JPS6343760Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6343760Y2 JPS6343760Y2 JP1984135240U JP13524084U JPS6343760Y2 JP S6343760 Y2 JPS6343760 Y2 JP S6343760Y2 JP 1984135240 U JP1984135240 U JP 1984135240U JP 13524084 U JP13524084 U JP 13524084U JP S6343760 Y2 JPS6343760 Y2 JP S6343760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- nipple
- hanging
- socket
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 claims description 13
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000010439 graphite Substances 0.000 claims description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims 1
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Discharge Heating (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、製鋼用黒鉛電極とくに折損事故を
起した電極を再使用する際に適用して有効な吊金
具に関する。
起した電極を再使用する際に適用して有効な吊金
具に関する。
製鋼電気炉においては、使用中の黒鉛電極（下
部電極）が消耗するに伴い、ニツプルを介して逐
次あらたな補充電極（上部電極）を接続して操業
を継続する。接続は、補充電極の上端ソケツトに
吊金具を螺着し、これをクレーン運転により下部
電極の直上に吊上げ移動したうえでおこなわれ
る。一方、下部電極が使用可能な状態で折損事故
を起したときにはこれを炉中から取り出して再使
用に供されるケースが増えているが、この場合の
運搬接続にも吊金具が用いられる。折損事故を生
じた電極が再使用される主要な態様は、第１図お
よび第２図として示すことができる。第１図の例
は上部電極１のソケツト部において折損を生じた
態様（ソケツト折損）で、この場合にはニツプル
３に付着している破片４を取除いて下部電極２を
再使用する。また、第２図の例はニツプル３が折
損した態様（ニツプル折損）であり、両ソケツト
内に残存するニツプル破片５を取除いて上下電極
１，２を再使用に供する。
部電極）が消耗するに伴い、ニツプルを介して逐
次あらたな補充電極（上部電極）を接続して操業
を継続する。接続は、補充電極の上端ソケツトに
吊金具を螺着し、これをクレーン運転により下部
電極の直上に吊上げ移動したうえでおこなわれ
る。一方、下部電極が使用可能な状態で折損事故
を起したときにはこれを炉中から取り出して再使
用に供されるケースが増えているが、この場合の
運搬接続にも吊金具が用いられる。折損事故を生
じた電極が再使用される主要な態様は、第１図お
よび第２図として示すことができる。第１図の例
は上部電極１のソケツト部において折損を生じた
態様（ソケツト折損）で、この場合にはニツプル
３に付着している破片４を取除いて下部電極２を
再使用する。また、第２図の例はニツプル３が折
損した態様（ニツプル折損）であり、両ソケツト
内に残存するニツプル破片５を取除いて上下電極
１，２を再使用に供する。
しかしながら、上記のようにして破片４，５を
取除いたニツプル３およびソケツトのねじ面には
接合剤などの炭化物が強固に固着しているため、
これを十分に除去する必要がある。従来、これら
固着物の除去は鏨、カツターブレード等の器具を
使つて削り取る方法がとられているが、作業に長
時間を要するうえに応々にしてねじ山の欠損を招
くことがある。このため、吊金具の使用安全性を
損ねたり、再使用接続時の嵌合不完全により折損
事故を再発する欠点があつた。
取除いたニツプル３およびソケツトのねじ面には
接合剤などの炭化物が強固に固着しているため、
これを十分に除去する必要がある。従来、これら
固着物の除去は鏨、カツターブレード等の器具を
使つて削り取る方法がとられているが、作業に長
時間を要するうえに応々にしてねじ山の欠損を招
くことがある。このため、吊金具の使用安全性を
損ねたり、再使用接続時の嵌合不完全により折損
事故を再発する欠点があつた。
この考案は上記の問題点を解消し、ねじ面固着
物の円滑な除去機能を備える新規構造の吊金具を
提供するものである。
物の円滑な除去機能を備える新規構造の吊金具を
提供するものである。
以下、この考案を第３図および第４図に示した
実施例に基づいて説明する。
実施例に基づいて説明する。
第３図は電極ソケツトに螺着する雄ねじタイ
プ、第４図はニツプル半長に螺着する雌ねじタイ
プを例示したもので、本体は軟鋼、鋳鋼あるいは
鋳鉄などの硬材質からなるテーパーねじ部６と吊
環部７により構成されている。テーパーねじ部６
の長さはそれぞれ電極ソケツトまたはニツプルの
ねじ長と略同一とし、吊環部７は回動自在の機構
として装着される。
プ、第４図はニツプル半長に螺着する雌ねじタイ
プを例示したもので、本体は軟鋼、鋳鋼あるいは
鋳鉄などの硬材質からなるテーパーねじ部６と吊
環部７により構成されている。テーパーねじ部６
の長さはそれぞれ電極ソケツトまたはニツプルの
ねじ長と略同一とし、吊環部７は回動自在の機構
として装着される。
８は、テーパーねじ部６のねじ面に形成された
切削用縦溝で、軸方向に沿つて複数条設けられて
いる。形成される溝の数と巾は電極ソケツトおよ
びニツプルのねじ山強度を勘案して設定される
が、設定にあたつては切欠き部全体の面積比を
１／２〜１／５とし溝の形成を等間隔にするよう
配慮することが望ましい。また切削用縦溝８の断
面は、第３図２あるいは第４図２に示すような回
転方向に対して鋭角面を有する適宜な形状とする
ことができる。
切削用縦溝で、軸方向に沿つて複数条設けられて
いる。形成される溝の数と巾は電極ソケツトおよ
びニツプルのねじ山強度を勘案して設定される
が、設定にあたつては切欠き部全体の面積比を
１／２〜１／５とし溝の形成を等間隔にするよう
配慮することが望ましい。また切削用縦溝８の断
面は、第３図２あるいは第４図２に示すような回
転方向に対して鋭角面を有する適宜な形状とする
ことができる。
９は本体部分に付設された回転用ハンドルで、
この設置により回転切削作業の円滑性が高められ
る。
この設置により回転切削作業の円滑性が高められ
る。
この考案の吊金具を再使用電極に使用する場合
には、破片部分を取除いた電極ソケツトまたはニ
ツプルに吊金具を挿入あるいは被せたのち、ねじ
面に沿つて進退させる。この進退往復を繰返すこ
とにより、電極ソケツトまたはニツプルのねじ面
に存在する固着物は切削用縦溝の作用によつて切
削除去される。この際切削用縦溝は同時に排出溝
としても機能し、切削除去された固着物の破片粉
粒を収納あるいは系外に落下させる作用をなす。
には、破片部分を取除いた電極ソケツトまたはニ
ツプルに吊金具を挿入あるいは被せたのち、ねじ
面に沿つて進退させる。この進退往復を繰返すこ
とにより、電極ソケツトまたはニツプルのねじ面
に存在する固着物は切削用縦溝の作用によつて切
削除去される。この際切削用縦溝は同時に排出溝
としても機能し、切削除去された固着物の破片粉
粒を収納あるいは系外に落下させる作用をなす。
これら切削用縦溝の切削ならびに排出の両面作
用によつて、固着物はねじ山欠損を伴うことなく
迅速かつ円滑にねじ面から除去される。
用によつて、固着物はねじ山欠損を伴うことなく
迅速かつ円滑にねじ面から除去される。
なお、本吊金具は再使用電極に限らず新補充電
極にも適用しえることはいうまでもない。
極にも適用しえることはいうまでもない。
この考案による製鋼用黒鉛電極の吊金具は上記
の構造ならびに作用を有するから、とくに再使用
電極に用いた際の安全性と折損事故の再発防止が
有効に保障される実用的効果がもたらされる。
の構造ならびに作用を有するから、とくに再使用
電極に用いた際の安全性と折損事故の再発防止が
有効に保障される実用的効果がもたらされる。
第１図および第２図は、折損事故を生じた電極
が再使用される主要な態様を示した説明図であ
る。第３図および第４図はこの考案の吊金具を例
示したもので、それぞれ１は一部切欠側断面図、
２は１のＡ−A′線に沿う断面図である。 １……上部電極、２……下部電極、３……ニツ
プル、４，５……破片、６……テーパーねじ部、
７……吊環部、８……切削用縦溝、９……回転用
ハンドル。
が再使用される主要な態様を示した説明図であ
る。第３図および第４図はこの考案の吊金具を例
示したもので、それぞれ１は一部切欠側断面図、
２は１のＡ−A′線に沿う断面図である。 １……上部電極、２……下部電極、３……ニツ
プル、４，５……破片、６……テーパーねじ部、
７……吊環部、８……切削用縦溝、９……回転用
ハンドル。
Claims (1)
- 電極ソケツトまたはニツプル半長に螺着するテ
ーパーねじ部６と吊環部７とを備え、前記テーパ
ーねじ部のねじ面に軸方向に沿つた複数条の切削
用縦溝８を形成してなる製鋼用黒鉛電極の吊金
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984135240U JPS6343760Y2 (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984135240U JPS6343760Y2 (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6151700U JPS6151700U (ja) | 1986-04-07 |
| JPS6343760Y2 true JPS6343760Y2 (ja) | 1988-11-15 |
Family
ID=30693739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984135240U Expired JPS6343760Y2 (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6343760Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101030551B1 (ko) | 2003-12-24 | 2011-04-21 | 주식회사 포스코 | 슬래그 포밍 조성장치 |
-
1984
- 1984-09-07 JP JP1984135240U patent/JPS6343760Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6151700U (ja) | 1986-04-07 |
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