JPS6340971Y2 - - Google Patents

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JPS6340971Y2
JPS6340971Y2 JP1981171393U JP17139381U JPS6340971Y2 JP S6340971 Y2 JPS6340971 Y2 JP S6340971Y2 JP 1981171393 U JP1981171393 U JP 1981171393U JP 17139381 U JP17139381 U JP 17139381U JP S6340971 Y2 JPS6340971 Y2 JP S6340971Y2
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JP
Japan
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ray
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slip
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JP1981171393U
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English (en)
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JPS5877712U (ja
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はX線透視撮影台にかかわり、さらに
詳しくは、胃の集団検診をなすためのX線透視撮
影台に関している。
〔従来の技術〕
医用X線装置、とくに、胃の集団検診をおこな
うためのX線透視撮影台では、操作者の指示にし
たがつて体位を変換し、その状態を保つことが困
難な被験者に対応するために、ローリングテーブ
ルが長手方向を中心に回転、つまりローリングさ
せることができるようにさせられている。このロ
ーリングテーブルは、一般に、ラワン合板を半円
筒形に形成させ、起倒台にローリング可能に保持
されている。が、ローリングテーブルの表面は化
粧仕上されているため、斜位撮影のために、テー
ブルをローリングさせると、被検体がテーブル上
ですべりやすい。このため、被検体の体位変更が
ローリングによつてなされても、これを確実に果
たすことができないばかりか、被検体がすべりを
ふせぐために緊張し、リラツクスした状態でもつ
て、胃の撮影をなすのが困難である。
実開昭56−115725号公報はこのような問題を解
決することができる手段を提供している。これ
は、X線透視撮影台のテーブルマツトをひき、被
検体のすべりを止めるようにさせている。マツト
自体はテーブル全体をおおう大きさをもつてい
て、テーブルに脱着可能に取り付けられている。
被検体はこのマツトを介在してテーブルに寝載さ
れ、テーブルが起倒されたときに、マツトと被検
体との摩擦抵抗によつて、被検体のすべりを止め
るようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
後者のX線透視撮影台は、しかしながら、マツ
ト部材がX線照射野にはいり込み、X線がマツト
によつて減衰するため、撮影に際して、被検体に
たいするX線の曝射量が増大することをさけられ
ない。
本考案は、被検体のすべりを確実に止めること
ができ、しかもすべりを止めることによるX線の
曝射量の増加などの問題を生じない、X線透視撮
影台を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のX線透視撮影台は、ローリングテーブ
ルに寝載される被検体にたいするすべり止め手段
を具備させるとともに、このすべり止め手段をロ
ーリングテーブルを横断して配置されかつ被検体
の肩や腰などを関連している巾をもつ帯と、帯の
両端に取り付けられたローリングテーブルの側縁
にあるレールに係合する止具とによつて構成した
こと、を特徴としている。
〔作用〕
X線透視撮影台において、X線検査は、従来の
この種の装置とおなじに、ローリングテーブルを
動かして、ローリングテーブル上の被検体を立
位、水平位、逆傾斜位と起倒させることによつて
おこなわれる。たとえば、被検体が水平位にある
ときに、診断部位となる胃を斜め方向から検査す
るときに、テーブルをローリングさせる。このと
きに被検体は主として肩、腰などによつて体を支
えている。が、本考案によるX線透視撮影台で
は、被検体におけるこれらの部分に帯をあて、帯
を止具によつてローリングテーブルに固定してお
くことによつて、帯と被検体との摩擦抵抗によつ
て体の動きをとめて、被検体とローリングテーブ
ルとを一体になつてローリングさせることがで
き、しかも透視および撮影に際しても、帯がX線
照射野にはいこむことがない。
〔実施例〕
以下、本考案の被検体滑り止め具を備えたX線
透視撮影台の一実施例を、添付図面にしたがつて
説明する。
先ず本考案による滑り止め具を、第1図および
第2図より説明する。滑り止め具は巾狭くかつ細
長い帯11と取付板14とを備えている。帯11
は被検体との摩擦係数の大きな材料からなるシー
ト12,13を積層しかつ相互に接着したものか
らなつている。そして、取付板14は帯11の両
端附近に位置してシート12,13の間にはさま
れていると共に接着剤によつて双方のシート1
2,13に接着されている。取付板14における
シート12,13にサンドイツチされていない部
分には、細長い切欠15を設けてある。
この帯11は、第3図に示すように、X線透視
撮影台における被検体を寝載するローリングテー
ブル16の短手方向に、即ちローリングテーブル
16を横切つて配置され、その両端を取付板14
を介して、ローリングテーブル16の両側縁に固
定される。帯11の固定は、この場合、例えば被
検者用の握り棒のような補助機器を取り付けるた
めにローリングテーブル16の両側縁に設けてあ
るレール17に止具18によつてなされている。
このレール17は、第4図にその断面を示してい
るが、逆T字形の溝を有した部材からなつてい
る。止具18は各レール17の逆T字形の溝に遊
嵌された滑り台21を含んでいる。滑り台21に
は軸22が第4図によく示されているように、レ
ール17の開口部分から突出するように設けてあ
る。つまみ部材23が軸22の端部にあるねじ部
24にねじ込まれる。帯11は取付板14の切欠
15を軸22に嵌合すると共に、取付板14がレ
ール17とともに滑り台21及びつまみ部材23
に挟持されることで、レール17に固定される。
本実施例では、帯11は、ローリングテーブル
16に二組取り付けられる。そして、各帯がX線
の照射野を避けて被検体の肩部と腰部とに接触す
るように配置される。
上記固定方法によれば、つまみ部材23がゆる
められることによつて、帯11をレール16に沿
つて所要の位置に移動させることができ、またつ
まみ部材23を締め付けることでその位置を固定
できる。したがつて、被検体の身長に合わせてそ
の固定場所を変更できる。
被検体がこれらの帯上に位置してローリングテ
ーブル16に寝載されたあと、テーブル16がロ
ーリングされても、被検体は帯11との摩擦が大
きなためテーブル上で滑ることがなく、テーブル
16と一体にローリングされる。なお、この滑り
止め具が不要な場合には、つまみ部材23をゆる
め、帯11を止具18からはずすことができ、さ
らに必要に応じて止具もレール17の端面から抜
き出すこともできる。
帯11を構成するシートは、前述のように、被
検体との摩擦係数の大きな材料からなつている。
この材料として発泡されたポリクロロプレンゴム
や塩化ビニル樹脂が好しく、これらは被検体に対
して苦痛を与えず、造影剤として使用されるバリ
ウムがこぼれてもしみ込まず、しかも清掃が容易
なので有利である。
〔考案の効果〕
本考案の被検体滑り止め具を備えたX線透視撮
影台は、以上述べた実施例にもあるように、被検
体との摩擦係数の大きな表面をもつ帯と、帯の両
端をローリングテーブルの両側縁に固定させる手
段とを有していて、帯がテーブルを横切つて配置
され、被検体の肩及び若しくは腰の部分が帯上に
寝載されることで、テーブルのローリングにかか
わらず被検体が滑ることがないので、ローリング
による被検体の姿勢変更を確実かつ有効になすこ
とができるので老人のように身体の体位変換が困
難な被検体に対してもスムーズに検診を行うこと
が可能となり、しかも、被検体に強いるきん張を
最少にすることができるものである。そして、被
検体滑り止め具はX線照射野を避けて配置するこ
とができるので、X線写真上にその影響が出るこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の被検体滑り止め具を備えたX線
透視撮影台の一実施例を示していて、第1図は滑
り止め具の平面図、第2図は第1図−線にそ
う断面図、第3図は滑り止め具を備えたX線透視
撮影台の斜視図、第4図は第3図−線に沿う
滑り止め具固定部の拡大断面図である。 11……帯、15,17〜22……固定手段、
16……ローリングテーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検体を寝載するほぼ円弧状の断面をもつロー
    リングテーブルと、ローリングテーブルをあいだ
    にはさんで対面して配置されたX線源および映像
    装置とを具備しているX線撮影台において、ロー
    リングテーブルがこれに寝載される被検体にたい
    するすべり止め手段を設けられ、すべり止め手段
    がローリングテーブルを横断して配置されかつ被
    検体の肩や腰などに関連する巾をもつ帯と、帯の
    両端に取り付けられたローリングテーブルの側縁
    にあるレールに係合する止具からなつているこ
    と、を特徴としているX線透視撮影台。
JP17139381U 1981-11-19 1981-11-19 X線透視撮影台 Granted JPS5877712U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17139381U JPS5877712U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 X線透視撮影台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17139381U JPS5877712U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 X線透視撮影台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5877712U JPS5877712U (ja) 1983-05-26
JPS6340971Y2 true JPS6340971Y2 (ja) 1988-10-26

Family

ID=29963319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17139381U Granted JPS5877712U (ja) 1981-11-19 1981-11-19 X線透視撮影台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5877712U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822110B2 (ja) * 1977-08-08 1983-05-06 塩野義製薬株式会社 ベンズアミド誘導体の合成法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822110U (ja) * 1981-08-05 1983-02-10 西村 耕一 レントゲン透視台等の構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822110B2 (ja) * 1977-08-08 1983-05-06 塩野義製薬株式会社 ベンズアミド誘導体の合成法

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Publication number Publication date
JPS5877712U (ja) 1983-05-26

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