JPS6345972B2 - - Google Patents

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JPS6345972B2
JPS6345972B2 JP60141372A JP14137285A JPS6345972B2 JP S6345972 B2 JPS6345972 B2 JP S6345972B2 JP 60141372 A JP60141372 A JP 60141372A JP 14137285 A JP14137285 A JP 14137285A JP S6345972 B2 JPS6345972 B2 JP S6345972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
transmission
planetary gear
gear
gear device
Prior art date
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Expired
Application number
JP60141372A
Other languages
English (en)
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JPS621636A (ja
Inventor
Kenzo Sada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP14137285A priority Critical patent/JPS621636A/ja
Publication of JPS621636A publication Critical patent/JPS621636A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、遊星ギヤー装置と油圧ミツシヨンと
を組合せた車輛のトランスミツシヨンに関する。
<従来の技術> 入力軸からの動力を出力軸側に伝達する遊星ギ
ヤー装置と、この遊星ギヤー装置を回転制御する
油圧ミツシヨンとを備えた車輛のトランスミツシ
ヨンが従来から既に提案されており、これは無段
変速性と伝達効率の点で優れている。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、従来のこの種のトランスミツシヨンで
は、遊星ギヤー装置1個に対して油圧ミツシヨン
が1個であつたので、大馬力型の場合、油圧ミツ
シヨンが大型になり、しかもコストが飛躍的にア
ツプする欠点があつた。即ち、油圧ミツシヨンの
油圧ポンプ、油圧モータ、或いはそれに付属する
バルブ類は、大馬力用の場合、当然に容量が増え
るが、その容量の増加分以上に部材の肉厚等が大
となり大型化するので、製作コストは容量に比例
せずに飛躍的に上昇する。従つて、大馬力用の場
合、形状的にもコスト的にも問題があつた。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、このような従来の問題点を解決する
ことを目的としたものであつて、そのための具体
的手段として、入力軸からの動力を出力軸に伝達
する遊星ギヤー装置と、この遊星ギヤー装置を回
転制御する油圧ミツシヨンとを備えた車輛のトラ
ンスミツシヨンにおいて、略同一容量の油圧ミツ
シヨンを遊星ギヤー装置の周囲の対称位置に複数
個配置すると共に、各油圧ミツシヨンは油圧ポン
プと油圧モータとを入出力軸と平行になるように
軸心方向に直列状に結合して成るものである。
<作 用> エンジン運転時には、入力軸3の駆動ギヤー2
0から油圧ポンプギヤー21を介して、各油圧ミ
ツシヨン15の油圧ポンプ16が駆動されてい
る。そこで、各油圧ポンプ16の吐出量を同調し
て制御すると、これによつて駆動される各油圧モ
ータ17の油圧モータギヤー22の回転数が変化
し、ギヤー23を介してキヤリヤ14、即ちリン
グギヤー14Aの回転を制御できる。
例えば、リングギヤー14Aの回転を止めれ
ば、クランク軸1からの動力は太陽ギヤー9と遊
星ギヤー10とのギヤー比で減速されて出力軸5
へと伝達する。また油圧モータ17によつてリン
グギヤー14Aを出力軸5の回転方向と同方向に
回転させれば、その回転数に応じて増速でき、ま
た逆方向に回転させれば更に減速し、或いは停
止、逆転等もできる。
油圧ミツシヨン15を周方向に複数個配置した
場合、リングギヤー14Aに対する制御トルク
は、それら油圧ミツシヨン15の個々のトルクの
和になるので、個々の油圧ミツシヨン15の容量
を小さくできる。従つて、大馬力化を図る場合で
も、全体の大型化を抑え、かつコストの飛躍的ア
ツプを防止することができる。
<実施例> 第1図において、1はエンジンのクランク軸で
あり、フライホイール2を有する。
3は入力軸であり、フライホイール2に連動連
結されて後方延設され、かつ軸受4で支持されて
いる。
5は出力軸であり、筒構造とされており、入力
軸3に套嵌されて軸受6,7で支持されている。
8は遊星ギヤー機構であり、入力軸3に取付け
られた太陽ギヤー9と、この太陽ギヤー9に咬合
された遊星ギヤー10を有し、出力軸5に取付け
られたアーム11と、遊星ギヤー10が咬合され
るリングギヤー14Aが形成されて軸受箱12に
軸受13を介して套嵌支持されたキヤリヤ14と
を備えて構成されている。
15は遊星ギヤー装置8を回転制御する油圧ミ
ツシヨンであり、油圧ポンプ16と油圧モータ1
7とをセンターセクシヨン18を介して、入出力
軸3,5と平行になるように直列状に結合して一
体構造としたものであり、油圧ポンプ16は斜板
式可変容量型ポンプ、油圧モータ17は斜板式定
容量型モータとされ、両者は流体結合されてい
る。
19は油圧ポンプギヤーであり、入力軸3上の
駆動ギヤー20に連動されて油圧ポンプ軸21に
取付けられている。
22は油圧モータギヤーであり、キヤリヤ14
に形成されたギヤー23に連動されており、その
軸24は軸受25を介して軸受箱26にユニツト
とされており、モータ軸27にカツプリング28
を介して連結され、軸受箱26はハウジング29
の壁30にボルトで取付けられている。
31は一方のサポート、32は他方のサポート
であり、油圧ミツシヨン15はこれら一対のサポ
ート31,32によりハウジング29に支持され
ている。33はハウジング29に装着されたカバ
ーである。
油圧ミツシヨン15は、第2図に示すように、
遊星ギヤー装置8の軸心廻りの対称位置に周方向
に複数個、例えば4個設けられている。各油圧ミ
ツシヨン15は何れも同容量であつて、同様の構
成となつており、共に油圧モータギヤー22が同
調して回転するように構成されている。
34は変速副軸であり、前進用油圧クラツチ変
速部35と後進用油圧クラツチ変速部36を有
し、ギヤー機構37,38を介して出力軸5にそ
れぞれ連動されている。
39は連動軸であり、クラツチ40を介して変
速副軸34に連動されており、この連動軸39を
介して図外のデフ機構等が設けられている。41
は減速ギヤー機構である。
なお、実施例に示したように油圧クラツチ変速
部35,36がある場合、各油圧ミツシヨン15
を等間隔に配置することができないが、これがな
いものでは、第3図のように夫々を等間隔に設け
ることもできる。
また油圧ミツシヨン15の数は、4個に限られ
ず、2個、或いは3個等でも良い。
更に遊星ギヤー装置8に対する回転制御は、リ
ングギヤー14以外の他の要素で行なつても良
い。
<発明の効果> 本発明によれば、油圧ミツシヨンを周方向に複
数個設けているから、各油圧ミツシヨンの容量を
小さくでき、従つて、大馬力化を図るに際して
も、低コストでコンパクトにできる。また複数個
の油圧ミツシヨンは略同一容量であり、この略同
一容量の油圧ミツシヨンを遊星ギヤー装置の周囲
の対称位置に配置する一方、各油圧ミツシヨンは
油圧ポンプと油圧モータとを入出力軸と平行にな
るように軸心方向に直列状に結合しているので、
全体の配置が非常にコンパクトになり、このトラ
ンスミツシヨンをミツシヨンケース内に収めるに
当つても、ミツシヨンケースの大きさを小さくで
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す全体の断面図、
第2図及び第3図は油圧ミツシヨンの配置を示す
説明図である。 1…クランク軸、3…入力軸、5…出力軸、8
…遊星ギヤー装置、14A…リングギヤー、15
…油圧ミツシヨン、16…油圧ポンプ、17…油
圧モータ、22…油圧モータギヤー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力軸3からの動力を出力軸5に伝達する遊
    星ギヤー装置8と、この遊星ギヤー装置8を回転
    制御する油圧ミツシヨン15とを備えた車輛のト
    ランスミツシヨンにおいて、略同一容量の油圧ミ
    ツシヨン15を遊星ギヤー装置8の周囲の対称位
    置に複数個配置すると共に、各油圧ミツシヨン1
    5は油圧ポンプ16と油圧モータ17とを入出力
    軸3,5と平行になるように軸心方向に直列状に
    結合して成ることを特徴とする車輛のトランスミ
    ツシヨン。
JP14137285A 1985-06-26 1985-06-26 車輌のトランスミツシヨン Granted JPS621636A (ja)

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JP14137285A JPS621636A (ja) 1985-06-26 1985-06-26 車輌のトランスミツシヨン

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Publication Number Publication Date
JPS621636A JPS621636A (ja) 1987-01-07
JPS6345972B2 true JPS6345972B2 (ja) 1988-09-13

Family

ID=15290456

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2909938B1 (fr) * 2006-12-15 2009-07-17 Valeo Equip Electr Moteur Accouplement entre le moteur thermique et le compresseur de climatisation d'un vehicule automobile
KR102549712B1 (ko) * 2021-08-06 2023-06-29 부산대학교 산학협력단 금속의 부식 속도 측정 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57177447A (en) * 1981-02-21 1982-11-01 Paruraga Garushia Jiyurian Continuous high-performance hydraulic transmission

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JPS57177447A (en) * 1981-02-21 1982-11-01 Paruraga Garushia Jiyurian Continuous high-performance hydraulic transmission

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JPS621636A (ja) 1987-01-07

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