JPS6332628Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332628Y2 JPS6332628Y2 JP1982130378U JP13037882U JPS6332628Y2 JP S6332628 Y2 JPS6332628 Y2 JP S6332628Y2 JP 1982130378 U JP1982130378 U JP 1982130378U JP 13037882 U JP13037882 U JP 13037882U JP S6332628 Y2 JPS6332628 Y2 JP S6332628Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- box
- plants
- chain conveyor
- hydroponic cultivation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 17
- 235000015097 nutrients Nutrition 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 241000227653 Lycopersicon Species 0.000 description 4
- 235000007688 Lycopersicon esculentum Nutrition 0.000 description 4
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 3
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 2
- 241000219112 Cucumis Species 0.000 description 1
- 235000015510 Cucumis melo subsp melo Nutrition 0.000 description 1
- 240000008067 Cucumis sativus Species 0.000 description 1
- 235000009849 Cucumis sativus Nutrition 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02P60/216—
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、移動式の水耕栽培装置に使用され
る育苗箱に関する。
る育苗箱に関する。
所定の温度、湿度に管理された栽培室内にチエ
ンコンベヤを横引き多段状に敷設し、床上に養液
槽や水槽を配置し、多数の育苗箱を一定の間隔で
チエンコンベヤに懸吊させ、これらの育苗箱をチ
エンコンベヤによつて移動させながら植物を栽培
する水耕栽培装置が提案されている。しかし、こ
のような多数の育苗箱を容積の限られた栽培室内
でチエンコンベヤにより移動させることから、
各々の育苗箱の上方の空間が十分得られず、植物
の背丈が伸びてくると、上方の育苗箱などにつか
えてしまい、成育が抑えられ、或は移動中に栽培
植物が傷付けられる問題があつた。
ンコンベヤを横引き多段状に敷設し、床上に養液
槽や水槽を配置し、多数の育苗箱を一定の間隔で
チエンコンベヤに懸吊させ、これらの育苗箱をチ
エンコンベヤによつて移動させながら植物を栽培
する水耕栽培装置が提案されている。しかし、こ
のような多数の育苗箱を容積の限られた栽培室内
でチエンコンベヤにより移動させることから、
各々の育苗箱の上方の空間が十分得られず、植物
の背丈が伸びてくると、上方の育苗箱などにつか
えてしまい、成育が抑えられ、或は移動中に栽培
植物が傷付けられる問題があつた。
この考案は、上記の問題を解決するためになさ
れたもので、多段式のチエンコンベヤを使つた移
動式の水耕栽培装置の育苗箱であつて、背丈の高
い植物でも傷つけずに多数の植物を少ないスペー
スで効率良く栽培することができる立体水耕栽培
装置の育苗箱を提供することを目的とし、このた
めに本考案は、育苗箱の上部に植物を横に這わせ
て保持するカゴを伏せた形状の格子状フレームを
着脱自在に配設して構成したものである。
れたもので、多段式のチエンコンベヤを使つた移
動式の水耕栽培装置の育苗箱であつて、背丈の高
い植物でも傷つけずに多数の植物を少ないスペー
スで効率良く栽培することができる立体水耕栽培
装置の育苗箱を提供することを目的とし、このた
めに本考案は、育苗箱の上部に植物を横に這わせ
て保持するカゴを伏せた形状の格子状フレームを
着脱自在に配設して構成したものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第１図は水耕栽培装置の断面説明図を示し、１
は栽培室、２は栽培室１内に敷設された育苗箱３
搬送用のチエンコンベヤである。このチエンコン
ベヤ２は、４段に横引きされた搬送路を形成する
ように、栽培室１の前後端に配設されたそれぞれ
１対のスプロケツト４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４
ｅに無端チエン５を掛回して構成される。なお、
無端チエン５は両側に２本掛回され、２本のチエ
ン５間に育苗箱３を所定の間隔で懸吊するよう
に、チエン５にはハンガー６がピン７によつて軸
着される。育苗箱３は、その底部が網状に形成さ
れ、両側部にはハンガー６に係止される取手３ａ
が取付けられている。８は天井部に取付けられた
チエンコンベヤ２の駆動装置、９と１０は床上に
配置された養液槽と消毒水槽であり、各育苗箱３
はチエンコンベヤ２によつて搬送されながら、最
下段においてこれらの養液槽９と消毒水槽１０に
浸漬され、育苗箱３内の植物に養分や水が与えら
れる。１１は栽培室１の一部に設けた育苗箱出し
入れ用の扉である。さらに、各育苗箱３には、第
２図に示すような格子状フレームの２が上から着
脱自在に被せられる。この格子状フレーム１２
は、箱形のカゴを伏せたように、例えば針金を曲
げて形成され、背丈の高い植物やツル科の植物を
栽培する際、植物をこのフレーム１２上で横に這
わせるように使用される。
は栽培室、２は栽培室１内に敷設された育苗箱３
搬送用のチエンコンベヤである。このチエンコン
ベヤ２は、４段に横引きされた搬送路を形成する
ように、栽培室１の前後端に配設されたそれぞれ
１対のスプロケツト４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４
ｅに無端チエン５を掛回して構成される。なお、
無端チエン５は両側に２本掛回され、２本のチエ
ン５間に育苗箱３を所定の間隔で懸吊するよう
に、チエン５にはハンガー６がピン７によつて軸
着される。育苗箱３は、その底部が網状に形成さ
れ、両側部にはハンガー６に係止される取手３ａ
が取付けられている。８は天井部に取付けられた
チエンコンベヤ２の駆動装置、９と１０は床上に
配置された養液槽と消毒水槽であり、各育苗箱３
はチエンコンベヤ２によつて搬送されながら、最
下段においてこれらの養液槽９と消毒水槽１０に
浸漬され、育苗箱３内の植物に養分や水が与えら
れる。１１は栽培室１の一部に設けた育苗箱出し
入れ用の扉である。さらに、各育苗箱３には、第
２図に示すような格子状フレームの２が上から着
脱自在に被せられる。この格子状フレーム１２
は、箱形のカゴを伏せたように、例えば針金を曲
げて形成され、背丈の高い植物やツル科の植物を
栽培する際、植物をこのフレーム１２上で横に這
わせるように使用される。
次に、この水耕栽培装置の動作を説明すると、
植物の苗は第２図に示す育苗箱３に入れられ、栽
培室１内のチエンコンベヤ２に、各育苗箱３は所
定の間隔でハンガー６を使つて掛止され、チエン
コンベヤ２の駆動により栽培室１内をゆつくり移
動する。チエンコンベヤ２の運転は、例えば２〜
３時間毎に１回転させるように駆動され、各育苗
箱３は２〜３時間毎に１度養液槽９や消毒水槽１
０に浸漬され、その中の苗は管理された温度と湿
度のもとで自然光又は人工光を受け水や養分を吸
収して成長する。しかし、トマトなどは成長に従
つてその背丈が高くなるため、上の育苗箱などに
当つて成長を制限されたり傷付けられることか
ら、適当な高さまで成長した茎はフレーム１２に
しばりつけられ、フレーム上を横方向、すなわち
水平方向に伸びるように途中から曲げられる。こ
のようにして成長した植物は、第３図、第４図に
示すように、育苗箱３の両端部によせて植えられ
ることにより、両側から向い合わせてフレーム１
２上を横這いする状態となり十分に成育すること
ができる。そして、その植物に実るトマトなどの
実はフレーム１２から下方へ垂下し、茎を傷付け
ずに大きく実らすことができ、また実も容易に収
獲できる。また、トマトなどと異なるつる性の植
物、例えばキユウリやメロンでもこのフレーム１
２上を有効に使つて自由に這わせ、大きく成育す
ることができる。
植物の苗は第２図に示す育苗箱３に入れられ、栽
培室１内のチエンコンベヤ２に、各育苗箱３は所
定の間隔でハンガー６を使つて掛止され、チエン
コンベヤ２の駆動により栽培室１内をゆつくり移
動する。チエンコンベヤ２の運転は、例えば２〜
３時間毎に１回転させるように駆動され、各育苗
箱３は２〜３時間毎に１度養液槽９や消毒水槽１
０に浸漬され、その中の苗は管理された温度と湿
度のもとで自然光又は人工光を受け水や養分を吸
収して成長する。しかし、トマトなどは成長に従
つてその背丈が高くなるため、上の育苗箱などに
当つて成長を制限されたり傷付けられることか
ら、適当な高さまで成長した茎はフレーム１２に
しばりつけられ、フレーム上を横方向、すなわち
水平方向に伸びるように途中から曲げられる。こ
のようにして成長した植物は、第３図、第４図に
示すように、育苗箱３の両端部によせて植えられ
ることにより、両側から向い合わせてフレーム１
２上を横這いする状態となり十分に成育すること
ができる。そして、その植物に実るトマトなどの
実はフレーム１２から下方へ垂下し、茎を傷付け
ずに大きく実らすことができ、また実も容易に収
獲できる。また、トマトなどと異なるつる性の植
物、例えばキユウリやメロンでもこのフレーム１
２上を有効に使つて自由に這わせ、大きく成育す
ることができる。
以上のように、この考案の立体水耕栽培装置の
育苗箱によれば、高さ方向に制限があつても植物
を横に這わせて十分に成長させることができ、少
ないスペースを有効に利用することができる。ま
た、トマトなどの実野菜では茎を傷付けることな
く大きな実を実らせ、収獲も容易に行なうことが
できる。
育苗箱によれば、高さ方向に制限があつても植物
を横に這わせて十分に成長させることができ、少
ないスペースを有効に利用することができる。ま
た、トマトなどの実野菜では茎を傷付けることな
く大きな実を実らせ、収獲も容易に行なうことが
できる。
図はこの考案の実施例を示し、第１図は立体水
耕栽培装置の断面説明図、第２図は育苗箱の斜視
図、第３図はチエンコンベヤに掛止された育苗箱
の正面図、第４図は植物を植え込んだ育苗箱の斜
視図である。 １……栽培室、２……チエンコンベヤ、３……
育苗箱、１２……格子状フレーム。
耕栽培装置の断面説明図、第２図は育苗箱の斜視
図、第３図はチエンコンベヤに掛止された育苗箱
の正面図、第４図は植物を植え込んだ育苗箱の斜
視図である。 １……栽培室、２……チエンコンベヤ、３……
育苗箱、１２……格子状フレーム。
Claims (1)
- 栽培室内に複数段の横引き状に敷設されたチエ
ンコンベヤに所定の間隔で懸吊され植物を入れて
移動する立体水耕栽培装置の育苗箱であつて、該
育苗箱の底部は網状に形成され、該育苗箱の上部
には前記植物を横に這わせて保持するカゴを伏せ
た形状の格子状フレームを着脱自在に配設したこ
とを特徴とする立体水耕栽培装置の育苗箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982130378U JPS5934557U (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 立体水耕栽培装置の育苗箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982130378U JPS5934557U (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 立体水耕栽培装置の育苗箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5934557U JPS5934557U (ja) | 1984-03-03 |
| JPS6332628Y2 true JPS6332628Y2 (ja) | 1988-08-31 |
Family
ID=30295103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982130378U Granted JPS5934557U (ja) | 1982-08-28 | 1982-08-28 | 立体水耕栽培装置の育苗箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934557U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003164229A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-10 | Kyushu Electric Power Co Inc | 育苗装置 |
| JP2008220199A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Seibutsu Kinou Kogaku Kenkyusho:Kk | 無端駆帯走行式の浸漬及び水耕栽培装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521654B2 (ja) * | 1973-01-31 | 1977-01-17 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS489536U (ja) * | 1971-06-17 | 1973-02-02 | ||
| JPS5420373Y2 (ja) * | 1975-06-23 | 1979-07-24 |
-
1982
- 1982-08-28 JP JP1982130378U patent/JPS5934557U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521654B2 (ja) * | 1973-01-31 | 1977-01-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5934557U (ja) | 1984-03-03 |
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