JPS633381B2 - - Google Patents
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- JPS633381B2 JPS633381B2 JP55092105A JP9210580A JPS633381B2 JP S633381 B2 JPS633381 B2 JP S633381B2 JP 55092105 A JP55092105 A JP 55092105A JP 9210580 A JP9210580 A JP 9210580A JP S633381 B2 JPS633381 B2 JP S633381B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/42—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect
-
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- G02B27/42—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect
- G02B27/4233—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect having a diffractive element [DOE] contributing to a non-imaging application
- G02B27/4238—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect having a diffractive element [DOE] contributing to a non-imaging application in optical recording or readout devices
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
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- Optical Head (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は対物レンズとしてホログラムレンズを
使用した光学式信号再生装置の改良に係わる。
使用した光学式信号再生装置の改良に係わる。
先ず第1図を参照して、従来のこの種光学式信
号再生装置について説明する。第1図に於いて、
1は対物レンズとしてインラインホログラムレン
ズで、2はそのホログラム基板(ガラス基板)、
3はその上のホログラム記録層、4はその上の防
湿用保護カバー(ガラスカバー)で、いずれも光
透過性を有している。ホログラム記録層3は、ゼ
ラチンを母材とし、これに重クロム酸イオン、増
感材等を含ませたもので、これの中央に例えば円
形のホログラムレンズ部(記録された干渉縞)5
が形成されている。
号再生装置について説明する。第1図に於いて、
1は対物レンズとしてインラインホログラムレン
ズで、2はそのホログラム基板(ガラス基板)、
3はその上のホログラム記録層、4はその上の防
湿用保護カバー(ガラスカバー)で、いずれも光
透過性を有している。ホログラム記録層3は、ゼ
ラチンを母材とし、これに重クロム酸イオン、増
感材等を含ませたもので、これの中央に例えば円
形のホログラムレンズ部(記録された干渉縞)5
が形成されている。
このインラインホログラムレンズ1は、対物レ
ンズとして、円板状光学式記録媒体6に対向する
如く配されている。この記録媒体6上には、音声
信号、映像信号等の情報信号がPCM化されて、
渦巻状のピツトの列を形成する如く記録されてい
る。
ンズとして、円板状光学式記録媒体6に対向する
如く配されている。この記録媒体6上には、音声
信号、映像信号等の情報信号がPCM化されて、
渦巻状のピツトの列を形成する如く記録されてい
る。
例えばHe−Neレーザ光源(図示せず)よりの
例えばP偏光(直線偏光)レーザビーム(例えば
平面波)Lが偏向ビームスプリツタ7を通過して
λ/4板8に入射する。λ/4板8よりの出射光は円偏 光ビームで、これがインラインホログラムレンズ
1に再生参照波ビームとして入射し、ホログラム
レンズ部5で回折された再生集束物体波ビーム
(球面波ビーム)は記録媒体6上に焦点を結ぶ如
く入射する。記録媒体6にて反射された発散球面
波ビームは再びインラインホログラムレンズ1の
ホログラムレンズ部5に入射し、その出射ビーム
は再びλ/4板に入射する。λ/4板8よりの出射ビー ムはS偏光(直線偏光)ビームとなつているの
で、偏光ビームスプリツタ7により反射されホト
ダイオード等の光検出器9に入射し、電気信号に
変換される。
例えばP偏光(直線偏光)レーザビーム(例えば
平面波)Lが偏向ビームスプリツタ7を通過して
λ/4板8に入射する。λ/4板8よりの出射光は円偏 光ビームで、これがインラインホログラムレンズ
1に再生参照波ビームとして入射し、ホログラム
レンズ部5で回折された再生集束物体波ビーム
(球面波ビーム)は記録媒体6上に焦点を結ぶ如
く入射する。記録媒体6にて反射された発散球面
波ビームは再びインラインホログラムレンズ1の
ホログラムレンズ部5に入射し、その出射ビーム
は再びλ/4板に入射する。λ/4板8よりの出射ビー ムはS偏光(直線偏光)ビームとなつているの
で、偏光ビームスプリツタ7により反射されホト
ダイオード等の光検出器9に入射し、電気信号に
変換される。
この光検出器9は、第2図に示す如く例えば同
心の内側円板状光検出部9a及びその外周に配さ
れた外側円環状光検出部9bから構成される。情
報再生信号は、両検出部9a,9bの検出出力の
和とされ、集束状態検出信号は両検出部9a,9
bの検出出力の差とされる。そして、この集束状
態検出信号に基づいて、図示せざるも集束駆動手
段にてインラインホログラムレンズ1を記録媒体
6に対し上下に移動させて、記録媒体6に入射す
る球面波ビームの集束サーボを行なう。
心の内側円板状光検出部9a及びその外周に配さ
れた外側円環状光検出部9bから構成される。情
報再生信号は、両検出部9a,9bの検出出力の
和とされ、集束状態検出信号は両検出部9a,9
bの検出出力の差とされる。そして、この集束状
態検出信号に基づいて、図示せざるも集束駆動手
段にてインラインホログラムレンズ1を記録媒体
6に対し上下に移動させて、記録媒体6に入射す
る球面波ビームの集束サーボを行なう。
又、光検出器9の各光検出部9a,9bを、第
2図に破線にて示す如く直径を以つて2分し、光
検出部9a1,9a2;9b1,9b2を得、光検出部9
a1,9b1の検出出力の和と、光検出部9a2,9b2
の検出出力の和との差がトラツキング誤差検出信
号とされる。この検出信号に基づいてトラツキン
グ駆動手段にて偏光ビームスプリツタ7を回動さ
せてトラツキングサーボを行なう。
2図に破線にて示す如く直径を以つて2分し、光
検出部9a1,9a2;9b1,9b2を得、光検出部9
a1,9b1の検出出力の和と、光検出部9a2,9b2
の検出出力の和との差がトラツキング誤差検出信
号とされる。この検出信号に基づいてトラツキン
グ駆動手段にて偏光ビームスプリツタ7を回動さ
せてトラツキングサーボを行なう。
尚、インラインホログラムレンズ1に入射せし
めるレーザビームの光の強さは、光軸附近に於い
て最も大で、外側に向うにつれてガウス分布を以
つて徐々に小となる。そこで、インラインホログ
ラムレンズ1に入射せしめるレーザビームの断面
は、ホログラムレンズ部5より広くして、レーザ
ビームの光の強さの大なる部分を使用して、空間
周波数が高く、N.A.の大なるビームを得るよう
にする。
めるレーザビームの光の強さは、光軸附近に於い
て最も大で、外側に向うにつれてガウス分布を以
つて徐々に小となる。そこで、インラインホログ
ラムレンズ1に入射せしめるレーザビームの断面
は、ホログラムレンズ部5より広くして、レーザ
ビームの光の強さの大なる部分を使用して、空間
周波数が高く、N.A.の大なるビームを得るよう
にする。
ところで、インラインホログラムレンズ1のホ
ログラムレンズ部5の中心部は周縁部に比し回折
効率が低い、即ち干渉縞のピツチが荒いので、こ
の中心部ではインラインホログラムレンズ1の面
に垂直に入射した再生参照波ビームが回折されず
にそのままホログラムレンズ部5を通過する。こ
の通過ビームは0次回折ビームと呼ばれ、破線に
て示してある。この0次回折ビームは記録媒体6
に入射し、その反射ビーム(破線図示)はインラ
インホログラム1−λ/4板8−偏光ビームスプリ ツタ7を経由して光検出器9に入射する。
ログラムレンズ部5の中心部は周縁部に比し回折
効率が低い、即ち干渉縞のピツチが荒いので、こ
の中心部ではインラインホログラムレンズ1の面
に垂直に入射した再生参照波ビームが回折されず
にそのままホログラムレンズ部5を通過する。こ
の通過ビームは0次回折ビームと呼ばれ、破線に
て示してある。この0次回折ビームは記録媒体6
に入射し、その反射ビーム(破線図示)はインラ
インホログラム1−λ/4板8−偏光ビームスプリ ツタ7を経由して光検出器9に入射する。
ところが、記録媒体6の面が回転中に傾くと、
0次回折ビームの光検出器9の面上での入射位置
が異なり、その傾きの程度がかなり大きい場合に
は光検出器9を外れる虞さえもある。
0次回折ビームの光検出器9の面上での入射位置
が異なり、その傾きの程度がかなり大きい場合に
は光検出器9を外れる虞さえもある。
このように、0次回折ビームの光検出器9に対
する入射位置が変化すると、集束状態検出信号及
び(又は)トラツキング誤差検出信号に影響を及
ぼし、集束サーボ及び(又は)トラツキングサー
ボを乱す虞があるほか記録媒体6の傾きがかなり
大きく変動する場合には、再生情報信号のS/N
が劣化する虞もある。
する入射位置が変化すると、集束状態検出信号及
び(又は)トラツキング誤差検出信号に影響を及
ぼし、集束サーボ及び(又は)トラツキングサー
ボを乱す虞があるほか記録媒体6の傾きがかなり
大きく変動する場合には、再生情報信号のS/N
が劣化する虞もある。
かかる点に鑑み、本発明は叙上の問題点を解決
しようとして提案するものである。
しようとして提案するものである。
本発明は、対物レンズとしてのホログラムレン
ズに再生参照波ビームを入射せしめ、ホログラム
レンズより出射した再生集束物体波ビームを光学
式記録媒体に入射せしめ、光学式記録媒体よりの
反射ビームをホログラムレンズに入射せしめ、そ
の出射ビームを光検出器に入射せしめるようにし
た光学式信号再生装置に於いて、ホログラムレン
ズの再生参照波ビームの入射側にウエツジを設け
て再生参照波ビームの光軸がホログラムレンズの
法線に対し微少角度を形成するようになし、ホロ
グラムレンズからその法線方向に光軸を有する再
生集束物体波ビームを出射せしめるようにしたも
のである。
ズに再生参照波ビームを入射せしめ、ホログラム
レンズより出射した再生集束物体波ビームを光学
式記録媒体に入射せしめ、光学式記録媒体よりの
反射ビームをホログラムレンズに入射せしめ、そ
の出射ビームを光検出器に入射せしめるようにし
た光学式信号再生装置に於いて、ホログラムレン
ズの再生参照波ビームの入射側にウエツジを設け
て再生参照波ビームの光軸がホログラムレンズの
法線に対し微少角度を形成するようになし、ホロ
グラムレンズからその法線方向に光軸を有する再
生集束物体波ビームを出射せしめるようにしたも
のである。
以下に第3図を参照して、本発明の一実施例を
説明するも、第3図において第1図と対応する部
分には同一符号を付して重複説明を省略する。本
例ではウエツジプリズム10をλ/4板8とホログ ラムレンズ1との間に配するが、この場合、ウエ
ツジ10の平面Aがλ/4板8に対向し、その平面 Aに垂直にλ/4板8からの平面波ビームが入射す るようにしている。そして、ウエツジ10の斜面
B側から出射した平面波ビームは再生参照波ビー
ムとしてホログラムレンズ1に入射するが、その
光軸がホログラムレンズ1の入射面の法線に対し
微少角度となるようにする。従つて、ホログラム
レンズ1は僅かにオフアクシスなインラインホロ
グラムレンズである。この場合、ホログラムレン
ズ部5の中心部から出射した0次回折ビーム(破
線にて示す)が記録媒体6の入射面の法線に対し
微少入射角を以つてその記録媒体6に入射する
が、その反射ビーム(破線にて示す)が記録媒体
6の傾きの如何に拘わらず光検出器9に入射しな
い限度において、上記微少角度を可及的に小にす
る。
説明するも、第3図において第1図と対応する部
分には同一符号を付して重複説明を省略する。本
例ではウエツジプリズム10をλ/4板8とホログ ラムレンズ1との間に配するが、この場合、ウエ
ツジ10の平面Aがλ/4板8に対向し、その平面 Aに垂直にλ/4板8からの平面波ビームが入射す るようにしている。そして、ウエツジ10の斜面
B側から出射した平面波ビームは再生参照波ビー
ムとしてホログラムレンズ1に入射するが、その
光軸がホログラムレンズ1の入射面の法線に対し
微少角度となるようにする。従つて、ホログラム
レンズ1は僅かにオフアクシスなインラインホロ
グラムレンズである。この場合、ホログラムレン
ズ部5の中心部から出射した0次回折ビーム(破
線にて示す)が記録媒体6の入射面の法線に対し
微少入射角を以つてその記録媒体6に入射する
が、その反射ビーム(破線にて示す)が記録媒体
6の傾きの如何に拘わらず光検出器9に入射しな
い限度において、上記微少角度を可及的に小にす
る。
第4図に上記ウエツジ10を拡大して図示して
いるが、これの材料としては屈折率が1.5のガラ
ス(BK−7)が用いられる。ウエツジ10のウ
エツジ角θwは例えば8゜である。このようにした場
合、ビームが平面Aに垂直に入射したとすると、
ウエツジ10から出射するビーム(屈折ビーム)
は、入射ビームに対しθ=4゜の角度をなし、従つ
てこの出射ビームがウエツジ10の平面Aに平行
な反射面Rに入射したとすると、反射面Rに対す
る入射及び反射ビーム間の角度は2θ=8゜となる。
従つて、この反射ビームが斜面Bからウエツジ1
0に入射し、平面A側から出射するビームの出射
角はθr=8゜となる。
いるが、これの材料としては屈折率が1.5のガラ
ス(BK−7)が用いられる。ウエツジ10のウ
エツジ角θwは例えば8゜である。このようにした場
合、ビームが平面Aに垂直に入射したとすると、
ウエツジ10から出射するビーム(屈折ビーム)
は、入射ビームに対しθ=4゜の角度をなし、従つ
てこの出射ビームがウエツジ10の平面Aに平行
な反射面Rに入射したとすると、反射面Rに対す
る入射及び反射ビーム間の角度は2θ=8゜となる。
従つて、この反射ビームが斜面Bからウエツジ1
0に入射し、平面A側から出射するビームの出射
角はθr=8゜となる。
この場合は、ホログラムレンズ1に入射する再
生参照波ビームの光軸とホログラムレンズ1の法
線とのなす角度が4゜となり、且つ再生集束物体波
ビームの光軸がその法線方向と一致するホログラ
ムレンズ1を作製する。かかるホログラムレンズ
1は僅かにオフアクシスであるが、略インライン
ホログラムレンズであると考えて良い。
生参照波ビームの光軸とホログラムレンズ1の法
線とのなす角度が4゜となり、且つ再生集束物体波
ビームの光軸がその法線方向と一致するホログラ
ムレンズ1を作製する。かかるホログラムレンズ
1は僅かにオフアクシスであるが、略インライン
ホログラムレンズであると考えて良い。
尚、ホログラムレンズ1の材料が屈折率1.5の
ものである場合、4゜の入射角はホログラムレンズ
部5内では2.7゜に相当し、干渉縞のゾーンセンタ
は真正インラインレンズの場合のそれから殆んど
ずれない。
ものである場合、4゜の入射角はホログラムレンズ
部5内では2.7゜に相当し、干渉縞のゾーンセンタ
は真正インラインレンズの場合のそれから殆んど
ずれない。
尚、ウエツジ10は、第5図に示すように、平
面Aがホログラムレンズ1と平行に対向するよう
に配しても良い。
面Aがホログラムレンズ1と平行に対向するよう
に配しても良い。
又、ウエツジ10の位置調整は、第3図の場合
はその平面Aに垂直にλ/4板8からのビームが入 射するようにすれば良く、第5図の場合はホログ
ラムレンズ1に垂直にλ/4板8からのビームが入 射するようにした後、ウエツジ10をその平面が
ホログラムレンズ1と平行となるように挿入すれ
ば良い。
はその平面Aに垂直にλ/4板8からのビームが入 射するようにすれば良く、第5図の場合はホログ
ラムレンズ1に垂直にλ/4板8からのビームが入 射するようにした後、ウエツジ10をその平面が
ホログラムレンズ1と平行となるように挿入すれ
ば良い。
以下にかかるインラインホログラムレンズ1の
製法の一例を第6図について説明する。
製法の一例を第6図について説明する。
HR1はインラインホログラムレンズIN−Lを
記録形成すべきホログラム記録媒体で、ガラス基
板BSと、その上の感光層(記録層)Kとから構
成されている。
記録形成すべきホログラム記録媒体で、ガラス基
板BSと、その上の感光層(記録層)Kとから構
成されている。
L1は球面波ビームを輻射する光学素子(マザ
ーレンズ)で、例えばN.A.が0.4又は0.5の顕微鏡
用対物レンズを使用する。
ーレンズ)で、例えばN.A.が0.4又は0.5の顕微鏡
用対物レンズを使用する。
MRは小窓(光透過部)Wを有する全反射ミラ
ーで、BS′はその透明基板(ガラス)、MCはその
表面の反射膜、NRはその裏面の無反射膜であ
る。小窓Wは、この例ではミラーMRの中央に穿
設された貫通孔で構成する。
ーで、BS′はその透明基板(ガラス)、MCはその
表面の反射膜、NRはその裏面の無反射膜であ
る。小窓Wは、この例ではミラーMRの中央に穿
設された貫通孔で構成する。
そして、ホログラム記録媒体HR1に対し、マ
ザーレンズL1を対向せしめると共に、これ等間
に全反射ミラーMRを配する。ホログラム記録媒
体HR1はその感光層KがマザーレンズL1側を向
くように配される。全反射ミラーMRは、その反
射膜MCがホログラム記録媒体HR1の感光層Kを
向くように斜めに配される。
ザーレンズL1を対向せしめると共に、これ等間
に全反射ミラーMRを配する。ホログラム記録媒
体HR1はその感光層KがマザーレンズL1側を向
くように配される。全反射ミラーMRは、その反
射膜MCがホログラム記録媒体HR1の感光層Kを
向くように斜めに配される。
そして、共通レーザ光源(例えばアルゴン、ク
リプトン、色素、He−Neのレーザ光源等)(図
示せず)よりのレーザビーム(平行平面波ビー
ム)をレンズ(図示せず)を用いてある点に於い
て集束しその後発散する球面波ビームとなし、こ
の発散球面波ビームをマザーレンズL1に入射さ
せて点Pに於いて集束しその後発散する球面収差
の無い球面波ビームとなし、この発散球面波ビー
ムを、その光軸がホログラム記録媒体HR1の感
光層Kの各法線を含む基準軸Xと一致するよう
に、点Pに於いて全反射ミラーMRの小窓Wを通
過させて後、記録物体波ビームAとしてホログラ
ム記録媒体HR1の感光層Kに照射せしめる。
リプトン、色素、He−Neのレーザ光源等)(図
示せず)よりのレーザビーム(平行平面波ビー
ム)をレンズ(図示せず)を用いてある点に於い
て集束しその後発散する球面波ビームとなし、こ
の発散球面波ビームをマザーレンズL1に入射さ
せて点Pに於いて集束しその後発散する球面収差
の無い球面波ビームとなし、この発散球面波ビー
ムを、その光軸がホログラム記録媒体HR1の感
光層Kの各法線を含む基準軸Xと一致するよう
に、点Pに於いて全反射ミラーMRの小窓Wを通
過させて後、記録物体波ビームAとしてホログラ
ム記録媒体HR1の感光層Kに照射せしめる。
更に、上述の共通レーザ光源よりのレーザビー
ム(平行平面波ビームであるが、平面波に近い球
面波ビームでも良い)をビームスプリツタ、ミラ
ー等を用いて方向変換した後、この平面波ビーム
を、全反射ミラーMRに反射させて後、記録参照
波ビームBとして、その光軸が基準軸Xに対し例
えば4゜の角度をなすように、ホログラム記録媒体
HR1の感光層Kに照射せしめる。かかるホログ
ラム記録媒体は、その後周知の方法によつて現像
処理される。
ム(平行平面波ビームであるが、平面波に近い球
面波ビームでも良い)をビームスプリツタ、ミラ
ー等を用いて方向変換した後、この平面波ビーム
を、全反射ミラーMRに反射させて後、記録参照
波ビームBとして、その光軸が基準軸Xに対し例
えば4゜の角度をなすように、ホログラム記録媒体
HR1の感光層Kに照射せしめる。かかるホログ
ラム記録媒体は、その後周知の方法によつて現像
処理される。
かくして、このホログラム記録媒体HR1の感
光層Kの中央に円形のインラインホログラムレン
ズ部HLが形成されたインラインホログラムレン
ズIN−Lが得られる。
光層Kの中央に円形のインラインホログラムレン
ズ部HLが形成されたインラインホログラムレン
ズIN−Lが得られる。
全反射ミラーMRの小窓Wの径は、記録物体波
ビームAが通過し得る範囲で、しかもインライン
ホログラムレンズIN−Lの機能が低下しない程
度に十分小であれば良い。この場合、インライン
ホログラムレンズ部HLの径を2mmとしたとき、
全反射ミラーMRの小窓Wの径は約100μm程度で
ある。
ビームAが通過し得る範囲で、しかもインライン
ホログラムレンズIN−Lの機能が低下しない程
度に十分小であれば良い。この場合、インライン
ホログラムレンズ部HLの径を2mmとしたとき、
全反射ミラーMRの小窓Wの径は約100μm程度で
ある。
次に、上述の全反射ミラーMRに小窓Wが設け
られているので、この部分での記録参照波ビーム
(反射波ビーム)Bが一部欠除するが、これがイ
ンラインホログラムレンズIN−Lを作る上に於
いて殆んど影響を及ぼさないものであることを説
明する。
られているので、この部分での記録参照波ビーム
(反射波ビーム)Bが一部欠除するが、これがイ
ンラインホログラムレンズIN−Lを作る上に於
いて殆んど影響を及ぼさないものであることを説
明する。
インラインホログラムレンズIN−Lは体積形
位相ホログラムの一種であるが、第7図に示す如
く、互いに略インライン関係にある記録物体波ビ
ームA及び記録参照波ビームBにより感光層Kに
形成された干渉縞から成るインラインホログラム
レンズ部HLに於ける干渉縞による格子面は、中
心、即ち基準軸Xに近づくに従つてピツチが粗
く、周辺(エツジ)に近づくに従つてピツチが密
になる。
位相ホログラムの一種であるが、第7図に示す如
く、互いに略インライン関係にある記録物体波ビ
ームA及び記録参照波ビームBにより感光層Kに
形成された干渉縞から成るインラインホログラム
レンズ部HLに於ける干渉縞による格子面は、中
心、即ち基準軸Xに近づくに従つてピツチが粗
く、周辺(エツジ)に近づくに従つてピツチが密
になる。
又、体積形位相ホログラムは、再生時にブラツ
グ(Bragg)条件を満足すれば、回折効率が最大
となる。しかし、ブラツグ条件を満足する再生ビ
ームを用いても、必らずしも回折効率が良くなる
ものではない。即ち、次式で表わされるQ値に対
する制約があることは周知である。
グ(Bragg)条件を満足すれば、回折効率が最大
となる。しかし、ブラツグ条件を満足する再生ビ
ームを用いても、必らずしも回折効率が良くなる
ものではない。即ち、次式で表わされるQ値に対
する制約があることは周知である。
Q=2πλd/nΛ2
但し、λはビームの波長、dは感光層K(レン
ズ部HL)の厚味、nは感光層K(レンズ部HL)
の屈折率、Λは格子ピツチである。
ズ部HL)の厚味、nは感光層K(レンズ部HL)
の屈折率、Λは格子ピツチである。
一般に、dあるいはΛを変えることによつてQ
値を変えると各次数の回折ビームの強度が変化す
る。そして、この場合Q値をQ≫1に選ぶと、+
1次回折ビームの強度が著しく大となり、他の次
数の回折ビームは抑圧される。このQ≫1の条件
は、λ、n、dが夫々一定のときに、格子ピツチ
Λが小さい程容易に満足される。
値を変えると各次数の回折ビームの強度が変化す
る。そして、この場合Q値をQ≫1に選ぶと、+
1次回折ビームの強度が著しく大となり、他の次
数の回折ビームは抑圧される。このQ≫1の条件
は、λ、n、dが夫々一定のときに、格子ピツチ
Λが小さい程容易に満足される。
そこでインラインホログラムレンズIN−Lの
インラインホログラムレンズ部HLの開口面の回
折効率分布の一例を第8図に示す。このレンズ
IN−Lは、クリプトンレーザ光源(レーザビー
ムの波長は6471Å)及びN.A.が0.4のマザーレン
ズを用いて記録形成したものである。第8図は、
再生レーザ光源としてHe−Neレーザ光源(レー
ザビームの波長は6328Å)を用い、このインライ
ンホログラムレンズIN−Lのインラインホログ
ラムレンズ部HLの厚さdを5μm、15μmと変え
た場合の、レンズ部HLの径方向の中心からの距
離に対する+1次回折ビームの強度の特性を曲線
にて示したものである。これによれば、レンズ部
HLの中心部の+1次回折ビームの強度、即ち回
折効率は他部に比して大幅に低下していることが
分る。
インラインホログラムレンズ部HLの開口面の回
折効率分布の一例を第8図に示す。このレンズ
IN−Lは、クリプトンレーザ光源(レーザビー
ムの波長は6471Å)及びN.A.が0.4のマザーレン
ズを用いて記録形成したものである。第8図は、
再生レーザ光源としてHe−Neレーザ光源(レー
ザビームの波長は6328Å)を用い、このインライ
ンホログラムレンズIN−Lのインラインホログ
ラムレンズ部HLの厚さdを5μm、15μmと変え
た場合の、レンズ部HLの径方向の中心からの距
離に対する+1次回折ビームの強度の特性を曲線
にて示したものである。これによれば、レンズ部
HLの中心部の+1次回折ビームの強度、即ち回
折効率は他部に比して大幅に低下していることが
分る。
従つて、インラインホログラムレンズIN−L
に於いて、レンズ部HLの中心部では、上述の記
録参照波ビームBの中心部の欠除によつて干渉縞
が形成されないとしても、インラインホログラム
レンズとしての性能には殆んど影響を及ぼさない
ことが分る。
に於いて、レンズ部HLの中心部では、上述の記
録参照波ビームBの中心部の欠除によつて干渉縞
が形成されないとしても、インラインホログラム
レンズとしての性能には殆んど影響を及ぼさない
ことが分る。
上述せる本発明光学式信号再生装置によれば、
対物レンズとしてのホログラムレンズの0次回折
ビームが光学式記録媒体に反射した後光検出器に
入射しないようにしたから、光学式記録媒体の傾
きが変動しても、上述した0次回折ビームによる
フオーカスサーボ又はトラツキングサーボの乱
れ、あるいは情報再生信号のS/Nの劣化が回避
される。
対物レンズとしてのホログラムレンズの0次回折
ビームが光学式記録媒体に反射した後光検出器に
入射しないようにしたから、光学式記録媒体の傾
きが変動しても、上述した0次回折ビームによる
フオーカスサーボ又はトラツキングサーボの乱
れ、あるいは情報再生信号のS/Nの劣化が回避
される。
又、対物レンズとしてのホログラムレンズを、
略インラインホログラムレンズにて構成し得るか
ら、集束ホーボの場合、ホログラムレンズの移動
が容易となり、又、ホログラムレンズの位置調整
(直交3軸方向の調整)も容易となる。因みに、
オフアクシスホログラムレンズの場合は、以上の
点が頗る面倒且つ困難となる。
略インラインホログラムレンズにて構成し得るか
ら、集束ホーボの場合、ホログラムレンズの移動
が容易となり、又、ホログラムレンズの位置調整
(直交3軸方向の調整)も容易となる。因みに、
オフアクシスホログラムレンズの場合は、以上の
点が頗る面倒且つ困難となる。
第1図は従来の光学式信号再生装置を示す配置
図、第2図はその光検出器を示す平面図、第3図
は本発明による光学式信号再生装置の一実施例を
示す配置図、第4図はそのウエツジを示す説明
図、第5図は本発明の他の実施例を示す配置図、
第6図は本発明に使用するホログラムレンズの製
法の記録方法を示す配置図、第7図はそのホログ
ラムレンズの動作説明図、第8図は曲線図であ
る。 1はホログラムレンズ、5はそのホログラムレ
ンズ部、6は光学式記録媒体、7はビームスプリ
ツタ、8はλ/4板、9は光検出器、10はウエツ ジである。
図、第2図はその光検出器を示す平面図、第3図
は本発明による光学式信号再生装置の一実施例を
示す配置図、第4図はそのウエツジを示す説明
図、第5図は本発明の他の実施例を示す配置図、
第6図は本発明に使用するホログラムレンズの製
法の記録方法を示す配置図、第7図はそのホログ
ラムレンズの動作説明図、第8図は曲線図であ
る。 1はホログラムレンズ、5はそのホログラムレ
ンズ部、6は光学式記録媒体、7はビームスプリ
ツタ、8はλ/4板、9は光検出器、10はウエツ ジである。
Claims (1)
- 1 対物レンズとしてのホログラムレンズに再生
参照波ビームを入射せしめ、該ホログラムレンズ
より出射した再生集束物体波ビームを光学式記録
媒体に入射せしめ、該光学式記録媒体よりの反射
ビームを上記ホログラムレンズに入射せしめ、そ
の出射ビームを光検出器に入射せしめるようにし
た光学式信号再生装置に於いて、上記ホログラム
レンズの上記再生参照波ビームの入射側にウエツ
ジを設けて上記再生参照波ビームの光軸が上記ホ
ログラムレンズの法線に対し微少角度を形成する
ようになし、上記ホログラムレンズからその法線
方向に光軸を有する上記再生集束物体波ビームを
出射せしめるようにしたことを特徴とする光学式
信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9210580A JPS5717916A (en) | 1980-07-04 | 1980-07-04 | Optical signal regenerating device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9210580A JPS5717916A (en) | 1980-07-04 | 1980-07-04 | Optical signal regenerating device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5717916A JPS5717916A (en) | 1982-01-29 |
JPS633381B2 true JPS633381B2 (ja) | 1988-01-23 |
Family
ID=14045152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9210580A Granted JPS5717916A (en) | 1980-07-04 | 1980-07-04 | Optical signal regenerating device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5717916A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0646768A3 (en) * | 1993-09-29 | 1997-05-14 | Ushio Electric Inc | Confocal optical microscope and length measurement device using this microscope. |
CN104808470B (zh) * | 2015-05-22 | 2017-07-11 | 南开大学 | 一种通过一步任意角相移消除数字全息零级像的方法 |
-
1980
- 1980-07-04 JP JP9210580A patent/JPS5717916A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5717916A (en) | 1982-01-29 |
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