JPS633180B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633180B2 JPS633180B2 JP58036651A JP3665183A JPS633180B2 JP S633180 B2 JPS633180 B2 JP S633180B2 JP 58036651 A JP58036651 A JP 58036651A JP 3665183 A JP3665183 A JP 3665183A JP S633180 B2 JPS633180 B2 JP S633180B2
- Authority
- JP
- Japan
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- metal
- belt
- shaped
- belt member
- shaped metal
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 63
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/16—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Pulleys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属Vベルト式の動力伝達装置に関す
る。
る。
従来この種装置として、例えば特公昭33−7762
号公報に見られるように、無端状の帯鋼その他か
ら成る金属ベルト部材上に、V形金属部材の複数
個と、弾性金属部材の複数個とを互に接触させて
順次交互に配設して全体としてVベルトに構成さ
せ、これを駆動側のVプーリと被動側のVプーリ
との間に張設して両プーリ間に動力伝達を行わせ
るようにした式のものは知られるが、この場合各
V形金属部材は該金属ベルト部材上に互に左右に
偏位して挿通される少くとも2枚のV形金属板か
ら成り、各VプーリのV溝との係合によれば該2
枚の金属板は互に内方に偏位して該ベルト部材を
左右の両外側から挾圧してこれと結着される式を
一般とするもので、かかるものでは該ベルト部材
は該挾圧により損傷を生じ勝ちである不都合を伴
う。
号公報に見られるように、無端状の帯鋼その他か
ら成る金属ベルト部材上に、V形金属部材の複数
個と、弾性金属部材の複数個とを互に接触させて
順次交互に配設して全体としてVベルトに構成さ
せ、これを駆動側のVプーリと被動側のVプーリ
との間に張設して両プーリ間に動力伝達を行わせ
るようにした式のものは知られるが、この場合各
V形金属部材は該金属ベルト部材上に互に左右に
偏位して挿通される少くとも2枚のV形金属板か
ら成り、各VプーリのV溝との係合によれば該2
枚の金属板は互に内方に偏位して該ベルト部材を
左右の両外側から挾圧してこれと結着される式を
一般とするもので、かかるものでは該ベルト部材
は該挾圧により損傷を生じ勝ちである不都合を伴
う。
本発明はかかる不都合のない装置を得ることを
その目的としたもので、無端状の帯鋼その他から
成る金属ベルト部材に、V形金属部材の複数個
と、弾性金属部材の複数個とを互に接触させて順
次交互に配設して全体としてVベルトに構成さ
せ、これを駆動側のVプーリと被動側のVプーリ
との間に張設して両プーリ間に動力伝達を生じさ
せるようにした式のものにおいて、各弾性金属部
材を中空ローラに構成してこれをその両外側の各
1対の該V形金属部材の対向面に形成される各凹
面に係合させると共にその外周から該金属ベルト
部材で緊締して該緊締により各V形金属部材を各
弾性金属部材を介して該金属ベルト部材に結着さ
せるようにして成る。
その目的としたもので、無端状の帯鋼その他から
成る金属ベルト部材に、V形金属部材の複数個
と、弾性金属部材の複数個とを互に接触させて順
次交互に配設して全体としてVベルトに構成さ
せ、これを駆動側のVプーリと被動側のVプーリ
との間に張設して両プーリ間に動力伝達を生じさ
せるようにした式のものにおいて、各弾性金属部
材を中空ローラに構成してこれをその両外側の各
1対の該V形金属部材の対向面に形成される各凹
面に係合させると共にその外周から該金属ベルト
部材で緊締して該緊締により各V形金属部材を各
弾性金属部材を介して該金属ベルト部材に結着さ
せるようにして成る。
本発明の実施例を別紙図面に付説明する。図面
で1は車両用の無段変速機を示し、該変速機1は
駆動側のVプーリ2のV溝3と、被動側のVプー
リ4のV溝5との間にVベルト6を張設して両プ
ーリ2,4間に動力伝達を行わせる型式から成
る。
で1は車両用の無段変速機を示し、該変速機1は
駆動側のVプーリ2のV溝3と、被動側のVプー
リ4のV溝5との間にVベルト6を張設して両プ
ーリ2,4間に動力伝達を行わせる型式から成
る。
該Vベルト6は無端状の帯鋼の複数枚から成る
金属ベルト部材7上に、V形金属部材8の複数個
と、弾性金属部材9の複数個とを互に接触させて
順次の交互に配設して成るもので、この点は従来
のものと特に異らないが、本発明によれば、各弾
性金属部材9を中空ローラで構成させ、これをそ
の両外側の各1対の該V形金属部材8,8の対向
面に形成される各円弧状の凹面10,10に係合
させると共に外周から該金属ベルト部材7により
緊締させ、かくて該緊締によれば該ベルト部材7
は各弾性金属部材9と、これを介して各V形金属
部材8とを押圧してこれが部材7,9,8間に相
互の結着が与えられるようにした。これを換言す
れば各V形金属部材8は該金属ベルト部材7上に
夫々位置決め固定され、かくて各V形金属部材8
が駆動側のVプーリ2のV溝3と係合してこれに
伴われるとき、該ベルト部材7はこれに伴う引張
側の駆動が与えられるようにした。更にかかる作
動に際し各V形金属部材8は各プーリ2,4との
係合によりこれに伴われて廻動するとき、相互に
傾動するが、その傾動は各中間の前記ローラによ
り円滑に行われるようにした。
金属ベルト部材7上に、V形金属部材8の複数個
と、弾性金属部材9の複数個とを互に接触させて
順次の交互に配設して成るもので、この点は従来
のものと特に異らないが、本発明によれば、各弾
性金属部材9を中空ローラで構成させ、これをそ
の両外側の各1対の該V形金属部材8,8の対向
面に形成される各円弧状の凹面10,10に係合
させると共に外周から該金属ベルト部材7により
緊締させ、かくて該緊締によれば該ベルト部材7
は各弾性金属部材9と、これを介して各V形金属
部材8とを押圧してこれが部材7,9,8間に相
互の結着が与えられるようにした。これを換言す
れば各V形金属部材8は該金属ベルト部材7上に
夫々位置決め固定され、かくて各V形金属部材8
が駆動側のVプーリ2のV溝3と係合してこれに
伴われるとき、該ベルト部材7はこれに伴う引張
側の駆動が与えられるようにした。更にかかる作
動に際し各V形金属部材8は各プーリ2,4との
係合によりこれに伴われて廻動するとき、相互に
傾動するが、その傾動は各中間の前記ローラによ
り円滑に行われるようにした。
更に詳述すれば、該V形金属部材8は比較的肉
厚の板状ブロツクから成ると共に外方に開口する
略コ字状の凹溝11を備えて該凹溝11において
該金属ベルト部材7に挿通されるようにし、更に
該ベルト部材7の外周にはこれを囲繞するゴムそ
の他の無端状の保持部材12を備えるが、該部材
12は該凹溝11内の上部の左右1対の係合溝1
3,13に係合されるようにした。更に該部材8
はその頂部に前後方向にのびる左右1対の突鍔1
4,14を一体に形成して、該部材8の前後の傾
動を一定に制止すべく作用させるようにした。尚
前記した弾性金属部材9たる中空ローラは例えば
第6図乃至第9図示のように長さ方向の波形或は
直状のスリツト9aを有する型式を一般とする
が、例えば第10図及び第11図示のようにこの
種スリツトを有しない比較的肉薄のものでも足り
る。この中空ローラはトルク変動のシヨクを吸収
しベルトにシヨツクのかかるのを防止するため
と、ベルトが延びた場合にもV形金属部材の間隔
を保持する作用をなすものであり、中空ローラと
ソリツドローラーの場合でもよい。
厚の板状ブロツクから成ると共に外方に開口する
略コ字状の凹溝11を備えて該凹溝11において
該金属ベルト部材7に挿通されるようにし、更に
該ベルト部材7の外周にはこれを囲繞するゴムそ
の他の無端状の保持部材12を備えるが、該部材
12は該凹溝11内の上部の左右1対の係合溝1
3,13に係合されるようにした。更に該部材8
はその頂部に前後方向にのびる左右1対の突鍔1
4,14を一体に形成して、該部材8の前後の傾
動を一定に制止すべく作用させるようにした。尚
前記した弾性金属部材9たる中空ローラは例えば
第6図乃至第9図示のように長さ方向の波形或は
直状のスリツト9aを有する型式を一般とする
が、例えば第10図及び第11図示のようにこの
種スリツトを有しない比較的肉薄のものでも足り
る。この中空ローラはトルク変動のシヨクを吸収
しベルトにシヨツクのかかるのを防止するため
と、ベルトが延びた場合にもV形金属部材の間隔
を保持する作用をなすものであり、中空ローラと
ソリツドローラーの場合でもよい。
尚前記した凹面10の半径r1は前記したローラ
9の半径r2に比し少しく大きく、更にその長さl1
は該ローラ9の長さl2よりも少しく大きいが一般
であり、更に各V形金属部材8の両側面間の角度
Θは各V溝3,5の開き角度に略等しい。
9の半径r2に比し少しく大きく、更にその長さl1
は該ローラ9の長さl2よりも少しく大きいが一般
であり、更に各V形金属部材8の両側面間の角度
Θは各V溝3,5の開き角度に略等しい。
該Vベルト6の組立作業の1例を説明するに、
金属ベルト部材7に、V形金属部材8の複数個を
順次に嵌合させると共にその各中間に各弾性金属
部材8を介入させることを繰返した後、全体を円
形に保持した状態から最後の弾性金属部材8を圧
入して完成する。
金属ベルト部材7に、V形金属部材8の複数個を
順次に嵌合させると共にその各中間に各弾性金属
部材8を介入させることを繰返した後、全体を円
形に保持した状態から最後の弾性金属部材8を圧
入して完成する。
その作動を説明するに、前記した各V形金属部
材8は金属ベルト部材7による外周からの緊締に
より該ベルト部材7と結着された状態に存し、か
くてこれが駆動側のVプーリ2のV溝3に係合し
てこれに伴われるとき、該ベルト部材7はこれに
伴われて引張側の駆動を与えられ、かくて両Vプ
ーリ2,4間に動力の伝達を生ずる。更にこの際
各V形金属部材8は各Vプーリ2,4との係合に
よればこれに伴われて廻動し、相互の傾動を生ず
るが、この傾動は各中間の金属弾性部材9たるロ
ーラを介して円滑に行われる。
材8は金属ベルト部材7による外周からの緊締に
より該ベルト部材7と結着された状態に存し、か
くてこれが駆動側のVプーリ2のV溝3に係合し
てこれに伴われるとき、該ベルト部材7はこれに
伴われて引張側の駆動を与えられ、かくて両Vプ
ーリ2,4間に動力の伝達を生ずる。更にこの際
各V形金属部材8は各Vプーリ2,4との係合に
よればこれに伴われて廻動し、相互の傾動を生ず
るが、この傾動は各中間の金属弾性部材9たるロ
ーラを介して円滑に行われる。
このように本発明によるときは、各弾性金属部
材を各中空ローラに構成して各1対のV形金属部
材間に介在させると共にこれを金属ベルト部材で
外周から緊締して各V形金属部材を該ベルト部材
上に結着させるもので、前記した従来の少くとも
2段のV形金属板を互に内向きに偏位させてベル
ト部材と結着させる式のものにおける前記した不
都合を無くし得られ、更に該中空ローラは各V形
金属部材の相互の傾動を円滑化すべく有効である
点の効果を有する。
材を各中空ローラに構成して各1対のV形金属部
材間に介在させると共にこれを金属ベルト部材で
外周から緊締して各V形金属部材を該ベルト部材
上に結着させるもので、前記した従来の少くとも
2段のV形金属板を互に内向きに偏位させてベル
ト部材と結着させる式のものにおける前記した不
都合を無くし得られ、更に該中空ローラは各V形
金属部材の相互の傾動を円滑化すべく有効である
点の効果を有する。
第1図は本発明装置の1例の側面図、第2図は
その一部の拡大した截断側面図、第3図及び第4
図はその―線及び―線截断面図、第5図
はその一部分解の斜面図、第6図は弾性金属部材
の側面図、第7図はその截断側面図、第8図はそ
の変形例の側面図、第9図はその截断側面図、第
10図は他の変形例の側面図、第11図はその截
断側面図である。 2…駆動Vプーリ、4…被動Vプーリ、6…V
ベルト、7…金属ベルト部材、8…V形金属部
材、9…弾性金属部材、10,10…凹面。
その一部の拡大した截断側面図、第3図及び第4
図はその―線及び―線截断面図、第5図
はその一部分解の斜面図、第6図は弾性金属部材
の側面図、第7図はその截断側面図、第8図はそ
の変形例の側面図、第9図はその截断側面図、第
10図は他の変形例の側面図、第11図はその截
断側面図である。 2…駆動Vプーリ、4…被動Vプーリ、6…V
ベルト、7…金属ベルト部材、8…V形金属部
材、9…弾性金属部材、10,10…凹面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 無端状の帯鋼その他から成る金属ベルト部材
に、V形金属部材の複数個と、弾性金属部材の複
数個とを互に接触させて順次交互に配設して全体
としてVベルトに構成させ、これを駆動側のVプ
ーリと被動側のVプーリとの間に張設して両プー
リ間に動力伝達を生じさせるようにした式のもの
において、各弾性金属部材を中空ローラに構成し
てこれをその両外側の各1対の該V形金属部材の
対向面に形成される各凹面に係合させると共にそ
の外周から該金属ベルト部材で緊締して該緊締に
より各V形金属部材を各弾性金属部材を介して該
金属ベルト部材に結着させるようにして成るVベ
ルト伝動装置。 2 各V形金属部材は外方の開口する略コ字状の
凹溝を備えて該凹溝において該金属ベルト部材に
挿通される特許請求の範囲第1項所載のVベルト
伝動装置。 3 該金属ベルト部材は、その外周にこれを囲繞
するゴムその他の無端状の保持部材を備える特許
請求の範囲第1項所載のVベルト伝動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58036651A JPS5973645A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | Vベルト伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58036651A JPS5973645A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | Vベルト伝動装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57182945 Division |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5973645A JPS5973645A (ja) | 1984-04-25 |
JPS633180B2 true JPS633180B2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=12475754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58036651A Granted JPS5973645A (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | Vベルト伝動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5973645A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2582069B1 (fr) * | 1985-05-20 | 1990-01-26 | Duport Louis | Courroie a double effet notamment destinee a un variateur de vitesse a poulies de diametre utile variable et procede de fabrication associe |
-
1983
- 1983-03-08 JP JP58036651A patent/JPS5973645A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5973645A (ja) | 1984-04-25 |
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