JPS6344110Y2

JPS6344110Y2 -

Info

Publication number: JPS6344110Y2
Application number: JP278784U
Authority: JP
Priority date: 1984-01-12
Filing date: 1984-01-12
Publication date: 1988-11-16
Also published as: JPS59146048U

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野本考案は、物品格納部を有するシユレツダに関
するものである。

(ロ) 従来の技術従来のシユレツダは、例えば実公昭54−1642
号、実公昭55−52916号公報に記載されているよ
うに、筐体の上部に、不必要となつた紙葉類の投
入口が開設され、この段入口の内部に裁断装置が
設けられており、この裁断装置の下部に裁断後の
紙葉類の収納部が配備されているだけのものであ
る。

一方、最近の事務機器の進歩には目覚ましいも
のがあり、事務所内に複写機、フアクシミリ、パ
ソコン等の種々の機器が備えられるようになつて
きて、それに伴ない各機器の付属品を格納するた
めの格納庫等も多数必要になつてきた。しかしな
がら、各種機器の付属品を格納する格納庫を別途
備えるためには、多額の費用と設置場所を必要と
し、コストおよび設置場所の効率的活用の面から
見て得策ではない。

また、シユレツダと格納庫を合体させた構成を
有するものとしては、実開昭50−32204号公報に
示されたものが存在する。この公報に示されてい
るものは机であつて、机の上面には通常各種機器
は載置されないので、紙葉類投入口が上面に開設
されている。

従つて、この机の上面に各種機器を載置した
り、この机を壁面等にはめ込むことはできず、各
種機器を設置するスペースを別途必要としてい
た。

更に紙葉類投入口が側面に備えられているシユ
レツダは実開昭48−54389号公報に記載されてい
るものが提案されているが、この公報に記載され
ているシユレツダは、机等の側縁部に装着される
コンパクトなもので、前記実開昭50−32204号公
報に記載の机とシユレツダを分離したものであ
る。従つてこのシユレツダ上に各種機器を搭載す
ることはできない。

(ハ) 考案が解決しようとする問題点前述のように、従来の技術では、各種機器の付
属品を格納する格納庫と裁断装置が別体である
か、又はそれらが一体となるものにあつては紙葉
類投入口が上面にあつたため、各種機器やその付
属品を設置するためのスペースが別途必要とな
り、これらの設置場所を効率的に活用することが
できなかつた。

(ニ) 問題点を解決するための手段本考案は、紙葉類の裁断装置と、この裁断装置
の下方に位置する裁断済紙葉類の収納部と、前記
裁断装置若しくは裁断済紙葉類の収納部の側方に
位置する物品格納部とが内設され、裁断装置の紙
葉類投入口は上面に形成されることなく側面にの
み形成されており、かつ前記裁断装置の紙葉類投
入口および裁断済紙葉類取出口と、物品格納部が
同一紙面に形成されていることを特徴とするシユ
レツダである。

(ホ) 作用本考案では、裁断装置の紙葉類投入口、裁断済
紙葉類取出口および物品格納部が、いずれも同一
側面に形成されているので、当該側面からの操作
によつて、紙葉類を裁断したり、物品を格納部に
格納することができる。

(ヘ) 実施例第１図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。この実施例では、シユレツダを複写機の載置
台としても活用しているものである。

１は卓上型の複写機で、上面に、複写原稿を置
く複写台２と、その一側に操作指示の為の操作面
３とを有し、また側面には複写完了紙が送り出さ
れる排紙口４と受け皿５とが設けられている。４
はこの複写機１の載置台を兼用するシユレツダの
筐体で、複写機１の操作面３を正面とした場合、
その右側方には補充用紙やトナー等の保守用品を
格納する格納部７が設けられており、また左側方
にはその上方に不要紙の投入口８を有し、下方に
裁断済用紙を取り出す取出口９が設けられてい
て、前記投入口の奥の部分に不要紙を再現不能に
裁断処理する裁断装置が内設されている。また、
前記取出口９の奥には裁断済用紙の収納部が設け
られている。

以上のように、本実施例では、投入口８、取出
口９および格納部７が全て正面側に備えられてい
るので、裁断操作や保守用品の出入操作は全て正
面側にて行ない得る。

(ト) 考案の効果本考案では、シユレツダ内に、紙葉類の裁断装
置の他に物品格納部が設けられているので、別途
格納庫を準備せずとも、各種事務機器の部品等を
格納することができる。

また、裁断装置の紙葉類投入口、裁断済紙葉類
取出口および物品格納部が、いずれも同一側面に
形成されているので、シユレツダの上面に各種事
務機器の本体を載置したり、シユレツダ自体を壁
面や机下にはめ込むことができると共に、紙葉類
の投入、裁断済紙葉類の取出および物品の格納等
の全ての操作を、一側面の側からできるので、操
作性が頗る高いものとなる。

従つて、コストダウンおよび設置場所の有効活
用を図り得ると共に、操作性の向上をも企図し得
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。１……複写機、６……筐体、７……格納部、８
……投入口、９……取出口。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

紙葉類の裁断装置と、この裁断装置の下方に位
置する裁断済紙葉類の収納部と、前記裁断装置若
しくは裁断済紙葉類の収納部の側方に位置する物
品格納部とが内設され、裁断装置の紙葉類投入口
は上面に形成されることなく側面にのみ形成され
ており、かつ前記裁断装置の紙葉類投入口および
裁断済紙葉類取出口と、物品格納部が同一側面に
形成されていることを特徴とするシユレツダ。