、ミキサー車、クレーン車など
の制動状態を確実にしている。
しかし、そのようにして、流体作動型サービ
ス・ブレーキをパーキング・ブレーキに併用する
場合の安全性を考慮すれば、そのトラツク、ミキ
サー車、クレーン車などの停車および駐車を本来
の目的とするパーキング・ブレーキにおいて、十
分な操作力が加えられ、その上で、そのパーキン
グ・ブレーキによる制動を補助し得るように、そ
の流体作動型サービス・ブレーキを制動状態に置
くことが要求されるが、パーキング・ブレーキに
おけるパーキング・レバーのストロークを検出し
て流体作動型サービス・ブレーキを制動状態に置
くような従来の手段によれば、所定のストローク
をもつてそのパーキング・レバーが引き上げられ
れば、その流体作動型サービス・ブレーキが制動
状態に置かれる一方、その停車および駐車を本来
の目的とするパーキング・ブレーキにおいては、
必ずしも十分な操作力が加えられているとは限ら
ず、従つて、上述したような要求を満たすことは
困難であつた。
ス・ブレーキをパーキング・ブレーキに併用する
場合の安全性を考慮すれば、そのトラツク、ミキ
サー車、クレーン車などの停車および駐車を本来
の目的とするパーキング・ブレーキにおいて、十
分な操作力が加えられ、その上で、そのパーキン
グ・ブレーキによる制動を補助し得るように、そ
の流体作動型サービス・ブレーキを制動状態に置
くことが要求されるが、パーキング・ブレーキに
おけるパーキング・レバーのストロークを検出し
て流体作動型サービス・ブレーキを制動状態に置
くような従来の手段によれば、所定のストローク
をもつてそのパーキング・レバーが引き上げられ
れば、その流体作動型サービス・ブレーキが制動
状態に置かれる一方、その停車および駐車を本来
の目的とするパーキング・ブレーキにおいては、
必ずしも十分な操作力が加えられているとは限ら
ず、従つて、上述したような要求を満たすことは
困難であつた。
また、実開昭51−34129号公報には、パーキン
グ・ブレーキの制動動作を確認する操作力検出装
置が開示されているが、この操作力検出装置で
は、可動電気接点がピストンにねじ結合された支
持ボルトに保持され、そして、そのピストンの動
きに伴われて固定電気接点に接触されるので、激
しい振動がその支持ボルトに直接的に伝わり、そ
の支持ボルトは、その激しい振動で緩み、その結
果、その可動電気接点とその固定電気接点との間
に接触不良を生じ、センサ機能が不安定になる虞
れがあつた。
グ・ブレーキの制動動作を確認する操作力検出装
置が開示されているが、この操作力検出装置で
は、可動電気接点がピストンにねじ結合された支
持ボルトに保持され、そして、そのピストンの動
きに伴われて固定電気接点に接触されるので、激
しい振動がその支持ボルトに直接的に伝わり、そ
の支持ボルトは、その激しい振動で緩み、その結
果、その可動電気接点とその固定電気接点との間
に接触不良を生じ、センサ機能が不安定になる虞
れがあつた。
この考案の目的は、パーキング・ブレーキに十
分な操作力が加えられ、そのパーキング・ブレー
キによつて所定の制動力が与えられた状態で、流
体作動型サービス・ブレーキを併用し、停車およ
び駐車時の制動状態を確実にし、安全性を高める
自動車のブレーキ系統の提供にある。
分な操作力が加えられ、そのパーキング・ブレー
キによつて所定の制動力が与えられた状態で、流
体作動型サービス・ブレーキを併用し、停車およ
び駐車時の制動状態を確実にし、安全性を高める
自動車のブレーキ系統の提供にある。
以下、この考案に係る自動車のブレーキ系統の
望ましい具体例について、画面を参照して説明す
る。
望ましい具体例について、画面を参照して説明す
る。
第1ないし3図は、ミキサー車に適用されたこ
の考案の自動車のブレーキ系統10を示してい
る。
の考案の自動車のブレーキ系統10を示してい
る。
その自動車のブレーキ系統10は、流体作動型
サービス・ブレーキとしてのエア・サービス・ブ
レーキ11と、パーキング・ブレーキ16と、ペ
ダル・フツク22と、フツク操作ロツド24と、
電気式ロツク装置26と、荷重センサ40とより
構成されている。
サービス・ブレーキとしてのエア・サービス・ブ
レーキ11と、パーキング・ブレーキ16と、ペ
ダル・フツク22と、フツク操作ロツド24と、
電気式ロツク装置26と、荷重センサ40とより
構成されている。
そのエア・サービス・ブレーキ11は、既存の
エア・サービス・ブレーキと同様に構成されるた
め、その構成の説明は省略する。
エア・サービス・ブレーキと同様に構成されるた
め、その構成の説明は省略する。
そのエア・サービス・ブレーキ11において、
そのブレーキ・バルブ12に取り付けられたブレ
ーキ・ペダル13は、キヤブ・フロア86側にピ
ボツト連結されたそのペダル・フツク22によ
り、所定の踏み込み位置でロツクされ得るように
構成されている。
そのブレーキ・バルブ12に取り付けられたブレ
ーキ・ペダル13は、キヤブ・フロア86側にピ
ボツト連結されたそのペダル・フツク22によ
り、所定の踏み込み位置でロツクされ得るように
構成されている。
すなわち、そのペダル・フツク22は、逆略T
字状に形成され、下端をそのキヤブ・フロア86
の上面に固定されたブラケツト23にピボツト連
結されたもので、そのブレーキ・ペダル13の下
面先端方には、そのペダル・フツク22に引つ掛
けられるピン15がブラケツト14を介して取り
付けられている。
字状に形成され、下端をそのキヤブ・フロア86
の上面に固定されたブラケツト23にピボツト連
結されたもので、そのブレーキ・ペダル13の下
面先端方には、そのペダル・フツク22に引つ掛
けられるピン15がブラケツト14を介して取り
付けられている。
勿論、そのペダル・フツク22は、リターン・
スプリングによつて、常に常態に戻されるように
構成されている。
スプリングによつて、常に常態に戻されるように
構成されている。
そのように構成されたそのペダル・フツク22
は、そのフツク操作ロツド24によつて回転され
る。
は、そのフツク操作ロツド24によつて回転され
る。
そのフツク操作ロツド24は、一端をそのペダ
ル・フツク22の先端に回転可能に取り付けら
れ、他端側をブラケツト87を介して車体側に往
復摺動可能に支持されたもので、そのブラケツト
87より外側に突出された他端にはノブ25が取
り付けられている。
ル・フツク22の先端に回転可能に取り付けら
れ、他端側をブラケツト87を介して車体側に往
復摺動可能に支持されたもので、そのブラケツト
87より外側に突出された他端にはノブ25が取
り付けられている。
また、上述したペダル・フツク22をピボツト
連結するそのブラケツト23の前方には、そのペ
ダル・フツク22を常態でロツクし得るように、
その電気式ロツク装置26が固定されてある。
連結するそのブラケツト23の前方には、そのペ
ダル・フツク22を常態でロツクし得るように、
その電気式ロツク装置26が固定されてある。
その電気式ロツク装置26は、内側にチヤンバ
28およびそのチヤンバ28に連通されて外側に
開口された孔33を備えたケーシング27と、そ
のケーシング27の孔33に往復摺動可能に嵌め
合わせられ、常態で、先端側をそのケーシング2
7の外側に突出させてそのペダル・フツク22を
ロツクするロツキング・ロツド31と、そのケー
シング27のチヤンバ28内に配置されてそのロ
ツキング・ロツド31の先端側をその孔33から
そのケーシング27の外側に突出させる方向にそ
のロツキング・ロツド31を偏らせるリターン・
スプリング32と、そのケーシング27のチヤン
バ28内に配置され、そのリターン・スプリング
32に抗してそのロツキング・ロツド31の先端
側をそのケーシング27の孔33に引つ込める電
磁コイル29とより構成されてある。
28およびそのチヤンバ28に連通されて外側に
開口された孔33を備えたケーシング27と、そ
のケーシング27の孔33に往復摺動可能に嵌め
合わせられ、常態で、先端側をそのケーシング2
7の外側に突出させてそのペダル・フツク22を
ロツクするロツキング・ロツド31と、そのケー
シング27のチヤンバ28内に配置されてそのロ
ツキング・ロツド31の先端側をその孔33から
そのケーシング27の外側に突出させる方向にそ
のロツキング・ロツド31を偏らせるリターン・
スプリング32と、そのケーシング27のチヤン
バ28内に配置され、そのリターン・スプリング
32に抗してそのロツキング・ロツド31の先端
側をそのケーシング27の孔33に引つ込める電
磁コイル29とより構成されてある。
そのケーシング27は、そのチヤンバ28の開
口を盲蓋34で塞がれ、そのロツキング・ロツド
31の後端側をそのチヤンバ28内に閉じ込めて
いる。
口を盲蓋34で塞がれ、そのロツキング・ロツド
31の後端側をそのチヤンバ28内に閉じ込めて
いる。
また、そのリターン・スプリング32は、コイ
ル・スプリングに製作され、そのチヤンバ28内
において、そのロツキング・ロツド31の後端と
その盲蓋34との間に配置されてある。
ル・スプリングに製作され、そのチヤンバ28内
において、そのロツキング・ロツド31の後端と
その盲蓋34との間に配置されてある。
さらに、その電磁コイル29は、そのロツキン
グ・ロツド31の後端側のまわりで、そのチヤン
バ28内に配置されてある。
グ・ロツド31の後端側のまわりで、そのチヤン
バ28内に配置されてある。
そのように構成されたその電気式ロツク装置2
6は、そのロツキング・ロツド31がそのペダ
ル・フツク22の先端に引つ掛けられ得るよう
に、そのケーシング27をブラケツト23にボル
ト締めさせて、そのキヤブ・フロア86に固定さ
れた。
6は、そのロツキング・ロツド31がそのペダ
ル・フツク22の先端に引つ掛けられ得るよう
に、そのケーシング27をブラケツト23にボル
ト締めさせて、そのキヤブ・フロア86に固定さ
れた。
従つて、そのペダル・フツク22は、常態にお
いて、そのペダル・フツク22の先端が、その電
気式ロツク装置26のロツキング・ロツド31に
引つ掛けられることにより、ロツクされ、また、
その電気式ロツク装置26の電磁コイル29に電
流が流れ、そのロツキング・ロツド31が引つ込
められるとき、そのペダル・フツク22のロツク
状態が解除されるように構成される。
いて、そのペダル・フツク22の先端が、その電
気式ロツク装置26のロツキング・ロツド31に
引つ掛けられることにより、ロツクされ、また、
その電気式ロツク装置26の電磁コイル29に電
流が流れ、そのロツキング・ロツド31が引つ込
められるとき、そのペダル・フツク22のロツク
状態が解除されるように構成される。
また、そのパーキング・ブレーキ16は、その
キヤブ・フロア86の上面にラチエツト20を介
して取り付けられたパーキング・レバー17、パ
ーキング・ブレーキ本体18、連結機構21など
より構成され、その連結機構21の一端はそのパ
ーキング・レバー17の根元側に連結され、ま
た、他端は、荷重センサ40を介して、そのパー
キング・ブレーキ本体18のブレーキ・レバー1
9に連結されている。
キヤブ・フロア86の上面にラチエツト20を介
して取り付けられたパーキング・レバー17、パ
ーキング・ブレーキ本体18、連結機構21など
より構成され、その連結機構21の一端はそのパ
ーキング・レバー17の根元側に連結され、ま
た、他端は、荷重センサ40を介して、そのパー
キング・ブレーキ本体18のブレーキ・レバー1
9に連結されている。
その荷重センサ40は、センサ・ハウジング4
1と、所定のストローク範囲で往復動するよう
に、そのセンサ・ハウジング41に形成されたボ
ア53に嵌め合わせられ、かつ、一端をそのセン
サ・ハウジング41の外側に伸長し、他端にスト
ツパ65を備えた荷重プランジヤ42と、一端を
そのストツパ65に拘束され、その荷重プランジ
ヤ42をそのボア53内の一方に偏らせるよう
に、そのボア53内で、その荷重プランジヤ42
のまわりに同軸心的に配置され、設定荷重以上で
撓わむ荷重スプリング43と、その荷重プランジ
ヤ42の他端側において、そのセンサ・ハウジン
グ41に開口され、かつ、ねじ切りされた孔62
にねじ込まれたプラグ63と、そのプラグ63に
連結されたリード線コネクタ71と、そのプラグ
63のガイド・ボア69に往復摺動可能に嵌め合
わせられ、かつ、常に、その荷重プランジヤ42
の他端に押し付けられたプツシング・プランジヤ
44と、そのプツシング・プランジヤ44に往復
摺動可能に嵌め合わせられた電気接点キヤリア4
5と、そのプラグ63内に固定された一対の固定
電気接点46,47と、その固定電気接点46,
47に接触できるように、その電気接点キヤリア
45に保持された可動電気接点48と、そのリー
ド線コネクタ71とその電気接点キヤリア45と
の間に配置されて、その電気接点キヤリア45を
介してそのプツシング・プランジヤ44をその荷
重プランジヤ42の他端に押し付けながら、その
可動電気接点48をその固定電気接点46,47
に押し付け可能にする可動電気接点プツシング・
スプリング49と、そのプツシング・プランジヤ
44および電気接点キヤリア45を互いに離反さ
せるように、そのプツシング・プランジヤ44と
その電気接点キヤリア45との間に介在された圧
縮スプリング50とより構成されてある。
1と、所定のストローク範囲で往復動するよう
に、そのセンサ・ハウジング41に形成されたボ
ア53に嵌め合わせられ、かつ、一端をそのセン
サ・ハウジング41の外側に伸長し、他端にスト
ツパ65を備えた荷重プランジヤ42と、一端を
そのストツパ65に拘束され、その荷重プランジ
ヤ42をそのボア53内の一方に偏らせるよう
に、そのボア53内で、その荷重プランジヤ42
のまわりに同軸心的に配置され、設定荷重以上で
撓わむ荷重スプリング43と、その荷重プランジ
ヤ42の他端側において、そのセンサ・ハウジン
グ41に開口され、かつ、ねじ切りされた孔62
にねじ込まれたプラグ63と、そのプラグ63に
連結されたリード線コネクタ71と、そのプラグ
63のガイド・ボア69に往復摺動可能に嵌め合
わせられ、かつ、常に、その荷重プランジヤ42
の他端に押し付けられたプツシング・プランジヤ
44と、そのプツシング・プランジヤ44に往復
摺動可能に嵌め合わせられた電気接点キヤリア4
5と、そのプラグ63内に固定された一対の固定
電気接点46,47と、その固定電気接点46,
47に接触できるように、その電気接点キヤリア
45に保持された可動電気接点48と、そのリー
ド線コネクタ71とその電気接点キヤリア45と
の間に配置されて、その電気接点キヤリア45を
介してそのプツシング・プランジヤ44をその荷
重プランジヤ42の他端に押し付けながら、その
可動電気接点48をその固定電気接点46,47
に押し付け可能にする可動電気接点プツシング・
スプリング49と、そのプツシング・プランジヤ
44および電気接点キヤリア45を互いに離反さ
せるように、そのプツシング・プランジヤ44と
その電気接点キヤリア45との間に介在された圧
縮スプリング50とより構成されてある。
そのセンサ・ハウジング41は、一端を閉じ、
他端に開口56を有する筒状ハウジング本体51
と、その開口56を閉じるように、そのハウジン
グ本体51の一端、すなわち、開口端にボルト7
5で締め付けられた蓋板52とよりなり、そのよ
うにして、そのハウジング本体51内にボア53
を形成している。
他端に開口56を有する筒状ハウジング本体51
と、その開口56を閉じるように、そのハウジン
グ本体51の一端、すなわち、開口端にボルト7
5で締め付けられた蓋板52とよりなり、そのよ
うにして、そのハウジング本体51内にボア53
を形成している。
そのハウジング本体51は胴壁54に一対のピ
ン・ボス57を形成し、そのパーキング・ブレー
キ16のブレーキ・レバー19にピン連結可能に
し、また、端壁55に孔58を形成し、その荷重
プランジヤ42の一端をそのハウジング本体51
の外側に伸長可能にしている。また、そのハウジ
ング本体51はその孔58とその荷重プランジヤ
42の一端64との間のダスト・シールのため
に、その孔58の内面に環状溝59を形成し、そ
の環状溝59にO−リング60を嵌め込み得るよ
うにしている。
ン・ボス57を形成し、そのパーキング・ブレー
キ16のブレーキ・レバー19にピン連結可能に
し、また、端壁55に孔58を形成し、その荷重
プランジヤ42の一端をそのハウジング本体51
の外側に伸長可能にしている。また、そのハウジ
ング本体51はその孔58とその荷重プランジヤ
42の一端64との間のダスト・シールのため
に、その孔58の内面に環状溝59を形成し、そ
の環状溝59にO−リング60を嵌め込み得るよ
うにしている。
その蓋板52は外側面にボス61を突出し、そ
のボス61にねじ孔62を形成し、そのプツシン
グ・プランジヤ44、電気接点キヤリア45、固
定電気接点46,47、および可動電気接点48
などのためのプラグ63をねじ込み得るようにし
ている。
のボス61にねじ孔62を形成し、そのプツシン
グ・プランジヤ44、電気接点キヤリア45、固
定電気接点46,47、および可動電気接点48
などのためのプラグ63をねじ込み得るようにし
ている。
その荷重プランジヤ42は、所定のストローク
範囲で往復動するように、そのセンサ・ハウジン
グ41のボア53内に嵌め込まれ、一端に連結ロ
ツド64を一体的に形成し、また、その荷重スプ
リング43のためのストツパとしてのフランジ6
5を他端に形成している。
範囲で往復動するように、そのセンサ・ハウジン
グ41のボア53内に嵌め込まれ、一端に連結ロ
ツド64を一体的に形成し、また、その荷重スプ
リング43のためのストツパとしてのフランジ6
5を他端に形成している。
その連結ロツド64は、その端壁55に形成さ
れた孔58を貫通してそのセンサ・ハウジング4
1の外側に伸長され、その先端にねじ孔76を開
口し、パーキング・ブレーキ・ケーブルの後端の
ねじ棒をねじ込み得るようにしている。
れた孔58を貫通してそのセンサ・ハウジング4
1の外側に伸長され、その先端にねじ孔76を開
口し、パーキング・ブレーキ・ケーブルの後端の
ねじ棒をねじ込み得るようにしている。
そのようにして、その荷重プランジヤ42は、
パーキング・ブレーキ・ケーブル、アイドル・レ
バー、リンク・ロツド、プツシユ・ロツドなどの
連結機構21を介してそのパーキング・レバー1
7に連結される。
パーキング・ブレーキ・ケーブル、アイドル・レ
バー、リンク・ロツド、プツシユ・ロツドなどの
連結機構21を介してそのパーキング・レバー1
7に連結される。
その荷重スプリング43は、予め決定された荷
重、すなわち、予め決定されたブレーキ操作力以
上で撓むように設定され、ブレーキ操作力が加わ
らないとき、その荷重プランジヤ42をその蓋板
52に押し付け、その荷重プランジヤ42とその
端壁55との間にクリアランスをつくつている。
そのクリアランスは、その固定電気接点46,4
7とその可動電気接点48との間隔によつて決定
される。
重、すなわち、予め決定されたブレーキ操作力以
上で撓むように設定され、ブレーキ操作力が加わ
らないとき、その荷重プランジヤ42をその蓋板
52に押し付け、その荷重プランジヤ42とその
端壁55との間にクリアランスをつくつている。
そのクリアランスは、その固定電気接点46,4
7とその可動電気接点48との間隔によつて決定
される。
そのプツシング・プランジヤ44は、そのプラ
グ63のガイド・ボア69に往復摺動可能に嵌合
され、先端をその荷重プランジヤ42の他端に常
に接触させている。そのプツシング・プランジヤ
44は、また、後端にキヤリア・ガイド・ボア6
6を開口し、その電気接点キヤリア45の先端を
嵌合可能にしている。
グ63のガイド・ボア69に往復摺動可能に嵌合
され、先端をその荷重プランジヤ42の他端に常
に接触させている。そのプツシング・プランジヤ
44は、また、後端にキヤリア・ガイド・ボア6
6を開口し、その電気接点キヤリア45の先端を
嵌合可能にしている。
その電気接点キヤリア45は、そのキヤリア・
ガイド・ボア66に往復摺動可能に嵌合される先
端側の外周面にストツパ・フランジ67を備え、
また、その先端にスプリング・シート68を形成
している。さらに、その電気接点キヤリア45は
後端にその可動電気接点48を取り付けている。
ガイド・ボア66に往復摺動可能に嵌合される先
端側の外周面にストツパ・フランジ67を備え、
また、その先端にスプリング・シート68を形成
している。さらに、その電気接点キヤリア45は
後端にその可動電気接点48を取り付けている。
その固定電気接点46,47は、予め、そのリ
ード線コネクタ71の先端に固定され、そして、
それぞれにリード線73,74を接続してあり、
そのリード線コネクタ71がそのプラグ63のコ
ネクタねじ孔70にねじ込まれると、そのプラグ
63内に固定される。
ード線コネクタ71の先端に固定され、そして、
それぞれにリード線73,74を接続してあり、
そのリード線コネクタ71がそのプラグ63のコ
ネクタねじ孔70にねじ込まれると、そのプラグ
63内に固定される。
その可動電気接点48はその電気接点キヤリア
45の後端に固定され、その可動電気接点プツシ
ング・スプリング49の一方のスプリング・シー
トを構成するように、図示の縦断面形状、すなわ
ち、キヤツプ状にプレス成形されている。
45の後端に固定され、その可動電気接点プツシ
ング・スプリング49の一方のスプリング・シー
トを構成するように、図示の縦断面形状、すなわ
ち、キヤツプ状にプレス成形されている。
その可動電気接点プツシング・スプリング49
は、一端をその可動電気接点48に、他端をその
リード線コネクタ71のスプリング・シート72
にそれぞれ座らせ、その電気接点キヤリア45と
そのリード線コネクタ71との間に配置され、そ
の荷重プランジヤ42の他端に押し付けられる性
向をそのプツシング・プランジヤ44にその電気
接点キヤリア45を介して与えると同時に、その
荷重プランジヤ42がその荷重スプリング43を
圧縮させながら、引かれる際に、その可動電気接
点48をその固定電気接点46,47に接触させ
る性向をその電気接点キヤリア45に与えてい
る。
は、一端をその可動電気接点48に、他端をその
リード線コネクタ71のスプリング・シート72
にそれぞれ座らせ、その電気接点キヤリア45と
そのリード線コネクタ71との間に配置され、そ
の荷重プランジヤ42の他端に押し付けられる性
向をそのプツシング・プランジヤ44にその電気
接点キヤリア45を介して与えると同時に、その
荷重プランジヤ42がその荷重スプリング43を
圧縮させながら、引かれる際に、その可動電気接
点48をその固定電気接点46,47に接触させ
る性向をその電気接点キヤリア45に与えてい
る。
その圧縮スプリング50は、一端をそのキヤリ
ア・ガイド・ボア66の底壁に、他端をその電気
接点キヤリア45のスプリング・シート68にそ
れぞれ座らせ、そのプツシング・プランジヤ44
とその電気接点キヤリア45との間に配置され
た。
ア・ガイド・ボア66の底壁に、他端をその電気
接点キヤリア45のスプリング・シート68にそ
れぞれ座らせ、そのプツシング・プランジヤ44
とその電気接点キヤリア45との間に配置され
た。
そして、そのように、その圧縮スプリング50
が配置されたので、すなわち、その電気接点キヤ
リア45が、その荷重プランジヤ42から分離さ
れたそのプツシング・プランジヤ44に往復摺動
可能に嵌め合わせられ、そして、互いに向かい合
つて配置されたその可動電気接点プツシング・ス
プリング49とその圧縮スプリング50とによつ
て、そのプツシング・プランジヤ44に保持され
たので、その荷重プランジヤ42からそのプツシ
ング・プランジヤ44に伝わつてくる激しい振動
が、その可動電気接点プツシング・スプリング4
9に協働されてその圧縮スプリング50で減衰さ
れ、その固定電気接点46,47とその可動電気
接点48とが、常に、互いに離反された状態に維
持されて誤動作が回避され、また、その荷重プラ
ンジヤ42にねじ結合したボルトにその可動電気
接点48を支持させる場合に、そのボルトの緩み
で生じるところのその固定電気接点46,47と
その可動電気接点48との間の接触不良が未然に
阻止される。
が配置されたので、すなわち、その電気接点キヤ
リア45が、その荷重プランジヤ42から分離さ
れたそのプツシング・プランジヤ44に往復摺動
可能に嵌め合わせられ、そして、互いに向かい合
つて配置されたその可動電気接点プツシング・ス
プリング49とその圧縮スプリング50とによつ
て、そのプツシング・プランジヤ44に保持され
たので、その荷重プランジヤ42からそのプツシ
ング・プランジヤ44に伝わつてくる激しい振動
が、その可動電気接点プツシング・スプリング4
9に協働されてその圧縮スプリング50で減衰さ
れ、その固定電気接点46,47とその可動電気
接点48とが、常に、互いに離反された状態に維
持されて誤動作が回避され、また、その荷重プラ
ンジヤ42にねじ結合したボルトにその可動電気
接点48を支持させる場合に、そのボルトの緩み
で生じるところのその固定電気接点46,47と
その可動電気接点48との間の接触不良が未然に
阻止される。
また、その荷重センサ50では、その荷重プラ
ンジヤ42が、所定のストローク範囲でそのセン
サ・ハウジング41内に往復動されたので、その
荷重スプリング43のへたりが回避され、その結
果、この荷重センサ40は、長期間にわたつて使
用可能になる。
ンジヤ42が、所定のストローク範囲でそのセン
サ・ハウジング41内に往復動されたので、その
荷重スプリング43のへたりが回避され、その結
果、この荷重センサ40は、長期間にわたつて使
用可能になる。
また、そのように構成されたその荷重センサ4
0は、そのハウジング本体51をそのブレーキ・
レバー19にピン連結し、そして、その荷重プラ
ンジヤ42をそのパーキング・ブレーキ・ケーブ
ルの後端にねじ結合させてそのパーキング・ブレ
ーキ16に組み込まれてある。
0は、そのハウジング本体51をそのブレーキ・
レバー19にピン連結し、そして、その荷重プラ
ンジヤ42をそのパーキング・ブレーキ・ケーブ
ルの後端にねじ結合させてそのパーキング・ブレ
ーキ16に組み込まれてある。
さらに、そのリード線73は、その電気式ロツ
ク装置26のリード線35に接続され、そして、
そのリード線74は、車体側にアースされてい
る。勿論、そのリード線73とそのリード線35
とを接続する電気回路88には、バツテリ37お
よびヒユーズ38がつながれてある。
ク装置26のリード線35に接続され、そして、
そのリード線74は、車体側にアースされてい
る。勿論、そのリード線73とそのリード線35
とを接続する電気回路88には、バツテリ37お
よびヒユーズ38がつながれてある。
また、上述したペダル・フツク22をピボツト
連結するそのブラケツト23には、そのブレー
キ・ペダル13がそのペダル・フツク22によつ
てロツクされるとき、そのペダル・フツク22と
接触し、押圧されることによつて付勢される押ボ
タン型スイツチ78が取り付けられ、その押ボタ
ン型スイツチ78は、その電気式ロツク装置26
の電磁コイル29と直列に接続され、さらに、そ
の押ボタン型スイツチ78は、ブラケツト87に
組み込まれたランプ80に、また、その電気式ロ
ツク装置26の電磁コイル29は、そのブラケツ
ト87に組み込まれたランプ79に、それぞれ接
続されている。
連結するそのブラケツト23には、そのブレー
キ・ペダル13がそのペダル・フツク22によつ
てロツクされるとき、そのペダル・フツク22と
接触し、押圧されることによつて付勢される押ボ
タン型スイツチ78が取り付けられ、その押ボタ
ン型スイツチ78は、その電気式ロツク装置26
の電磁コイル29と直列に接続され、さらに、そ
の押ボタン型スイツチ78は、ブラケツト87に
組み込まれたランプ80に、また、その電気式ロ
ツク装置26の電磁コイル29は、そのブラケツ
ト87に組み込まれたランプ79に、それぞれ接
続されている。
すなわち、その押ボタン型スイツチ78のリー
ド線83は、その電気式ロツク装置26における
電磁コイル29のリード線35に接続され、ま
た、その押ボタン型スイツチ78のリード線84
は、そのランプ80に、その電気式ロツク装置2
6におけるその電磁コイル29のリード線36
は、そのランプ79にそれぞれ接続されている。
ド線83は、その電気式ロツク装置26における
電磁コイル29のリード線35に接続され、ま
た、その押ボタン型スイツチ78のリード線84
は、そのランプ80に、その電気式ロツク装置2
6におけるその電磁コイル29のリード線36
は、そのランプ79にそれぞれ接続されている。
そのランプ79は、その電気式ロツク装置26
の電磁コイル29に電流が流れ、そのロツキン
グ・ロツド31が引つ込められるときに点灯し、
そのフツク操作ロツド24を引き、そのペダル・
フツク22を介して、そのブレーキ・ペダル13
をロツクし得る状態に置かれたことを運転者に認
識させる。
の電磁コイル29に電流が流れ、そのロツキン
グ・ロツド31が引つ込められるときに点灯し、
そのフツク操作ロツド24を引き、そのペダル・
フツク22を介して、そのブレーキ・ペダル13
をロツクし得る状態に置かれたことを運転者に認
識させる。
また、そのランプ80は、そのフツク操作ロツ
ド24を引いて、そのペダル・フツク22が回転
され、そのブレーキ・ペダル13がロツクされた
ときに点灯し、そのブレーキ・ペダル13のロツ
ク完了を運転者に認識させる。
ド24を引いて、そのペダル・フツク22が回転
され、そのブレーキ・ペダル13がロツクされた
ときに点灯し、そのブレーキ・ペダル13のロツ
ク完了を運転者に認識させる。
次に、この考案の自動車のブレーキ系統10に
おけるそのブレーキ・ペダル13のロツク操作に
ついて説明する。
おけるそのブレーキ・ペダル13のロツク操作に
ついて説明する。
先ず、そのブレーキ・ペダル13を踏み込み、
そのエア・サービス・ブレーキ11を制動状態に
置く。
そのエア・サービス・ブレーキ11を制動状態に
置く。
そのような状態で、そのパーキング・レバー1
7を引き上げるとその荷重センサ40のセンサ・
ハウジング41はその荷重スプリング43を介し
てその荷重プランジヤ42に連結された状態を保
ちながら、その連結機構21に引つ張られ、その
ブレーキ・レバー19を回転される。
7を引き上げるとその荷重センサ40のセンサ・
ハウジング41はその荷重スプリング43を介し
てその荷重プランジヤ42に連結された状態を保
ちながら、その連結機構21に引つ張られ、その
ブレーキ・レバー19を回転される。
さらに、そのパーキング・レバー17が引き上
げられて行き、所定の操作力に達すると、その荷
重スプリング43の撓み量が大きくなり、そのよ
うにして圧縮され、その荷重プランジヤ42の一
端はそのセンサ・ハウジング41の端壁25に接
触する。従つて、そのブレーキ・レバー19はさ
らに回転され、車軸に所定の制動力を発生し、ま
た、そのプツシング・プランジヤ44および電気
接点キヤリア45がその可動電気接点ブツシン
グ・スプリング49および圧縮スプリング50に
よつて、一体的にその荷重プランジヤ42側に移
動し、その可動電気接点48はその固定電気接点
46,47に接触する。
げられて行き、所定の操作力に達すると、その荷
重スプリング43の撓み量が大きくなり、そのよ
うにして圧縮され、その荷重プランジヤ42の一
端はそのセンサ・ハウジング41の端壁25に接
触する。従つて、そのブレーキ・レバー19はさ
らに回転され、車軸に所定の制動力を発生し、ま
た、そのプツシング・プランジヤ44および電気
接点キヤリア45がその可動電気接点ブツシン
グ・スプリング49および圧縮スプリング50に
よつて、一体的にその荷重プランジヤ42側に移
動し、その可動電気接点48はその固定電気接点
46,47に接触する。
そのようにして、その可動電気接点48がその
固定電気接点46,47に接触すると、その電気
式ロツク装置26の電磁コイル29に電流が流れ
る。
固定電気接点46,47に接触すると、その電気
式ロツク装置26の電磁コイル29に電流が流れ
る。
勿論、そのペダル・フツク22は常態に位置さ
れているため、そのペダル・フツク22の先端
は、その電気式ロツク装置26のロツキング・ロ
ツド31に引つ掛けられてロツクされている。
れているため、そのペダル・フツク22の先端
は、その電気式ロツク装置26のロツキング・ロ
ツド31に引つ掛けられてロツクされている。
従つて、そのような状態に置かれたその電気式
ロツク装置26の電磁コイル29に電流が流れる
と、そのロツキング・ロツド31がそのリター
ン・スプリング32に抗して引つ込められ、その
ロツキング・ロツド31がそのペダル・フツク2
2の先端から外れ、そのフツク操作ロツド24は
引き得る状態に置かれる。
ロツク装置26の電磁コイル29に電流が流れる
と、そのロツキング・ロツド31がそのリター
ン・スプリング32に抗して引つ込められ、その
ロツキング・ロツド31がそのペダル・フツク2
2の先端から外れ、そのフツク操作ロツド24は
引き得る状態に置かれる。
そのとき、そのブラケツト87に組み込まれた
そのランプ79が点灯し、そのパーキング・ブレ
ーキ16に所定の操作力が加えられていること、
および、そのフツク操作ロツド24を引き、その
ブレーキ・ペダル13をロツクし得る状態に置か
れたことを運転者に認識させる。
そのランプ79が点灯し、そのパーキング・ブレ
ーキ16に所定の操作力が加えられていること、
および、そのフツク操作ロツド24を引き、その
ブレーキ・ペダル13をロツクし得る状態に置か
れたことを運転者に認識させる。
そのランプ79の点灯を確認した後、そのフツ
ク操作ロツド24のノブ25を引つ張る。
ク操作ロツド24のノブ25を引つ張る。
そのフツク操作ロツド24が引かれると、その
ペダル・フツク22がそのブレーキ・ペダル13
側に回転され、そのような状態で、そのブレー
キ・ペダル13から足を離せば、そのブレーキ・
ペダル13の裏面に取り付けられたそのピン15
が、そのペダル・フツク22の先端に引つ掛けら
れ、そのブレーキペダル13は、そのエア・サー
ビス・ブレーキ11を制動状態で維持するように
ロツクされる。
ペダル・フツク22がそのブレーキ・ペダル13
側に回転され、そのような状態で、そのブレー
キ・ペダル13から足を離せば、そのブレーキ・
ペダル13の裏面に取り付けられたそのピン15
が、そのペダル・フツク22の先端に引つ掛けら
れ、そのブレーキペダル13は、そのエア・サー
ビス・ブレーキ11を制動状態で維持するように
ロツクされる。
また、そのブレーキ・ペダル13のロツク状態
を解除する場合には、そのパーキング・レバー1
7を押し下げ、さらに、そのフツク操作ロツド2
4を押し戻す。
を解除する場合には、そのパーキング・レバー1
7を押し下げ、さらに、そのフツク操作ロツド2
4を押し戻す。
すなわち、そのパーキング・レバー17を押し
下げられれば、上述した動作と逆の動作により、
その荷重センサ40におけるその可動電気接点4
8がその固定電気接点46,47から離れ、従つ
て、その電気式ロツク装置26の電磁コイル29
に流れる電流が遮断される。
下げられれば、上述した動作と逆の動作により、
その荷重センサ40におけるその可動電気接点4
8がその固定電気接点46,47から離れ、従つ
て、その電気式ロツク装置26の電磁コイル29
に流れる電流が遮断される。
そのようにして、その電気式ロツク装置26の
電磁コイル29に電流が流れなくなると、そのロ
ツキング・ロツド31がそのリターン・スプリン
グ32によつて押し出され、そのような状態で、
そのフツク操作ロツド24を押し戻すと、そのペ
ダル・フツク22がそのブレーキ・ペダル13の
ピン15から外れて、そのブレーキ・ペダル13
のロツクが解除される。
電磁コイル29に電流が流れなくなると、そのロ
ツキング・ロツド31がそのリターン・スプリン
グ32によつて押し出され、そのような状態で、
そのフツク操作ロツド24を押し戻すと、そのペ
ダル・フツク22がそのブレーキ・ペダル13の
ピン15から外れて、そのブレーキ・ペダル13
のロツクが解除される。
勿論、そのペダル・フツク22がそのブレー
キ・ペダル13のピン15に引つ掛けられた状態
で、その電気式ロツク装置26の電磁コイル29
に流れる電流が遮断されると、そのロツキング・
ロツド31の先端は外側に押し出されて、そのペ
ダル・フツク22の先端における側面に接触し、
さらに、そのフツク操作ロツド24を押し戻すこ
とによつて、そのペダル・フツク22が回転され
れば、そのペダル・フツク22の先端が、そのロ
ツキング・ロツド31の位置を通過するときに、
そのロツキング・ロツド31の先端がそのリター
ン・スプリング32によつて突出されて、そのペ
ダル・フツク22の先端に引つ掛けられ、そのペ
ダル・フツク22はロツクされる。
キ・ペダル13のピン15に引つ掛けられた状態
で、その電気式ロツク装置26の電磁コイル29
に流れる電流が遮断されると、そのロツキング・
ロツド31の先端は外側に押し出されて、そのペ
ダル・フツク22の先端における側面に接触し、
さらに、そのフツク操作ロツド24を押し戻すこ
とによつて、そのペダル・フツク22が回転され
れば、そのペダル・フツク22の先端が、そのロ
ツキング・ロツド31の位置を通過するときに、
そのロツキング・ロツド31の先端がそのリター
ン・スプリング32によつて突出されて、そのペ
ダル・フツク22の先端に引つ掛けられ、そのペ
ダル・フツク22はロツクされる。
上述したこの考案の自動車のブレーキ系統10
において、流体作動型サービス・ブレーキをエ
ア・サービス・ブレーキ11として説明したが、
油圧作動型サービス・ブレーキを適用することも
できる。
において、流体作動型サービス・ブレーキをエ
ア・サービス・ブレーキ11として説明したが、
油圧作動型サービス・ブレーキを適用することも
できる。
如上のこの考案によれば、荷重センサがセン
サ・ハウジングと、所定のストローク範囲で往復
動するように、そのセンサ・ハウジングに形成さ
れたボアに嵌め合わせられ、かつ、一端をそのセ
ンサ・ハウジングの外側に伸長し、他端にストツ
パを備える荷重プランジヤと、一端をそのストツ
パに拘束され、その荷重プランジヤをそのボア内
の一方に偏らせるように、そのボア内に配置さ
れ、設定荷重以上で撓わむ荷重スプリングと、そ
の荷重プランジヤの他端側において、そのセン
サ・ハウジングに開口され、かつねじ切りされた
孔にねじ込まれるプラグと、そのプラグに連結さ
れるリード線コネクタと、そのプラグのガイド・
ボアに往復摺動可能に嵌め合わせられ、かつ、常
に、その荷重プランジヤの他端に押し付けられる
プツシング・プランジヤと、そのプツシング・プ
ランジヤに往復摺動可能に嵌め合わせられる電気
接点キヤリアと、そのプラグ内に固定される固定
電気接点と、その固定電気接点に接触できるよう
に、その電気接点キヤリアに保持される可動電気
接点と、そのリード線コネクタとその電気接点キ
ヤリアとの間に配置されて、その電気接点キヤリ
アを介してそのプツシング・プランジヤをその荷
重プランジヤの他端に押し付けながら、その可動
電気接点をその固定電気接点に押し付け可能にす
る可動電気接点プツシング・スプリングと、その
プツシング・プランジヤおよび電気接点キヤリア
を互いに離反させるように、そのプツシング・プ
ランジヤとその電気接点キヤリアとの間に介在さ
れる圧縮スプリングとを含んで構成されるので、
温度補償手段が省かれて、パーキング・レバーの
操作力が正確に感知されて電気信号に変えられ、
特に、その電気接点キヤリアが、その荷重プラン
ジヤから分離されたプツシング・プランジヤに往
復摺動可能に嵌め合わせられ、そして、互いに向
かい合つて配置されたその可動電気接点プツシン
グ・スプリングとその圧縮スプリングとによつ
て、そのプツシング・プランジヤに保持されるの
で、そのパーキング・レバーの操作力が作用され
ない状態では、その荷重プランジヤからそのプツ
シング・プランジヤに伝わつてくる激しい振動
が、その可動電気接点プツシング・スプリングに
協働されてその圧縮スプリングで減衰され、その
固定電気接点とその可動電気接点とが、常に、互
いに離反された状態に維持され、誤動作が回避さ
れ、また、その固定電気接点にその可動電気接点
を接触させる際の接触不良が未然に回避され、そ
のような激しい振動下に置かれる自動車に装備可
能になり、さらには、その荷重プランジヤが、所
定のストローク範囲でそのセンサ・ハウジング内
に往復動されるので、その荷重スプリングのへた
りが回避され、それに伴つて、その荷重センサが
長期間にわたつて使用可能になり、その荷重セン
サの使用に伴つて、パーキング・ブレーキに十分
な操作力が加えられ、そのパーキング・ブレーキ
によつて所定の制動力が与えられた状態で、油圧
作動型サービス・ブレーキがそのパーキング・ブ
レーキに確実に併用され、停車および駐車がより
確実な制動状態に維持され、停車および駐車時に
おける自動車の安全性が非常に高められ、加え
て、ペダル・フツクをロツクする手段に電気式ロ
ツク装置が使用されるので、流体圧型ロツク手段
に比較して、ロツクに必要な強度が充分に確保さ
れ、そして、電磁弁や配管が省かれてロツク手段
の小型化が図られ、設置スペース上、取付けが非
常に有利になり、自動車への適用性が向上され
る。
サ・ハウジングと、所定のストローク範囲で往復
動するように、そのセンサ・ハウジングに形成さ
れたボアに嵌め合わせられ、かつ、一端をそのセ
ンサ・ハウジングの外側に伸長し、他端にストツ
パを備える荷重プランジヤと、一端をそのストツ
パに拘束され、その荷重プランジヤをそのボア内
の一方に偏らせるように、そのボア内に配置さ
れ、設定荷重以上で撓わむ荷重スプリングと、そ
の荷重プランジヤの他端側において、そのセン
サ・ハウジングに開口され、かつねじ切りされた
孔にねじ込まれるプラグと、そのプラグに連結さ
れるリード線コネクタと、そのプラグのガイド・
ボアに往復摺動可能に嵌め合わせられ、かつ、常
に、その荷重プランジヤの他端に押し付けられる
プツシング・プランジヤと、そのプツシング・プ
ランジヤに往復摺動可能に嵌め合わせられる電気
接点キヤリアと、そのプラグ内に固定される固定
電気接点と、その固定電気接点に接触できるよう
に、その電気接点キヤリアに保持される可動電気
接点と、そのリード線コネクタとその電気接点キ
ヤリアとの間に配置されて、その電気接点キヤリ
アを介してそのプツシング・プランジヤをその荷
重プランジヤの他端に押し付けながら、その可動
電気接点をその固定電気接点に押し付け可能にす
る可動電気接点プツシング・スプリングと、その
プツシング・プランジヤおよび電気接点キヤリア
を互いに離反させるように、そのプツシング・プ
ランジヤとその電気接点キヤリアとの間に介在さ
れる圧縮スプリングとを含んで構成されるので、
温度補償手段が省かれて、パーキング・レバーの
操作力が正確に感知されて電気信号に変えられ、
特に、その電気接点キヤリアが、その荷重プラン
ジヤから分離されたプツシング・プランジヤに往
復摺動可能に嵌め合わせられ、そして、互いに向
かい合つて配置されたその可動電気接点プツシン
グ・スプリングとその圧縮スプリングとによつ
て、そのプツシング・プランジヤに保持されるの
で、そのパーキング・レバーの操作力が作用され
ない状態では、その荷重プランジヤからそのプツ
シング・プランジヤに伝わつてくる激しい振動
が、その可動電気接点プツシング・スプリングに
協働されてその圧縮スプリングで減衰され、その
固定電気接点とその可動電気接点とが、常に、互
いに離反された状態に維持され、誤動作が回避さ
れ、また、その固定電気接点にその可動電気接点
を接触させる際の接触不良が未然に回避され、そ
のような激しい振動下に置かれる自動車に装備可
能になり、さらには、その荷重プランジヤが、所
定のストローク範囲でそのセンサ・ハウジング内
に往復動されるので、その荷重スプリングのへた
りが回避され、それに伴つて、その荷重センサが
長期間にわたつて使用可能になり、その荷重セン
サの使用に伴つて、パーキング・ブレーキに十分
な操作力が加えられ、そのパーキング・ブレーキ
によつて所定の制動力が与えられた状態で、油圧
作動型サービス・ブレーキがそのパーキング・ブ
レーキに確実に併用され、停車および駐車がより
確実な制動状態に維持され、停車および駐車時に
おける自動車の安全性が非常に高められ、加え
て、ペダル・フツクをロツクする手段に電気式ロ
ツク装置が使用されるので、流体圧型ロツク手段
に比較して、ロツクに必要な強度が充分に確保さ
れ、そして、電磁弁や配管が省かれてロツク手段
の小型化が図られ、設置スペース上、取付けが非
常に有利になり、自動車への適用性が向上され
る。
第1図はこの考案の自動車のブレーキ系統の具
体例を示す概説図、第2図は電気式ロツク装置の
縦断面図、および、第3図は荷重センサの縦断面
図である。 11……流体作動型サービス・ブレーキ、13
……ブレーキ・ペダル、16……パーキング・ブ
レーキ、17……パーキング・レバー、19……
ブレーキ・レバー、22……ペダル・フツク、2
4……フツク操作ロツド、26……電気式ロツク
装置、40……荷重センサ、41……センサ・ハ
ウジング、42……荷重プランジヤ、43……荷
重スプリング、44……プツシング・プランジ
ヤ、45……電気接点キヤリア、46,47……
固定電気接点、48……可動電気接点、49……
可動電気接点プツシング・スプリング、50……
圧縮スプリング、63……プラグ、71……リー
ド線コネクタ、73,74……リード線。
体例を示す概説図、第2図は電気式ロツク装置の
縦断面図、および、第3図は荷重センサの縦断面
図である。 11……流体作動型サービス・ブレーキ、13
……ブレーキ・ペダル、16……パーキング・ブ
レーキ、17……パーキング・レバー、19……
ブレーキ・レバー、22……ペダル・フツク、2
4……フツク操作ロツド、26……電気式ロツク
装置、40……荷重センサ、41……センサ・ハ
ウジング、42……荷重プランジヤ、43……荷
重スプリング、44……プツシング・プランジ
ヤ、45……電気接点キヤリア、46,47……
固定電気接点、48……可動電気接点、49……
可動電気接点プツシング・スプリング、50……
圧縮スプリング、63……プラグ、71……リー
ド線コネクタ、73,74……リード線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 流体作動型サービス・ブレーキと、 パーキング・ブレーキと、 車体側にピボツト連結され、かつ、その流体作
動型サービス・ブレーキのブレーキ・ペダルを所
定の踏み込み位置にロツクするペダル・フツク
と、 そのペダル・フツクを回転させ得るように、先
端をそのペダル・フツクに取り付け、その車体側
に往復摺動可能に支持されるフツク操作ロツド
と、 その車体側に配置されるケーシング、そのケー
シングに往復摺動可能に嵌め合わせられ、常態
で、先端側をそのケーシングの外側に突出させて
そのペダル・フツクをロツクするロツキング・ロ
ツド、そのケーシングに配置されてそのロツキン
グ・ロツドの先端側をそのケーシングの外側に突
出させる方向にそのロツキング・ロツドを偏らせ
るリターン・スプリング、および、そのケーシン
グに配置され、そのリターン・スプリングに抗し
てそのロツキング・ロツドの先端側をそのケーシ
ング内に引つ込めさせる電磁コイルよりなる電気
式ロツク装置と、 センサ・ハウジング、所定のストローク範囲で
往復動するように、そのセンサ・ハウジングに形
成されたボアに嵌め合わせられ、且つ、一端をそ
のセンサ・ハウジングの外側に伸長し、他端にス
トツパを備える荷重プランジヤ、一端をそのスト
ツパに拘束され、その荷重プランジヤをそのボア
内の一方に偏らせるように、そのボア内に配置さ
れ、設定荷重以上で撓わむ荷重スプリング、その
荷重スプリングの他端側において、そのセンサ・
ハウジングに開口され、かつ、ねじ切りされた孔
にねじ込まれるプラグ、そのプラグに連結される
リード線コネクタ、そのプラグのガイド・ボアに
往復摺動可能に嵌め合わせられ、かつ、常に、そ
の荷重プランジヤの他端に押し付けられるプツシ
ング・プランジヤ、そのプツシング・プランジヤ
に往復摺動可能に嵌め合わせられる電気接点キヤ
リア、そのプラグ内に固定される固定電気接点、
その固定電気接点に接触できるように、その電気
接点キヤリアに保持される可動電気接点、そのリ
ード線コネクタとその電気接点キヤリアとの間に
配置されて、その電気接点キヤリアを介してその
プツシング・プランジヤをその荷重プランジヤの
他端に押し付けながら、その可動電気接点をその
固定電気接点に押し付け可能にする可動電気接点
プツシング・スプリング、および、そのプツシン
グ・プランジヤおよび電気接点キヤリアを互いに
離反させるように、そのプツシング・プランジヤ
とその電気接点キヤリアとの間に介在される圧縮
スプリングよりなり、そのパーキング・ブレーキ
において、ブレーキ・レバーと連続機構との間お
よびパーキング・レバーとその連結機構との間の
何れか一方に配置され、そして、電気接点をその
電気式ロツク装置に電気的に接続する荷重センサ
とを含む自動車のブレーキ系統。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980105366U JPS6346295Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980105366U JPS6346295Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5728056U JPS5728056U (ja) | 1982-02-13 |
JPS6346295Y2 true JPS6346295Y2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=29466746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980105366U Expired JPS6346295Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6346295Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134129B2 (ja) * | 1972-11-24 | 1976-09-24 | ||
JPS53427B2 (ja) * | 1972-10-16 | 1978-01-09 | ||
JPS5315244B2 (ja) * | 1973-07-18 | 1978-05-23 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134129U (ja) * | 1974-09-03 | 1976-03-13 | ||
JPS5640591Y2 (ja) * | 1976-06-22 | 1981-09-22 | ||
JPS5649791Y2 (ja) * | 1976-07-19 | 1981-11-20 |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP1980105366U patent/JPS6346295Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53427B2 (ja) * | 1972-10-16 | 1978-01-09 | ||
JPS5134129B2 (ja) * | 1972-11-24 | 1976-09-24 | ||
JPS5315244B2 (ja) * | 1973-07-18 | 1978-05-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5728056U (ja) | 1982-02-13 |
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