JPS6340264Y2 - - Google Patents

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JPS6340264Y2
JPS6340264Y2 JP14773581U JP14773581U JPS6340264Y2 JP S6340264 Y2 JPS6340264 Y2 JP S6340264Y2 JP 14773581 U JP14773581 U JP 14773581U JP 14773581 U JP14773581 U JP 14773581U JP S6340264 Y2 JPS6340264 Y2 JP S6340264Y2
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light
press brake
receiver
emitter
optical axis
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  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプレスブレーキの安全装置、詳しくは
発光器と受光器との間の光軸を作業者が遮光した
ことを検出してプレスブレーキを停止させるよう
にした光線式の安全装置に関するものである。
〔従来の技術〕 プレスブレーキとしては第17図に示すよう
に、本体Aにラムaを上下動自在に設け、ラムa
の下部にパンチbを基体Bに設けたダイcと対向
して設けると共に、本体Aと基体Bとの前面左右
にはブラケツトdを介して左右一対の取付板e,
eを対向配設し、作業者が加工材を手で持つて一
対の取付板e,e間よりパンチbとダイcとの間
に臨ませ、パンチbとダイcとで加工材を曲げ加
工するものが知られている。
このようなプレスブレーキにおいては、パンチ
bとダイcとの間に作業者の体の一部、例えば手
が臨んだ状態でラムaとともにパンチbが下降す
ると手を切断等してしまうので大変危険である。
そこで、第17図に示すように、プレスブレー
キの作業域前面(つまり、パンチbとダイcとの
間の前面部分)に発光器と受光器とを対向配設
し、発、受光器間の光軸を作業者が遮光するとプ
レスブレーキを停止するようにした光線式の安全
装置Cが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる光線式の安全装置Cであると、例えば第
17図に示すように、加工材gを箱型に折り曲げ
加工する際に、箱型に折り曲げた加工材gによつ
て安全装置Cの光軸を遮光することがあり、それ
によつてプレスブレーキが停止してしまうので加
工材gを箱型に折り曲げ加工できないことがあ
り、その安全装置Cを不作動とすれば加工材gを
箱型に折り曲げ加工できるが、そのようにすると
作業者hの手が作業域に臨んでもプレスブレーキ
が停止しないから危険である。
そこで、本考案は加工材を箱型に折り曲げ加工
できると共に、作業者の手が作業域内に臨む時に
はプレスブレーキを停止できるようにしたプレス
ブレーキの安全装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
プレスブレーキの作業域前方位置に、対向する
発光器と受光器間の光軸を遮光するとプレスブレ
ーキに停止信号を出力する第3発受光器群Eを、
前記ラムaより作業者の最大腕の長さとラム停止
時間による安全離隔距離との和の距離だけ離隔し
て設け、該第3発受光器群Eを、多数の発光器と
受光器とを上下方向に間隔をおいて対向配設しか
つその対向する発光器と受光器との間に作業員の
腕の大きさに相当する物体が侵入した時には発光
器と受光器との間の光軸を遮光せず、作業員の胴
の大きさに相当する物体が侵入した時には光軸を
遮光する構造としたプレスブレーキの安全装置で
あり、これにより、加工材を箱型に折り間げでき
ると共に、作業者の手が作業域にとどく時にはプ
レスブレーキを停止できるので安全である。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図は全体概略側面図であり、本体Aにはラ
ムaが上下動自在に設けられ、ラムaの下部には
パンチbが基体Bに設けダイcと対向して設けて
ある。
本体Aと基体Bとの前面左右にはブラケツトd
を介して左右一対の取付板e,eが対向配設され
ている。
該左右一対の取付板e,eにおけるパンチbと
ダイcとの間と対向する前面位置には従来と同様
の第1発受光器群Cが設けると共に、前記第1発
受光器群Cよりも離れた位置には本考案に係る第
3発受光器群Eが設けてある。
前記第1発受光器群Cはパンチ、ダイからラム
aの停止時間による安全離隔距離L1だけ離れた
位置に設けられていると共に、第2図、第3図、
第4図に示すように構成してある。
ここで、安全離隔距離L1とは光軸を遮光して
からラムaが停止するまでの時間差を考慮し、そ
の時間差だけ作業者がパンチ、ダイ側に移動して
もパンチ、ダイまで到達しないようにする距離で
あり、下記式で表わされる。
L1=V1×(Te+Ts)mm 但し、V1は作業者の移動速度であり、通常1.6
m/秒に設定され、Teは光軸遮光より安全装置
が停止信号を出力するまでの時間、Tsは停止信
号を出力してからラムが完全に停止するまでの時
間である。
つまり、左右一対の取付板e,eには一対の取
付体2,3が設けられ、一方の取付体2には発光
器となる発光ダイオード4が所定間隔をおいて設
けられ、他方の取付体3には発光器となる受光ダ
イオード5が所定間隔をおいて設けてあり、その
光軸6の巾t1は身体の一部で最少の部分(以下最
小部分とする)の大きさの1/2、つまり、手の指
の1/2の大きさであり、一般的には5mm程度であ
り、かつ光軸6間のピッチt2は最小部分の大きさ
の1/2となつている。
そして、1つの光軸6が遮光された場合にはプ
レスブレーキに停止信号を出力せず、2つ以上の
光軸6が遮光されたときにはプレスブレーキに停
止信号を出力するようにしてある。
そして、光軸6の光量が1/2以下となつた時に
その光軸6が遮光された信号を出力するようにし
てある。
しかして、第3図に示すように、遮光物の位置
により、1光軸のみを遮光する場合は大きさt1
2の物件A1から大きさ2×t1の物体A3の場合で
あり、特に大きさt1の場合、1光軸のみを遮光す
るか或いは光軸を全く遮光されることがないので
プレスブレーキには停止信号は出力されない。ま
た2光軸以上を遮光する場合は大きさt1以上の物
体A2の場合であり、特に2×t1以上の物体A3
場合確実に2光軸が遮光され、プレスブレーキに
停止信号が出力される。
したがつて身体の一部で最小部分の大きさの1/
2即ち光軸6の巾t1よりも小さい物体が光軸6を
遮光する位置よりも、プレス本体内に供給されて
もプレスブレーキは停止せず、光軸6の巾t1以下
の材料をプレスブレーキ本体内に供給でき、身体
の一部の最小部分(手の指)が臨むと2つ以上の
光軸が遮光されてプレスブレーキには停止信号が
出力されて、プレスブレーキが停止し安全であ
る。
第4図はその制御回路図であり、各受光器5の
出力を増幅器7にそれぞれ入力し、1つ毎の増幅
器7の出力を第1オアゲート81に入力し、残り
の増幅器7′の出力を第2オアゲート82に入力
し、第1、第2オアゲート81,82の出力をアン
ドゲート9に入力し、その出力をプレス非常停止
スイツチ10に接続してある。
このようであるから、1つの光軸6が遮光され
て1つの受光器51がOFFとなると第1オアゲー
ト81の出力が(+)となるが、他の受光器5が
ONで第2オアゲート82の出力が(−)である
からアンドゲート9は出力せずに非常停止スイツ
チ10の接点10aは閉となつたままで停止させ
ない。
隣接する2つの光軸6が遮光されて2つの受光
器51,52がOFFとなると第1、第2オアゲート
1,82の出力が(+)となつてアンドゲート9
の出力も(+)となつて前記接点10aは閉とな
つてプレスブレーキを停止させる。
前記第3発受光器群Eはパンチbとダイcとの
間と対向する前面部分において、パンチbより所
定距離L3離れた位置に設けられ、該所定距離L3
は作業員の最大腕の長さ+ラム停止時間による安
全離隔距離となつている。つまり、長尺板材を箱
型に折り曲げる際には第1発受光器群Cの光軸が
箱型に折り曲げた長尺板材により遮光されてラム
aが停止するので、この様な作業内容の場合には
第1発受光器群Cを不作動として第3発受光器群
Eを作動させ、その第3発受光器群Eより手前側
に第1図のように、作業者hが立つて腕iをラム
a側に伸ばして作業するようにすると共に、この
時腕を最大限伸ばしてもラムaまでとどかなく第
1図仮想線で示すように作業者hが腰jを曲げて
腕を伸ばすとラムaまでとどくような位置に取付
けてある。そして、該第3発受光器群Eは次のよ
うに構成してある。
つまり、第9図に示すように左右一対の取付板
e,eには一対の取付体22,23が設けられ、
一方取付体22には発光器となる発光ダイオード
24が所定間隔をおいて設けられ、他方の取付体
23には受光器となる発光ダイオード25が所定
間隔をおいて設けてあり、その光軸26の巾t5
身体の最小部分の大きさの1/2程度、一般的には
5mm程度であり、かつ光軸26間ピツチt6は身体
の腕部の大きさ、一般的には100mm程度となつて
いる。
そして、1つの光軸26が遮光された場合には
プレスブレーキの停止信号を出力せず、2つ以上
の光軸26が遮光されたときはプレスブレーキの
停止信号が出力するようにしてある。
そして、光軸26の光量が1/2以下となつた時
にその光軸26が遮光された信号を出力するよう
にしてある。
しかして、第10図に示すように、例えば25mm
の物体A1、50mmの物体A2、100mm以下の物体A3
が光軸26を遮光される位置よりパンチbとダイ
cとの間(つまり、作業域)内に臨んでも2つの
光軸26が遮光されることがないのでプレスブレ
ーキに停止信号は出力れさない。
したがつて、100mm以下の大きさの物体つまり、
作業員の腕が光軸26を遮光してもプレスブレー
キは停止せず、作業域内への加工材搬入、搬出時
の作業をできる。この時、腕は作業域までとどか
ないので安全である。
また、2×t6以上の大きさの物体、つまり身体
を折り曲げて胴部が光軸26に臨むと確実に2つ
以上の光軸が遮光されてプレスブレーキに停止信
号が出力されてプレスブレーキが停止し、身体を
折り曲げて腕を伸ばした時には作業域までとどく
が、プレスブレーキが停止するので安全である。
第11図は制御回路図であり、各受光器25の
出力を増幅器27にそれぞれ入力し、1つ毎に増
幅器27の出力を第1オアゲート281に入力し、
残りの増幅器27′の出力を第2オアゲート282
に入力し、第1、第2オアゲート281,282
出力をアンドゲート29に入力し、その出力をプ
レス非常停止スイツチ30に接続してある。
このようてあるから、1つの光軸26が遮光さ
れて1つの受光器251がOFFとなると第1オア
ゲート281の出力が(−)となるが、他の受光
器25がONで第2オアゲート282の出力が
(−)であるからアンドゲート29は出力せずに
非常停止スイツチ30の接点30aは閉となつた
ままで停止させない。
隣接する2つの光軸26が遮光されて2つの受
光器251,252がOFFとなると第1、第2オア
ゲート281,282の出力が(+)となつてアン
ドゲート29の出力も(+)となつて前記接点3
0aは開となつてプレスブレーキを停止させる。
なお、第1図には第2発受光器群D、第4第5
発受光器群F,Gが設けてある。
前記第2発受光器群Dは第1発受光器群Cより
上方に位置し、かつ本体Aと対向する前面位置に
所定距離L2(L2>L1)隔てて設けてある。該距離
L2は第5図に示すように、作業者の手イが光軸
を遮光したラムaを停止させるまでの間に手イが
本体A側に突出した際に加工材ロと本体Aとの間
に手イが入り込むのに十分なる隙間L′2を有する
距離となつている。
つまり、一端部を略90度に曲げ加工した加工材
ロを、その曲げ加工部分を作業者が手イで持つて
他端部を曲げ加工する際に、パンチbが下降して
曲げ加工すると第5図のように加工材ロか上方に
順次移動して作業者の手イが本体Aと加工材ロと
の間に挾まれるので、作業者の手イが光軸を遮光
してからラムaが停止するまでの時間差の間にラ
ムaが下降して加工材ロを曲げ加工して作業者の
手イが本体A側に加工材ロとともに移動しても作
業者の手イが本体Aに触れないようにしてある。
そして、第2発受光器群Dに第6図、第7図、
第8図に示すように構成してある。
つまり、左右一対の取付板e,eには一対の取
付体12,13が設けられ、一方の取付体12に
は発光器となる発光ダイオード14が所定間隔に
おいて設けられ、他方の取付体13には受光器と
なる発光ダイオード15が所定間隔をおいて設け
てあり、その光軸16の巾t3は身体の一部で最小
の部分(以下最小部分とする)の大きさの1/2、
つまり、手の指の1/2の大きさであり、一般的に
は5mm程度となり、かつ光軸16間のピツチt4
最小部分の大きさとなつている。
そして、1つの光軸16が遮光された場合には
プレスブレーキの停止信号を出力せず、2つ以上
の光軸16が遮光されたときにはプレスブレーキ
に停止信号を出力するようにしてある。
そして、光軸16の光量が1/2以下となつた時
にその光軸16が遮光された信号を出力するよう
にしてある。
しかして、第7図に示すように、例えば大きさ
t3/2の物体A1、大きさt3の物体A2、大きさt4
下の物体A3が光軸6を遮光される位置より本体
A側に臨んでも2つの光軸6が遮光されることが
ないのでプレスブレーキに停止信号は出力されな
い。
したがつて、10mm以下の大きさの物体つまり、
最小部分の大きさより小さい物体が光軸16を遮
光する位置よりも本体A側に臨まされてもプレス
ブレーキは停止せず、薄い材料を折曲して本体A
側に臨ませることができ、2t4以上の大きさの物
体、つまり作業者の手が臨むと2つ以上の光軸が
確実に遮光されてプレスブレーキに停止信号が出
力されてプレスブレーキが停止し加工材と本体A
との間に作業者の手がはさまれることがなく安全
である。
第8図は制御回路図であり、各受光器15の出
力を増幅器17にそれぞれ入力し、1つ毎の増幅
器17の出力を第1オアゲート181に入力し、
残りの増幅器17′の出力を第2オアゲート182
に入力し、第1、第2オアゲート181,182
出力をアンドゲート19に入力し、その出力をプ
レス非常停止スイツチ20に接続してある。
このようであるから、1つの光軸16が遮光さ
れて2つの受光器151がOFFとなると第1オア
ゲート181の出力が(+)となるが、他の受光
器15がONで第2オアゲート182の出力が
(−)であるからアンドゲート19は出力せずに
非常停止スイツチ20の接点20aは閉となつた
ままで停止させない。
隣接する2つの光軸16が遮光されて2つの受
光器151,152がOFFとなると第1、第2オア
ゲート181,182の出力が(+)となつてアン
ドゲート19の出力も(+)となつて前記接点2
0aは開となつてプレスブレーキを停止させる。
前記第4発受光器群Fはダイcより下方のプレ
スブレーキの基体Bと対向する前面部分に水平方
向に配設され、その高さH1は作業員の腰の高さ
(約700mm〜1000mm)以上で加工材の挿入に影響を
与えない高さであり、前記第1発受光器群Cと第
3発受光器群Eの間に設置されている。
すなわち、前述のように第1発受光器群Cの光
軸を加工材ロが遮光する作業内容の場合には前述
のように第1発受光器群Cを不作動とすると共
に、第3発受光器群Eの手前側に作業員が立つて
作業するが、加工材ロの長さによつては第3発受
光器群Eの光軸を遮光する位置に作業員が立つて
作業することが効率良い場合が有り、この場合に
は第3発受光器群Eによりラムaが停止するの
で、第3発受光器群Eを第1発受光器群Cととも
に不作動とする必要があるから、作業員がラムa
に接近したことを検知してラムbを停止させるた
めに第4発受光器群Fが設置してあり、この第4
発受光器群Fは次のように構成してある。
つまり、第12図に示すように左右一対の取付
板e,eには一対の取付体32,33が水平方向
に向けて設けられ、一方の取付体32には発光器
となる発光ダイオード34が所定時間をおいて設
けられ、他方の取付体33には受光器となる受光
ダイオード35が所定間隔をおいて設けてあり、
その光軸36間のピツチt8は身体の大きさ、一般
的には200mm程度となつている。
そして、1つの光軸36が遮光された場合にプ
レスブレーキに停止信号を出力するようにしてあ
る。
このようであるから、プレスブレーキの前面に
作業員が立ち入つた場合には直にプレスブレーキ
を停止し安全である。
前記第5発受光器群Gはダイcより下方位置で
基体Bと対向する前方位置における前記第4発受
光器群Fより離れた位置に水平に配設され、設置
高さH2は作業員の腰の高さ(700〜1000mm)程度
であり、基体Bとの最大距離L4は身体を折り曲
げ腕を水平にした最大長さにラム停止時間による
安全離隔距離を加えた距離となり、プレスブレー
キの基体Bより前記距離L4離れた位置に作業員
が立ち入つた時にプレーキに停止信号を出力す
る。
すなわち、前述の第4発受光器群Fにおいて説
明した作業内容において、加工材の長さがより長
くなつて第3発受光器群Eの光軸を加工材が遮光
する場合があり、この場合には第3発受光器群E
によりラムaが停止するので、第3発受光器群E
を第1発受光器群Cとともに不作動とする必要が
あると共に、加工材が長いから第4発受光器群F
まで作業者が立入ることがなく、第4発受光器群
Fによつて安全を確保できないばかりか作業者の
立つ位置によつては身体を折り曲げ腕を水平とし
て時に手がラムaまでとどくことがあるので、作
業者が前述の位置に立入つた時に作業者が検出し
てラムaを停止させるために第5発受光器群Gが
設置してあり、この第5発受光器群Gは次のよう
に構成してある。
つまり、左右一対の取付板e,eには一対の取
付板42,43が設けられ、一方の取付板42に
は発光器となる発光ダイオード44が所定間隔を
おいて設けられ、他方の取付体43には発光器と
なる発光ダイオード45が所定間隔をおいて設け
てあり、その光軸46間のピツチt10は身体の大
きさ一般的には200mm程度である。
そして、1つの光軸46が遮光された場合にプ
レスブレーキの停止信号が出力するようにしてあ
る。
このようであるから、作業者が腰を曲げて腕を
水平に延ばした場合に手が作業域内に臨む位置ま
でプレスブレーキに接近するとプレスブレーキを
停止し、安全である。
また、前記第1、第2、第3、第4、第5発受
光器群C,D,E,Fの受光遮光によりONする
第1〜第5スイツチC′,D′,E′,F′,G′は第14
図に示すように急停止回路Hに接続してある。
つまり、第5、第4スイツチG′,F′は直列とな
り、第5第3スイツチG′,E′は並列でかつ第4ス
イツチF′と直列となり、第1、第2スイツチC′,
D′は直列となつている。
このようであるから、第1、第2発受光器群
C,Dは光軸をそれぞれ2つ以上遮断すればプレ
スブレーキは急停止する。
したがつて、第5図に示すよう加工材ロを2度
折曲加工した時に作業員の手イが本体Aに接近す
るとプレスブレーキが停止して本体Aと加工材と
の間に手がはさまれることを防止できる。
また、第5、第4発受光器群G,Fの光軸をそ
れぞれ遮光すればプレスブレーキは急停止する。
したがつて、前記距離L4の範囲内に作業員が
居る場合にはプレスブレーキは停止する。
また、第15図に示すように加工材ロを上向コ
字状の箱形に折曲する場合、厚みxmm、長さymm
とすると、第16図に示すように第1発受光器C
は2つ以上の光軸が遮光されるので、この場合に
は非検出状態としなければ作業できないが、第3
発受光器群Eが動作してこれによりプレスブレー
キを停止できるから安全である。
また、厚みxmm、長さy′mmとすると第1、第3
発受光器群C、Eは2つ以上の光軸が遮光される
ので、非検出状態としなければ作業できないが、
第4、第5発受光器群F,Gによつて作業員のプ
レスブレーキへの接近を検出してプレスブレーキ
を急停止するので安全である。
すなわち、第1、第2、第3、第4、第5発受
光器群C,D,E,F,Gは作業内容において不
作動としたり、作動させたりすると共に、専用機
的に作業する場合にはその作業内容に見合う発受
光器群のみを設置すれば良い。
〔考案の効果〕
作業者の腕が第3発受光器群Eの発光器と受光
器の間に侵入してもその光軸を遮光しないから、
プレスブレーキは停止せず、しかも第3発受光器
群Eはラムaより作業者の最大腕の長さとラム停
止時間による安全離隔距離との和の距離だけ離隔
しているから、第3発受光器群Eより作業域に向
けて腕を突出して加工材を箱型に折り曲げ加工で
きると共に、この時には作業者の手が作業域にと
どかないから安全である。
また、作業者が腰を曲げてその胴が第3発受光
器群Eの発光器と受光器間に侵入すると作業者の
手が作業域にととぎ危険であるが、この場合には
第3発受光器群Eの光軸が遮光されてプレスブレ
ーキに停止信号が出力されてプレスブレーキが停
止するから安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す全体図、第2
図、第6図、第9図、第12図、第13図は第1
〜第5発受光器群の説明図、第3図、第7図、第
10図は第1〜第3発受光器群の動作説明図、第
4図、第8図、第11図は第1〜第3発受光器群
の回路図、第5図は第2発受光器群の動作説明
図、第14図は第1〜第5発受光器群のスイツチ
回路図、第15図は加工材の斜視図、第16図は
その動作説明図、第17図は従来例の説明図であ
る。 Aは本体、Bは基体、aはラム、bはパンチ、
cはダイ、Eは第3発受光器群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向した本体A及び基体Bとにパンチbを備
    えたラムa及びダイcとをそれぞれ対向して設
    け、ラムaを上下動することでパンチbとダイc
    とで加工材を折曲加工するプレスブレーキにおい
    て、前記パンチbとダイcとの間の前面部分に、
    発光器と受光器との間に作業者の手が臨むと、発
    光器と受光器との間の光軸を遮光してプレスブレ
    ーキのラムaを停止する信号を発する第1発受光
    器群Cを設けると共に、前記プレスブレーキの作
    業域前方位置に、対向する発光器と受光器間の光
    軸を遮光するとプレスブレーキに停止信号を出力
    する第3発受光器群Eを、前記ラムaより作業者
    の最大腕の長さとラム停止時間による安全離隔距
    離との和の距離だけ離隔して設け、該第3発受光
    器群Eを多数の発光器と受光器とを上下方向に間
    隔をおいて対向配設しかつその対向する発光器と
    受光器との間に作業員の腕の大きさに相当する物
    体が侵入した時には発光器と受光器との間の光軸
    を遮光せず、作業員の胴の大きさに相当する物体
    が侵入した時には光軸を遮光する構造としたこと
    を特徴とするプレスブレーキの安全装置。
JP14773581U 1981-10-06 1981-10-06 プレスブレ−キの安全装置 Granted JPS5851846U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14773581U JPS5851846U (ja) 1981-10-06 1981-10-06 プレスブレ−キの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14773581U JPS5851846U (ja) 1981-10-06 1981-10-06 プレスブレ−キの安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5851846U JPS5851846U (ja) 1983-04-08
JPS6340264Y2 true JPS6340264Y2 (ja) 1988-10-21

Family

ID=29940581

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JP14773581U Granted JPS5851846U (ja) 1981-10-06 1981-10-06 プレスブレ−キの安全装置

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JPS6395524U (ja) * 1986-12-08 1988-06-20
JP2628158B2 (ja) * 1987-02-13 1997-07-09 三菱電機株式会社 放電灯点灯装置

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JPS5851846U (ja) 1983-04-08

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