JPS6340183Y2 - - Google Patents

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JPS6340183Y2
JPS6340183Y2 JP19318784U JP19318784U JPS6340183Y2 JP S6340183 Y2 JPS6340183 Y2 JP S6340183Y2 JP 19318784 U JP19318784 U JP 19318784U JP 19318784 U JP19318784 U JP 19318784U JP S6340183 Y2 JPS6340183 Y2 JP S6340183Y2
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JP
Japan
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water
signal
switch circuit
boiling
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JP19318784U
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JPS61106130U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気湯沸し器に関するものである。
従来技術 従来のこの種の電気湯沸し器は、実公昭59−
37138号公報に示されているように、第3図に示
すような構成となつていた。すなわち、この第3
図において、1は湯沸し容器(図示せず)の底部
に設けられた湯沸し用発熱体で、スイツチ回路2
を介して交流電源3に接続されている。4は湯温
を検知し、その湯温に応じた信号を出力する温度
検出器であり、感温抵抗素子5と固定抵抗6とに
より構成されている。7は比較器で、その入力
は、前記温度検出器4から直接導かれた信号と、
遅延回路8により一定時間遅延された信号とであ
り、比較器7からの出力信号により、スイツチ制
御回路9のトランジスタ10を介してリレー11
を動作させ、かつスイツチ回路2をON−OFFさ
せて発熱体1への通電を制御している。12は前
述の回路を動作させるための直流電源である。
以上のような構成において、まず湯沸し容器
(図示せず)に水を入れ、発熱体1に通電すると
湯沸しを始める。この時の温度検出器4の出力信
号は第4図の曲線13に示すように、沸騰状態と
なるまで上昇し、そして沸点に達すると湯温が一
定となるため、出力も一定となる。遅延回路8を
通つた信号は第4図の曲線14のようになり、あ
る一定時間遅れて温度検出器出力信号13と同様
の変化をする。これらの2つの信号を比較器7に
入れると、その出力は第4図の曲線15に示すよ
うになる。そこでスイツチ制御回路9は通電開始
時はスイツチ回路2をONにしておき、そして湯
沸しが進み比較器7の出力が零になつたときにス
イツチ回路2をOFFとするような動作をして湯
沸しが完了し、常に一定時間の沸騰が得られた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、水を追加してすぐ
に湯沸しを行つた場合、温度検出器4の出力信号
は、水温の低下とともに低下するが、遅延回路8
を通つた信号は一定時間沸騰状態の温度の信号を
示すため、この2つの信号が同じレベルになるま
で湯沸しを始めることができないという問題があ
つた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
簡単な構成にして、沸騰後水を追加した後でもす
ぐに湯沸しを始めることができ、しかも、沸騰検
知性能を落とすことのない電気湯沸し器を提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案の電気湯沸
し器は、スイツチ回路を介して電源に接続される
湯沸し用発熱体と、この発熱体により加熱される
水の温度を検出する温度検出器と、この温度検出
器の信号を一定時間遅延させる遅延回路と、この
遅延回路からの信号と前記温度検出器からの信号
を比較し、その出力信号により前記スイツチ回路
を制御する第1の比較器と、この第1の比較器の
2つの入力に逆に増幅するように接続され、その
出力信号により前記スイツチ回路を制御する第2
の比較器とにより構成したものである。
作 用 この構成により、温度検出器の信号と遅延回路
を通つた信号との電位が逆転した場合を検知でき
るので、沸騰した後水を追加してすぐに湯沸しを
始めることができ、しかも沸騰検知性能を落とす
ことのない電気湯沸し器を提供できるものであ
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図、第2図を参
照して説明する。この第1図、第2図において従
来例で示した第3図、第4図と同じものについて
は同じ番号を付し、その説明は省略する。第1
図、第2図において、16は比較器7の2つの入
力を逆接続して入力され、その出力信号によりス
イツチ回路2を制御する第2の比較器である。
上記構成において、次に動作を説明する。まず
湯沸し容器(図示せず)に水を入れ湯沸し用の発
熱体1に通電すると湯沸しを始める。この時の温
度検出器4の出力信号は第2図の曲線13に示す
ようになる。遅延回路6を通つた信号は第2図の
曲線14のようになり、ある一定時間遅れて温度
検出器4の出力信号13と同様の変化をする。こ
の2つの信号を比較器7に入れると、その出力は
第2図の曲線15に示すようになる。そこでスイ
ツチ制御回路9は通電開始時はスイツチ回路2を
ONにしておき、湯沸しが進み比較器7の出力が
零になつたときにスイツチ回路2をOFFとする
ような動作をする。このようにして、沸騰検知し
た後に水を追加すると、温度検出器4の出力信号
は第2図の曲線13に示すようになる。遅延回路
6を通つた信号は第2図の曲線14に示すように
なるため、この2つの信号を比較器7及び第2の
比較器16に入れると、その出力は第2図の曲線
15及び曲線17に示すようになる。従つて、水
を追加した後の一定時間T1の間は、第2の比較
器16の出力で、スイツチ回路2をONさせ、そ
の後の沸騰検知までのT2の間は比較器7の出力
でスイツチ回路2をONさせ、水から湯沸しを始
めた場合と同様の動作をする。
従つて、沸騰後水を追加した後でもすぐに湯沸
しを始めることができ、しかも沸騰検知性能を落
すこともない。
考案の効果 以上のように本考案によれば、水を沸騰させた
後、水を追加した後でもすぐに湯沸しを始めさせ
ることができ、しかも常に一定時間の沸騰が得ら
れるため、その使い勝手を向上させることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気湯沸し器
の回路図、第2図は各部の出力信号を示す図、第
3図は従来の電気湯沸し器の回路図、第4図はそ
の各部の出力信号を示す図である。 1……発熱体、2……スイツチ回路、4……温
度検出器、7……比較器、8……遅延回路、16
……第2の比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチ回路と、このスイツチ回路を介して電
    源に接続される発熱体と、この発熱体により加熱
    される水の温度を検出する温度検出器と、この温
    度検出器の信号を一定時間遅延させる遅延回路
    と、この遅延回路からの信号と前記温度検出器か
    らの信号を比較し、その出力信号により前記スイ
    ツチ回路を制御する第1の比較器と、この第1の
    比較器の2つの入力を逆に増幅するように接続さ
    れ、その出力信号により前記スイツチ回路を制御
    する第2の比較器とを備えた電気湯沸し器。
JP19318784U 1984-12-19 1984-12-19 Expired JPS6340183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19318784U JPS6340183Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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JP19318784U JPS6340183Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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Publication Number Publication Date
JPS61106130U JPS61106130U (ja) 1986-07-05
JPS6340183Y2 true JPS6340183Y2 (ja) 1988-10-20

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