JPS6332086Y2 - - Google Patents

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JPS6332086Y2
JPS6332086Y2 JP3025581U JP3025581U JPS6332086Y2 JP S6332086 Y2 JPS6332086 Y2 JP S6332086Y2 JP 3025581 U JP3025581 U JP 3025581U JP 3025581 U JP3025581 U JP 3025581U JP S6332086 Y2 JPS6332086 Y2 JP S6332086Y2
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JP
Japan
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cover
front cover
inner cover
diaper
velvet type
Prior art date
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Application number
JP3025581U
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English (en)
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JPS57143203U (ja
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Priority to JP3025581U priority Critical patent/JPS6332086Y2/ja
Publication of JPS57143203U publication Critical patent/JPS57143203U/ja
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Publication of JPS6332086Y2 publication Critical patent/JPS6332086Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、新規な複合おむつカバーに関するも
のである。 従来、おむつカバーとしては単一カバー方式の
ものが一般的である。すなわち、第1図に示すよ
うな前面で接合させるタイプのものや、第2図に
示すような側面で接合させるタイプのものが知ら
れている。 前面接合タイプのものは操作性にすぐれ、また
側面接合タイプのものは保持性にすぐれている
が、単一おむつカバーでこれら両者の利点を兼ね
備えたものは、いままで知られていなかつた。 本考案はこの点にかんがみてなされたものであ
り、その目的は操作性と保持性の双方にすぐれ、
しかも洗濯の容易な複合おむつカバーを提供する
ことにある。 すなわち本考案の複合おむつカバーは、おむつ
カバー形状をした表カバー1と、該表カバー1よ
りも小型形状の中カバー2とからなり、前記表カ
バー1の内側上部にベルベツト式フアスナー6A
を取付け、該フアスナー6Aと係脱自在のベルベ
ツト式フアスナー7Aを前記中カバー2の外側上
部に設け、前記表カバー1の上部両翼の羽根部5
内側および前記表カバー1の下部内側にそれぞれ
ベルベツト式フアスナー6C,6Bを取付け、前
記羽根部5の外側、前記表カバー1の下部外側全
面および前記中カバー2の下部外側にそれぞれ前
記ベルベツト式フアスナー6C,6Bに係脱自在
のベルベツト式フアスナー7C,7D,7Bを設
けると共に、前記中カバー2の長手方向中央部近
傍の両側にサイド8を形成し、前記中カバー2の
下部を内側に返しておむつを保持した後に前記表
カバー1の下部を内側に返して前記中カバー2を
覆うようにし、中カバーおよび表カバーの素材
を、該おむつカバーの着用される時間帯あるいは
季節に応じて、それぞれ各別に最適な材料から選
択するようにした点を特徴とするものである。 なお、以下本考案において「内側」とは、おむ
つ側をさすものとする。 以下、図によつて本考案を具体的に説明する。 第3図A,Bはそれぞれ表カバーの内側、外側
を示す平面展開図、第4図Aは中カバーの内側を
示す平面展開図、同図Bは中カバーの左側面図、
第5図は中カバーを表カバーに装着した状態を示
す本考案の一実施例よりなる複合おむつカバーの
平面図である。 第3図Aに示すように、表カバー1は本体4と
その上部両翼に設けられた羽根5とからなつてい
る。本体4の内側の上部、下部にはそれぞれ接合
部材6A,6Bを有し、両翼の羽根5もそれぞれ
接合部材6Cを有している。また第3図Bに示す
ように、羽根5の裏側(表カバー1の外側)には
被接合部材7Cを有し、本体4の下部外側に被接
合部材7Dを有している。 第4図A,Bに示すように、中カバー2はその
上部、下部の外側(おむつと接触しない側)にそ
れぞれ被接合部材7A,7Bを有している。 また、その中央部両側面にはサイド8を有し、
中カバー2全体を内側にわん曲させて、おむつを
収容しやすい形状にするとともに、排泄物が外に
もれるのを防ぐ構造となつている。なお、表カバ
ー1と中カバー2との大小のバランスをとるため
に、中カバー2の幅W′は表カバーの幅Wよりも
小さいことが必要である。 第5図は、上記中カバー2を上記表カバー1に
装着した状態を示している。すなわち、表カバー
1の上部接合部材6Aに中カバー2の上部接合部
材7Aを押しあて、両者を接合したあと、中カバ
ー2の下部(前あて)を表にかえし、その被接合
部材7Bに表カバー1の羽根5の接合部材6Cを
押しあててこの両者を接合した状態を示してい
る。 このあと、さらに表カバー1の本体4の下部
(前あて)を表にかえして、その接合部材6Bを
羽根5の被接合部材7Cに押しあててこれらを接
合すれば、複合おむつカバー3が第2図のような
形態で完全装着される。また、中カバー2の下部
に表にかえしたあと、さらに表カバー1の下部を
表にかえして、その接合部材6Bを中カバー2の
被接合部材7Bに押しあてて接合させ、最後に表
カバー1の羽根5を表にかえして、その接合部材
6Cを表カバー1の被接合部材7Dに押しあてて
接合すれば、第1図のような形態で複合おむつカ
バー3が完全装着される。 なお、本考案において、接合部材6A〜6Eお
よび被接合部材7A〜7Eとしては、ベルベツト
式フアスナー、すなわち接合部材6A〜6Eとし
ては、鉤状部材(たとえばマジツク−登録商標−
テープなど)を、また被接合部材7A〜7Fとし
ては前記鉤状部材と接合可能な部材(たとえば、
いわゆる“フレンチパイル”など)を用いること
ができる。 以上述べたように、本考案の複合おむつカバー
によれば、中カバー2がベルベツト式フアスナー
で表カバーに接合されるので、おむつに直接あた
る中カバー2を自由に取り外すことができ、中カ
バーが汚れた場合には、これを取り外して洗濯を
することができる。 従つて、洗濯量の削減をはかることができ、内
カバーのみを新品と交換することも容易である。 また、中カバー2の下部を内側(おむつ側)に
返しておむつを保持した後に表カバー1の下部を
返して中カバーを覆うようにしたので、ベルベツ
ト式フアスナーの係合の仕方の如何にかかわら
ず、常にベルベツト式フアスナーの接合を前面接
合(第1図のような接合)と、側面接合(第2図
のような接合)の両方にすることができる。 すなわち、従来は第1図のように前面で接合す
るか、第2図に示すように側面で接合するかのい
ずれかしか出来なかつたのに対して、本考案では
複合おむつカバーとしたので、前面接合と側面接
合が同時に可能であり、前面接合の優れた操作性
と、側面接合の優れたおむつ保持性の両特性を維
持することができる。 更に、中カバー2の長手方向の中央部近傍にサ
イドを設けたので、排泄物による汚れを中カバー
のみにとどめることができる。 このことは、表カバーの汚れ防止に役立つ。 さらにまた、複合おむつカバーを構成する表カ
バーおよび中カバーの素材を、該おむつカバーの
着用される時間帯や季節に応じて、表カバーにつ
いては防水地、撥水地、ウール地の中から、また
中カバーについては撥水地、ウール地の中から、
それぞれ独立して、つまり他のカバーの素材とは
無関係に、最適のものを選択して用いるようにし
たため、昼夜別、あるいは季節別に極めて適切
な、換言すれば乳幼児にあまり不快感を与えるこ
とのないおむつカバーを提供することができるこ
とになる。 さらに、表カバーと中カバーとの装着は、ベル
ベツト式フアスナーによつてなされるが、ベルベ
ツト式フアスナーは、長さおよび巾をもつもので
あるため、中カバーの表カバーへの装着時に、長
さおよび巾方向の寸法のほぼ2倍に相当する寸法
に亘つて、取付け位置の調節が可能となる。この
ことは、両カバーの素材を変更したとき厚さ等が
変化しても、その変化を補正することに役立つも
のである。その一例を次表に示す。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図・第2図はそれぞれ従来のおむつカバー
の完成平面図、第3図A,Bはそれぞれ表カバー
の内側、外側を示す平面展開図、第4図Aは中カ
バーの内側を示す平面展開図、同図Bは中カバー
の左側面図、第5図は中カバーを表カバーに装着
した状態を示す本考案の一実施例よりなる複合お
むつカバーの平面図である。 1……表カバー、2……中カバー、3……複合
おむつカバー、4……表カバー本体、5……羽
根、6A〜6E,7A,7F……ベルベツト式フ
アスナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. おむつカバー形状をした表カバー1と、該表カ
    バー1よりも小型形状の中カバー2とからなり、
    前記表カバー1の内側上部にベルベツト式フアス
    ナー6Aを取付け、該フアスナー6Aと係脱自在
    のベルベツト式フアスナー7Aを前記中カバー2
    の外側上部に設け、前記表カバー1の上部両翼の
    羽根部5内側および前記表カバー1の下部内側に
    それぞれベルベツト式フアスナー6C,6Bを取
    付け、前記羽根部5の外側、前記表カバー1の下
    部外側全面および前記中カバー2の下部外側にそ
    れぞれ前記ベルベツト式フアスナー6C,6Bに
    係脱自在のベルベツト式フアスナー7C,7D,
    7Bを設けると共に、前記中カバー2の長手方向
    中央部近傍の両側にサイド8を形成し、前記中カ
    バー2の下部を内側に返しておむつを保持した後
    に前記表カバー1の下部を内側に返して前記中カ
    バー2を覆うようにし、中カバーおよび表カバー
    の素材としては、該おむつカバーの着用される時
    間帯あるいは季節に応じて、中カバーとしては撥
    水地、ウール地の中から、また表カバーとしては
    防水地、撥水地、ウール地の中から、それぞれ独
    立して選択したものを用いた複合おむつカバー。
JP3025581U 1981-03-06 1981-03-06 Expired JPS6332086Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3025581U JPS6332086Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

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JP3025581U JPS6332086Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57143203U JPS57143203U (ja) 1982-09-08
JPS6332086Y2 true JPS6332086Y2 (ja) 1988-08-26

Family

ID=29827777

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JP3025581U Expired JPS6332086Y2 (ja) 1981-03-06 1981-03-06

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