JPS6334655Y2 - - Google Patents
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- JPS6334655Y2 JPS6334655Y2 JP1984054563U JP5456384U JPS6334655Y2 JP S6334655 Y2 JPS6334655 Y2 JP S6334655Y2 JP 1984054563 U JP1984054563 U JP 1984054563U JP 5456384 U JP5456384 U JP 5456384U JP S6334655 Y2 JPS6334655 Y2 JP S6334655Y2
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- solenoid
- heating elements
- same
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、人体の皮フ面に着装して温あんぽ
う療法を行なうための器具に関するもので、皮内
の組織に温熱作用、軽擦マツサージ作用、および
磁気作用を所望する時間にわたり同時に与えるこ
とができる器具を提供するのがその目的である。
う療法を行なうための器具に関するもので、皮内
の組織に温熱作用、軽擦マツサージ作用、および
磁気作用を所望する時間にわたり同時に与えるこ
とができる器具を提供するのがその目的である。
温あんぽう療法は、皮フの温熱刺激により局所
の充血を起こさせ、病的浸出物の吸収や抵抗発生
を促すなどにより、急性、慢性の炎症や外傷後の
はれ、痛みを軽減して疾患の治療を促進するのに
有効で、この療法を乾熱で行なうものとしては温
きゆう器、赤外線灯などがある。マツサージ療法
は血管拡張作用、血流の増加その他について温あ
んぽう療法を補完する治療効果を期待するもので
あつて、臨床治療において温あんぽう療法と併用
されることが多いが、軽擦マツサージが行なえる
適当な器具は提供されていない。また、近年、疾
患の治瘉を促進するいかなる物理作用があるのか
未だよく解明されていないが、ある種の疾患の治
療に磁力が有効であるといわれ、磁気治療器なる
ものの研究がさかんである。
の充血を起こさせ、病的浸出物の吸収や抵抗発生
を促すなどにより、急性、慢性の炎症や外傷後の
はれ、痛みを軽減して疾患の治療を促進するのに
有効で、この療法を乾熱で行なうものとしては温
きゆう器、赤外線灯などがある。マツサージ療法
は血管拡張作用、血流の増加その他について温あ
んぽう療法を補完する治療効果を期待するもので
あつて、臨床治療において温あんぽう療法と併用
されることが多いが、軽擦マツサージが行なえる
適当な器具は提供されていない。また、近年、疾
患の治瘉を促進するいかなる物理作用があるのか
未だよく解明されていないが、ある種の疾患の治
療に磁力が有効であるといわれ、磁気治療器なる
ものの研究がさかんである。
しかしながら、従来、上記の各治療手段はそれ
ぞれ別途に行なわれ、一つの器具でそれらの治療
法を所望の時間同時に行なえる器具は未だ開発さ
れていない。特にマツサージを目的とする器具は
バイブレーターのみであり、その作用は叩打法に
類するものであるから、治療にかえつて有害には
たらく場合も多い。
ぞれ別途に行なわれ、一つの器具でそれらの治療
法を所望の時間同時に行なえる器具は未だ開発さ
れていない。特にマツサージを目的とする器具は
バイブレーターのみであり、その作用は叩打法に
類するものであるから、治療にかえつて有害には
たらく場合も多い。
この考案は、マツサージも含めて前記した理学
療法用の従来の技術手段における欠点を除去し、
治療に有効かつ便利な器具を提供できたもので、
以下、図示の実施例につきこの考案を説明すれ
ば、31〜38は耐熱絶縁銅線を一定多数巻いた
ソレノイド11〜18にそれぞれ直状の強磁性磁
心21〜28を挿入した発熱体で、隣接並置され
ている。ソレノイド11〜18は直列に、かつ通
電時における各ソレノイドが発生する磁界の極性
が同一となるように接続されていて、その直列回
路Ct1は電源回路Ct2に接続され、発熱体31〜3
8は一括して軟弾性の外被4により固定されてい
る。
療法用の従来の技術手段における欠点を除去し、
治療に有効かつ便利な器具を提供できたもので、
以下、図示の実施例につきこの考案を説明すれ
ば、31〜38は耐熱絶縁銅線を一定多数巻いた
ソレノイド11〜18にそれぞれ直状の強磁性磁
心21〜28を挿入した発熱体で、隣接並置され
ている。ソレノイド11〜18は直列に、かつ通
電時における各ソレノイドが発生する磁界の極性
が同一となるように接続されていて、その直列回
路Ct1は電源回路Ct2に接続され、発熱体31〜3
8は一括して軟弾性の外被4により固定されてい
る。
この考案の一実施例によれば、耐熱絶縁銅線4
として0.18mmφのホルマル被覆線を用い、ソレノ
イド11〜18は外径7mmφ、厚さ0.7mm、長さ
85mmの軟鋼管の磁心21〜28の上にそれぞれ石
綿紙を介し、前記ポリウレタン被覆線を400回巻
いてある。そして、これらのソレノイドをそれぞ
れ石綿紙で巻き、さらに厚み0.7mmの熱収縮性シ
リコン管に収容し、端部をシリコンゴムで固定し
て発熱体31〜38を構成してある。通電時にお
いてソレノイド11〜18の磁界の極性が同一と
なるように、この実施例においては全部同一の巻
き方向に巻き、一つのソレノイドの巻き終りとつ
ぎのソレノイドの巻き始めを接続してあるが、図
示しない別の実施例として、隣りあうソレノイド
の巻き方向が反対であれば、一つのソレノイドの
巻き終りとつぎのソレノイドの巻き終りを接続
し、また一つのソレノイドの巻き始めとつぎのソ
レノイドの巻き始めを接続すれば、通電時におい
て各ソレノイドの磁界の極性が同一となる。なお
図示の実施例における発熱体31〜38の個数は
8個であるが、この考案における発熱体の数はこ
れに限定されない。また、図示例において、 Ct1はソレノイドの直列回路 Ct2は電源回路 tは温度調節器のサーモスタツト(70℃) f1,f2は温度ヒユーズ(96℃) f3は電源ヒユーズ1A Tはトリガー Tyは双方向性サイリスター Lは雑音防止コイル Swはスイツチ C1=0.047μF C2=0.22μF C3,C4=0.1μF R1=85Ω R2=100KΩ(可変抵抗) R3=80KΩ である。
として0.18mmφのホルマル被覆線を用い、ソレノ
イド11〜18は外径7mmφ、厚さ0.7mm、長さ
85mmの軟鋼管の磁心21〜28の上にそれぞれ石
綿紙を介し、前記ポリウレタン被覆線を400回巻
いてある。そして、これらのソレノイドをそれぞ
れ石綿紙で巻き、さらに厚み0.7mmの熱収縮性シ
リコン管に収容し、端部をシリコンゴムで固定し
て発熱体31〜38を構成してある。通電時にお
いてソレノイド11〜18の磁界の極性が同一と
なるように、この実施例においては全部同一の巻
き方向に巻き、一つのソレノイドの巻き終りとつ
ぎのソレノイドの巻き始めを接続してあるが、図
示しない別の実施例として、隣りあうソレノイド
の巻き方向が反対であれば、一つのソレノイドの
巻き終りとつぎのソレノイドの巻き終りを接続
し、また一つのソレノイドの巻き始めとつぎのソ
レノイドの巻き始めを接続すれば、通電時におい
て各ソレノイドの磁界の極性が同一となる。なお
図示の実施例における発熱体31〜38の個数は
8個であるが、この考案における発熱体の数はこ
れに限定されない。また、図示例において、 Ct1はソレノイドの直列回路 Ct2は電源回路 tは温度調節器のサーモスタツト(70℃) f1,f2は温度ヒユーズ(96℃) f3は電源ヒユーズ1A Tはトリガー Tyは双方向性サイリスター Lは雑音防止コイル Swはスイツチ C1=0.047μF C2=0.22μF C3,C4=0.1μF R1=85Ω R2=100KΩ(可変抵抗) R3=80KΩ である。
この実施例の定格は、単相100V、消費働力
20W、サーモスタツトtの動作温度は70℃として
ある。また、発熱体31〜38は絶縁強化のため
石綿布で包み、弾性ある綿布袋の外被に密に収容
してある。
20W、サーモスタツトtの動作温度は70℃として
ある。また、発熱体31〜38は絶縁強化のため
石綿布で包み、弾性ある綿布袋の外被に密に収容
してある。
この考案にかかる電磁あんぽう器は前記のよう
にしてなるので、この器具の外被の主面を患部の
皮フ面にあてて包帯、布片等で固定し、電源に接
続して使用する。前記発熱体31〜38は軟弾性
の外被4により固定されているので、これらの発
熱体は外被4を介し、関節部その他の曲部にもよ
く密着できる。ソレノイド11〜18は同一の定
格をもち、直列に接続されているので、通電時に
おいて各ソレノイドが同時に同様温度に昇温し、
患部に温あんぽうが施される。この考案によれ
ば、隣接並置されている発熱体31〜38の各ソ
レノイド11〜18は、通電時における磁場の極
性が同一であり、かつ前記発熱体は軟弾性外被に
収容固定されているので、交流の通電により、電
流の周波数に対応し、発熱体31〜38の配置面
内において相互間の反揆微動と弾性復位微動を繰
り返し、発熱体31〜38の配置面内におけるそ
の微振動は、外被を介し、皮フ面に沿う微振動と
して患部に伝達される。すなわち、この電磁あん
ぽう器は皮フ細胞の皮フ面に沿う振動という点
で、手のひらによる軽擦マツサージと同様かつ一
層微妙な作用を患部に与える。そして、バイブレ
ーター使用の場合のような叩打作用が全くない。
また、この電磁あんぽう器の使用時において、強
磁性磁心21〜28を挿入したソレノイド11〜
18の磁力線はそれぞれ各ソレノイドの一端から
皮フに入り、皮フ面にそつてそのソレノイドの他
端へと帰還し、他のソレノイドの磁力線によつて
打消されない。また、この場合の磁力線は交番磁
界によるので、患部に及ぼす磁力線の影響は非常
に大きい。
にしてなるので、この器具の外被の主面を患部の
皮フ面にあてて包帯、布片等で固定し、電源に接
続して使用する。前記発熱体31〜38は軟弾性
の外被4により固定されているので、これらの発
熱体は外被4を介し、関節部その他の曲部にもよ
く密着できる。ソレノイド11〜18は同一の定
格をもち、直列に接続されているので、通電時に
おいて各ソレノイドが同時に同様温度に昇温し、
患部に温あんぽうが施される。この考案によれ
ば、隣接並置されている発熱体31〜38の各ソ
レノイド11〜18は、通電時における磁場の極
性が同一であり、かつ前記発熱体は軟弾性外被に
収容固定されているので、交流の通電により、電
流の周波数に対応し、発熱体31〜38の配置面
内において相互間の反揆微動と弾性復位微動を繰
り返し、発熱体31〜38の配置面内におけるそ
の微振動は、外被を介し、皮フ面に沿う微振動と
して患部に伝達される。すなわち、この電磁あん
ぽう器は皮フ細胞の皮フ面に沿う振動という点
で、手のひらによる軽擦マツサージと同様かつ一
層微妙な作用を患部に与える。そして、バイブレ
ーター使用の場合のような叩打作用が全くない。
また、この電磁あんぽう器の使用時において、強
磁性磁心21〜28を挿入したソレノイド11〜
18の磁力線はそれぞれ各ソレノイドの一端から
皮フに入り、皮フ面にそつてそのソレノイドの他
端へと帰還し、他のソレノイドの磁力線によつて
打消されない。また、この場合の磁力線は交番磁
界によるので、患部に及ぼす磁力線の影響は非常
に大きい。
すなわち、この考案の器具は、その使用により
患部に与える温あんぽうの効果とともに、叩打作
用のない軽擦マツサージ類似の作用効果が与えら
れ、それと同時に皮フ面に沿う交番磁界が患部に
印加されることによる効果も伴ない、それらの相
乗効果も充分に予見されるので、打ボク、ねん
ざ、脱臼、骨折等の後療法、リユウマチ、しよう
液性関節炎、痛風、生理不順、生理痛、便秘等の
治療に用いて有用であり、しかも医療関係者はも
とより、家庭においても安全かつ簡便に使用でき
る。
患部に与える温あんぽうの効果とともに、叩打作
用のない軽擦マツサージ類似の作用効果が与えら
れ、それと同時に皮フ面に沿う交番磁界が患部に
印加されることによる効果も伴ない、それらの相
乗効果も充分に予見されるので、打ボク、ねん
ざ、脱臼、骨折等の後療法、リユウマチ、しよう
液性関節炎、痛風、生理不順、生理痛、便秘等の
治療に用いて有用であり、しかも医療関係者はも
とより、家庭においても安全かつ簡便に使用でき
る。
第1図はこの考案にかかる電磁あんぽう器の一
実施例の斜視図、第2図は同じく回路図である。 11〜18はソレノイド、21〜28は磁心、
31〜38は発熱体、4は外被、5は本体、6は
スイツチ器、7は電源部、8はプラグ、Ct1はソ
レノイドの直列回路、Ct2は電源回路である。
実施例の斜視図、第2図は同じく回路図である。 11〜18はソレノイド、21〜28は磁心、
31〜38は発熱体、4は外被、5は本体、6は
スイツチ器、7は電源部、8はプラグ、Ct1はソ
レノイドの直列回路、Ct2は電源回路である。
Claims (1)
- 耐熱絶縁銅線4を一定多数回巻いた複数個のソ
レノイド11〜18にそれぞれ直状の強磁性磁心
21〜28を挿入してなる発熱体31〜38を隣
接並置し、通電時における前記ソレノイドの磁界
の極性が各ソレノイドにつき同一であるようにそ
れらのソレノイドを直列に接続するとともに、そ
れらのソレノイドの直列回路Ct1を電源回路Ct2に
接続し、前記発熱体を一括して軟弾性の外被4に
より固定してなる電磁あんぽう器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5456384U JPS60166354U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 電磁あんぽう器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5456384U JPS60166354U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 電磁あんぽう器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166354U JPS60166354U (ja) | 1985-11-05 |
JPS6334655Y2 true JPS6334655Y2 (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=30576435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5456384U Granted JPS60166354U (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 電磁あんぽう器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166354U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0325793Y2 (ja) * | 1987-12-26 | 1991-06-04 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59923U (ja) * | 1982-06-24 | 1984-01-06 | 原 大雄 | 火災警報器付温度計 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5357594U (ja) * | 1976-10-18 | 1978-05-17 |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP5456384U patent/JPS60166354U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59923U (ja) * | 1982-06-24 | 1984-01-06 | 原 大雄 | 火災警報器付温度計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60166354U (ja) | 1985-11-05 |
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