JPS6341194A - 集積回路カードおよびそれとデータを送受するための光学情報読書装置 - Google Patents

集積回路カードおよびそれとデータを送受するための光学情報読書装置

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JPS6341194A
JPS6341194A JP61184689A JP18468986A JPS6341194A JP S6341194 A JPS6341194 A JP S6341194A JP 61184689 A JP61184689 A JP 61184689A JP 18468986 A JP18468986 A JP 18468986A JP S6341194 A JPS6341194 A JP S6341194A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は集積回路カード(いわゆるICカード)およ
びそれを用いる集積回路カードシステムに関する。より
特定的には、この発明は、その内部に集積回路(fc、
LSIなどを含む)のチップを内蔵し、外部とのデータ
の授受を行いながらデータを記憶する、集積回路カード
およびそれを用いる集積回路カードシステムに関する。
(従来技術) 最近では、この種の集積回路カードが、バンキングカー
ド、クレジットカードなどのほかに区室用カルテなど、
個人情報の記憶などのために、実用化されつつある。こ
のような集積回路カードでは、外部回路、たとえばホス
トコンピュータとのデータの授受のために、その外部回
路とのインタフェースが必要である。
従来のインタフェースの1つの例は、メモリカードなど
と同じように、その表面に複数のピンないし接点を設け
ておいて、集積回路カードの内部はその接点を通して外
部回路と接続されるものである。ところが、この従来の
集積回路カードでは、その使用環境によっては外部から
その接点を通じて大きな静電気が加わり、内蔵されてい
る集積回路チップに静電破壊が生じる可能性があるばか
りでなく、そのような機械的な接点を有するために、接
点の機械的な摩耗あるいは酸化に起因する接触不良によ
って、データ誤りを生じ易く、授受されるデータの信頼
性が低下する。
そこで、最近では、誘導コイルを内蔵して、その誘導コ
イルを通して、電磁誘導によってデータの授受を行う、
いわゆる無接点化集積回路カードが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) この誘導コイルを内蔵した無接点化集積回路カードでは
、無接点化にともなって、前述した有接点集積回路カー
ドの持つ問題点は解消されるものの、さらに、解決すべ
き次のような問題が残る。
すなわち、データの送信または受信を誘導コイルを通し
て行うために、高速のデータ授受が困難である。それば
かりでなく、強磁界あるいは強電界環境での使用が困難
である。誘導コイルを用いているため、そのような強磁
界や強電界環境ではその影響を受けて、データ誤りを生
じるからである。
それゆえに、この発明の主たる目的は、外部回路とのデ
ータの授受が安定的にかつ高速に行える、新規な集積回
路カードを提供することである。
この発明の他の目的は、このような新規な集積回路カー
ドを用いるに好適する集積回路カードシステムを提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明は、ベース、ベースに設けられる集積回路チ
ップ、ベースに設けられ、集積回路チップに接続される
光電変換素子、および少なくとも光電変換素子表面に形
成され、透光性材料からなるカバーを備える、集積回路
カードである。
第2の発明は、そのような集積回路カードを用いるシス
テムであって、集積回路カードを受け入れるためのカー
ド挿入部、およびカード挿入部に設けられ、そこに集積
回路カードが挿入されたとき光電変換素子と光結合する
別の光電変換素子を備える、集積回路カードシステムで
ある。
(作用) 集積回路カードに含まれる集積回路チップと光電変換素
子とが電気的に接続される。この集積回路カードから外
部にデータを送信するときには、集積回路チップからの
信号がその光電変換素子によって光信号として出力され
る。逆に、外部から集積回路チップ内にデータを取り込
む場合には、光電変換素子によって外部から入力される
光信号を電気信号に変換して、その電気信号が集積回路
チップに与えられる。
(発明の効果) この発明によれば、光インタフェースを用いるため、無
接点化できるとともに、その無接点化のために誘導コイ
ルを用いる従来のものに比べて、高速のデータ授受が行
える。しかも、そのような光信号は磁界や電界の影響を
受けにくく、したがって強磁界あるいは強電界環境でも
、データ誤りを生じることな(、安定したデータの授受
を行うことができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す断面図解図である。
この集積回路カード10は、第2図および第3図に示す
ように、全体として、平面矩形に形成され、たとえば塩
化ビニールなどの絶縁材料からなるベース12を含む。
ベース12の表面が、第2図に示す表側に相当し、この
ベース12の表面には、通常のバンキングカードやクレ
ジットカードなどと同じように、磁気ストライプ14お
よびエンボス16が形成される。
ベース12上には、たとえばポリエステルや薄いベーク
ライト、ポリカーボネイトあるいはグラスエポキシなど
からなるフレキシブル基板18が、そのベース12の裏
面はぼ全面に密着して、設けられる。このフレキシブル
基板18には、プリント配線18aが形成される。その
ようなプリント配線18aは、第1図のようにフレキシ
ブル基板18の片面だけに形成されてもよいが、その両
面に形成されてもよい、さらには、このようなフレキシ
ブル基板18は、いわゆる多層基板として構成されても
よい。
ベース12上、すなわちフレキシブル基板1日上には、
そのほぼ中央に、LSI(大規模集積回路)チップ20
が取り付けられる。このLSIチップ20は、図示しな
いが、多数の接続ビンを有し、その接続ビンがフレキシ
ブル基板18に形成されたプリント配線18aに、所定
の回路構成に従って接続される。
フレキシブル基板18上には、特に第3図からよくわか
るように、LSIチップ20を囲むように、太陽電池2
2が設けられる。この太陽電池22は、たとえばアモル
ファスシリコンからなり、後述するように、カードリー
ダ30(第6図)に装着されたとき、この集積回路カー
ド10全体に電源を供給する。この実施例で、電源とし
て太陽電池22を用いたのは、次の理由による。すなわ
ち、従来の水銀電池等を密封した集積回路カードは電池
の消耗によって約3年程度の寿命しかなかったが、太陽
電池を用いれば半永久的に使用できる。また、水銀電池
等を着脱自在にした集積回路カードも考えられるが、そ
れでは電池の交換が必要であるのに対して、太陽電池2
2を用いれば、電池の交換が不要になるばかりでなく、
電池の交換に際してRAM内のデータが破壊されること
もない。
なお、太陽電池22とLSIチップ20との配置の関係
は、第3図図示の例に限らず、たとえば太陽電池22を
平面「コ」字状ないしrUJ字状に形成し、その中にL
SIチップ20を配置するようにしてもよく、さらには
、LSIチップ20が太陽電池22によって囲繞されて
いる必要もない。
さらに、必ずしも太陽電池を用いる必要もなく、従来と
同じように、水銀電池等を用いてもよいことは勿論であ
る。
フレキシブル基板18上であってかつ集積回路カード1
0の長手方向端部には、第3図に示すように、発光ダイ
オード24およびフォトトランジスタ26が設けられる
。この発光ダイオード24およびフォトトランジスタ2
6は、フレキシブル基板18に形成されたプリント配線
18aによって、LSIチップ20のデータ出力ボート
およびデータ入力ボートにそれぞれ接続される。したが
って、LSIチップ20からデータを外部回路に出力す
る場合には、発光ダイオード24によってそのデータに
従ってオン/オフされる光信号が発生される。逆に、外
部回路からデータを入力する場合には、外部回路からの
光信号がフォトトランジスタ26に入力されて、そのフ
ォトトランジスタ26の出力がLSIチップ20に与え
られることになる。
この集積回路カード10の裏面側には、第1図からよく
わかるように、たとえば塩化ビニールなどからなる透光
性材料によってカバー28が形成される。このカバー2
8によって、フレキシブル基板18上に設けられたLS
Iチップ20.太陽電池229発光ダイオード24およ
びフォトトランジスタ26がカバーされかつモールドさ
れて、全体として1枚の集積回路カード10を構成する
なお、カバー28の材料としては、もし太陽電池22と
してアモルファスシリコンが用いられるならば、このア
モルファスシリコン太陽電池に有効な、たとえば赤外光
に対する透光性を有する必要がある。また、発光ダイオ
ード24およびフォトトランジスタ26に対して、赤外
光を利用するものが用いられれば、カバー28の太陽電
池22の部分とこれら光電変換素子24および26の部
分とは共通の材料が用いられてもよい。しかしながら、
光電変換素子24および26として、別の可視光のもの
が用いられるならば、カバー28のその部分はその可視
光を透過しやすい材料が用いられるべきであろう。
そして、上述のような全面カバーに代えて、光電変換素
子24および26の部分にのみ、膜やシートを形成しま
たは貼り付けてもよ(、さらには、その光電変換素子2
4および26の上方に穴を形成しておきその穴に樹脂を
充填するなどして、保護部材として形成してもよい。
第4図は集積回路カードの電気的構成を示すブロック図
である。集積回路カード10は、前述のように、LSI
チップ20.太陽電池222発光ダイオード24および
フォトトランジスタ26を含む。
LSIチップ20には、たとえば8ビツトのCPU54
が含まれ、このCPU54は、ワーキングレジスタない
し内部レジスタ54aを有する。
CPU54のクロック端子には、クロック発振器56か
らのクロックが与えられる。また、CPU54のリセッ
ト端子には、リセット信号発生回路58からのリセット
信号が与えられる。
リセット信号発生回路58は、第5図に示すように、シ
ュミットトリガ付ナントゲート(ヒステリシス発振器)
60を含む。詳しく述べると、太陽電池22からの、た
とえば3vの直流電圧VcCが、抵抗62および64に
よって、たとえば2:3の比率で、分圧されて、そのシ
ュミットトリガ付ナントゲート60の一方入力に与えら
れる。
シュミットトリガ付ナントゲート60の他方入力と出力
との間には帰還抵抗66が接続されるとともに、この他
方入力は、コンデンサ68を通して接地される。そして
、シュミットトリガ付ナントゲート60の出力は、ナン
トゲート70の一方入力に与えられ、このナントゲート
70の他方入力には、後述の出力ボート84からの禁止
入力が与えられる。このナントゲート70の出力がCP
U54のリセット端子に与えられる。
第4図に戻って、CPU54は、データバス72および
アドレスバス74によって、RAM76、E” FRO
M7BおよびROM80、ならびにデコーダ82.出力
ボート84および入力ポート86に連結される。RAM
76は、CPU54によるデータ処理の際に必要なデー
タをストアするために利用される。E” FROM78
は、電気的消去可能プログラマブルROMであり、RA
M76や、CPU54のワ−キングレジスタ54aのデ
ータを保存するためのバックアップメモリとして働く。
すなわち、この実施例では、集積回路カードlOは、カ
ードリーダ30に装着したとき、太陽電池22によって
電源の供給を受けるが、カードリーダ30から集積回路
カード10を取り外すとそれ以後電源は供給されなくな
るので、その状態でもデータを消失させないために、こ
のE2PROM78が用いられる。ROM80には、た
とえば人力ボート86を通して与えられたシリアルデー
タを8ビツトのデータに変換するための1−8変換プロ
グラムが格納されている。
このLSIチップ20は、全体としてメモリマツブト方
式(+emory mapped system)とし
て構成され、ルたがって、それぞれの素子や回路に特有
のアドレスが割り付けられているが、そのアドレスに従
ってそれぞれの回路をイネーブルするために、デコーダ
82が用いられる。すなわち、デコーダ82は、アドレ
スバス74を通して、CPU54からの4ビツトのアド
レスデータを受けて、該当の素子や回路にイネーブル信
号を出力する。
出力ボート84は、図示しないが、たとえば2ビツトの
Dフリップフロップを含み、そのうち1ビツトのDフリ
ップフロップがデータバス72を通して与えられる8ビ
ツトのデータをビット順次に記憶し、その出力が発光ダ
イオード24に与えられる。他の1つのDフリップフロ
ップの出力は、CPU54から起動コードが出力された
とき、先に説明したリセット信号発生回路58(第5図
に示すナントゲート70)に与えられる。その目的は、
CPU54のプログラムスタートによって、それ以後C
PU54のリセット端子にリセット信号が与えられない
ように、リセット信号発生回路58をディスエーブルす
ることである。
また、入力ポート86は、たとえば3状態ゲートで構成
され、デコーダ82からのイネーブル信号が“0”のと
きデータバス72とフォトトランジスタ26とを接続し
、イネーブル信号が“1”のときそれらの間を遮断する
第6図はカードリーグの一実施例を示す構造図解図であ
る。このカードリーダ30は、立方体のハウジング32
を有し、このハウジング32には、集積回路カード10
を受け入れるためのカード挿入部34が形成される。こ
のカード挿入部34の奥にはそこに集積回路カード10
が挿入されたことを検出するための検出スイッチ35が
設けられる。この検出スイッチ35は、集積回路カード
10の挿入に応じてアクチュエータが作動するマイクロ
スイッチで構成される。また、カード挿入部34の上方
には、集積回路カード10に形成された磁気ストライプ
14を読み取るための磁気ヘッド36およびエンボス1
6を印字するためのエンボス印字部38が設けられる。
カード挿入部34の下面ないし底面には、たとえばガラ
スなどからなる透光性プレート40が設けられる。集積
回路カード10は、その裏面すなわち第3図に示す面が
この透光性プレート40に対面するように、カード挿入
部34に挿入される。
カード挿入部34の挿入口34aには、このカード挿入
部34に挿入された集積回路カード10を保持するため
の爪42が設けられる。この爪42は、集積回路カード
10の裏面と透光性プレート40を密着状態にして、集
積回路カード10を保持する。しかしながら、そのよう
な集積回路カードの保持のためには、爪42以外にも、
たとえば集積回路カード10をその上方から下方に押し
付ける押圧部材が用いられてもよいであろう。また、こ
れら爪42あるいは押圧部材は、集積回路カードIOを
挿入すると自動的に作動、し、また、図示しないイジェ
クトボタンを操作することによって自動的に開放される
ように構成されてもよい。
カード挿入部34の透光性プレート40の下方には、集
積回路カード10の太陽電池22のための、たとえば白
熱電球などからなる電池光源44が設けられる。この電
池光源44の周囲には、凹面鏡46が設けられ、この凹
面鏡46は電池光源44から放射される光を透光性プレ
ート40の方向、すなわちカード挿入部34に挿入され
た集積回路カード10の太陽電池22(第1図)の方向
に偏向させる働きをするとともに、この電池光源44か
ら放射される光を外部に洩らさないようにするための光
遮蔽としての機能も果たす。なお、図示しないが、凹面
鏡46の開口部に保護ガラスが嵌め込まれてもよい。
また、ハウジング32の前面であって、カード挿入部3
4の下方には、集積回路カード10を利用するシステム
に応じて必要なキー48が設けられる。このキー48に
は、詳細は図示しないが、暗証コードを入力するための
テンキーや、ジョブを選択するためのジョブ選択キーあ
るいはクリアキー、リセットキーなどが含まれる。
カード挿入部34の下方であって、このカード挿入部3
4に挿入された集積回路カード10の光電変換素子24
および26(第1図)に対向する位置には、それら光電
変換素子24および26に光結合可能に、光電変換素子
50および52が設けられる。光電変換素子50は集積
回路カードIOの発光ダイオード24に光結合するフォ
トトランジスタとして構成され、光電変換素子52は集
積回路カード10のフォトトランジスタに光結合する発
光ダイオードとして構成される。
第7図はカードリーグの内部構成を示すブロック図であ
る。カードリーダ30は前述のように、カード挿入部3
4(第4図)の底部に設けられるフォトトランジスタ5
0および発光ダイオード52を含む。フォトトランジス
タ50の出力は入力ポート90に与えられ、発光ダイオ
ード52には、出力ボート92からの出力が与えられる
。入力ポート90には、さらに、検出スイッチ35から
の信号が与えられ、出力ボート92からは、電池光源4
4のための電源をオン/オフするための光源スイッチ4
5に対して、制御信号が与えられる。
これら入力ポート90および出力ポート92は、バス9
6を通して、このカードリーダ30とホストコンピュー
タ(図示せず)とを結合する外部インタフェース94に
連結される。
図示しないが、ホストコンピュータの適宜のレジスタな
いし記憶エリアには、エラーカウンタが割り付けられて
いる。このエラーカウンタは、後述のように、集積回路
カード10のユーザが暗証コードを入力する際に、ミス
操作した回数や間違った番号を入力した回数をカウント
するためのものである。
ここで、第5図に示すリセット信号発生回路58につい
てその動作を説明する。集積回路カード10がカードリ
ーダ30のカード挿入部34に装着されると、太陽電池
22が電池光源44からの光を受け、この大Vst池2
2の出力の直流゛電圧Vccが立ち上がる。そして、こ
の直流電圧Vccが抵抗62および64によって分圧さ
れ、この電圧VccがCMO3の動作電圧である約1.
5■に達すると、シュミットトリガ付ナントゲート6O
が、帰還抵抗66およびコンデンサ68によって決まる
時定数で発振を開始する。
もし、出力ポート84からの禁止入力が“0”であれば
、シュミットトリガ付ナントゲート60の発振出力のロ
ーレベルの期間に、ナントゲート70からハイレベルの
信号が出力される。したがって、CPU54は、ナント
ゲート70からのパルス出力すなわちリセット信号によ
って、リセットされる。
一方、CPU54が正常に動作を開始し、出力ポート8
4からの禁止入力が“1”になると、ナントゲート70
の出力はローレベルとなる。したがって、それ以後、C
PU54へのリセット信号が入力されなくなる。
このようにして、リセット信号発生回路58は、電源す
なわち太陽電池22の出力直流電圧が一定値に達した時
点から、CPU54にリセットをかけ、CPU54が正
常に動作を開始すれば、このCPU54へのリセット入
力を解除する。したがって、単純な電源リセットに比べ
て、CPU54の正常な動作を確認してからリセットを
解除することになるので、CPU54の暴走が禁止され
る。
そのようにするためには、CPU54の動作プログラム
の最初のステップにおいて、起動コードを発生させるよ
うにし、その起動コードで出力ポート84を作動させて
リセット信号発生回路58への禁止入力をl′にするよ
うにすればよい。
上述の実施例では、たとえば集積回路カード10の発光
ダイオード24によって、LSIチップ20からの信号
を外部回路たとえばカードリーダに送信するようにして
いる。このようなデータの送信では、当然に、光信号の
断続が用いられる。
一方、この実施例では、この集積回路カード10の電源
として、太陽電池22を用いるため、その電源容量は余
り大きくない。したがって、この発光ダイオード24の
点灯電力を可及的小さくする必要がある。そこで、この
実施例では、第9図に示すように、データの“1″また
は“0′″を発光ダイオード24が点灯される時間間隔
によって判別するようにしている。すなわち、通常の場
合、1”または“0”を表現するためには第9図(a)
に示すような点灯制御が行われる。これでは、発光ダイ
オードの点灯期間が長(なり、消費電力が大きくなって
しまう。
そこで、この実施例では、このような消費電力の問題を
回避するために、出力ポート84として、たとえば第8
A図に示す回路構成のものが用いられる。詳しく述べる
と、CPU54から、第9図(a)に示すようなNRZ
の送信データがMFM(Modified Frequ
ency modulation)変調回路98に与え
られる。MFM変調回路98は、第9図(b)に示すよ
うなシステムクロック信号すに同期して送信データをM
FM変調する。その変調出力信号Cは第9図(c)に示
すようになり、これは、トルグツリップフロップ100
およびイクスクルーシブ(E X)オアゲート102に
与えられる。
トルグツリップフロップ98は、システムクロ。
りよりも高い周波数たとえばその2倍または4倍の読み
出しクロックd(第9図(d))の立ち上がり毎にMF
M変調回路9日の出力を読み込みかつそのときの状態を
保持する。それによって、トルグツリップフロップ10
0の出力QにはMFM変調回路98の出力よりも1クロ
ツタ遅れたパルス信号e(第9図(e))が出力され、
EXオアゲート102の他方入力として与えられる。
このため、EXオアゲート102は、第9図(f)に示
すように、両人力が不一致のとき、すなわち、信号Cの
立ち上がりおよび立ち下がりから1クロック期間の間、
ハイレベルの出力信号fを出力して駆動トランジスタ1
04に与える。応じて、駆動トランジスタ104は、そ
の信号fのハイレベル期間中オンとなり、それによって
LED24が駆動される。したがって、集積回路カード
10から出力を伝送する場合は、第9図(f)に示すよ
うに、MFM変調信号の立ち上がりと立ち下がりの微小
期間だけ、LED24が発光して光信号が出力されるだ
けとなる。そのため、LED24による消費電力の低減
が期待できる。
一方、受信側すなわち、カードリーダ30側では、その
ようにして出力される微小期間の光信号からMFM復調
し、これをプログラム処理によってNRZ信号に変換し
ている。その目的で、カードリーダ30例の入力ポート
90は、第8B図に示すように、トルグツリップフロッ
プ108を含む。このトルグツリップフロップ108は
初期状態を安定化するために検出スイッチ35の出力に
よってリセットされた後、フォトトランジスタ50が光
信号を受信する毎にトリガされる。すなわち、フォトト
ランジスタ50からの出力信号gがインバータ106に
よって反転され、トルグツリップフロップ108は、そ
の反転信号の立ち上がり毎にトリガされ、その出力論理
状態を反転する。
したがって、このトルグツリップフロップ108によっ
てMFM復調された出力信号りが得られる。
なお、カードリーダ30側から集積回路カード10ヘデ
ータを伝送する場合には、カードリーダ30側の消費電
力がさほど問題になることはないので、MFM信号をそ
のまま光(8Mとして出力するようにすればよく、上述
のように微分化する必要はない。
次に、第10A図〜第10D図を参照してこの実施例の
操作ないし動作について説明する。なお、この第LOA
図−第10D図においては、添字として“a”が付され
ているステップがカードリーダ30に関連して設けられ
るホストコンピュータ(図示せず)の動作を示し、添字
として“b”が付されているステップが集積回路カード
10のCPU54の動作を示す。
第10A図に示す最初のステップにおいて、ホストコン
ピュータは、外部インタフェース94を通して与えられ
る検出スイッチ35からの信号をみて、カードリーダ3
0のカード挿入部34に集積回路カード10が挿入され
たかどうかを検出する。もし、ステップSlaにおいて
、その検出スイッチ35から集積回路カード10の挿入
信号が得られれば、ホストコンピュータは、外部インタ
フェース94を通して電池光源44(第6図)のための
光源スイッチ45にオン信号を与える。応じて、ステッ
プS3aにおいて、電池光源44がオンされ、集積回路
カード10の太陽電池22にこの電池光源44からの光
が照射される。太陽電池22からの直流電圧VccがC
MO3の動作電圧の1/2に達すると、リセット信号発
生回路58(第5図)からCPU54のリセット端子に
リセット信号が与えられる。したがって、ステップS5
bにおいて、集積回路カード10のcpus4がリセッ
トされる。
応じて、CPU54は、次のステップS7bにおいて、
発光ダイオード24を通して、起動コードを出力する。
詳しくいうと、CPU54は、デコーダ82にシステム
クロック信号を出力し、データバス72およびアドレス
バス74にデータおよびアドレスを出力する。応じて、
デコーダ82からのイネーブル信号によって、ROM8
0がイネーブルされる。ROM80の所定のアドレスか
ら、起動コードがデータバス72に出力され、CPU5
4の内部レジスタ54aにロードされる。
CPU54では、このロードされた起動コードをデータ
バス72に再送する。このとき出力ポート84がイネー
ブルされ、出力ポート84がデータバス72を通してこ
の起動コードを受ける。したがって、出力ポート84か
らは、発光ダイオード24に、その起動コードに従って
、第9図(f)に示すように、この発光ダイオード24
を点灯するための駆動パルス信号を与える。それによっ
て、発光ダイオード24から、起動コードが光信号とし
て出力される。
このようにして、起動コードが出力されると、次のステ
ップS9bにおいて、出力ポート84からのデータによ
って、リセット信号発生回路58がディスエーブルされ
る。その詳細は先に説明した通りである。
次のステップ5llbにおいて、CPU54は、RAM
76に形成されたエラーカウンタをリセフトする。
また、先のステップS7bにおいて、集積回路カード1
0の発光ダイオード24から起動用の光コード信号が出
力されると、カードリーダ30は、ステップSl 3a
において、フォトトランジスタ50 (第7図)から、
その光コード信号を読み込む。詳しくいうと、集積回路
カード10の発光ダイオード24に対向して配置された
フォトトランジスタ50は、先の第9図(f)  のよ
うな光信号を受ける。そうすると、フォトトランジスタ
50の出力が入力ポート90に与えられ、MFM復調さ
れて第9図(h)に示すような、復調信号が得られる。
この復調信号が外部インタフェース94を通してホスト
コンピュータに送られる。
このようにして、集積回路カード10からの起動コード
が読み込まれると、ホストコンピュータでは、次のステ
ップ515aにおいて、その起動コードを用いて、所定
の演算を行う。この演算結果は、次のステップSl 7
aにおいて、挿入された集積回路カード10が正常なカ
ードかどうかを判断するために利用される。
ステップSl 7aでは、先のステップS ) 5 a
において行った演算の結果が、所定のたとえば数値と一
致ないしマツチングするかどうかを判断して、集積回路
カード10が正常かどうかが判断される。このステップ
517aにおいて、そのようなマツチングが取れないと
判断された場合には、ホストコンピュータは、外部イン
タフェース94を通して、出力ポート92に信号を与え
、図示しない表示装置によって、エラー表示を行わせる
とともに、挿入された集積回路カードlOをイジェクト
させるためのイジェクト要求を表示する(ステップ51
9aおよび521a)。
正常なカードであることが、このステップ517aによ
って判断されると、次のステップ523aにおいて、カ
ードリーダ30の表示器(図示せず)によって、ジョブ
の選択のための番号入力要求を表示する。応じてオペレ
ータは、カードリーダ30のような端末機に設けられた
キー48 (第6図)を操作して、ジョブの選択を行う
。たとえばその集積回路カード10がバンキングシステ
ムに用いられるものであれば、そのような選択可能なジ
ョブの一例としては、預金の引き出しや預は入れなどが
含まれるであろう。
このように選択されたジョブにはそれぞれ番号が付され
ていて、次のステップ525aでは、ホストコンピュー
タは、外部インタフェース94を通して出力ポート92
に信号を与え、発光ダイオード92(第7図)から、ジ
ョブ番号を表す光信号を出力させる。
集積回路カード10では、ステップ527bにおいて、
ジョブ番号を読み込む。すなわち、フォトトランジスタ
26から入力ポート86を通して、CPU54の内部レ
ジスタ54aに、ホストコンピュータからのジョブ番号
がロードされる。集積回路カード10では、次のステッ
プ529bにおいて、そのようにして受け付けたジョブ
番号が、どのレベルであるかを判断する。すなわち、ジ
ョブ番号毎に、そのジョブがレベル1〜3のいずれに相
当するかが予め設定されていて、CPU54では、その
内部レジスタ54aにロードされたジョブ番号を、その
ようなレベルテーブルを参照して、その番号のジョブが
レベル1.レベル2またはレベル3に該当することを判
断する。
ここで、レベル1.レベル2およびレベル3は、次のよ
うに設定されている。レベル1は、暗証コ−ドの入力無
しで、集積回路カード10に含まれるデータたとえば所
有者の名前、住所あるいは電話番号などが出力できるレ
ベルである。このレベル1は、たとえば、その集積回路
カード10を拾った場合に、銀行の店頭に設けられた端
末に挿入して、連絡先を知る必要があるときなどに用い
られ得る。
レベル2およびレベル3は、いずれも、暗証コードの照
合を必要とする場合である。レベル2では、集積回路カ
ード10からホストコンピュータへ暗証コードを送信し
、ホストコンピュータ独自で、その集積回路カード10
の暗証コードが正しいかどうかなどを判断する。このレ
ベル2は、たとえば、バンキングシステムに利用される
場合には、銀行に設けられたホストコンピュータの判断
によって、集積回路カードの情報を自由に読み出すこと
ができる。
他方、レベル3では、個人の経歴などのプライベートデ
ータを読み出すことができ、このレベル3は、暗証コー
ドの手動的な入力を必要とするものであり、集積回路カ
ード10自体でその入力された暗証コードの照合を行う
ステップ529bにおいて、受け付けたジョブ番号のレ
ベルを判断し、レベル1およびレベル2の場合には第1
0B図に進み、レベル3の場合には第10C図に進む。
ステップ529bにおいて、オペレータによって選択さ
れたジョブがレベル1のものであると判断されると、プ
ロセスは第10B図に示すステップ331bに進む。ス
テップ331bでは、cpU54は、そのレベル1のジ
ョブ、たとえば住所や電話番号のデータの読み出しを行
う。
次に、CPU54は、ステップ533bにおいて、その
読み出したデータの転送が必要かどうか判断する。レベ
ル2のように、ホストコンピュータがデータを要求する
場合は、このステップ533bで“YES”と判断され
るが、レベルlのように、集積回路カード10だけで処
理する場合には、データ転送は不要であろう。したがっ
て、CPU54は、次のステップ535bにおいて、レ
ベル■のジョブを行う。
レベル2であると判断されると、第10B図のステップ
537bにおいて、CPU54は、E2PROM78に
ストアされているその集積回路カードの暗証コードを出
力する。すなわち、CPU54は、E” FROM78
から、その暗証コードを読み出し、この読み出した暗証
コードが出力ボート84を通して発光ダイオード24に
与えられ、応じて、発光ダイオード24から、暗証コー
ドを示す光データ信号が出力される。
ホストコンピュータでは、ステップ539aにおいて、
ステップ537bにおいて出力された集積回路カード1
0からの暗証コードを受信する。
具体的には、発光ダイオード24によって出力される暗
証コードの光コード信号は、カードリーダ30のフォト
トランジスタ50によって受信され、このフォトトラン
ジスタ50からの電気信号がデータに変換された後、外
部インタフェース94を通して、ホストコンピュータに
入力される。
ホストコンピュータでは、ステップ541aにおいて、
その入力された暗証コードをマスクファイルのものと照
合する必要があるかどうかを判断する。もし照合する必
要がなければ、ステップ543aにおいて、集積回路カ
ード10に対して、E” FROM78にストアされて
いるデータの読み出しを要求する。そうすると、先のス
テップ533bにおいて、CPU54はデータ転送の必
要なことを判断する。応じて、ステップ545bにおい
て、集積回路カード10のCPU54は、そのE” F
ROM78からデータを発光ダイオード24およびフォ
トトランジスタ50を通して、カードリーダ30に送る
カードリーダ30のホストコンピュータは、ステップ5
47aにおいて、集積回路カード10.から送られてき
たデータを用いて、必要なジョブを行う。
もし暗証コードの照合が必要であれば、ホストコンピュ
ータは、次のステップ549aにおいて、ユーザないし
オペレータに対して暗証コードの入力を要請し、したが
って、このステップS49aでは、オペレータによって
暗証コードが入力される。
暗証コードが入力されると、ステップ551aにおいて
、ホストコンピュータは、マスクファイルからその該当
の暗証コードを読み出して、集積回路カード10から入
力された暗証コードと、ファイルから読み出した暗証コ
ードとを照合する。
もし暗証コードのチエツクの結果が正常であれば、先の
ステップ543a以降が実行される。
逆に、入力された暗証コードが違う場合には、ホストコ
ンピュータは、カードリーグ30の外部インタフェース
94および出力ボート92を通して、発光ダイオード5
2から光信号を出力する。
そうすると、この発光ダイオード52からの光信号が集
積回路カード10のフォトトランジスタ26によって受
信され、CPU54では、ステップ553bにおいて、
RAM76に形成されたエラーカウンタをインクリメン
トする。そして、このエラーカウンタのカウント値は、
発光ダイオード24およびフォトトランジスタ52を通
して、ホストコンピュータに入力される。ホストコンピ
ュータでは、ステップ555aにおいて、その入力され
たエラーカウンタのデータを参照して、暗証コードの間
違った入力回数が所定回数“n”より多いかどうかを判
断する。もしエラーカウンタのカウント値が“n”以下
であれば、ホストコンピュータは、再びオペレータに対
して暗証コードの入力を催促する。そして、エラーカウ
ンタのカウント値が“n”を超えると、ホストコンピュ
ータは、そのときのオペレータがその集積回路カードの
真正な所持者ではないとして、ステップ557aにおい
て、たとえばアラーム信号を発生するなど、エラー処理
を行う。
ステップ529bにおいて、レベル3であると判断され
ると、第10c図のステップS 59.bにおいて、C
PU54は、ホストコンピュータに対して、暗証コード
入力要求を出力する。そして、ステップ561aにおい
て、ホストコンピュータは、その暗証コード入力の要求
を表示して、ユーザないしオペレータに対して暗証コー
ド入力を要請する。ステップ563aにおいて、タイマ
によって、一定時間内にその暗証コード人力があるかど
うか判断し、もしあれば、次のステップ565aにおい
て、ホストコンピュータは、マスクファイルから、その
暗証コードを読み出す。この読み出した暗証コードが出
力ボート92を通して発光ダイオード52に与えられ、
応じて、発光ダイオード52から、暗証コードを示す光
データ信号が集積回路カード10に向けて出力される。
集積回路カード10のCPU54では、ステップ567
bにおいて、ステップ567aにおいて出力されたホス
トコンピュータからの暗証D−ドを受信する。具体的に
は、発光ダイオード92によって出力される暗証コード
の光コード信号は、集積回路カード10のフォトトラン
ジスタ26によって受信され、このフォトトランジスタ
26からの電気信号がデータに変換された後、データバ
ス70を通して、CPU54の内部レジスタ54aに入
力される。CPU54では、ステップ569bにおいて
、その入力された暗証コードを自己のE” FROM7
8にストアしているものと照合し、一致するかどうかを
判断する。
もし、一致しなければ、ステップ371bにおいて、ホ
ストコンピュータに対して、不一致信号を出力する。そ
うすると、ホストコンピュータは、ステップ573aに
おいて、その不一致信号を受信するとともに、ステップ
575aにおいて、′OK”かどうかを判断する。
もし、一致すれば、集積回路カード10は、次のステッ
プ577bにおいて、集積回路カードリーグのデータを
用いて、レベル3に必要なジョブを行う。
また、ステップ575aにおいて“YES”と判断する
と、ホストコンピュータは、集積回路カード10とデー
タの授受を行いながら、ステップ579aにおいて、レ
ベル3に必要なジョブを行う。
逆に、ステップ575aにおいて“No”と判断された
場合には、ホストコンピュータは、ステップ581aに
おいて、図示しないエラーカウン夕をインクリメントす
る。そして、ホストコンピュータでは、ステップ583
aにおいて、そのエラーカウンタのデータを参照して、
暗証コードの間違った入力回数が所定回数“n”より多
いがどうかを判断する。もし、エラーカウンタのカウン
ト値が“n”以下であれば、ホストコンピュータは、再
びオペレータに対して暗証コードの人力を催促する。そ
して、エラーカウンタのカウント値が“n”を超えると
、ホストコンピュータは、そのときのオペレータがその
集積回路カードの真正な所持者ではないとして、ステッ
プ585aにおいて、たとえばアラーム信号を発生する
など、エラー処理を行う。
このようにして、ジョブが終了すると、第10D図に示
すステップ587bにおいて、集積回路カード10のC
PU54は、前述のようにしてやりとりしたデータを保
存するために、RAM76にストアされているデータを
バックアップROMとしてのE” PROM78にスト
アし直す。このとき、同時に、エラーチエツクも行われ
る。そして、ステップ589bにおいて、CPU54は
、発光ダイオード24を通して、カードリーグ30すな
わちホストコンピュータに対して終了コードを出力する
ステップ591aにおいて終了コードを受信すると、ホ
ストコンピュータは、ステップ593aにおいて、その
終了の確認を行う。ステップ595aにおいて、正常に
終了されたことが判断されれば、ステップ597aにお
いて、ホストコンピュータは、カードリーグ30に対し
て指令を与え、スイッチ45をオフして電池光源44を
オフするとともに、ステップ599aにおいて、所定の
イジェクト要求を表示して、カード挿入部34から集積
回路カード10の排出を促す。
逆に、ステップ595aの終了確認において、エラーが
生じていたり、あるいは集積回路カード10の暴走など
によるタイムアツプがあると、ステップ5101aにお
いて、ホストコンピュータは、カード不良として処理す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例としての集積回路カードの
内部構造を示す断面図解図である。 第2図および第3図は第1図実施例の平面図を示し、第
2図はその表面図、第3図はその裏面図である。 第4図は集積回路カードの電気的構成を示すブロック図
である。 第5図はリセット信号発生回路の一例を示す回路図であ
る。 第6図はカードリーグの内部構造を説明するための断面
図である。 第7図はカードリーグの電気的構成を示すブロック図で
ある。 第8A図は集積回路カードの出力ボートの一例を示す回
路図である。 第8B図はカードリーグの入力ポートの一例を示す回路
図である。 第9図は集積回路カードとカードリーグとの間の光信号
の授受を示す波形図である。 第10A図〜第10D図はこの実施例の操作ないし動作
を説明するためのフロー図である。 図において、10は集積回路カード、2はベース、22
は太陽電池、24.52は発光ダイオード、26.50
はフォトトランジスタ、28はカバー、44は電池光源
を示す。 特許出願人   任天堂株式会社 代理人 弁理士 山 1)義 人 (ばか1名)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベース、 前記ベースに設けられる集積回路チップ、 前記ベースに設けられ、前記集積回路チップに接続され
    る光電変換素子、および 少なくとも前記光電変換素子表面に形成され、透光性材
    料からなる保護部材を備える、集積回路カード。
  2. (2)前記集積回路チップはデータの送信および受信の
    両方の機能を有し、 前記光電変換素子は、データの送信のための光信号を発
    生する発光素子と、データの受信のために光信号を受信
    する受光素子とを含む、特許請求の範囲第1項記載の集
    積回路カード。
  3. (3)ベースと、前記ベースに設けられる集積回路チッ
    プと、前記ベースに設けられ、前記集積回路チップに接
    続される光電変換素子と、少なくとも前記光電変換素子
    表面に形成され、透光性材料からなる保護部材とを含む
    集積回路カードを用いる、集積回路カードシステムであ
    って、 前記集積回路カードを受け入れるためのカード挿入部、
    および 前記カード挿入部に設けられ、そこに前記集積回路カー
    ドが挿入されたとき前記光電変換素子と光結合する別の
    光電変換素子を備える、集積回路カードシステム。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57211679A (en) * 1981-06-23 1982-12-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Ticket for passage
JPS58176791A (ja) * 1982-04-08 1983-10-17 Comput Services Corp 光学通信機能を内蔵する情報カ−ド
JPS6149290A (ja) * 1984-08-17 1986-03-11 Mitsubishi Electric Corp アクテイブ・メモリ・カ−ド

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