JPS6337003A

JPS6337003A - 小型厨芥処理装置

Info

Publication number: JPS6337003A
Application number: JP18066886A
Authority: JP
Inventors: 鎌田　親貞
Original assignee: RAINBOW JAPAN; REINBOO JAPAN KK
Current assignee: RAINBOW JAPAN; REINBOO JAPAN KK
Priority date: 1986-07-31
Filing date: 1986-07-31
Publication date: 1988-02-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は家庭用又は業務用調理場において発生する生ご
みを圧縮脱水処理する装置に関するものであり、特に、
小型で、かつ、洗浄等の取扱の便利な厨芥処理装置に関
するものである。

〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕一般に
、この種の厨芥処理装置は厨芥を微小に粉砕する所謂デ
ィスポーザが知られている。

しかしながら、ディスポーザでは多量の水を使用して厨
芥を粉砕し、粉砕された厨芥の全量が混ざった水を下水
道に放流しているため、下水道の閉塞等の問題を生じ易
い。

また、使用水量を制限すると粉砕された厨芥が処理装置
内に散乱付着してしまうため粉砕された厨芥の移送が困
難となる不都合があり、使用後の洗浄も困難で一々要部
を分解して洗浄を行なわないと厨芥が残留して不衛生で
あった。

また、従来の厨芥処理装置は比較的大型で、かつ、複雑
な構造のために取扱が不便であったが、厨芥処理装置は
本来厨房等狭い場所で使用される装置であるから、その
不便さは想像以上のものである。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記のような問題を生じない、簡易で、かつ、
小型の厨芥処理装置を提供するものであり、その要旨と
するところは、１一端部に開閉ゲートを備えた排出口を
、他端部に厨芥投入口をそれぞれ有する厨芥圧縮脱水シ
リンダに圧縮ピストンを往復自在に嵌挿してなる厨芥処
理装置において、前記開閉ゲートは、偏芯位置に厨芥排
出用開口および洗浄水排水用開口が設けられており、か
つ、駆動モータにより回転制御される円板形開閉ゲート
とし、一方、圧縮ピストンはこれに連設された螺杵と螺
杵に螺合する歯車を介して前記駆動モータにより往復運
動されるように構成し、前記円板形開閉ゲートの開閉と
圧縮ピストンの往復が前記駆動モータの動力の伝達の切
替により適宜行なえるように構成したことを特徴とする
小型厨芥処理装置にあり、また、２　圧縮ピストンの前
面に切削刃を設けたことを特徴とする前記第１項に記載
の小型厨芥処理装置にある。

本発明において、円板形開閉ゲートには偏芯位置に処理
済厨芥の排出用の開口と厨芥圧縮脱水シリンダの洗浄水
排水用の開口が設けられている。厨芥圧縮脱水時にはい
ずれの開口も設けられていない部分を厨芥受は部として
用いるものである。

開閉ゲート円板上における厨芥排出用開口並びに洗浄水
排水用の開口の位置は特に限定される°も・のではない
が、洗浄水排水用開口は開閉ゲート円板軸芯を中心とし
て厨芥受は部と対称位置に設けられるのが好ましい０例
えば、第２図（ｂ）（ｃ）の如くである。このように構
成すれば、厨芥圧縮脱水時に発生する汚水の流れ（厨芥
受は部から洗浄水排水用開口へ）と、洗浄時に生ずる洗
浄水の流れ（洗浄水排水用開口から厨芥受は部方向へ）
が一致するため、開閉ゲート円板上の汚れの洗浄効果が
高まるからである。第３図に第２図（ｂ）の開閉ゲート
円板を用いた場合の稼働状態を示す、第３図（ａ）は厨
芥圧縮脱水時、第３′図（ｂ）は処理済厨芥排出時、第
３図（ｃ）は洗浄時の状態をぞれぞれ示す図である。第
３ＣＩ（ａ）中の矢印は汚水□の流れ、第３図（ｃ’）
中の矢印は洗浄水の流れをそれぞれ示すものである。

関口と厨芥受は部の位置の例を示せば第２図の通りであ
る。

開閉ゲート円板は駆動モータにより回転せられ、厨芥圧
縮脱水時には厨芥圧縮脱水シリンダ排出口と厨芥受は部
が、処理済厨芥排出時にはシリンダ排出口と厨芥排出用
開口とが、シリンダ洗浄時にはシリンダ排□出口と洗浄
水排水用開口とがそれぞれ一致するように制御されるも
のである。

次に、本発明においては、圧縮ピストンも前記円板形開
閉ゲートを駆動する駆動モータと同一の駆動モータによ
り往復運動されるものである。すなわち、単一の駆動子
−夕により厨芥の圧縮脱水処理とゲートの開閉の双方の
仕事を為さしめ、ひいては処理装置全体の小型化にも成
功したものである。

圧縮ピストンの往復運動は連設された螺杵により駆動モ
ータから伝わったギアの回転運動を往復運動に変換して
行なう。

駆動モータの動力をゲートの開閉と圧縮ピストンの往復
のいずれに伝達するかの切替はギアの１切替等通常の方
法で良い。

本願の第２の発明においては、圧縮ピストンの前面に切
削刃を設けるものである。切削刃は駆動モータの駆動力
の伝達を切替ることにより回転させることが出来る。こ
れにより厨芥を裁断することが出来、厨芥の圧縮脱水を
より効果的に行なうことが可能となる。圧縮ピストンの
前進と切削刃の回転の切替はたとえば第３図のような構
造により容易に実現出来る。

さらに、本発明の厨芥処理装置には厨芥の自動袋詰装置
を組合わせても良い。例えば、第１図に示すように、開
閉ゲート円板８の厨芥排出用開口１８に下方に延びる処
理済厨芥案内用円筒１４を設け、また、その下方にヒー
トシール切断装置１５を設け、稼働時に処理済厨芥案内
用円筒１４に処理済厨芥封入用ビニール袋１６をセット
すれば良い、ＩＡ処理済厨芥厨芥排出用開口１８より処
理済厨芥案内用円筒１４を通って落下すると、続いて自
重によりＩＪＡｊ１理済厨芥封入用ビニール袋１６と共
にさらに落下し、ヒートシール切断装置１５により密封
され、袋詰厨芥受はパン１７に溜られるのである。

〔作用並びに実施例〕

以上のように構成した本発明装置は、小型で、かつ、取
扱の簡便な厨芥処理装置を提供するものである。以下、
その作動を実施例と共に図面に基いて説明する。

第１図において、１は厨芥投入口、２は圧縮脱水シリン
ダ、３は駆動モータである。駆動モータ３は歯車４，５
、螺杵６を介して圧縮ピストン７を駆動する。８は円板
形開閉ゲート、９は円板形開閉ゲート８を回転させるギ
アで、駆動モータ３からの駆動力を伝えるギアである。

１０は排水孔、１１は集水室、１２は排水口である。

処理されるべき厨芥はまず厨芥投入口１より投入されシ
リンダ２内に入る。次に、駆動モータ３のスイッチが入
れられると、その回転が歯車４．５を介して螺杵６に伝
えられ、螺杵６の先端に設けられた圧縮ピストン７が前
進する。

しかして、厨芥は圧縮ピストン７によりゲート円板８の
厨芥受は部２０に押しつけられて圧縮され脱水される。

圧縮脱水シリンダ２内で厨芥が処理されると、厨芥から
搾られた汚水は圧縮脱水シリンダ２下端に設けられた排
水孔１０を通って集水室１１に排出され、さらに排水口
１２を通って機外に排出される。

本願の第２の発明においては、圧縮ピストン７の前面に
切削刃１３が設けられているので駆動モータ３の駆動力
の伝達を切替ることにより切削刃１３を回転させて厨芥
を裁断することが出来る。これにより厨芥の圧縮脱水を
より効果的に行なうことが可能となる。

厨芥排出用開口１８は開閉ゲート円板８が駆動モータ３
により回転されるのに伴って移動し、厨芥圧縮脱水シリ
ンダ２の排出口と重なって一致し、処理済厨芥はシリン
ダ排出口及び開閉ゲートの厨芥排出用開口１８を通って
排出される。

この時、処理済厨芥を押し出すように駆動モータ３によ
り圧縮ピストン７を前進させれば、処理済厨芥の排出が
より完全に為される。

厨芥処理装置においては厨芥処理部の洗浄が極めて重要
である０本発明はこの洗浄作業も容易にしたものである
。

洗浄作業時には、まず、駆動モータ３を動かし洗浄水排
水用開口１９を厨芥圧縮脱水シリンダ２の排出口に合わ
せ、厨芥投入口１から洗浄水を散布する。散布された洗
浄水は圧縮脱水シリンダ２を洗浄し排水口より排水され
る。一方、この時同時に洗浄水の一部は排水孔１０から
ゲート円板８上を通って排水口１２より排水され、ゲー
ト円板８上も洗浄される。

〔効　果）本発明によれば、厨芥処理装置の小型化を図ることが出
来、かつ、取扱が容易でメインテナンスも簡便な厨芥処
理装置を提供するものであり、その効果は極めて大なる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例を示す要部縦断面図、第２図（ａ
）（ｂ）（ｃ）は本発明実施例厨芥処理装置に用いるゲ
ート円板の厨芥排出用開口、洗浄水排水用開口、厨芥受
は部の位置関係の例を示すゲート円板の平面図である。第３図は第２図（ｂ）の開閉ゲート円板を用いた場合の
稼働状態を示す図であり、第３図（ａ）は厨芥圧縮脱水
時、第３図（ｂ）は処理済厨芥排出時、第３図（ｃ）は
洗浄時の状態をそれぞれ示す図である。第４図（ａ）（
ｂ）は本願第２の発明の実施例における圧縮ピストンの
運動と切削刃の回転との切替機構の一例を示す図マあり
、１Ｊ４図（龜）は切替機構全体を示す断面図、第４図
（ｂ）は切替機構の主要部である切替ギアを示す斜視図
である。１・・・厨芥投入口。２・・・圧縮脱水シリンダ３・・・駆動そ一タ４・・・歯車５・・・歯車６・・・螺杵７＃・・圧縮ピストン８・・・円板形開閉ゲートト・・ギア１０・・・排水孔１１・・・集水室１２・・中排水口１３・・・切削刃１４・・・処理済厨芥案内用円筒１５・・・ヒートシール切断装置１６・・・処理済厨芥封入用ビニール袋１フ・・・袋詰
厨芥受はパン１８・・・厨芥排出用開口重９・・・洗浄水排水用開口２０・・・厨芥受は部２１・・・排水パイプ２２．２３・・・ギア２４・・・固定歯第１ｍ１、第２図（０）　　　　　（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】１　一端部に開閉ゲートを備えた排出口を、他端部に厨
芥投入口をそれぞれ有する厨芥圧縮脱水シリンダに圧縮
ピストンを往復自在に嵌挿してなる厨芥処理装置におい
て、前記開閉ゲートは、偏芯位置に厨芥排出用開口およ
び洗浄水排水用開口が設けられており、かつ、駆動モー
タにより回転制御される円板形開閉ゲートとし、一方、
圧縮ピストンはこれに連設された螺杆と螺杆に螺合する
歯車を介して前記駆動モータにより往復運動されるよう
に構成し、前記円板形開閉ゲートの開閉と圧縮ピストン
の往復が前記駆動モータの動力の伝達の切替により適宜
行なえるように構成したことを特徴とする小型厨芥処理
装置。２　圧縮ピストンの前面に切削刃を設けたことを特徴と
する特許請求の範囲第１項に記載の小型厨芥処理装置。