JPS6344067Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344067Y2 JPS6344067Y2 JP1983165635U JP16563583U JPS6344067Y2 JP S6344067 Y2 JPS6344067 Y2 JP S6344067Y2 JP 1983165635 U JP1983165635 U JP 1983165635U JP 16563583 U JP16563583 U JP 16563583U JP S6344067 Y2 JPS6344067 Y2 JP S6344067Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- whiskers
- aluminum alloy
- volume ratio
- silicon nitride
- silicon carbide
- Prior art date
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- Expired
Links
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 claims description 8
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical class [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 5
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は野球用金属バツトの改良に関する。
現在、野球用金属バツトはアルミニウム合金、
とりわけ、高力アルミニウム合金、たとえば、人
工時効によつて高い強度が得られるアメリカ呼称
6063(一般呼称63S)、アメリカ呼称7075(一般呼
称75S)で指称される鍛練加工用アルミニウム合
金などが使用されている。
とりわけ、高力アルミニウム合金、たとえば、人
工時効によつて高い強度が得られるアメリカ呼称
6063(一般呼称63S)、アメリカ呼称7075(一般呼
称75S)で指称される鍛練加工用アルミニウム合
金などが使用されている。
この野球用金属バツトは強度、硬度、弾性率な
ど各種物性において優れた点を多くもつが、本考
案者はこのバツトの構成素材に窒化珪素ウイスカ
ーまたは炭化珪素ウイスカーを複合することによ
り、これらの物性をより向上させるべく、本考案
を考案するに至つたものである。
ど各種物性において優れた点を多くもつが、本考
案者はこのバツトの構成素材に窒化珪素ウイスカ
ーまたは炭化珪素ウイスカーを複合することによ
り、これらの物性をより向上させるべく、本考案
を考案するに至つたものである。
以下、その構成について説明する。
すなわち、本案の構成要旨とするところは、窒
化珪素ウイスカーまたは炭化珪素ウイスカーを容
積率で10%〜40%の割合で含有させたアルミニウ
ム合金複合材料を素材としてつくられたことを特
徴とする野球用金属バツト、である。ここで、窒
化珪素ウイスカーとしてはたとえば、特開昭58−
172298号に記載の方法により得られるものを、炭
化珪素ウイスカーとしてはたとえば、特開昭58−
213698号に記載の方法により得られるものを用い
る。また、これらのウイスカーを複合させるアル
ミニウム合金としては従来より使用されているも
のを用いる。ウイスカーのアルミニウム合金への
複合割合は容積率で40%以下としたのは40%以上
では物理的に複合が困難であるからである。
化珪素ウイスカーまたは炭化珪素ウイスカーを容
積率で10%〜40%の割合で含有させたアルミニウ
ム合金複合材料を素材としてつくられたことを特
徴とする野球用金属バツト、である。ここで、窒
化珪素ウイスカーとしてはたとえば、特開昭58−
172298号に記載の方法により得られるものを、炭
化珪素ウイスカーとしてはたとえば、特開昭58−
213698号に記載の方法により得られるものを用い
る。また、これらのウイスカーを複合させるアル
ミニウム合金としては従来より使用されているも
のを用いる。ウイスカーのアルミニウム合金への
複合割合は容積率で40%以下としたのは40%以上
では物理的に複合が困難であるからである。
またウイスカーのアルミニウム合金への複合割
合を容積率で10%以上としたのは、10%以上複合
しないと上記物性の充分な向上が期待できないか
らである。
合を容積率で10%以上としたのは、10%以上複合
しないと上記物性の充分な向上が期待できないか
らである。
かくて、アルミニウム合金に窒化珪素ウイスカ
ーまたは炭化珪素ウイスカーを複合した素材を常
法により加工することにより野球用金属バツトを
つくる。
ーまたは炭化珪素ウイスカーを複合した素材を常
法により加工することにより野球用金属バツトを
つくる。
つぎに、本案野球用金属バツトの素材における
窒化珪素ウイスカーまたは炭化珪素ウイスカーの
複合効果についての実験について述べる。
窒化珪素ウイスカーまたは炭化珪素ウイスカーの
複合効果についての実験について述べる。
実 験
窒化珪素ウイスカーまたは炭化珪素ウイスカー
(いずれもタテホ化学工業(株)製のものを使用)を
純アルミニウムに0〜40%の範囲内で添加配合し
たものについて曲げ強さ、弾性率、ならびにビツ
カース硬度を調べた。その結果は第1図、第2
図、ならびに第3図に示すとおりである。これの
図から明らかなようにウイスカーの複合効果は顕
著であり、ウイスカーを複合しない場合に比べ、
すべての面で物性の向上が認められた。特に、ウ
イスカーを10%以上複合することによつて物性の
充分な向上が期待できる。図面においてウイスカ
ーを複合しない場合はウイスカーの容積率が0%
の場合である。なお、この実験では便宜上、アル
ミニウム合金にかえて純アルミニウムを使用した
が、アルミニウム合金を用いてもアルミニウムの
場合と同様、物性向上が当然、期待される。
(いずれもタテホ化学工業(株)製のものを使用)を
純アルミニウムに0〜40%の範囲内で添加配合し
たものについて曲げ強さ、弾性率、ならびにビツ
カース硬度を調べた。その結果は第1図、第2
図、ならびに第3図に示すとおりである。これの
図から明らかなようにウイスカーの複合効果は顕
著であり、ウイスカーを複合しない場合に比べ、
すべての面で物性の向上が認められた。特に、ウ
イスカーを10%以上複合することによつて物性の
充分な向上が期待できる。図面においてウイスカ
ーを複合しない場合はウイスカーの容積率が0%
の場合である。なお、この実験では便宜上、アル
ミニウム合金にかえて純アルミニウムを使用した
が、アルミニウム合金を用いてもアルミニウムの
場合と同様、物性向上が当然、期待される。
以下、本案の奏する作用効果について説明す
る。
る。
(1) 本案バツトは従来のものに比べてその素材の
物性が顕著に優れているので従来のバツトと同
様の寸法のものであれば、その肉厚を薄くする
ことができる。
物性が顕著に優れているので従来のバツトと同
様の寸法のものであれば、その肉厚を薄くする
ことができる。
(2) したがつて、肉厚を薄くできるので、従来の
バツトに比べて軽量化が図れる。
バツトに比べて軽量化が図れる。
(3) また、本案バツトは高弾性でありかつ上記の
ように軽いので、ボールの反発力が強く、スウ
イングも速くなつて、打球も速くなり、飛距離
がでる。
ように軽いので、ボールの反発力が強く、スウ
イングも速くなつて、打球も速くなり、飛距離
がでる。
(4) さらに、本案バツトは損耗が少なく、丈夫で
あるので耐久性がある。
あるので耐久性がある。
第1図は窒化珪素ウイスカーまたは炭化珪素ウ
イスカーをアルミニウムに複合した場合のアルミ
ニウムに対するウイスカーの容積率と曲げ強さの
関係を示すグラフ、第2図は同じくウイスカーの
容積率と弾性率の関係を示すグラフ、第3図は同
じくウイスカーの容積率とビツカース硬度の関係
を示すグラフである。
イスカーをアルミニウムに複合した場合のアルミ
ニウムに対するウイスカーの容積率と曲げ強さの
関係を示すグラフ、第2図は同じくウイスカーの
容積率と弾性率の関係を示すグラフ、第3図は同
じくウイスカーの容積率とビツカース硬度の関係
を示すグラフである。
Claims (1)
- 窒化珪素ウイスカーまたは炭化珪素ウイスカー
を容積率で10%〜40%の割合で含有させたアルミ
ニウム合金複合材料を素材としてつくられたこと
を特徴とする野球用金属バツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983165635U JPS6073569U (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 野球用金属バツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983165635U JPS6073569U (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 野球用金属バツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6073569U JPS6073569U (ja) | 1985-05-23 |
JPS6344067Y2 true JPS6344067Y2 (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=30362829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983165635U Granted JPS6073569U (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 野球用金属バツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6073569U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50144606A (ja) * | 1974-05-13 | 1975-11-20 | ||
JPS527811A (en) * | 1975-07-10 | 1977-01-21 | Res Inst Iron Steel Tohoku Univ | Fibrous silicon carbide reinforced aluminum composite material and its production |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP1983165635U patent/JPS6073569U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50144606A (ja) * | 1974-05-13 | 1975-11-20 | ||
JPS527811A (en) * | 1975-07-10 | 1977-01-21 | Res Inst Iron Steel Tohoku Univ | Fibrous silicon carbide reinforced aluminum composite material and its production |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6073569U (ja) | 1985-05-23 |
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