JPS6336322Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6336322Y2 JPS6336322Y2 JP1982113811U JP11381182U JPS6336322Y2 JP S6336322 Y2 JPS6336322 Y2 JP S6336322Y2 JP 1982113811 U JP1982113811 U JP 1982113811U JP 11381182 U JP11381182 U JP 11381182U JP S6336322 Y2 JPS6336322 Y2 JP S6336322Y2
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- spacer
- fiber cable
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- oil
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- Expired
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Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は石油等油性液体の流路に沿い配設して
その漏洩を検知するのに最適な光フアイバケーブ
ルの構造に関する。
その漏洩を検知するのに最適な光フアイバケーブ
ルの構造に関する。
従来石油等の輸送管方向に沿つて配設して連続
的に漏洩を監視しこれを検知するのに同軸ケーブ
ル又はリーキーペアを用いる方式が採られ、いず
れの場合も中心部材である金属導体の一端からパ
ルスを入力し漏洩個所における特性インピーダン
ス不均等部分での反射パルス波形の変化を観測す
ることによつて漏洩を検知測定するものである。
的に漏洩を監視しこれを検知するのに同軸ケーブ
ル又はリーキーペアを用いる方式が採られ、いず
れの場合も中心部材である金属導体の一端からパ
ルスを入力し漏洩個所における特性インピーダン
ス不均等部分での反射パルス波形の変化を観測す
ることによつて漏洩を検知測定するものである。
上記二方式において用いられる導体は金属であ
り易燃性又は可燃性の油性液体の流路に沿つて配
設された金属導体の存在は防爆性に関して問題が
あり、しかも信号パルスの伝送損失が大きく２キ
ロメートル程度の観測距離が一台の検知装置の検
知限界となる欠点があつた。
り易燃性又は可燃性の油性液体の流路に沿つて配
設された金属導体の存在は防爆性に関して問題が
あり、しかも信号パルスの伝送損失が大きく２キ
ロメートル程度の観測距離が一台の検知装置の検
知限界となる欠点があつた。
本考案は、従来の漏洩検知方式の難点及び限界
を克服し、油性液体の流路沿いにコアとこの油性
液体が浸透可能なプラスチツク材料製クラツドと
を有する光フアイバを配設し油性液体とこの光フ
アイバとの接触個所における光学的な異常を連続
監視し漏洩検知をなすに適し又機械的強度が大き
いだけでなく水分の浸透による誤検知を防止し得
る光フアイバケーブルを提供する。
を克服し、油性液体の流路沿いにコアとこの油性
液体が浸透可能なプラスチツク材料製クラツドと
を有する光フアイバを配設し油性液体とこの光フ
アイバとの接触個所における光学的な異常を連続
監視し漏洩検知をなすに適し又機械的強度が大き
いだけでなく水分の浸透による誤検知を防止し得
る光フアイバケーブルを提供する。
本考案はこのために、複数の溝を長手方向に条
設したプラスチツク材料製のスペーサと、スペー
サ溝内に延設した複数の光フアイバと、スペーサ
の周面に被覆したフツ化炭化水素系樹脂材料から
なる多孔質外被とにより構成され、それによつて
各光フアイバへの水分の浸透を防止しつつ油分の
浸透を可能ならしめて前記水分の浸透によつて発
生し得る伝送障害についてこれを防止した、金属
部分を実質上含まない、ノンメタリツク光フアイ
バケーブルを特色とし、上記光フアイバの各々が
ガラス製コア及びコアよる低屈折率且つ油性液体
の浸透可能なプラスチツク材料製クラツドを含む
こと、上記スペーサがプラスチツク主体材料製テ
ンシヨンメンバを芯材として一体化しているこ
と、さらに上記多孔質外被が多孔質で耐水性且つ
親油性のフツ化炭化水素系樹脂材料からなること
を好適とするものである。
設したプラスチツク材料製のスペーサと、スペー
サ溝内に延設した複数の光フアイバと、スペーサ
の周面に被覆したフツ化炭化水素系樹脂材料から
なる多孔質外被とにより構成され、それによつて
各光フアイバへの水分の浸透を防止しつつ油分の
浸透を可能ならしめて前記水分の浸透によつて発
生し得る伝送障害についてこれを防止した、金属
部分を実質上含まない、ノンメタリツク光フアイ
バケーブルを特色とし、上記光フアイバの各々が
ガラス製コア及びコアよる低屈折率且つ油性液体
の浸透可能なプラスチツク材料製クラツドを含む
こと、上記スペーサがプラスチツク主体材料製テ
ンシヨンメンバを芯材として一体化しているこ
と、さらに上記多孔質外被が多孔質で耐水性且つ
親油性のフツ化炭化水素系樹脂材料からなること
を好適とするものである。
本考案の構成及び作用効果につき実施例に関す
る添付図を参照して以下説明する。
る添付図を参照して以下説明する。
第１図及び第２図において、１は光フアイバケ
ーブル、２はスペーサ、３はスペーサ２の芯材と
してのテンシヨンメンバ、４は光フアイバ、５は
スペーサ２の長手方向に４本条設した溝、６は多
孔質外被、７は光フアイバ４のコア、８は光フア
イバのクラツドである。上記スペーサ２はケーブ
ルコアとして中心部に耐引張性のFRP（ガラス繊
維強化プラスチツク）製テンシヨンメンバ３を一
体化した高密度ポリエチレン（HDPE）製であつ
てよい。又光フアイバ４は石英ガラスのコア層７
とこれをとり囲んだコアよりも低屈折率且つ油性
液体が浸透可能な例えばシリコン樹脂製のクラツ
ド層８とによつて形成されている。さらに溝５内
に光フアイバ４を収容したスペーサ２の全周面を
被覆している多孔質外被６は、野外にパイプライ
ンと平行して延設されたケーブルの耐候性を強化
し、水分の光フアイバへの浸透による液体漏洩の
誤検知を防止することを得る反面油分に対し親油
性を発揮して外面より浸透により内部にとり込む
ことができる例えば多孔質ポリ四フツ化エチレン
（PTFE）樹脂材料で作られることが好適である。
ーブル、２はスペーサ、３はスペーサ２の芯材と
してのテンシヨンメンバ、４は光フアイバ、５は
スペーサ２の長手方向に４本条設した溝、６は多
孔質外被、７は光フアイバ４のコア、８は光フア
イバのクラツドである。上記スペーサ２はケーブ
ルコアとして中心部に耐引張性のFRP（ガラス繊
維強化プラスチツク）製テンシヨンメンバ３を一
体化した高密度ポリエチレン（HDPE）製であつ
てよい。又光フアイバ４は石英ガラスのコア層７
とこれをとり囲んだコアよりも低屈折率且つ油性
液体が浸透可能な例えばシリコン樹脂製のクラツ
ド層８とによつて形成されている。さらに溝５内
に光フアイバ４を収容したスペーサ２の全周面を
被覆している多孔質外被６は、野外にパイプライ
ンと平行して延設されたケーブルの耐候性を強化
し、水分の光フアイバへの浸透による液体漏洩の
誤検知を防止することを得る反面油分に対し親油
性を発揮して外面より浸透により内部にとり込む
ことができる例えば多孔質ポリ四フツ化エチレン
（PTFE）樹脂材料で作られることが好適である。
かくして、本考案による光フアイバケーブル
は、細径でも機械的強度が大きく耐候性で油水分
離が可能なノンメタリツク光フアイバケーブルが
実現され、石油等の油性液体輸送用パイプライン
に沿つてその漏洩検知に用いるのに最適な光フア
イバケーブルとなる。スペーサの溝に油性液体検
知用光フアイバ以外の各種光フアイバを収容する
ことにより、データ伝送や電話・TV回線などを
合わせた多目的光ケーブルを作り得ることは言う
迄もない。
は、細径でも機械的強度が大きく耐候性で油水分
離が可能なノンメタリツク光フアイバケーブルが
実現され、石油等の油性液体輸送用パイプライン
に沿つてその漏洩検知に用いるのに最適な光フア
イバケーブルとなる。スペーサの溝に油性液体検
知用光フアイバ以外の各種光フアイバを収容する
ことにより、データ伝送や電話・TV回線などを
合わせた多目的光ケーブルを作り得ることは言う
迄もない。
第１図は本考案実施例の光フアイバケーブルの
横断面図、第２図はケーブルに収容される光フア
イバの拡大横断面図である。 １……光フアイバケーブル、２……スペーサ、
３……テンシヨンメンバ、４……光フアイバ、５
……溝、６……多孔質外被、７……コア、８……
クラツド。
横断面図、第２図はケーブルに収容される光フア
イバの拡大横断面図である。 １……光フアイバケーブル、２……スペーサ、
３……テンシヨンメンバ、４……光フアイバ、５
……溝、６……多孔質外被、７……コア、８……
クラツド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の溝を長手方向に条設したプラスチツク
材料製のスペーサと、前記スペーサの溝内に延
設した複数の光フアイバと、前記スペーサの周
面に被覆したフツ化炭化水素系樹脂材料からな
る多孔質外被とによつて構成され、それによつ
て各光フアイバへの水分の浸透を防止しつつ油
分の浸透を可能ならしめて前記水分の浸透によ
る伝送障害についてこれを防止したことを特徴
とするノンメタリツク光フアイバケーブル。 (2) 請求の範囲１記載の光フアイバケーブルにお
いて、前記各光フアイバがガラス製コアと該コ
アより低屈折率且つ油性液体の浸透可能なプラ
スチツク材料製クラツドとによつて構成された
ことを特徴とするノンメタリツク光フアイバケ
ーブル。 (3) 請求の範囲１記載の光フアイバケーブルにお
いて、前記複数の溝を長手方向に条設したプラ
スチツク材料製のスペーサは、耐張力性の高い
プラスチツク主体材料製テンシヨンメンバを芯
材として一体化して構成されたことを特徴とす
るノンメタリツク光フアイバケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11381182U JPS5920203U (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | ノンメタリツク光フアイバケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11381182U JPS5920203U (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | ノンメタリツク光フアイバケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5920203U JPS5920203U (ja) | 1984-02-07 |
| JPS6336322Y2 true JPS6336322Y2 (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=30263318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11381182U Granted JPS5920203U (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | ノンメタリツク光フアイバケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920203U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0833506B2 (ja) * | 1989-12-05 | 1996-03-29 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバケーブル |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57106838A (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-02 | Fujitsu Ltd | Optical fiber for sensor |
-
1982
- 1982-07-27 JP JP11381182U patent/JPS5920203U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57106838A (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-02 | Fujitsu Ltd | Optical fiber for sensor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5920203U (ja) | 1984-02-07 |
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