JPS63317779A - 信号分析装置 - Google Patents
信号分析装置Info
- Publication number
- JPS63317779A JPS63317779A JP15479787A JP15479787A JPS63317779A JP S63317779 A JPS63317779 A JP S63317779A JP 15479787 A JP15479787 A JP 15479787A JP 15479787 A JP15479787 A JP 15479787A JP S63317779 A JPS63317779 A JP S63317779A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- signals
- digital
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 41
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 40
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 14
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 13
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
- 230000004044 response Effects 0.000 description 8
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 5
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 4
- 208000003251 Pruritus Diseases 0.000 description 3
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 238000010183 spectrum analysis Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 235000014036 Castanea Nutrition 0.000 description 1
- 241001070941 Castanea Species 0.000 description 1
- 241000270666 Testudines Species 0.000 description 1
- 210000002969 egg yolk Anatomy 0.000 description 1
- 230000003760 hair shine Effects 0.000 description 1
- UFHLMYOGRXOCSL-UHFFFAOYSA-N isoprothiolane Chemical compound CC(C)OC(=O)C(C(=O)OC(C)C)=C1SCCS1 UFHLMYOGRXOCSL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007803 itching Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Measuring Phase Differences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く本発明の産業上の利用分野ン
本発明は、複数系列の入力信号の波形特性やスペクトラ
ム特性または、入力信号間の位相特性等を分析して表示
するための信号分析装置に13Qする。
ム特性または、入力信号間の位相特性等を分析して表示
するための信号分析装置に13Qする。
〈従来技術〉(第7図)
例えば、フィルタ等の伝送系の周波数特性や位相特性を
効率よく測定するために、その伝送系に測定信号を入力
し、その応答信号と測定信号のスペクトラム特性や位相
特性を比較演弾して、その結果を表示するようにした信
号分析¥&費が従来よりあった。
効率よく測定するために、その伝送系に測定信号を入力
し、その応答信号と測定信号のスペクトラム特性や位相
特性を比較演弾して、その結果を表示するようにした信
号分析¥&費が従来よりあった。
このような信号分析装置のうち特に高周波測定を行なう
分析装置では、複数の入力信号を掃引可能な同一の局発
信号で周波数変換し、それぞれのJiNili通過フィ
ルタ(以下、BPFと記す)を通過した信号を検波し、
この検波信号を、ディジタル信号に変換して、ブラウン
管に表示させることによって、各入力信号の波形特性や
スペクトラム特性または位相特性等の分析を行なってい
る。
分析装置では、複数の入力信号を掃引可能な同一の局発
信号で周波数変換し、それぞれのJiNili通過フィ
ルタ(以下、BPFと記す)を通過した信号を検波し、
この検波信号を、ディジタル信号に変換して、ブラウン
管に表示させることによって、各入力信号の波形特性や
スペクトラム特性または位相特性等の分析を行なってい
る。
第7図は、従来の2ヂψンネルの(8号分析装置の一例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
図において、入力信号χassχboは、それぞれ周波
数混合器(以下、ミクサと記す)1a。
数混合器(以下、ミクサと記す)1a。
1bに入力され、局部発振器2からの局発信号(その周
波数をfしとする)によって周波数変換される。
波数をfしとする)によって周波数変換される。
ミクサ1a、1bからの出力は、それぞれ所定の帯域幅
を有し、中心周波数fB のBPF3a。
を有し、中心周波数fB のBPF3a。
3bに入力される。
BPF3a、3bの出力信号は、それぞれ検波器4a、
4bによって検波され、その検波信号は、対数圧縮増幅
器5a、5bにおいて、対数圧縮されてアナログ−ディ
ジタル変換器(以下、AD変換器と記す)6a、6bへ
送出される。
4bによって検波され、その検波信号は、対数圧縮増幅
器5a、5bにおいて、対数圧縮されてアナログ−ディ
ジタル変換器(以下、AD変換器と記す)6a、6bへ
送出される。
AD変換器6a、6bは、入力された信号を、それぞれ
所定の周期で標本化し、この標本化された信号をディジ
タル信号に変換して順次出力する。
所定の周期で標本化し、この標本化された信号をディジ
タル信号に変換して順次出力する。
また、BPF3a、3bの出力は、位相比較器7によっ
て位相比較が行なわれ、その位相差信号は、AD変換器
8によってディジタル信号に変換され、AD変換36a
、6bの出力とともにディジクル演粋器9に出力される
。
て位相比較が行なわれ、その位相差信号は、AD変換器
8によってディジタル信号に変換され、AD変換36a
、6bの出力とともにディジクル演粋器9に出力される
。
ディジタル演咋器9は、後述する制御部12h1らの演
ロイ3号にJ:って、各AD変換器6a、6b、8から
のディジタル信号に基づいて各種演惇(例えば実効値の
算出および比較)を行ない、その結果または、ディジタ
ル信号を直接表示制御部10に出力する。
ロイ3号にJ:って、各AD変換器6a、6b、8から
のディジタル信号に基づいて各種演惇(例えば実効値の
算出および比較)を行ない、その結果または、ディジタ
ル信号を直接表示制御部10に出力する。
表示制御部10では、このディジタル演笥器9 /)1
らの信号を直接数値としてブラウン管11に表示させた
り、表示基準に対する高さ値としてブラウン管11に表
示させる。
らの信号を直接数値としてブラウン管11に表示させた
り、表示基準に対する高さ値としてブラウン管11に表
示させる。
制御部12は、ディジタル演算器9に対する演惇信号を
送出するとともに、局部発振器2に対する節用信号と、
表示制御部10に対J°る表示(1′i′l引信号とを
送出する。
送出するとともに、局部発振器2に対する節用信号と、
表示制御部10に対J°る表示(1′i′l引信号とを
送出する。
ここで、例えば局部発振器2の局発周波数fLが、制御
部12からの周波数掃引信号によって所定の周波数ステ
ップでf ±f′ の範囲を掃引ム ム されると、入力信号χaoqχboの信号成分のうち、
周波数fL−f8を中心として±fL、′ の範囲の
信号のスペクトラム特性や2チャンネル間の位相特性等
がブラウン管11に表示されることになる。
部12からの周波数掃引信号によって所定の周波数ステ
ップでf ±f′ の範囲を掃引ム ム されると、入力信号χaoqχboの信号成分のうち、
周波数fL−f8を中心として±fL、′ の範囲の
信号のスペクトラム特性や2チャンネル間の位相特性等
がブラウン管11に表示されることになる。
なお、検波器4a、4bには、従来よりダイオードが用
いられており、このダイオードの検波歪みを防止するた
めに、ダイオードの動作点が、その検波特性の直線部に
位置するように予め調整されている。
いられており、このダイオードの検波歪みを防止するた
めに、ダイオードの動作点が、その検波特性の直線部に
位置するように予め調整されている。
また、局部発振器2の周波数がfL−fL −がらr
ム+fL′の間をΔfのステップで掃引するときの掃引
周期は、そのステップ周波数ΔfとBPF3a、3bの
帯域幅fyとによって定まり、その最低周期T〜φ〜
は、 Te4= (2f、−/Δf)・ (1/f’W)[
秒]となり、分析すべき周波数範囲に対する局部発振器
2の周波数掃引幅、およびその分解能(BPFの帯域幅
f7に相当)に基づいて、掃引周期が制御部12によっ
て予め設定されている。
ム+fL′の間をΔfのステップで掃引するときの掃引
周期は、そのステップ周波数ΔfとBPF3a、3bの
帯域幅fyとによって定まり、その最低周期T〜φ〜
は、 Te4= (2f、−/Δf)・ (1/f’W)[
秒]となり、分析すべき周波数範囲に対する局部発振器
2の周波数掃引幅、およびその分解能(BPFの帯域幅
f7に相当)に基づいて、掃引周期が制御部12によっ
て予め設定されている。
く本発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、上記のように検波器4a、4bとしてダ
イオードが用いられている場合、ダイオード個々の検波
特性には、大きなバラツキがあるとともに温度依存性が
あるため、菰賃毎に周囲温度等を考慮して、その動作点
を設定しなければならず、さらにチャンネル亀の検波特
性を一致させる必要があるため、この動作点の設定には
非常に煩雑な作栗がともなうという問題がある。
イオードが用いられている場合、ダイオード個々の検波
特性には、大きなバラツキがあるとともに温度依存性が
あるため、菰賃毎に周囲温度等を考慮して、その動作点
を設定しなければならず、さらにチャンネル亀の検波特
性を一致させる必要があるため、この動作点の設定には
非常に煩雑な作栗がともなうという問題がある。
また、ダイオードを用いた検波器4a、4bの場合、そ
の検波出力は、抵抗やコンデンサの積分回路(低域通過
フィルタ)を介して出力されているため、入力信号にイ
ンパルス性の雑音が加わると、この雑音の検波出力によ
って入力信号の検波出力のレベルが連続的に変動するた
め、表示がふらつき、信号の分析(読みとり)を高精麿
に行なうことができないという問題があった。
の検波出力は、抵抗やコンデンサの積分回路(低域通過
フィルタ)を介して出力されているため、入力信号にイ
ンパルス性の雑音が加わると、この雑音の検波出力によ
って入力信号の検波出力のレベルが連続的に変動するた
め、表示がふらつき、信号の分析(読みとり)を高精麿
に行なうことができないという問題があった。
さらに、上記のような従来の信号分析装置において、入
力信号χaoqχboのうち、ある周波数ノコク近傍、
例えばIGHz 〜1.000001GH2のIKHz
幅の倍量成分のスペクトラム特性を500ステツプで詳
細に表示させる場合、局部発振器2として、2 Hzス
テップで9桁の周波数設定が行なえるものが必要となり
、その構造が複雑で高価となる。また、このとき、BP
F3a、3bの帯域幅fWが5Hzの場合でも、局部光
1辰器2の周波数掃引の最低周1111 T4は、T−
〜5(>015=100[秒] となり、このような近傍スペクトラムの分析に非常に時
間がかかるという問題があった。さらに上記のように帯
域幅fWの狭いBPFを形成することは、非常に困難で
あり、高価になるという問題があった。
力信号χaoqχboのうち、ある周波数ノコク近傍、
例えばIGHz 〜1.000001GH2のIKHz
幅の倍量成分のスペクトラム特性を500ステツプで詳
細に表示させる場合、局部発振器2として、2 Hzス
テップで9桁の周波数設定が行なえるものが必要となり
、その構造が複雑で高価となる。また、このとき、BP
F3a、3bの帯域幅fWが5Hzの場合でも、局部光
1辰器2の周波数掃引の最低周1111 T4は、T−
〜5(>015=100[秒] となり、このような近傍スペクトラムの分析に非常に時
間がかかるという問題があった。さらに上記のように帯
域幅fWの狭いBPFを形成することは、非常に困難で
あり、高価になるという問題があった。
また、上記のような従来装置では、入力信号間の位相分
析を各BPF3a、3bを通過した信号の位相比較によ
って行なっているが、この位相比較は、一般にBPF3
a13bを通過したアナログ信号を直接またはパルス信
号に変換して位相差の検出を行なうようにしているため
、そのしきい値の調整や位相誤差のI!1等を必要とし
、゛さらに位相差信号をディジタル信号に変換するため
のAD変換器8を設けなければならないため、信号分析
装置の構成および調整を増々煩雑にしている。
析を各BPF3a、3bを通過した信号の位相比較によ
って行なっているが、この位相比較は、一般にBPF3
a13bを通過したアナログ信号を直接またはパルス信
号に変換して位相差の検出を行なうようにしているため
、そのしきい値の調整や位相誤差のI!1等を必要とし
、゛さらに位相差信号をディジタル信号に変換するため
のAD変換器8を設けなければならないため、信号分析
装置の構成および調整を増々煩雑にしている。
く問題点を解決するため手段〉
上記の問題点を解決するために、本発明の信号分析装置
では、複数の入力信号を周波数の可変可能な同一の局発
信号によって周波数変換する周波数変換部と、周波数変
換部の複数の出力信号をそれぞれ受けて、所定の周波数
成分を通過させる複数の帯域通過フィルタと、複数の帯
域通過フィルタを通過した信号をそれぞれ所定周期で標
本化しディジタル信号に変換して出力する複数のアナロ
グ−ディジタル変換器と、複数のアナログ−ディジタル
変換器からのディジタル信号に対してそれぞれ高速フー
リエ変換演算を行ない、その算出結果をそれぞれ出力す
る複数の高速フーリエ変換演口器とを備えている。
では、複数の入力信号を周波数の可変可能な同一の局発
信号によって周波数変換する周波数変換部と、周波数変
換部の複数の出力信号をそれぞれ受けて、所定の周波数
成分を通過させる複数の帯域通過フィルタと、複数の帯
域通過フィルタを通過した信号をそれぞれ所定周期で標
本化しディジタル信号に変換して出力する複数のアナロ
グ−ディジタル変換器と、複数のアナログ−ディジタル
変換器からのディジタル信号に対してそれぞれ高速フー
リエ変換演算を行ない、その算出結果をそれぞれ出力す
る複数の高速フーリエ変換演口器とを備えている。
く作用〉
したがって、周波数変換部によって周波数変換された複
数の入力信号のうち、複数の帯域通過フィルタを通過し
た信号は、それぞれアナログ−ディジタル変換器によっ
て所定周期で標本化されディジタル信号に変換出力され
、さらに複数の高速フーリエ変換演n器に入力され、そ
の算出結果がそれぞれ出力される。
数の入力信号のうち、複数の帯域通過フィルタを通過し
た信号は、それぞれアナログ−ディジタル変換器によっ
て所定周期で標本化されディジタル信号に変換出力され
、さらに複数の高速フーリエ変換演n器に入力され、そ
の算出結果がそれぞれ出力される。
く本発明の一実施例〉(第1図)
以下、図面に基づいて、本発明の一実施例を説明する。
第1図は、本発明の一実施例の2チヤンネルの信号分析
装置を示す1079図である。
装置を示す1079図である。
図において、20は、この装置の周波数変換部である。
21a121bは、入力信号χao (t)、χbo
(i>の上限帯域をルリ限して、イメージ混信を防
ぐための低域通過フィルタ(以下LPFと記す)であり
、その遮断周波数は、ともに例えば1.5GH21,:
設定されている。
(i>の上限帯域をルリ限して、イメージ混信を防
ぐための低域通過フィルタ(以下LPFと記す)であり
、その遮断周波数は、ともに例えば1.5GH21,:
設定されている。
22a、22bは、入り信号χan (t)、χha
(j)を、第1の局部発振器23からの局発信号に
よって周波数変換する第1のミクサであり、第1の局部
発振器23は、後3!する制御部36からの周波数掃引
信号によって発娠周波数fム1の掃引(例えば10MH
zステップで2 G )−I Z 〜3 。
(j)を、第1の局部発振器23からの局発信号に
よって周波数変換する第1のミクサであり、第1の局部
発振器23は、後3!する制御部36からの周波数掃引
信号によって発娠周波数fム1の掃引(例えば10MH
zステップで2 G )−I Z 〜3 。
5 G t−1zまでの掃引)が可能に形成されている
。
。
24a、24bは所定の周波数を中心として、所定の通
過帯域幅f、AJ+(例えば20MHz>を右する第1
のBPFである。
過帯域幅f、AJ+(例えば20MHz>を右する第1
のBPFである。
この第1のBPF24a124bは、第1のミクサ22
a122bに入力される入力信号のイメージを防ぐため
にその中心周波数fB lが高く(例えば2GHzに)
設定されている。
a122bに入力される入力信号のイメージを防ぐため
にその中心周波数fB lが高く(例えば2GHzに)
設定されている。
25a125bは、第1のBPF24a、24bを通過
した信号を、第2の局部発振器26からの局発信号(例
えば1kt−+zステップで周波数fし22042O4
0から2050MHzまでの掃引が可能な信号)によっ
て周波数変換する第2のミクサである。
した信号を、第2の局部発振器26からの局発信号(例
えば1kt−+zステップで周波数fし22042O4
0から2050MHzまでの掃引が可能な信号)によっ
て周波数変換する第2のミクサである。
したがって、第1のBPF24a、24bの帯域中心を
通過した2GH2の信号は、第2のミクサ25a、25
bによって40 M l−1zの信号に変換されて出力
される。
通過した2GH2の信号は、第2のミクサ25a、25
bによって40 M l−1zの信号に変換されて出力
される。
第2のミクサ25a、25bの出力は、第2のBPF2
7a127bに入力されている。
7a127bに入力されている。
第2のBPF27a、27bは、その通過帯域の中心周
波数rB 2が40MHzで、その帯域幅fw2は、例
えば1kH2に設定されている。
波数rB 2が40MHzで、その帯域幅fw2は、例
えば1kH2に設定されている。
28a、28bは、第2のBPF27a127bを通過
した信号を第3の局部発振器29の局発信号(周波数f
L 3が39.998MHzの信号)によって周波数変
換する第3のミクサである。
した信号を第3の局部発振器29の局発信号(周波数f
L 3が39.998MHzの信号)によって周波数変
換する第3のミクサである。
30a130bは、入力される信号のうち、通過帯域の
中心周波数f が2 K HZで帯域幅fw3が1.
5kH2から2.5kH2まテノ第3のBPFである。
中心周波数f が2 K HZで帯域幅fw3が1.
5kH2から2.5kH2まテノ第3のBPFである。
318131bは、第3のBPF30a、30bをそれ
ぞれ通過する信号の上限周波数(2,5kl−1z)の
少なくとも2倍以上の周波数(例えば5.12kHz)
を有するサンプリング信号によって標本化し、この標本
化された信号のレベル値を所定ピット(例えば8ピツト
)の並列なディジタル信号An、Bnにそれぞれ変換し
て、順次出力するAD変換器である。
ぞれ通過する信号の上限周波数(2,5kl−1z)の
少なくとも2倍以上の周波数(例えば5.12kHz)
を有するサンプリング信号によって標本化し、この標本
化された信号のレベル値を所定ピット(例えば8ピツト
)の並列なディジタル信号An、Bnにそれぞれ変換し
て、順次出力するAD変換器である。
32a132bは、AD変換器31a、31bからのデ
ィジタル信号An 、Bnに対して、それぞれ高速フー
リエ変換(以下、FFTと記す)の演算を行ない、第3
のBPF30a、30bを通過する信号のスペクトラム
特性を算出するFFT演粋器である。
ィジタル信号An 、Bnに対して、それぞれ高速フー
リエ変換(以下、FFTと記す)の演算を行ない、第3
のBPF30a、30bを通過する信号のスペクトラム
特性を算出するFFT演粋器である。
FFTは、入力されるディジタル信号Xnに対するli
!を数的フーリエ変換、即ち、Y4 = ΣXn−e
Xp(−j2πn&/N>すν+O の演算を短時間で効率よく行なうようにした演σ法であ
り、このFFT演算器32a、32bは、Y−Lの実数
部YRLと虚数部YIiをこのFFTの演nプログラム
に従って算出し、例えば、102411!aの標本値A
o 1A 1、−− At(+23に対するF、FT
**を数ミリ秒から数10ミリ秒の時間で算出する。
!を数的フーリエ変換、即ち、Y4 = ΣXn−e
Xp(−j2πn&/N>すν+O の演算を短時間で効率よく行なうようにした演σ法であ
り、このFFT演算器32a、32bは、Y−Lの実数
部YRLと虚数部YIiをこのFFTの演nプログラム
に従って算出し、例えば、102411!aの標本値A
o 1A 1、−− At(+23に対するF、FT
**を数ミリ秒から数10ミリ秒の時間で算出する。
なお、FFT演粋器32a、32bは、それぞれの惇出
値Yao N Yat 、−−Yb ON Yb t・
・・・・・のうち、負の周波数成分を除いた専出値をデ
ィジタル演算器33それぞれに送出する。
値Yao N Yat 、−−Yb ON Yb t・
・・・・・のうち、負の周波数成分を除いた専出値をデ
ィジタル演算器33それぞれに送出する。
ディジタル演算器33は、FFT演tl器32a132
bからの出力および、AD変換器31a、31bからの
出力を受け、信号分析に必要な各種演算を行なう。
bからの出力および、AD変換器31a、31bからの
出力を受け、信号分析に必要な各種演算を行なう。
この演算のうち、例えば第1のモードは、FFT演算器
32a132bの入力値Y a L%Y b尤の絶対値
成分即ち、 IY=il−#石戸7コi を尤の値毎に算出して、これを出力するスペクトラムモ
ードである。
32a132bの入力値Y a L%Y b尤の絶対値
成分即ち、 IY=il−#石戸7コi を尤の値毎に算出して、これを出力するスペクトラムモ
ードである。
第2のモードは、AD変換器31a、31bからの出力
値An、13nのそれぞれの標本化回数N毎の絶対値の
相加平均即ち、 出力する振幅モードである。
値An、13nのそれぞれの標本化回数N毎の絶対値の
相加平均即ち、 出力する振幅モードである。
第3のモードは、FFT演算器32a、32bからの出
力値Ya、iJ、Yb4について、θa4.=tan
(Ya14/YaRL)。
力値Ya、iJ、Yb4について、θa4.=tan
(Ya14/YaRL)。
θb46. =tan−’ (Yb 14 /Yb
R4)をそれぞれ算出し、さらにθaL−θb−Lを演
算して、これを出力する位相モードである。
R4)をそれぞれ算出し、さらにθaL−θb−Lを演
算して、これを出力する位相モードである。
なお、この演算は、後述する制御部36からの選択信号
によって選択される。
によって選択される。
ディジタル演算器33の演算結果は、表示制゛御部34
に出力されている。
に出力されている。
表示制御部34は、ディジタル演算器33の演tLt−
−ドに対応して、その演弊結果をブラウン管35に表示
させる。
−ドに対応して、その演弊結果をブラウン管35に表示
させる。
制御部36は、ディジタル演算器33に選択信号を送出
するとともに、分析する入力信号の周波数帯域を可変す
るために、第1および第2の局部発振23.26の局発
周波数を可変する周波数掃引信号を送出する。
するとともに、分析する入力信号の周波数帯域を可変す
るために、第1および第2の局部発振23.26の局発
周波数を可変する周波数掃引信号を送出する。
また、制御部36はこの周波数掃引信号に同!+1]す
る表示局引信号を表示制御部34に送出して、分析帯域
の表示を移動させ、これに同期して、FFT演n器32
a132bの演算を起動する演惇起動信号を出力する。
る表示局引信号を表示制御部34に送出して、分析帯域
の表示を移動させ、これに同期して、FFT演n器32
a132bの演算を起動する演惇起動信号を出力する。
く上記実施例の動作〉(第2〜6図)
次に、上記実施例の動作について説明する。
先づ、入力信号χao <t)、χha (t)の
分析?1)域を1GH2近傍とすると、制御部36によ
って第1の局部発振器23の局発周波数f、 1が3
G HZ l、:設定され、LPF21a、21bに入
力された信号χao (t)、χha (t)のう
ちIGH2近傍の信号が、それぞれ第1のミクサ22a
、22bによって周波数変換され、第1のBPF24a
、24bをそれぞれ通過する。
分析?1)域を1GH2近傍とすると、制御部36によ
って第1の局部発振器23の局発周波数f、 1が3
G HZ l、:設定され、LPF21a、21bに入
力された信号χao (t)、χha (t)のう
ちIGH2近傍の信号が、それぞれ第1のミクサ22a
、22bによって周波数変換され、第1のBPF24a
、24bをそれぞれ通過する。
第1のBPF24a124bを通VA シタ信号ハ、第
2の局部発振器26からの局発信号(周波数fム2は、
2.04GHzに固定)によって第2のミクサ25a、
25bで周波数変換され、それぞれ第2のBPF27a
、27blC入力サレル。
2の局部発振器26からの局発信号(周波数fム2は、
2.04GHzに固定)によって第2のミクサ25a、
25bで周波数変換され、それぞれ第2のBPF27a
、27blC入力サレル。
第2のBPF17を通過した信号は、第3の局部発振器
29からの局発信号によって第3のミクサ28a、28
bで周波数変換され、それぞれ第3のBPF30a、3
0bに入力される。
29からの局発信号によって第3のミクサ28a、28
bで周波数変換され、それぞれ第3のBPF30a、3
0bに入力される。
したがって、入力信りχao (t)、χb。
(1)のうちIGHz±0.5kt(zの信号成分が第
3のBPF30a、30bをそれぞれ通過することにな
る。
3のBPF30a、30bをそれぞれ通過することにな
る。
ここで、例えば、第2図(a)に示すような出力信号χ
a (t)、χb (t)が第3のBPF3Qa、30
bを通過してそれぞれAD変換器31a、3ibに送出
されと、この信号χa (j)、χb (t)は、第
2図(b)に示すように、5゜12kH2のサンプリン
グ周波数で標本化され、それぞれ8ピツトのディジタル
信号A o s A t・・・・・・、Bo、B+・・
・・・・に変換され、それぞれFF丁3tin器32a
、32bおよびディジタル演算器33に出力される。
゛ FFT演算器32a、32bは、入力されるディジタル
信すのうち例えばA ON A t・・・・・・A1゜
29、B o s B +・・・・・・Busλ3まで
のそれぞれ1024個の標本値に対するFFT演算、即
ち、 の演算を充の範囲(O〜1023)について行ない、Y
a−LおよびYb−[の実数部YaR4,、YbR4と
虚数部Ya 111Yb I九を算出する。
a (t)、χb (t)が第3のBPF3Qa、30
bを通過してそれぞれAD変換器31a、3ibに送出
されと、この信号χa (j)、χb (t)は、第
2図(b)に示すように、5゜12kH2のサンプリン
グ周波数で標本化され、それぞれ8ピツトのディジタル
信号A o s A t・・・・・・、Bo、B+・・
・・・・に変換され、それぞれFF丁3tin器32a
、32bおよびディジタル演算器33に出力される。
゛ FFT演算器32a、32bは、入力されるディジタル
信すのうち例えばA ON A t・・・・・・A1゜
29、B o s B +・・・・・・Busλ3まで
のそれぞれ1024個の標本値に対するFFT演算、即
ち、 の演算を充の範囲(O〜1023)について行ない、Y
a−LおよびYb−[の実数部YaR4,、YbR4と
虚数部Ya 111Yb I九を算出する。
なお、Ya−J、、およびYb%の絶対値成分は、第3
のBPF30a、30bを通過した各周波数成分のスペ
クトラムの振幅値を示しており、そのスペクトラムの周
波数間隔即ち、分解能帯域幅は、サンプリング周波数を
標本数で除算した値、5120/1024=5 [
)−121となる。
のBPF30a、30bを通過した各周波数成分のスペ
クトラムの振幅値を示しており、そのスペクトラムの周
波数間隔即ち、分解能帯域幅は、サンプリング周波数を
標本数で除算した値、5120/1024=5 [
)−121となる。
このようにして、直流分を含み5Hzステツプでそれぞ
れ算出された算出値YaosYa!、・・・・Y a
、0,3、Yb o SYb + ・・・・”Yb10
23のうち、Yabt’zおよびYb511の周波数(
2,56kHz)をはさんで対称に現われる負の周波数
成分のスペクトラムYa 51% 〜Y alo23、
Y”;13〜Yb 1oz3を除く算出1i1!I Y
a o −Y a 5+1、Yb o −Yb5++
がディジタル演算器33に送出される。
れ算出された算出値YaosYa!、・・・・Y a
、0,3、Yb o SYb + ・・・・”Yb10
23のうち、Yabt’zおよびYb511の周波数(
2,56kHz)をはさんで対称に現われる負の周波数
成分のスペクトラムYa 51% 〜Y alo23、
Y”;13〜Yb 1oz3を除く算出1i1!I Y
a o −Y a 5+1、Yb o −Yb5++
がディジタル演算器33に送出される。
なお、この算出値のうち、第3のBPF30a。
30bの通過帯域(fy3)1.5kHz〜2゜5kl
−4z以外の周波数成分に相当する算出値は、すべてほ
ぼ零となり、第3のBPF30a130bを通過した信
号に対して、5.12kl−1zで1024個のサンプ
リングを行なうための時間は、102415120−1
15 [秒] となり、1回のFFT演算による解析は、はぼ300ミ
リ秒の時間で完了する。
−4z以外の周波数成分に相当する算出値は、すべてほ
ぼ零となり、第3のBPF30a130bを通過した信
号に対して、5.12kl−1zで1024個のサンプ
リングを行なうための時間は、102415120−1
15 [秒] となり、1回のFFT演算による解析は、はぼ300ミ
リ秒の時間で完了する。
ここで、制御部36からの選択信号によってディジタル
演算器33のスペクトラムモードが選択されているとす
ると、FFT演鋒32a1321)からの出力Ya o
=Ya5++ s Yb o−Ybgllに基づいて
、その絶対値成分即ち、 盲Y ail −、/メYa−〒e−1−’+ Y a
111Y・化1−、/m循呂■7;・ がそれぞれ算出され、この算出結果が表示制御部34に
出力され、第3図に示すように入力信号χao (1:
)、χbo (j)のIGHz+:0.5KHzの信号
成分のスペクトラム特性が分解能5H2で(れぞれ表示
される。
演算器33のスペクトラムモードが選択されているとす
ると、FFT演鋒32a1321)からの出力Ya o
=Ya5++ s Yb o−Ybgllに基づいて
、その絶対値成分即ち、 盲Y ail −、/メYa−〒e−1−’+ Y a
111Y・化1−、/m循呂■7;・ がそれぞれ算出され、この算出結果が表示制御部34に
出力され、第3図に示すように入力信号χao (1:
)、χbo (j)のIGHz+:0.5KHzの信号
成分のスペクトラム特性が分解能5H2で(れぞれ表示
される。
ここで、制御部36によって、第2の局部発振器16の
局発周波数を2 、040001 G Hzに変化させ
るとともに、FFT演0器32a132bに演算起動信
号が送出されると、上記同様に入力信号χan (t
)、χha (i)のうら1.000001 G H
z±0.5kH2の信号成分の近傍スペクトラムが得ら
れる。
局発周波数を2 、040001 G Hzに変化させ
るとともに、FFT演0器32a132bに演算起動信
号が送出されると、上記同様に入力信号χan (t
)、χha (i)のうら1.000001 G H
z±0.5kH2の信号成分の近傍スペクトラムが得ら
れる。
また、この第2の局部発振器26の周波数fjλのスア
ップ変化毎に、制御部36から表示掃引信号が表示制御
部34に送出されると、第4図に示づように、ブラウン
’?!35の表示画面の横軸が所定距ll111 (1
k l−I zのスケール幅)だ番プ移動した位置に、
1.0OOO01GHz±0.5kHzのスペクトラム
特性がそれぞれ表示される。
ップ変化毎に、制御部36から表示掃引信号が表示制御
部34に送出されると、第4図に示づように、ブラウン
’?!35の表示画面の横軸が所定距ll111 (1
k l−I zのスケール幅)だ番プ移動した位置に、
1.0OOO01GHz±0.5kHzのスペクトラム
特性がそれぞれ表示される。
したがって、周波数掃引毎にFFT演惇による算出値を
表示することによって、分析帯域幅の拡大したスペクト
ラム表示がなされる。
表示することによって、分析帯域幅の拡大したスペクト
ラム表示がなされる。
また、第1および第2の局部発振器23.26をともに
可変制御して、入力信号の周波数成分の全域のスペクト
ラムを表示することもできる。
可変制御して、入力信号の周波数成分の全域のスペクト
ラムを表示することもできる。
なお、第3のBPF30a、30bを通過した信号に、
平均値が零で一様に分布したノイズが含まれている場合
、FFT演口におけるN回の加算によって、各スペクト
ラムとノイズとのSN比は、同期加算の原理から、 1010(IN [dB’1 だけ改善されることになる。
平均値が零で一様に分布したノイズが含まれている場合
、FFT演口におけるN回の加算によって、各スペクト
ラムとノイズとのSN比は、同期加算の原理から、 1010(IN [dB’1 だけ改善されることになる。
このようにして表示された2チヤンネルのスペクトラム
特性を比較することによって、例えば測定される伝送系
のダイナミックレンジ特性等を分析することができる。
特性を比較することによって、例えば測定される伝送系
のダイナミックレンジ特性等を分析することができる。
次に、制御部36によってディジタル演算器33を振幅
モードにすると、AD変換器31a、31bからの出力
An、Bnの標本回教N毎の絶対値の相加平均Pa、P
らがディジタル演算器33において口出され、その差P
a Pbが表示制御部34に出力される。
モードにすると、AD変換器31a、31bからの出力
An、Bnの標本回教N毎の絶対値の相加平均Pa、P
らがディジタル演算器33において口出され、その差P
a Pbが表示制御部34に出力される。
この値は、2つの入力信号χao (j)、χbo
(t)の検波信号の差を示すものであり、例えば、測
定する伝送係に、高帯域に一様分布するノイズ信号を供
給しておぎ、その入力信号と応答信号とを2つの入力信
号χao (j>、χha (t)として各LPF
21a、21bに入力し、第1および第2の局部発振器
23.26の局発周波数を順次掃引するとともに、表示
制御部34に表示掃引信号を入力することによって、第
5図に示すような伝送系の周波数に対する振幅伝達特性
がブラウン管35に表示される。
(t)の検波信号の差を示すものであり、例えば、測
定する伝送係に、高帯域に一様分布するノイズ信号を供
給しておぎ、その入力信号と応答信号とを2つの入力信
号χao (j>、χha (t)として各LPF
21a、21bに入力し、第1および第2の局部発振器
23.26の局発周波数を順次掃引するとともに、表示
制御部34に表示掃引信号を入力することによって、第
5図に示すような伝送系の周波数に対する振幅伝達特性
がブラウン管35に表示される。
次に、ディジタル演惇器33が位相モードに選択される
と、FFT演算器32a、32bからの出力値について
、ぞれぞれθa、L1θi鹿が算出され、θa+−〇咳
が出力される。
と、FFT演算器32a、32bからの出力値について
、ぞれぞれθa、L1θi鹿が算出され、θa+−〇咳
が出力される。
この値は、入力信号χao (’j)、χha (
t)のうち、それぞれ第3のBPF3.Oa、30bを
通過した信号の各周波数成分毎の位相差を示しており、
例えば、第1および第2の局部発振器23.26と同期
して同一ステップで掃引される試験信号を測定する伝送
系に供給し、その試験信号と応答信号とを2つの入力信
号χao (L)、χし0(1)として各LPF21
a、21 bに入力することによって、第6図に示す
ような伝送系の周波数に対16位相特性がブラウン管3
5に表示される。
t)のうち、それぞれ第3のBPF3.Oa、30bを
通過した信号の各周波数成分毎の位相差を示しており、
例えば、第1および第2の局部発振器23.26と同期
して同一ステップで掃引される試験信号を測定する伝送
系に供給し、その試験信号と応答信号とを2つの入力信
号χao (L)、χし0(1)として各LPF21
a、21 bに入力することによって、第6図に示す
ような伝送系の周波数に対16位相特性がブラウン管3
5に表示される。
〈本発明の他の実施例〉
なお、上記実施例では、周波数変換部20において、3
つの局発信号によって入力信号の周波数変換をそれぞれ
行なっていたが、入力信号の分析帯域の上限周波数が低
い場合は、2回または1回の周波数変換のみで、信号の
分析を行なうようにしてもよい。
つの局発信号によって入力信号の周波数変換をそれぞれ
行なっていたが、入力信号の分析帯域の上限周波数が低
い場合は、2回または1回の周波数変換のみで、信号の
分析を行なうようにしてもよい。
また、上記実施例では、ディジタル演算器33によって
口出された値を、連続した波形として表示するようにし
ていたが、この波形とともに詐出値を直接数値表示する
ようにしてもよい。
口出された値を、連続した波形として表示するようにし
ていたが、この波形とともに詐出値を直接数値表示する
ようにしてもよい。
また、上記実施例では、2チヤンネルの信号分析装置に
本発明を適用していたが、本発明は、3チャンネル以上
の信号分析装置についても全く同様に適用できる。
本発明を適用していたが、本発明は、3チャンネル以上
の信号分析装置についても全く同様に適用できる。
なお、上記実施例に示した構成および各部の周波数構成
は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、第
2および第3のBPFをそれぞれ帯域幅の異なる?!1
2数のフィルタで切換え可能に構成して、分析帯域幅を
切換えるようにしてもよく、△D変換器31a、31b
のナンプリング周波数も分析帯域幅や演算モードによっ
て適宜変えるようにしてもよく、要は、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の応用変形が可能である。
は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、第
2および第3のBPFをそれぞれ帯域幅の異なる?!1
2数のフィルタで切換え可能に構成して、分析帯域幅を
切換えるようにしてもよく、△D変換器31a、31b
のナンプリング周波数も分析帯域幅や演算モードによっ
て適宜変えるようにしてもよく、要は、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の応用変形が可能である。
〈本発明の効果〉
本発明の信号分析装置は、上記説明のように構成されて
いるため、検波器が不要となり、検波用ダイオードの動
作点の設定という煩雑な作業をせずに、安定した検波特
性を得ることができる。
いるため、検波器が不要となり、検波用ダイオードの動
作点の設定という煩雑な作業をせずに、安定した検波特
性を得ることができる。
また、入力信号にインパルス性のl?)が含まれていて
も、FFT演算によるN回の同期加算によって、その影
響が、SN比として1010(IN[dB]だけ改善さ
れるため、高精度のスペクトラム分析を行なうことがで
きる。
も、FFT演算によるN回の同期加算によって、その影
響が、SN比として1010(IN[dB]だけ改善さ
れるため、高精度のスペクトラム分析を行なうことがで
きる。
さらに、本発明の信号分析装置は、FFT演算によって
、BPFを通過した信号のスペクトラム特性を算出して
いるため、近傍スペクトラムを短時間で表示することが
でき、また、BPFの帯域幅および局発信りの周波数設
定もほぼ分析帯域幅に相当する幅で済み、簡単な構成で
安価に実現でさるという効果がある。
、BPFを通過した信号のスペクトラム特性を算出して
いるため、近傍スペクトラムを短時間で表示することが
でき、また、BPFの帯域幅および局発信りの周波数設
定もほぼ分析帯域幅に相当する幅で済み、簡単な構成で
安価に実現でさるという効果がある。
また、入力信号間の位相差を分析するための位相比較器
およびAD変換器が不要となり、煩雑な調整が不要とな
り構成が簡単になるとともに、BPFを通過した信号に
含まれる各周波数成分毎の位相差も容易に算出できると
いう効果がある。
およびAD変換器が不要となり、煩雑な調整が不要とな
り構成が簡単になるとともに、BPFを通過した信号に
含まれる各周波数成分毎の位相差も容易に算出できると
いう効果がある。
さらに、分析帯域幅内の近傍スペクトラムを分析1Jる
場合は、局発周波数を可変しないで済むため、この周波
数可変のための制御系の雑音等による影響を除去できる
という格別の効果がある。
場合は、局発周波数を可変しないで済むため、この周波
数可変のための制御系の雑音等による影響を除去できる
という格別の効果がある。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
(a)から第6図は、一実施例の動作を示す信号波形図
である。第7図は、従来装背を示すブロック図である。 20・・・・・・周波数変換部、30a、30b・・・
・・・第3のBPF131 a、31 b−・−AD変
換器、32a、32b−・・−FFT演t3器。 usr+z 1%sl’lA 1(
jMZ−0,5にHz +0.5にHz
第4図 八 第6図 第7図 手続ネ…正書(自発) 昭和63年6月23日 1、事件の表示 昭和62年 特許願 第154797号2、発明の名称 信号分析装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都港区南麻布5丁目10番27@名称 (0
57)アンリツ株式会社 代表者 藤 1)雄 五 4、代理人〒105 電話433−4702住所 東
京都港区新橋4−24−3 エムエフ新橋701号室 6、補正の内容 別紙のとおり 明 a 占 1、発明の名称 信号分析装置 2、特許請求の範囲 複数の入力信号を周波数の可変可能な同一の局発信号に
よって周波数変換して、出力する周波数変換部と、 該周波数変換部の複数の出力信号をそれぞれ受けて、所
定の周波数成分を通過させる複数の帯域通過フィルタと
、 該複数の帯域通過フィルタを通過した信号を、所定周期
で標本化し、該標本化された信号をディジタル信号にそ
れぞれ変換して出力する複数のアナログ−ディジタル変
換器と、 該複数のアナログ−ディジタル変換器からのディジタル
信号を受けて、それぞれ高速フーリエ変換演算を行ない
、輝出値を出力する複数の高速フーリエ変換演算器とを
備えたことを1#黴とする信号分析装置。 3、発明の詳細な説明 く本発明の産業上の利用分野〉 本発明は、複数系列の入力信号の波形特性やスペクトラ
ム特性または、入力信号間の位相特性等を分析して表示
するための信号分析装置に関する。 〈従来技術〉(第7図) 例えば、フィルタ等の伝送系の周波数特性や位相特性を
効率よく測定するために、その伝送系に測定信号を入力
し、その応答信号と測定信号のスペクトラム特性や位相
特性を比較演算して、その結果を表示するようにした信
号分析装置が従来よりあった。 このような信号分析装置のうち特に高周波測定を行なう
分析装置では、複数の入力信号を■引回能な同一の局発
信号で周波数変換し、それぞれの帯域通過フィルタ(以
下、BPFと記す)を通過した信号を検波し、この検波
信号を、ディジタル信号に変換して、ブラウン管に表示
させることによって、各入力信号の波形特性やスペクト
ラム特性または位相特性等の分析を行なっている。。 第7図は、従来の2チヤンネルの信号分析装置の一例を
示すブロック図である。 図において、入力信号χ。。、χ5゜は、それぞれ周波
数混合器(以下、ミクサと記す)1a、1bに入力され
、局部発振器2からの局発信号(その周波数をf、 と
する)によって周波数変換される。 ミクサ1a、1bからの出力は、それぞれ所定の帯域幅
を有し、中心周波数f8 のBPF3a。 3bに入力される。 8PF3a、3bの出力信号は、それぞれ検波器4a、
4bによって検波され、その検波信号は、対数圧縮増幅
器5a、5bにおいて、対数圧縮されてアナログ−ディ
ジタル変換器(以下、AD変換器と記す)6a、6bへ
送出される。 AD変換器6a、6bは、入力された信号を、それぞれ
所定の周期で標本化し、この標本化された信号をディジ
タル信号に変換して順次出力する。 また、BPF3a、3bの出力は、位相比較器7によっ
て位相比較が行なわれ、その位相差信号は、AD変換器
8によってディジタル信号に変換され、AD変換器6a
16bの出力とともにディジタル演算器9に出力される
。 ディジタル演算器9は、後述する制御部12からの演算
信号によって、各AD変換器6a16b18からのディ
ジタル信号に基づいて各種演算(例えば実効値の算出お
よび比較)を行ない、その結果または、ディジタル信号
を直接表示制御部10に出力する。 表示制御部10では、このディジタル演算器9からの信
号を直接数値としてブラウン管11に表示させたり、表
示基準に対する高さ値としてブラウン管11に表示させ
る。 制御部12は、ディジタル演算器9に対する演粋信号を
送出するとともに、局部発振器2に対する掃引信号と、
表示制御部10に対する表示線引信号とを送出する。 ここで、例えば局部発振器2の局発周波数fLが、制御
部12かうの周波数桿引信号によって所定の周波数ステ
ップでf、±fL−の範囲を■引されると、入力信号χ
、χ の信号成分のうち、久o b。 周波数f−f8を中心として±f、−の範囲の信し 号のスペクトラム特性や2チャンネル間の位相特性等が
ブラウン管11に表示されることになる。 なお、検波器4a、4bには、従来よりダイオードが用
いられており、このダイオードの検波歪みを防止するた
めに、ダイオードの動作点が、その検波特性の直線部に
位置するように予め調整されている。 ・ また、局部発振器2の周波数がf −fL′から
f+fL”の間をΔfのステップで線引するときし の掃引周期は、そのステップ周波数ΔfとBPF3a、
3bの帯域幅fwとによって定まり、その最低周期T
・ は、 ■(れ T、jn= (2f、′/Δf)−(1/fVv)[秒
]となり、−分析すべき周波数範囲に対する局部発振器
2の周波数掃引幅、およびその分解能(BPFの帯域幅
fWに相当)に基づいて、■引周期が制御部12によっ
て予め設定されている。 く本発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記のように検波器4a、4bとしてダ
イオードが用いられている場合、ダイオード個々の検波
特性には、大きなバラツキがあるとともに温度依存性が
あるため、装置毎に周囲温度等を考慮して、その動作点
を設定しなければならず、さらにチャンネル毎の検波特
性を一致させる必要があるため、この動作点の設定には
非常に煩雑な作業がともなうという問題がある。 また、ダイオードを用いた検波器4a、4bの場合、そ
の検波出力は、抵抗やコンデンサの積分回路(低域通過
フィルタ)を介して出力されているため、入力信号にイ
ンパルス性の雑音が加わると、この雑音の検波出力によ
って入力信号の検波出力のレベルが連続的に変動するた
め、表示がふらつき、信号の分析(読みとり)を高精度
に行なうことができないという問題があった。 さらに、上記のような従来の信号分析装置において、入
力信号χ。。、χ、0のうち、ある周波数のごく近傍、
例えばIGHz 〜1.’000001GHzのIKH
z幅の信号成分のスペクトラム特性を500ステツプで
詳細に表示させる場合、局部発振器2として、2Hzス
テツプで9桁の周波数設定が行なえるものが必要となり
、その構造が複雑で高価となる。また、このとき、BP
F3a。 3bの帯域幅fヤが5)−1zの場合でも、局部発振器
2の周波数掃引の最低周期Tmjnは、■ =50
075=100[秒J π1n となり、このような近傍スペクトラムの分析に非常に時
間がかかるという問題があった。さらに上記のように帯
域幅fwの狭いBPFを形成することは、非常に困難で
あり、高価になるという問題があった。 また、上記のような従来装置では、入力信号間の位相分
析を各BP、F3a、3bを通過した信号の位相比較に
よって行なっているが、この位相比較は、一般にBPF
3a、3bを通過したアナログ信号を直接またはパルス
信号に変換して位相差の検出を行なうようにしているた
め、そのしきい値の調整や位相誤差の調整等を必要とし
、さらに位相差信号をディジタル信号に変換するための
AD変換器8を設けなければならないため、信号分析装
置の構成および調整を増々煩雑にしている。 く問題点を解決するため手段〉 上記の問題点を解決するために、本発明の信号分析装置
では、複数の入力信号を周波数の可変可能な同一の局発
信号によって周波数変換する周波数変換部と、周波数変
換部の複数の出力信号をそれぞれ受けて、所定の周波数
成分を通過させる複数の帯域通過フィルタと、複数の帯
域通過フィルタを通過した信号をそれぞれ所定周期で標
本化しディジタル信号に変換して出力する複数のアナロ
グ−ディジタル変換器と、複数のアナログ−ディジタル
変換器からのディジタル信号に対してそれぞれ高速フー
リエ変換演算を行ない、その痒出結果をそれぞれ出力す
る複数の高速フーリエ変換演膵器とを備えている。 く作用〉 したがって、周波数変換部によって周波数変換された複
数の入力信号のうち、複数の帯域通過フィルタを通過し
た信号は、それぞれアナログ−ディジタル変換器によっ
て所定周期で標本化されディジタル信号に変換出力され
、さらに複数の高速フーリエ変換演算器に入力され、そ
の算出結果がそれぞれ出力される。 く本発明の一実施例〉(第1図) 以下、図面に基づいて、本発明の一実施例を説明する。 第1図は、本発明の一実施例の2チヤンネルの信号分析
装置を示すブロック図である。 図において、20は、この装置の周波数変換部である。 21a、21bは、入力信号χ、、(1)、χ、、 (
1)の上限帯域を制限して、イメージ混信を防ぐための
低域通過フィルタ(以下しPFと記す)であり、その遮
断周波数は、ともに例えば1゜5GHzに設定されてい
る。 22a、22bは、入力信号x (t)、x6゜α0 (1)を、第1の局部発振器23からの局発信号によっ
て周波数変換する第1のミクサであり、第1の局部発振
器23は、後述する制御部36からの周波数掃引信号に
よって発振周波数fLlの+i引(例えば10MHzス
テップで2GH2〜3.5GHzまでの掃引)が可能に
形成されている。 24a、24bは所定の周波数を中心として、所定の通
過帯域幅fい1(例えば20MHz >を有する第1の
BPFである。 この第1のBPF24a、24bは、第1のミクサ22
a、22bに入力される入力信号のイメージを防ぐため
にその中心周波数f81が高く(例えば2GHzに)設
定されている。 25a、25bは、第1のBPF24a、24bを通過
した信号を、第2の局部発振器26からの局発信号(例
えば、1kHzステツプで周波数fL、22040MH
zから2050MH2までの掃引が可能な信号)によっ
て周波数変換する第2のミクサである。 したがって、第1のBPF24a124bの帯域中心を
通過した2GHzの信号は、第2のミクサ25a、25
bによって40MHzの信号に変換されて出力される。 第2のミクサ25a、25bの出力は、第2のBPF2
7a、27bに入力されている。 第2のBPF27a、27bは、その通過帯域の中心周
波数f82が40MHzで、帯域幅rw2ハ、例えば1
kHzに設定されている。 28a、28bは、第2のBPF27a127bを通過
した信号を第3の局部発振器29の局発信号(周波数f
LBが39.998MHzの信号)によって周波数変換
する第3のミクサである。 30a、30bは、入力される信号のうち、通過帯域の
中心周波数fB3が2KHzで帯域@fW3が1.5k
Hzから2.5kHzまでの第3のBPFである。 31a、31bは、第3のBPF30a、30bをそれ
ぞれ通過する信号の上限周波数(2,5k HZ )の
少なくとも2倍以上の周波数(例えば5.12kHz>
を有するサンプリング信号によって標本化し、この標本
化された信号のレベル値を所定ビット(例えば8ビツト
)の並列なディジタル信号A、rL、BTLにそれぞれ
変換して、順次出力するAD変換器である。 32a、32bは、AD変換器31a、31bからのデ
ィジタル信号ArX1BT1に対して、それぞれ高速フ
ーリエ変J*(以下、FFTと記す)の演算を行ない、
第3のBPF30a、30bを通過する信号のスペクト
ラム特性を算出するFFT演算器である。 FFTは、入力されるディジタル信号x、rXに対する
離散的フーリエ変換、即ち、 の演等を短時間で効率よく行なうようにした演算法であ
り、このFFT演算器32a、32bは、鳳 の実数部
YRkと虚数部YIKをこのFFTの演算プログラムに
従って輝出し、例えば1024個の標本値Ao N A
t 、・・・・・・A、。23に対するFFT演粋を数
ミリ秒から数10ミリ秒の時間で算出する。 なお、FFT演鋒器32a、32bは、それぞれの篩用
i判。、Yll、・・・・・・Ybo 、Ybl 、・
・・・・・のうち、負の周波数成分を除いた輝出値をデ
ィジタル演算器33それぞれに送出する。 ディジタル演暮器33は、FFT演p器32a132b
からの出力および、AD変換器31a、31bからの出
力を受け、信号分析に必要な各種演算を行なう。 この演算のうち、例えば第1のモードは、FF■演郷器
32a、32bの入力値Y。Ll、YI)kの絶対値成
分即ち、 をkの値毎に篩用して、これを出力するスペクトラムモ
ードである。 第2のモードは、AD変換器31a、31bからの出力
値A、rX1BTVのそれぞれの標本化回数N毎の絶対
値の相加平均即ち、 を算出し、ざらにP−Pb を演算して、これをα 出力する振幅モードである。 第3のモードは、FFT演痒器32a、32bからの出
力値ηに1Yし、について、 θu = j a n (YalH/ Y、R5)
。 をそれぞれ輝出し、さらに’ak−θμをm算して、こ
れを出力する位相モードである。 なお、この演算は、後述する制御部36からの選択信号
によって選択される。 ディジタル演舞器33の演算結果は、表示制御部34に
出力されている。 表示制御部34は、ディジタル演算器33の演算モード
に対応して、その演算結果をブラウン管35に表示させ
る。 制御部36は、ディジタル演算器33に選択信号を送出
するとともに、分析する入力信号の周波数帯域を可変す
るために、第1および第2の局部発振23.26の局発
周波数を可変する周波数掃引信号を送出する。 また、制御部36はこの周波数掃引信号に同期する表示
掃引信号を表示制御部34に送出して、分析帯域の表示
を移動させ、これに同期して、FFT演算器32a、3
2bの演算を起動する演算起動信号を出力する。 く上記実施例の動作〉(第2〜6図) 次に、上記実施例の動作について説明する。 先づ、入力信号χ (t)、χ、o(1)の分析(IL
Q 帯域をIGHz近傍とすると、制御部36によって第1
の局部発振器23の局発周波数’L1が3GHzに設定
され、LPF21a121bに入力された信号χ0−o
(t > 、χ、o< 1 >のうちIGHz近傍の
信号が、それぞれ第1のミクサ22a、22bによって
周波数変換され、第1のBPF24a、24bをそれぞ
れ通過する。 第1のBPF24a、24bを通過した信号は、第2の
局部発振器26からの局発信号(周波数fL2は、2.
04GHzに固定)によって第2のミクサ25a、25
bで周波数変換され、それぞれ第2のBPF27a、2
7bに入力される。 第2のBPF17を通過した信号は、第3の局部発振器
29からの局発信号によって第3のミクサ28a、28
bで周波数変換され、それぞれ第3のBPF30a、3
0bに入力される。 したがって、入力信号χ。Lo(t)、χbo(t)の
うちIGHz±0.5kHzの信号成分が第3のBPF
30a130bをそれぞれ通過することになる。 ここで、例えば、第2図(a)に示すような出力信号χ
。(t)、χb (t)が第3のBPF30a、30b
を通過してそれぞれAD変換器31a、31bに送出さ
れと、この信号χ(L(t)、χ、(t)は、第2図(
b)に示すように、5゜12kH2のサンプリング周波
数で標本化され、それぞれ8ビツトのディジタル信号A
o 、A1・・・・・・、Bo 、Bj・・・・・・に
変換され、それぞれFFT演算器32a、32bおよび
ディジタル演陣器33に出力される。 FFTi7AtJ器32a、32bは、入力されるディ
ジタル信号のうち例えばAn 、AI・・・・・・AI
。23、B Q % B 1−− B1023までのそ
れぞれ10241!!1の標本値に対するFFT演算、
即ち、 の演算をkの範囲(0〜1023)について行ない、■
およびYakの実数部YQ、、RkSYbRk と虚数
部Y、I、 、”v’、t、を算出する。 なお、YoLkおよびYi)kの絶対値成分は、第3の
BPF30a、30bを通過した各周波数成分のスペク
トラムの振幅値を示しており、そのスペクトラムの周波
数間隔即ち、分解能帯域幅は、サンプリング周波数を標
本数で除算した値、5120/1024=5 [H
z]となる。 このようにして、直流分を含み5Hzステツプでそれぞ
れ算出された算出ItIY(lo、YQ、1、・・・・
・・、Y(LI023、YbO”bj ’ ”’ ・・
”、Yl)+o2BのうちYcL、、1□およびY81
2 の周波数(2,56kHz)をはさんで対称に現
われる負の周波数成分のスペクトラムYI2.ぢ13″
YQ、1023寓Ybl;+3.−Yら1023を除く
算出値Y(10〜Y11511 ”bo 〜Yb!;
+I がディジタル演q器33に送出される。 なお、この忰出値のうち、第3のBPF30a。 30bの通過帯域(f、A13) 1.5kl−1z
〜2.5k Hz以外の周波数成分に相当する算出値は
、すべてほぼ零となり、第3のBPF30a、30bを
通過した信号に対して、5.12kHzで102411
!Iのサンプリングを行なうための時間は、10241
5120=115 [秒] となり、1回のFFT演算による解析は、はぼ300ミ
リ秒の時間で完了する。 ここで、制御部36からの選択信号によってディジタル
演痒器33のスペクトラムモードが選択されているとす
ると、FFT演算32a、32bからの出力Y−Y
1Ybo〜YI)5□ に基づいαo asn て、その絶対値成分即ち、 がそれぞれ算出され、この算出結果が表示制御部34に
出力され、第3図に示すように、入力信号χ (t)、
χ、、 < 1 >の1GHz±0.5KHa。 Zの信号成分のスペクトラム特性が分解能5Hzでそれ
ぞれ表示される。 ここで、制御部36によって、第2の局部発振器16の
局発周波数を2.040001GHzに変化させるとと
もに、FFT演算器32a、32bに演算起動信号が送
出されると、上記同様に入力信号稲。(t)、χb、
< t >のうち1.000001GHz±0.5kH
2の信号成分の近傍スペクトラムが得られる。 また、この第2の局部発振器26の周波数fL2のステ
ップ変化毎に、制御部36から表示掃引信号が表示制御
部34に送出されると、第4図に示すように、ブラウン
管35の表示画面の横軸が所定距離(1kHzのスケー
ル幅)だけ移動した位置に、1.000001GHz±
0.5kHzのスペクトラム特性がそれぞれ表示される
。 したがって、周波数掃引毎にFFT演算による算出値を
表示することによって、分析帯域幅の拡大したスペクト
ラム表示がなされる。 また、第1および第2の局部発振器23.26をともに
可変制御して、入力信号の周波数成分の全域のスペクト
ラムを表示することもできる。 なお、第3のBPF30a、30bを通過シタ信号に、
平均値が零で一球に分布したノイズが含まれている場合
、FFT演輝におけるN回の加算によって、各スペクト
ラムとノイズとのSN比は、同期加算の原理から、 10IoqN [dB] たけ改善されることになる。 このようにして表示された2チヤンネルのスペクトラム
特性を比較することによって、例えば測定される伝送系
のダイナミックレンジ特性等を分析することができる。 次に、制御部36によってディジタル演8B33を振幅
モードにすると、AD変換器31a131bからの出力
A1、Br1の標本回数N毎の絶対値の相加平均P、
、 P、 がディジタル演算器33において算出さ
れ、その差P−P)、 が表示制御α 部34に出力される。 この値は2つの入力信号χ (t)、χ5. < 1
>αO の検波信号の差を示すものであり、例えば、測定する伝
送系に、高帯域に一様分布するノイズ信号を供給してお
き、その入力信号と応答信号とを2つの入力信号χ (
t)、χゎ、(t)として各Lα0 PF21a、21bに入力し、第1および第2の局部発
振器23.26の局発周波数を順次掃引するとともに、
表示制御部34に表示掃引信号を入力することによって
、第5図に示すような伝送系の周波数に対する振幅伝達
特性がブラウン管35に表示される。 次に、ディジタル演算器33が位相モードに選択される
と、FFT演算器32a、32bがらの出力値について
1、それぞれθえ2、θbkが算出され、θ緑−θ1.
が出力される。 この値は、入力信号χ。j)(t)、χb。(1)のう
ち、それぞれ第3のBPF30a、30bを通過した信
号の各周波数成分毎の位相差を示しており、例えば、第
1および第2の局部発振器23.26と同期して同一ス
テップで掃引される試験信号を測定する伝送系に供給し
、その試験信号と応答信号とを2つの入力信号χ (t
)、χ、o(1)O として各LPF21a、21bに入力することによって
、第6図に示すような伝送系の周波数に対する位相特性
がブラウン管35に表示される。 く本発明の他の実施例〉 なお、上記実施例では、周波数変換部20において、3
つの局発信号によって入力信号の周波数変換をそれぞれ
行なっていたが、入力信号の分析帯域の上限周波数が低
い場合は、2回または1回の周波数変換のみで、信号の
分析を行なうようにしてもよい。 また、上記実施例では、ディジタル演算器33によって
算出された値を、連続した波形として表示するようにし
ていたが、この波形ととも/に粋出値を直接数値表示す
るようにしてもよい。 また、上記実施例では、2チヤンネルの信号分析装置に
本発明を適用していたが、本発明は、3チャンネル以上
の信号分析装置についても全く同様に適用できる。 なお、上記実施例に示した構成および各部の周波数構成
は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、第
2および第3のBPFをそれぞれ帯域幅の異なる複数の
フィルタで切換え可能に構成して、分析帯域幅を切換え
るようにしてもよく、AD変換器31a、31bのサン
プリング周波数も分析帯域幅や演算モードによって適宜
変えるようにしてもよく、要は、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の応用変形が可能である。 く本発明の効果〉 本発明の信号分析装置は、上記説明のように一1成され
ているため、検波器が不要となり、検波用ダイオードの
動作点の設定という煩雑な作業をせずに、安定した検波
特性を得ることができる。 また、入力信号にインパルス性の雑音が含まれていても
、FFT演算によるN回の同期加算によって、その影響
が、SN比として101oqN[dB]だけ改善される
ため、高精度のスペクトラム分析を行なうことができる
。 さらに、本発明の信号分析装置は、FFT演算によって
、BPFを通過した信号のスペクトラム特性を算出して
いるため、近傍スペクトラムを短時間で表示することが
でき、また、BPFの帯域幅および局発信号の周波数設
定もほぼ分析帯域幅に相当する幅で済み、簡単な構成で
安価に実現できるという効果がある。 また、入力信号P&の位相差を分析するための位相比較
器およびAD変換器が不要となり、煩雑な調整が不要と
なり構成が節単になるとともに、BPFを通過した信号
に含まれる各周波数成分毎の位相差も容易に算出できる
という効果がある。 さらに、分析帯域幅内の近傍スペクトラムを分析する場
合は、局発周波数を可変しないで済むため、この周波数
可変のための制御系の雑音等による影響を除去できると
いう格別の効果がある。 4、図面の簡単な説明 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
(a)から第6図は、一実施例の動作を示す信号波形図
である。第7図は、従来装置を示すブロック図である。 20・・・・・・周波数変換部、30a、30b・・・
・・・第3のBPF、31 a、3 l b・−・・・
−AD変換器、32a、32b・・・・・・FFT演算
器。
(a)から第6図は、一実施例の動作を示す信号波形図
である。第7図は、従来装背を示すブロック図である。 20・・・・・・周波数変換部、30a、30b・・・
・・・第3のBPF131 a、31 b−・−AD変
換器、32a、32b−・・−FFT演t3器。 usr+z 1%sl’lA 1(
jMZ−0,5にHz +0.5にHz
第4図 八 第6図 第7図 手続ネ…正書(自発) 昭和63年6月23日 1、事件の表示 昭和62年 特許願 第154797号2、発明の名称 信号分析装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都港区南麻布5丁目10番27@名称 (0
57)アンリツ株式会社 代表者 藤 1)雄 五 4、代理人〒105 電話433−4702住所 東
京都港区新橋4−24−3 エムエフ新橋701号室 6、補正の内容 別紙のとおり 明 a 占 1、発明の名称 信号分析装置 2、特許請求の範囲 複数の入力信号を周波数の可変可能な同一の局発信号に
よって周波数変換して、出力する周波数変換部と、 該周波数変換部の複数の出力信号をそれぞれ受けて、所
定の周波数成分を通過させる複数の帯域通過フィルタと
、 該複数の帯域通過フィルタを通過した信号を、所定周期
で標本化し、該標本化された信号をディジタル信号にそ
れぞれ変換して出力する複数のアナログ−ディジタル変
換器と、 該複数のアナログ−ディジタル変換器からのディジタル
信号を受けて、それぞれ高速フーリエ変換演算を行ない
、輝出値を出力する複数の高速フーリエ変換演算器とを
備えたことを1#黴とする信号分析装置。 3、発明の詳細な説明 く本発明の産業上の利用分野〉 本発明は、複数系列の入力信号の波形特性やスペクトラ
ム特性または、入力信号間の位相特性等を分析して表示
するための信号分析装置に関する。 〈従来技術〉(第7図) 例えば、フィルタ等の伝送系の周波数特性や位相特性を
効率よく測定するために、その伝送系に測定信号を入力
し、その応答信号と測定信号のスペクトラム特性や位相
特性を比較演算して、その結果を表示するようにした信
号分析装置が従来よりあった。 このような信号分析装置のうち特に高周波測定を行なう
分析装置では、複数の入力信号を■引回能な同一の局発
信号で周波数変換し、それぞれの帯域通過フィルタ(以
下、BPFと記す)を通過した信号を検波し、この検波
信号を、ディジタル信号に変換して、ブラウン管に表示
させることによって、各入力信号の波形特性やスペクト
ラム特性または位相特性等の分析を行なっている。。 第7図は、従来の2チヤンネルの信号分析装置の一例を
示すブロック図である。 図において、入力信号χ。。、χ5゜は、それぞれ周波
数混合器(以下、ミクサと記す)1a、1bに入力され
、局部発振器2からの局発信号(その周波数をf、 と
する)によって周波数変換される。 ミクサ1a、1bからの出力は、それぞれ所定の帯域幅
を有し、中心周波数f8 のBPF3a。 3bに入力される。 8PF3a、3bの出力信号は、それぞれ検波器4a、
4bによって検波され、その検波信号は、対数圧縮増幅
器5a、5bにおいて、対数圧縮されてアナログ−ディ
ジタル変換器(以下、AD変換器と記す)6a、6bへ
送出される。 AD変換器6a、6bは、入力された信号を、それぞれ
所定の周期で標本化し、この標本化された信号をディジ
タル信号に変換して順次出力する。 また、BPF3a、3bの出力は、位相比較器7によっ
て位相比較が行なわれ、その位相差信号は、AD変換器
8によってディジタル信号に変換され、AD変換器6a
16bの出力とともにディジタル演算器9に出力される
。 ディジタル演算器9は、後述する制御部12からの演算
信号によって、各AD変換器6a16b18からのディ
ジタル信号に基づいて各種演算(例えば実効値の算出お
よび比較)を行ない、その結果または、ディジタル信号
を直接表示制御部10に出力する。 表示制御部10では、このディジタル演算器9からの信
号を直接数値としてブラウン管11に表示させたり、表
示基準に対する高さ値としてブラウン管11に表示させ
る。 制御部12は、ディジタル演算器9に対する演粋信号を
送出するとともに、局部発振器2に対する掃引信号と、
表示制御部10に対する表示線引信号とを送出する。 ここで、例えば局部発振器2の局発周波数fLが、制御
部12かうの周波数桿引信号によって所定の周波数ステ
ップでf、±fL−の範囲を■引されると、入力信号χ
、χ の信号成分のうち、久o b。 周波数f−f8を中心として±f、−の範囲の信し 号のスペクトラム特性や2チャンネル間の位相特性等が
ブラウン管11に表示されることになる。 なお、検波器4a、4bには、従来よりダイオードが用
いられており、このダイオードの検波歪みを防止するた
めに、ダイオードの動作点が、その検波特性の直線部に
位置するように予め調整されている。 ・ また、局部発振器2の周波数がf −fL′から
f+fL”の間をΔfのステップで線引するときし の掃引周期は、そのステップ周波数ΔfとBPF3a、
3bの帯域幅fwとによって定まり、その最低周期T
・ は、 ■(れ T、jn= (2f、′/Δf)−(1/fVv)[秒
]となり、−分析すべき周波数範囲に対する局部発振器
2の周波数掃引幅、およびその分解能(BPFの帯域幅
fWに相当)に基づいて、■引周期が制御部12によっ
て予め設定されている。 く本発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記のように検波器4a、4bとしてダ
イオードが用いられている場合、ダイオード個々の検波
特性には、大きなバラツキがあるとともに温度依存性が
あるため、装置毎に周囲温度等を考慮して、その動作点
を設定しなければならず、さらにチャンネル毎の検波特
性を一致させる必要があるため、この動作点の設定には
非常に煩雑な作業がともなうという問題がある。 また、ダイオードを用いた検波器4a、4bの場合、そ
の検波出力は、抵抗やコンデンサの積分回路(低域通過
フィルタ)を介して出力されているため、入力信号にイ
ンパルス性の雑音が加わると、この雑音の検波出力によ
って入力信号の検波出力のレベルが連続的に変動するた
め、表示がふらつき、信号の分析(読みとり)を高精度
に行なうことができないという問題があった。 さらに、上記のような従来の信号分析装置において、入
力信号χ。。、χ、0のうち、ある周波数のごく近傍、
例えばIGHz 〜1.’000001GHzのIKH
z幅の信号成分のスペクトラム特性を500ステツプで
詳細に表示させる場合、局部発振器2として、2Hzス
テツプで9桁の周波数設定が行なえるものが必要となり
、その構造が複雑で高価となる。また、このとき、BP
F3a。 3bの帯域幅fヤが5)−1zの場合でも、局部発振器
2の周波数掃引の最低周期Tmjnは、■ =50
075=100[秒J π1n となり、このような近傍スペクトラムの分析に非常に時
間がかかるという問題があった。さらに上記のように帯
域幅fwの狭いBPFを形成することは、非常に困難で
あり、高価になるという問題があった。 また、上記のような従来装置では、入力信号間の位相分
析を各BP、F3a、3bを通過した信号の位相比較に
よって行なっているが、この位相比較は、一般にBPF
3a、3bを通過したアナログ信号を直接またはパルス
信号に変換して位相差の検出を行なうようにしているた
め、そのしきい値の調整や位相誤差の調整等を必要とし
、さらに位相差信号をディジタル信号に変換するための
AD変換器8を設けなければならないため、信号分析装
置の構成および調整を増々煩雑にしている。 く問題点を解決するため手段〉 上記の問題点を解決するために、本発明の信号分析装置
では、複数の入力信号を周波数の可変可能な同一の局発
信号によって周波数変換する周波数変換部と、周波数変
換部の複数の出力信号をそれぞれ受けて、所定の周波数
成分を通過させる複数の帯域通過フィルタと、複数の帯
域通過フィルタを通過した信号をそれぞれ所定周期で標
本化しディジタル信号に変換して出力する複数のアナロ
グ−ディジタル変換器と、複数のアナログ−ディジタル
変換器からのディジタル信号に対してそれぞれ高速フー
リエ変換演算を行ない、その痒出結果をそれぞれ出力す
る複数の高速フーリエ変換演膵器とを備えている。 く作用〉 したがって、周波数変換部によって周波数変換された複
数の入力信号のうち、複数の帯域通過フィルタを通過し
た信号は、それぞれアナログ−ディジタル変換器によっ
て所定周期で標本化されディジタル信号に変換出力され
、さらに複数の高速フーリエ変換演算器に入力され、そ
の算出結果がそれぞれ出力される。 く本発明の一実施例〉(第1図) 以下、図面に基づいて、本発明の一実施例を説明する。 第1図は、本発明の一実施例の2チヤンネルの信号分析
装置を示すブロック図である。 図において、20は、この装置の周波数変換部である。 21a、21bは、入力信号χ、、(1)、χ、、 (
1)の上限帯域を制限して、イメージ混信を防ぐための
低域通過フィルタ(以下しPFと記す)であり、その遮
断周波数は、ともに例えば1゜5GHzに設定されてい
る。 22a、22bは、入力信号x (t)、x6゜α0 (1)を、第1の局部発振器23からの局発信号によっ
て周波数変換する第1のミクサであり、第1の局部発振
器23は、後述する制御部36からの周波数掃引信号に
よって発振周波数fLlの+i引(例えば10MHzス
テップで2GH2〜3.5GHzまでの掃引)が可能に
形成されている。 24a、24bは所定の周波数を中心として、所定の通
過帯域幅fい1(例えば20MHz >を有する第1の
BPFである。 この第1のBPF24a、24bは、第1のミクサ22
a、22bに入力される入力信号のイメージを防ぐため
にその中心周波数f81が高く(例えば2GHzに)設
定されている。 25a、25bは、第1のBPF24a、24bを通過
した信号を、第2の局部発振器26からの局発信号(例
えば、1kHzステツプで周波数fL、22040MH
zから2050MH2までの掃引が可能な信号)によっ
て周波数変換する第2のミクサである。 したがって、第1のBPF24a124bの帯域中心を
通過した2GHzの信号は、第2のミクサ25a、25
bによって40MHzの信号に変換されて出力される。 第2のミクサ25a、25bの出力は、第2のBPF2
7a、27bに入力されている。 第2のBPF27a、27bは、その通過帯域の中心周
波数f82が40MHzで、帯域幅rw2ハ、例えば1
kHzに設定されている。 28a、28bは、第2のBPF27a127bを通過
した信号を第3の局部発振器29の局発信号(周波数f
LBが39.998MHzの信号)によって周波数変換
する第3のミクサである。 30a、30bは、入力される信号のうち、通過帯域の
中心周波数fB3が2KHzで帯域@fW3が1.5k
Hzから2.5kHzまでの第3のBPFである。 31a、31bは、第3のBPF30a、30bをそれ
ぞれ通過する信号の上限周波数(2,5k HZ )の
少なくとも2倍以上の周波数(例えば5.12kHz>
を有するサンプリング信号によって標本化し、この標本
化された信号のレベル値を所定ビット(例えば8ビツト
)の並列なディジタル信号A、rL、BTLにそれぞれ
変換して、順次出力するAD変換器である。 32a、32bは、AD変換器31a、31bからのデ
ィジタル信号ArX1BT1に対して、それぞれ高速フ
ーリエ変J*(以下、FFTと記す)の演算を行ない、
第3のBPF30a、30bを通過する信号のスペクト
ラム特性を算出するFFT演算器である。 FFTは、入力されるディジタル信号x、rXに対する
離散的フーリエ変換、即ち、 の演等を短時間で効率よく行なうようにした演算法であ
り、このFFT演算器32a、32bは、鳳 の実数部
YRkと虚数部YIKをこのFFTの演算プログラムに
従って輝出し、例えば1024個の標本値Ao N A
t 、・・・・・・A、。23に対するFFT演粋を数
ミリ秒から数10ミリ秒の時間で算出する。 なお、FFT演鋒器32a、32bは、それぞれの篩用
i判。、Yll、・・・・・・Ybo 、Ybl 、・
・・・・・のうち、負の周波数成分を除いた輝出値をデ
ィジタル演算器33それぞれに送出する。 ディジタル演暮器33は、FFT演p器32a132b
からの出力および、AD変換器31a、31bからの出
力を受け、信号分析に必要な各種演算を行なう。 この演算のうち、例えば第1のモードは、FF■演郷器
32a、32bの入力値Y。Ll、YI)kの絶対値成
分即ち、 をkの値毎に篩用して、これを出力するスペクトラムモ
ードである。 第2のモードは、AD変換器31a、31bからの出力
値A、rX1BTVのそれぞれの標本化回数N毎の絶対
値の相加平均即ち、 を算出し、ざらにP−Pb を演算して、これをα 出力する振幅モードである。 第3のモードは、FFT演痒器32a、32bからの出
力値ηに1Yし、について、 θu = j a n (YalH/ Y、R5)
。 をそれぞれ輝出し、さらに’ak−θμをm算して、こ
れを出力する位相モードである。 なお、この演算は、後述する制御部36からの選択信号
によって選択される。 ディジタル演舞器33の演算結果は、表示制御部34に
出力されている。 表示制御部34は、ディジタル演算器33の演算モード
に対応して、その演算結果をブラウン管35に表示させ
る。 制御部36は、ディジタル演算器33に選択信号を送出
するとともに、分析する入力信号の周波数帯域を可変す
るために、第1および第2の局部発振23.26の局発
周波数を可変する周波数掃引信号を送出する。 また、制御部36はこの周波数掃引信号に同期する表示
掃引信号を表示制御部34に送出して、分析帯域の表示
を移動させ、これに同期して、FFT演算器32a、3
2bの演算を起動する演算起動信号を出力する。 く上記実施例の動作〉(第2〜6図) 次に、上記実施例の動作について説明する。 先づ、入力信号χ (t)、χ、o(1)の分析(IL
Q 帯域をIGHz近傍とすると、制御部36によって第1
の局部発振器23の局発周波数’L1が3GHzに設定
され、LPF21a121bに入力された信号χ0−o
(t > 、χ、o< 1 >のうちIGHz近傍の
信号が、それぞれ第1のミクサ22a、22bによって
周波数変換され、第1のBPF24a、24bをそれぞ
れ通過する。 第1のBPF24a、24bを通過した信号は、第2の
局部発振器26からの局発信号(周波数fL2は、2.
04GHzに固定)によって第2のミクサ25a、25
bで周波数変換され、それぞれ第2のBPF27a、2
7bに入力される。 第2のBPF17を通過した信号は、第3の局部発振器
29からの局発信号によって第3のミクサ28a、28
bで周波数変換され、それぞれ第3のBPF30a、3
0bに入力される。 したがって、入力信号χ。Lo(t)、χbo(t)の
うちIGHz±0.5kHzの信号成分が第3のBPF
30a130bをそれぞれ通過することになる。 ここで、例えば、第2図(a)に示すような出力信号χ
。(t)、χb (t)が第3のBPF30a、30b
を通過してそれぞれAD変換器31a、31bに送出さ
れと、この信号χ(L(t)、χ、(t)は、第2図(
b)に示すように、5゜12kH2のサンプリング周波
数で標本化され、それぞれ8ビツトのディジタル信号A
o 、A1・・・・・・、Bo 、Bj・・・・・・に
変換され、それぞれFFT演算器32a、32bおよび
ディジタル演陣器33に出力される。 FFTi7AtJ器32a、32bは、入力されるディ
ジタル信号のうち例えばAn 、AI・・・・・・AI
。23、B Q % B 1−− B1023までのそ
れぞれ10241!!1の標本値に対するFFT演算、
即ち、 の演算をkの範囲(0〜1023)について行ない、■
およびYakの実数部YQ、、RkSYbRk と虚数
部Y、I、 、”v’、t、を算出する。 なお、YoLkおよびYi)kの絶対値成分は、第3の
BPF30a、30bを通過した各周波数成分のスペク
トラムの振幅値を示しており、そのスペクトラムの周波
数間隔即ち、分解能帯域幅は、サンプリング周波数を標
本数で除算した値、5120/1024=5 [H
z]となる。 このようにして、直流分を含み5Hzステツプでそれぞ
れ算出された算出ItIY(lo、YQ、1、・・・・
・・、Y(LI023、YbO”bj ’ ”’ ・・
”、Yl)+o2BのうちYcL、、1□およびY81
2 の周波数(2,56kHz)をはさんで対称に現
われる負の周波数成分のスペクトラムYI2.ぢ13″
YQ、1023寓Ybl;+3.−Yら1023を除く
算出値Y(10〜Y11511 ”bo 〜Yb!;
+I がディジタル演q器33に送出される。 なお、この忰出値のうち、第3のBPF30a。 30bの通過帯域(f、A13) 1.5kl−1z
〜2.5k Hz以外の周波数成分に相当する算出値は
、すべてほぼ零となり、第3のBPF30a、30bを
通過した信号に対して、5.12kHzで102411
!Iのサンプリングを行なうための時間は、10241
5120=115 [秒] となり、1回のFFT演算による解析は、はぼ300ミ
リ秒の時間で完了する。 ここで、制御部36からの選択信号によってディジタル
演痒器33のスペクトラムモードが選択されているとす
ると、FFT演算32a、32bからの出力Y−Y
1Ybo〜YI)5□ に基づいαo asn て、その絶対値成分即ち、 がそれぞれ算出され、この算出結果が表示制御部34に
出力され、第3図に示すように、入力信号χ (t)、
χ、、 < 1 >の1GHz±0.5KHa。 Zの信号成分のスペクトラム特性が分解能5Hzでそれ
ぞれ表示される。 ここで、制御部36によって、第2の局部発振器16の
局発周波数を2.040001GHzに変化させるとと
もに、FFT演算器32a、32bに演算起動信号が送
出されると、上記同様に入力信号稲。(t)、χb、
< t >のうち1.000001GHz±0.5kH
2の信号成分の近傍スペクトラムが得られる。 また、この第2の局部発振器26の周波数fL2のステ
ップ変化毎に、制御部36から表示掃引信号が表示制御
部34に送出されると、第4図に示すように、ブラウン
管35の表示画面の横軸が所定距離(1kHzのスケー
ル幅)だけ移動した位置に、1.000001GHz±
0.5kHzのスペクトラム特性がそれぞれ表示される
。 したがって、周波数掃引毎にFFT演算による算出値を
表示することによって、分析帯域幅の拡大したスペクト
ラム表示がなされる。 また、第1および第2の局部発振器23.26をともに
可変制御して、入力信号の周波数成分の全域のスペクト
ラムを表示することもできる。 なお、第3のBPF30a、30bを通過シタ信号に、
平均値が零で一球に分布したノイズが含まれている場合
、FFT演輝におけるN回の加算によって、各スペクト
ラムとノイズとのSN比は、同期加算の原理から、 10IoqN [dB] たけ改善されることになる。 このようにして表示された2チヤンネルのスペクトラム
特性を比較することによって、例えば測定される伝送系
のダイナミックレンジ特性等を分析することができる。 次に、制御部36によってディジタル演8B33を振幅
モードにすると、AD変換器31a131bからの出力
A1、Br1の標本回数N毎の絶対値の相加平均P、
、 P、 がディジタル演算器33において算出さ
れ、その差P−P)、 が表示制御α 部34に出力される。 この値は2つの入力信号χ (t)、χ5. < 1
>αO の検波信号の差を示すものであり、例えば、測定する伝
送系に、高帯域に一様分布するノイズ信号を供給してお
き、その入力信号と応答信号とを2つの入力信号χ (
t)、χゎ、(t)として各Lα0 PF21a、21bに入力し、第1および第2の局部発
振器23.26の局発周波数を順次掃引するとともに、
表示制御部34に表示掃引信号を入力することによって
、第5図に示すような伝送系の周波数に対する振幅伝達
特性がブラウン管35に表示される。 次に、ディジタル演算器33が位相モードに選択される
と、FFT演算器32a、32bがらの出力値について
1、それぞれθえ2、θbkが算出され、θ緑−θ1.
が出力される。 この値は、入力信号χ。j)(t)、χb。(1)のう
ち、それぞれ第3のBPF30a、30bを通過した信
号の各周波数成分毎の位相差を示しており、例えば、第
1および第2の局部発振器23.26と同期して同一ス
テップで掃引される試験信号を測定する伝送系に供給し
、その試験信号と応答信号とを2つの入力信号χ (t
)、χ、o(1)O として各LPF21a、21bに入力することによって
、第6図に示すような伝送系の周波数に対する位相特性
がブラウン管35に表示される。 く本発明の他の実施例〉 なお、上記実施例では、周波数変換部20において、3
つの局発信号によって入力信号の周波数変換をそれぞれ
行なっていたが、入力信号の分析帯域の上限周波数が低
い場合は、2回または1回の周波数変換のみで、信号の
分析を行なうようにしてもよい。 また、上記実施例では、ディジタル演算器33によって
算出された値を、連続した波形として表示するようにし
ていたが、この波形ととも/に粋出値を直接数値表示す
るようにしてもよい。 また、上記実施例では、2チヤンネルの信号分析装置に
本発明を適用していたが、本発明は、3チャンネル以上
の信号分析装置についても全く同様に適用できる。 なお、上記実施例に示した構成および各部の周波数構成
は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、第
2および第3のBPFをそれぞれ帯域幅の異なる複数の
フィルタで切換え可能に構成して、分析帯域幅を切換え
るようにしてもよく、AD変換器31a、31bのサン
プリング周波数も分析帯域幅や演算モードによって適宜
変えるようにしてもよく、要は、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の応用変形が可能である。 く本発明の効果〉 本発明の信号分析装置は、上記説明のように一1成され
ているため、検波器が不要となり、検波用ダイオードの
動作点の設定という煩雑な作業をせずに、安定した検波
特性を得ることができる。 また、入力信号にインパルス性の雑音が含まれていても
、FFT演算によるN回の同期加算によって、その影響
が、SN比として101oqN[dB]だけ改善される
ため、高精度のスペクトラム分析を行なうことができる
。 さらに、本発明の信号分析装置は、FFT演算によって
、BPFを通過した信号のスペクトラム特性を算出して
いるため、近傍スペクトラムを短時間で表示することが
でき、また、BPFの帯域幅および局発信号の周波数設
定もほぼ分析帯域幅に相当する幅で済み、簡単な構成で
安価に実現できるという効果がある。 また、入力信号P&の位相差を分析するための位相比較
器およびAD変換器が不要となり、煩雑な調整が不要と
なり構成が節単になるとともに、BPFを通過した信号
に含まれる各周波数成分毎の位相差も容易に算出できる
という効果がある。 さらに、分析帯域幅内の近傍スペクトラムを分析する場
合は、局発周波数を可変しないで済むため、この周波数
可変のための制御系の雑音等による影響を除去できると
いう格別の効果がある。 4、図面の簡単な説明 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
(a)から第6図は、一実施例の動作を示す信号波形図
である。第7図は、従来装置を示すブロック図である。 20・・・・・・周波数変換部、30a、30b・・・
・・・第3のBPF、31 a、3 l b・−・・・
−AD変換器、32a、32b・・・・・・FFT演算
器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数の入力信号を周波数の可変可能な同一の局発信号に
よって周波数変換して、出力する周波数変換部と、 該周波数変換部の複数の出力信号をそれぞれ受けて、所
定の周波数成分を通過させる複数の帯域通過フィルタと
、 該複数の帯域通過フィルタを通過した信号を、所定周期
で標本化し、該標本化された信号をディジタル信号にそ
れぞれ変換して出力する複数のアナログ−ディジタル変
換器と、 該複数のアナログ−ディジタル変換器からのディジタル
信号を受けて、それぞれ高速フーリエ変換演算を行ない
、算出値を出力する複数の高速フーリエ変換演算器とを
備えたことを特徴とする信号分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15479787A JPS63317779A (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 信号分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15479787A JPS63317779A (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 信号分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63317779A true JPS63317779A (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=15592099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15479787A Pending JPS63317779A (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 信号分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63317779A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198764A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 周波数差測定装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5930068A (ja) * | 1982-08-13 | 1984-02-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 高速スペクトラム分析占有周波数帯幅測定方式 |
JPS6129770A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Yokogawa Medical Syst Ltd | ドプラ信号分析装置 |
JPS62285068A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-10 | Yokogawa Electric Corp | スペクトラムアナライザ |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP15479787A patent/JPS63317779A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5930068A (ja) * | 1982-08-13 | 1984-02-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 高速スペクトラム分析占有周波数帯幅測定方式 |
JPS6129770A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Yokogawa Medical Syst Ltd | ドプラ信号分析装置 |
JPS62285068A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-10 | Yokogawa Electric Corp | スペクトラムアナライザ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198764A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 周波数差測定装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Rauscher et al. | Fundamentals of spectrum analysis | |
JPH08248070A (ja) | 周波数スペクトル分析装置 | |
JP4762382B2 (ja) | スペクトルアナライザ | |
Al Adnani et al. | Spectrum analyzers today and tomorrow: part 1 towards filterbanks-enabled real-time spectrum analysis | |
US6393372B1 (en) | Automated frequency stepping noise measurement system | |
US7313492B2 (en) | Method and device for increasing the dynamic range and measuring accuracy of a measuring device for spectrum and/or network analysis | |
US2760155A (en) | Phase and transmission measuring system | |
JP2007206053A (ja) | 周波数シンセサイザ | |
US6484124B1 (en) | System for measurement of selected performance characteristics of microwave components | |
US3032712A (en) | Intermodulation distortion system | |
JPS63317779A (ja) | 信号分析装置 | |
EP0437034A2 (en) | I.F. calibration method | |
US2971152A (en) | Harmonic spectrum analyzer | |
GB2023852A (en) | Method of and circuit arrangement for measuring characteritics of information tansmission systems | |
US4048559A (en) | Method and apparatus for testing microwave repeaters for im distortion | |
JPH10126217A (ja) | デシメーションフィルタ | |
JPS63317781A (ja) | スペクトラムアナライザ | |
JPS63317780A (ja) | 信号分析装置 | |
US3411079A (en) | Circuit and method for ascertaining intermodulation distortion | |
JPH0247563A (ja) | スペクトラムアナライザ | |
US10739399B2 (en) | Measurement apparatus for measurement of an RF signal | |
US11815550B2 (en) | Signal processing apparatus and method for mixing a high frequency signal | |
SU945799A2 (ru) | Анализатор спектра | |
JPH0335174A (ja) | ネットワークアナライザ | |
SU1187104A1 (ru) | Панорамный измеритель коэффициента преобразовани амплитудной модул ции в фазовую |