JPS6342710A

JPS6342710A - フィルタ−用アダプタ−組立体

Info

Publication number: JPS6342710A
Application number: JP62192502A
Authority: JP
Inventors: ロイドン・ビー・クーパー; ウォルター・エイ・モーデス
Original assignee: Pall Corp
Current assignee: Pall Corp
Priority date: 1986-07-31
Filing date: 1987-07-31
Publication date: 1988-02-23
Also published as: EP0255768B1; DE3788541D1; DE3788541T2; GB2195555B; JPH0227005B2; GB2195555A; EP0255768A3; CA1320453C; EP0255768A2; US4783256A; GB8717315D0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は流体システムの中のフィルターの前後の圧力差
の測定、特に例えば燃料供給システムや液圧システムや
潤滑システムにしばしば使用しているフィルターパッド
に取付けたスピンオン型のフィルターのフィルターエレ
メントの前後の圧力差の測定に関する。

（従来の技術とその問題点）多くの流体システムの代表であるエンジンオイルの潤滑
システムは、フィルターパッドに取付けられ且つオイル
から有害粒子金除くためにフィルターエレメントを備え
ているスピンオン（５ｐｉｎ−ｏｔｔ）型フィルターユ
ニットをしばしば使用している。エンジン内の機械的摩
耗と、外部環境と、正常な使用中（（事故で発生する汚
染が粒状物すなわち粒子の発生源となり、この粒子が潤
滑用ノズルを詰まらせ、部品を激しく損傷させ且つ潤滑
オイルの薄膜で防護している表面を過度に摩耗させる。

これらのシステムはポンプを使用してオイルを、フィル
ターパッドとスピンオンフィルターユニット装置とエン
ジンの潤滑可動部品に強制循環させている。オイルはフ
ィルターエレメントの上流側と下流側のオイル圧力の差
によってフィルターエレメントの中を強制流通させられ
、上流側の圧力は下流側の圧力よシ大きい。

スピンオンフィルターユニットがその濾過作用を遂行し
ながら時間が経過すると、潤滑オイルから除いた粒子に
よってスピンオンフィルターユニットのフィルターエレ
メントが目詰りする。潤滑オイルから濾過されてフィル
ターエレメントに保留される材料の量が増大するにつれ
て、フィルターエレメントの中に充分な流体を押し込む
ためフィルターエレメントの前後の圧力差を犬きくする
必要がある。最高のポンプ圧力でフィルターニレメント
ラ通過する潤滑オイルの量は減少して、遂にエンジンを
適正に潤滑させるには不充分な流量になる。この現象を
防止するため多くの潤滑システムは感圧式バイパス９ｆ
を備えており、この弁はフィルターエレメントの前後の
圧力差が最高ポンプ圧力に対応する圧力に近づくと開い
て、オイルをフィルターエレメントからバイパスさせる
ようになっている。このことによって潤滑オイルはエン
ジンの可動部品に到着し続けるが、少くとも１部分にお
いて濾過作用を省略することになる。

したがって、濾過ずみの充分なオイルがエンジンの可動
部品に連続して到着するようにするため、フィルターユ
ニットが詰まってバイパス弁を開かせるようになる前に
該フィルターユニットを交換しなければならない。フィ
ルターユニットの交換の時期を決めるためフィルターエ
レメントの前後の圧力差を監視するため少数の潤滑シス
テムを備えているので、スピンオンフィルターユニット
が規則正しい作動期間ごとに交換される。フィルターエ
レメントが詰まる速度はエンジンの作動状態によって大
きく変るけれども、適正な潤滑システムの作動を続ける
ことができるようにするため過大な閉塞を生ずる時間が
最短となるようにフィルターユニットの交換期間を選ば
ねばならない。フィルターユニットの濾過性能を充分に
利用する前にこのフィルターユニットをしばしば捨てる
ので、作業コストが高くなる。

スピンオンフィルターユニットを使用する成る種の潤滑
システムはフィルター高圧側すなわち上流側のみの圧力
を検知する圧力検知器を備えている。前記検知器は上流
圧力が予定値より大きくなったとき、例えば最高ポンプ
圧力に近づいたときフィルター閉塞警報うイトヲ作動さ
せるため使用する。しかしながら、フィルターエレメン
トの上流側の圧力は潤滑システムの全体圧力と前記潤滑
システムの累積圧力低下によって変わり且つ必ずしもフ
ィルターの状態を示さない。したがって、このような検
知器は若しシステムがフィルターユニットの下流側で詰
まるとフィルター交換の間違った報知をすることになる
。

フィルターエレメントの上流側と下流側の両方で圧力を
測定して両者間の圧力差を決める設備を設けることは費
用が高くなるので、圧力差監視設備のある潤滑システム
を有する新らしいエンジンは少ない。このような監視設
備を潤滑システムの中に収容する困難性もまた重要なフ
ァクターである。潤滑システムのフィルターエレメント
の前後の圧力差を監視できるように既存のエンジンを改
造することは、圧力感知装置をクランクケースの中に適
当な計測装置に至る導線と一緒に装着しな（ニア）ければならない場合に、特に困難である。

（問題点を解決するための手段）本発明の目的はスピンオンフィルターのフィルターエレ
メントの前後の圧力差を監視することである。また、本
発明の目的はフィルターエレメントの前後の圧力差を監
視する性能を設ける計画を持たずに製作したスピンオン
フィルターユニットを、フィルターパッドに取付けてい
る内熱機関のような既存のシステムのフィルターエレメ
ントの前後の圧力差を監視することである。

したがって、本発明はフィルターユニットをフィルター
パッド［９付けた従来の流体システム用アダプター組立
体を提供することである。前記フィルターユニットは一
般に流体入口と流体出口と前記両口の間の通路に配置し
たフィルターニレメントラ包含する。前記フィルターパ
ッドは前記フィルターユニットの入口に連通ずる流体入
口室と該フィルターユニットの出口に連通ずる流体出口
室を包含する。

本発明によれば、前記アダプター組立体はフイルターエ
レメントの前後の圧力差を簡便に圧力差検知器で測定さ
せる。前記フィルターパッドとフィルターユニットの間
に取付けているアダプター組立体は一般に、アダプター
プレートと、該アダプタープレートラフイルターパッド
に取付けて密封するための機構と、前記フィルターユニ
ットヲ前記アダプタープレートに取付けて密封するため
の機構と、圧力差検知器をアダプタープレートに連結す
る付属具とを包含する。前記アダプタープレートはフィ
ルターパッドの入口室とフィルターユニットの入口との
間に流体を流通させる少くとも１の孔と、前記フィルタ
ーユニットの出口と前記フィルターパッドの出１コ室の
間に流体を流通させる別の孔とを包含する。したがって
、前記アダプター組立体はフィルターパッドとフィルタ
ーユニットの間の流体の流れに干渉しない。更に、前記
アダプター組立体は前記フィルターパッドの入口室と前
記フィルターユニットの入口との間を流ルる流体から検
知器付属具への流体通路を形成する構造体と、前記フィ
ルターユニットの出口と前記フィルターパッドの出口室
の間を流れる流体から前記検知器付属具に至る別の流体
通路を形成する構造体とを包含している。これらの通路
を設けることによって、圧力差検知器はフィルターエレ
メントの前後の圧力差を有効に検知する。

このようにして、本発明はフィルターパッドに取付けた
スピンオンフィルターを使用している新らしいシステム
または既存のシステムのフィルターエレメンＩｆ横切る
圧力差を監視できる簡便で効果的で経済的な方法を提供
する。例えば、本発明は詰まったフィルターエレメント
を知らせるために使用する計器にインプラトラ提供し、
その結果バイパス弁を開いたままエンジンを作動させる
ことが避けられ、フィルターを全容量で使用するので経
済性が最高となる。

本発明の目的と効果と概念が添付図面を参考にした次の
詳細な説明及び特許請求の範囲から明らかとなる。

（実施例）第１図に示すように従来のフィルター装量１０は中空の
ねじ付き鋲１３によってフィルターパッド１２に取付け
られたスピンオン（５ｐｉｎ　−ｏｎ　）フィルターユ
ニット１１を包含する。前記フィルターユニット１１は
取付板又は取付ベース１５の周囲に密封されたノ・ウジ
ング１４を包含し、該・・ウジング１４に中空円筒状の
フィルターエレメント１６が入っている。前記フィルタ
ーエレメント１６はベース１５の一方の側部に同心に取
付けられ且つシール２０がベース１５の反対側に同心に
取付けられている。前記ベース１５は中央の出口孔２１
と、該出口孔２１とシール２０との間に在る数個の入口
孔２２とを備えている。

前記フィルターパッド１２は例えば液圧システムまたは
潤滑油システムのような流体システムの入口又は入口管
及び出口又は出口管（図示せず）にそれぞれ連結されて
いる独立状の入口室２３と出口室２４を形成する。前記
フィルターパッド１２は中空鋲１３の１端を収容するた
めのねじ２５金備え、またベース１５は鋲１３の反対端
を入れるためのねじ２６を出口孔２１に備えている。

前記鋲１３がフィルターパッド１２Ｖｃｔ、めっけられ
ると、フィルターユニット１１のベース１５が鋲１３に
ねじ込１れて、遂にシール２０がしつかシとフィルター
パッド１２の着座面３０に着座する。

ツキに圧力Ｐ、の流体がフィルターパッド１２の入口室
２３に圧入される。前記流体が入口室２３からベース１
５の入口孔２２を通って、ノ・ウジング１４とフィルタ
ーエレメント１６の間のスペースに入シ、半径方向内方
にフィルターエレメント１６を通る。流体がフィルター
ニレ、メント１６を通るとき粒子が流体から濾過されて
流体の圧力がＰ、からＰ２に下る。つぎに圧力Ｐ２の濾
過液力フィルターエレメント１６の内部から中空鋲１３
を通ってフィルターパッド１２の出口室２４に入る。

本発明によれば、前記スピンオンフィルターユニット１
１とフィルターロッド１２の間にアダプター組立体が配
置されている。前記アダプター組立体はフィルターユニ
ット１１とフィルターパッド１２を通る流体の流れに干
渉することなく、フィルターエレメント１６の前後の圧
力差を検知することができる。

第２図並びに第３図に示すように、模範的第１アダプタ
ー組立体１００は中空のねじ付きノ・ブ１０１とアダプ
タープレート１０２を備えている。

濾過する流体に適合する適当な剛性を持った不浸透性材
料で形成したハブ１０１が、中央通路１０４を形成する
管状体１０３を備えている。ハブ１０１の第１端部１０
５はフィルターパッド１２のネジ２５ｆｃ係合するねじ
を備え、またハブ１０１の第２端部１（１６はスピンオ
ンフィルターユニット１１のベース１５のねじ２６に係
合するねじを備えている。フランジ１０７がハブ１０１
の第２端部１（１６に近い位置において前記管状体１０
３から半径方向外方に延びている。ノ・ブ１０１をフィ
ルターパッド１２４Ｃ対し適当なトルクでしめつげるた
めレンチと接触する扁平部を７ランジ１０７の周囲にな
るべく設けである。ノ・ブ１０１の第１端部１０５と７
ランジ１０７の間の位置において管状体１０３の中を流
体通路１０８が延びている。

濾過する流体に適合する不浸透性の剛性のある材料で成
形したアダプタープレート１０２が、第３図に示すよう
に、第１側面１０９と第２側面１１０と周縁１１１を有
する円形をなしている。

前記アダプタープレート１０２は数本のスポーク１１４
によってリング状外側部分１１３に対し固定の同軸関係
に保持されたリング状内側部分１１２を備えている。前
記内側部分１１２はその軸線の内側区画に沿って直径の
大きい拡大部分１１６を持った中央孔１１５を形成する
。外側部分１１３は第１端面１１７と第２端面１１８を
包含する。

第２図に示す例えば溝及びＯリング構造のように環状シ
ール１２０を取付けた第１端面１１７がフィルターパッ
ド１１の着座面３０に類似の直径を有する。スポーク１
１４はアダプタープレート１０２の内側部分１１２と外
側部分１１３の間の数個の孔１２１を形成している。

フィルターエレメント１６の前後の圧力差全検知できる
ようにするため、アダプタープレート１０２は更に、圧
力差検知器（図示せず）を取付ける付属具１２２を有す
る。第１アダプター組立体１００において、付属具１２
２はアダプタープレート１０２の周縁１１１に配置され
た孔１２３を備え、該孔１２３は半径方向内方にリング
状外側部分１１３を通ってスポーク１１４に延びている
。”ＤＥＬＴＡＭＹＮＤ″またはＤＥＬＴＡＤＹＮＥ”
の登録商標名でＦａｌｌ会社で販売しているような任意
の適当な従来の装置を含む検知器が、例えば外側部分１
１３のねじ孔１２４にはまるボルト（図示せず）によっ
て孔１２３の中に取付けられる。

また、検知器を保持リングまたはねじ付き付属具によっ
て取付けてもよい。アダプタープレート１０２の内側部
分１１２（ｉ−外側部分１１３の間の孔１２１を有する
スペース１２６と、検知器１２３の外側区画との間を第
１流体通路１２５が連通している。第２流体通路１２７
が中央孔１１５の拡張部分１１６と検知器孔１２３の内
側区画との間を連通ずる。しかし、第１通路１２５と第
２通路１２７が検知器孔１２３と交差する位置及び前記
検知器オリフィス１２３の形状は使用する圧力差検知器
によって変る。

第１アダプター組立体１００を第１図に示す従来のフィ
ルター装置１０に容易に取付けることができる。スピン
オンフィルターユニット１１を最初にフィルターパッド
１２のねじ２５から外すことによって除去する。

つぎに、圧力差検知器を付属具１２２に取付けたアダプ
ター組立体１００をフィルターパッド１２に取付ける。

例えば、フランジ１０７がアダプタープレート１０２の
リング状内側部分１１２に係合するまでハブ１０１の第
１端部１０５をアダプタープレート１０２の中央孔１１
５に通す。

この位置において、ハブ１０１の流体通路１０８が中央
通路１０４と、アダプタープレート１０２の中央孔１１
５の拡張部分１１６との間を連通し、前記拡張部分１１
６が・・プ１０１からその軸線方向のスパンに沿って確
実な逃げを作る。つぎにノ・ブ１０１の第１端部１０５
をフィルターパッド１２のねじ２５にゆるく係合し、且
つアダプタープレー）１０２’にハブ１０１の周りに回
転させて付属具１２２を任意の必要位置に位置決めする
。

アダプタープレー）１０２に一定位置に保持すると、つ
ぎにハブ１０１を７ランジ１０７の扁平部によってフィ
ルターパッド１２にしめつける。アダプタープレート１
０２の内側リング状部分１１２に対し７ランジ１０７が
作用することによって、アダプタープレート１０２の第
１側部１０９はフィルターパッド１２に引き寄せられて
接触し、アダプタープレート１０２のシール１２０が充
分にフィルターパッド１２の着座面３０に対し密封され
る。

本発明を実施化したアダプター組立体は単一片構造であ
っても良いが、第１アダプター組立体１００のハブ１０
１とアダプタープレート１０２を含む三片構造が特に効
果的である。中央孔１１５の拡大部分１１６はハブ１０
１の流体通路をアダプタープレート１０２の第２流体通
路１２７に対しそれらの相対的角度位置に関係なく連通
させるので、ハブ１０１をフィルターパッド１２に充分
すこしめつけるために必要なハブ１０１の角度位置に関
係なくアダプタープレート１０２をハブ１０１の周りの
任意の望ましい角度位置（すなわち自由に）に位置決め
することができる。このことは入手可能なスペースが狭
いとき、または特定方向においてのみ圧力検知器を見る
ことができる場合に大切なことである。

第１アダプター組立体１００をフィルターパッド１２に
取付けると、前記フィルターユニット１１のベース１５
のねじ２６をハブ１０１のねじ付き第２端部１（１６に
嵌合させることによって前記フィルターユニット１１を
アダプタープレート１０２の第２側面１１０に取付ける
ことができる。

つぎにフィルターユニット１１をハブ１０１上にしめつ
けて、該フィルターユニットのベース１５上のシール２
（ｌアダプタープレー）１０２のリング状外側部分１１
３の第２端面１１８に対して充分に密封させる。フィル
ターユニット１１の交換は、単に古いフィルターユニッ
ト１１をアダプター組立体１００のハブ１０１から外し
て、つぎニ新らしいフィルターユニット１１をハブ１ｏ
１にねじ込めば良い。

好適な作動態様において、圧力Ｐ１の流体がフィルター
パッド１２の入口室２３に圧入される。

流体は入口室２３から内側リング状部分１１２と外側リ
ング状部分１１３の間を流れる。例えば溝とＯリングと
の構造からなるシール１３０が中央孔１１５の拡大部分
１１６の両側においてアダプタープレート１０２とハブ
１０１の間に配置されていて、流体が直接ハブ１０１に
入りフィルターエレメント１６をバイパスするのを防止
する。流体はスペース１２６からフィルタ−ユニット１
１ノヘース１５０入口孔２２を通ってハウジング１４と
フィルターエレメント１６の間のスペースに入り、半径
方向内方にフィルターエレメント１６を通過し、ここで
有害な粒状物が流体から濾過されて、流体の圧力がＰｌ
からｐ２ｖｃ下る。つぎに圧力Ｐ　２の濾過液がフィル
ターエレメント１１の内部からハブ１０１の中央通路１
０４を通ってフィルターパッド１２の出口室２４に入る
。

本発明によれば、フィルターエレメント１１の前後の圧
力差がアダプター組立体１００によって圧力差検知器（
図示せず）から検知される。上流の高圧流体が第１流体
通路１２５を通って圧力差検知器に送られる。前記第１
流体通路１２５は圧力ｐ＋’に高力差検知器に連通させ
る。下流の低圧流体はハブ１０１の流体通路１０８と中
央孔１１５の拡大部分１１６とアダプタープレート１０
２の第２流体通路１２６を通って圧力差検知器に送られ
る。前記第２流体通路１２６は圧力Ｐｚ１に圧力差検知
器に連通させる。シール１３０は更にハブ１０１の中央
通路１０４と検知器孔１２３との間の連通を遮断する。

第４図及び第５図に示すように、従来のフィルター装置
１０に装着され且つ第１アダプター組立体１００と同じ
ように作動する第２アダプター組立体２００が、第１ア
ダプター組立体１００のハブ２０１並びにアダプタープ
レート２０２を包含している。（第１アダプター組立体
１００の部品に類似である第２アダプター組立体２００
０部品を第１アダプター組立体１００の参照番号と同一
の最後の２個の数字を有する参照番号で示しである。）
しかしながら、第２アダプター組立体２００の付属具２
２２はアダプタープレート２０２の周囲にボス２３１を
形成している。前記ボス２３１は第１アダプター組立体
１００に類似の検知器孔２２３を備えている。アダプタ
ープレート２０２の第１流体通路２２５と第２流体通路
２２６がそれぞれ、中央孔２１５の拡大部分２１６と検
知器孔２２３の内部区画の間と、検知器孔２２３の外側
区画と内側及び外側のリング状部分２１２．２１３の間
のスペース２２６との間と、を連通している。

検知器孔２２３の軸線はボス２３１の中で、アダプター
プレート２０２の軸線に対し任意の方向に向いているが
、検知器孔２２３の軸線はアダプタープレート２０２と
ハブ２０１の軸線に対し平行に図示されている。このこ
とによって圧力差検知器（図示せず）をアダプタープレ
ート２０２の平面に対し直角に該アダプタープレート２
０２に取付けることができるようになる。このよ５ｖＣ
Ｌ。

て、圧力差検知器は狭い場所で容易に装着できるよう、
ぴったりとスピンオンフィルターユニット１１の側部に
沿って延在することかできる。

第２アダプター組立体２００において、アダプタープレ
ート２０２のリング状外側部分２１３の第１端面２１７
に取付けた円形シール２２０がスピンオンフィルターユ
ニット１１のベース１５上のシール２０と異なった直径
を有する。また、外側部分２１３の第２端面２１８はＯ
リングを装着する溝２３２を備えている。第１端面２１
７と第２端面２１８は同じような形状をしているので、
アダプタープレート２０２を逆転して、第１端面２１７
がスピンオンフィルターユニット１１のシール２０に接
触し、また第２端面２１８のＯリングシールがフィルタ
ーパッド１２の着座面３０に接触するようにできる。こ
のことによって、圧力差検知器をアダプタープレート２
０２に取付けるときに、スピンオンフィルターユニット
１１またはフィルターパッド１２のいづれかの側に延在
するように取付けることができるよ５になる。

本発明を実施化する二つの模範的アダプター組立体を図
示したが、勿論本発明はこの実施例に限定されるもので
ないことが理解される。特に上記説明の観点において、
当業者は修正を行うことができる。例えば、アダプター
組立体を従来のフィルター装置のフィルターパッドとス
ピンオンフィルターユニットの間において、単にそれを
鋲にねじ込むことによって位置決めできる。故に、本発
明の重要な特徴を含み、または本発明の精神と範囲を包
含するような修正は特許請求の範囲に入るものと考える
。

【図面の簡単な説明】

第１図はフィルターパッドに取付けたスピンオンフィル
ターユニットを含む従来のフィルター装置の断面図、第
２図はスピンオンフィルターユニットとフィルターパッ
ドとの間に取付けるように図示した本発明の第１アダプ
ター組立体の第３図の線■−■における断面図、第３図
は第２図の第１アダプター組立体の平面図、第４図はス
ピンオンフィルターユニットとフィルターパッドの間に
取付けるよう図示した本発明の第２アダプター組立体の
第５図の線ＩＶ−ＩＶに２ける断面、第５図は第４図の
第２アダプター組立体の平面図である。１０・・・従来のフィルター装置、１１・・・スピンオンフィルターユニット１２・・・フ
ィルターパッド　　１３・・・ねじ付き鋲１４・・・ハ
ウシンク１５・・・ベース１６・・・フィルターエレメ
ント２０・・・シール　　　　　　　２１・・・出口孔２２
・・・入口孔　　　　　　　２３・・・入口室２４・・
・出口室　　　　　　　２５・・・ねじ２６・・・ねじ１００・・・第１アダプター組立体１０１・・・ねじ付きハブ１０２・・・アダプタープレート１０３・・・管状体　　　　　１０４・・・中央通路１
０５・・・第１端部　　　　１（１６・・・第２端部１
０７・・・７ランジ　　　１０８・・・流体通路１０９
・・・第１側面　　　１１０・・・第２側面１１１・・
・周縁　　　　　　１１２・・・リング状内側部分１１
３・・・リング状外側部分１１４・・・スポーク　　　１１５・・・中央孔１１６
・・・拡大部分　　　１１７・・・第１端面１１８・・
・第２端面　　　１２０・・・円形シール１２２・・・
付属具　　　　１２３・・・孔１２５・・・第１流体通
路　１２６・・・スペース１２７・・・第２流体通路２００・・・第２アダプター組立体　２０１・・・ノ＼
プ２０２・・・アダプタープレート２１５・・・中央孔　　　　２１６・・・拡大部分２２
２・・・付属具　　　　２２３・・・孔２２５・・・第
１流体通路

Claims

【特許請求の範囲】

（１）流体入口と流体出口と該入口と出口の間の流体流
通路に配置されたフィルターエレメントとを有するフィ
ルターユニットを、該フィルターユニットの入口及び出
口にそれぞれ連通する入口室及び出口室を有するフィル
ターパッドに、取付けている流体システムにおいて、前
記フィルターユニットのフィルターエレメントを横切る
圧力差を圧力差検知器により検知させるためのアダプタ
ー組立体において；アダプタープレート；該アダプタープレートを前記フィルターパッドに密封状
態に取付ける装置；前記フィルターユニットを前記アダプタープレートに密
封状態に取付ける装置；前記差圧検知器を前記アダプタープレートに連結する装
置；前記アダプタープレートが前記フィルターパッドの入口
室と前記フィルターユニットの入口との間を流体連通さ
せる第１孔と、前記フィルターユニットの出口と前記フ
ィルターパッドの出口室との間を流体連通させる第２孔
とを備え；前記フィルターパッドの入口室と前記フィルターユニッ
トの入口との間を流動する流体を前記検知器連結装置に
流すための第１流通装置；前記フィルターユニットの出口と前記フィルターパッド
の出口室との間を流動する流体を前記検知器連結装置に
流すための第２流通装置；とを包含するフィルター用アダプター組立体。
（２）前記アダプタープレートを前記フィルターパッド
に密封状態に取付ける装置と、前記フィルターユニット
を前記アダプタープレートに密封状態に取付ける装置が
、自由に方向づけるように前記アダプタープレートに取
外し自在に取付けたハブを包含する特許請求の範囲第１
項記載のアダプター組立体。
（３）前記アダプタープレートを前記フィルターパッド
に密封状態に取付けるための装置が前記アダプタープレ
ートに取外し自在に取付けたハブを包含する特許請求の
範囲第１項記載のアダプター組立体。
（４）前記ハブとフィルターパッドが嵌合するねじ部分
を備え且つ前記アダプタープレートを前記フィルターパ
ッドに密封状態に取付けるための装置が前記ハブを前記
フィルターパッドにねじ込んだとき前記アダプタープレ
ートとフィルターパッドの間で圧縮される前記アダプタ
ー上のシールを有する特許請求の範囲第３項記載のアダ
プター組立体。
（５）前記フィルターユニットを前記アダプタープレー
トに密封状態に取付ける装置が前記アダプタープレート
に取外し自在に取付けたハブを有する特許請求の範囲第
１項乃至第４項の中のいづれか１項に記載のアダプター
組立体。
（６）前記ハブとフィルターユニットが嵌合するねじ付
き部分を有し且つ前記フィルターユニットを前記アダプ
タープレートに密封状態に取付ける装置が更に前記フィ
ルターユニットをハブにねじ込んだとき前記フィルター
ユニットを密封できる前記アダプタープレート上の表面
を含む特許請求の範囲第５項記載のアダプター組立体。
（７）前記検知器連結装置が周縁からアダプタープレー
トの中に延びた検知器孔を有する特許請求の範囲第１項
乃至第６項の中のいづれか１項に記載のアダプター組立
体。
（８）前記検知器連結装置が前記アダプタープレートの
周縁から外方へ延在するボスを含み且つ前記ボスが検知
器孔を含む特許請求の範囲第１項乃至第６項の中のいづ
れか１項に記載のアダプター組立体。
（９）前記アダプタープレートが外側リング状部分と内
側リング状部分と前記内側と外側のリング状部分を固定
した同軸心状態に維持する少くとも１個のスポークとを
備え、前記内側と外側のリング状部分がその間に前記第
１孔を含むスペースを形成し、且つ前記第１流通装置が
前記スペースと前記検知器連結装置の間を連通する流体
通路を含む特許請求の範囲第１項乃至第８項の中のいづ
れか１項に記載のアダプター組立体。
（１０）前記アダプタープレートを前記フィルターパッ
ドに密封状態に取付けるための装置と前記フィルターユ
ニットを前記アダプタープレートに密封状態に取付ける
ための装置が中空ハブを有し、前記中空ハブが前記第２
孔の中で前記アダプタープレートに取付けられ且つ前記
フィルターユニットの出口と前記フィルターパッドの出
口室の間を連通する中央通路を形成し、且つ前記第２流
通装置が前記中央通路を前記ハブの周囲の間を連通する
前記ハブの中の流体通路と、前記ハブの周囲に流体を流
通するための装置と前記周囲流通装置と前記検知器連結
装置の間を連通する前記アダプタープレート間の流体通
路と、を有する特許請求の範囲第１項及び第７項乃至第
９項の中のいづれか１項に記載のアダプター組立体。
（１１）前記周囲流通装置が前記第２孔の拡大部分を含
む特許請求の範囲第１０項記載のアダプター組立体。
（１２）入口室と出口室とを有するフィルターパッドに
取付けることができ且つ流体入口と流体出口を備えたベ
ースと前記入口と出口の間の流体通路に配置されたフィ
ルターエレメントを有するスピンオン（ｓｐｉｎ−ｏｎ
）フィルターユニットを包含する流体システムにおいて
、前記フィルターエレメントを横切る圧力差を圧力差検
知器で検知させるアダプター組立体において；前記フィルターパッドに密封状態に係合するよう形成さ
れた第１側部と、前記フィルターユニットのベースに密
封状態に係合するよう形成された第２側部と、前記フィ
ルターパッドの入口室から前記フィルターユニットの入
口に流体を流通させる孔とを有するアダプタープレート
、前記ハブを前記フィルターパッドに取付けるための装置
と、前記アダプタープレートの第１側部を前記フィルタ
ーパッドと密封係合状態に保持するための装置と、前記
フィルターユニットのベースを前記アダプタープレート
の第２側部に密封係合状態に保持するための装置と、前
記フィルターユニットの出口から前記フィルターパッド
の出口室に流体を流通させるための流体通路とを備え前
記アダプタープレートに取付けられたハブ；圧力差検知
器を前記アダプタープレートに連結するための装置；前記アダプタープレートの孔を通じて流れる流体を前記
検知器連結装置に連通させるための第１流体通路装置；前記ハブの中の通路を通つて流れる流体を前記検知器連
結装置に連通させるための第２流体通路装置；を包含するフィルター用アダプター組立体。
（１３）前記検知器連結装置が前記アダプタープレート
の周囲から突出したボスを備え、且つ前記ボスが第１と
第２の流体通路装置をさえぎる検知器孔を有する特許請
求の範囲第１２項記載のアダプター組立体。
（１４）前記アダプタープレートが大体円形であり且つ
前記検知器孔の軸線が前記アダプタープレートの軸線に
平行である特許請求の範囲第１２項記載のアダプター組
立体。
（１５）前記アダプタープレートがリング状外側部分と
、リング状内側部分と、前記内側と外側の部分を同軸心
状態に固定する少くとも１本のスポークとを備え、前記
孔が前記内側と外側の部分の間に配置されている特許請
求の範囲第１２項及び第１３項の中のいづれか１項に記
載のアダプター組立体。
（１６）前記外側部分が類似の形状をした端面を有する
特許請求の範囲第１５項記載のアダプター組立体。
（１７）前記アダプタープレートが大体円形であり且つ
前記検知器連結装置が周縁から前記アダプタープレート
の中に延びる検知器孔を備え且つ前記アダプタープレー
トの中心に向つて半径方向内方へ延びる軸線を有し且つ
前記検知器孔が前記第１と第２の流体通路装置をさえぎ
る特許請求の範囲第１２項及び第１３項の中のいづれか
１項に記載のアダプター組立体。
（１８）前記ハブが前記アダプタープレートに取外し自
在に取付けられている特許請求の範囲第１２項乃至第１
７項の中のいづれか１項に記載のアダプター組立体。
（１９）入口室と出口室を有するフィルターパッドに取
付けることができ且つ入口と出口と該入口及び出口の間
の流体通路に配置されたフィルターエレメントを有する
ベースを備えたスピンオンフィルターユニットを包含す
る流体システムにおいて、前記フィルターエレメントを
横切る圧力差を圧力差検知器によつて検知させるための
アダプター組立体において；前記フィルターパッドに密封状態に係合するよう形成さ
れた第１側部と、前記フィルターユニットのベースに密
封状態に係合するよう形成された第２側部と、中央孔と
、前記フィルターパッドの入口室からフィルターユニッ
トの入口に流体を流動させるため前記中央孔からへだた
つた孔と、圧力差検知器を入れる孔を有する付属具と、
前記フィルターパッドの入口室とフィルターユニットの
入口との間に流体を流すため前記検知器孔から延びた第
１流体通路と、前記検知器孔から前記中央孔に延びる第
２流体通路とを有するアダプタープレート；前記アダプタープレートの中央孔の中に取外し自在に取
付けできる中空環状ハブであつて、該ハブが前記アダプ
タープレートの第２側部に係合するフランジと、前記ハ
ブを前記フィルターパッドに取付けるための第１端部装
置と、前記フィルターユニットのベースに前記ハブを取
付けるための第２端部装置とを含み、前記ハブが前記フ
ィルターユニットの出口と前記フィルターパッドの出口
室の間を連通する中央通路を形成し且つ更に前記管状ハ
ブを通つて前記ハブの中央通路から前記アダプタープレ
ートの中央孔に半径方向に延びた流体通路を含む前記ハ
ブ；前記アダプタープレートを前記ハブに密封するための第
１と第２の装置であつて、前記密封装置が前記流体通路
のいづれか一方の側において前記アダプタープレートの
第１と第２の側部の内部にそれぞれ配置されて、前記ア
ダプタープレートとハブと第１及び第２の密封装置によ
つて囲まれた環状スペースを形成し、第２流体通路と前
記環状スペースと前記流体通路が前記ハブの中央通路と
検知器孔の間にさえぎられた流体連通を提供する前記第
１と第２の装置；を包含するフィルター用アダプター組立体。
（２０）入口と出口と前記両口の間の流体通路に配置さ
れたフィルターエレメントを有するスピンオンフィルタ
ーユニットと、入口室と出口室を有するフィルターパッ
ドとを包含し、前記フィルターユニットが前記フィルタ
ーパッドに取付けられて前記入口室が前記入口に連通し
且つ前記出口室が前記出口に連通する流体システムにお
いて、前記フィルターエレメントを横切る圧力差を検知
する方法において；前記フィルターユニットを前記フィルターパッドから外
す工程；アダプターの片側を前記フィルターパッドに取り付ける
工程であつて、該アダプターの孔を前記フィルターパッ
ドの入口室に連通させ且つ該アダプターの通路を前記フ
ィルターパッドの出口室に連通し、前記アダプターが圧
力差検知器を入れるための付属具と前記付属具をさえぎ
つてそれぞれ前記孔を流れる流体及び前記通路を通る流
体に連通する第１と第２流体通路を備える前記工程；前
記孔を前記フィルターユニットの入口に連通し且つ前記
通路をフィルターユニットの出口に連通して前記フィル
ターユニットをアダプター組立体の別の側に取付ける工
程；圧力差検知器を前記付属具に連結する工程；前記フィル
ターエレメントを横切る圧力差を前記圧力差検知器で検
知する工程；を包含する圧力差検知方法。
（２１）前記フィルターシステムが更に前記フィルター
ユニットに一端をねじ込み他端をフィルターパッドにね
じ込んだねじ付き鋲を包含し、前記フィルターパッドか
ら前記フィルターユニットを外す工程が前記鋲から前記
フィルターユニットを外す工程を含み、且つ前記フィル
ターパッドに前記アダプターを取付ける工程が前記鋲を
前記フィルターパッドから外し且つ前記アダプターのね
じ付き部分を前記フィルターパッドにねじ込む工程を含
み、且つ前記フィルターユニットを前記アダプターに取
付ける工程が前記フィルターユニットを前記アダプター
の別のねじ付き部分にねじ込む工程を含む特許請求の範
囲第２０項記載の圧力差検知方法。
（２２）前記アダプターが中央孔のあるアダプタープレ
ートと第１と第２のねじ付き端部を有するハブとを包含
し且つ前記アダプターを前記フィルターパッドに取付け
る工程が更に前記アダプタープレートの中央孔に前記ハ
ブを取外し自在に取付ける工程を含む特許請求の範囲第
２１項記載の圧力差検知方法。