JPS6339684A - 汚濁水の処理装置 - Google Patents

汚濁水の処理装置

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Publication number
JPS6339684A
JPS6339684A JP18012586A JP18012586A JPS6339684A JP S6339684 A JPS6339684 A JP S6339684A JP 18012586 A JP18012586 A JP 18012586A JP 18012586 A JP18012586 A JP 18012586A JP S6339684 A JPS6339684 A JP S6339684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
water
floc
settling
flock
Prior art date
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Pending
Application number
JP18012586A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Hatano
倫 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Solid Co Ltd
Original Assignee
Nihon Solid Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Solid Co Ltd filed Critical Nihon Solid Co Ltd
Priority to JP18012586A priority Critical patent/JPS6339684A/ja
Publication of JPS6339684A publication Critical patent/JPS6339684A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、汚濁水の処理装置に係り、例えば発電機のタ
ービン用冷却水のための取水路、その排水路、ドック、
下水道の急増雨水を排水するポンプ場等の汚濁水の処理
装置に関する。
従来の技術 大量の取水を行なうことがある。例えば火力発電所の発
電機は高圧蒸気によりタービンを回して発電するが、こ
の際大量の冷却水を使用する。このような場合、取水は
例えば海から取水路を通し、スクリーンを介して行なわ
れるが、この際海底の泥や海上の油、プランクトンが海
水とともに流入し、長期間取水を継続して行なっている
と水路中に水源、プランクトンの死骸、ヘドロ等の浮遊
性物質や貝類、土砂、シルト、コロイド、粘土等の沈降
性物質が溜まる。これらの汚濁物質はスクリーンの百詰
まりを起こし、その通水抵抗を増大し、取水量を制限す
る。またこのスクリーンの目の粗いものを用いると冷却
用流通路を汚し、これが壁面に沈着すると熱伝導性を悪
くして冷却効果を減少するという問題を起こす。
このため、取水路に溜まった汚濁物質を浚渫し、この汚
濁水を薬液処理して固液分離し、排水するとともに固形
分は脱水処理して捨てることが行なわれている。例えば
第2図に示すように、浚渫した汚濁水は前置原水槽1に
収容され、被処理汚濁物質量に応じて調整するための前
置原水槽2を経由して原水槽3に送られる。ここで、無
機凝集剤槽4から例えばポリテラ(ポリ硫酸第二鉄)、
中和剤槽5から例えば苛性ソーダをそれぞれ原水槽3に
注入してpH5,8〜8.6の状態でフロックを形成さ
せる。ついで被処理汚濁水をフロック熟成[6に送り、
ここで有機高分子凝集剤槽6aから例えばアニオン系の
ポリアクリルアマイド系高分子を注入し、フロックを熟
成させ、ついでこのフロックを凝集沈澱分離槽7に投入
し、自然沈降させる。上澄み液はそのまま排出するか、
又は生物処理を施して海に排出する。一方沈降させた汚
濁物質はスクレーパー8で掻き揚げ、これにさらに有機
高分子凝集剤槽9から例えばアニオン系のポリアクリル
アマイド系高分子凝集剤を注入してフロックの凝集をさ
らに促進し、ついで脱水剤槽10から例えばカチオン系
のポリアクリルアマイド系高分子凝集剤を投入してフロ
ック間を架橋させ、これにより水分の分離をよくして造
粒機11である程度脱水し、ペレット化する。このベレ
ットは脱水機12によりプレスされてさらに脱水されて
汚濁固形分として取り出され、捨てられる。
しかしながら、この従来の装置では、汚濁物質のフロッ
クを自然沈降させて分離するので、その時間がかかるの
みならず、例えば水源やプランクトン等の浮遊性物質は
沈降できないことがある。
また、被処理汚濁物質が多い場合には凝集沈澱分離槽7
で汚濁物質を処理しきれず、その処理速度を低下させな
ければならなこいことがある。しかしこれは処理能率の
低下をきたすので好ましくなく、この能率を維持しよう
とすると、汚濁物質が分離されないで海に排出されるこ
とがあり、海を汚染することになり好ましくない。
上記は取水路の場合であったが、排水路の場合、取水路
、排水路の近傍、ドック、下水道の急増雨水を排水する
ポンプ場等の汚濁水処理の場合にも同様な問題点がある
発明が解決しようとする問題点 以上のように、従来の取水路等における汚濁水の処理に
は特にその処理負荷量が増した場合にその処理速度に問
題点があり、また浮遊性の汚濁物質は除去されないこと
があるという問題点があり、その改善が望まれていた。
問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために、本発明は、汚濁水を処理
して排水する処理装置において、汚濁水に薬注処理を施
して汚濁物質のフロックを形成するフロック形成手段と
、このフロック形成手段により形成されたフロック混合
水をフロック分離槽の中間水深位置に空気の泡とともに
又は空気の泡を別にして流出させる浮上・沈降手段を有
することを特徴とする汚濁水の処理装置を提供するもの
である。
作用 フロック分離槽の水深の中間水深位置にフロック混合水
を供給し、この供給位置に空気の泡を供給すると、この
フロック供給位置より上側では汚濁物質は浮上分離され
、その下側では汚濁物質は沈降分離されて、フロック分
離槽の処理面積を2倍に使用することができる。
実施例 次に本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
図中、地図と同−符合部は同一構成部分を示すものであ
る。13はフロック電荷調整槽であって、原水槽3で形
成されたフロックの電荷を例えばマイナスにするもので
あり、例えばポリアクリルアマイド等の陰イオン系高分
子凝集剤を電荷調整用凝集剤槽14から供給され、−力
源水槽3からのフロック混合水が供給され、これらが攪
拌混合されるためのものである。
また、15は加圧水装置であって、ラインミキサー15
aに上記原水槽3からのフロック混合水が供給されると
ともにコンプレッサー15bから加圧空気が供給され、
これらのフロック混合水と空気が激しく攪拌混合される
。このようにラインミキサーのような強力な撹拌により
加圧空気を混合すると泡が多量に発生し、しかもこの泡
は原水槽3からのフロックの電荷のプラスに帯電するこ
とになる。
また、16は浮上・沈降槽であって、その槽本体16a
の水深の半分の中間位置にその長さ方向に多数の通孔を
有するバイブ16bが設けられ、これに上記フロック電
荷調整槽13からのフロック混合水及び上記ラインミキ
サー15aからの泡が同時に供給され、これらが槽本体
16aに流出される。このようにして流出されたフロッ
ク混合水は、マイナスのフロックにプラスの空気の泡が
付着し、これにより軽量のフロックは浮上し、一方重い
フロックは重力により沈降する。このようにして浮上さ
れたフロックはスクレーバー16cによりかきとられて
収集ボックス16dに収集され、一方性澱物はスクレー
バー16eにより掻き揚げられて第2図で説明したよう
な固形分処理がなされる。
一方、浮上又は沈降しないで残留しているフロックの悲
濁被処理水は第2図で説明したと同様にフロック熟成槽
6に供給され、ここから凝集沈澱分離槽7に送られて処
理され、以下第2図で説明したと同様に処理され、処理
水が排出される。この際図示省略したが、活性汚泥層を
流れ方向に多数配列した生物処理槽を通過させてB、O
,D 、 C,O。
D成分を除去してから排出することが好ましい。
上記は空気の泡をプラスに帯電させ、一方フロックをマ
イナスに帯電させたが、これらを逆に帯電させるともで
きる。帯電には界面活性剤を使用することもできる。
上記はバイブ16bは水深の中央に位置させたが、上側
、下側、さらには斜めにおいても良い。
上記は凝集剤にボリテッを使用したが、PAC1硫酸バ
ンド等のあらゆる水処理用凝集剤が使用できる。
上記は空気はフロック混合水に供給したがフロック混合
水を流出させたのち空気をを供給するようにしても良い
上記は取水路の汚濁水の処理の場合であったが、排水路
、これら取水路、排水路の近傍、ドック、下水道の急増
雨水を河川に排水するポンプ場等の汚濁水を処理する場
合にも適応できる。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、フロック分離槽を
設け、その中間水深位置にフロックを空気とともに供給
して上下に分けて浮上及び沈降分離を行うようにしたの
で、分離槽の面積を二倍に使用することができ、その処
理速度が沈降のみの場合に比べ著しく向上し、処理負荷
量が増大した場合にもこれに対応できるとともに、浮遊
汚濁物の分離も行え、排水を海に行う場合にもその汚染
を防止することができる。このようにして汚濁水の処理
能率を向上し、良質な排水を行なうことができる。
また、フロックの電荷と空気の泡の電荷を異ならせると
空気の泡がフロックに付着し易くその浮上分離を効率良
(行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の装置の使用状態の説明図、
第2図は従来の装置の使用状態の説明図である。 図中、3は原水槽、13はフロック電荷調整槽、15a
はラインミキサー、16は浮上・沈降槽、16bはバイ
ブである。 昭和61年8月1日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)汚濁水を処理して排水する処理装置において、汚
    濁水に薬注処理を施して汚濁物質のフロックを形成する
    フロック形成手段と、このフロック形成手段により形成
    されたフロック混合水をフロック分離槽の中間水深位置
    に空気の泡とともに又は空気の泡を別にして流出させる
    浮上・沈降手段を有することを特徴とする汚濁水の処理
    装置。
  2. (2)空気の泡は薬注処理したフロックの電荷と反対の
    電荷を有するイオン物質を用いて形成されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の汚濁水の処理装置。
JP18012586A 1986-08-01 1986-08-01 汚濁水の処理装置 Pending JPS6339684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18012586A JPS6339684A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 汚濁水の処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18012586A JPS6339684A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 汚濁水の処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6339684A true JPS6339684A (ja) 1988-02-20

Family

ID=16077855

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18012586A Pending JPS6339684A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 汚濁水の処理装置

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JP (1) JPS6339684A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100323045B1 (ko) * 1999-01-22 2002-02-09 조수양 야채 쓰레기 폐수 처리 장치
CN114409037A (zh) * 2021-12-24 2022-04-29 河北省水文工程地质勘查院(河北省遥感中心、河北省地矿局科技信息中心) 一种盐碱地盐碱水规模化利用系统

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