JPS6336721A - ロツクウ−ルブロツク栽培床の養液供給調節装置 - Google Patents
ロツクウ−ルブロツク栽培床の養液供給調節装置Info
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- JPS6336721A JPS6336721A JP61178191A JP17819186A JPS6336721A JP S6336721 A JPS6336721 A JP S6336721A JP 61178191 A JP61178191 A JP 61178191A JP 17819186 A JP17819186 A JP 17819186A JP S6336721 A JPS6336721 A JP S6336721A
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- nutrient solution
- rock wool
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、植物の水耕栽培に関し、詳しくは栽培床とし
て合成ロックウールブロックを用いる所謂ロックウール
ブロック栽培に関するものである。
て合成ロックウールブロックを用いる所謂ロックウール
ブロック栽培に関するものである。
(従来技術)
イヤ地の傾向の強い作物を温室栽培する場合、土耕栽培
につきまとう連作障害があるため、毎年上の入れかえや
土の殺菌が行われるが、作業性と経済性に問題がある。
につきまとう連作障害があるため、毎年上の入れかえや
土の殺菌が行われるが、作業性と経済性に問題がある。
そのため、近年、病原菌や寄生虫の付着のない水耕栽培
の研究が進み、種々の植物がこの方法で栽培されるよう
になっている。この水耕栽培は、養液だけを使うものと
、小石、砂、合成ロックウールブロックなどを栽培床と
して用い、これに養液を供給するものとがあり、なかで
も合成ロックウールブロック栽培床が経溶性、簡便性な
どから大きな注目を集めている。
の研究が進み、種々の植物がこの方法で栽培されるよう
になっている。この水耕栽培は、養液だけを使うものと
、小石、砂、合成ロックウールブロックなどを栽培床と
して用い、これに養液を供給するものとがあり、なかで
も合成ロックウールブロック栽培床が経溶性、簡便性な
どから大きな注目を集めている。
合成ロックウールブロック(以下、ロックウールブロッ
クという)は、例えば製鉄過程で発生する鉱滓から作ら
れるので、その気孔率が94〜96%と高く、そのため
保水力と通気性が極めて良好で栽培床として適している
が、実際の栽培では、養液の吸液率が50〜70%であ
るときが最も良好な栽培ができるとされている。
クという)は、例えば製鉄過程で発生する鉱滓から作ら
れるので、その気孔率が94〜96%と高く、そのため
保水力と通気性が極めて良好で栽培床として適している
が、実際の栽培では、養液の吸液率が50〜70%であ
るときが最も良好な栽培ができるとされている。
しかし、前記吸液率が50〜70%に調節するための具
体的な技術的手段は、いまだ提供されておらず、その問
題解決が望まれている。
体的な技術的手段は、いまだ提供されておらず、その問
題解決が望まれている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明者らは、植物成長要素を水に添加した養液をロッ
クウールブロックに含浸させて、その吸液率と電気特性
の関係を電気抵抗法、誘電率法および静電容量法でそれ
ぞれ測定したところ、いづれも第4図の如き結果を得た
。
クウールブロックに含浸させて、その吸液率と電気特性
の関係を電気抵抗法、誘電率法および静電容量法でそれ
ぞれ測定したところ、いづれも第4図の如き結果を得た
。
第4図の結果かられかるように、養液の吸液率と電気特
性の関係曲線(17)は、ロックウールブロックに養液
が吸収しはじめると急激に低下し、その後殆んど電気特
性が変化しないので、吸液率50〜70%の変化を具体
的に検知することができないことがわかった。そこで、
ロックウールブロックを水に浸漬した後、気中に引き上
げて含浸する水の重力とロックウールブロックの保水力
がバランスを保つまで、該ブロック下属の気孔隙から水
を滴落させ、水の滴落が止った時点で吸液率を重量法で
求めると、約60〜70%の範囲であることがわかった
。
性の関係曲線(17)は、ロックウールブロックに養液
が吸収しはじめると急激に低下し、その後殆んど電気特
性が変化しないので、吸液率50〜70%の変化を具体
的に検知することができないことがわかった。そこで、
ロックウールブロックを水に浸漬した後、気中に引き上
げて含浸する水の重力とロックウールブロックの保水力
がバランスを保つまで、該ブロック下属の気孔隙から水
を滴落させ、水の滴落が止った時点で吸液率を重量法で
求めると、約60〜70%の範囲であることがわかった
。
本発明は、上記の点を鑑みて点滴法によりロックウール
ブロック栽培床の吸液率を50〜70%の範囲に調節す
る具体的で実用的な技術手段を提供することを目的とす
るものである。
ブロック栽培床の吸液率を50〜70%の範囲に調節す
る具体的で実用的な技術手段を提供することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、上記目的を達成するために種々検討を重
ねた結果、本発明を完成させたものである。
ねた結果、本発明を完成させたものである。
本発明の構成は、ロックウールブロック栽培床の下属部
に、該ロックウールブロックの保水力をこえた養液の落
出を受導するための樋受台を配置し、該樋の片端から滴
落する養液を検出する手段と、該検出手段から出される
信号により作動する養液供給調節手段とを設けてなるこ
とを特徴とするものである。
に、該ロックウールブロックの保水力をこえた養液の落
出を受導するための樋受台を配置し、該樋の片端から滴
落する養液を検出する手段と、該検出手段から出される
信号により作動する養液供給調節手段とを設けてなるこ
とを特徴とするものである。
(作 用)
以上の如く構成する本発明によれば、ロックウールブロ
ックの保水力、すなわち吸液率60〜70%の範囲をこ
えた養液が細管(6)から供給されると、過飽和の養液
はロックウールブロックの下属部の気孔隙から落出し、
樋受台(9)を経て導流するので過剰供給になっている
か否かが、液滴検出電極(12)によって確実に検出さ
れる。この検出信号によって、例えばソレノイドバルブ
が作動して養液の供給が停止される。
ックの保水力、すなわち吸液率60〜70%の範囲をこ
えた養液が細管(6)から供給されると、過飽和の養液
はロックウールブロックの下属部の気孔隙から落出し、
樋受台(9)を経て導流するので過剰供給になっている
か否かが、液滴検出電極(12)によって確実に検出さ
れる。この検出信号によって、例えばソレノイドバルブ
が作動して養液の供給が停止される。
その後は、引続き栽培植物が養液を根から吸収し、一部
はロックウールブロック上側面からの蒸発と植物葉面蒸
散量とが加わって、経時的に、該ロックウールブロック
の吸液率は低下する。
はロックウールブロック上側面からの蒸発と植物葉面蒸
散量とが加わって、経時的に、該ロックウールブロック
の吸液率は低下する。
この吸液率低下の速さは、栽培植物の生育過程によって
異なるために実験的に予め求めておき、この実験値にも
とづいて一定時間後に前記ソレノイドバルブを開くこと
により所望の吸液率の範囲で該ロックウールブロック栽
培床の養液が調節される。
異なるために実験的に予め求めておき、この実験値にも
とづいて一定時間後に前記ソレノイドバルブを開くこと
により所望の吸液率の範囲で該ロックウールブロック栽
培床の養液が調節される。
(実施例)
次に、本発明の一実施例を図面と共に説明する。
第1図は、本発明に係る点滴法によるロックウールブロ
ック栽培床の正面説明図で、(1)は養液タンク、(2
)は主パイプ、(3)は主パイプのバルブ、(4)は主
パイプの端末栓である。主パイプ(2)からは養液供給
用制御バルブ(5)を介して細管(6)がロックウール
ブロック栽培床(7)の上にのびている。(8)は栽培
植物である。ロックウールプロ・ツク栽培床(7)の下
端部には、該ロックウールブロック(7)の保水力をこ
えて供給された養液の落出を受導する樋受台(9)が基
台(10)上に配置され、該樋受台(9)の樋端には、
養液を滴落させる滴下孔(11)を設け、前記滴下孔(
11)の真下には2本の液滴検出電極(12)が配置さ
れ、電極(12)間を滴落した養液は、受槽(13)か
ら返送パイプ(14)を経て養液タンク(1)に還流さ
れるようになったいる。
ック栽培床の正面説明図で、(1)は養液タンク、(2
)は主パイプ、(3)は主パイプのバルブ、(4)は主
パイプの端末栓である。主パイプ(2)からは養液供給
用制御バルブ(5)を介して細管(6)がロックウール
ブロック栽培床(7)の上にのびている。(8)は栽培
植物である。ロックウールプロ・ツク栽培床(7)の下
端部には、該ロックウールブロック(7)の保水力をこ
えて供給された養液の落出を受導する樋受台(9)が基
台(10)上に配置され、該樋受台(9)の樋端には、
養液を滴落させる滴下孔(11)を設け、前記滴下孔(
11)の真下には2本の液滴検出電極(12)が配置さ
れ、電極(12)間を滴落した養液は、受槽(13)か
ら返送パイプ(14)を経て養液タンク(1)に還流さ
れるようになったいる。
次に、本発明の養液供給調節動作について第3図を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
主パイプ(2)および細管(6)を経てロックウールブ
ロック栽培床(7)に供給される養液が、該lロックウ
ールブロック(7)の保水力、すなわち吸液率60〜7
0%の範囲をこえて供給されると、過飽和の養液は前記
ロックウールブロック(7)の下層面から樋受台(9)
上に滴落し、樋を経て滴下孔(11)の真下の液滴検出
電極(12)に滴下される。
ロック栽培床(7)に供給される養液が、該lロックウ
ールブロック(7)の保水力、すなわち吸液率60〜7
0%の範囲をこえて供給されると、過飽和の養液は前記
ロックウールブロック(7)の下層面から樋受台(9)
上に滴落し、樋を経て滴下孔(11)の真下の液滴検出
電極(12)に滴下される。
養液が電極(12)間に滴下すると、回路は導通状態と
なって回路に設けられた増巾器(15)が作動し、養液
供給用制御バルブ(5)が一時的に閉じた状態を保持す
る。バルブ(5)が閉ぢると同時にタイマーが作動し、
予め実験で求めた設定時間が到来するまでは、バルブ(
5)は閉を維持し、設定時間が到来するとバルブ(5)
が開いて養液の供給が再開される。
なって回路に設けられた増巾器(15)が作動し、養液
供給用制御バルブ(5)が一時的に閉じた状態を保持す
る。バルブ(5)が閉ぢると同時にタイマーが作動し、
予め実験で求めた設定時間が到来するまでは、バルブ(
5)は閉を維持し、設定時間が到来するとバルブ(5)
が開いて養液の供給が再開される。
かくして、上記の養液調節動作によってロックウールブ
ロック栽培床(7)の吸液率が50〜70%の範囲に調
節される。
ロック栽培床(7)の吸液率が50〜70%の範囲に調
節される。
ここに、養液供給調節装置の特性上の特徴は、ロックウ
ールブロック栽培床の吸液率をこえた養液が供給される
と、該栽培床の下層面から滴落する養液によって、養液
検出の電極が一時的に導通状態になり、養液の滴落が止
まると、その後はもとの非導通状態となって設定時間が
経過するまで、次の養液滴落に備え得ることである。こ
の点、本発明の装置は養液が電極間に滴落するか否かに
よって導通または非導通状態になるので、精度よく確実
に養液供給調節動作を得ることができる。
ールブロック栽培床の吸液率をこえた養液が供給される
と、該栽培床の下層面から滴落する養液によって、養液
検出の電極が一時的に導通状態になり、養液の滴落が止
まると、その後はもとの非導通状態となって設定時間が
経過するまで、次の養液滴落に備え得ることである。こ
の点、本発明の装置は養液が電極間に滴落するか否かに
よって導通または非導通状態になるので、精度よく確実
に養液供給調節動作を得ることができる。
(効 果)
以上説明した如く、本発明によれば極めて簡単な構成で
、ロックウールブロック栽培床の吸液率が50〜70%
の範囲に、精度よく確実に調節することができるので、
水耕栽培の植物を良条件で育成することができる。
、ロックウールブロック栽培床の吸液率が50〜70%
の範囲に、精度よく確実に調節することができるので、
水耕栽培の植物を良条件で育成することができる。
第1図は本発明に係る装置の正面図、第2図は第1図の
要部側面図、第3図は本発明の装置に係る養液供給調節
動作のフローチャート、第4図はロックウールブロック
栽培床の養液吸液率と電気特性の関係曲線で図中の符号
は次の通りである。 (1)・・・・・・養液タンク、 (2)・・・・・・
主パイプ、(3)・・・・・・主パイプのバルブ、(4
)・・・・・・端末栓、(5)・・・・・・養液供給用
制御バルブ、(6)・・・・・・細管、(7)・・・・
・・ロックウールブロック栽培床、(8)・・・・・・
栽培植物、(9)・・・・・・樋受台、(10)・・・
・・・基台、(11)・・・・・・滴下孔、(12)・
・・・・・液滴検出電極、(13)・・・・・・受槽、
(14)・・・・・・返送パイプ、(15)・・・・・
・増巾器、(16)・・・・・・電源、(17)・・・
・・・関係曲線。 特許出願人 タック電線株式会社 代理人 弁理士 水 口 孝 − 第3図 図面の浄書(内容に変更なし) 手続補正書(自発) 昭和61年8月30口
要部側面図、第3図は本発明の装置に係る養液供給調節
動作のフローチャート、第4図はロックウールブロック
栽培床の養液吸液率と電気特性の関係曲線で図中の符号
は次の通りである。 (1)・・・・・・養液タンク、 (2)・・・・・・
主パイプ、(3)・・・・・・主パイプのバルブ、(4
)・・・・・・端末栓、(5)・・・・・・養液供給用
制御バルブ、(6)・・・・・・細管、(7)・・・・
・・ロックウールブロック栽培床、(8)・・・・・・
栽培植物、(9)・・・・・・樋受台、(10)・・・
・・・基台、(11)・・・・・・滴下孔、(12)・
・・・・・液滴検出電極、(13)・・・・・・受槽、
(14)・・・・・・返送パイプ、(15)・・・・・
・増巾器、(16)・・・・・・電源、(17)・・・
・・・関係曲線。 特許出願人 タック電線株式会社 代理人 弁理士 水 口 孝 − 第3図 図面の浄書(内容に変更なし) 手続補正書(自発) 昭和61年8月30口
Claims (1)
- ロックウールブロック栽培床の下層部に、該ロックウー
ルブロックの保水力をこえた養液の落出を受導するため
の樋受台を配置し、該樋の片端から滴落する養液を検出
する手段と、該検出手段から出される信号により作動す
る養液供給調節手段とを設けてなることを特徴とするロ
ックウールブロック栽培床の養液供給調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61178191A JPS6336721A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | ロツクウ−ルブロツク栽培床の養液供給調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61178191A JPS6336721A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | ロツクウ−ルブロツク栽培床の養液供給調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6336721A true JPS6336721A (ja) | 1988-02-17 |
Family
ID=16044184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61178191A Pending JPS6336721A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | ロツクウ−ルブロツク栽培床の養液供給調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6336721A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04505551A (ja) * | 1989-11-13 | 1992-10-01 | ザ トロ カンパニー | 土壌耕耘方法およびその装置 |
EP2760275A1 (en) * | 2011-12-22 | 2014-08-06 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
-
1986
- 1986-07-29 JP JP61178191A patent/JPS6336721A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04505551A (ja) * | 1989-11-13 | 1992-10-01 | ザ トロ カンパニー | 土壌耕耘方法およびその装置 |
EP2760275A1 (en) * | 2011-12-22 | 2014-08-06 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
US10342182B2 (en) | 2011-12-22 | 2019-07-09 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
EP2760275B1 (en) * | 2011-12-22 | 2022-02-02 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
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