JPS6338602A - 動翼連結構造 - Google Patents
動翼連結構造Info
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- JPS6338602A JPS6338602A JP18200086A JP18200086A JPS6338602A JP S6338602 A JPS6338602 A JP S6338602A JP 18200086 A JP18200086 A JP 18200086A JP 18200086 A JP18200086 A JP 18200086A JP S6338602 A JPS6338602 A JP S6338602A
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Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的)
(産業上の利用分野)
本発朗は、蒸気タービン、ガスタービン、軸流圧縮機等
の回転橢械のロータに配設される動翼連結構造に関する
。
の回転橢械のロータに配設される動翼連結構造に関する
。
(従来の技術)
近年、1基あたりの出力増大化の要品りに対応して、タ
ービンの低圧段落あるいは軸流圧縮機の入口初段階付近
に配設される動翼も長大な寸法を有するものが採用され
ている。一般に動莢は、ぞの長ざ方向に捩れた形状を右
するため、回転機械の運転中にJ3いては高速回転に伴
う遠心力がこの動92に作用し、捩り形状が戻る方向に
変形を生じる。
ービンの低圧段落あるいは軸流圧縮機の入口初段階付近
に配設される動翼も長大な寸法を有するものが採用され
ている。一般に動莢は、ぞの長ざ方向に捩れた形状を右
するため、回転機械の運転中にJ3いては高速回転に伴
う遠心力がこの動92に作用し、捩り形状が戻る方向に
変形を生じる。
一方、動翼には、作動流体の流れの不均一性によって静
圧分布を生じこれにより動r4は励振力を受ける。いず
れかの動iEl 33よびそれを含む系の固有振動数が
回転数の整数倍に一致すると、共振して、大きな励振力
を受け、その結果動翼が損(口するという重大事態をI
n<可能性がある。
圧分布を生じこれにより動r4は励振力を受ける。いず
れかの動iEl 33よびそれを含む系の固有振動数が
回転数の整数倍に一致すると、共振して、大きな励振力
を受け、その結果動翼が損(口するという重大事態をI
n<可能性がある。
従って動翼の構造設計にあっては、回転数の整数倍と動
翼の固有振動数との一致を回避するための離調設計を行
っている。すなわち、動翼の静的あるいは動的な変形に
対して動翼の振動数を上げまた遠心力による変形を小さ
くツ゛るために動翼としての性能を損わない範囲で剛性
を強化し、同時に、適度な撮動減衰機能を持たせる試み
が多数実施されている。
翼の固有振動数との一致を回避するための離調設計を行
っている。すなわち、動翼の静的あるいは動的な変形に
対して動翼の振動数を上げまた遠心力による変形を小さ
くツ゛るために動翼としての性能を損わない範囲で剛性
を強化し、同時に、適度な撮動減衰機能を持たせる試み
が多数実施されている。
具体的には、回転機械の規模によって異るが、一般に全
数で百数十枚に及ぶ動翼のうち隣接覆る数枚の動翼をワ
イヤにて連結した動翼群をロータの全周に渡って数十群
配設して剛性を強化している。また動翼の全数を1本の
ワイヤにて連結した全周−l!¥構造として離調対策と
する例もある。この連結構造は、いわゆるルーズワイヤ
方式とげばれるものであり、第6図に従って具体的に説
明する。
数で百数十枚に及ぶ動翼のうち隣接覆る数枚の動翼をワ
イヤにて連結した動翼群をロータの全周に渡って数十群
配設して剛性を強化している。また動翼の全数を1本の
ワイヤにて連結した全周−l!¥構造として離調対策と
する例もある。この連結構造は、いわゆるルーズワイヤ
方式とげばれるものであり、第6図に従って具体的に説
明する。
動翼1は、回転機械の【−]−タディスク2の外周方向
に列状に配設され、ロータディスク2に一体的に固定さ
れる。
に列状に配設され、ロータディスク2に一体的に固定さ
れる。
各動翼1の側面部にワイヤ孔3が穿設されており、この
ワイヤ孔3にワイヤ4を挿通し、数枚の動翼をひとまと
めにして、動翼群としている。挿通したワイヤ4の両端
は、各動翼群の両端から、動翼の配設間隔の半分程度の
長さ分だ番ノ張り出したワイヤ張出部5と1−る。この
ワイヤ張出部5は第7図に示ずように端部を専用治具に
よって圧潰して平坦扇状に形成するか、または第8図に
示すように端部にスリーブ材6をI&Eiして、その周
端縁7をろう付は溶接等にJ:ってワイヤ4と接合りる
ことによって、動971の周方向の抜け止めを防止する
構造としている。なお、通常、ワイ入7径が大きな場合
はスリーブ方式が採用されている。
ワイヤ孔3にワイヤ4を挿通し、数枚の動翼をひとまと
めにして、動翼群としている。挿通したワイヤ4の両端
は、各動翼群の両端から、動翼の配設間隔の半分程度の
長さ分だ番ノ張り出したワイヤ張出部5と1−る。この
ワイヤ張出部5は第7図に示ずように端部を専用治具に
よって圧潰して平坦扇状に形成するか、または第8図に
示すように端部にスリーブ材6をI&Eiして、その周
端縁7をろう付は溶接等にJ:ってワイヤ4と接合りる
ことによって、動971の周方向の抜け止めを防止する
構造としている。なお、通常、ワイ入7径が大きな場合
はスリーブ方式が採用されている。
この方式による動翼の連結構造ではワイヤ孔3とワイヤ
4との間で相互にすべり摩擦による抵抗が生じて大きな
撮動減衰機能を発揮する。またこの方式では、高い応力
が発生する部位となる動翼1とワイヤ4どの接触境界部
をろう付は溶接等で接合していないため、腐食雰囲気に
おける接合部の劣化によって従来頻発していたクラック
の発生が少ないという利点があった。
4との間で相互にすべり摩擦による抵抗が生じて大きな
撮動減衰機能を発揮する。またこの方式では、高い応力
が発生する部位となる動翼1とワイヤ4どの接触境界部
をろう付は溶接等で接合していないため、腐食雰囲気に
おける接合部の劣化によって従来頻発していたクラック
の発生が少ないという利点があった。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、従来の動翼の連結構造においては、以下
に示すような構造上、作業上の問題点がある。
に示すような構造上、作業上の問題点がある。
すなわち、従来の連結構造においては、各8翼を周方向
に1本のワイヤで綴り止める構造であるため、動Wの周
方向の抜け止めを図ることが不可欠である。そのためワ
イヤ両端部を第7図に示1ように圧潰したり、第8図に
示すようにスリーブ材6を嵌装してろう付(プ溶接して
固定している。
に1本のワイヤで綴り止める構造であるため、動Wの周
方向の抜け止めを図ることが不可欠である。そのためワ
イヤ両端部を第7図に示1ように圧潰したり、第8図に
示すようにスリーブ材6を嵌装してろう付(プ溶接して
固定している。
そのために動翼群の両端の動翼から両側にワイヤ4を動
W間のピッチの半分程度の長さで張り出ず必要がある。
W間のピッチの半分程度の長さで張り出ず必要がある。
このワイヤ張出部5には、高速回転時に、多大な遠心力
が作用づる。すなわち第6図に示すようにロータの半径
外方に向って曲げモーメントM1が生じワイヤに多大な
曲げ応力が作用する。このワイヤ張出部5には、片端を
動翼1に支持された片端自由の片持ばりに相当する変形
が起こる。
が作用づる。すなわち第6図に示すようにロータの半径
外方に向って曲げモーメントM1が生じワイヤに多大な
曲げ応力が作用する。このワイヤ張出部5には、片端を
動翼1に支持された片端自由の片持ばりに相当する変形
が起こる。
ここで−木のワイヤ4に発生する内部応力の分布を第9
図に従って説明する。第9図では4枚の動W1にワイヤ
4を挿通して動翼群を形成した例で示しでいる。動翼群
の両端の動11a、1bから張り出したワイヤ張出部5
,5の基部において内部応力σが最大になっている。−
・方各動翼間のワイヤ4は、両端支持の梁構造となるた
め、ワイヤ張出部5と較べ、内部応力、変形トdも少な
い。
図に従って説明する。第9図では4枚の動W1にワイヤ
4を挿通して動翼群を形成した例で示しでいる。動翼群
の両端の動11a、1bから張り出したワイヤ張出部5
,5の基部において内部応力σが最大になっている。−
・方各動翼間のワイヤ4は、両端支持の梁構造となるた
め、ワイヤ張出部5と較べ、内部応力、変形トdも少な
い。
また第8図に示づ゛スリーブ材6をワイt 4に嵌装す
る方式にJ3いてはワイヤの張出部分の重ti1に加え
て、スリーブ材6の重量も付加されるので運転中にJ−
5<プる、ワイヤ張出部5の内部応力はざらに増大化し
、ワイヤのn械的寿命を低下させていた。従って、ワイ
ヤ張出部5の内部応力を低減することが信頼性向上の重
要なポイントとなっていlこ 。
る方式にJ3いてはワイヤの張出部分の重ti1に加え
て、スリーブ材6の重量も付加されるので運転中にJ−
5<プる、ワイヤ張出部5の内部応力はざらに増大化し
、ワイヤのn械的寿命を低下させていた。従って、ワイ
ヤ張出部5の内部応力を低減することが信頼性向上の重
要なポイントとなっていlこ 。
また作業上の問題点としては連結作業が困難であるとい
う点があげられる。すなわち近年、別器の大型化に伴い
、動翼も長大化し連結に使用するワイヤ径も15M程度
の太いものが採用されている。この太いワイヤで動翼を
連結した後に、全動翼群の両端部においてこの太いワイ
ヤを圧潰する作業は熟練した高度な技量および専用の治
具を要し、特に動翼間における狭い空間内の作業となる
ため、多大な作業時間を要する欠点がある。
う点があげられる。すなわち近年、別器の大型化に伴い
、動翼も長大化し連結に使用するワイヤ径も15M程度
の太いものが採用されている。この太いワイヤで動翼を
連結した後に、全動翼群の両端部においてこの太いワイ
ヤを圧潰する作業は熟練した高度な技量および専用の治
具を要し、特に動翼間における狭い空間内の作業となる
ため、多大な作業時間を要する欠点がある。
一方、スリーブ材をろう付は溶接等の手段によってワイ
ヤ端部に固定する方式にa3いては、前記の内部応力の
問題点に加えて、予熱による熱形ヲでによって動翼、ワ
イヤの材質が硬化し、そのため靭性が低下し、部材に割
れが生じ易くなり動翼の信頼性を低下させるおそれがあ
った。またスリーブ材の装着作業は、狭い動翼間の空間
で行うため作業効率が低い問題点があった。
ヤ端部に固定する方式にa3いては、前記の内部応力の
問題点に加えて、予熱による熱形ヲでによって動翼、ワ
イヤの材質が硬化し、そのため靭性が低下し、部材に割
れが生じ易くなり動翼の信頼性を低下させるおそれがあ
った。またスリーブ材の装着作業は、狭い動翼間の空間
で行うため作業効率が低い問題点があった。
本発明は上記の問題点を解決するために発案されたもの
であり、動1ンフ群の適度な剛性を維持しつつ、かつワ
イヤ張出部におりる内部応力を低減してライ1フの機械
的寿命を伸ばし、また動翼のI友は止め防止構造を簡易
に形成できる、作業性の優れた動翼連結構造を提供づる
ことを目的とする。
であり、動1ンフ群の適度な剛性を維持しつつ、かつワ
イヤ張出部におりる内部応力を低減してライ1フの機械
的寿命を伸ばし、また動翼のI友は止め防止構造を簡易
に形成できる、作業性の優れた動翼連結構造を提供づる
ことを目的とする。
(問題点を解決するIζめの手段)
上記目的を達成するために本発明のfj iM連結構造
は、回転機械のロータ外周方向に列状に配設した複数の
動翼のうち隣接する数枚の動翼をワイヤにて相互に連結
して動翼群とした動翼連結構造に33いて、上記ワイヤ
を、中空状の外側ワイヤと、外側ワイヤの中空部に挿通
する内側ワイヤとの2重構造に構成し、かつ各faJ翼
群の両端には、中空状の外側ワイψのみで構成したワイ
ヤ張出部を設け、そのワイヤ張出部を圧潰して増径部を
形成し、動翼の抜け止め構造としたことを特徴とする。
は、回転機械のロータ外周方向に列状に配設した複数の
動翼のうち隣接する数枚の動翼をワイヤにて相互に連結
して動翼群とした動翼連結構造に33いて、上記ワイヤ
を、中空状の外側ワイヤと、外側ワイヤの中空部に挿通
する内側ワイヤとの2重構造に構成し、かつ各faJ翼
群の両端には、中空状の外側ワイψのみで構成したワイ
ヤ張出部を設け、そのワイヤ張出部を圧潰して増径部を
形成し、動翼の抜け止め構造としたことを特徴とする。
(作用)
上記構成によれば、ワイヤ張出部は、中空状の外側ワイ
ヤのみで形成されるため、従来方式の中実ワイヤと比較
して重伊が低減される。従って運転詩においてワイヤに
作用する曲げモーメントN12が従来方式の場合の曲げ
モーメントM1と比較して大幅に低減し、ワイヤの機械
的寿命を延伸することができる。
ヤのみで形成されるため、従来方式の中実ワイヤと比較
して重伊が低減される。従って運転詩においてワイヤに
作用する曲げモーメントN12が従来方式の場合の曲げ
モーメントM1と比較して大幅に低減し、ワイヤの機械
的寿命を延伸することができる。
また、ワイヤ張出部を圧潰するだけで動翼の抜け止めを
防止することができる。なお、この圧潰作業は、中空状
の外側ワイヤを挟み込むだけで行うことができ、従来の
太い中実ワイヤを圧潰する場合と比較して大幅に作業が
簡素化する。
防止することができる。なお、この圧潰作業は、中空状
の外側ワイヤを挟み込むだけで行うことができ、従来の
太い中実ワイヤを圧潰する場合と比較して大幅に作業が
簡素化する。
(実施例)
次に本発明の一実施例を添付図面第1図ないし第4図を
参照して説明する。951図において、各f)JWlの
側面に穿設されたワイヤ孔3にワイヤ4が挿通されて、
複数の動vlJ1が相互に連結され、動翼群が構成され
る。ワイヤ4は、中空状の外側ワイヤ8と、その外側ワ
イヤ8の中空t2Sに挿通する内側ワイヤ9との2重構
造で構成されている。
参照して説明する。951図において、各f)JWlの
側面に穿設されたワイヤ孔3にワイヤ4が挿通されて、
複数の動vlJ1が相互に連結され、動翼群が構成され
る。ワイヤ4は、中空状の外側ワイヤ8と、その外側ワ
イヤ8の中空t2Sに挿通する内側ワイヤ9との2重構
造で構成されている。
各動翼群において動翼1を相互に連結する部位は外側ワ
イヤ8と内側ワイヤ9とが二重になったワイヤ部材によ
って連結される。内側ワイヤ9はt)JIXI群が回転
して遠心力によって変形した際においてもワイr 7L
3からm脱しないような長さで設定される。一方、i
FJIm群の両端から外側には、外側ワイヤ8のみで構
成したワイヤ張出部5が設けられる。従って外側ワイヤ
8の長さしと内側ワイヤ9の長さ1との関係は第4図に
示すようにワイヤ張出部5に相当する長さ分だけ外側ワ
イヤ8が長く形成される。また外側ワイヤ8で形成され
たワイヤ張出部5の長さは、動vq1の配設ビッヂの1
/2以下であり、かつ圧潰作業に必要な最低限の長さ以
上で設定される。
イヤ8と内側ワイヤ9とが二重になったワイヤ部材によ
って連結される。内側ワイヤ9はt)JIXI群が回転
して遠心力によって変形した際においてもワイr 7L
3からm脱しないような長さで設定される。一方、i
FJIm群の両端から外側には、外側ワイヤ8のみで構
成したワイヤ張出部5が設けられる。従って外側ワイヤ
8の長さしと内側ワイヤ9の長さ1との関係は第4図に
示すようにワイヤ張出部5に相当する長さ分だけ外側ワ
イヤ8が長く形成される。また外側ワイヤ8で形成され
たワイヤ張出部5の長さは、動vq1の配設ビッヂの1
/2以下であり、かつ圧潰作業に必要な最低限の長さ以
上で設定される。
ロータディスク2の外周上に植設されlζ多数枚の動″
:り1は、共振現粂を生起しないように最適の摂動特性
を右するように、複数の動翼群に分割される。すなわち
FA接づる数枚の動翼を1本のワイヤ4にて、連結した
動翼群として複数の動翼群がロータディスク2の全周に
渡って列状に配設される。配設された動!ml’Jに対
し、予め所定寸法に調製した外側ワイヤ8内に内側ワイ
V9を挿通したワイヤ4を各EaJSi 1に穿設した
ワイAア孔3に挿通せしめ、しかる後に動翼群の両端に
設けたワイヤ張出部5を第2図および第3図に例示する
ように圧潰して増径部を形成し、8翼の抜り止め構造と
する。
:り1は、共振現粂を生起しないように最適の摂動特性
を右するように、複数の動翼群に分割される。すなわち
FA接づる数枚の動翼を1本のワイヤ4にて、連結した
動翼群として複数の動翼群がロータディスク2の全周に
渡って列状に配設される。配設された動!ml’Jに対
し、予め所定寸法に調製した外側ワイヤ8内に内側ワイ
V9を挿通したワイヤ4を各EaJSi 1に穿設した
ワイAア孔3に挿通せしめ、しかる後に動翼群の両端に
設けたワイヤ張出部5を第2図および第3図に例示する
ように圧潰して増径部を形成し、8翼の抜り止め構造と
する。
なおワイヤ張出部5の圧潰面10は、回転半径方向に平
坦になるように形成づると、強度的に優れた構造となる
。つまり、遠心力が作用する方向に断面を長くとり、そ
の部分の断面係数を高める方向に圧潰面10を選択すれ
ば、回転に伴ってワイヤ張出部5に発生する曲げ七−メ
ントM2に対する抗力を増加することができる。ちなみ
に圧潰部分をほぼ平坦形状にした場合、断面係数は従来
方式の中実ワイVを使用した場合と同等な値を(1する
ことができる。
坦になるように形成づると、強度的に優れた構造となる
。つまり、遠心力が作用する方向に断面を長くとり、そ
の部分の断面係数を高める方向に圧潰面10を選択すれ
ば、回転に伴ってワイヤ張出部5に発生する曲げ七−メ
ントM2に対する抗力を増加することができる。ちなみ
に圧潰部分をほぼ平坦形状にした場合、断面係数は従来
方式の中実ワイVを使用した場合と同等な値を(1する
ことができる。
こうして、ワイヤ張出部5のff1tiを低減した上に
、従来と同等な断面係数を得ることが可能になったため
、ワイヤ張出部5に発生する応力が低減され、ワイヤの
機械的寿命を伸ばすことができる。
、従来と同等な断面係数を得ることが可能になったため
、ワイヤ張出部5に発生する応力が低減され、ワイヤの
機械的寿命を伸ばすことができる。
なJ3各fIIH1のワイt m連部は、外側ワイヤ8
と内側ワイヤとの双方が挿通されているため、従来の中
実ワイ17を使用した場合と同等のRQ性が維持できる
。
と内側ワイヤとの双方が挿通されているため、従来の中
実ワイ17を使用した場合と同等のRQ性が維持できる
。
本実施例の動翼連結構造によれば、ワイヤ張出部を中空
状の外側ワイヤのみで形成しているため軒昂であり、従
って回転中にワイヤ張出部に作用する応力を低減でき、
ワイヤの機械的寿命を伸ばすことができる。また、中空
状の外側ワイヤで形成されたワイヤ張出部を圧潰するだ
けで動翼の周方向の抜け出しを防止できるので従来の中
実ワイヤを圧潰する場合と較べて、圧潰力が少なくて流
み、格段に作業が簡素化し、作業効率が向上する。
状の外側ワイヤのみで形成しているため軒昂であり、従
って回転中にワイヤ張出部に作用する応力を低減でき、
ワイヤの機械的寿命を伸ばすことができる。また、中空
状の外側ワイヤで形成されたワイヤ張出部を圧潰するだ
けで動翼の周方向の抜け出しを防止できるので従来の中
実ワイヤを圧潰する場合と較べて、圧潰力が少なくて流
み、格段に作業が簡素化し、作業効率が向上する。
ざらに本実施例の構造では、動翼の抜け出し防止用のス
リーブ材を不要としているため、ろうイ」け溶接等の加
熱工程が削除される。従って動’JIJ iJ3よびワ
イヤの熱(E’lによる材質劣化、信頼性の低下の問題
が生じない。
リーブ材を不要としているため、ろうイ」け溶接等の加
熱工程が削除される。従って動’JIJ iJ3よびワ
イヤの熱(E’lによる材質劣化、信頼性の低下の問題
が生じない。
また、2次的な効果であるが、ワイヤが二重溝道となっ
ているために、外側ワイヤと内側ワイヤとの相互tg擦
力によって、より大きな振動減衰効果を得ることができ
る。
ているために、外側ワイヤと内側ワイヤとの相互tg擦
力によって、より大きな振動減衰効果を得ることができ
る。
次に本発明の第2実施例を第5図に従って説明する。
第5図は隣接する8翼群のワイヤ孔に外側ワイV8を連
続して挿通した構造を示ず。連結作業は、まず第1図に
示すように各動翼群毎に外側ワイヤ8 J3よび内側ワ
イヤ9のいずれかを周方向に移動することによって実質
的に全周にわたって両ワイヤを一体化する。動翼の移動
を拘束するために、外側ワイヤ8のみで形成された圧潰
部11を図のように圧潰する。これにより動翼の全周一
群構成が簡単に実現する。
続して挿通した構造を示ず。連結作業は、まず第1図に
示すように各動翼群毎に外側ワイヤ8 J3よび内側ワ
イヤ9のいずれかを周方向に移動することによって実質
的に全周にわたって両ワイヤを一体化する。動翼の移動
を拘束するために、外側ワイヤ8のみで形成された圧潰
部11を図のように圧潰する。これにより動翼の全周一
群構成が簡単に実現する。
また圧潰部11は隣接するamによる両端支持溝道にな
るため遠心力場においても内部応力の発生が少なくワイ
ヤの機械的寿命を長期間維持できる。
るため遠心力場においても内部応力の発生が少なくワイ
ヤの機械的寿命を長期間維持できる。
さらに図示しないが第3実施例として、外側ワイヤをロ
ータ全周にわたって1本で構成することもできる。この
場合、全周一群構成のe兎の剛性をより向上することが
できる。また圧潰部は上記第2実施例の場合と同様に内
部応力の発生が少なく、ワイヤの寿命が長い。
ータ全周にわたって1本で構成することもできる。この
場合、全周一群構成のe兎の剛性をより向上することが
できる。また圧潰部は上記第2実施例の場合と同様に内
部応力の発生が少なく、ワイヤの寿命が長い。
(発明の効果〕
以上の説明の通り本発明の動翼連結構造にJ3いては、
ワイヤ張出部が中空状の外側ワイA1のみで軒昂に構成
されているため、回転による遠心力が作用しても、ワイ
′17張出部に発生する内部応力が少なく、ワイヤの機
械的寿命を伸ばすことができる。
ワイヤ張出部が中空状の外側ワイA1のみで軒昂に構成
されているため、回転による遠心力が作用しても、ワイ
′17張出部に発生する内部応力が少なく、ワイヤの機
械的寿命を伸ばすことができる。
また中空状のワイヤ張出部を圧潰するだけで動翼の抜け
出し防止構造がrrlA単に形成できるので、組立作業
性が格段に向上する。
出し防止構造がrrlA単に形成できるので、組立作業
性が格段に向上する。
第1図は本発明に係る動翼連結構造の一実施例を示す断
面図、第2図は第1図におけるU−II矢祝断面図、第
3図は第2図おける■−■矢視図、第4図はワイヤの長
さ関係を示す部分所面図、第5図は、他の実施例を示ず
断面図、第6図は、従来の勤買の連結構造を示す正面図
、第7図は、ワイヤ端部を圧;8した状態を示す正面図
、第8図は、ソイ1フ端部にスリーブ材を嵌装した状態
を示す断面図、第9図は、ワイヤの各位青にJ3ける内
部応力分布を示すグラフである。 1.1a、1b・・・1FIl翼、2・・・ロータディ
スク、3・・・ワイヤ孔、4・・・ワイヤ、5・・・ワ
イヤ張出部、6・・・スリーブ材、7・・・周端縁、8
・・・外側ワイヤ、9・・・内側ワイヤ、10・・・圧
潰面、11・・・圧潰部、M ・・・曲げ七−メン1−
1M2・・・曲げ七−メン1へ、σ・・・内部応力、L
・・・外側ワイヤの長さ、ρ・・・内側ワイヤの長さ。 出願人代理人 波 多 野 久 第4図 第5図 vJ′bX#内のワイヤイ立! 第9図
面図、第2図は第1図におけるU−II矢祝断面図、第
3図は第2図おける■−■矢視図、第4図はワイヤの長
さ関係を示す部分所面図、第5図は、他の実施例を示ず
断面図、第6図は、従来の勤買の連結構造を示す正面図
、第7図は、ワイヤ端部を圧;8した状態を示す正面図
、第8図は、ソイ1フ端部にスリーブ材を嵌装した状態
を示す断面図、第9図は、ワイヤの各位青にJ3ける内
部応力分布を示すグラフである。 1.1a、1b・・・1FIl翼、2・・・ロータディ
スク、3・・・ワイヤ孔、4・・・ワイヤ、5・・・ワ
イヤ張出部、6・・・スリーブ材、7・・・周端縁、8
・・・外側ワイヤ、9・・・内側ワイヤ、10・・・圧
潰面、11・・・圧潰部、M ・・・曲げ七−メン1−
1M2・・・曲げ七−メン1へ、σ・・・内部応力、L
・・・外側ワイヤの長さ、ρ・・・内側ワイヤの長さ。 出願人代理人 波 多 野 久 第4図 第5図 vJ′bX#内のワイヤイ立! 第9図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回転機械のロータ外周方向に列状に配設した複数の
動翼のうち隣接する数枚の動翼をワイヤにて相互に連結
して動翼群を構成した動翼連結構造において、上記ワイ
ヤを、中空状の外側ワイヤと、外側ワイヤの中空部に挿
通する内側ワイヤとの2重構造に構成し、かつ各動翼群
の両端には、中空状の外側ワイヤのみで構成したワイヤ
張出部を設け、そのワイヤ張出部を圧潰して増径部を形
成し、動翼の抜け止め構造としたことを特徴とする動翼
連結構造。 2、ワイヤ張出部の圧潰面は回転半径方向に平坦になる
ように形成した特許請求の範囲第1項記載の動翼連結構
造。 3、外側ワイヤは、隣接する動翼群のワイヤ孔に連続し
て挿通される特許請求の範囲第1項または第2項記載の
動翼連結構造。 4、外側ワイヤは、ロータ全周にわたり1本で構成され
る特許請求の範囲第1項または第2項記載の動翼連結構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18200086A JPS6338602A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | 動翼連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18200086A JPS6338602A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | 動翼連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6338602A true JPS6338602A (ja) | 1988-02-19 |
Family
ID=16110570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18200086A Pending JPS6338602A (ja) | 1986-08-04 | 1986-08-04 | 動翼連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6338602A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5402568A (en) * | 1992-07-31 | 1995-04-04 | Fuji Oozx Inc. | Method of securing a tip in a tappet |
JP2021156266A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 株式会社Ihi | タービンおよび過給機 |
US11700730B2 (en) | 2010-06-28 | 2023-07-11 | Micron Technology, Inc. | Three dimensional memory and methods of forming the same |
-
1986
- 1986-08-04 JP JP18200086A patent/JPS6338602A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5402568A (en) * | 1992-07-31 | 1995-04-04 | Fuji Oozx Inc. | Method of securing a tip in a tappet |
US11700730B2 (en) | 2010-06-28 | 2023-07-11 | Micron Technology, Inc. | Three dimensional memory and methods of forming the same |
JP2021156266A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-07 | 株式会社Ihi | タービンおよび過給機 |
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