JPS6345088Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6345088Y2
JPS6345088Y2 JP1983045095U JP4509583U JPS6345088Y2 JP S6345088 Y2 JPS6345088 Y2 JP S6345088Y2 JP 1983045095 U JP1983045095 U JP 1983045095U JP 4509583 U JP4509583 U JP 4509583U JP S6345088 Y2 JPS6345088 Y2 JP S6345088Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
frequency signal
frequency
output frequency
obtaining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983045095U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59152847U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1983045095U priority Critical patent/JPS59152847U/ja
Publication of JPS59152847U publication Critical patent/JPS59152847U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6345088Y2 publication Critical patent/JPS6345088Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は900MHz帯のパーソナル無線電話装置
の局部発振器及び周波数変調器に好適な電圧制御
発振器(VCO)に関する。
従来技術 FM送受信機のPLL回路の電圧制御発振器
(VCO)として第1図に原理的に示すLC発振回
路が知られている。これはベース接地型コルピツ
ツ発振器であつて、LC発振回路構成するための
トランジスタ1と、コンデンサ2,3と、マイク
ロストリツプラインから成るインダクタンス素子
4とを主要構成要素として含む。尚図示されてい
ないが第1図のLC発振回路には勿論バイアス回
路が公知の方式で設けられる。この種のコルビツ
ツ型発振器に於いてインダクタンス素子4の値は
発振周波数に関係する。そこで、この例ではイン
ダクタンス素子4の値を等価的に変えるために、
インダクタンス素子4と接地共通ラインとの間に
直流カツト用コンデンサ5を介して第1の可変容
量ダイオード6が接続され、可変容量ダイオード
6のカソードに高周波阻止及び直流伝達用抵抗7
と高周波阻止用コンデンサ8とを介して周波数制
御電圧入力端子9が接続されている。この周波数
制御電圧入力端子9に例えばPLL回路によつて
制御電圧を与えると、これに対応したキヤパシタ
ンスが可変容量ダイオード6に得られ、これとイ
ンダクタンス素子4の値とによつて発振中心周波
数が決定される。
ところで、FM送受信機の受信時の局部発振周
波数信号(第1の出力周波数信号)と送信のため
の変調周波数信号(第2の出力周波数信号)とを
同一の発振器で得るためには、更に、送信用の中
心周波数を設定する回路と、FM変調する回路と
が必要になる。このため、第1図の回路では、イ
ンダクタンス素子4と接地共通ラインとの間に直
流カツト用コンデンサ10を介して第2の可変容
量ダイオード11が接続され、この可変容量ダイ
オード11のカソードに高周波阻止及び直流伝達
用抵抗12と高周波阻止コンデンサ13とを介し
て高調用入力信号供給端子14が接続されてい
る。また、この例の発振器はアツバーサイドスー
パーヘテロダイン方式に使用されるために、送信
周波数を受信時の局部発振周波数よりも低く設定
しなければならない。このため、インダクタンス
素子4と接地共通ラインとの間に直流カツト用コ
ンデンサ15を介して第3の可変容量ダイオード
16が接続され、このダイオード16のカソード
に高周波阻止及び直流伝達用抵抗17と高周波阻
止用コンデンサ18とを介して周波数切換電圧供
給端子19が接続されている。
従つて、第1図の回路方式によれば、3つの可
変容量ダイオード6,11,16が必要になる。
尚、例え周波数制御用の可変容量ダイオード6と
FM変調用の可変容量ダイオード11とを共用す
る回路構成としても、この他に周波数切換用可変
容量ダイオード16が必要となり、最低2つの可
変容量ダイオードが必要になる。一方、可変容量
ダイオードはインピーダンスが高く且つQが低
い。このため、第1図に示す如く複数の可変容量
ダイオード6,11,16を含む発振器に於い
て、特に発振数の切換え幅が大になると、可変容
量ダイオードの発振周波数に与える容量変化効果
も大になり、結果として発振スペクトラムの純度
が悪化する。
考案の目的 そこで、本考案の目的は、信号純度の悪化を伴
なわずに出力周波数信号の切換を行うことが出来
る電圧制御発振器を提供することにある。
考案の構成 上記目的を達成するための本考案は、理解を容
易にするために実施例を示す図面の符号を参照し
て説明すると、LC発振回路を含み、キヤパシタ
ンス値の変化に基づいて周波数変調されない第1
の出力周波数信号と前記第1の出力周波数信号と
異なる中心周波数を有するように周波数変調され
た第2の出力周波数信号とを選択的に送出する電
圧制御発振器に於いて、前記第1の出力周波数信
号を得る場合と前記第2の出力周波数信号を得る
場合とのいずれにおいても直流制御電圧に応答し
て所定のキヤパシタンス値となる可変容量ダイオ
ード6と、前記可変容量ダイオード6に対して直
流的に分離され且つ交流的に並列接続される固定
のコンデンサ20と、前記コンデンサ20に直列
接続されたトランジスタ21と、前記第1の出力
周波数信号を得る場合には前記トランジスタ21
をオフに制御し前記第2の出力周波数信号を得る
場合には前記トランジスタ21をオンに制御する
周波数切換制御電圧を前記トランジスタ21のベ
ースに供給する例えば実施例の端子19を含む回
路のような周波数切換制御電圧供給回路と、前記
第2の出力周波数信号を得る場合に前記トランジ
スタ21のベースに変調用の入力信号を供給する
例えば実施例の端子14を含む回路のような入力
信号供給回路と、を設けたことを特徴とする電圧
制御発振器に係わるものである。
考案の作用効果 上記考案によれば、可変容量コンデンサを使用
せずに、固定のコンデンサ20とトランジスタ2
1とによつて周波数の切換及びFM変調のための
キヤパシタンスの制御を行うので、低インピーダ
ンス動作が可能になり、発振スペクトラムの純度
の悪化を阻止することが可能になる。また、低イ
ンピーダンスであるので外来ノイズの影響を軽減
することが出来る。
実施例 次に第2図を参照して本考案の実施例に係わる
FM送受信機の電圧制御発振器について述べる。
但し、第2図で符号1〜9、14及び19で示す
ものは、第1図で同一符号で示すものと実質的に
同一であるので、その説明を省略する。
この実施例では第1図の第2及び第3の可変容
量ダイオード11,16の代りに、マイクロスト
リツプラインから成るインダクタンス素子4と接
地共通ラインとの間に固定コンデンサ20とトラ
ンジスタ21との直列回路が接続されている。そ
して、このトランジスタ21のベースに、抵抗2
2と直流阻止用コンデンサ23とを介して変調用
入力信号供給端子14が接続され、更に抵抗22
と抵抗24とを介して周波数切換電圧供給端子1
9が接続されている。尚入力信号供給端子14に
は音声信号源25が結合され、周波数切換電圧供
給端子19にはトランジスタ21を駆動するため
の直流電圧源26がスイツチ27を介して接続さ
れる。28はトランジスタ21のコレクタにバイ
アス電圧を与えるための抵抗、29はバイアス電
圧端子、30及び31は高周波カツト用コンデン
サ、32はトランジスタ21を所望状態にスイツ
チ及び変調動作させるための抵抗である。
第2図の如く構成された回路で受信時の局部発
振周波数を得る場合には、スイツチ27をオフに
保ち、周波数制御電圧入力端子9に所望局部発振
周波数に対応した制御電圧を例えばPLL回路を
使用して与える。この場合、スイツチ27がオフ
であるから、トランジスタ21がオフに保たれ
る。そして、コレクタに抵抗28を介して+Vの
端子29から直流バイアス電圧が印加されている
ので、トランジスタ21のコレクタ接合容量が最
小状態にある。従つて、固定コンデンサ20のキ
ヤパシタンスとトランジスタ21の接合容量との
合成値は極めて小さく、コンデンサ20が発振回
路から切り離されたと等価になる。この結果、可
変容量コンデンサ6の容量値で決定された発振条
件となり、制御電圧に対応した第1の出力周波数
(局部発振周波数)信号をLC発振用トランジスタ
1の出力として得ることが出来る。尚インダクタ
ンス素子4と接地共通ラインとの間に接続される
容量はインダクタンス値を打ち消すように作用
し、等価的にインダクタンス値を変える。
次に、送信するために、受信時の局部発振周波
数よりも低い中心周波数を発生させ、且つFM変
調する場合には、周波数制御電圧入力端子9には
受信時と同一の制御電圧を印加した状態に保ち、
更にスイツチ27をオンにして周波数切換電圧供
給端子19からトランジスタ21をオン駆動する
電圧を供給し同時に入力信号源25から音声入力
信号を端子14を介してトランジスタ21のベー
スに供給する。即ち、端子19から供給する直流
駆動電圧と端子14から供給する音声入力信号と
を重畳してトランジスタ21のベースに印加す
る。これにより、トランジスタ21のコレクタ・
エミツタ間の抵抗が小になり且つその中心容量値
が受信時よりも大になり、且つそのオン抵抗及び
接合容量値が入力信号の変化に対応して変化す
る。この結果、固定コンデンサ20とトランジス
タ21との合成容量値も微小ではあるが変化す
る。この送信時には上述の如くコンデンサ20が
トランジスタ21によつて発振回路に接続された
状態となるので、可変容量ダイオード6の容量値
とコンデンサ20の容量値とトランジスタ21の
中心容量値との合成値が出力中心周波数に関係
し、出力中心周波数は受信時の出力周波数(局部
発振周波数)よりも低くなる。即ち受信と送信と
の間に於ける周波数移動即ち切換が達成される。
また、音声入力信号に対応した周波数変調波(第
2の出力周波数信号)を得ることが出来る。尚、
入力信号に応答した周波数偏移は微量であるが、
狭帯域FM無線電話装置等に対しては好都合であ
る。
この電圧制御発振器を使用して複数の周波数信
号の送受信を行う場合には、周波数制御電圧入力
端子9に供給する制御電圧を例えばPLL回路の
プログラマブルデイバイダ等によつて変える。こ
れにより、別の局部発振周波数と送信中心周波数
とを得ることが出来る。
また、何んらかの目的のために、FM変調せず
に、コンデンサ20と可変容量ダイオード6とに
依存する出力周波数が必要な時には、端子14か
ら入力信号を供給せずに、スイツチ27をオンに
する。
上述から明らかな如く本実施例によれば、可変
容量ダイオードの代りに、固定のコンデンサ20
とトランジスタ21とを接続した回路構成である
ので、低インピーダンス動作が可能になり、周波
数スペクトラムの純度を上げることが可能にな
る。
また、低インピーダンス回路となるので外来ノ
イズの影響を受けにくくなる。
また、FM送受信機の局部発振周波数と、これ
よりも低い送信用中心周波数を有するFM変調波
を容易に得ることが出来る。
変形例 (A) コレクタ接地のコルピツツ型発振器、ハート
レー型発振器等にも適用可能である。要する
に、LとCとを含む種々の発振器に適用可能で
ある。
(B) インダクタンス素子4と接地共通ラインとの
間に容量値調整用のコンデンサを接続してもよ
い。
(C) インダクタンス素子4をマイクロストリツプ
ライン以外のL素子としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電圧制御発振器を示す回路図、
第2図は本考案の実施例に係わる電圧制御発振器
を示す回路図である。 1……発振用トランジスタ、2,3……発振的
コンデンサ、4……インダクタンス素子(マイク
ロストリツプライン)、6……可変容量ダイオー
ド、9……周波数制御電圧入力端子、14……変
調用入力信号供給端子、19……周波数切換信号
供給端子、20……固定コンデンサ、21……周
波数切換及び変調用トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) LC発振回路を含み、キヤパシタンス値の変
    化に基づいて周波数変調されない第1の出力周
    波数信号と前記第1の出力周波数信号と異なる
    中心周波数を有するように周波数変調された第
    2の出力周波数信号とを選択的に送出する電圧
    制御発振器に於いて、 前記第1の出力周波数信号を得る場合と前記
    第2の出力周波数信号を得る場合とのいずれに
    おいても直流制御電圧に応答して所定のキヤパ
    シタンス値となる可変容量ダイオード6と、 前記可変容量ダイオード6に対して直流的に
    分離され且つ交流的に並列接続される固定のコ
    ンデンサ20と、 前記コンデンサ20に直列接続されたトラン
    ジスタ21と、 前記第1の出力周波数信号を得る場合には前
    記トランジスタ21をオフに制御し前記第2の
    出力周波数信号を得る場合には前記トランジス
    タ21をオンに制御する周波数切換制御電圧を
    前記トランジスタ21のベースに供給する周波
    数切換制御電圧供給回路と、 前記第2の出力周波数信号を得る場合に前記
    トランジスタ21のベースに変調用の入力信号
    を供給する入力信号供給回路と、 を設けたことを特徴とする電圧制御発振器。 (2) 前記LC発振回路はコルピツツ型発振回路で
    あり、前記可変容量ダイオード6は前記コルピ
    ツツ型発振回路のインダクタンス素子4と共通
    ラインとの間に接続されたものであり、前記固
    定コンデンサ20と前記トランジスタ21とは
    前記インダクタンス素子4と前記共通ラインと
    の間に接続されたものである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の電圧制御発振器。 (3) 前記インダクタンス素子4はマイクロストリ
    ツプラインである実用新案登録請求の範囲第2
    項記載の電圧制御発振器。
JP1983045095U 1983-03-29 1983-03-29 電圧制御発振器 Granted JPS59152847U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983045095U JPS59152847U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 電圧制御発振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983045095U JPS59152847U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 電圧制御発振器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59152847U JPS59152847U (ja) 1984-10-13
JPS6345088Y2 true JPS6345088Y2 (ja) 1988-11-22

Family

ID=30175617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983045095U Granted JPS59152847U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 電圧制御発振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59152847U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5451987B2 (ja) * 2007-11-22 2014-03-26 三菱電機株式会社 電圧制御発振器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59152847U (ja) 1984-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5856763A (en) Dual frequency voltage controlled oscillator
US4378534A (en) Wideband modulation sensitivity compensated voltage controlled oscillator
EP0583800B1 (en) A voltage controlled oscillator
US4353038A (en) Wideband, synthesizer switched element voltage controlled oscillator
JPS639762B2 (ja)
US3581240A (en) Frequency modulated solid state crystal oscillator providing a plurality of center frequencies
JPH0349458Y2 (ja)
US4748425A (en) VCO range shift and modulation device
US5564100A (en) Frequency modulator having a modulation varactor coupled to output of a VCO
JPS61251313A (ja) 電子同調式fm受信機
US4904964A (en) Voltage control oscillator with modulation compensation
US6842081B2 (en) Dual frequency voltage controlled oscillator circuit
JPS6345088Y2 (ja)
US4703286A (en) Dual gate tunable oscillator
US5731745A (en) High frequency oscillator circuits operable as frequency modulators and demodulators
CA1295699C (en) Wide range oscillator
JPS5922404A (ja) 電圧制御発振器
US4630006A (en) Current-tuned transistor oscillator
CA1206540A (en) Single-stage oscillator having low-impedance feedback port
EP0986856A1 (en) Communications device
JPH0623056Y2 (ja) 電圧制御形発振回路
US5512862A (en) Oscillator with improved sideband noise
JPH0354426Y2 (ja)
KR900002652Y1 (ko) 고주파 발진기
JPH0332089Y2 (ja)