JPS6337264Y2 - - Google Patents

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JPS6337264Y2
JPS6337264Y2 JP12691282U JP12691282U JPS6337264Y2 JP S6337264 Y2 JPS6337264 Y2 JP S6337264Y2 JP 12691282 U JP12691282 U JP 12691282U JP 12691282 U JP12691282 U JP 12691282U JP S6337264 Y2 JPS6337264 Y2 JP S6337264Y2
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JP
Japan
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pole
binding
spine
clasp
cover
Prior art date
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Application number
JP12691282U
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English (en)
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JPS5932474U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフアイルの改良、さらに詳しくは、電
子計算機の出力リスト等の紙葉類の綴込みに用い
て有効なフアイルの改良に関するものである。
電子計算機のラインプリンタ等から出力された
リスト類の整理には、これまで第1図に示す様な
フアイルを用いるのが一般的であつた。同図に於
て、1は表表紙11、裏表紙12が背13で一体
に繋がれた外装であり、2は綴込ポール21と留
金22とによつて形成される綴込機構である。こ
こで、前述の表表紙11は開閉をスムーズにする
ための折曲線14が設けられている。また、前記
綴込ポール21は裏表紙12の背13の近くに植
設された金属円柱であり、留金22は前記表表紙
11の綴込ポール21に対向する位置に取付けら
れ、綴込ポール21の先端部と嵌合してスナツプ
機構により留められるものである。
この様に構成されたフアイルにラインプリンタ
等から出力されたリスト類を綴込むに際しては、
先ず留金22を綴込ポール21の先端から外し、
表表紙11を開く。次いで、出力リストを左右の
フイード用パーフオレーシヨンの最上端に前記綴
込ポール21を挿入して裏表紙12上に載置す
る。その後、表表紙11を閉じ、留金22をスナ
ツプ機構によつて綴込ポール21の先端部に留め
ることによつて綴込作業を終了する。
この様な従来のフアイルに於ては、表表紙11
の折曲線14は綴込機構2よりも中央側にあり、
表表紙11を開く場合必ずこの折曲線14によつ
て行われるものであるため、綴込まれたリスト類
を見る場合、綴込み位置からこの折曲線14まで
の間は開くことができず、従つて、リスト類をプ
リントアウトする場合、予めこの綴込みのための
比較的広い余白スペースを設けておく必要がある
ばかりか、大量のリスト類を綴込んだ場合、留金
と綴込ポールの先端とで形成するスナツプ機構で
はこのリスト類の重さを支えきれず、このフアイ
ルを取扱う都度留金と綴込ポールとの嵌合がはず
れるという欠点を有するものであつた。
本考案はこの様な従来のフアイルが有する欠点
を除去し、綴込みのための余白スペースが狭くて
すみ、多量の紙葉類も確実にフアイリングするこ
とができるフアイルを提供することを目的とする
もので、その要旨とするところは、綴込ポールの
上部に凹段部を設けるとともに、表裏2枚の表紙
の中の少なくとも一方に於て、綴込ポールの植設
部分あるいは留金の取付部分の周辺近傍を囲繞
し、これらの表紙と背との境界あるいはその近傍
に設けられた折曲線に達する切込線を設け、背の
内側に、前記綴込ポールの凹段部に係合するスリ
ツトを備えて綴込まれた紙葉類を係止する。略L
字形状の係止部材を固着したことを特徴とするフ
アイルに存するものである。以下図面に示す実施
例に従つて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。図に於て、1は表裏の表紙11,12および
背13で構成される外装、2は綴込ポール21お
よび留金22で構成される綴込機構であり、これ
らは従来のフアイルのそれらと同様のものであ
る。3はその表表紙11の留金22の取付部の周
辺近傍を囲繞し、この表紙11と背13との境界
の折曲線15にまで達するように切り込まれた切
込線、であり、31はこの切込線3で切起された
舌片である。また、4は紙葉類を係止する係止部
材であり、5は表裏2枚の表紙11,12と背1
3との境界の折曲線15から背13の幅より若干
広めの間隔をあけて引かれた折曲線である。
第3図および第4図は、前記係止部材4および
綴込みポール21の詳細を示す斜視図である。係
止部材4は側面略L字形状の金属板折曲品であ
り、水平部41には開端部の幅D、閉端部の幅が
dの傾斜スリツト42が設けられており、先端部
には補強のための折返し43が設けられている。
また、垂直部44にはこの係止部材4を背13に
リベツト等によつて固着するための孔45があけ
られている。また、綴込ポール21にはスナツプ
機構形成部23のすぐ下側に前記係止部材4と係
合する凹段部24が設けられている。ここで、前
記スリツトの幅dはこの綴込ポール21の直径よ
り小さく、凹段部24の直径より若干大きく設定
されており、幅Dは綴込みポール21の直径より
大きく設定されている。
この様に構成されたフアイルの開閉は、折曲線
15によつて行なわれる。表表紙11は前記切込
線3によつて切り離された舌片31を残して折曲
線15で開かれる。従つて、従来のフアイルの如
く、表紙11の折返しの部分がリスト類の開閉を
邪魔することがなくなり、綴込みのための余白ス
ペースをそれほど多くとつておく必要はなくな
る。また、開かれた表紙11は折曲線5によつて
折曲げ、裏表紙12の下に折込むことによつて机
上の占有面積を小さくおさえることができる。
第5図はこの様な状態を示す側面図である。こ
の様な状態に於ては、綴込ポール21の凹段部2
4に係止部材4のスリツト42が幅dの部分で係
合しているため、綴込まれた紙葉類の重量はこの
係止部材4で支えられるため、フアイルの取扱い
の度に留金22と綴込ポール21との嵌合がはず
れるようなことはなくなる。また、留金22と綴
込ポール21との嵌合を解くと、背13が倒れ、
係止部材4はスリツト42の幅の広がつた部分で
綴込ポール21の凹段部24との係合がはずれ、
紙葉類の綴込み、取り外しが可能となる。また舌
片31の先端が係止部材4の端部より突出してい
るのは、この操作をしやすくするための配慮であ
る。第6図はこの様な状態を示している。
第7図は、本考案の他の実施例を示す斜視図で
あつて、第8図はその要部を示す拡大斜視図であ
る。本実施例は横開きである点、切込線3が複数
個の留金22の周辺近傍を囲繞している点、表表
紙11の開閉を表表紙11と背13との境界の折
曲線15でなく、その近傍に引かれた折曲線16
によつて行なつている点、開かれた表表紙11を
裏表紙12の下へ折込むための折曲線5が補助線
51を伴なつている点で前述の実施例とは相違し
ている。本考案によるフアイルはこの様に構成し
てもその目的を達成することができる。
また、綴込機構2に於ける綴込ポール21と留
金22との係合も前述のスナツプ機構によるもの
のみに限定されるものではなく、例えば、綴込ポ
ール21の頂部に軸方向のネジ穴をあけ、留金と
してこれに螺合するネジを用いることによつても
実現でき、また、係止部材4のスリツト42も一
方が必ずしも開口した末広がりのものに限定され
るものではなく、例えば鍵孔形の透孔等種々のバ
リーエーシヨンを含むものである。さらに、舌片
31も側辺が係止部材4から突出したものであつ
ても同様の機能をはたす。
以上詳細に説明した様に、本考案のフアイルに
よれば、表紙の綴込機構を取付けた部分の周辺近
傍を囲繞して表紙と背との境界をなす折曲線ある
いはその近傍に引かれた折曲線に達する切込線が
設けてあるため、表紙の開閉がこの折曲線によつ
て行うことができ、従つて、綴込みのための余白
スペースを比較的狭いものとすることができるば
かりか、紙葉類の重さを綴込ポールの凹段部に係
合した係止部材によつて支承する構造となつてい
るため、電子計算機の出力リスト等多量の紙葉類
をフアイリングした場合でもフアイルを取扱う度
に綴込ポールと留金との嵌合がたやすくはずれる
様な事はなく、扱い易いフアイルを提供できる事
ができるように配慮されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフアイルの一例を示す斜視図、
第2図は本考案の一実施例を示す斜視図、第3図
および第4図はそれに用いる係止部材あるいは綴
込ポールの一例を示す斜視図、第5図および第6
図は本実施例の使用状態を説明するための要部側
面図、第7図は本考案の他の実施例を示す斜視
図、第8図はその要部を示す拡大斜視図である。 1……外装、11……表表紙、12……裏表
紙、13……背、14,15,16……折曲線、
2……綴込機構、21……綴込ポール、22……
留金、23……スナツプ機構形成部、24……凹
段部、3……切込線、31……舌片、4……係止
部材、41……水平部、42……スリツト、43
……折返し、44……垂直部、45……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表裏2枚の表紙を背によつて一連に繋いだ外装
    と、この表紙の一方の背近傍に植設された綴込ポ
    ールと、他方の表紙の前記綴込ポール植設部対応
    位置に取付けられ、綴込ポールとによつて綴込機
    構を形成する留金とを備えて成るフアイルに於
    て、綴込ポールは上部に凹段部を備えており、2
    枚の表紙のうちの少くとも一方は、綴込ポール植
    設部あるいは留金取付部の周辺近傍を囲繞し、こ
    れらの表紙と背との境界あるいはその近傍に設け
    られた折曲線に達する切込線を有するとともに、
    背の内側に、前記綴込ポールの凹段部に係合する
    スリツトを備えて綴込まれた紙葉類を係止する、
    略L字形の係止部材が固着されていることを特徴
    とするフアイル。
JP12691282U 1982-08-24 1982-08-24 フアイル Granted JPS5932474U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12691282U JPS5932474U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 フアイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12691282U JPS5932474U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 フアイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5932474U JPS5932474U (ja) 1984-02-29
JPS6337264Y2 true JPS6337264Y2 (ja) 1988-10-03

Family

ID=30288417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12691282U Granted JPS5932474U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 フアイル

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JP (1) JPS5932474U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5932474U (ja) 1984-02-29

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