JPS6334578A - 弾性体人形の製造方法 - Google Patents
弾性体人形の製造方法Info
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- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は主に理学用または医学用教材に適した弾性体人
形の製造方法に関する。
形の製造方法に関する。
解剖学等の医学用教材、マンサージの練習台等の理学教
材、マネキン、理科実験用その他の用途に、人体人形は
従来から広く使用されている。
材、マネキン、理科実験用その他の用途に、人体人形は
従来から広く使用されている。
この従来の人体人形は、熱可塑性または熱硬化性樹脂プ
ラスティック、例えばアクリル樹脂、ABS樹脂、ポリ
カーボネート樹脂等を用い、これら樹脂をキャスティン
グ成形することにより製造されている。これら樹脂成形
による人体人形は内部が透けて見えるような透明な感じ
を得ることができるため、特に解剖学教材として好適な
人体人形が得られている。
ラスティック、例えばアクリル樹脂、ABS樹脂、ポリ
カーボネート樹脂等を用い、これら樹脂をキャスティン
グ成形することにより製造されている。これら樹脂成形
による人体人形は内部が透けて見えるような透明な感じ
を得ることができるため、特に解剖学教材として好適な
人体人形が得られている。
ところで、例えば医学教材あるいは理科教材に用いる人
体人形の場合、これをメス等で切開し、また内部に埋設
した臓器模型等を摘出できれば教材として極めて有用と
なる。
体人形の場合、これをメス等で切開し、また内部に埋設
した臓器模型等を摘出できれば教材として極めて有用と
なる。
しかし、上記樹脂成形による従来の人体人形は樹脂自体
が非常に固いため、メスやナイフ等で切開することは不
可部であった。
が非常に固いため、メスやナイフ等で切開することは不
可部であった。
そこで、本発明は内部が透けて見える透明感を有し、且
つメスまたはナイフ等で切開可脂な柔軟性を有する弾性
体人形の製造方法を提供しようとするものである。
つメスまたはナイフ等で切開可脂な柔軟性を有する弾性
体人形の製造方法を提供しようとするものである。
本発明による弾性体人形の製造方法は、二価アルコール
100重量部にエポキシ樹脂を20〜250重量部を加
え、更にアミン及び必要に応じて安定剤、顔料等を混合
攪拌し、目的とする人形型に注入して反応固化させるこ
とを特徴とするものである。
100重量部にエポキシ樹脂を20〜250重量部を加
え、更にアミン及び必要に応じて安定剤、顔料等を混合
攪拌し、目的とする人形型に注入して反応固化させるこ
とを特徴とするものである。
本発明における二価アルコールとしては、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、 1.4−7’タンジ
オール、1,5−ベンタンジオール等を用いることがで
きる。
コール、ジエチレングリコール、 1.4−7’タンジ
オール、1,5−ベンタンジオール等を用いることがで
きる。
本発明におけるエポキシ樹脂としては、ビスフェノール
Aとエピクロルヒドリンとの縮合物等、一般に市販され
ているものを用いることができる。その添加量を前記二
価アルコール100重量部に対して20〜250重量部
としたのは、20重量部未満では弾性体人形が軟か過ぎ
て形状を保てず、持運びが不便であり、また250重量
部を越えると硬くなり過ぎてナイフ等による切開が困難
になるからである。
Aとエピクロルヒドリンとの縮合物等、一般に市販され
ているものを用いることができる。その添加量を前記二
価アルコール100重量部に対して20〜250重量部
としたのは、20重量部未満では弾性体人形が軟か過ぎ
て形状を保てず、持運びが不便であり、また250重量
部を越えると硬くなり過ぎてナイフ等による切開が困難
になるからである。
本発明におけるアミンとしては、脂肪族アミン、脂環式
アミン、芳香族アミンの何れを用いてもよい0例えば、
エチレンジアミン、キシレンジアミン、ジェタノールア
ミン、トリエタノールアミン等を用いることができ、な
かでもポリアミンが特に好ましい。
アミン、芳香族アミンの何れを用いてもよい0例えば、
エチレンジアミン、キシレンジアミン、ジェタノールア
ミン、トリエタノールアミン等を用いることができ、な
かでもポリアミンが特に好ましい。
アミンの添加量は前記多価アルコール及びエポキシ樹脂
の混合比によっても異なるが、その混合液100重量部
に対して略2重量部以上とするのが良い、また、アミン
は二価アルコールで稀釈して添加してもよい。
の混合比によっても異なるが、その混合液100重量部
に対して略2重量部以上とするのが良い、また、アミン
は二価アルコールで稀釈して添加してもよい。
また、前記目的とする人形型内の所定位置に、予め臓器
模型や骨格模型等を配置しておけば、臓器模型や骨格模
型が埋設された人形を得ることができる。
模型や骨格模型等を配置しておけば、臓器模型や骨格模
型が埋設された人形を得ることができる。
本発明では目的とする人形型内に注入した混合液が、ア
ミンによるエポキシ樹脂の硬化反応によってゼリー状の
弾性をもったに硬化物となるため、これを脱型すれは弾
性体人形が得られる。その硬化反応は、二価アルコール
が存在しなければ単なるエポキシ樹脂の硬化反応である
から、上記のような弾性を有する組成物は得られない、
即ち1本発明においては二価アルコールを共存させるこ
と及びその量が極めて重要な要件となる。
ミンによるエポキシ樹脂の硬化反応によってゼリー状の
弾性をもったに硬化物となるため、これを脱型すれは弾
性体人形が得られる。その硬化反応は、二価アルコール
が存在しなければ単なるエポキシ樹脂の硬化反応である
から、上記のような弾性を有する組成物は得られない、
即ち1本発明においては二価アルコールを共存させるこ
と及びその量が極めて重要な要件となる。
こうして得られた弾性体人形は、ナイフやメス等で容易
に切開することができる。
に切開することができる。
なお、周知のようにアミンによるエポキシ樹脂の硬化反
応は常温で進行するから、本発明によれば従来のような
加熱操作を要することなく、目的とする弾性体人形の製
造方法を製造できる。
応は常温で進行するから、本発明によれば従来のような
加熱操作を要することなく、目的とする弾性体人形の製
造方法を製造できる。
実施例1
まず、ジエチレングリコール500重量部とエポキシ樹
脂100重量部とを良く混合した0次いで、エチレンジ
アミン6.0重量部を添加し、攪拌混合した後に等置火
の人形型内に注入し、常温で10時間放置したところ、
溶液は固化した0次いで、これを脱型したところ、第1
図に示すように等置火の弾性体人形がが得られた。その
針入度は80で、また透明感を有していた。
脂100重量部とを良く混合した0次いで、エチレンジ
アミン6.0重量部を添加し、攪拌混合した後に等置火
の人形型内に注入し、常温で10時間放置したところ、
溶液は固化した0次いで、これを脱型したところ、第1
図に示すように等置火の弾性体人形がが得られた。その
針入度は80で、また透明感を有していた。
上記で得られた弾性体人形は、適度な弾性を有している
ため、マツサージの練習用として好適であっる。また、
ナイフで容易に切断することができた。
ため、マツサージの練習用として好適であっる。また、
ナイフで容易に切断することができた。
実施例2
ジエチレングリコールの量を120重量部、エポキシ樹
脂100重量部、エチレンジアミン15重量部を混合し
た後、これを実施例1と同じ等置火の人形型内に注入し
て固化させた。その際、人形型の内部には予め骨格模型
を配置しておいた。
脂100重量部、エチレンジアミン15重量部を混合し
た後、これを実施例1と同じ等置火の人形型内に注入し
て固化させた。その際、人形型の内部には予め骨格模型
を配置しておいた。
これにより、第2図に示すように内部に骨格模型が埋設
された弾性体人形が得られた。
された弾性体人形が得られた。
上記第2図の弾性体人形は実施例1の場合に比べて充分
な硬さを有しているが、ナイフまたはメスで切開できる
する柔軟性を有していた。また透明度も十分で、内部に
埋設した骨格模型が外部から明瞭に観察できた。
な硬さを有しているが、ナイフまたはメスで切開できる
する柔軟性を有していた。また透明度も十分で、内部に
埋設した骨格模型が外部から明瞭に観察できた。
この実施例で得られた弾性体人形は、学校における理科
教材として好適であるのみならず、整体術の練習用とし
て、或いは整形外科望域の手術練習用としても有用であ
る。
教材として好適であるのみならず、整体術の練習用とし
て、或いは整形外科望域の手術練習用としても有用であ
る。
なお、骨格模型の代りに臓器模型を埋設しておけは、内
蔵摘出手術等の練習用として有用な人形を得ることがで
きる。
蔵摘出手術等の練習用として有用な人形を得ることがで
きる。
以上詳述したように、本発明により製造される弾性体人
形は、内部が透けて見える透明感を有し且つメスまたは
ナイフ等で切開可能な柔軟性を有するため、医学または
理学実験用として極めて有用である。また、本発明の製
造工程を全て常温下で行なうことができる等、顕著な効
果が得られるものである。
形は、内部が透けて見える透明感を有し且つメスまたは
ナイフ等で切開可能な柔軟性を有するため、医学または
理学実験用として極めて有用である。また、本発明の製
造工程を全て常温下で行なうことができる等、顕著な効
果が得られるものである。
第1図および第2図は、夫々本発明の実施例で得られた
弾性体人形を示す図である。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図
第2図
弾性体人形を示す図である。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図
第2図
Claims (2)
- (1)二価アルコール100重量部にエポキシ樹脂20
〜250重量部を加え、更にアミン及び必要に応じて安
定剤、顔料等を混合攪拌し、目的とする人形型に注入し
て反応固化させることを特徴とする弾性体人形の製造方
法。 - (2)前記人形型内の所定箇所に、予め骨格模型および
/または臓器模型等を配置しておくことを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項記載の弾性体人形の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17772886A JPS6334578A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 弾性体人形の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17772886A JPS6334578A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 弾性体人形の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6334578A true JPS6334578A (ja) | 1988-02-15 |
Family
ID=16036077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17772886A Pending JPS6334578A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 弾性体人形の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6334578A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006176930A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Triumph International (Japan) Ltd | 人体に酷似した人工ボディ及びその製造方法 |
JP2011133909A (ja) * | 2011-03-31 | 2011-07-07 | 周平 ▲高▼須 | 整復技術習得用の人体模型教材 |
JP2012137514A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Jmc:Kk | 人工臓器の製造方法、及び人工臓器 |
JP2013025032A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Asahi Intecc Co Ltd | 血管狭窄モデル |
JP2023002594A (ja) * | 2014-03-26 | 2023-01-10 | アプライド メディカル リソーシーズ コーポレイション | 模擬切開可能組織 |
-
1986
- 1986-07-30 JP JP17772886A patent/JPS6334578A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006176930A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Triumph International (Japan) Ltd | 人体に酷似した人工ボディ及びその製造方法 |
JP2012137514A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Jmc:Kk | 人工臓器の製造方法、及び人工臓器 |
JP2011133909A (ja) * | 2011-03-31 | 2011-07-07 | 周平 ▲高▼須 | 整復技術習得用の人体模型教材 |
JP2013025032A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Asahi Intecc Co Ltd | 血管狭窄モデル |
JP2023002594A (ja) * | 2014-03-26 | 2023-01-10 | アプライド メディカル リソーシーズ コーポレイション | 模擬切開可能組織 |
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