JPS6333016A - 衛星放送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は放送衛星による亮品質音声放送あるいはテレビ
ジョン放送を受信する可撤型の衛星放送受信装置に関す
るものである。

［背景技術］ 第４図は従来の衛星放送受信装置を示したもので、パラ
ボラ型あるいはストリップライン型のマイクロ波アンテ
ナ１と、低雑音増幅器、第１局部発振器、第１混合器、
第１中間周波増幅器よりなる衛星放送受信用コンバータ
（ＢＳコンバータ）２とを一体に構成した屋外ユニット
が、屋外の衛星を見通せる場所に設置されて、同軸ケー
ブル４を介して屋内に設置されている衛星放送受信用チ
エ−す（ＢＳチューナ）５に接続されており、このＢＳ
チューナ５から更に音声信号及び映像信号出力が音声ア
ンプ７、スピーカ８、ＣＲＴ９上りなる出カニニット６
に接続されている。

しかしながら上記の在米構成においては、屋外に設置さ
れるアンテナ１に耐水耐風構造の支持機構を必要とする
ので、屋外ユニット３が着しく大形化し、設置工事にも
費用と手間がかかるという問題があり、虫た同軸ケーブ
ル４の伝送損失の補償用として中間周波増幅段数を増す
必要があるのでＢＳコンバータ２の消豐電力が増加する
上に、屋外ユニット３の電源はハム雑音を避けるために
直流としており、この直流電源線が屋外を経由するため
に電蝕あるいは短絡事故に対する配慮が必要であるため
シこ、きわめて高価なものとなっていた。

［発明の目的］ 本発明は上記の問題点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは、小形軽量で安価な可搬型衛星放送
受信装置を提供するにある。

［発明の開示］ しかして本発明による衛星放送受信装置は、受信回路を
内蔵したケースの表面に、マイクロ波平面アンテナ及び
スピーカあるいは映像表示器を備えたものであり、スト
リップライン型の平面アンテナを本体ケースの表面に設
けで、ケースの構成部材の一部として利用すると共に、
アンテナの支持機構をなくし、また同軸ケーブル用の利
得余裕を不要とすることによって、小形軽量化と低コス
ト化を図った点に特徴を有するものである。

第１図は本発明装置の一実施例を示したものである。同
図（ａ）は正面外観を示したもので、水平三角柱形に形
成されたケース１０の一側には左右のスピーカ１１，１
２、選局部１３、カセットテープレコーダ１４、コンパ
クトディスクプレーヤ１５が設けられており、ケース１
０の他面には、同図（ｂ）に示すように、マイクロ波平
面アンテナ１６が設けられている。なおアンテナ１６に
は絶縁保護カバー１６ａが被覆されている。

同図（ｃ）は内部構成を示したもので、既に第４図で説
明したブロックは同一記号で示しである。

なお１７は電池電源ユニット、１８はＡＭ／ＦＭラジオ
用内８７ンテナ、１９はうνオチェーナ、２０は外部音
声入出力端子である。

上述の実施例は衛星からの高品質ＰＣＭディジタル音声
放送を受信すると同時に、カセットテープ、コンパクト
ディスク、ＡＭ／ＦＭラジオが聞けるように一体化した
ものであるが、ケース１０自体が平面アンテナ１６の支
持を兼ねると共にアンテナ１６がケース１０の補強材と
もなっているものである。また放送衛星は赤道上空３万
６千キロの高度に静止しているので、日本からは仰角約
４０度、方位角約２２０度で、昼間の太陽の位置に一致
するが、発光素子が組み込まれた選局ダイヤルや操作釦
１３や液晶などの表示素子はアンテナ取付面とは反対の
面に配置されているので、これらの素子が直射日光で劣
化する虞れはない。また操作面及びスピーカ１１．１２
がアンテナ１６とは反対面にあるので、聴取者の身体が
電波受信の障害になり難いという利点がある。

ｔ！１１２図の実施例は、音声と共に衛星テレビ放送を
受信できるようにしたもので、アンテナ１６とは反対側
の面にスピーカ１１．１２と共に、ＣＲＴ、液晶表示器
、プラズマ表示器などよりなる映像表示器２１を設けた
ものであり、回路部には映像ドライブ回路２２が設けら
れている。

第３図の実施例は、第２図（ｂ）と同一構成の受信装置
を携帯に便利な形状にまとめたもので、蝶番部２３を介
してケース１０を折り畳み自在な２部分に分け、ＢＳコ
ンバータをアンテナ１６の裏面に組み込んだものである
。第３図（ａ）において２４は方位磁石、２５は受信信
号レベル指示器、２６は電池収納部であり、映像表示器
２１、スピーカ１１、選局部１３などは、同図（ｂ）に
示すようにアンテナ１６とは反対側のケース１０に設け
られている。同図（ｃ）はケース１０を折り畳んだ状態
を示したものであるが、映像表示器２１やアンテナ１６
を内側にして祈り畳むようにすれば、携帯時の構造をよ
り堅牢なものとすることができる。また蝶番部２３には
例えば１度刻みにクリックストップ機構を設けて、ケー
ス１０の開き角を地域毎に指定された仰角に調節できる
ようにしてあり、衛星の方位角は方位磁石２４と受信信
号レベル指示器２５を見ながらケース１０の向きを調節
することができる。なお受信信号レベル指示器２５の代
わりに、映像表示器２１の画面にＡＧＣ電圧情報を数字
あるいは図形で表示するようにしてもよい。

［発明の効果１ 上述のように本発明においては、受信回路を内蔵したケ
ースの表面に、マイクロ波平面アンテナ及びスピーカあ
るいは映像表示器を備えたものであり、ストリップライ
ン型のマイクロ波アンテナが平板状である点に着目して
、これをケースの表面に設けたものであるから、アンテ
ナをケースの構成部材の一部として利用すると共に、ア
ンテナの支持機構や射水耐風機構をなくすことができ、
また同軸ケーブル用の利得余裕を不要とすることにより
、小形軽量で低コストの衛星放送受信装置を提供し得る
という利、ζがある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（ｂ）は本発明の一実施例を示す外観斜視
図、（Ｃ）は同上のブロック図、第２図（ａ）は他の実
施例を示す外観斜視図、（ｂ）は同上のブロック図、第
３図（ａ）（ｂ）（ｃ）は更に他の実施例を示す外観斜
視図、第４図は従来例を示すブロック図である。 １０・・・ケース、１１．１２・・・スピーカ、１３・
・・選局部、１４・・・カセットテープレコーダ、１５
・・・コンパクトディスクプレーヤ、１６・・・マイク
ロ波平面アンテナ。 代理人　弁理士　石　１）長　七 １０・・・ケース １６・・・マイクロ波平面アンテナ 第１図 （Ｃ） 第２図 （ｂ） 第３図 （Ｃ） 第４図 手続補正書（自発） １、事件の表示 昭和６１年特許ｉ第１７７２０５号 ２、発明の名称 衛星放送受信装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　大阪府門真市大字門真１０４８番地名称（５８
３）松下電工株式会社 代表者　　藤　井　貞　夫 ４、代理人 郵便番号　５３０ ５、補正命令の日付 自　　　発 １）本願明細書第２頁第１９行「電蝕」を「電蝕」と訂
正する。 ２）同上第３頁第１４行「によって」の後に「低消費電
力化と」を挿入する。 ３）同上第７頁第４行「により、」の後に「低消費電力
かつ」を挿入する。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信回路を内蔵したケースの表面に、マイクロ波
   平面アンテナ及びスピーカあるいは映像表示器を備えて
   成る衛星放送受信装置。
2. （２）ケースのマイクロ波平面アンテナを設けた面とは
   反対側の面にスピーカ及び映像表示器を設けて成る特許
   請求の範囲第１項記載の衛星放送受信装置。