【考案の詳細な説明】[Detailed explanation of the idea]
「産業上の利用分野」
本考案は、エンジン始動操作並びに収穫作業を
未熟練者等も安全に行えるようにするためのコン
バインの警報装置に関する。
「従来の技術」
従来、実開昭51−92440号及び実開昭50−49383
号の各公報に示す如く、エンジン始動時に車輌又
はコンバインの各部を検出して異常個所を警報す
る技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」
前記従来技術は、警報をランプ及びブザーなど
で行つていたから、ランプの点灯などにより異常
個所をチエツクする必要があり、エンジン始動時
の各部の点検が面倒であり、エンジン始動時の操
作性並びに安全性などを容易に向上させ得ない等
の取扱い操作上の問題があつた。
また、特開昭48−100819号公報に示す如く、運
転時の注意事項を録音した磁気テープ並びにその
再生機構を備え、自動車の作動状態及び操作状態
を音声で知らせる技術があつたが、この音声警報
技術を前記従来技術のエンジン始動点検に応用し
た場合、エンジンを始動する操作で常に音声でチ
エツクされるから、エンジン始動を短時間内で繰
返し行うときにその音声警報が騒音となつて作業
者に聞こえると共に、保守修理時並びに誤動作時
にも連続して音声警報が行われることになり、機
能的な音声警報を容易に得ることができない等の
問題があつた。
「問題点を解決するための手段」
然るに、本考案は、予め入力された注意事項を
音声として発するコンバインの警報装置におい
て、エンジンを始動する操作により始業点検スイ
ツチを介してコンバイン各部を検出して、コンバ
イン各部の検出部のいずれかが異常ありで異常個
所の注意事項を音声報知するように構成したこと
を特徴とするものである。
「作用」
従つて、エンジンを始動する操作と始業点検ス
イツチ操作とでコンバイン各部の検出が行われる
から、作業開始前にだけ機体各部の異常ありだけ
を音声警報によりチエツクし得、エンジン始動操
作だけで音声警報が発せられるのを防止し得、エ
ンジン始動の繰返し操作並びにコンバイン各部の
保守修理などを良好に行い得、従来に比べて機能
的な音声警報を容易に得られると共に、始業点検
スイツチ操作により異常なしのときにだけエンジ
ンが始動するような安全性の高い始動点検構造な
ども簡便に構成し得、従来に比べて始動点検機能
の向上並びに取扱い操作性の向上などを容易に図
り得るものである。
「実施例」
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第１図はコンバインの側面図、第２図はその
平面図であり、図中１は機台、２は一対の走行ク
ローラ３，３を左右両側に装備させたトラツクフ
レーム、４はこのトラツクフレーム２に対して機
台１を回動可能に支持するための枢支軸、５はこ
の枢支軸４を支点として機台１の前部を上方へ持
ち上げる昇降用シリンダ、６は前記機台１上に搭
載した脱穀機で、その内部には扱歯７を有する扱
胴８を前記機台１の前後方向に沿わせて軸架して
いる。９は３条刈り用の刈取装置で、複数の分草
板１０…と刈刃１１とから構成したものである。
１２は穀稈挾扼移送装置で、この装置１２はフイ
ードチエーン１３と挾扼杆１４とから構成されて
いて、前記脱穀機６の扱口（図示せず）に沿つて
設けたものである。
また、１５はステツプで、このステツプ１５上
にはシートフレームを介して運転席１６を設ける
と共に、該運転席１６の前部に運転操作部１７を
形成している。つまり、前記ステツプ１５に操作
コラム１８を立設すると共に、この操作コラム１
８内から操作パネル面上に高低２段切換構造の刈
取クラツチレバー１９および脱穀クラツチレバー
２０と左右のサイドクラツチレバー２１，２１と
をそれぞれ立設させて運転操作部１７を構成した
ものである。前記ステツプ１５はステツプキール
を介してトラツクフレーム２に支持させたもので
ある。
また、２２はバツクミラー、２３は籾受台、２
４は補助籾受台で、前記籾受台２３の上方には一
番口２５（第１１図参照）から精粒を取り出すた
めの揚穀コンバイン装置２６を臨ませている。
さらに、２７は前記機台１上に搭載したエンジ
ン、２８は前記の走行クローラ３用の駆動スプロ
ケツトで図示しない走行用ミツシヨンに連結して
ある。また、２９は前記スプロケツト２８と共に
走行クローラ３の端部を支持するアイドルロー
ラ、３０は前記走行クローラ３の上部内面に摺接
させるキヤリアローラ、３１は前記走行クローラ
３の下部内面に摺接させるトラツクローラであ
る。
次いで、穀稈搬送装置について説明すると、前
記刈刃１１の上方部には穀稈の根元側を掻き込む
スターホイルを回転自在に装備している。これら
のスターホイルは複数の穀稈引起装置３２に対応
させて装備したものであつて、これらのスターホ
イルと同軸上には下部搬送チエーンを駆動するス
プロケツトを設けて下部搬送装置を構成し、穀稈
の稈元部を挾扼搬送すべく構成している。
さらに、下部搬送装置の上方部には穀稈の穂先
側を挾持搬送する上部搬送装置３３，３３を延設
し、該装置３３，３３の後方には長短稈調節可能
な縦搬送装置３４の始端部を臨ませてあり、該装
置３４の終端部は前記フイードチエーン１３の始
端部へ向けて延設している。
さらにまた、前記籾受台２３の上方部で且つ脱
穀機６の機外側には一番口２５から揚穀コンベア
装置２６を介して搬送されてくる籾を籾袋に流下
させ或いは貯留するために用いる籾貯留タンク３
５を装備させている。
なお、第２図における３６は走行用主変速レバ
ー、３７は走行用副変速レバー、３８は主クラツ
チレバーである。
次に第３図を参照して警報装置の回路構成につ
いて述べる。
３９はバツテリで、このバツテリ３９はリレー
４０のリレー接点４１に接続すると共に、エンジ
ン始動スイツチ４２のバツテリ接点４３に接続し
ている。
前記リレー接点４１の一側には抵抗４４を介し
てスタータ４５を接続する一方、始動スイツチ４
２をスタート接点４６には始業点検スイツチ４７
を接続し、このスイツチ４７の一方の端子４７ｂ
を前記リレー４０に、また他方の端子４７ａを各
感知スイツチ４８，４９，５０，５１にそれぞれ
接続するもので、エンジン２７始動が行われる状
態にあることを検出する装置としてスタート接点
４６を設け、始業点検スイツチ４７を介してエン
ジン２７始動が行われることを検出するように構
成している。
ここで、感知スイツチ４８はエンジン冷却水が
必要量以上になつた時に常閉側から常開側へ切り
換わつてランプ５２を点灯させるものであり、感
知スイツチ４９は燃料が必要量以下になつた時に
前述と同様にスイツチングしてランプ５３を点灯
させるものであり、感知スイツチ５０はエンジン
オイルの量を検出してランプ５４を点灯させるも
のであり、感知スイツチ５１は主クラツチレバー
３８が「入」位置に切り換えられた時にスイツチ
ングしてランプ５５を点灯させるものである。
而して、これら各感知スイツチ４８〜５１の常
開側をノア回路５６の入力側に接続し、この回路
５６の出力側は端子５７を介してリレー４０に接
続し、始業点検スイツチ４７を端子４７ａ側に切
り換えた時には、エンジン始動に不可欠な条件が
整わない限り、エンジン２７が始動しないように
構成している。
また、前記エンジン始動スイツチ４２のイグニ
ツシヨン接点５８を電源回路５９に接続すると共
に、この回路５９の端子６０には各感知スイツチ
６１，６２，６３，６４，６５を接続している。
ここで、感知スイツチ６１は籾貯留タンク３５
が満杯になつた時にオン作動してランプ６６を点
灯させるものであり、感知スイツチ６２は扱胴８
の回転が低下した時にオン作動してランプ６７を
点灯させるものであり、感知スイツチ６３は第１
０図に示す排藁チエーン６８から搬送されてくる
排藁がカツター６９上に詰つた時にオン作動して
ランプ７０を点灯させるものであり、感知スイツ
チ６４は一番口２５が詰つた時にスイツチングし
てランプ７１を点灯させるものであり、感知スイ
ツチ６５は二番口７２（第１２図参照）が詰つた
時に同様にランプ７３を点灯させるものである。
前記ランプ７１，７３の通電ラインにはスイツ
チ６５，６４と連動してスイツチングするバツク
接点６５ｂ，６４ｂを各別に接続し、スイツチ６
４，６５のうちのいずれか一方がオン作動した時
に両方のランプ７１，７３が同時に点灯するのを
防止している。
さらに、前記各感知スイツチ４８〜５１の各常
開側および前記各感知スイツチ６１〜６５の出力
側には抵抗を介してトランジスタ７４，７５，７
６，７７，７８，７９，８０，８１を接続し、ス
イツチング作動した感知スイツチ４８〜５１、６
１〜６５に対応するトランジスタを導通させ、該
トランジスタに対応する磁気ヘツド（多重再生ヘ
ツド）８２，８３，８４，８５，８６，８７，８
８，８９を作動すべく構成している。
また、前記トランジスタ７４〜８１のうちいず
れか一つのトランジスタが導通した時に励磁され
るリレー９０を設け、電源回路５９の端子９１と
磁気テープ駆動用モータ９２との間に該リレー９
０のリレー接点９０ａを接続し、感知スイツチ４
８〜５１、６１〜６５がスイツチング作動した時
にのみ該モータ９２を駆動して、８トラツクエン
ドレス磁気テープ９３を走行させるように構成し
ている。
前記各磁気ヘツド８２〜８９には該ヘツドによ
つて再生された音声信号を増幅するための増幅器
９４を接続し、この増幅器９４で増幅された音声
信号をスピーカ９５で拡声出力するもので、予め
入力されたエンジン２７始動時における注意事項
を音声として発する装置として前記モータ９２及
び磁気テープ９３などを設け、上記スタート接点
４６及び始業点検スイツチ４７のエンジン２７始
動検出結果に基づいて、前記モータ９２などを自
動的に作動させるべく構成している。
上記のように、予め入力された注意事項を音声
として発するコンバインの警報装置において、エ
ンジン２７を始動する操作により始業点検スイツ
チ４７を介してコンバイン各部を検出して、コン
バイン各部の検出部である各感知スイツチ４８，
４９，５０，５１のいずれかが異常ありで異常個
所の注意事項を音声報知すると共に、コンバイン
収穫作業時の各部の不具合を検出する装置として
各感知スイツチ６１，６２，６３，６４，６５を
設け、この検出結果に基づいて、前記したエンジ
ン２７始動警報を音声で行う装置であるモータ９
２などを自動的に作動させて、収穫作業中の異常
発生を音声として警報すべく構成している。
前記エンドレス磁気テープ９３の各トラツクに
は例えば下記に示すような音声信号を記録してい
る。
"Industrial Application Field" The present invention relates to a combine harvester alarm system that allows even unskilled workers to safely perform engine starting operations and harvesting operations. "Prior art" Previously, Utility Model Application No. 51-92440 and Utility Model Application No. 50-49383
As shown in the publications of the above issues, there is a technology that detects various parts of a vehicle or combine harvester when the engine is started and warns of abnormalities. ``Problems to be Solved by the Invention'' In the above conventional technology, warnings were issued using lamps and buzzers, so it was necessary to check for abnormalities by lighting lamps, etc., and inspection of each part when starting the engine was troublesome. However, there were problems in handling and operation, such as difficulty in improving operability and safety when starting the engine. In addition, as shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 100819/1983, there was a technology that was equipped with a magnetic tape recording precautions to be taken while driving and a reproducing mechanism to notify the vehicle's operating status and operation status by voice. When the warning technology is applied to the engine start inspection of the prior art, the engine is always checked by voice when starting the engine, so when the engine is started repeatedly within a short period of time, the voice warning becomes a noise and can be harmful to the operator. In addition to this, audible warnings are also issued continuously during maintenance repairs and malfunctions, resulting in problems such as the inability to easily obtain functional audible warnings. ``Means for Solving Problems'' However, the present invention is a combine harvester alarm system that emits pre-entered precautions as a voice, which detects each part of the combine via a start-up inspection switch when the engine is started. The present invention is characterized in that, if any of the detecting sections of the combine harvester has an abnormality, it is configured to issue an audio notification of precautions for the abnormal location. ``Function'' Therefore, since each part of the combine is detected by the operation of starting the engine and operating the start-up inspection switch, it is possible to check for abnormalities in each part of the machine by means of an audio warning only before starting work, and only by operating the engine start operation. It is possible to prevent the sound warning from being issued when the engine starts, and to perform maintenance and repair of various parts of the combine in good condition.In addition to being able to easily obtain a functional sound warning compared to conventional methods, it is also possible to easily operate the start-up inspection switch. It is possible to easily configure a highly safe starting inspection structure in which the engine starts only when there is no abnormality, and it is possible to easily improve the starting inspection function and handling operability compared to conventional methods. It is. "Embodiments" Examples of the present invention will be described below in detail based on the drawings. Figure 1 is a side view of the combine harvester, and Figure 2 is its plan view. In the figure, 1 is the machine base, 2 is a truck frame equipped with a pair of running crawlers 3 on both left and right sides, and 4 is this truck frame. 2 is a pivot shaft for rotatably supporting the machine base 1; 5 is a lifting cylinder that lifts the front part of the machine base 1 upwards using the pivot shaft 4 as a fulcrum; and 6 is the machine base 1; This threshing machine is mounted on the top, and inside thereof, a handling barrel 8 having handling teeth 7 is mounted on a shaft along the longitudinal direction of the machine stand 1. Reference numeral 9 denotes a reaping device for three-row mowing, which is composed of a plurality of grass dividing plates 10 and a cutting blade 11.
Reference numeral 12 denotes a grain culm transfer device, and this device 12 is composed of a feed chain 13 and a ramming rod 14, and is installed along the handling opening (not shown) of the threshing machine 6. . Further, 15 is a step, and a driver's seat 16 is provided on the step 15 via a seat frame, and a driving operation section 17 is formed in the front part of the driver's seat 16. That is, the operation column 18 is installed upright on the step 15, and this operation column 1
The driving operation section 17 is constructed by erecting a reaping clutch lever 19 and a threshing clutch lever 20 with a two-stage height switching structure and left and right side clutch levers 21, 21 on the operation panel surface from within the operation panel 8. The step 15 is supported by the track frame 2 via a step keel. In addition, 22 is a back mirror, 23 is a paddy holder, 2
Reference numeral 4 denotes an auxiliary paddy pedestal, and above the paddy pedestal 23, a fried grain combine device 26 for taking out fine grains from the first mouth 25 (see FIG. 11) faces. Further, 27 is an engine mounted on the machine base 1, and 28 is a drive sprocket for the traveling crawler 3, which is connected to a traveling mission (not shown). Further, 29 is an idle roller that supports the end of the traveling crawler 3 together with the sprocket 28, 30 is a carrier roller that is brought into sliding contact with the upper inner surface of the traveling crawler 3, and 31 is a track that is brought into sliding contact with the lower inner surface of the traveling crawler 3. It's Laura. Next, the grain culm conveying device will be described. The upper part of the cutting blade 11 is rotatably equipped with a star wheel that scrapes the root side of the grain culm. These star wheels are equipped in correspondence with a plurality of grain culm lifting devices 32, and a sprocket for driving a lower conveyance chain is provided coaxially with these star wheels to constitute a lower conveyance device, and The culm base portion of the culm is configured to be conveyed by pinching. Further, upper conveying devices 33, 33 for pinching and conveying the tip side of the grain culm are extended from the upper part of the lower conveying device, and behind the devices 33, 33, a starting end of a vertical conveying device 34 whose length can be adjusted is The terminal end of the device 34 extends toward the starting end of the feed chain 13. Furthermore, above the paddy receiving table 23 and on the outside of the threshing machine 6, there is provided a structure for letting the paddy conveyed from the first mouth 25 via the grain frying conveyor device 26 flow into the paddy bag or storing it. Paddy storage tank 3 used
It is equipped with 5. In FIG. 2, numeral 36 is a main shift lever for traveling, 37 is an auxiliary shift lever for traveling, and 38 is a main clutch lever. Next, the circuit configuration of the alarm device will be described with reference to FIG. 39 is a battery, and this battery 39 is connected to a relay contact 41 of a relay 40 and also to a battery contact 43 of an engine starting switch 42. A starter 45 is connected to one side of the relay contact 41 via a resistor 44, and a starter switch 4 is connected to one side of the relay contact 41 through a resistor 44.
2, the start contact 46 has a start check switch 47
and one terminal 47b of this switch 47
is connected to the relay 40, and the other terminal 47a is connected to each of the sensing switches 48, 49, 50, 51, respectively, and a start contact 46 is provided as a device for detecting that the engine 27 is in a state to be started. It is configured to detect that the engine 27 is started via the start-up inspection switch 47. Here, the sensing switch 48 switches from the normally closed side to the normally open side and lights up the lamp 52 when the engine coolant level exceeds the required level, and the sensing switch 49 switches the lamp 52 on when the engine coolant level falls below the required level. The sensing switch 50 detects the amount of engine oil and turns on the lamp 54 when the main clutch lever 38 is turned on. When the switch is switched to the `` position, the lamp 55 is turned on by switching. The normally open side of each of these sensing switches 48 to 51 is connected to the input side of a NOR circuit 56, the output side of this circuit 56 is connected to the relay 40 via a terminal 57, and the start-up check switch 47 is connected to a terminal. When switching to the 47a side, the engine 27 is configured not to start unless the conditions essential for starting the engine are met. Further, the ignition contact 58 of the engine starting switch 42 is connected to a power supply circuit 59, and the terminal 60 of this circuit 59 is connected to each sensing switch 61, 62, 63, 64, 65. Here, the sensing switch 61 is connected to the paddy storage tank 35.
The sensor switch 62 turns on and lights up the lamp 66 when the cylinder 8 is full.
The sensor switch 63 is turned on and lights up the lamp 67 when the rotation of
When the cutter 69 is clogged with straw conveyed from the straw discharging chain 68 shown in Fig. 0, it is turned on to light up the lamp 70, and the detection switch 64 is turned on when the first opening 25 is clogged. The sensing switch 65 similarly lights the lamp 73 when the second port 72 (see FIG. 12) is clogged. Back contacts 65b and 64b, which switch in conjunction with switches 65 and 64, are connected to the energizing lines of the lamps 71 and 73, respectively.
This prevents both lamps 71 and 73 from lighting up at the same time when either one of lamps 4 and 65 is turned on. Further, transistors 74, 75, 7 are connected via resistors to the normally open side of each of the sensing switches 48 to 51 and to the output side of each of the sensing switches 61 to 65.
6, 77, 78, 79, 80, 81 are connected and the sensing switches 48 to 51, 6 are activated.
The transistors corresponding to numbers 1 to 65 are made conductive, and the magnetic heads (multiple read heads) 82, 83, 84, 85, 86, 87, 8 corresponding to the transistors are turned on.
8,89 is configured to operate. Further, a relay 90 is provided which is energized when any one of the transistors 74 to 81 becomes conductive, and the relay 90 is provided between a terminal 91 of the power supply circuit 59 and a magnetic tape drive motor 92.
0 relay contact 90a is connected, and the sensing switch 4
The motor 92 is driven to run the 8-track endless magnetic tape 93 only when the switches 8 to 51 and 61 to 65 are switched. Each of the magnetic heads 82 to 89 is connected to an amplifier 94 for amplifying the audio signal reproduced by the head, and the audio signal amplified by the amplifier 94 is amplified and outputted by a speaker 95. The motor 92, the magnetic tape 93, etc. are provided as a device for emitting the input precautions when starting the engine 27 as a voice, and the motor 92, etc. is configured to operate automatically. As described above, in the combine harvester alarm device that issues pre-input precautions as audio, each part of the combine is detected via the start-up inspection switch 47 by the operation of starting the engine 27, and each part of the combine, which is a detection part, is detected. Sensing switch 48,
Detection switches 61, 62, 63, 64, and 65 are provided as devices for notifying the abnormality by voice when any of the parts 49, 50, and 51 is abnormal, and detecting malfunctions in each part during combine harvesting work. Based on this detection result, the motor 9, which is a device that issues the above-mentioned engine 27 start warning with audio.
2 etc. are automatically activated to issue an audible warning in the event of an abnormality occurring during harvesting operations. For example, the following audio signals are recorded on each track of the endless magnetic tape 93.
【表】
また、前記感知スイツチ６３とトランジスタ８
０のベース電極との間には穀稈感知スイツチ９６
を接続している。このスイツチ９６は第２図に示
す縦搬送装置３４に設けたもので、扱胴８の回転
が所定回転数に達した後に刈刃１１によつて刈り
取られた穀稈が搬送されてきたのを感知してオン
作動するものであり、扱胴８の回転初期における
スイツチ６３の誤動作を補正するためのものであ
る。
次に、第４図乃至第１２図を参照して前記感知
スイツチ４８〜５１、６１〜６５の具体的構成に
ついて述べる。
エンジン冷却水感知スイツチ４８は第４図に示
す如くコンテンスタンク９７に螺設していて、タ
ンク９７に立設した支柱９８に遊嵌してなるフロ
ート９９が冷却水の不足に起因して下降した時に
常閉側から常開側へ切り換わるものである。な
お、１００は支柱９８に一体形成した鍔で、エン
ジン冷却水が必要量ある時にフロート９９の浮上
を防止するためのものである。
燃料感知スイツチ４９は第５図に示す如くフユ
エルタンク１０１に螺設していて、軸１０２に枢
着したアーム１０３の先端にフロート１０４を介
して取り付けてなる円弧状のレバー１０５が燃料
の不足に起印して下降回転（同図の仮想線参照）
した時に常閉側から常開側へ切り換わるものであ
る。なお、１０６は油面計である。
エンジンオイル感知スイツチ５０は第６図に示
す如くエンジンブロツク１０７に螺設していて、
ブロツク１０７内に設けたコ字状の支柱１０８に
遊嵌してなるフロート１０９がエンジンオイルの
過不足に起因して上下動した時に常閉側から常開
側へ切り換わるものである。なお、１１０はオイ
ルゲージ１１１をもつたキヤツプである。
主クラツチ位置感知スイツチ５１は第７図に示
す如くクラツチ「切」位置におけるクラツチレバ
ー３８の一側に配置していて、該レバー３８を同
図に仮想線で示すクラツチ「入」位置に操作した
時に常閉側から常開側へ切り換わるものである。
籾貯留量感知スイツチ６１は第８図に示す如く
籾貯留タンク３５の側壁にビス止めしたスイツチ
ボツクス１１２内に設けたもので、揚穀コンベア
装置２６の上端投口１１３からタンク３５内に順
次投入される籾によつて、該タンク３５内の籾貯
留量が増加し、筒１１４内に籾が流下し始めた時
にオン作動するものである。
扱胴回転感知スイツチ６２は第９図に示す如
く、扱胴軸１１５の近傍に設けている。而して、
該扱胴軸１１５にブラケツト１１６および揺動ア
ーム１１７，１１７を介してボール１１８，１１
８を設け、扱胴軸１１５に遊嵌したスライダー１
１９と前記アーム１１７，１１７との間に連杆１
２０を張設し、扱胴８の回転低下によつてスライ
ダ１１９が矢印方向へ移行した時、支軸１２１を
支点としてシフター１２２が反時計方向へ回動
し、前記感知スイツチ６２をオン作動させるよう
に構成したものである。
カツターの異常感知スイツチ６３は第１０図に
示す如く機筐１２３背面に設けた開閉ドア１２４
の内側近傍に設けていて、カツター６９の上部空
間に排藁が詰り、この排藁の圧力によつて前記ド
ア１２４が弾性係止板１２５に抗して反時計方向
へ回動した時、該ドア１２４に一体形成した突片
１２６により感知スイツチ６３のアクチユエータ
を押圧して該スイツチ６３をオン作動させるよう
に構成したものである。
一番口の異常感知スイツチ６４は第１１図に示
す如く揚穀コンベアケース１２７に設けた平板１
２８にビス止めしたもので、該ケース１２７に蝶
ボルト１２９およびスプリング１３０を用いて取
り付けた揚穀コンベア掃除弁１３１が、籾の詰り
によりスプリング１３０に抗して同図に仮想線で
示す如く開成した時に、前記スイツチ６４をオン
作動すべく構成したものである。なお、１３２は
一番スクリユーコンベア、１３３は揚穀コンベ
ア、１３４は揚穀コンベアベベルケースである。
二番口の異常感知スイツチ６５は第１２図に示
す如く二番スロワー胴１３５に設けた平板１３６
にビス止めしたもので、スロワー胴１３５に植設
したボルト１３７とスプリング１３８と蝶ナツト
１３９とを用いて前記スロワー胴１３５の下端開
口部に取り付けた開閉カバー１４０が、二番還元
物の詰りによりスプリング１３８，１３８に抗し
て開成したときに、前記スイツチ６５をオン作動
すべく構成したものである。なお、１４１は二番
スクリユーコンベア、１４２は二番スロワー羽根
である。
本考案は上記の如く構成するものにして、以下
作用を説明する。
いま、始業点検スイツチ４７を投入し端子４７
ａ側に接続した後に、エンジン始動スイツチ４２
の所定箇所にキー（図示せず）を挿入してバツテ
リ接点４３とスタート接点４６とを電気接続した
時、エンジン冷却水、燃料およびエンジンオイル
が必要量だけあり、かつ、主クラツチが切れてい
る場合（エンジン始動に不可欠な条件が整つてい
る場合）には、各感知スイツチ４８〜５１は第３
図に実線で示す如く常閉側にそれぞれ接続してい
るので、ノア回路５６の全ての入力端子には
“０”信号が印加され、この回路５６の出力側か
らは“１”信号が出力され、リレー４０を励磁し
てその接点４１をオン作動するので、スタータ４
５が作動してエンジン２７が始動するものであ
る。
逆に、前記感知スイツチ４８〜５１のうちいず
れかが常開側に切り換わつている場合には、ノア
回路５６のいずれかの入力端子に“１”信号が印
加されるので、この回路５６からは“０”信号が
出力されることになり、エンジン２７の始動は不
可能となる。つまり、エンジン始動に不可欠な条
件が一つでも欠けている場合にはエンジン２７は
始動しない。
たとえば、燃料感知スイツチ４９が常開側に切
り換わつている場合にはランプ５３が点灯すると
共に、トランジスタ７５が導通してリレー９０を
励磁し、その接点９０ａをオン作動してモータ９
２を駆動し、以つてエンドレス磁気テープ９３を
走行させると同時に、磁気ヘツド８３を作動し、
予めこのテープ９３の第２トラツクに録音されて
いる音声信号を再生し、さらに増幅器９４および
スピーカ９５を介して燃料が不足している旨の警
報を音声によつてオペレータに報知するものであ
る。
エンジン始動後におけるコンバイン作業中にお
いて感知スイツチ６１〜６５のうちいずれかのス
イツチがオン作動した時にも前述とほゞ同様にし
て音声による警報を発するものである。
たとえば、一番口の異常感知スイツチ６４がオ
ン作動すると、ランプ７１が点灯すると共に、ト
ランジスタ８１が導通してリレー９０を励磁し、
その接点９０ａをオン作動してモータ９２を駆動
し、以つてエンドレス磁気テープ９３を走行させ
ると同時に、磁気ヘツド８９を作動し、予めこの
テープ９３の第８トラツクに録音されている音声
信号を再生し、さらに増幅器９４およびスピーカ
９５を介して一番口が詰つている旨の警報を音声
によつてオペレータに報知するものである。
第１３図は上記構成の変形構造を示す電気回路
図で、同図中、１４３は２つの接点１４４，１４
５をもつた始動点検スイツチで、このスイツチ１
４３は操作コラム１８上に配置し、該スイツチ１
４３をオン操作した時にはホールドコイル１４６
によつてそのオン操作状態が維持されるものであ
る。１４７は３つの接点１４８，１４９，１５０
をもつたエンジン冷却水点検完了スイツチ、１５
１は３つの接点１５２，１５３，１５４をもつた
燃料点検完了スイツチ、１５５は３つの接点１５
６，１５７，１５８をもつたエンジンオイル点検
完了スイツチで、これらの各点検完了スイツチ１
４７，１５１，１５５はエンジン２７の近傍に配
置することが推奨され、これらのスイツチ１４
７，１５１，１５５をオン操作した時にはホール
ドコイル１５９，１６０，１６１によつてそのオ
ン操作状態が各別に維持されるものである。
１６２は３つの接点１６３，１６４，１６５を
もつた主クラツチ点検完了スイツチで、このスイ
ツチ１６２は前記主クラツチレバー３８のレバー
ガイド近傍に配置し、該スイツチ１６２をオン操
作した時にはホールドコイル１６６によつてその
オン操作状態が維持されるものである。
ここで、これらの各スイツチ１４７，１５１，
１５５，１６２が前記スイツチ４８，４９，５
０，５１と異なる点は次の通りである。つまり、
前記スイツチ４８〜５１は自動的に作動するもの
であるが、これらの各スイツチ１４７，１５１，
１５５，１６２は必要箇所をオペレータが確認し
た上で手動によつてオン操作させるものである。
したがつて磁気テープ９３′の各トラツクに対す
る音声信号の記録内容も先の実施例とは若干異な
つている。
このエンドレス磁気テープ９３′の各トラツク
には例えば下記に示すような音声信号を記録して
いる。[Table] Also, the sensing switch 63 and the transistor 8
A grain culm sensing switch 96 is connected between the base electrode of
are connected. This switch 96 is provided in the vertical conveyance device 34 shown in FIG. It is sensed and turned on, and is used to correct malfunction of the switch 63 at the initial stage of rotation of the handling cylinder 8. Next, the specific structure of the sensing switches 48-51, 61-65 will be described with reference to FIGS. 4 to 12. The engine cooling water detection switch 48 is screwed onto the content tank 97 as shown in FIG. It switches from the normally closed side to the normally open side. Note that 100 is a collar integrally formed on the support column 98, and is used to prevent the float 99 from floating when the required amount of engine cooling water is present. The fuel detection switch 49 is screwed onto the fuel tank 101 as shown in FIG. mark and rotate downward (refer to the imaginary line in the same figure)
When this happens, it switches from the normally closed side to the normally open side. Note that 106 is an oil level gauge. The engine oil detection switch 50 is screwed onto the engine block 107 as shown in FIG.
When a float 109 loosely fitted into a U-shaped column 108 provided in a block 107 moves up and down due to an excess or deficiency of engine oil, it switches from the normally closed side to the normally open side. Note that 110 is a cap having an oil gauge 111. The main clutch position sensing switch 51 is disposed on one side of the clutch lever 38 when the clutch is in the "off" position, as shown in FIG. 7, and when the lever 38 is operated to the clutch "on" position shown in phantom in the figure. It switches from the normally closed side to the normally open side. The paddy storage amount sensing switch 61 is installed in a switch box 112 screwed to the side wall of the paddy storage tank 35 as shown in FIG. The amount of paddy stored in the tank 35 increases due to the amount of paddy being stored, and the switch is turned on when the paddy begins to flow down into the cylinder 114. The handling cylinder rotation sensing switch 62 is provided near the handling cylinder shaft 115, as shown in FIG. Then,
Balls 118, 11 are connected to the handling cylinder shaft 115 via a bracket 116 and swing arms 117, 117.
8 is provided and the slider 1 is loosely fitted to the handling cylinder shaft 115.
19 and the arms 117, 117 are connected to each other.
20 is tensioned, and when the slider 119 moves in the direction of the arrow as the rotation of the handling cylinder 8 decreases, the shifter 122 rotates counterclockwise about the support shaft 121, turning on the sensing switch 62. It is configured as follows. The abnormality detection switch 63 of the cutter is installed on the opening/closing door 124 provided on the back of the machine casing 123 as shown in FIG.
When the upper space of the cutter 69 is clogged with straw and the pressure of the straw causes the door 124 to rotate counterclockwise against the elastic locking plate 125, The actuator of the sensing switch 63 is pressed by a projecting piece 126 integrally formed on the door 124 to turn on the switch 63. The first abnormality detection switch 64 is a flat plate 1 provided on the grain frying conveyor case 127 as shown in FIG.
28, and is attached to the case 127 using a butterfly bolt 129 and a spring 130, the fried grain conveyor cleaning valve 131 opens as shown by the imaginary line in the figure against the spring 130 due to blockage of paddy. When this happens, the switch 64 is turned on. In addition, 132 is the first screw conveyor, 133 is a grain frying conveyor, and 134 is a grain frying conveyor bevel case. The abnormality detection switch 65 at the second port is connected to a flat plate 135 provided on the second thrower barrel 135 as shown in FIG.
The opening/closing cover 140 attached to the opening at the lower end of the thrower barrel 135 using bolts 137, springs 138, and wing nuts 139 embedded in the thrower barrel 135 may become clogged with the second reducing material. The switch 65 is configured to turn on when the switch is opened against the springs 138, 138. In addition, 141 is a No. 2 screw conveyor, and 142 is a No. 2 thrower blade. The present invention is constructed as described above, and its operation will be explained below. Now, turn on the start-up inspection switch 47 and connect the terminal 47.
After connecting to the a side, turn on the engine start switch 42.
When the key (not shown) is inserted into a predetermined position and the battery contact 43 and start contact 46 are electrically connected, the required amount of engine cooling water, fuel, and engine oil are present, and the main clutch is disengaged. (when the conditions essential for starting the engine are met), each sensing switch 48 to 51 is
As shown by the solid lines in the figure, since they are connected to the normally closed side, "0" signals are applied to all input terminals of the NOR circuit 56, and "1" signals are output from the output side of this circuit 56. , the relay 40 is energized and its contact 41 is turned on, so the starter 4
5 is activated and the engine 27 is started. Conversely, when any one of the sensing switches 48 to 51 is switched to the normally open side, a "1" signal is applied to one of the input terminals of the NOR circuit 56. A "0" signal will be output from this point, making it impossible to start the engine 27. In other words, if even one condition essential for starting the engine is missing, the engine 27 will not start. For example, when the fuel detection switch 49 is switched to the normally open side, the lamp 53 lights up, and the transistor 75 becomes conductive to excite the relay 90, turning on the contact 90a and turning on the motor 9.
2 to run the endless magnetic tape 93 and at the same time operate the magnetic head 83.
The audio signal previously recorded on the second track of this tape 93 is reproduced, and furthermore, an alarm to the effect that fuel is insufficient is notified to the operator via an amplifier 94 and a speaker 95. When any one of the sensing switches 61 to 65 is turned on during combine harvester operation after the engine is started, an audio warning is issued in substantially the same manner as described above. For example, when the first abnormality detection switch 64 is turned on, the lamp 71 lights up, the transistor 81 becomes conductive, and the relay 90 is energized.
The contact 90a is turned on to drive the motor 92, thereby causing the endless magnetic tape 93 to run, and at the same time operating the magnetic head 89 to reproduce the audio signal previously recorded on the eighth track of this tape 93. Furthermore, the operator is notified by voice via the amplifier 94 and the speaker 95 that the mouth is most clogged. FIG. 13 is an electric circuit diagram showing a modified structure of the above configuration, in which 143 indicates two contacts 144, 14.
5, this switch 1
43 is arranged on the operation column 18, and the switch 1
When 43 is turned on, hold coil 146
The on state is maintained by the switch. 147 has three contacts 148, 149, 150
Engine coolant inspection completion switch with
1 is a fuel inspection completion switch with three contacts 152, 153, 154, and 155 is a fuel inspection completion switch with three contacts 15
6, 157, 158, each of these inspection completion switches 1
47, 151, 155 are recommended to be placed near the engine 27, and these switches 14
When the switches 7, 151, and 155 are turned on, their respective on states are maintained by hold coils 159, 160, and 161, respectively. 162 is a main clutch inspection completion switch having three contacts 163, 164, and 165. This switch 162 is placed near the lever guide of the main clutch lever 38, and when the switch 162 is turned on, the hold coil 166 is activated. The on-operation state is maintained. Here, each of these switches 147, 151,
155, 162 are the switches 48, 49, 5
The differences from 0 and 51 are as follows. In other words,
The switches 48 to 51 operate automatically, but each of these switches 147, 151,
Reference numerals 155 and 162 are for manually turning on the switches after the operator confirms the necessary locations.
Therefore, the recorded content of audio signals on each track of the magnetic tape 93' is also slightly different from the previous embodiment. For example, the following audio signals are recorded on each track of the endless magnetic tape 93'.
【表】
なお、第１３図において第３図と同一の部分に
は同一番号を付してその詳しい説明を省略してい
る。
次いで、上記構成の作用について述べると、い
ま、エンジン始動スイツチ４２の所定箇所にキー
（図示せず）を挿入してバツテリ接点４３とスタ
ート接点４６とを電気接続した後に、始業点検ス
イツチ１４３をオン操作すると、ホールドコイル
１４６によつて該スイツチ１４３のオン状態が維
持されると共に、トランジスタ７４が導通してリ
レー９０を励磁し、その接点９０ａをオン作動し
てモータ９２を駆動し、以つてエンドレス磁気テ
ープ９３′を走行させると同時に、磁気ヘツド８
２を作動し、予めこのテープ９３′の第１トラツ
クに録音されている音声信号を再生し、さらに増
幅器９４およびスピーカ９５を介してエンジン冷
却水の点検を促す旨の警報を音声によつてオペレ
ータに報知するものである。
この警報によつてオペレータがエンジン冷却水
の有無を確認した後に、エンジン冷却水点検完了
スイツチ１４７を手動操作によつてオン作動させ
ると、接点１４９の開成で前記スイツチ１４３の
オン保持が解除される一方、ホールドコイル１５
９によつて該スイツチ１４７のオン状態が維持さ
れると共に、トランジスタ７５が導通して磁気テ
ープ９３′を走行させると同時に、磁気ヘツド８
３が作動するのでスピーカ９５から燃料の点検を
促す旨の警報が発せられる。
以下、このような点検を促す旨の警報に基づい
て各部を点検し、点検完了スイツチ１５１，１５
５，１６２をこの順にオン操作するものである。
最後の点検完了スイツチ１６２をオン操作する
と、その接点１６５が閉成するのでスタータ４５
に電源が印加され、エンジン２７が始動するもの
である。
なお、コンバイン作業中における感知スイツチ
６１〜６５のオン作動に基づく警報は先の実施例
とほヾ同一であるから、ここではその説明を省略
する。
「考案の効果」
以上実施例から明らかなように本考案は、予め
入力された注意事項を音声として発するコンバイ
ンの警報装置において、エンジン２７を始動する
操作により始業点検スイツチ４７を介してコンバ
イン各部を検出して、コンバイン各部の検出部４
８，４９，５０，５１のいずれかが異常ありで異
常個所の注意事項を音声報知するように構成した
もので、エンジン２７を始動する操作と始業点検
スイツチ４７操作とでコンバイン各部の検出が行
われるから、作業開始前にだけ機体各部の異常あ
りだけを音声警報によりチエツクでき、エンジン
２７始動操作だけで音声警報が発せられるのを防
止でき、エンジン２７始動の繰返し操作並びにコ
ンバイン各部の保守修理などを良好に行うことが
でき、従来に比べて機能的な音声警報を容易に得
ることができると共に、始業点検スイツチ４７操
作により異常なしのときにだけエンジン２７が始
動するような安全性の高い始動点検構造なども簡
便に構成でき、従来に比べて始動点検機能の向上
並びに取扱い操作性の向上などを容易に図ること
ができる等の実用的な効果を奏するものである。[Table] Note that in FIG. 13, the same parts as in FIG. 3 are given the same numbers and detailed explanations thereof are omitted. Next, to describe the operation of the above configuration, after inserting a key (not shown) into a predetermined position of the engine start switch 42 and electrically connecting the battery contact 43 and the start contact 46, the start check switch 143 is turned on. When operated, the switch 143 is kept in the on state by the hold coil 146, and the transistor 74 becomes conductive to excite the relay 90, turning on the contact 90a and driving the motor 92. At the same time as the magnetic tape 93' is running, the magnetic head 8
2, the audio signal previously recorded on the first track of this tape 93' is played back, and the operator also sends an audio warning to the operator to check the engine cooling water via the amplifier 94 and speaker 95. This is to inform the public. After the operator confirms the presence of engine cooling water using this alarm, when the engine cooling water inspection completion switch 147 is manually turned on, the on-holding of the switch 143 is released by opening the contact 149. On the other hand, hold coil 15
9 maintains the on state of the switch 147, and at the same time turns on the transistor 75 and runs the magnetic tape 93'.
3 is activated, a warning is issued from the speaker 95 to prompt a fuel check. Hereinafter, each part will be inspected based on the warning prompting such an inspection, and the inspection completion switch 151, 15 will be activated.
5 and 162 are turned on in this order.
When the final inspection completion switch 162 is turned on, its contact 165 closes, so the starter 45
Power is applied to the engine 27, and the engine 27 is started. Incidentally, since the alarm based on the ON operation of the sensing switches 61 to 65 during the combine harvester operation is almost the same as in the previous embodiment, the explanation thereof will be omitted here. "Effects of the Invention" As is clear from the above embodiments, the present invention provides a warning device for a combine harvester that issues pre-input precautions as a voice. Detection unit 4 of each part of the combine
8, 49, 50, or 51 is abnormal, a voice alert will be given to warn you of the abnormality.Each part of the combine can be detected by starting the engine 27 and operating the start-up inspection switch 47. This makes it possible to check for abnormalities in each part of the machine with an audio warning only before starting work, and to prevent an audio warning from being issued just by starting the engine 27, which allows for repeated operations to start the engine 27 as well as maintenance and repair of each part of the combine. It is possible to perform the operation in a good manner, and it is easier to obtain a functional audio warning than in the past, and the engine 27 is started only when there is no abnormality by operating the start-up check switch 47, which is a highly safe start. The inspection structure and the like can be easily constructed, and the present invention has practical effects such as being able to easily improve the startup inspection function and the handling operability compared to the conventional one.
【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]
第１図は本考案に係る警報装置を備えたコンバ
インの側面図、第２図はその平面図、第３図は警
報装置の電気回路図、第４図乃至第１２図は各感
知スイツチ４８〜５１、６１〜６５の各取付状態
を示す説明図、第１３図は警報装置の変形構造を
示す前記回路図である。
２７……エンジン、４７，１４３……始業点検
スイツチ、４８……エンジン冷却水感知スイツ
チ、４９……燃料感知スイツチ、５０……エンジ
ンオイル感知スイツチ、５１……主クラツチ位置
感知スイツチ。
Fig. 1 is a side view of a combine harvester equipped with an alarm device according to the present invention, Fig. 2 is a plan view thereof, Fig. 3 is an electric circuit diagram of the alarm device, and Figs. 51 and 61 to 65, and FIG. 13 is the circuit diagram showing a modified structure of the alarm device. 27...Engine, 47,143...Start-up inspection switch, 48...Engine coolant sensing switch, 49...Fuel sensing switch, 50...Engine oil sensing switch, 51...Main clutch position sensing switch.