JPS6333577Y2 - - Google Patents

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JPS6333577Y2
JPS6333577Y2 JP9385485U JP9385485U JPS6333577Y2 JP S6333577 Y2 JPS6333577 Y2 JP S6333577Y2 JP 9385485 U JP9385485 U JP 9385485U JP 9385485 U JP9385485 U JP 9385485U JP S6333577 Y2 JPS6333577 Y2 JP S6333577Y2
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JP
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lid
socket
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partition plate
flow path
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JP9385485U
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JPS622679U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、幼児がコツプを使用してミルク等
を飲む習慣を短期間のうちに修得させ得るように
した幼児用コツプに関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
母乳や哺乳壜等によつて授乳を行つて来た離乳
期の幼児に、自分でコツプを使用させてミルク等
の飲み方を修得させる場合、哺乳壜とコツプとで
は飲口の形状が全く異なるところから、幼児は自
分に適した嚥下量の調整が全くできないため、大
量のミルク等を飲用して、咽んだり、こぼしたり
する他、在来のコツプではこれを落下、転倒させ
たような場合、大人が側にいて直ちに処置を講じ
ても内容物の全量は瞬時にこぼれ出て後始末に大
変な手間を要する等の不都合が見られ、幼児のコ
ツプ使用には相当の訓練と手間を要するものであ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述した問題点を解決するために、容
器主体の内部を隔壁で縦断二分して、その一方を
貯液室とし、又他方の空洞部上端を仕切板で閉止
することにより流路を形成するとともに、上記主
体の上端に回動自在に嵌合される蓋体の上縁に受
口を延設し、上記流路側の蓋体面に、受口に沿つ
て蓋体回動時に、上記仕切板上に突成された凸部
により各別に閉止自在な1〜複数の透孔と、空気
孔をそれぞれ貫通したことを技術的特徴とするも
のである。
〔作用〕
本考案は叙述の構成としたことにより、上記主
体における空洞部の存在で、仕切板と蓋体との間
に形成された流路から透孔への流水圧を減少させ
ると同時に、上記透孔の開口量を自由に調整可能
として幼児に適した水量を受口に供給し、更に上
記主体の転倒時等においても、常に空洞部が容器
主体の上半部に位置して、内部の飲料水の漏出を
防止するという格別の作用を奏するものである。
〔実施例〕
以下、その構成を図面に示す実施例に従つて更
に具体的に説明すると、1はプラスチツクからな
る円筒状の容器主体であつて、その内部を縦断二
分する隔壁2を介して貯液室3と空洞部3′を設
けるとともに、上記空洞部3′の上端には、主体
上縁より少しく下方に仕切板4を屈成して、その
上面に凸部4′を突成することにより下述する蓋
体5の透孔との間に流路6を形成するようにした
ものである。
而して、上記蓋体5は容器主体1の上縁に回動
自在に嵌合され、該蓋体5の流路側上縁に受口7
を延設すると共に、蓋体上面の受口側に少しく傾
斜8を付してその末端、即ち上記受口の内側に沿
つて3〜4個の透孔9を貫設し、更に該蓋体面に
は上記貯液室3と流路6との境界付近に臨んで空
気孔10を穿設してなるものである。
尚、図中11は上記蓋体5の内周面に凹設さ
れ、容器主体の外側の突片12が係合可能なガイ
ド溝、又13は上記主体の貯液室3の外周に表設
されて内容量を示す目盛、又14は上記蓋体の回
動に伴う仕切板の凸部4′と各透孔9の閉止状態
を表示するために蓋体5と容器主体1とにそれぞ
れ付された目盛を示す。
次に本案コツプの使用要領を説明すると、先ず
上記容器主体の貯液室3にミルク等の飲料水を適
当量注入して、上記蓋体5にて閉蓋するものであ
るが、仕切板の凸部4′によつてその透孔9を全
て閉止した状態では内部の飲料水は流出すること
がない。
而して、実際の飲用に際しては、上記蓋体5を
目盛14に合わせて回動させ、その各透孔9を仕
切板凸部4′より開放して所望の流出量を選択し
ておくものである。
而る後、上記容器主体1を幼児に保持させ、そ
の下唇に受口7の外面を当接した状態で容器主体
1を前傾させるのであるが、この場合、上記空洞
部3′の存在で透孔付近は飲料水の重量が負荷さ
れないため、流路6内の圧力は貯液室3に比較し
て低く維持されるから、上記透孔9からの流出量
が制約されて適当な量の飲料水が受口7の内面に
供給されるものである。
尚、上記実施例においては透孔9の閉止手段と
して仕切板上面の凸部4′を利用したことにより、
幼児の修得程度に応じた流出量の調整が上記蓋体
5を回動させるだけでワンタツチで行えるもので
ある。
又第3図は本案コツプにおける蓋体の他の実施
例を示したものであつて、上記受口7を蓋体の空
気孔10を除いて透孔9を囲繞する漏斗状に形成
することにより、その先端開口部を幼児の口に銜
え込み可能としたものであるが、この場合、広い
受口のものに比較して、こぼれ等が生じにくゝ特
に離乳直後で訓練不足の幼児に好都合である。
〔考案の効果〕
叙上の構成に係る本案コツプは、上記空洞部を
利用して蓋体の透孔からの流水圧を適正に維持す
ると同時に、その流出量の調整が簡単に行えるよ
うにしたものであるから、通常のコツプを使用し
た場合のように、飲料水の急激な流出によつてこ
ぼれたり、咽んだりすることが全く生じることが
ない他、本案コツプは幼児が誤つてこれを落とし
たり転倒させた場合でも、その主体が円筒状であ
るから、飲料水の重量によつて、その貯液室側が
常に容器主体の下半部に位置し、空気孔10及び
各透孔9が常に水面上にあるので、主体内の飲料
水が外部に漏出するようなことがない等、幼児に
コツプの使用を速やかに修得させる上で極めて顕
著な効能が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案幼児用コツプの蓋体を分離して示
す斜視図、第2図は閉蓋状態における中心部縦断
面図、又第3図は蓋体の他の実施例を示す斜視図
であり、更に第4図はその中心部縦断面図であ
る。 尚、図中1……容器主体、2……隔壁、3……
貯液室、3′……空洞部、4……仕切板、5……
蓋体、6……流路、7……受口、8……傾斜、9
……透孔、10……空気孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 円筒状容器主体1の内部を隔壁2で縦断二分
    して、その一方を貯液室3とし、又他方の空洞
    部3′の上端を仕切板4にて閉止することによ
    り流路6を形成するとともに、上記主体1の上
    端に回動自在に嵌合される蓋体5の上縁に受口
    7を延設し、上記流路側の蓋体面に、受口7に
    沿つて仕切板上の凸部4′により各別に閉止可
    能な1〜複数の透孔9と、空気孔10をそれぞ
    れ貫設したことを特徴とする幼児用コツプ。 2 受口7が漏斗状である実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の幼児用コツプ。
JP9385485U 1985-06-20 1985-06-20 Expired JPS6333577Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9385485U JPS6333577Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9385485U JPS6333577Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS622679U JPS622679U (ja) 1987-01-09
JPS6333577Y2 true JPS6333577Y2 (ja) 1988-09-07

Family

ID=30651903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9385485U Expired JPS6333577Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4632549B2 (ja) * 1999-04-23 2011-02-16 ピジョン株式会社 学習用飲料カップ

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Publication number Publication date
JPS622679U (ja) 1987-01-09

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