JPS6338903A - 絶対単一偏波面保持ファイバレーザ - Google Patents

絶対単一偏波面保持ファイバレーザ

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JPS6338903A
JPS6338903A JP61182004A JP18200486A JPS6338903A JP S6338903 A JPS6338903 A JP S6338903A JP 61182004 A JP61182004 A JP 61182004A JP 18200486 A JP18200486 A JP 18200486A JP S6338903 A JPS6338903 A JP S6338903A
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laser
fiber
polarization
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polarization plane
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Ichiro Yoshida
吉田 伊知朗
Hiroshi Suganuma
寛 菅沼
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明め属する技術分野〉 この発明は一定の偏波面だけを保持するレーザ光を発振
するファイバレーザに関する。
く技術的背景〉 最近、コアをNdやErなどを含んだガラスで作ったフ
ァイバレーザが提案されている0例えば、米国のオプテ
ィカル・ファイバコミニエケーション協会(Optic
al Fiber Communi−cation 5
ociety)発行の「OFc 1986年講演要旨集
」62頁に掲載の報告「講演番号JUL 15Jにおい
て、アール、ジエー、ミアス氏(1?、J。
Ml!AR3)他はr希土類元素ドープ ファイバレー
ザ(原文:Rare−earth−doped fib
er 1asers)1なる題目でファブリペロおよび
反射器型配置の反射鏡間に[!” 、Nd” 、Tbコ
°含有ガラスのシングルモード・ファイバレーザについ
て報告し、「エレクトロニックス レターズ(原文: 
Electronics Letters) J第21
s第7号(1985年)第738頁において、アール、
ジ工−、ミアス氏他3名(R,J、M[1ARS)は「
ネオジウム−ドープ−シリカ シングルモード・ファイ
バレーザ(Neodymium−doped−3i I
icaSingle−Mode Fiber La5e
r) Jなる題名の報告において、ファブリ・ペロおよ
びリングキャビティ構造のNd”ドープガラスレーザに
ついて説明している。
これらの文献で教示しているシングルモード・ファイバ
レーザは、長さ数mのNdあるいはEr含有ガラスを用
い、一方の端部反射器側からポンピング光を導入してレ
ーザ発振させるものであった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、以上のような構成のシングルモード・ファイ
バレーザから発振するレーザ光の偏波面は揃っておらず
、種々の偏波面をもつレーザ光が発振している。このた
め、発振するレーザ光の強度変調を行わせるときに、例
えば第2図に示すシングルモード・ファイバレーザに磁
場2を加え、発生するファラデー効果を利用して入射直
線偏光3の偏光面を回転させ、検光子4から出射する光
を強度変調させようとしても、十分な変調効率が得られ
ない場合が多い。
さらに、本発明者等の実験結果によればコアを上述した
NdやErなどの希土類元素を含有するガラスで作製し
た偏波面保持ファイバレーザを作製してレーザ発振させ
たが、この偏波面保持ファイバレーザから発振するレー
ザ光の偏波面も、多数種の偏波面のレーザ光が含まれ、
矢張り、充分な変調効率を得ることができなかった。
この発明は、このような従来のファイバレーザの偏波面
保持機能の欠点を解消するためになされたものであって
、特定の偏波面のレーザ光のみを出力するファイバレー
ザを提供しようとするものである。
また、この発明は変調効率の亮いファイバレーザを提供
しようとするものである。
く問題点を解決するための手段〉 以上の目的を達成するためのこの発明のファイバレーザ
は、コアをNd、 Er、 Yb、 Ilo、 Tmか
らなる元素グループのうちの少くとも一種を含むレーザ
ガラスで構成した偏波面保持ファイバを用いたファイバ
レーザの少くとも一部を、ねじれが加わらないようにコ
イル状に巻き消光比−20dB以下の絶対単一偏波とし
たことを特徴とするものである。
レーザ発振が可能なシングルモード・ファイバとしては
、コア構成物質にたとえばNdを3001)P1m程度
含存するシングルモード・ファイバが例示できる。そし
てファイバ長も10m以上にすれば、Nd含有量がもっ
と低濃度でもレーザ発振が可能である。含有する元素と
してはNdの他にEr、 Yb、 Ho、 Tmなども
レーザ発振を可能にする。
さらに、コアのみならずクラッドも同様にNd、 Er
、 Wb、 Ho、 T−からなる元素グループのうち
の少くとも一種を含むガラスを用いると、レーザ発振の
しきい値を下げることができる。
さらに、偏波面保持ファイバを、ファイバにねじれが加
わらないように複数回コイル状に巻いた構造にしてもよ
い。
偏波面保持ファイバの一部に形成するコイル構造は、偏
波面保持ファイバの出射側端部に近い部分に形成する方
が絶対単一偏波保持機能を高くできる。
また、この発明のファイバレーザの共振器構造は、ファ
ブリブロー型でもリング型であってもよい。
また、ポンピング光として、何を用いるかは、コアの物
質にどんな希土類元素を含有するかによって異なる。例
えばNd含有ガラスの場合は波長820nmのGaAl
As半導体レーザを使用することができるし、Er含有
ガラスのときは514n+mのArイオンレーザを使用
することができる。
ファイバレーザを特定の偏光面をもつレーザ光のみをレ
ーザ出力させるための条件は、使用する偏波面保持ファ
イバによって異なるが、例えば30φの場合はファイバ
にねじれが加わらないようにピッチl龍で、コイル状に
60回巻く程度である。
偏波面保持ファイバにはコアの両側のクラッド内に応力
付与部を設けたパンダ型のものや、クラッド内にコアの
外周に楕円型のクラッドを有する二重クラフト型のもの
や、楕円コア型のものなどがあるが、どれでも全く同じ
様に用いることができる。
く作   用〉 以上のように偏波面保持ファイバを使用したファイバレ
ーザは、ファイバ中のある一点で発光した光の偏波面が
そのまま保持されてレーザ出力される。しかし、発光の
時点でいろいろの偏波面をもつ光が発振するから、出力
は円偏波に近いものとなっている。
しかし、この偏波面保持ファイバを、ねじれが加わらな
いようにコイル状に巻き、絶対単一偏波としたものはあ
る特定の偏波面以外の偏波面に対して非常に損失が大き
い。
このため、発振するレーザ光はある偏波面の成分のもの
だけが大きくなるものと考えられる。
く実 施 例〉 つぎに、この発明の代表的な実施例を、比較例と対比し
ながら具体的に説明する。
実施例−1 ■ 作製方法: まず、実施例の絶対単一偏波ファイバレーザに使用する
偏波面保持シングルモード・ファイバは、次のようにし
て作製される。
Si(OCzlls)m 130.2 gとエタノール
124.8gを混合し、60℃に加熱したその中に13
%アンモニア水20滴を含む水45gを60℃に加熱し
て加え、さらにかくはんした。
これを密閉ビンに入れ60℃の恒温槽に入れた。
1週間後にこれをとりだした。これをゾルAとする。
水5gに酸化ホウ素0.09gをとかし、その中にゾル
A20gを加えた。これをゾルBとする。
5i(OCHz)a  1.2 gとNdのメトキシド
をメタノールにとかしたもの(Nd、o、で0.005
g /d) 0.30g 、およびGe(OCJs) 
s = 0.33gを混合し、その中に前記ゾルBを加
えさらにかきまぜた。
これを室温で液がぶつとうするまで真空引きし、ぶつと
う状態に約5秒保った後とり出した。これをテフロン試
験管に移し、針穴10個をあけたアルミ箔でフタをして
60℃恒温槽に入れ、1週間軸層させた。
得られたゲルを、500℃空気中で24時間熱処理した
後、C1,を含むlle雰囲気中で200℃/Hの昇温
速度で500℃から900℃まで加熱し、その後Otを
含むtle雰囲気中で、同じ昇温速度で1300℃まで
加熱した。得られたガラスをプラズマ中で延伸し、2.
5ΦのNd含含有透明ガラスワンド作製した。
次いで、得られたNd含含有透明ガラスワンドコア部1
aとし、コアの外周を純シリカガラスで被覆したクラッ
ド1bを形成し、さらにクラッド内において、コア部1
aの両側にボロン含有(’15wt%)ガラスからなる
応力付与部1c、lcをもつ偏波面保持ファイバIA(
いわゆるパンダ型偏波面保持ファイバ)を作製した。
■  構  成 : さらに、この偏波面保持シングルモード。
ファイバの長さ6mのものの両端(それぞれA端、B端
と名付ける)のうち、B端からA端に向って偏波面保持
シングルモード・ファイバに1ねしれ”が加わらないよ
うに、径30m、 ピッチ1mでコイル状に60回巻い
た。このとき、偏波面保持ファイバのクラッドIb内に
おいて、コアの両側に設けた応力付与部1c、lcの中
心を結んだ線がコイルの軸と平行になるように巻いた。
その後、偏波面保持ファイバのA端、B端にそれぞれマ
ツチングオイルを介して誘電体反射鏡を直角に貼り付け
た。
そして、A端側誘電体反射鏡の裏面からレーザダイオー
ドの光(波長820nm、パワー21)を入射させたと
ころB端から約1、1 /fflのレーザ出力が観察さ
れた。このレーザ出力はほぼ直線偏波に近いだ円偏波で
あり長径と短径の比は約300であった。
比較例−1 実施例−1の偏波面保持シングルモード・ファイバをソ
レノイド状に巻かずにレーザ発振させたところレーザ出
力はほぼ円偏波であった。
以上の実施例において使用した偏波面保持ファイバのコ
アの屈折率分布構造はいわゆるステップ形のものについ
て示したが、コアがこのようなステップ形屈折率分布構
造を有するものに限らず、グレーデツトインデックス形
の偏波面保持シングルモード・ファイバの場合も同様の
効果を有する。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように、この発明の絶対単一偏
波面保持ファイバレーザば、特定の偏波面をもつ直線偏
光の偏波面をもつレーザ光のみを発振させることができ
るので、変調するような場合には高い変調効率を得るこ
とができる。
しかも、通常の偏波面保持ファイバを使用して、ファイ
バにねじれが加わらないように巻くだけであるから、容
易に作製することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の絶対単一偏波保持フ
ァイバレーザに使用する偏波面保持ファイバの断面図、
第2図はシングルモード・ファイバの光変調基本構成図
である。 図  中、 IA・・・ファイバレーザを構成する偏波面保持ファイ
バ・ la・・・偏波面保持ファイバのコア、1b・・・クラ
ッド、 1c・・・クラッド内応力付与部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コアをNd、Er、Yb、Ho、Tmからなる元
    素グループのうちの少くとも一種を含むレーザガラスで
    構成した偏波面保持ファイバを用いたファイバレーザの
    少くとも一部を、ねじれが加わらないようにコイル状に
    巻き消光比−20dB以下の絶対単一偏波としたことを
    特徴とするファイバレーザ。
  2. (2)コアのみならずクラッドもNd、Er、Yb、H
    oTmからなる元素グループのうちの少くとも一種を含
    むガラスで構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載のファイバレーザ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02168688A (ja) * 1988-12-22 1990-06-28 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> Erドープ光ファイバレーザ素子
JPH02253675A (ja) * 1989-03-28 1990-10-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> レーザ発振装置
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6247607A (ja) * 1985-08-27 1987-03-02 Hitachi Cable Ltd 光フアイバ型偏光子

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