JPS633591Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633591Y2 JPS633591Y2 JP1982168562U JP16856282U JPS633591Y2 JP S633591 Y2 JPS633591 Y2 JP S633591Y2 JP 1982168562 U JP1982168562 U JP 1982168562U JP 16856282 U JP16856282 U JP 16856282U JP S633591 Y2 JPS633591 Y2 JP S633591Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- mounting pin
- shoe
- hole
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 241000272184 Falconiformes Species 0.000 description 1
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自転車用カンテイレバーブレーキ、
詳しくは、自転車のフレームに固定する台座に、
ボルト挿通孔をもつたリンクを揺動自由に支持
し、該リンクの前記挿通孔に、一端側に貫通孔を
もち、他端側にねじ部をもつた固定ボルトの前記
ねじ部を挿通すると共に、このボルトの前記貫通
孔にシユー取付ピンを挿嵌し、前記ねじ部に螺合
するナツトの締付けにより前記ボルトを前記リン
クに、前記取付ピンを前記ボルトにそれぞれ固定
するごとくしたカンテイレバーブレーキに関す
る。
詳しくは、自転車のフレームに固定する台座に、
ボルト挿通孔をもつたリンクを揺動自由に支持
し、該リンクの前記挿通孔に、一端側に貫通孔を
もち、他端側にねじ部をもつた固定ボルトの前記
ねじ部を挿通すると共に、このボルトの前記貫通
孔にシユー取付ピンを挿嵌し、前記ねじ部に螺合
するナツトの締付けにより前記ボルトを前記リン
クに、前記取付ピンを前記ボルトにそれぞれ固定
するごとくしたカンテイレバーブレーキに関す
る。
従来、此種ブレーキとして、本出願人は、すで
に両面を非平行とした傾斜間座を用い、この間座
を、リンクと、固定ボルトに挿嵌するシユー取付
ピンとの間に介装し、かつ、前記間座を介して固
定ボルトを前記リンクのボルト挿通孔に挿通し
て、ナツトにより固定すべく成すと共に、前記リ
ンクとシユー取付ピンに当てがつた間座との間に
弾性体を介装したものを提案した。
に両面を非平行とした傾斜間座を用い、この間座
を、リンクと、固定ボルトに挿嵌するシユー取付
ピンとの間に介装し、かつ、前記間座を介して固
定ボルトを前記リンクのボルト挿通孔に挿通し
て、ナツトにより固定すべく成すと共に、前記リ
ンクとシユー取付ピンに当てがつた間座との間に
弾性体を介装したものを提案した。
このブレーキによれば、前記ナツトを緩めて、
間座を回動操作することにより、シユーのリンク
に対する位置を調整でき、かつ、この調整状態
を、前記弾性体により保持しうるのであるが、前
記弾性体を、リンクと間座との間に介装していた
ので、この弾性体により押圧される間座がリンク
に接触した状態では、シユー取付ピンには固定ボ
ルトの貫通孔に圧接する弾性力が作用しないこと
になり、換言すると、弾性体により間座をリンク
から離れるごとく押圧することにより、始めてシ
ユー取付ピンに前記弾性力が作用することにな
り、従つて、シユー取付ピンを常に前記調整状態
で安定よく保持することができない問題があつ
た。
間座を回動操作することにより、シユーのリンク
に対する位置を調整でき、かつ、この調整状態
を、前記弾性体により保持しうるのであるが、前
記弾性体を、リンクと間座との間に介装していた
ので、この弾性体により押圧される間座がリンク
に接触した状態では、シユー取付ピンには固定ボ
ルトの貫通孔に圧接する弾性力が作用しないこと
になり、換言すると、弾性体により間座をリンク
から離れるごとく押圧することにより、始めてシ
ユー取付ピンに前記弾性力が作用することにな
り、従つて、シユー取付ピンを常に前記調整状態
で安定よく保持することができない問題があつ
た。
本考案の目的は、間座を操作して、シユーのリ
ンクに対する位置を調整した後、ナツトを締付け
るとき、弾性体の押圧力のバラツキ如何を問わ
ず、また、ナツトの締込如何を問わず、常に弾性
体を作用させて、前記シユーの調整状態を確実に
保持可能にしたことである。
ンクに対する位置を調整した後、ナツトを締付け
るとき、弾性体の押圧力のバラツキ如何を問わ
ず、また、ナツトの締込如何を問わず、常に弾性
体を作用させて、前記シユーの調整状態を確実に
保持可能にしたことである。
即ち、本考案ブレーキは、自転車のフレームに
固定する台座に、ボルト挿通孔をもつたリンクを
揺動自由に支持し、該リンクの前記挿通孔に、一
端側に貫通孔をもち、他端側にねじ部をもつた固
定ボルトの前記ねじ部を挿通すると共に、このボ
ルトの前記貫通孔にシユー取付ピンを挿嵌し、前
記ねじ部に螺合するナツトの締付けにより前記ボ
ルトを前記リンクに、前記取付ピンを前記ボルト
にそれぞれ固定するごとくしたカンテイレバーブ
レーキであつて、前記リンクとシユー取付ピンと
の間に、回転操作によりシユーの前記リンクに対
する位置を調整可能とした位置調整体を設けると
共に、前記リンクとナツトとの間に、前記ナツト
を、前記位置調整体が回転操作可能となる位置に
弛緩させたとき、前記取付ピンを前記貫通孔に圧
接させて、前記取付ピンに回動抵抗を与える弾性
を有する弾性体を介装したことを特徴とするもの
である。
固定する台座に、ボルト挿通孔をもつたリンクを
揺動自由に支持し、該リンクの前記挿通孔に、一
端側に貫通孔をもち、他端側にねじ部をもつた固
定ボルトの前記ねじ部を挿通すると共に、このボ
ルトの前記貫通孔にシユー取付ピンを挿嵌し、前
記ねじ部に螺合するナツトの締付けにより前記ボ
ルトを前記リンクに、前記取付ピンを前記ボルト
にそれぞれ固定するごとくしたカンテイレバーブ
レーキであつて、前記リンクとシユー取付ピンと
の間に、回転操作によりシユーの前記リンクに対
する位置を調整可能とした位置調整体を設けると
共に、前記リンクとナツトとの間に、前記ナツト
を、前記位置調整体が回転操作可能となる位置に
弛緩させたとき、前記取付ピンを前記貫通孔に圧
接させて、前記取付ピンに回動抵抗を与える弾性
を有する弾性体を介装したことを特徴とするもの
である。
以下、本考案ブレーキの実施例を図面に基いて
説明する。
説明する。
図において、1はフレームのホークA,Aに固
定する2個一対の台座で、内面にねじをもつた筒
軸1aを突設していて、該筒軸1aにリンク2を
揺動自由に枢支している。
定する2個一対の台座で、内面にねじをもつた筒
軸1aを突設していて、該筒軸1aにリンク2を
揺動自由に枢支している。
前記各リンク2は、それぞれ第1図のごとく略
三角形状を呈しており、一つの角部に、前記筒軸
1aとの枢支部21を設け、また、他の一つの角
部を両ホークA,Aの外方位置に配置して、該角
部に、垂下させたインナーワイヤーW1の上位に
位置する下端部と一まとめに連結する連結ワイヤ
ーW2の支持部22を設け、さらに、他の一つの
角部を前記枢支部21の上位に配置して、該角部
に、シユー3を固定する固定ボルト4の取付部2
3を設けている。そして、前記各リンク2は、そ
れぞれ枢支部21を、前記筒軸1aに対し、その
突出端部に套嵌し、かつ、内面ねじに座金11を
介して締付ボルト12を螺合して揺動自由に取付
けると共に、枢支部21と筒軸1aの基部との間
にリターンスプリング13を介装して、前記固定
ボルト4の取付部23同志が離れる方向に付勢し
ており、また、前記取付部23には、筒軸1aの
軸方向と同方向に固定ボルト4が貫通する貫通孔
23aを設けている。
三角形状を呈しており、一つの角部に、前記筒軸
1aとの枢支部21を設け、また、他の一つの角
部を両ホークA,Aの外方位置に配置して、該角
部に、垂下させたインナーワイヤーW1の上位に
位置する下端部と一まとめに連結する連結ワイヤ
ーW2の支持部22を設け、さらに、他の一つの
角部を前記枢支部21の上位に配置して、該角部
に、シユー3を固定する固定ボルト4の取付部2
3を設けている。そして、前記各リンク2は、そ
れぞれ枢支部21を、前記筒軸1aに対し、その
突出端部に套嵌し、かつ、内面ねじに座金11を
介して締付ボルト12を螺合して揺動自由に取付
けると共に、枢支部21と筒軸1aの基部との間
にリターンスプリング13を介装して、前記固定
ボルト4の取付部23同志が離れる方向に付勢し
ており、また、前記取付部23には、筒軸1aの
軸方向と同方向に固定ボルト4が貫通する貫通孔
23aを設けている。
また、前記固定ボルト4は、頭部に、シユー取
付ピン31を軸方向と直交する方向に貫通する貫
通孔41を設けており、シユー3を自転車リムR
に向けた状態で、ねじ部をフレームA側に向け
て、前記リンク2の貫通孔23aに挿通し、ナツ
ト5により締付けて取付けるごとくしている。
付ピン31を軸方向と直交する方向に貫通する貫
通孔41を設けており、シユー3を自転車リムR
に向けた状態で、ねじ部をフレームA側に向け
て、前記リンク2の貫通孔23aに挿通し、ナツ
ト5により締付けて取付けるごとくしている。
しかして、前記リンク2とシユー取付ピン31
との間に、前記シユー3の位置調整体6を設ける
と共に、前記リンク2とナツト5との間に、前記
シユー取付ピン31を前記貫通孔23aに圧接す
る弾性体7を介装するのである。
との間に、前記シユー3の位置調整体6を設ける
と共に、前記リンク2とナツト5との間に、前記
シユー取付ピン31を前記貫通孔23aに圧接す
る弾性体7を介装するのである。
第1及び第2図に示したものは、前記リンク2
の取付部23を平板状に形成して、前記貫通孔2
3aを上下方向に長く形成すると共に、前記弾性
体7を前記ナツト5に当てがうウエーブ状のばね
ワツシヤにより形成し、また、前記位置調整体6
を次のごとく形成したのである。即ち、固定ボル
ト4の挿通孔61a,62aをもつた第1及び第
2部材61,62から成り、両部材61,62を
ともに、前記取付部23の貫通孔23aの両端縁
に当てがつて挾む頭部61b,62bの中心部
に、貫通孔23aに貫入して回動自由で、長さ方
向に移動自由な筒部61c,62cを直立状に連
結するごとく形成し、かつ、各筒部61c,62
cの先端部に、これら先端部が対向するごとく逆
向きにして突き合わせることにより一体的に回動
可能な係合部a,aを設ける。そして、第2図に
おいて、前記取付部23における貫通孔23aの
フレームAに対する反対側及び同側から、前記第
1及び第2部材61,62の筒部61c,62c
を挿入係合させて、頭部61b,62bにより取
付部23を挾んだ状態において、固定ボルト4の
頭部両側から突出した取付ピン31に圧接する第
1部材61の頭面、及び弾性体7を圧接する第2
部材62の頭面を、平行で、かつ、平板状の取付
部23の両面に対し傾斜させ、かつ両部材61,
62の頭面間に、これら頭面に直交するごとく前
記挿通孔61a,62aを形成したのである。
の取付部23を平板状に形成して、前記貫通孔2
3aを上下方向に長く形成すると共に、前記弾性
体7を前記ナツト5に当てがうウエーブ状のばね
ワツシヤにより形成し、また、前記位置調整体6
を次のごとく形成したのである。即ち、固定ボル
ト4の挿通孔61a,62aをもつた第1及び第
2部材61,62から成り、両部材61,62を
ともに、前記取付部23の貫通孔23aの両端縁
に当てがつて挾む頭部61b,62bの中心部
に、貫通孔23aに貫入して回動自由で、長さ方
向に移動自由な筒部61c,62cを直立状に連
結するごとく形成し、かつ、各筒部61c,62
cの先端部に、これら先端部が対向するごとく逆
向きにして突き合わせることにより一体的に回動
可能な係合部a,aを設ける。そして、第2図に
おいて、前記取付部23における貫通孔23aの
フレームAに対する反対側及び同側から、前記第
1及び第2部材61,62の筒部61c,62c
を挿入係合させて、頭部61b,62bにより取
付部23を挾んだ状態において、固定ボルト4の
頭部両側から突出した取付ピン31に圧接する第
1部材61の頭面、及び弾性体7を圧接する第2
部材62の頭面を、平行で、かつ、平板状の取付
部23の両面に対し傾斜させ、かつ両部材61,
62の頭面間に、これら頭面に直交するごとく前
記挿通孔61a,62aを形成したのである。
尚、63は前記位置調整体6の操作部である。
しかして、本考案は以上の如く構成するもの
で、使用に際しては、2個一対とした前記リンク
2,2を第1図及び第2図の如く台座1,1を介
してホークA,Aの所定位置に取付けるのであ
り、この取付状態において、シユー3が、リムR
に対し正常位置になければ、前記ナツト5を緩め
て、取付ピン31の軸方向への移動及び回転と固
定ボルト4の回転とにより、第3図に示したごと
くシユー3を、リムRに対する遠近方向の直線状
矢印Y−Y及び定心弧状矢印O−O及び上下方向
の弧状矢印P1−P1方向の調整を行ない、かつ、
前記位置調整体6を取付部23の貫通孔23aの
長さ方向への移動により、第3図のごとく上下方
向の直線矢印P2−P2方向の調整を行なうと共に、
前記位置調整体6の回転により、取付ピン31の
取付面を変更して、シユー3を回心弧状矢印X−
X方向の調整を行なうのである。
で、使用に際しては、2個一対とした前記リンク
2,2を第1図及び第2図の如く台座1,1を介
してホークA,Aの所定位置に取付けるのであ
り、この取付状態において、シユー3が、リムR
に対し正常位置になければ、前記ナツト5を緩め
て、取付ピン31の軸方向への移動及び回転と固
定ボルト4の回転とにより、第3図に示したごと
くシユー3を、リムRに対する遠近方向の直線状
矢印Y−Y及び定心弧状矢印O−O及び上下方向
の弧状矢印P1−P1方向の調整を行ない、かつ、
前記位置調整体6を取付部23の貫通孔23aの
長さ方向への移動により、第3図のごとく上下方
向の直線矢印P2−P2方向の調整を行なうと共に、
前記位置調整体6の回転により、取付ピン31の
取付面を変更して、シユー3を回心弧状矢印X−
X方向の調整を行なうのである。
ところで、以上のごとく調整を行なつたとき、
前記弾性体7により、前記リンク2、位置調整体
6、ナツト5、固定ボルト4、及び取付ピン31
が、相互の位置ずれなく強固に結合され、取付ピ
ン31が固定ボルト4の貫通孔41から抜出する
ことがないばかりか、前記弾性体7の介装箇所
を、前記リンク2とナツト5との間としたから、
該弾性体7の押圧力のバラツキ如何を問わず、ま
たナツト5の締付状態如何を問わず、弾性体7の
押圧力が、常にシユー取付ピン31を固定ボルト
4の貫通孔41に圧接するごとく作用ことになる
のであつて、前記弾性体7により、前記シユー3
の調整状態を、常に確実に保持させうるのであ
る。
前記弾性体7により、前記リンク2、位置調整体
6、ナツト5、固定ボルト4、及び取付ピン31
が、相互の位置ずれなく強固に結合され、取付ピ
ン31が固定ボルト4の貫通孔41から抜出する
ことがないばかりか、前記弾性体7の介装箇所
を、前記リンク2とナツト5との間としたから、
該弾性体7の押圧力のバラツキ如何を問わず、ま
たナツト5の締付状態如何を問わず、弾性体7の
押圧力が、常にシユー取付ピン31を固定ボルト
4の貫通孔41に圧接するごとく作用ことになる
のであつて、前記弾性体7により、前記シユー3
の調整状態を、常に確実に保持させうるのであ
る。
また、以上説明した実施例によれば、前記位置
調整体6における第1及び第2部材61,62の
頭面が平行であるため、該調整体6を操作すべく
ナツト5を緩める場合、斯く緩める量は僅かでよ
く、シユー3の位置調整を簡単に行なうことがで
きる。
調整体6における第1及び第2部材61,62の
頭面が平行であるため、該調整体6を操作すべく
ナツト5を緩める場合、斯く緩める量は僅かでよ
く、シユー3の位置調整を簡単に行なうことがで
きる。
しかも、前記位置調整体6を回転操作して取付
ピン31の取付面を変える場合、この手段6とリ
ンク2、及びこの調整体6と弾性体7、ナツト5
は、ともに相互に接触する範囲を変えず、かつ、
これら部品間の接触部は、平面接触状態であるた
め、全体に外形寸法を小さくできながら、部品間
相互の接触面積を十分な大きさにでき、ひいては
ナツト5による締付機能を十分に大きくできるの
である。
ピン31の取付面を変える場合、この手段6とリ
ンク2、及びこの調整体6と弾性体7、ナツト5
は、ともに相互に接触する範囲を変えず、かつ、
これら部品間の接触部は、平面接触状態であるた
め、全体に外形寸法を小さくできながら、部品間
相互の接触面積を十分な大きさにでき、ひいては
ナツト5による締付機能を十分に大きくできるの
である。
ところで、前記位置調整体6は、第1、第2部
材61,62に分離したものに限定されるもので
はなく、第4、第5図のごとく一体形成すべくし
てもよい。
材61,62に分離したものに限定されるもので
はなく、第4、第5図のごとく一体形成すべくし
てもよい。
即ち、第4図のものは、前記した第1、第2部
材61,62により形成したものと断面形状を同
じにして一体形成したもので、この場合、前記リ
ンク2における取付部23の上端部は、この調整
体6の筒部を通り抜け可能に二又状に成すのであ
る。
材61,62により形成したものと断面形状を同
じにして一体形成したもので、この場合、前記リ
ンク2における取付部23の上端部は、この調整
体6の筒部を通り抜け可能に二又状に成すのであ
る。
また、第5図のものは、前記した第1、第2部
材61,62により形成したものにおいて、その
筒部61c,62cをなくすると共に、両頭部6
1b,62bの上側部間を連結して、一体形成し
たものである。
材61,62により形成したものにおいて、その
筒部61c,62cをなくすると共に、両頭部6
1b,62bの上側部間を連結して、一体形成し
たものである。
斯くのごとく、前記位置調整体6を一体形成す
ることにより、部品点数少なく組立を容易になし
得るのである。
ることにより、部品点数少なく組立を容易になし
得るのである。
また、前記位置調整体6は、図面に示したもの
に限定されるものでなく、例えば、図示していな
いが、両面を非平行とした傾斜間座を用い、この
間座を、リンクと固定ボルトに挿嵌するシユー取
付ピンとの間に介装すべく成してもよく、また、
両面を平行とした平行間座を形成し、この間座の
シユー取付ピン側の面に、該ピンが圧接する溝底
が傾斜し、かつ傾斜角度の異なる複数本のピン保
持溝を形成すべくしてもよく、さらには、間座を
用い、該間座とリンクとの接触面を互いに密着す
る球面状にしたものでもよい。
に限定されるものでなく、例えば、図示していな
いが、両面を非平行とした傾斜間座を用い、この
間座を、リンクと固定ボルトに挿嵌するシユー取
付ピンとの間に介装すべく成してもよく、また、
両面を平行とした平行間座を形成し、この間座の
シユー取付ピン側の面に、該ピンが圧接する溝底
が傾斜し、かつ傾斜角度の異なる複数本のピン保
持溝を形成すべくしてもよく、さらには、間座を
用い、該間座とリンクとの接触面を互いに密着す
る球面状にしたものでもよい。
また、前記弾性体7は、前記したばねワツシヤ
状のものとせずに、コイルばね状など各種のもの
を使用できることは云う迄もない。
状のものとせずに、コイルばね状など各種のもの
を使用できることは云う迄もない。
本考案は以上の如く前記リンクとシユー取付ピ
ンとの間に、回転操作によりシユーの前記リンク
に対する位置を調整可能とした位置調整体を設け
ると共に、前記リンクとナツトとの間に、前記ナ
ツトを、前記位置調整体が転操作可能となる位置
に弛緩させたとき、前記取付ピンを前記貫通孔に
圧接させて、前記取付ピンに回動抵抗を与える弾
性を有する弾性体を介装したのであるから、前記
位置調整体を操作して、シユーのリンクに対する
位置を調整した後、ナツトを締付けるとき、弾性
体の押圧力のバラツキ如何を問わず、また、ナツ
トの締付状態の如何を問わず、前記調整状態を常
に確実に保持させることができ、従つて、前記調
整状態を指等で保持することなく、簡単に前記ナ
ツトを締付けて、シユーの位置調整を行なうこと
ができるのである。
ンとの間に、回転操作によりシユーの前記リンク
に対する位置を調整可能とした位置調整体を設け
ると共に、前記リンクとナツトとの間に、前記ナ
ツトを、前記位置調整体が転操作可能となる位置
に弛緩させたとき、前記取付ピンを前記貫通孔に
圧接させて、前記取付ピンに回動抵抗を与える弾
性を有する弾性体を介装したのであるから、前記
位置調整体を操作して、シユーのリンクに対する
位置を調整した後、ナツトを締付けるとき、弾性
体の押圧力のバラツキ如何を問わず、また、ナツ
トの締付状態の如何を問わず、前記調整状態を常
に確実に保持させることができ、従つて、前記調
整状態を指等で保持することなく、簡単に前記ナ
ツトを締付けて、シユーの位置調整を行なうこと
ができるのである。
図面は本考案ブレーキの実施例を示すもので、
第1図は正面図、第2図は第1図X−X線方向の
一部切欠側面図、第3図は調整方向の説明図、第
4、第5図は他実施例を示す説明図である。 1……台座、2……リンク、3……シユー、3
1……取付ピン、4……固定ボルト、41……貫
通孔、5……ナツト、6……位置調整体、7……
弾性体、A……自転車のフレーム。
第1図は正面図、第2図は第1図X−X線方向の
一部切欠側面図、第3図は調整方向の説明図、第
4、第5図は他実施例を示す説明図である。 1……台座、2……リンク、3……シユー、3
1……取付ピン、4……固定ボルト、41……貫
通孔、5……ナツト、6……位置調整体、7……
弾性体、A……自転車のフレーム。
Claims (1)
- 自転車のフレームに固定する台座に、ボルト挿
通孔をもつたリンクを揺動自在に支持し、該リン
クの前記挿通孔に、一端側に貫通孔をもち、他端
側にねじ部をもつた固定ボルトの前記ねじ部を挿
通すると共に、このボルトの前記貫通孔にシユー
取付ピンを挿嵌し、前記ねじ部に螺合するナツト
の締付けにより前記ボルトを前記リンクに、前記
取付ピンを前記ボルトにそれぞれ固定するごとく
したカンテイレバーブレーキであつて、前記リン
クとシユー取付ピンとの間に、回転操作によりシ
ユーの前記リンクに対する位置を調整可能とした
位置調整体を設けると共に、前記リンクとナツト
との間に、前記ナツトを、前記位置調整体が回転
操作可能となる位置に弛緩させたとき、前記取付
ピンを前記貫通孔に圧接させて、前記取付ピンに
回動抵抗を与える弾性を有する弾性体を介装した
ことを取付特徴とする自転車用カンテイレバーブ
レーキ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16856282U JPS5972194U (ja) | 1982-11-06 | 1982-11-06 | 自転車用カンテイレバ−ブレ−キ |
US06/548,085 US4546858A (en) | 1982-11-06 | 1983-11-02 | Bicycle brake having an improved adjustment mechanism for adjusting the position of a brake shoe relative to a wheel rim |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16856282U JPS5972194U (ja) | 1982-11-06 | 1982-11-06 | 自転車用カンテイレバ−ブレ−キ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5972194U JPS5972194U (ja) | 1984-05-16 |
JPS633591Y2 true JPS633591Y2 (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=30368470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16856282U Granted JPS5972194U (ja) | 1982-11-06 | 1982-11-06 | 自転車用カンテイレバ−ブレ−キ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5972194U (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144281Y2 (ja) * | 1972-03-31 | 1976-10-27 | ||
JPS5315093Y2 (ja) * | 1975-01-29 | 1978-04-21 |
-
1982
- 1982-11-06 JP JP16856282U patent/JPS5972194U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5972194U (ja) | 1984-05-16 |
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