JPS6333904Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333904Y2 JPS6333904Y2 JP1980080936U JP8093680U JPS6333904Y2 JP S6333904 Y2 JPS6333904 Y2 JP S6333904Y2 JP 1980080936 U JP1980080936 U JP 1980080936U JP 8093680 U JP8093680 U JP 8093680U JP S6333904 Y2 JPS6333904 Y2 JP S6333904Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- discharge pipe
- tank
- dew
- elevator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 94
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷房装置を備えたエレベータ(以下、
冷房装置付エレベータと称する)の露水をエレベ
ータ乗かご外へ排出する排水装置の改良に関する
ものである。
冷房装置付エレベータと称する)の露水をエレベ
ータ乗かご外へ排出する排水装置の改良に関する
ものである。
従来より、冷房装置付エレベータの露水を排出
する排水装置は種々考えられている。即ち、(1)エ
レベータ乗かごが最下階に停止した時のみ止水弁
を開放して露水が貯められているタンクから露水
を昇降路最下部(以下、ピツトと称する)に排出
する装置。(2)エレベータ乗かごが昇降路の中間部
分に設けられた特定階に停止した時のみ、昇降路
壁に設けられた露水受けを昇降路側に突き出す
か、あるいはタンクを回転させて、止水弁を開放
して露水をタンクから露水受けに排出する装置な
どである。
する排水装置は種々考えられている。即ち、(1)エ
レベータ乗かごが最下階に停止した時のみ止水弁
を開放して露水が貯められているタンクから露水
を昇降路最下部(以下、ピツトと称する)に排出
する装置。(2)エレベータ乗かごが昇降路の中間部
分に設けられた特定階に停止した時のみ、昇降路
壁に設けられた露水受けを昇降路側に突き出す
か、あるいはタンクを回転させて、止水弁を開放
して露水をタンクから露水受けに排出する装置な
どである。
前述の(1)項の装置ではきわめて簡単な装置で構
成できる利点があるが、通常ピツトは防水処理さ
れているため、そのままではピツトに露水が貯つ
てしまう。したがつてピツトから露水を排出する
にはポンンプ等で露水を再度汲み上げ外部へ放水
する必要がある。一方、前述の(2)項の装置のよう
に昇降路の中間部分の特定階で露水を乗かご外へ
排出するようにすれば建物の排水管(通常、建物
の一階と2階との中間部に設けられる)が容易に
利用でき排水しやすい反面、この特定階をエレベ
ータが通過するときエレベータの走行に支障をき
たさないようにするために露水受けあるいはタン
クを駆動する装置、機構等が必要になる。このた
め(2)項の装置は装置構成が複雑で、かつ駆動装置
及び機構が作動するときに機械音を発生してしま
う欠点があつた。
成できる利点があるが、通常ピツトは防水処理さ
れているため、そのままではピツトに露水が貯つ
てしまう。したがつてピツトから露水を排出する
にはポンンプ等で露水を再度汲み上げ外部へ放水
する必要がある。一方、前述の(2)項の装置のよう
に昇降路の中間部分の特定階で露水を乗かご外へ
排出するようにすれば建物の排水管(通常、建物
の一階と2階との中間部に設けられる)が容易に
利用でき排水しやすい反面、この特定階をエレベ
ータが通過するときエレベータの走行に支障をき
たさないようにするために露水受けあるいはタン
クを駆動する装置、機構等が必要になる。このた
め(2)項の装置は装置構成が複雑で、かつ駆動装置
及び機構が作動するときに機械音を発生してしま
う欠点があつた。
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、
特に中間階での排水であつても装置構成が簡単で
かつ建物の排水管を利用して容易に排水可能な露
水排水装置を提供することを目的とする。
特に中間階での排水であつても装置構成が簡単で
かつ建物の排水管を利用して容易に排水可能な露
水排水装置を提供することを目的とする。
第1図は本考案の一実施例の全体の構成を示
し、第2図は第1図におけるタンク3の詳細図を
示す。以下、第1図及び第2図を用いて本考案装
置について説明する。
し、第2図は第1図におけるタンク3の詳細図を
示す。以下、第1図及び第2図を用いて本考案装
置について説明する。
エレベータ乗かご1は冷房装置2と冷房装置2
から発生する露水を導管4を通して貯留するタン
ク3とを備え、タンク3内に貯留された露水が所
定の水圧以上、例えば水位検出器11により検出
される所定の水位12以上に達している時に、エ
レベータ乗かご1が特定階9に着床すると、タン
ク3の放水口に備えられた止水弁10が開いてタ
ンク3内の水圧により露水がエレベータ乗かご1
に固定された放水管5を通つて放水管先端6から
勢いよく飛び出る。このとき放水管先端6と対向
する位置の昇降路壁には、放水管先端6と僅かな
隙間gを隔てて露水受け7が固定されているが、
放水管先端6から放水される露水は放水管先端6
と露水受け7との隙間gを容易に飛び越え露水受
け7に排出され、排水管8にて自然に建物の排水
管に導びかれる。そして、タンク内の露水が所定
の水圧未満、例えば水位12より下がると止水弁
10が閉じて放出を中止し、かご呼びあるいは乗
場呼びに答えてエレベータは運転を行なう。
から発生する露水を導管4を通して貯留するタン
ク3とを備え、タンク3内に貯留された露水が所
定の水圧以上、例えば水位検出器11により検出
される所定の水位12以上に達している時に、エ
レベータ乗かご1が特定階9に着床すると、タン
ク3の放水口に備えられた止水弁10が開いてタ
ンク3内の水圧により露水がエレベータ乗かご1
に固定された放水管5を通つて放水管先端6から
勢いよく飛び出る。このとき放水管先端6と対向
する位置の昇降路壁には、放水管先端6と僅かな
隙間gを隔てて露水受け7が固定されているが、
放水管先端6から放水される露水は放水管先端6
と露水受け7との隙間gを容易に飛び越え露水受
け7に排出され、排水管8にて自然に建物の排水
管に導びかれる。そして、タンク内の露水が所定
の水圧未満、例えば水位12より下がると止水弁
10が閉じて放出を中止し、かご呼びあるいは乗
場呼びに答えてエレベータは運転を行なう。
このように本考案はタンク内の水圧が所定値以
上になるまで、例えば一定の水位以上になるまで
露水を放水せず、タンク内の水圧が所定値未満に
なると、例えば一定の水位以下になると露水を放
出しなくなるため、放水管先端と露水受けとを隙
間gを隔てて非接触状態で、かつ可動部分を有す
ることなく設けることができる。このため、露水
を排出する階を最下階に限らず任意の中間階に設
定でき、建物の排水管まで容易に自然に露水を導
くことができる。したがつて、本考案は特別にピ
ツトに排水口が存在しない建物にも容易に適用で
き、又本考案によれば駆動機構が不用で非常に簡
単な装置で構成できるため、信頼性が高く、機械
音が発生しない効果がある。
上になるまで、例えば一定の水位以上になるまで
露水を放水せず、タンク内の水圧が所定値未満に
なると、例えば一定の水位以下になると露水を放
出しなくなるため、放水管先端と露水受けとを隙
間gを隔てて非接触状態で、かつ可動部分を有す
ることなく設けることができる。このため、露水
を排出する階を最下階に限らず任意の中間階に設
定でき、建物の排水管まで容易に自然に露水を導
くことができる。したがつて、本考案は特別にピ
ツトに排水口が存在しない建物にも容易に適用で
き、又本考案によれば駆動機構が不用で非常に簡
単な装置で構成できるため、信頼性が高く、機械
音が発生しない効果がある。
次に、第3図は本考案のその他の実施例の全体
の構成を示し、第1図及び第2図と同一符号のも
のは同一のものを示す。放水管先端26と露水受
け7との隙間gを露水が飛び越えるための水圧は
第3図に示すように放水管25の落差Hによつて
得るようにすれば、タンク内の水位12を十分低
くしてエレベータの運転効率をできるだけ阻害し
ないようにすることも可能である。又、ポンプを
利用して一定の水圧を得るようにすることもでき
る。
の構成を示し、第1図及び第2図と同一符号のも
のは同一のものを示す。放水管先端26と露水受
け7との隙間gを露水が飛び越えるための水圧は
第3図に示すように放水管25の落差Hによつて
得るようにすれば、タンク内の水位12を十分低
くしてエレベータの運転効率をできるだけ阻害し
ないようにすることも可能である。又、ポンプを
利用して一定の水圧を得るようにすることもでき
る。
以上説明したように本考案によれば、露水受け
は建物の排水管に露水が自然に流れる位置に自由
に固定でき、一方タンク及び放水管もエレベータ
かごに固定して放水管の長さを適当に決めればよ
いため、たとえ中間階での排水であつても駆動機
構が不要で、非常に信頼性の高い簡単な排水装置
を得ることができる。
は建物の排水管に露水が自然に流れる位置に自由
に固定でき、一方タンク及び放水管もエレベータ
かごに固定して放水管の長さを適当に決めればよ
いため、たとえ中間階での排水であつても駆動機
構が不要で、非常に信頼性の高い簡単な排水装置
を得ることができる。
第1図は、本考案の一実施例の全体の構成を示
す図、第2図は、第1図におけるタンク3の詳細
図、第3図は本考案のその他の実施例を示す図。 1…乗かご、2…冷房装置、3…タンク、4…
導管、5,25…放水管、6,26…放水管先
端、7…露水受け、8…排水管、9…特定階床、
10…止水弁、11…水圧検出器、12…タンク
内の所定の水位、g…放水管先端の露水受けとの
隙間。
す図、第2図は、第1図におけるタンク3の詳細
図、第3図は本考案のその他の実施例を示す図。 1…乗かご、2…冷房装置、3…タンク、4…
導管、5,25…放水管、6,26…放水管先
端、7…露水受け、8…排水管、9…特定階床、
10…止水弁、11…水圧検出器、12…タンク
内の所定の水位、g…放水管先端の露水受けとの
隙間。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 エレベータの昇降路壁には露水受けを固定
し、エレベータ乗かごには冷房装置と止水弁及
び水圧検出器を備えたタンクと該タンク及び前
記止水弁を介して接続された放水管を設け、エ
レベータ乗かごが特定階に停止したとき、前記
露水受けと前記放水管の先端とが隙間を隔てて
対向するように配置したものにおいて、前記露
水受けは建物の排水管に水が自然に流れる位置
に設け、前記タンク及び前記放水管はエレベー
タ乗かごに固定し、前記エレベータ乗かごが前
記特定階に停止時、前記水圧検出器により検出
される水圧が前記隙間を飛び越える所定の水圧
以上であれば、前記止水弁を開き、前記水圧が
前記所定の水圧未満であれば前記止水弁を閉じ
ることを特徴とする冷房装置付エレベータ。 2 前記放水管は落差を有するように配設したこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の冷房装置付エレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980080936U JPS6333904Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980080936U JPS6333904Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS573917U JPS573917U (ja) | 1982-01-09 |
JPS6333904Y2 true JPS6333904Y2 (ja) | 1988-09-08 |
Family
ID=29443353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980080936U Expired JPS6333904Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6333904Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59149879U (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-06 | 株式会社東芝 | エレベ−タかご室内換気装置 |
-
1980
- 1980-06-09 JP JP1980080936U patent/JPS6333904Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS573917U (ja) | 1982-01-09 |
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