JPS6333271Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333271Y2 JPS6333271Y2 JP1983175455U JP17545583U JPS6333271Y2 JP S6333271 Y2 JPS6333271 Y2 JP S6333271Y2 JP 1983175455 U JP1983175455 U JP 1983175455U JP 17545583 U JP17545583 U JP 17545583U JP S6333271 Y2 JPS6333271 Y2 JP S6333271Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- resonance tube
- cylindrical body
- cylindrical
- bottom plate
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 11
- 238000009527 percussion Methods 0.000 claims description 6
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 241001125620 Dermochelys coriacea Species 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002649 leather substitute Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10D—STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10D13/00—Percussion musical instruments; Details or accessories therefor
- G10D13/01—General design of percussion musical instruments
- G10D13/08—Multi-toned musical instruments with sonorous bars, blocks, forks, gongs, plates, rods or teeth
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10K—SOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10K11/00—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
- G10K11/02—Mechanical acoustic impedances; Impedance matching, e.g. by horns; Acoustic resonators
- G10K11/04—Acoustic filters ; Acoustic resonators
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は共鳴管に対する追従性を向上させ、
空気洩れを防止し得るようにした音板打楽器にお
ける共鳴管の移動底に関する。
空気洩れを防止し得るようにした音板打楽器にお
ける共鳴管の移動底に関する。
第１図に示すようにマリンバ、シロホン、ヴイ
ブラホンなどの音板打楽器１は、それぞれ長さと
厚みが異なり所定の共振周波数（Ａ＝440Hz〜443
Hz）に調律された多数の音板２を基台３上に順に
配列すると共に長さの異なる多数の共鳴管４を各
音板２の下方に所定の間隔を保つて配設して構成
されるもので、打撃されたある音板２より放射さ
れた音波によつて当該音板２に対応する共鳴管４
内の気柱を共振させることにより、音量の増大化
を計つている。前記共鳴管４としては下端側を閉
塞してなる閉管が用いられ、その共振周波数
（Hz）は ＝ｖ／4l−（補正値×Ｒ／２） 但し、ｖは音速（ｍ／sec）、ｌは共鳴管の有効
管長（ｍ）、Ｒは共鳴管の内径、補正値は1.0〜
0.6である。
ブラホンなどの音板打楽器１は、それぞれ長さと
厚みが異なり所定の共振周波数（Ａ＝440Hz〜443
Hz）に調律された多数の音板２を基台３上に順に
配列すると共に長さの異なる多数の共鳴管４を各
音板２の下方に所定の間隔を保つて配設して構成
されるもので、打撃されたある音板２より放射さ
れた音波によつて当該音板２に対応する共鳴管４
内の気柱を共振させることにより、音量の増大化
を計つている。前記共鳴管４としては下端側を閉
塞してなる閉管が用いられ、その共振周波数
（Hz）は ＝ｖ／4l−（補正値×Ｒ／２） 但し、ｖは音速（ｍ／sec）、ｌは共鳴管の有効
管長（ｍ）、Ｒは共鳴管の内径、補正値は1.0〜
0.6である。
ここで音速ｖは次式
ｖ＝340ｍ／sec＋（t゜c−15゜c）
×0.6ｍ／sec
但し、t゜cは環境温度
で与えられるため、共振周波数は温度変化によ
つて大きく影響される。これに反し音板の周波数
は環境温度により共鳴管とは逆方向に周波数が変
化する。したがつて、その都度環境温度にあわせ
て共鳴管４を最良の共鳴が得られるように所定の
音高に調律する必要がある。
つて大きく影響される。これに反し音板の周波数
は環境温度により共鳴管とは逆方向に周波数が変
化する。したがつて、その都度環境温度にあわせ
て共鳴管４を最良の共鳴が得られるように所定の
音高に調律する必要がある。
そのため、従来は共鳴管の下端開口部を塞ぐ底
を移動可能に配設しているが、このような移動底
にあつては単にカツプ状に形成してその外周面に
パツキンを接着しているだけであるため、共鳴管
が少しでも変形したり、あるいは軸線方向の力を
移動底に作用させることが困難で、移動底を傾け
たりすると、共鳴管と移動底との間に隙間が生
じ、空気洩れを生じ最良の共鳴音を得られない欠
点があつた。
を移動可能に配設しているが、このような移動底
にあつては単にカツプ状に形成してその外周面に
パツキンを接着しているだけであるため、共鳴管
が少しでも変形したり、あるいは軸線方向の力を
移動底に作用させることが困難で、移動底を傾け
たりすると、共鳴管と移動底との間に隙間が生
じ、空気洩れを生じ最良の共鳴音を得られない欠
点があつた。
そこで、最近では例えば第２図に示すように移
動底をハンドル操作によつて上下動させるように
した管長調節装置（実公昭56−38553号公報）が
提案実施されている。これは共鳴管４の下端開口
部に嵌合固定された固定ベース５にねじ棒６を回
転自在にかつ軸方向の移動を防止して配設し、こ
のねじ棒６の上端部に形成されたねじ部７を、前
記共鳴管４に移動可能に嵌挿された移動底８のね
じ孔９に螺入し、ハンドル１０によつて前記ねじ
棒６を回転させることにより前記移動底８を上下
動させるように構成したものである。このような
構成によれば操作が簡単で移動底８をその軸線方
向に移動させることができ、共鳴管４の有効管長
ｌを微調整し得るという利点を有するが、共鳴管
４自体の変形に対しては追従性を有していないた
め、空気洩れを防止することができなかつた。ま
た、かかる管長調節装置は、すべての共鳴管に対
してそれぞれ配設されるものであるため、組立作
業が面倒で長時間を要し、また部品点数の増加に
より楽器自体の重量も増加するなどの欠点があつ
た。また、管長の調整範囲が限定される欠点もあ
つた。
動底をハンドル操作によつて上下動させるように
した管長調節装置（実公昭56−38553号公報）が
提案実施されている。これは共鳴管４の下端開口
部に嵌合固定された固定ベース５にねじ棒６を回
転自在にかつ軸方向の移動を防止して配設し、こ
のねじ棒６の上端部に形成されたねじ部７を、前
記共鳴管４に移動可能に嵌挿された移動底８のね
じ孔９に螺入し、ハンドル１０によつて前記ねじ
棒６を回転させることにより前記移動底８を上下
動させるように構成したものである。このような
構成によれば操作が簡単で移動底８をその軸線方
向に移動させることができ、共鳴管４の有効管長
ｌを微調整し得るという利点を有するが、共鳴管
４自体の変形に対しては追従性を有していないた
め、空気洩れを防止することができなかつた。ま
た、かかる管長調節装置は、すべての共鳴管に対
してそれぞれ配設されるものであるため、組立作
業が面倒で長時間を要し、また部品点数の増加に
より楽器自体の重量も増加するなどの欠点があつ
た。また、管長の調整範囲が限定される欠点もあ
つた。
この考案は上述したような点に鑑みてなされた
もので、共鳴管の内部下方に嵌挿される有底円筒
体の筒部に軸線方向の溝を周方向に複数個形成し
て前記筒部を複数個の弾性変形自在な円弧状分割
片と、これら分割片の上端を共通に連結する環状
部で構成するという極めて簡単な構成により、共
鳴管の形状変化に対する追従性が大で、空気洩れ
を確実に防止し得るようにした音板打楽器におけ
る共鳴管の移動底を提供するものである。
もので、共鳴管の内部下方に嵌挿される有底円筒
体の筒部に軸線方向の溝を周方向に複数個形成し
て前記筒部を複数個の弾性変形自在な円弧状分割
片と、これら分割片の上端を共通に連結する環状
部で構成するという極めて簡単な構成により、共
鳴管の形状変化に対する追従性が大で、空気洩れ
を確実に防止し得るようにした音板打楽器におけ
る共鳴管の移動底を提供するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第３図はこの考案に係る移動底を備えた共鳴管
の一部破断正面図、第４図は移動底の円筒体とＣ
字状ばねの分解斜視図である。これらの図におい
て、共鳴管４の内部下方に移動可能に嵌挿される
移動底２０は、薄肉パイプによつて形成され下面
が開口する円筒体２１と、この円筒体２１の外周
面に接着固定された人工皮革、羊皮等からなるパ
ツキン２２と、前記円筒体２１の内部に嵌挿され
それ自体の有している拡径方向の弾性力により該
円筒体２１の内周面に圧接する開放部２３を有す
るリング状（Ｃ字状）の板ばね２４とで構成され
ている。
の一部破断正面図、第４図は移動底の円筒体とＣ
字状ばねの分解斜視図である。これらの図におい
て、共鳴管４の内部下方に移動可能に嵌挿される
移動底２０は、薄肉パイプによつて形成され下面
が開口する円筒体２１と、この円筒体２１の外周
面に接着固定された人工皮革、羊皮等からなるパ
ツキン２２と、前記円筒体２１の内部に嵌挿され
それ自体の有している拡径方向の弾性力により該
円筒体２１の内周面に圧接する開放部２３を有す
るリング状（Ｃ字状）の板ばね２４とで構成され
ている。
前記円筒体２１の底板部２１Ａはドーム状に湾
曲形成され、これによつて天地逆に組込んだ際、
有効管長の可変範囲を実質的に大きく設定し得る
ようにしている。すなわち、前記底板部２１Ａを
単に平板状に形成すると、移動底を天地逆にして
共鳴管４内に嵌挿しても、移動底の最大ストロー
クＤと有効管長の可変範囲が同じであるのに対し
て、ドーム状に形成して天地逆に組込んだ場合に
は最大ストロークＤ自体は同じであつても、有効
管長の可変範囲D1はドーム部により大きくなる。
なお、底板部２１Ａを逆ドーム状に形成してもよ
く、その場合には可変範囲が最大ストロークＤよ
り小さく設定されることになる。
曲形成され、これによつて天地逆に組込んだ際、
有効管長の可変範囲を実質的に大きく設定し得る
ようにしている。すなわち、前記底板部２１Ａを
単に平板状に形成すると、移動底を天地逆にして
共鳴管４内に嵌挿しても、移動底の最大ストロー
クＤと有効管長の可変範囲が同じであるのに対し
て、ドーム状に形成して天地逆に組込んだ場合に
は最大ストロークＤ自体は同じであつても、有効
管長の可変範囲D1はドーム部により大きくなる。
なお、底板部２１Ａを逆ドーム状に形成してもよ
く、その場合には可変範囲が最大ストロークＤよ
り小さく設定されることになる。
前記円筒体２１の筒部２１Ｂは、下端が該筒部
２１Ｂの開口端に開口し、上端が前記底板部２１
Ａの近傍に達する軸線方向の長溝２６が周方向に
等配されて複数個、例えば４つ形成されることに
より、直径方向に弾性変形自在な４つの円弧状分
割片ａ，ｂ，ｃ，ｄの上端を連結する環状基部ｅ
とで構成されている。また、各円弧状分割片ａ，
ｂ，ｃ，ｄの下端縁中央には内側に略鉤形に折曲
されたばね係止片２７がそれぞれ設けられてお
り、このばね係止片２７によつてＣ字状ばね２４
の円筒体２１内からの脱落を防止している。
２１Ｂの開口端に開口し、上端が前記底板部２１
Ａの近傍に達する軸線方向の長溝２６が周方向に
等配されて複数個、例えば４つ形成されることに
より、直径方向に弾性変形自在な４つの円弧状分
割片ａ，ｂ，ｃ，ｄの上端を連結する環状基部ｅ
とで構成されている。また、各円弧状分割片ａ，
ｂ，ｃ，ｄの下端縁中央には内側に略鉤形に折曲
されたばね係止片２７がそれぞれ設けられてお
り、このばね係止片２７によつてＣ字状ばね２４
の円筒体２１内からの脱落を防止している。
前記パツキン２２は両端開口の筒状に形成され
て前記筒部２１Ｂの外周面に嵌装されかつ接着剤
によつて固着されている。なお、パツキン２２の
上端部は前記底板部２１Ａの周縁部に固着され、
下端部は内側に折返されて前記筒部２１Ｂの開口
端側内側面に固着されている。
て前記筒部２１Ｂの外周面に嵌装されかつ接着剤
によつて固着されている。なお、パツキン２２の
上端部は前記底板部２１Ａの周縁部に固着され、
下端部は内側に折返されて前記筒部２１Ｂの開口
端側内側面に固着されている。
かくしてこのような構成からなる移動底２０に
よれば、円筒体２１の各円弧状分割片ａ，ｂ，
ｃ，ｄがＣ字状のばね２４のばね力により外方、
すなわち拡径方向に付勢されているため、パツキ
ン２２がその全周に亘つて共鳴管４の下端部内壁
に圧接され、空気洩れを防止する。また、たとえ
共鳴管４の下端部が多少変形しても、その変形箇
所に対応する円弧状分割片がＣ字状ばね２４の力
により変形部形状に追従して弾性変形するため、
前記パツキン２２と共鳴管４の内壁との間に隙間
が生じることがなく、したがつてこの場合におい
ても空気洩れを確実に防止し得る。さらに、パツ
キン２２自体の劣化によりヘタリが生じても、前
記Ｃ字状ばね２４によつて共鳴管４に圧接されて
いるため、空気洩れを生じる虞れがない。
よれば、円筒体２１の各円弧状分割片ａ，ｂ，
ｃ，ｄがＣ字状のばね２４のばね力により外方、
すなわち拡径方向に付勢されているため、パツキ
ン２２がその全周に亘つて共鳴管４の下端部内壁
に圧接され、空気洩れを防止する。また、たとえ
共鳴管４の下端部が多少変形しても、その変形箇
所に対応する円弧状分割片がＣ字状ばね２４の力
により変形部形状に追従して弾性変形するため、
前記パツキン２２と共鳴管４の内壁との間に隙間
が生じることがなく、したがつてこの場合におい
ても空気洩れを確実に防止し得る。さらに、パツ
キン２２自体の劣化によりヘタリが生じても、前
記Ｃ字状ばね２４によつて共鳴管４に圧接されて
いるため、空気洩れを生じる虞れがない。
第５図はこの考案の他の実施例を示すもので、
円筒体２１の底板部２１Ａの表裏両面に把手３
０，３１をそれぞれ取付けたものである。このよ
うにすれば移動底２０の移動調整を容易に行え
る。また、共鳴管４の内径が小さく手の差込みが
困難な場合には、適宜な工具３３で外部より移動
させるようにすればよい。移動底２０自体の構成
は上記実施例と同一である。
円筒体２１の底板部２１Ａの表裏両面に把手３
０，３１をそれぞれ取付けたものである。このよ
うにすれば移動底２０の移動調整を容易に行え
る。また、共鳴管４の内径が小さく手の差込みが
困難な場合には、適宜な工具３３で外部より移動
させるようにすればよい。移動底２０自体の構成
は上記実施例と同一である。
第６図はこの考案のさらに他の実施例を示す断
面図で、４０はクツシヨン皮革表、４１はクツシ
ヨン皮革裏、４２はツマミボルト、４３はツマミ
ナツト、４４は底板補強板、４５はパツキン、４
６は平座金、４７はばね座金である。この場合、
円筒体２１は硬質のバネ材等で形成されてその筒
部が長溝２６により複数個の円弧状分割片に分割
され、各分割片自体が円筒体２１の材質的特性に
より外方への弾性力を有することにより前記クツ
シヨン皮革表４０を共鳴管４の内壁に圧接させて
いる。したがつて、この実施例においては上記実
施例において必要とされていたＣ字状ばねが不要
である。
面図で、４０はクツシヨン皮革表、４１はクツシ
ヨン皮革裏、４２はツマミボルト、４３はツマミ
ナツト、４４は底板補強板、４５はパツキン、４
６は平座金、４７はばね座金である。この場合、
円筒体２１は硬質のバネ材等で形成されてその筒
部が長溝２６により複数個の円弧状分割片に分割
され、各分割片自体が円筒体２１の材質的特性に
より外方への弾性力を有することにより前記クツ
シヨン皮革表４０を共鳴管４の内壁に圧接させて
いる。したがつて、この実施例においては上記実
施例において必要とされていたＣ字状ばねが不要
である。
なお、上記実施例はいずれもＣ字状のばね２４
を板ばねで形成したが、これに限らずばね用線材
で形成してもよいことは勿論である。
を板ばねで形成したが、これに限らずばね用線材
で形成してもよいことは勿論である。
以上説明したようにこの考案に係る音板打楽器
における共鳴管の移動底は、円筒体の筒部を、軸
線方向に長い複数個の長溝によつて直径方向に
個々独立に弾性変形容易な複数個の円弧状分割片
に分割し、この筒部の外周面にパツキンを固着す
るように構成したので、共鳴管の多少の変形、径
のバラツキがあつても各円弧状分割片が共鳴管の
形状に追従して弾性変形し、パツキンをその全周
に亘つて共鳴管の内壁に密接させることができ
る。したがつて、空気洩れを防止し、安定した音
高を得ることができる。また、円筒体の底板部を
ドーム状もしくは逆ドーム状に形成しているの
で、天地逆にして組込んだ際、移動底自体の移動
ストロークを変えることなく、有効管長の可変範
囲を変更し得る。従つて管長のダミーが少なく材
料費の節約、重量の軽減が得られ、さらに、構造
簡易にして組立も容易でコストの低減となる。
における共鳴管の移動底は、円筒体の筒部を、軸
線方向に長い複数個の長溝によつて直径方向に
個々独立に弾性変形容易な複数個の円弧状分割片
に分割し、この筒部の外周面にパツキンを固着す
るように構成したので、共鳴管の多少の変形、径
のバラツキがあつても各円弧状分割片が共鳴管の
形状に追従して弾性変形し、パツキンをその全周
に亘つて共鳴管の内壁に密接させることができ
る。したがつて、空気洩れを防止し、安定した音
高を得ることができる。また、円筒体の底板部を
ドーム状もしくは逆ドーム状に形成しているの
で、天地逆にして組込んだ際、移動底自体の移動
ストロークを変えることなく、有効管長の可変範
囲を変更し得る。従つて管長のダミーが少なく材
料費の節約、重量の軽減が得られ、さらに、構造
簡易にして組立も容易でコストの低減となる。
第１図は音板打楽器の外観斜視図、第２図は従
来の管長調節装置を備えた共鳴管の縦断面図、第
３図はこの考案に係る移動底を備えた共鳴管の一
部破断正面図、第４図は移動底の円筒体とＣ字状
ばねの分解斜視図、第５図はこの考案の他の実施
例を示す断面図、第６図はこの考案のさらに他の
実施例を示す断面図である。 ４……共鳴管、２０……移動底、２１……円筒
体、２１Ａ……底板部、２１Ｂ……筒部、２２…
…パツキン、２４……ばね、２６……長溝、ａ，
ｂ，ｃ，ｄ……円弧状分割片。
来の管長調節装置を備えた共鳴管の縦断面図、第
３図はこの考案に係る移動底を備えた共鳴管の一
部破断正面図、第４図は移動底の円筒体とＣ字状
ばねの分解斜視図、第５図はこの考案の他の実施
例を示す断面図、第６図はこの考案のさらに他の
実施例を示す断面図である。 ４……共鳴管、２０……移動底、２１……円筒
体、２１Ａ……底板部、２１Ｂ……筒部、２２…
…パツキン、２４……ばね、２６……長溝、ａ，
ｂ，ｃ，ｄ……円弧状分割片。
Claims (1)
- 底板部と筒部とを有して一端が開放され共鳴管
の内部下方に移動可能に嵌合される円筒体と、前
記円筒体の外周壁に配設され前記共鳴管の内壁に
密接するパツキンとを備え、前記円筒体の底板部
をドーム状もしくは逆ドーム状に形成し、前記筒
部に、一端が該筒部の開口端に開口し他端が前記
底板部の近傍に達する軸線方向の長溝を周方向に
複数個形成して前記筒部を径方向に弾性変形自在
な複数個の円弧状分割片としたことを特徴とする
音板打楽器における共鳴管の移動底。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983175455U JPS6082695U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 音板打楽器における共鳴管の移動底 |
| US06/670,400 US4570525A (en) | 1983-11-15 | 1984-11-09 | Adjustable bottom closure for a resonator on sound bar type percussive musical instruments |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983175455U JPS6082695U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 音板打楽器における共鳴管の移動底 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6082695U JPS6082695U (ja) | 1985-06-07 |
| JPS6333271Y2 true JPS6333271Y2 (ja) | 1988-09-05 |
Family
ID=15996366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983175455U Granted JPS6082695U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 音板打楽器における共鳴管の移動底 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4570525A (ja) |
| JP (1) | JPS6082695U (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4941386A (en) * | 1987-10-28 | 1990-07-17 | The Selmer Company | Resonator tuning adjustment for keyboard percussion instruments |
| US5189236A (en) * | 1991-10-18 | 1993-02-23 | Stevens Leigh H | Tunable resonator plug |
| US7709715B2 (en) * | 2006-11-08 | 2010-05-04 | Malletech L.L.C. | Keyboard percussion instrument including improved tone bar resonator |
| US7361822B1 (en) * | 2006-12-06 | 2008-04-22 | K.H.S. Musical Instrument Co., Ltd. | Plug assembly for a xylophone resonator |
| US7732691B2 (en) * | 2007-06-25 | 2010-06-08 | Leigh H. Stevens | Methods and apparatus for vibrato effects in keyboard percussion musical instruments |
| US8049089B2 (en) * | 2008-11-04 | 2011-11-01 | Leigh Howard Stevens | Keyboard percussion instrument and dampening system for use therewith |
| US8525009B2 (en) * | 2009-06-24 | 2013-09-03 | Leigh Howard Stevens | Multi-function musical instrument pedal controller |
| US8389841B1 (en) * | 2011-08-29 | 2013-03-05 | Leigh Howard Stevens | Adjustable resonator stop and keyboard percussion instrument including same |
| US10297238B1 (en) * | 2017-09-14 | 2019-05-21 | Brett Fugate | Resonator cap with integrated playing surface and amplifier |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| GB191116561A (en) * | 1911-07-19 | 1912-08-19 | Domenico Baldassare | Improvements in or relating to Musical Instruments. |
| US1173784A (en) * | 1915-02-15 | 1916-02-29 | John C Deagan | Xylophone. |
| US2307104A (en) * | 1942-03-05 | 1943-01-05 | Mary W Agnew | Signaling device |
| US2452897A (en) * | 1946-11-22 | 1948-11-02 | Gisbert L Bossard | Mounting for electric chime signal devices |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP1983175455U patent/JPS6082695U/ja active Granted
-
1984
- 1984-11-09 US US06/670,400 patent/US4570525A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6082695U (ja) | 1985-06-07 |
| US4570525A (en) | 1986-02-18 |
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