JPS63358Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63358Y2 JPS63358Y2 JP1980054604U JP5460480U JPS63358Y2 JP S63358 Y2 JPS63358 Y2 JP S63358Y2 JP 1980054604 U JP1980054604 U JP 1980054604U JP 5460480 U JP5460480 U JP 5460480U JP S63358 Y2 JPS63358 Y2 JP S63358Y2
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- JP
- Japan
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- spray
- house
- spray pipes
- spraying
- sprayed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 27
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 12
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 2
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ハウス内に懸吊具により昇降可能
に並設・懸垂された複数本のノズル付の噴霧管を
その長手方向に沿い同時に揺動させることで、被
散布物に均一に薬液もしくは水のような液体を散
布し、散布時間を短縮し、かつ被散布物の生育状
況に合せた広域散布をも可能としたハウス無人散
布装置に関するものである。
に並設・懸垂された複数本のノズル付の噴霧管を
その長手方向に沿い同時に揺動させることで、被
散布物に均一に薬液もしくは水のような液体を散
布し、散布時間を短縮し、かつ被散布物の生育状
況に合せた広域散布をも可能としたハウス無人散
布装置に関するものである。
従来、果実、野菜、苗木等のハウス栽培に際
し、長尺状の噴霧管適所に設けた多数のノズルか
ら薬剤もしくは水のような液体を噴出させている
が、これらノズルは所定間隔下に設定されている
ため、噴霧管の長手方向に植付けられ、しかも隣
接するノズル相互間の直下にある被散布物には液
体が散布されないか、もしくは極めて小量しか散
布されないため、被散布物全体としては、所謂
「散布むら」の状態となり、被散布物の均一な生
育を望み難く、しかも液体の無駄な消費となる
故、ハウス栽培に際しては、温度、散布量、土壌
等の管理が被散布物の生育に著しい影響を及ぼす
ことが予解される。
し、長尺状の噴霧管適所に設けた多数のノズルか
ら薬剤もしくは水のような液体を噴出させている
が、これらノズルは所定間隔下に設定されている
ため、噴霧管の長手方向に植付けられ、しかも隣
接するノズル相互間の直下にある被散布物には液
体が散布されないか、もしくは極めて小量しか散
布されないため、被散布物全体としては、所謂
「散布むら」の状態となり、被散布物の均一な生
育を望み難く、しかも液体の無駄な消費となる
故、ハウス栽培に際しては、温度、散布量、土壌
等の管理が被散布物の生育に著しい影響を及ぼす
ことが予解される。
この考案はこのような観点に着目し、(i)単位面
積当りの散布量の均一化、(ii)寒令時における散布
作業を伴なうハウス内での温度降下の防止対策と
しての散布時間の短縮化、(iii)「散布むら」の防止
対策としての特定地域への同時散布を人手を要す
ることなく遂行可能としたもので、ポンプに送液
管と分岐管とを介し複数本のノズル付の噴霧管が
連結・並設され、これら噴霧管に配設されるノズ
ルを連動機構により揺動される散布装置におい
て、内に懸吊具により複数本のノズル付の噴霧管
を昇降可能に並列・懸垂し、これらの噴霧管の
夫々一端に直交・定着した連結片を、前記ハウス
外側に設置せる原動機で駆動され、かつハウス外
側の連動機構に連結し、該連動機構により前記被
複数本の噴霧管の夫々を長手方向に沿い同時に揺
動可能としたものである。
積当りの散布量の均一化、(ii)寒令時における散布
作業を伴なうハウス内での温度降下の防止対策と
しての散布時間の短縮化、(iii)「散布むら」の防止
対策としての特定地域への同時散布を人手を要す
ることなく遂行可能としたもので、ポンプに送液
管と分岐管とを介し複数本のノズル付の噴霧管が
連結・並設され、これら噴霧管に配設されるノズ
ルを連動機構により揺動される散布装置におい
て、内に懸吊具により複数本のノズル付の噴霧管
を昇降可能に並列・懸垂し、これらの噴霧管の
夫々一端に直交・定着した連結片を、前記ハウス
外側に設置せる原動機で駆動され、かつハウス外
側の連動機構に連結し、該連動機構により前記被
複数本の噴霧管の夫々を長手方向に沿い同時に揺
動可能としたものである。
以下図面についてはこの考案の一実施例を説明
する。温室もしくはビニールハウスのようなハウ
スHの内側に造成された作物育成用の地盤1の一
端(第2図において左端)に並列・定着せる棒、
杭のような支持片fの夫々に、コイル状のばね2
の下端を止着する一方、その上端を、ハウスH内
に収納。並設された長尺状の複数本の噴霧管3の
夫々一端(第2図において左側)近傍適所に止着
し、これらの噴霧管3の夫々長手方向に沿い多数
のノズルnを適宜間隔下に付設し、薬剤もしくは
水のような液体を、地盤1に植付けられた被散布
物たとえば果実、野菜、苗木等に散布可能とし、
また前記管3の夫々他端(第1図において、左,
右端)に直交下に取付けた連結片5のハウス外側
に突出せる接続部jに、クランク腕Cの先端を可
動連結し、該クランク腕Cの根部を、減速機R側
に設定された回転子6の適所に可動連結し、この
減速機R、原動機Mの夫々一側に取付けた調車
7,8の間ベルト9を緊張・掛架し、前記原動機
Mの駆動で前記回転子6、クランク腕C、連結片
5を介し噴霧管3の夫々を同時に長手方向に沿い
揺動可能としてある。地盤1の近傍でハウスH外
側に設定された薬剤槽もしくは水槽のような貯液
槽TにポンプPを連通し、該ポンプPに連通した
送液管Sの先端を分岐管10,11に分岐させ、
これら分岐管10,11の夫々に複数本(ここで
は4本)の噴霧管3を直交・連通すると共に、分
岐管10,11の夫々にさらに分岐されかつハウ
スH内に設置せる枝管i,kの夫々に分岐管1
2,13を連通し、これら分岐管12,13の
夫々を前記分岐管10,11の内側に設置すると
共に、複数本(ここでは5本)の噴霧管3を直
交・連通させ、しかして噴霧管3を第1図にみる
ように、ハウスH内で等間隔下に並置させ、液体
の均一な散布を可能としてある。また、第2図に
みるように、ハウスH内に設置された複数個の鎖
もしくは吊革のような懸吊具14の下端に噴霧管
3の適所を取付け、噴霧管3の徒らな揺動を阻止
してある。なお、前記クランク腕C、回転子6、
減速機Rを含め連動機構Uと称する。
する。温室もしくはビニールハウスのようなハウ
スHの内側に造成された作物育成用の地盤1の一
端(第2図において左端)に並列・定着せる棒、
杭のような支持片fの夫々に、コイル状のばね2
の下端を止着する一方、その上端を、ハウスH内
に収納。並設された長尺状の複数本の噴霧管3の
夫々一端(第2図において左側)近傍適所に止着
し、これらの噴霧管3の夫々長手方向に沿い多数
のノズルnを適宜間隔下に付設し、薬剤もしくは
水のような液体を、地盤1に植付けられた被散布
物たとえば果実、野菜、苗木等に散布可能とし、
また前記管3の夫々他端(第1図において、左,
右端)に直交下に取付けた連結片5のハウス外側
に突出せる接続部jに、クランク腕Cの先端を可
動連結し、該クランク腕Cの根部を、減速機R側
に設定された回転子6の適所に可動連結し、この
減速機R、原動機Mの夫々一側に取付けた調車
7,8の間ベルト9を緊張・掛架し、前記原動機
Mの駆動で前記回転子6、クランク腕C、連結片
5を介し噴霧管3の夫々を同時に長手方向に沿い
揺動可能としてある。地盤1の近傍でハウスH外
側に設定された薬剤槽もしくは水槽のような貯液
槽TにポンプPを連通し、該ポンプPに連通した
送液管Sの先端を分岐管10,11に分岐させ、
これら分岐管10,11の夫々に複数本(ここで
は4本)の噴霧管3を直交・連通すると共に、分
岐管10,11の夫々にさらに分岐されかつハウ
スH内に設置せる枝管i,kの夫々に分岐管1
2,13を連通し、これら分岐管12,13の
夫々を前記分岐管10,11の内側に設置すると
共に、複数本(ここでは5本)の噴霧管3を直
交・連通させ、しかして噴霧管3を第1図にみる
ように、ハウスH内で等間隔下に並置させ、液体
の均一な散布を可能としてある。また、第2図に
みるように、ハウスH内に設置された複数個の鎖
もしくは吊革のような懸吊具14の下端に噴霧管
3の適所を取付け、噴霧管3の徒らな揺動を阻止
してある。なお、前記クランク腕C、回転子6、
減速機Rを含め連動機構Uと称する。
この考案は前述のような構成であるから、原動
機Mの起動で減速機R、回転子6、クランク腕
C、接続部jを介し連結片5を左右(第1図にお
いて)に往復動させる。之により連結片5に端部
(第1図において左端、右端の夫々)に等間隔に
取付けられた噴霧管3の夫々が長手方向に沿い同
時に揺動される。また貯液槽Tから噴霧管3に送
られた液体は、ノズルnから被散布物4に向け散
布される。
機Mの起動で減速機R、回転子6、クランク腕
C、接続部jを介し連結片5を左右(第1図にお
いて)に往復動させる。之により連結片5に端部
(第1図において左端、右端の夫々)に等間隔に
取付けられた噴霧管3の夫々が長手方向に沿い同
時に揺動される。また貯液槽Tから噴霧管3に送
られた液体は、ノズルnから被散布物4に向け散
布される。
この考案によれば(i)ハウス内に懸吊具により昇
降可能に複数本のノズル付の噴霧管が並設・懸垂
されているので、(i)被散布物の生育状況、散布物
たとえば水、薬剤、被散布物の生育調整等の特性
に夫々適応するように噴霧管と被散布物との間隔
を、常時適正に設定、維持可能なため、被散布
物、散布物の夫々に適応した散布手段としての点
(ドリツプ)散布から面散布に亘る広域散布が可
能であると共に、散布時における噴霧管の徒らな
揺動による被散布物の損傷、切損等を予め防ぎ、
またノズルから噴霧される散布物の均一化、散布
物の無駄な浪費、之による被散布物への不測な被
害を確実に防止できる。
降可能に複数本のノズル付の噴霧管が並設・懸垂
されているので、(i)被散布物の生育状況、散布物
たとえば水、薬剤、被散布物の生育調整等の特性
に夫々適応するように噴霧管と被散布物との間隔
を、常時適正に設定、維持可能なため、被散布
物、散布物の夫々に適応した散布手段としての点
(ドリツプ)散布から面散布に亘る広域散布が可
能であると共に、散布時における噴霧管の徒らな
揺動による被散布物の損傷、切損等を予め防ぎ、
またノズルから噴霧される散布物の均一化、散布
物の無駄な浪費、之による被散布物への不測な被
害を確実に防止できる。
(ii) 複数本の噴霧管の夫々一端に直交・定着した
連結片を、ハウス外側に設置された原動機で駆
動され、かつハウス外側の連動機構に連結し、
この連動機構で複数本の噴霧管を夫々長手方向
に沿い同時に揺動させることで、散布に際し、
複数本の噴霧管の夫々が常時一定速度で揺動す
るため、各噴霧管に付設されたノズルを揺動す
る手法に比し、噴霧管の夫々による「散布む
ら」が阻止され、単位面積当りの散布量がさら
に均一化されるので、散布地域での散布量の過
不足が確実に防止できる。また散布地域での散
布時間がより短縮されるため、寒冷時における
散布作業に伴うハウス内の温度低下による被散
布物への生育障害を防止もしくは軽減できる一
方、高温時におけるハウス内の高温による生育
障害を、迅速な温度低下で回避すると共に、散
布作業の能率向上を所期できる。
連結片を、ハウス外側に設置された原動機で駆
動され、かつハウス外側の連動機構に連結し、
この連動機構で複数本の噴霧管を夫々長手方向
に沿い同時に揺動させることで、散布に際し、
複数本の噴霧管の夫々が常時一定速度で揺動す
るため、各噴霧管に付設されたノズルを揺動す
る手法に比し、噴霧管の夫々による「散布む
ら」が阻止され、単位面積当りの散布量がさら
に均一化されるので、散布地域での散布量の過
不足が確実に防止できる。また散布地域での散
布時間がより短縮されるため、寒冷時における
散布作業に伴うハウス内の温度低下による被散
布物への生育障害を防止もしくは軽減できる一
方、高温時におけるハウス内の高温による生育
障害を、迅速な温度低下で回避すると共に、散
布作業の能率向上を所期できる。
(iii) さらに、複数本の噴霧管を揺動する原動機、
この原動機で駆動される連動機構をハウス外側
に設置しているため、散布剤の度重なる被散布
物への散布による汚染、腐食等の惧れがなく、
また散布時における作業者(図示しない)のハ
ウス内への立入りによる生育阻害の除去、煩雑
性もなく、更に作業者の薬害による被害を回避
できると共に、散布作業の屋外制御が可能で作
業者にとつては安心裡裡作業ができる等の利点
を有するものである。
この原動機で駆動される連動機構をハウス外側
に設置しているため、散布剤の度重なる被散布
物への散布による汚染、腐食等の惧れがなく、
また散布時における作業者(図示しない)のハ
ウス内への立入りによる生育阻害の除去、煩雑
性もなく、更に作業者の薬害による被害を回避
できると共に、散布作業の屋外制御が可能で作
業者にとつては安心裡裡作業ができる等の利点
を有するものである。
図面はこの考案に係る一実施例にして、第1図
は全体の平面図、第2図は第1図の−線矢視
右半面拡大図である。 H……ハウス、M……原動機、P……ポンプ、
R……減速機、S……送液管、U……連動機構、
C……クランク腕、n……ノズル、3……噴霧
管、4……被散布物、5……連結片、6……回転
子、10〜13……分岐管、14……懸吊具。
は全体の平面図、第2図は第1図の−線矢視
右半面拡大図である。 H……ハウス、M……原動機、P……ポンプ、
R……減速機、S……送液管、U……連動機構、
C……クランク腕、n……ノズル、3……噴霧
管、4……被散布物、5……連結片、6……回転
子、10〜13……分岐管、14……懸吊具。
Claims (1)
- ポンプに、送液管と分岐管とを介し複数本のノ
ズル付の噴霧管が連結・並設され、これら噴霧管
に配設されるノズルを連動機構により揺動される
散布装置において、ハウスH内に懸吊具14によ
り複数本のノズルn付の噴霧管3を昇降可能に並
列・懸垂し、これら噴霧管3の夫々一端に直交・
定着した連結片5を、前記ハウスH外側に設置せ
る原動機Mで駆動され、かつハウスH外側の連動
機構Uに連結し、該連動機構Uにより前記複数本
の噴霧管3の夫々を長手方向に沿い同時に揺動可
能とせるハウス無人散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980054604U JPS63358Y2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980054604U JPS63358Y2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56159153U JPS56159153U (ja) | 1981-11-27 |
JPS63358Y2 true JPS63358Y2 (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=29649330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980054604U Expired JPS63358Y2 (ja) | 1980-04-23 | 1980-04-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63358Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0198437A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-17 | Hatsuta Kakusanki Kk | 移動式散布装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49142969U (ja) * | 1973-04-06 | 1974-12-10 | ||
JPS5839803Y2 (ja) * | 1978-02-13 | 1983-09-07 | 行 佐伯 | 散布装置 |
-
1980
- 1980-04-23 JP JP1980054604U patent/JPS63358Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56159153U (ja) | 1981-11-27 |
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