JPS6341315A - 塵埃の付着を嫌う物品の処理装置 - Google Patents

塵埃の付着を嫌う物品の処理装置

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JPS6341315A
JPS6341315A JP18596586A JP18596586A JPS6341315A JP S6341315 A JPS6341315 A JP S6341315A JP 18596586 A JP18596586 A JP 18596586A JP 18596586 A JP18596586 A JP 18596586A JP S6341315 A JPS6341315 A JP S6341315A
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JP
Japan
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dust
partition wall
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Application number
JP18596586A
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English (en)
Inventor
Hatsumi Yamaguchi
山口 初美
Kazuo Ema
江間 一男
Jiro Nakajima
次郎 中島
Yoshihito Narasaki
義仁 奈良崎
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物品を一連の経路に沿って搬送し、その過程で
所定の処理を前記物品に施す装置に係り、特に物品が塵
埃の付着を嫌う場合に好適な装置に関する。
〔従来の技術〕
物品を一連の経路に沿って搬送し、その過程で物品に所
定の処理を施すことは、産業上のあらゆる分野で実施さ
れている。ところで物品が、塵埃の付着を嫌う場合には
、処理装置を清浄な環境に置く必要があり、通常は装置
全体を空気清浄室内に収容する。しかし、物品の処理自
体が発塵を伴う場合はともかくとして、発塵を伴わない
場合においても、物品の搬送手段から塵埃が発生するこ
とは避けることができなかった。すなわち、搬送手段は
その型式がいかなるものであれ、手段自体または手段と
床面、手段と物品間に必ずころがり摩擦やすべり摩擦な
どが伴う。このため、これらによって変質すると、錆や
材料自身が発塵源ともなる。以上の原因などによって搬
送手段から発生する塵埃は相当な景に達すると推定され
、処理装置をせっかく空気清浄室内に収容しても物品へ
の塵埃の付着を十分に防止できないという問題があった
。この問題を解決するために、空気清浄室の仕様をより
高級にしたり、搬送手段の機構や構成材料の選定に改善
を加えることが行われているが、根本的な解決手段とは
なり得なかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消し、物品の
搬送手段から発生する塵埃を許容しつつ、この発生した
塵埃が物品に付着することを最小限に抑えることができ
る物品の処理装置を提供することKある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は塵埃の付着を嫌う物品を一連の経路に沿って搬
送しその過程で所定の処理を前記物品に搬送する駆動機
構を配置した非清浄空間とを仕切壁によって区画し、こ
の仕切壁に前記ループ状の経路に沿った開口を設け、こ
の開口を介して前記駆動機構と連結した把持手段によっ
て前記物品を把持し、物品を搬送するよう例したことを
特徴とする。
前記において、所定の処理とは、例えば加熱、冷却、乾
燥、洗浄、研削、溶接、塗装などの処理操作および検査
を含み、これらの処理操作の単独または複数の組合せを
意味する。清浄空間とは少(とも外部環境以上に清浄度
が確保された空間を意味し、例えば空調換気設備によっ
て管理された空気清浄室をいう。非清浄空間とは、前記
清浄空間との相対的な比較において、清浄度が劣る空間
を意味し、例えば、格別な空調換気設備によっては管理
されていない通常の機械室をいう。
また、仕切壁とは、便宜上の用語であって、面埃は前記
仕切壁によって滑絶されるので、これらの塵埃が清浄空
間に侵入することを最小限に抑えることができる。この
ため、清浄空間を移動する物品に前記駆動機構に原因す
る塵埃が付着することを最小限に抑えることができる。
また、物品の搬送経路がループ状に形成されているので
、処理前の物品を前記把持手段に装着する操作および処
理後の物品を把持手段から取り外す操作を一箇所または
近接した箇所で行うことができ、物品を連続的に処理す
る場合に好適である。
〔実施 例〕
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。第1図
〜第6図に本発明を塗装設備に適用した場合の実施例を
示す。
処理対象とされる物品10は第4図に示すような両端が
開放された円筒体であり、この円筒体の円筒外面を塗装
することを目的とする。円筒の内分側された各空気清浄
室は、処理経路の順に、物品の装脱着室18、洗浄室2
0、塗装室22、乾燥室24および冷却室26を構成す
る。清浄空間12の後方には仕切壁30が設けられ、こ
の仕切壁30の後方側が第2図に示す機械室32が配置
される。第1図および第2図のI−III矢視を第3図
に示す。仕切壁30にはループ状に連続する開口34が
、前記清浄空間の各室を横断して設けられている。第2
図に示す機械室32は上階36、下階38が床40によ
って区画され、各階にはレール41が敷設され、このレ
ール41上に複数の台車42が移動可能に載置されてい
る。
第5図に示すように台車42には物品10の把持手段4
4が固定されている。把持手段44は、量体46に軸4
8を回転自在に装備し、軸48の一端には機械室32内
別置した駆動輪52と係合して、その摩擦抵抗によって
軸48を回転させる機構54は、複数本のアーム56を
備え、所定の操作を行うことによって、アーム56の中
心円半径を拡縮可能とされる。アームの拡張によって物
品10を円筒内面から片持支持によって把持するととも
に、アームの縮少によって把持した物品10を取り外す
ことができる。なお、アーム56の延在方向には適所に
弾性材58が設けてあり、物品10を把持する際の物品
の円筒内面とアーム56との整合性を良好に維持するよ
うにしである。
前記軸48の軸心が開口3・1の中心と合致するようK
、相互位置関係が設定されていることはいうまでもない
したがって、物品10を把持手段44で把持した状態で
台車を移動させると、物品10が清浄空間における各室
に順次搬送されることになる。
台車42を移動させる方法は、主として機械室32内の
要所に配した7リンダのストローク操作シャッタ60を
開としたのち、点Eのシリンダを駆動して乾燥室24に
対応する先頭の台車42Aを台車ピッチの2倍量押し出
したのち、前記シャッタ60を閉じる。この押し出し操
作によって、冷却室26に対応する台車群が玉突き状に
順次押し出され、冷却室26に対応する先頭の台車42
Bが破線で示す第1の昇降機62のレール64上に移動
する。台車42Bを搭載した第1の昇降機62を上昇さ
せ装脱着室18に対応する実線で示す場所に第1の昇降
機62を位置させ、この装脱着室18で処理が完了した
物品10をチャック機構54から取り外し、装置外へ搬
出する。物品10を取り外した台車42Bに対しては、
この装脱着室18で新たな処理すべき物品10をチャッ
ク機構54によって把持させる。以下、点A、B。
C,Dに配したシリンダと、第2の昇降機66および清
浄空間12の各室間で物品10の移動時にした物品IO
を装脱着室18内で取り外し、新たな処理すべき物品1
0を同じ装脱着室18内で把持し、各台車42に連結し
た把持手段44に把持した複数の物品10を順送する。
以上の操作を繰り返すことによって、装脱着室18で把
持された物品10は次の洗浄室20において、被塗装面
の洗浄処理を受ける。すなわち、この洗浄室20に対応
する機械室32内の台車位置には第5図に示す把持手段
44の軸48を回転させるための駆動輪52が配設され
ている。この回転する駆動輪52と把持手段44の従動
輪50を係合させることによって、軸48を介してチャ
ック機構54に把持した物品10を回転させる。また、
機械室32内の上記位置には第6図に示すように洗浄装
置74が配置され、管76から供給した高圧空気をノズ
ル78で物品10に吹き付け、物品100円筒表面を洗
浄する。
復させるのみで物品lOの全表面を洗浄できる。
なお、管76を機械室32かも仕切壁30を貫通して清
浄空間である洗浄室20側に突出させるべく、貫通穴8
2を設ける。この貫通穴82からの相互室間の空気の流
通を防止するために、仕切壁3oと管76に可撓性で笠
状のシール部材84を設げることが好ましい。このシー
ル部材84ば、物品10の直径が変動した場合に、物品
表面とノズル780間隔を一定に保つべく、管76を図
中、Z方向に上下させるときにも追従容易なように配慮
する。また、前記把持手段44の軸48には仕切壁30
に近接した位置に、円環状の邪奇板86を設げ、相互室
間の空気の流通を制限するように工夫しである。
洗浄が完了した物品10は、次の塗装室22に順次搬送
され、塗装装置88によってスプレー塗装を受ける。塗
装時におげろ物品100回転、スプレーノズルの移動、
スプレー用管の仕切壁30その位置で同様に回転させる
。塗装が終了した物品を継続して回転させる目的は、物
品表面の塗料の液だれを防止し、塗膜の厚さを均一に維
持させろことにある。したがって、塗装室22内におい
ては、スプレー塗装終了後の物品をその移動操作の過程
においても連続的に回転させることが好ましい。
塗装室22を経た物品は次て乾燥室24に搬送される。
乾燥室24では、室内温度が60〜100℃に保持され
、この乾燥室24内を順次移動する所定の滞留時間で、
物品表面の塗装が十分に乾燥する。乾燥室24内を加熱
する手段は、熱風の流通もしくは赤外線、蒸気などによ
る間接加熱など公知の技術を用いる。
乾燥室24を経た物品は、次に冷却室26に搬送され、
はぼ常温に維持された雰囲気によって冷却される。なお
、乾燥室24、冷却室26においり機構54から切り離
して処理装置外へ搬送する。
以下、装脱着室18において新たに装着した物品IO2
を同様の手順で順次処理する。
前記において、清浄空間12を構成する各室は、図示し
ない空調換気設備によって、清浄化されている。各室の
清浄度は処理の目的によって自在に変化させることが好
ましい。また、清浄空間12は機械室32よりも室内圧
を陽圧側に保持することが好ましい。陽圧とすることに
よって、非清浄空間である機械室32かも前記開口を介
して塵埃が清浄空間に逆流することを防止できる。仕切
壁30に設けたループ状開口34および清浄空間12の
内壁16部にシャッタ60.68,70゜72の位置に
は、各室間の空気の相互流通を防止するためのエアーカ
ーテンを設げることが好ましい。
以上、詳述したように本実施例によれば機械室32側8
8の、駆動などに原因して発生する塵埃は、仕切壁30
によって遮られるので、清浄空間12にこれらの塵埃が
浸入することを最小限に抑えることができる。このため
、清浄空間を移動する物品lOに前記機械室32内で発
生した塵埃が付着することを防止できる。
また、物品10の搬送経路がループ状に形成されている
ので、物品10をチャック機構54に装脱着する操作を
装脱着室18の一箇所で行うことができる。さらに、こ
のチャック機構54を含む把持手段44やこの把持手段
を搭載する台車42などの機械室32側の搬送系の駆動
機構を効率的に運用することができる。
なお、本発明において、清浄空間は物品の搬送経路に沿
って必ずしも連続している必要はない。
例えば、第7図に示すように、物品のループ状の搬送経
路90に対して、部分的な空間92では物がない。した
がって、この空間92は非清浄空間とし、その他経路を
包含する空間だけを清浄空間とするようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば物品の搬送手段から塵埃が発生すること
を許容しつつ、清浄空間を搬送されその過程で処理を受
ける物品に対しては前記発生した惰埃が付着することを
最小限に抑えることができる。このため、窄埃の付着を
嫌う物品を一連の経路に沿って搬送し、その過程で所定
の処理を前記物品に施す装置に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の実施例を示す図面であり、第
1図は清浄空間における各室の配置構成を示す側面図、
第2図は非清浄空間である機械室の配置構成を示す側面
図、第3図は第1図と第2および洗浄装置の関連を説明
するための側面図、第7図は本発明の他の実施例を示す
説明図である。 10・・・物 品、    12・・・清浄空間。 30・・・仕切壁、    32・・・機械室。 34・・・開 口、    42・・・台 車。 44・・・把持手段。 第3図 第4図 第5図 第6図 n

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塵埃の付着を嫌う物品を一連の経路に沿つて搬送
    し、その過程で所定の処理を前記物品に施す装置におい
    て、前記経路をループ状に形成するとともに、物品が移
    動する清浄空間と物品を搬送する駆動機構を配置した非
    清浄空間とを仕切壁にそつて区画し、この仕切壁に前記
    ループ状の経路に合致した開口を設け、この開口を介し
    て前記駆動機構と連結した把持手段によつて前記物品を
    把持し、物品を搬送するようにしたことを特徴とする塵
    埃の付着を嫌う物品の処理装置。
  2. (2)前記駆動機構はレールと、このレール上を移動可
    能とされ、処理すべき複数の物品毎に対応して用意され
    た複数の台車と、これらの台車を前記経路に沿つて順次
    移動させる台車送り手段とを備え、前記各台車に前記把
    持手段をそれぞれ連結したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の塵埃の付着を嫌う物品の処理装置。
  3. (3)前記把持手段は前記仕切壁の開口を貫通する回転
    自在な軸を備え、この軸の清浄空間側端部に物品の把持
    具を備えるとともに、軸が前記開口を貫通する近接位置
    には前記清浄空間と非清浄空間との空気の流通を制限す
    る邪魔板が前記軸に固定されたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の塵埃の付着を嫌う物品の処理装
    置。
JP18596586A 1986-08-07 1986-08-07 塵埃の付着を嫌う物品の処理装置 Pending JPS6341315A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0294829U (ja) * 1989-01-11 1990-07-27
EP1384958A1 (en) * 2001-03-29 2004-01-28 Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho Production system

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JPS6189160A (ja) * 1984-10-04 1986-05-07 松下電器産業株式会社 無塵搬送装置

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