JPS6334436Y2 - - Google Patents

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JPS6334436Y2
JPS6334436Y2 JP1981143396U JP14339681U JPS6334436Y2 JP S6334436 Y2 JPS6334436 Y2 JP S6334436Y2 JP 1981143396 U JP1981143396 U JP 1981143396U JP 14339681 U JP14339681 U JP 14339681U JP S6334436 Y2 JPS6334436 Y2 JP S6334436Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電源と負荷の間に過大電流が通流する
ことを防止する装置に関する。本考案による装置
は、例えば電気関係の分野で電源と負荷を開閉器
により接続するにあたり、電源と負荷を安全に接
続することが要求される場合に用いられる。
従来、蓄電池電源から開閉器を通してチヨツパ
制御電動機に電力供給する場合に第1図の回路が
用いられる。第1図において、電源である蓄電池
1、電動機界磁22、電動機電機子21、チヨツ
パ制御器32、及びチヨツパ用トランジスタ31
が説けられる。トランジスタ31のオン、オフに
より電動機に流れる電流が制御される。また、フ
リーホイールダイオード23、主開閉器制御端子
421、主開閉器コイル42、主開閉器接点41
が設けられる。第1図の装置においてスイツチ6
4をオンすることにより、主開閉器制御端子42
1に電圧を印加すると主開閉器コイルが作動し、
主開閉器接点41が閉じる。この状態でトランジ
スタ31をオン・オフ断続すると、電動機21に
電流が流れ電動機が駆動される。
第1図の装置において、もしトランジスタ31
が導通状態で破損している場合、主開閉器接点4
1を閉じると蓄電池1から電動機21へ過大な電
流が流れて蓄電池1及び電動機21が破損するお
それがあるという問題点がある。また、端子22
1と端子311が何らかの原因で短絡している場
合に、主開閉器接点41を閉じると蓄電池1に過
大な電流が流れ、蓄電池1が破損するおそれがあ
る。このように、負荷側にトラブルがある場合、
主開閉器接点41を閉じると蓄電池1または負荷
に破損を生じるという問題点がある。
本考案の目的は前述の従来形における問題点に
鑑み、電源から主開閉器を通して負荷に電力供給
するにあたり、負荷側のトラブルが生じた場合に
主開閉器を閉路しないようにし、電源、更には負
荷の保護を適確に行うことにある。
本考案においては、電源、負荷、該電源と該負
荷を結ぶ回路に挿入され主開閉器操作装置により
開閉操作される主開閉器、該主開閉器の両端子間
に接続された補助回路であつて補助リレー接点及
び電流値応動電流遮断装置を含むもの、該電流値
応動電流遮断装置の遮断状態を検知する検知装置
および、該検知装置の出力信号に基づき主開閉器
操作装置へ操作信号入力を供給する操作信号供給
路、を具備する電源負荷間過大電流通流防止装置
が提供される。
本考案の一実施例としての電源負荷間過大電流
通流防止装置が第2図に示される。
第2図の装置において、電源である蓄電池1、
電動機電機子21およびチヨツパ用トランジスタ
31を含む負荷、電源1を負荷の間に挿入された
主開閉器41、主開閉器の両端子間に接続された
補助回路5、補助回路5内に挿入された抵抗5
1、補助リレー接点52、電流値応動電流遮断装
置としてのヒユーズ54、電流値応動電流遮断装
置が遮断状態にあるか否かを検知する手段として
の電圧判定器61、遅延回路62、補助電源とし
ての蓄電池63、開閉器64、およびアンドゲー
ト65が設けられる。
電動機電機子21と電動機界磁22との直列接
続に対して並列にフリーホイールダイオード23
が接続される。チヨツパ用トランジスタ31は制
御回路32の出力信号により制御される。主開閉
器41は主開閉器操作装置42により操作され、
主開閉器操作装置42の操作信号入力端子へはア
ンドゲート65の出力信号が供給される。
補助リレー接点52は補助リレーコイル53に
より駆動され、補助リレーコイル53の1端子5
31へは補助電源63が開閉器64を介して接続
される。電圧判定器61は、主開閉器41の負荷
側接点と蓄電池の負極の間の電圧を受ける。電圧
判定器61の出力はアンドゲート65の入力端子
の1つに供給される。補助電源63が開閉器64
をを介してアンドゲート65の入力端子の他方に
接続される。
第2図装置の動作が第3図の動作経過図を参照
しつつ説明される。チヨツパとして作用するトラ
ンジスタ31は非導通状態にあるものとする。時
該t1にスイツチ64を閉じると蓄電池63の電圧
が端子531に印加される。これにより補助リレ
ーのコイル53に電流が流れ、補助リレーの接点
52が閉じる。ここでヒユーズ54の定格電流値
は正常な運転時に電動機21を含む主回路を流れ
る最大電流値よりかなり小さく選んでおく。すな
わち、例えば正常が運転を行つている時、主回路
を流れる最大電流値が100アンペアであればヒユ
ーズ54の定格電流値を5アンペア程度に選んで
おく。トランジスタ31がオフ状態で電動機21
が正常であれば、補助リレーの接点52を閉じた
時に電動機には電流は流れず、ヒユーズ54は溶
断しない。従つて時刻t1に電圧判定器61の入力
に蓄電池1の電圧が印加される。電圧判定器61
は、入力電圧(V)が或るスレツシヨルド電圧
Vth以上になると、出力S(61)が論理「1」とな
る。スレツシヨルド電圧以下では出力は論理
「0」である。スレツシヨルド電圧は蓄電池1の
端子電圧より低い値にしてあるので、時刻t1に電
圧判定器61の出力は「0」から「1」へ変化す
る。遅延回路62は入力の信号をある時間tだけ
遅らせて出力S(62)するように働らく。従つて、
時刻t2(=t1+τ)になると遅延回路62の出力
は「0」から「1」へ変化する。これによりアン
ドゲート65の出力S(65)は時刻t2に「0」か
ら「1」へ変化し、開閉器コイル42に電流が流
れ開閉器接点41が閉じ、蓄電池1と電動機21
が接続される。これによりトランジスタ31をオ
ン、オフすることにより電動機21に電流を流す
ことができる。
時刻t3に開閉器64を開くとアンドゲート65
の出力は「0」になるので開閉器接点41は開
く。抵抗51は開閉器接点41を閉じて電動機2
1に電流を流す時、補助リレーの接点52を流れ
る電流を制限するためのものである。もし、トラ
ンジスタ31が導通状態で破損していると、時刻
t1に補助リレーの接点52を閉じるとヒユーズ5
4には定格電流値以上の電流が流れ、ヒユーズ5
4は溶断する。これにより、電圧判定器61の入
力は0ボトルであり出力は「0」のままである。
従つて、開閉器接点41は閉じない。このような
負荷側にトラブルがあるとヒユーズ54が溶断し
て開閉器接点41を閉じないように作動し、電源
及び負荷を保護する。
本考案の他の実施例としての電源負荷間過大電
流通流防止装置が第4図に示される。第2図の装
置における、補助リレー52を閉じたときにヒユ
ーズ54が溶断したか否かを電圧判定器61で判
定する方法の代りに、第4図の装置においてはヒ
ユーズ54が溶断したか否かを他の方法により判
定する。補助リレーの接点52が閉じて、ヒユー
ズ54が溶断していなければバツテリ71、接点
52、ヒユーズ54、フオトカプラ73のフオト
ダイオード731、抵抗72の回路に電流が流れ
て、フオトカプラ73のフオトトランジスタ73
2が導通し、遅延回路75の入力論理「1」とな
る。従つて、第2図装置の場合と同様に、時間τ
後に開閉器接点41が閉じる。もし、補助リレー
の接点52を閉じたときヒユーズ54が溶断する
と、フオトカプラ73のフオトトランジスタ73
2はオフのままであり、その結果、開閉器接点4
1は閉じない。ダイオード55は蓄電池71から
流れる電流を開閉器接点41側へ流さないように
働く。抵抗72はフオトカプラ73のダイオード
731を流れる電流を調整するためのものであ
る。
本考案によれば、電源から主開閉器を通して負
荷に電力供給するにあたり、負電荷のトラブルが
生じた場合に、主開閉器を閉路しないようにし、
電源、更には負荷の保護を適確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来形の装置を示す回路図、第2図は
本考案の1実施例としての電源負荷間過大電流通
流防止装置を示す回路図、第3図は第2図装置の
動作を示す動作経路図、第4図は本考案の他の実
施例を示す回路図である。 1:蓄電池、21:電動機電機子、22:電動
機界磁、23:フリーホイールダイオード、3
1:トランジスタ、32:制御回路、41:主開
閉器、42:主開閉器操作装置、5:補助回路、
51:抵抗、52:補助リレー接点、53:補助
リレーコイル、54:ヒユーズ、55:ダイオー
ド、61:電圧判定器、62:遅延回路、63:
蓄電池、64:開閉器、65:アンドゲート、7
1:蓄電池、72:抵抗、73:フオトカプラ、
74:抵抗、75:遅延回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源、負荷、該電源と該負荷を結ぶ回路に挿入
    され主開閉器操作装置により開閉操作される主開
    閉器、該主開閉器の両端子間に接続された補助回
    路であつて、補助リレー接点および電流値応動電
    流遮断装置を含むもの、該電流値応動電流遮断装
    置の遮断状態を検知する検知装置、および、該検
    知装置の出力信号にもとづき主開閉器操作装置へ
    操作信号入力を供給する操作信号供給路、を具備
    する電源負荷間過大電流通流防止装置。
JP1981143396U 1981-09-29 1981-09-29 電源負荷間過大電流通流防止装置 Granted JPS5849531U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981143396U JPS5849531U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 電源負荷間過大電流通流防止装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981143396U JPS5849531U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 電源負荷間過大電流通流防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5849531U JPS5849531U (ja) 1983-04-04
JPS6334436Y2 true JPS6334436Y2 (ja) 1988-09-13

Family

ID=29936383

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JP1981143396U Granted JPS5849531U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 電源負荷間過大電流通流防止装置

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JP (1) JPS5849531U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60192322U (ja) * 1984-05-29 1985-12-20 木下 通 長幹碍子清洗機

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Publication number Publication date
JPS5849531U (ja) 1983-04-04

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