JPS6340973Y2 - - Google Patents

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JPS6340973Y2
JPS6340973Y2 JP1981139484U JP13948481U JPS6340973Y2 JP S6340973 Y2 JPS6340973 Y2 JP S6340973Y2 JP 1981139484 U JP1981139484 U JP 1981139484U JP 13948481 U JP13948481 U JP 13948481U JP S6340973 Y2 JPS6340973 Y2 JP S6340973Y2
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JP
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image
deflection coil
television
tooth
operating ring
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JP1981139484U
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JPS5843410U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テレビ・モニタの歯牙映像がその
映像面の垂直軸に対して傾斜する場合に、これを
正立させることのできる歯科用X線テレビジヨン
装置に関する。
口腔内挿入型X線管装置と、イメージ管及びテ
レビカメラからなる受像装置とを支持装置を介し
て結合した歯科用X線テレビジヨン装置において
は、X線管と受像装置とがX線放射光軸を中心と
して一体に回動するので、X線管の歯牙軸に対す
る位置決め角度によつては、テレビ・カメラの受
像面の垂直軸がその歯牙軸に対して傾斜せざるを
得ない場合がある。かかる場合にはテレビ・モニ
タの歯牙映像はその映像面の垂直軸に対して傾斜
せざるを得ず、これをそのまま正視したのでは非
常に見にくくなるという問題がある。またかかる
映像の傾きに加えて拡大透視が余儀なくされる場
合には、テレビ・モニタには傾斜した歯牙の一部
分しか映し出されず、その歯牙軸の上下方向を判
別することが一層困難になるという問題もある。
この考案はかかる問題に鑑み、傾斜したテレ
ビ・モニタの歯牙映像を正立させることのできる
新たな歯科用X線テレビジヨン装置を提供するこ
とを目的とする。
この考案では、かかる目的を達成するためにテ
レビ・カメラ又はテレビモニタの偏向コイルをそ
のコイル軸を中心として回動可能にして、テレ
ビ・モニタの歯牙映像をその映像光軸を中心とし
て回動し得るようにする。一方この偏向コイルを
回動させるための操作環を受像装置の前面周縁に
その周縁に沿つて回動するように取付ける。そし
てこの操作環と回動可能にした前記偏向コイルと
をこの両者を互いに回動させる連動機構で連結し
て、この操作環の回動操作でテレビ・モニタの歯
牙映像をその映像光軸を中心として回動するよう
にする。そしてテレビ・モニタの歯牙映像の傾き
量を前記受像装置の前面において直示させるため
に、この操作環にテレビ・モニタの映像画面の垂
直軸方向を規制する前記偏向コイルの垂直軸方向
を明示する。そしてこの明示した垂直軸方向を透
視歯牙の歯牙軸方向に一致せしめることによりテ
レビ・モニタの歯牙映像を正立させるようにす
る。
すなわちこの考案は、口腔内挿入型X線管装置
とイメージ管及びテレビ・カメラからなる受像装
置と、この両者を結合した支持装置と、受像装置
の映像電気信号を可視像に変換するテレビ・モニ
タとを備えてなる歯科用X線テレビジヨン装置に
おいて、前記テレビ・カメラ又はテレビ・モニタ
の偏向コイルをそのコイル軸を中心として回動可
能にし、一方この偏向コイルを回動させるための
操作環を前記受像装置の前面周縁にその周縁に沿
つて回動するように取付け、さらにこの操作環と
回動可能にした前記偏向コイルとを、この両者を
互いに回動させる連動機構で連結し、さらにこの
操作環にこれと連動する前記偏向コイルの垂直軸
方向を明示してなる歯科用X線テレビジヨン装置
にかかるものである。
以下、図面に基づいてこの考案の具体的な構成
を説明する。
第1図はこの考案にかかる装置の全体の構成の
一例を示すブロツク線図である。この図において
1は口内挿入型X線管装置、2は受像装置で直径
2インチ(5cm)のイメージ管3の出力側に光学
系4を介して結合されるテレビ・カメラ5とから
構成される。6はテレビ・カメラ5の映像電気信
号を一時記憶する画像記憶装置、7はこの映像電
気信号を可視像に変換するテレビ・モニタ、8は
X線制御器、9はX線管装置1と受像装置2とを
結合する支持装置である。
このX線管装置1と受像装置2とは互いに同一
対称位置に保持されて、放射X線がイメージ管3
の中心に直角に入射されるようにされており、ま
たこの両者1,2を結合する支持装置9は、口腔
内の検査部位に対してX線放射中心軸を任意の方
向角度に変化できるようにされている。
第2図は、前記受像装置2の前半部分の外観斜
視図、第3図、第4図は受像装置2の概略構成を
示す模式図、第5図はテレビ・モニタのブラウン
管の構成を示す模式図である。
これらの図において、テレビ・カメラ5の撮像
管10に装着される偏向コイル11又はテレビ・
モニタ7のブラウン管12に装着される偏向コイ
ル13は、それらの管軸を中心として回動するよ
うにされている。この偏向コイル11,13はそ
のいずれかをそのコイル軸を中心として回動させ
ることにより、テレビ・モニタ7の歯牙映像をそ
の映像光軸を中心として回動させることができる
ものである。
一方、前記受像装置2の前面周縁すなわちイメ
ージ管3容器の前面周縁には、その周縁に沿つて
回動する操作環14が設けられる。この操作管1
4は、前記偏向コイル11,13を回動させるた
めのものであり、そのためにこの操作環14と、
回動可能にした前記いずれかの偏向コイル11,
13とは、この両者を互いに回動させる連動機構
15で連結される。そしてこの操作環14にはこ
れと連動する前記偏向コイル11又は13の垂直
軸方向が明示される。この偏向コイル11又は1
3の垂直軸方向16は、その方向位によつてテレ
ビ・モニタ7の映像画面の垂直方向を直接規制す
るものである。すなわち第6図aで示すように、
正立した歯牙Tに対して操作環14に明示した垂
直軸方向16が垂直方向に位置すれば、テレビ・
モニタ7には正立した歯牙映像が映し出される。
また第6図bで示すように正立した歯牙Tに対し
て前記垂直軸方向16が水平方向に位置すれば、
テレビ・モニタ7には横転した歯牙映像が映し出
される。
口腔内挿入型X線管装置1を用いるものにおい
ては、透視X線像の拡大とボケとを防止する必要
から受像装置2はできるだけ被写体に近づけられ
る。そこで被写体たる透視歯牙の歯牙軸と、操作
環14と連動する前記偏向コイル11又は13の
垂直軸との傾きを被写体に近接される受像装置2
の前面において直示させるために、操作環14を
この受像装置2の前面周縁に設けて、この操作環
14に前記偏向コイル11又は13の垂直軸方向
16を明示したのである。これにより、テレビ・
モニタ7からではその歯牙映像の傾き量が判断し
にくい時でも、透視歯牙の歯牙軸と前記垂直軸方
向16との傾き量からその歯牙映像の傾き量を容
易に検出することができる。しかも、操作環14
が直示するその傾き量は、テレビ・モニタ7の歯
牙映像を正立させるためにその操作量となるので
操作環14をこの傾き量だけ回動修正することに
より、容易にかつ正確にテレビ・モニタ7の歯牙
映像を正立させることができる。
操作環14と回動可能にした偏向コイル11又
は13とを連動させる連動機構15は、操作環1
4と偏向コイル11,13との関係位置に応じて
機械式、電気式のものなど適宜のものが用いられ
る。例えば機械式の連動機構15とする時は、第
4図で示すように操作環14と撮像管10の偏向
コイル11とを連結桿18で連結して、連動させ
るようにする。また電気式とする時は、第3図で
示す操作環14の側部に、その操作環14の回動
量を検出する検出器17を設け、一方撮像管10
の偏向コイル11に、これを回動させる駆動モー
タMを取付けて、検出器17の検出信号に基づい
て駆動モータMを駆動するようにする。また第5
図のブラウン管12の偏向コイル13と連動させ
る時は、これに前記駆動モータMを取付けて、前
記検出器17の検出信号に基づいてこの駆動モー
タMを駆動するようにする。この場合の駆動モー
タMは、その回動量を操作環14の回動量に正確
に対応させるためにパルスモータ等が用いられ
る。
次に傾斜したテレビ・モニタ7の歯牙映像を正
立させる操作手順について述べる。今、歯牙に対
して位置決めした受像装置2が第6図bで示すよ
うに、その前面に付した前記垂直軸方向16が歯
牙Tの歯牙軸に対して90度傾斜していたとする。
かかる場合には、テレビ・モニタ7の歯牙映像は
第6図bのように90度傾斜して映し出される。そ
こでこの操作環14を反時計方向に回動させて前
記垂直軸方向16と歯牙Tの歯牙軸方向とを一致
せしめる。そしてこの両者の方向が一致すると、
第6図aで示すものと同様な関係位置に保持され
るので、テレビ・モニタ7には正立した歯牙映像
が映し出される。また歯牙Tの歯牙軸方向と前記
垂直軸方向16とが第6図Cで示すような関係位
置にある時には第6図dで示すような関係位置に
この両者の方向を一致せしめることにより、傾斜
したテレビ・モニタ7の歯牙映像を正立させるこ
とができる。
尚、第2図で示す操作環14に付した偏向コイ
ルの垂直軸方向16をそのイメージ管3に対する
上部側と下部側とにおいて色分けしておけば、偏
向コイルの垂直軸方向16の上下を判断すること
ができ、下顎歯牙、上顎歯牙に対する垂直軸方向
16の位置決めが容易となる。
この考案は、以上説明した如く、偏向コイルを
回動させる操作環にその偏向コイルの垂直軸を明
示し、かつこの操作環を被写体に近接する受像装
置の前面周縁に設けたので、テレビ・モニタの歯
牙映像の傾き量を被写体たる透視歯牙の歯牙軸と
この操作環に明示した前記垂直軸との傾き量から
直接検出することができる。しかも操作環に明示
した偏向コイルの垂直軸方向を透視歯牙の歯牙軸
方向に一致せしめるだけでテレビモニタの歯牙映
像を正立させることができるので、テレビ・モニ
タを見ずともテレビ・モニタの歯牙映像を容易に
正立させることができる。したがつてテレビ・モ
ニタからでは歯牙映像の傾斜を容易に判断できな
い場合でも、確実にこれを正立させることができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案にかかる装置の全体の構成
を示すブロツク線図、第2図は受像装置の前半部
分の構成の一例を示す外観斜視図、第3図、第4
図は受像装置の全体の構成の一例を示す模式図、
第5図はテレビ・モニタの特にブラウン管の偏向
コイルを操作管と連動させるようにした機構の一
例を示す模式図、第6図は歯牙に対する操作環の
相対位置関係によつてテレビ・モニタの歯牙映像
が傾斜することを示すとともに、テレビモニタの
歯牙映像を正立させるための操作環の操作を示す
説明図である。 1……口腔内挿入型X線管装置、2……受像装
置、5……テレビカメラ、7……テレビモニタ、
9……支持装置、11,13……偏向コイル、1
4……操作環、15……連動機構、16……偏向
コイルの垂直軸方向、17……検出器、18……
連結桿、M……駆動モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 口腔内挿入型X線管装置と、イメージ管及び
    テレビ・カメラからなる受像装置とこの両者を
    結合する支持装置と、受像装置の映像電気信号
    を可視像に変換するテレビ・モニタとを備えて
    なる歯科用X線テレビジヨン装置において前記
    テレビ・カメラ又はテレビ・モニタの偏向コイ
    ルをそのコイル軸を中心として回動可能にし、
    一方この偏向コイルを回動させるための操作環
    を前記受像装置の前面周縁にその周縁に沿つて
    回動するように取付け、さらにこの操作環と回
    動可能にした前記偏向コイルとをこの両者を互
    いに回動させる連動機構で連結し、さらにこの
    操作環にこれと連動する前記偏向コイルの垂直
    軸方向を明示してなる歯科用X線テレビジヨン
    装置。 2 連動機構が操作環とテレビカメラの偏向コイ
    ルとを直結する連結桿からなる実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の歯科用X線テレビジヨン
    装置。 3 連動機構が操作環の回動量を検出する検出器
    と、その検出信号に基づいて偏向コイルを回動
    させる駆動モータとからなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の歯科用X線テレビジヨン装
    置。
JP13948481U 1981-09-18 1981-09-18 歯科用x線テレビジヨン装置 Granted JPS5843410U (ja)

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JP13948481U JPS5843410U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 歯科用x線テレビジヨン装置

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JP13948481U JPS5843410U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 歯科用x線テレビジヨン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5843410U JPS5843410U (ja) 1983-03-23
JPS6340973Y2 true JPS6340973Y2 (ja) 1988-10-26

Family

ID=29932670

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JP13948481U Granted JPS5843410U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 歯科用x線テレビジヨン装置

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JP (1) JPS5843410U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6327697Y2 (ja) * 1980-05-19 1988-07-27

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JPS5843410U (ja) 1983-03-23

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