JPS6344267B2 - - Google Patents

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JPS6344267B2
JPS6344267B2 JP4048881A JP4048881A JPS6344267B2 JP S6344267 B2 JPS6344267 B2 JP S6344267B2 JP 4048881 A JP4048881 A JP 4048881A JP 4048881 A JP4048881 A JP 4048881A JP S6344267 B2 JPS6344267 B2 JP S6344267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
furnace
equipment
tap
transformer
Prior art date
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Expired
Application number
JP4048881A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57157479A (en
Inventor
Masahide Tabuchi
Wataru Shintani
Noryuki Koike
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Kitashiba Electric Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Kitashiba Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Kitashiba Electric Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4048881A priority Critical patent/JPS57157479A/ja
Publication of JPS57157479A publication Critical patent/JPS57157479A/ja
Publication of JPS6344267B2 publication Critical patent/JPS6344267B2/ja
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工業用の電熱炉の制御装置に関する
ものである。
工業用電熱炉(以下単に炉と称する)は、商用
周波数の三相交流電圧を炉用変圧器を介して炉に
供給しその供給電圧の大きさによつて溶解又は加
熱に必要な電力に変えているものである。
この供給する電圧の大きさは、炉用変圧器に備
えたタツプを選択することにより行なえるもので
ある。選択されるタツプ数は最低タツプが炉内温
度が保持できる電力が得られる程度として、定格
電力が得られるタツプの間に数点設けられている
のが一般的である。
第1図によつて、炉の電気系統を説明すると、
1は炉用変圧器、2は炉、3は炉の力率を改善す
るコンデンサ架台、4は炉が構造上単相の場合に
は三相―単相間のバランスをとる三相平衡装置、
5はこれらを制御する制御盤、6は受電を兼ねた
高圧制御盤である。
これらの機能をもつ炉の設備は、一般的に第2
図および第3図のダイアグラムに示すような形態
で運転されている。
1電源1炉、1電源2炉など1電源で単数及び
複数の炉を運転する第2図a,bのタイプ,2電
源2炉、3電源3炉など電源設備と炉を同じくし
ている第3図a、bのタイプ,2電源3炉、3電
源4炉などA・Bタイプの組合わせによる第4図
a、bのタイプなどである。
これらの設備の運転は一般的に操業度によつて
いろいろなかたちで行なわれている。特に第3図
および第4図のタイプのような多電源複数炉とす
るかたちは、炉の操業効率を良くするたせにとら
れる一般的なかたちである。以下にその説明を述
記する。
炉は、金属などを溶解あるいは加熱するもので
あるために耐火物層でかために溶解室を作る。一
般的にこの耐火物層は操業により損耗して行き、
初期状態の1/3〜1/2程度に減耗すると残りの耐火
物層を解体してまた新しい耐火物層を形成させ
る。
従つて炉を運転するには耐火物層を補修するた
めの予備炉を必要とすることが多い。
必要生産量にみあうだけの炉設備では、この補
修時により操業度を落すことになる。
この場合、多電源複数炉とした設備はその操業
度を落すことなく操業できる利点をもつている。
しかし、これに伴つて受電設備も大きくしなけ
ればならず経済的には好ましくない要因となるも
のでもある。
設備が大きくなればなるほどその設備の効率化
を図ることが省資源、省エネルギーの面からも極
めて重要な問題である。
本発明は以上の点に鑑みて炉の予想電力を検知
することによつて複数の炉設備の電力を有効的に
印加し受電設備を最小限にとどめ設備の効率化を
図ることができる電気炉の制御装置を得ることを
目的とする。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。第5図及び第6図に本発明の1実施例として
3電源3炉を例にとつて説明する。
第5図の三相受電側に設けたCT21から使用
電力にみあつた電流をトランスジユーサ22によ
つて電圧信号に変換し、トランスジユーサ22に
直列にしたダイオード23を並列にすることによ
り三相中の最も大きい電流値を電圧に変換したか
たちを検出する。
一方、第6図の定電圧電源24から炉用変圧器
1の各タツプを条件とした設定電圧を定電圧電源
24を分圧している抵抗25からそれぞれの変圧
器のタツプを使用しているときにそのタツプ位置
に対応して動作するリレー1×1〜1×3,2×
1〜2×3,3×1〜3×3の接点をかいして取
り出す。
ここで各タツプを条件とした設定電圧は、各タ
ツプの予想炉電力に相当する。これは定格タツプ
時に予想される定格炉電力を基準に、炉電力は炉
電圧の2乗に比例する関係から導きだされるもの
である。
1電源1炉に対応してなる予想電力設定間部E
の電圧の総設備電力検出回路部Dの電圧を合成し
その値をメータリレー26に指示する。このメー
タリレー26は、設備契約電力内の総設備容量の
最大量を超えないような値に設定指針26Aによ
つてセツトされる。
これらに付帯する回路は次のように動作して総
設備電力の効率的な運用ができるものである。
いま例えば炉2と炉2′は定格運転中であり炉
2″はすでに溶解が終了し出湯しているところで
ある。
炉2の溶解が進み溶湯がほぼできあがつてきて
保持電力に切り換えた。
炉2″は出湯も済み次の溶解に入いろうとして
いる。この状態を第5図,第6図のシーケンスダ
イヤフラムの記号で説明すると接点52―1と5
2―2が投入されていて炉に通電されていること
によりそれぞれ溶解と保持を行なつている。
接点52―3は溶解に入いる前であるからまだ
投入はされていない。
接点52―1と52―2が投入されていること
によりその補助接点が入いりリレー3Yが動作す
る。炉2″は任意に選択されている炉用変圧器の
タツプによりそれに対応するリレーが動作してい
る。リレー3Yの補助接点により炉2″の予想電
力設定回路部Eが動作するとともにリレー52L
の動作によつて総設備電力検出回路部Dと合成さ
れる。
従つてメータリレー26には、炉2の定格電力
+炉2′の保持電力に炉2″の予想電力が合成され
た指示がされる。
炉2″の予想電力は任意に選択されている炉用
変圧器のタツプによつている。
メータリレ26に指示された値がそのメータリ
レ26の設定値を越えない場合は、メータリレー
26の接点Mは導通せず判定信号“0”により任
意に選択されている炉用変圧器1″のタツプでの
通電が可となりトランスタツプ切換制御30″に
よつて任意に選択されている炉用変圧器1″のタ
ツプアツプを行ないメータリレー26の設定値内
の範ちゆうで炉用変圧器1″のタツプを自動選択
する。
従つてメータリレー26に指示された値がその
メータリレー26の設定値を越えた場合は、メー
タリレー26の接点Mが導通して伴定信号“1”
によりその設定値内までにステツプダウンをして
通電するものである。
また3炉とも運転中に第5図の所内の別の場所
29で大きな電力を使用する場合や炉の溶解中に
塊の溶落などによつて起こる炉のインピーダンス
の急変などによつてメータリレー26の設定値を
越えることがあればCOSで選択されている炉を
開路して保持電力まで低下させて閉路する。
これらの説明を第5図および第6図に( )で
示した数値によつて補足する受電電圧6.6KVで受
電容量5000KVAの受電設備から各炉設備、共に炉
用変圧器1は1500KVA、炉2の定格容量1350KW
所内の別の場所29は1000KVAの負荷に電力を供
給している。
三相受電側に設けられたCT211次600A:2
次5Aから使用電力にみあつた電流をトランスジユ
ーサ22入出力5A出力直流5Vによつて電圧に変
換しトランスジユーサ22に直並列されたダイオ
ード23により三相中の最も大きい電流値を直流
電圧に変換したかたちで検出している。
一方定電圧電源24の出力直流5Vから炉用変圧
器1の各タツプ550V,1000V,1200Vを条件とした
設定電圧を定電圧電源24を分圧している抵抗2
5からそれぞれのタツプ31の1,2,3,3
1′の1,2,3,31″の1,2,3を使用して
いるときに動作するそれぞれのリレー1×1〜1
×3,2×1〜2×1〜2×3,3×1〜3×3
の接点を介して取り出している。ここで各タツプ
を条件とした設定電圧は各タツプの予想電力に相
当する。この値は次式によつて導きだされる。
ここでν1〜3(ν1,ν2,ν3);各タツプの設定電

=各タツプの予想電力 ICT1;CT1次定格電流 νTDS2;トランスジユーサの2次定格出力
電圧 rF;炉定格容量 V1〜3;タツプ電圧(V1は保持電力を得
るタツプ、またV3は炉定格容量を得
るタツプ) 炉2は定格運転中(力率1)でありその設備電
力検出出力は νF13=1/6.6√3×5/600×1350 ≒1V (F13;炉2のタツプ3) 炉2′は保持運転中(力率1)であり、その設
備電力検出出力は νF21=1/6.6√3×5/600×200 ×1350×(550/1200)2 ≒0.21V (F21;炉2′のタツプ1) 所内の別の場所29で使用している負荷容量が
今700KW(力率1)であつたとするとこの設備電力
検出出力は ν0=1/6.6√3×5/600×700 ≒0.51V (ν0;所内) 従つてメータリレー26には設備電力検出出力
としてνF18+νF21+ν0〕1.72Vが指示される。
炉2″は任意に選択されている炉用変圧器のタ
ツプによつている。ここで仮に任意に選択されて
いるタツプがV2であつたとするとその予想電力
設定出力は、 νF32=1/6.6√3×5/600 ×1350×(1000/1200)2 ≒0.68V (F32;炉2″のタツプ2) これが設備検出出力と合成され、メータリレ2
6は2.4Vを指示することになる。この値がメータ
リレー26の設定指針26A以内であれば炉用変
圧器のタツプアツプを行ないまた設定指針26以
外であればタツプダウンを行なつてこの設定指針
26A内で最も大きな電力を炉2″に供給するよ
うに動作するものである。
以上のように本発明によれば簡単な付帯設備を
設けることによつて設備全体を監視して総設備電
力のバランスを自動的に図り得るものである。
さらに、使用しようとする炉の予想電力を検知
することにより設備契約電力を越えることなく、
総設備容量内で設備機器に電力を分担することが
できるものでありほぼ100%近くの設備負荷率が
得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は工業用電熱炉の代表的な電気系統図、
第2図、第3図および第4図のa、bは夫々炉設
備の形態を表わした簡易ダイヤフラム、第5図お
よび第6図は本発明の一実施例による炉設備の設
備制御の一実施例を示すダイアグラムである。 1……炉用変圧器、2……炉、21……CT(変
流器)、22……トランスジユーサー、23……
ダイオード、24……定電圧電源、25……抵
抗、26……メータリレー、26A……設定指
針、30……変圧器タツプ切換制御回路、31…
…変圧器タツプ切換機接点、D……総設備電力検
出回路部、E……予想電力設定回路部、M……メ
ータリレーの動作接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の電源を有し、各々独立に開閉および電
    力調整が可能な電熱炉の制御装置において、各々
    の電源の変圧器のタツプ位置毎にそのタツプ位置
    における印加電力に対応した信号を発生する回路
    と、この回路により次に投入する炉の印加電力を
    通電前に予測しこの予測値と現在使用している電
    力値に対応する信号とを加算する回路と、この合
    計電力が許容値を越えたかどうかの判定により変
    圧器のタツプを切り換える回路とから成り、合成
    電力が許容値を越える場合には次の炉を投入する
    前に合計電力が許容値以下となるようにタツプ位
    置を切り換えその後に電源を投入するようにした
    ことを特徴とする電熱炉の制御装置。
JP4048881A 1981-03-23 1981-03-23 Controller for electric heating furnace Granted JPS57157479A (en)

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JP4048881A JPS57157479A (en) 1981-03-23 1981-03-23 Controller for electric heating furnace

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JPS57157479A JPS57157479A (en) 1982-09-29
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JPS57157479A (en) 1982-09-29

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