JP2832733B2 - 園芸用多目的走行台車及び該走行台車の走行レール支持ブロック - Google Patents

園芸用多目的走行台車及び該走行台車の走行レール支持ブロック

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JP2832733B2 JP1247907A JP24790789A JP2832733B2 JP 2832733 B2 JP2832733 B2 JP 2832733B2 JP 1247907 A JP1247907 A JP 1247907A JP 24790789 A JP24790789 A JP 24790789A JP 2832733 B2 JP2832733 B2 JP 2832733B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハウス栽培又は露地栽培における耕運から
播種、収穫まで一貫作業ができるようにした園芸用多目
的走行台車及びその走行レールを支持する走行レール支
持ブロックに関する。
(従来の技術) 従来、ハウス栽培において、ハウス天井部に走行レー
ルを設けて、該レールに沿って自走するトロリーから散
水ノズルが形成された散水パイプを懸垂させて、ハウス
内の作物に散水又は薬液を散布する自走式の散水又は薬
液散布装置が知られている。
上記の装置は、散水又は薬剤散布専用の装置であり、
圃場の耕運、整地、播種又は移植、施肥、収穫等の園芸
に必要な一貫した作業に適用できるものでなく、従来こ
れらの作業は、夫々の装置又は手作業により独立して行
なわれている。例えば、耕運は耕運機を、播種は播種機
を運転して圃場を走行させることにより行なっている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の園芸作業は、器具や装置を使用するにしてもそ
れを直接操作しながら諸作業を行なわなければならず、
作業者の肉体的負担が大きいと共に効率も悪い。しか
も、耕運機や播種機等の装置を一直線上に定速で走行さ
せることは困難であり、均一に一定深さで耕運して一直
線上に均一に播種することが出来ない。その結果、その
後の施肥、薬剤散布、散水等も不均一になると共に作物
が生えていない所まで散布する等無駄が多く、しかも作
物の成育が不均一になる。また、手散布により農薬を散
布する場合、農薬による健康被害が大きく、健康管理の
面から薬剤散布の自動化が要望され、ハウス栽培では上
記のような自走式の散布装置が実用化されているが、露
地栽培では無人による農薬散布は未だ実現していない。
ハウス栽培での上記の装置は、薬剤の自動散布ができる
面では有益であるが、専用装置の割には大きな設備投資
を必要としコスト高になる欠点がある。さらに、天井部
を走行するトロリーから散水パイプ又は薬剤散布パイプ
を垂下しているので、播種後や丈の低い作物に近い位置
で真に必要な部分だけに薬液や水を散布することは困難
であり、薬剤や水が無駄になる割合が多く散布効率が悪
い。
本発明は、上記実情に鑑み創案されたものであって、
ハウス栽培及び露地栽培における耕運から収穫までの作
業に適用することができ、園芸作業業の省力化と効率化
を図ることができる園芸用多目的走行台車、及び露地栽
培における前記走行台車の走行レールを支持するための
ブロックを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決する本発明の園芸用多目的走行台車
は、ハウス栽培又は露地栽培における葡場に適宜のスパ
ンを有して設けられた走行レール上を走行する園芸用多
目的走行台車であって、機台フレームに前記レール上を
走行する車輪を設け、該機台フレームに複数のノズル穴
を有し走行方向に対して直角方向に延びる散水パイプ又
は農薬散布用パイプを支持すると共に、前記機台フレー
ムから垂下して設けた下部フレームに、耕運機等の農機
具を連結して牽引する農機具連結用アダプタを幅方向に
任意に移動自在に取付ける幅方向に延びる農機具連結用
杆と、ホッパー状の施肥具を幅方向に移動自在に支持す
る平行に設けられた連結杆を設けてなることを特徴とす
る構成を有している。
ハウス栽培用では、前記レールを園芸ハウスの支柱の
ほぼ中間高さ位置に取付ることによって、より効果的に
上記目的を達成すると共にハウスの補強効果も生じる。
また、露地栽培では、コンクリートで成形されたブロ
ック本体に、走行レールを連結支持する走行レールジョ
イントパイプ、ネットトンネルの骨組を構成するアーチ
パイプの片方の脚部を回動自在に嵌合支持するアーチパ
イプ嵌合杆、及び前記ブロック本体に上方に突出して設
けた縦杆と該縦杆に圃場の幅方向に突出して設けた横杆
とから構成されてロール状に巻き取ったネットを支持す
るネット支持具を設けてなることを特徴とする多目的走
行台車の走行レール支持ブロックを使用することによっ
て、レールを簡単に付設できると共に露地でのネット栽
培が容易になる。
(作用) 走行台車に適宜の農機具を取り付けて台車を走行させ
れば、農機具は台車に牽引されて作業を行ないながら一
直線に移動し、葡場の端部に達すると走行台車への連結
位置を順次所望ピッチでずらして往復動させることによ
って、所望ピッチで作業が自動的になされる。例えば播
種を行なう場合は、農機具連結用杆の左端部に農機具連
結用アダプタを取付け、それに播種機を連結し、走行台
車をハウスの一端から多端まで走行させれば、播種機は
走行台車に牽引されて直線に移動して一定間隔で種を落
としながら直線状に進む。走行台車がハウスの一端に達
すると、播種機を畝幅の間隔だけ連結パイプに沿って移
動させ、調節穴で位置決めして同様に次の播種を行な
う。また、耕運機や移植機等も農機具連結用アダプタに
連結することにより、同様に個々の作業を行なうことが
できる。さらに、耕運機で耕した後の圃場の整地を行な
う場合は、整地板をアダプタに連結して走行台車を走行
させれば、簡単にしかも均一に整地を行なうことができ
る。
一方、農薬の散布を行なう場合は、農薬散布用パイプ
の高さを調節し、さらに散布ノズル穴を選択して使用し
ないノズル穴は栓をして走行台車を移動させることによ
って、最も散布効果の高い最適な高さで自動的に農薬散
布を行なうことができる。散水の場合も同様に散水パイ
プの高さ及び散水ノズル穴を適宜選択することによっ
て、播種した位置等真に必要な個所のみに散水すること
ができ、最も効率的に散水することができ、飛躍的に節
水することができる。しかも、畝間の通路や走行レール
下部等、不必要な所には散水されないから、該個所に雑
草が生えるの阻止する効果もある。また、走行台車は荷
台としても使用することができ、収穫物の搬送ができ
る。
ハウス栽培においては、支柱のほぼ中間高さ位置に走
行レールを取付ることによって、台車が適正高さに位置
すると共にハウスの補強を兼ねることができ、台風対策
にもなる。
露地栽培で使用する走行レール支持ブロックは、走行
レールジョイントパイプの両側から走行レールを嵌合す
ることによって、レールを連結すると共に支持する。ま
た、アーチパイプ嵌合杆にネットトンネルの骨組を構成
するアーチパイプの片方の脚部を回動自在に嵌合させる
ことによって、アーチパイプを90゜回動させるだけで設
置と撤去ができる。また、圃場の片側に沿って適宜間隔
で配置された走行レール支持ブロックのネット支持具間
に、不使用時のネットを支持させることによって、葡場
の横に保管することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、連棟のビニールハウス内に設置した本発明
の多目的走行台車の一実施例を示している。図中、1が
走行台車であり、ハウス横幅と同長さのスパンを有し4
隅に夫々車輪2が取付けられ、ハウス3の支柱4のほぼ
中間高さ位置に支持金具5を介して取り付けられた鋼管
からなるレール6上を走行するように構成されている。
該走行台車1は、アングル材や鉄パイプ等の適宜材料で
適宜幅を有して組立てられた機台フレーム7と、該機台
フレームから垂下した複数本の高さ調節可能な縦杆8に
支持された下部フレーム9を有している。下部フレーム
の概略平面図が第2図に示されているが、該図では農薬
散布用パイプ及び散水用パイプは省略されている。該下
部フレーム9は種々の作業器具を取付けるものであり、
その左右の枠杆10、10間に種々の器具を支持又は連結す
るための複数本の連結杆が調節可能に支持されている。
それらの実施例が第2図及び第3図に示されている。図
中11、12は、鶏糞や化学肥料等を施肥する施肥具13を支
持するために、適宜間隔で平行に設けられた連結杆であ
る。施肥具13は、図示のように等間隔に複数個のホッパ
ー状の施肥口14を有し、走行台車が移動することによっ
て、該施肥口から肥料が落下するようになっている。該
施肥口は、大きさの異なるものを用意し、肥料の種類に
応じて取替ることによって、鶏糞・化学肥料・菜種油粕
まで種々のものが散布できる。
また、連結杆12の下方には適宜に高さを調節できる取
り付け金具15を介して薬液を散布する農薬散布用パイプ
16が支持されている。農薬散布用パイプ16は等間隔に複
数個のノズル穴が形成されており、葡場の外に設置して
ある動力噴霧器に接続されてハウスの各棟毎に設置して
ある耐圧ホースに連結され、該ノズル穴から農薬を散布
するようになっている。該ノズル穴は栓で閉塞できるよ
うになっており、作物の列間の間隔に応じて散布間隔を
適宜調節することができるようになっている。なお、17
は農薬タンクである又、18は連結杆19の下方に高さ調節
可能に設けられた散水用パイプであり、前記農薬散布用
パイプ16と同様に閉塞可能な複数個のノズル穴が形成さ
れている。該散水用パイプの入口側には該台車に載置さ
れている給水タンク(図示していない)に接続されてい
る。なお、大量に散水するときは、外部に設置されてい
る水タンク等と連結して、ハウス内に適宜配管されてい
る給水パイプに、前記散水パイプをホースを介して連結
して使用する。20は枠杆10、10間に設けられた種々の農
機具を連結する農機具連結用杆であり、軸方向に複数個
の調節穴21が等ピッチで形成され、農機具を連結するア
ダプターを横方向に移動させて固定することができる。
第2図及び第3図には、耕運機、移植機、播種機等連結
するアダプタ22と他の農機具等を連結するアダプタ23を
取付けたのが図示され、これらのアダプタは前記パイプ
20に調節穴21にピンを差し込むことによって着脱自在に
取りつけることができるようになっている。
以上のように構成された走行台車1は、図示されてい
ないが、走行レール6の一端に設置した正逆回転モータ
により走行駆動されるロープに接続さすることにより、
前後駆動される。また、走行台車1がレール端部に達す
ると自動的にスイッチが作動してモータの駆動を停止す
るようになっている。なお、走行台車の駆動装置はそれ
に限らず、走行台車にエンジン又はモータを取り付けて
直接駆動方式にする等適宜の手段を採用することができ
る。また、その制御方式も適宜のプログラミングにより
その速度を任意に設定したり、自動的に往復動するよう
にすることも可能である。さらに、場合によっては駆動
手段を設けないで手動で押して移動させることも可能で
ある。
なお、第1図において、30は中間アーチであり、夏場
においてビニールハウスのビニールを取りはずして該中
間アーチに日除け及び防虫用のネットを張ることによっ
て、ハウス内での夏場における野菜の栽培を可能にす
る。該中間アーチは、一端部がハウスの支柱に回動自在
に取付られており、不使用時には回動させることによっ
て一側に位置させることによって葡場上部より除去する
ことができる。
本実施例装置は以上のように構成され、例えば播種を
行なう場合は、農機具連結用杆20の左端部にアダプタ22
をピンで取付け固定して、それに第4図に示すように、
周知の真空播種機31を連結する。そして、走行台車1を
ハウスの一端から多端まで走行させれば、播種機は走行
台車に牽引されて直線に移動して一定間隔で播種しなが
ら直線状に進む。走行台車1がハウスの一端に達する
と、播種機31を条の間隔だけ農機具連結用杆20に沿って
移動させ、調節穴21で位置決めして同様に2条目の播種
を行なう。このようにして、走行台車を往復走行を繰り
返して順次播種を行なう。また、耕運機や移植機等もア
ダプタ22に連結することにより、同様に個々の作業を行
なうことができる。さらに、耕運機で耕した後の圃場の
整地を行なう場合は、整地板24をアダプタ23に連結して
走行台車を走行させれば、簡単にしかも均一に整地を行
なうことができる。
さらに、農薬の散布を行なう場合は、農薬散布用パイ
プ16の高さを調節すると共に散布ノズル穴を選択して使
用しないノズル穴は栓をして走行台車を移動させること
によって、第1図に示すように、一番散布効果の高い最
適な高さで自動的に農薬散布を行なうことができる。特
に、農薬散布を行なう場合は台車を自動走行式にすれ
ば、人間がハウス内に入らずに自動的に農薬の散布を行
なうことができるので、従来園芸作業におて最も問題で
あった農薬散布による健康障害を解消することができ
る。また、散水の場合も同様に散水パイプ18の高さ及び
散水ノズル穴を適宜選択することによって、播種した位
置等真に必要な個所のみに散水することができ、最も効
率的に散水することができる。
第5図は、本発明の走行台車の他の実施例であり、該
実施例では特に走行台車32のフレームが高い個所に位置
するように調節してあり、きゅうり、茄子、トマト、さ
やいんげん等背の高い作物への散水、薬剤散布に適する
ようになっている。本実施例では、散水パイプ及び薬剤
散布パイプを図のようハウス幅に応じて横に設けられた
上部パイプ34と、畝間に位置するように該上部パイプか
ら垂下して設けられた垂下パイプ35とを有している。該
垂下パイプ35から先端にノズルを有する適宜長さの分岐
パイプ36を有している。したがって、これらのパイプに
ポンプにより薬液又は水を送給することによって、水又
は薬剤を上部から噴出して散布すると共に、下方から上
部に向けて噴出散布することができる。それにより葉の
裏側にも薬剤が散布され、予防効果を高めると共に葉の
裏側にいる害虫も効果的に駆除することができる。
第6図は、本発明のさらに他の実施例を示し、該実施
例は露地栽培に本発明の走行台車を適用した場合の実施
例である。
該実施例では、走行レール38を第7図乃至第9図に示
すような走行レール支持ブロック40に支持させて、該レ
ール上を走行する走行台車39を設けてある。該走行台車
も前記実施例と同様に薬剤散布パイプや散水パイプ、施
肥具保持パイプ、耕運機や播種機等を連結するアダプタ
及び整地板を連結するアダプタが取付けられる取付けパ
イプ等を有しており、前記実施例と同様に作業を行なう
事ができる。
前記、走行レールを支持する走行レール支持ブロック
40は、第7図乃至第9図に示すような断面凸状の形状を
有し、走行レールを支持すると共に、ネットを支持する
支持パイプの支持及び不使用時のネットの支持もできる
ように構成されている。
沖縄地方等温帯地域では、酷暑時における光透過率を
抑制したり水分の蒸発率を抑制して酷暑時の野菜栽培を
可能にするため、また高温期以外でも温度や湿度等を調
節して野菜の発芽や成育を早めるために、さらには、防
虫や防風ために露地栽培で寒冷紗やネットを高さ40〜45
cm程度のトンネル状にして浮き掛け覆いを行なってい
る。これらのネット栽培は、従来葡場にネットを支持す
るアーチパイプを適宜間隔で立設してトンネル骨組を構
成し、その上にネットを張り、ネットの両縁に土を被せ
てネットを固定している。そして、収穫する際は、ネッ
トを巻き取り、アーチパイプを撤去する。そして、次の
播種後に再び前記のようにしてアーチパイプを立設して
ネットを張り作業を行なうという1回の栽培毎にネット
トンネルの構築と撤去を行なっている。その作業は、繁
雑でかなりの重労働を強いているばかりでなく、アーチ
パイプの脚部を地面に突きさしてアーチパイプを立設し
ていくので、長い葡場ではアーチパイプを一直線に立設
することが困難である。そして、撤去後のアーチパイプ
の保管場所も大きなスペースを要する等の問題がある。
本実施例では、このようなネット栽培におけるトンネル
の構築及び撤去が簡単にでき、しかも撤去したネットや
アーチパイプの保管のための特別のスペースを必要とし
ないネット栽培を実現することができる走行レール支持
ブロックを提供して、該走行レール支持ブロックに前記
走行台車のレールを布設するようにしたものである。
図中、41は走行レールパイプと同内外径を有するパイ
プ42と走行レールパイプの内径と同外径を有するパイプ
43の組合せからなるジョイントパイプであり、走行レー
ル支持ブロックの上部に金具44を介して固定され、該パ
イプ43に走行レールパイプを嵌合することによって走行
レールが簡単に連結される。45はネットを不使用時に巻
いた状態で保持しておく置くためのネット支持具であ
り、ブロック本体から上方に突出して設けた縦杆に圃場
幅方向に横杆を突出形成して構成されている。46はネッ
ト栽培で作物をトンネル状に覆うためのネットを支持す
るアーチパイプの一方の脚部を回動自在に嵌合するアー
チパイプ脚部嵌合パイプである。47はネットの縁部を固
定するネット固定パイプであり、該ネット固定パイプに
はネットを挟着するための軸方向に切欠けを有する挟着
パイプ48が嵌合され、ネット固定パイプと挟着パイプと
の間でネットの縁部を挟着して固定する。49はアーチパ
イプ上に張設したネットを押えるためのパイプを連結す
るためのジョイントパイプである。
本実施例は、以上のように構成され、第11図に示すよ
うに、前記走行レール支持ブロック40を葡場の両側に、
平行且つ等間隔に配し、前記ジョイントパイプ41にレー
ルパイプを接合して走行レール38を布設し、該走行レー
ルに走行台車39を走行自在に設置し、前記実施例と同様
に走行台車のアダプタに耕運機を接続して葡場を耕す
等、葡場への種蒔き又は移植作業までの作業を前記走行
台車を使用して行なうことができる。その後、前記走行
レール支持ブロックのアーチパイプ脚部嵌合パイプ46に
アーチパイプ50に一方の脚部を嵌合し、他方の脚部を地
中に立設するようにしてアーチパイプをトンネル状に立
設配置していく。第6図に示すように、その上にネット
53を被せ、ネット縁部を所定間隔おきにネット固定パイ
プ47と挾着パイプ48とで挾んで固定すると共に、前記ジ
ョイントパイプ49によって連結されるネット押さえパイ
プで長手方向で押さえ、他端をアーチパイプ50に固定さ
れたジョイントパイプ52に連結されて畝方向に延びるネ
ット押さえパイプで押さえることによって、簡単にネッ
トトンネルが構築できる。なお、ジョイントパイプ52
は、第10図に示すように、短い円筒パイプで形成され、
該ジョイントパイプに被さっているネットの上からネッ
ト押さえパイプの一端を該ジョイントパイプに突き入れ
ることによって、ネット押さえパイプがネットの網目を
通ってジョイントパイプに嵌合し、ネットの他端を畝方
向に沿って押さえることができる。51はアーチパイプ50
に固定された踏板であり、該踏板を足で踏むことによっ
て、アーチパイプ50を地中に容易に突き刺すことができ
る。
以上のようにしてネットトンネルを形成し、その後
は、第6図に示すように、ネット53の上方を走行台車を
移動させることによってネットの上から又は適宜ネット
を外して散水や薬剤散布又は施肥を行なうことができ
る。ネットを外す場合は、アーチパイプ脚部が地中に立
設されている側のネット押さえパイプをジョイントパイ
プ52から取外して、該側縁側からネットを巻心を長手方
向に一致させてロール状に巻き、ネット支持具の位置に
達したら、該ネット支持具45にロール状に巻き取ったネ
ットを支持させれば良い。またネットを張る場合は、ネ
ット支持具に保持されているロール状ネットを巻き戻
し、前記のようにネット押さえパイプを押さえるだけで
あるから、非常に簡単にネット張りや外しができる。そ
して、収穫時期になって、アーチパイプを撤去する場合
は、アーチパイプ状のネットを巻取って、ネット支持具
45上に支持させ、アーチパイプの地中に立設した一方の
脚部を地中より引抜き、他端脚部が嵌合しているアーチ
パイプ脚部嵌合パイプを中心に90゜回動して、第11図に
示すように、走行レール支持ブロックが位置する線上沿
って位置させて片付ける。それにより、その後の葡場の
耕運作業等に邪魔にならずに、しかもスペースを取るこ
となくアーチパイプを片付けることができる。従って、
単にアーチパイプを回動させるだけで、アーチパイプを
撤去することができるから、従来のようにアーチパイプ
を一個所に集める必要もなく、撤去作業が楽でしかも短
時間に行なうことができる。また、ネットトンネルを構
築する場合は、撤去作業の場合と逆の行程を行なえば良
いので、構築も非常に簡単で単時間で能率良く行なうこ
とができる。
本実施例における走行台車の機能は前記実施例とほぼ
同様であるので詳細な説明は省略する。
第12図は、本発明に係る走行台車の他の実施例であ
り、該実施例では、第1図における走行台車における下
部フレームを全面に設けないで、必要な個所だけ上部フ
レームから縦杆設けて、台車下方のスペースを大きくし
て作業を行ないやすいようにしてある。即ち、この走行
台車55は、機台フレーム56から、走行方向の片側だけ全
面に縦杆57を高さ調節自在に垂下し、その下方を横杆58
で連結し、該横杆に支持杆59を介して農薬散布用パイプ
60、散水パイプ61を取り付けてある。また、図示してい
ないが同様にして横杆58に適宜アダプタを前記実施例と
同様に取り付けることができる。また、63は荷台であ
り、適宜必要な個所に機台フレーム56から適宜幅で垂下
した縦杆57、65に支持させて、収穫物等を載置、又は人
間が乗ることできる。66は肥料散布用のホッパーであ
り、機台フレーム56から幅方向に移動可能に垂下して支
持されている。67は同様に機台フレームから垂下した縦
杆間に掛け渡されて支持板68に支持された給水タンクで
ある。また、図示していないが、機台フレームの上面に
日除又は雨よけにシートを巻取可能に設置ることによっ
て、夏の暑い日又は雨天時でも良好に作業を行なうこと
ができる。
以上、本発明の実施例を示したが、本発明は該実施例
に限るものでなく、特許請求の範囲の記載の範囲で種々
の設計変更が可能であることは云うまでもない。
(効果) 本発明は、以上のような構成からなり、次のような格
別な効果を奏する。
走行台車は適宜のスパンを有し、且つ葡場上を走行す
る種々の農機具等を取り付けて葡場に沿ってレール上を
自由に往復動することができるので、ハウス栽培及び露
地栽培における耕運から収穫まで一貫して行なうことが
でき、園芸作業業の省力化と効率化を図ることができ
る。そして、農機具等は台車に牽引されて作業を行ない
ながら一直線に移動するので、一直線上に揃えて播種し
その後の作業も直線状で均一にできるので、種、肥料、
農薬、水の節約ができ、而も作物を均一に栽培すること
ができる。
請求項2の構成によれば、台車が適正高さに位置し、
走行レールの付設が容易であると共にハウスの補強を兼
ねることができる。
請求項3の構成によれば、露地での走行レールの付設
が容易であると共に、ネット栽培におけるネットトンネ
ルの構築及び撤去が非常に簡単にできる。しかも、撤去
したアーチパイプやネットの保管に特別のスペースを必
要としない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はハウス内に設置
した状態の正面図、第2図は走行台車の下部フレーム部
の平面図、第3図はその側面図、第4図は播種機を牽引
している状態の斜視図、第5図は他の実施例の正面図、
第6図はさらに他の実施例の正面図、第7図は走行レー
ル支持ブロックの平面図、第8図その正面図、第9図は
その側面図、第10図はアーチパイプの側面図、第11図は
露地栽培における走行レール支持ブロックの配置図、第
12図は他の実施例の走行台車の側面図である。 1、32、39、55:走行台車、2:車輪、3:ハウス、4:ハウ
ス支柱、6、38:走行レール、7、56:機台フレーム、9:
下部フレーム、13:施肥具、16、33、60:薬剤散布パイ
プ、18、61:散水パイプ、20:農機具連結用杆、21:調節
穴、22、23:アダプタ、24:整地板、30:中間アーチ、31:
真空播種機、40:走行レール支持ブロック、41:ジョイン
トパイプ、45:ネット支持具、46:アーチパイプ脚部嵌合
パイプ、47:ネット固定パイプ、50:アーチパイプ、51:
ネット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウス栽培又は露地栽培における葡場に適
    宜のスパンを有して設けられた走行レール上を走行する
    園芸用多目的走行台車であって、機台フレームに前記レ
    ール上を走行する車輪を設け、該機台フレームに複数の
    ノズル穴を有し走行方向に対して直角方向に延びる散水
    パイプ又は農薬散布用パイプを支持すると共に、前記機
    台フレームから垂下して設けた下部フレームに、耕運機
    等の農機具を連結して牽引する農機具連結用アダプタを
    幅方向に任意に移動自在に取付ける幅方向に延びる農機
    具連結用杆と、ホッパー状の施肥具を幅方向に移動自在
    に支持する平行に設けられた連結杆を設けてなることを
    特徴とする園芸用多目的走行台車。
  2. 【請求項2】前記走行レールは、ハウスの支柱のほぼ中
    間高さ位置に取付られていることを特徴とする請求項1
    記載の園芸用多目的走行台車。
  3. 【請求項3】コンクリートで成形されたブロック本体
    に、走行レールを連結支持する走行レールジョイントパ
    イプ、ネットトンネルの骨組を構成するアーチパイプの
    片方の脚部を回動自在に嵌合支持するアーチパイプ嵌合
    杆、及び前記ブロック本体に上方に突出して設けた縦杆
    と該縦杆に圃場の幅方向に突出して設けた横杆とから構
    成されてロール状に巻き取ったネットを支持するネット
    支持具を設けてなることを特徴とする多目的走行台車の
    走行レール支持ブロック。
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