JPS63315977A - 電離箱型放射線検出器 - Google Patents
電離箱型放射線検出器Info
- Publication number
- JPS63315977A JPS63315977A JP15146687A JP15146687A JPS63315977A JP S63315977 A JPS63315977 A JP S63315977A JP 15146687 A JP15146687 A JP 15146687A JP 15146687 A JP15146687 A JP 15146687A JP S63315977 A JPS63315977 A JP S63315977A
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Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は′電離箱型放射線検出器に関するものである
。
。
第３図は従来の電離箱型放射線検出器を示す断面図であ
りこの図において、１は陽極電極となる高圧電極、２は
信号電極、３は前記高圧電極１と信号電極２の外側とを
覆うように配設された陰極電極となるシールド筒、４は
前記シールド筒３の外周を覆うように配設された真空の
気密外囲器、５〜９は各電極をシールド筒３から絶縁す
るだめのセラミック、１０は内部電極固定用のボルト、
１１はナツト、１２は信号・高圧リード線、１３はシー
ルドリード線、１４．１５は内部電極組立体を気密外囲
器４から絶縁するセラミック、１６．１７はライブゼロ
線源、１８は高電圧用ＭＩケープノペ１９は信号用ＭＩ
ケーブル、２０は電離用ガス、２１は前記高圧電極１と
信号電極２との間の空間である。
りこの図において、１は陽極電極となる高圧電極、２は
信号電極、３は前記高圧電極１と信号電極２の外側とを
覆うように配設された陰極電極となるシールド筒、４は
前記シールド筒３の外周を覆うように配設された真空の
気密外囲器、５〜９は各電極をシールド筒３から絶縁す
るだめのセラミック、１０は内部電極固定用のボルト、
１１はナツト、１２は信号・高圧リード線、１３はシー
ルドリード線、１４．１５は内部電極組立体を気密外囲
器４から絶縁するセラミック、１６．１７はライブゼロ
線源、１８は高電圧用ＭＩケープノペ１９は信号用ＭＩ
ケーブル、２０は電離用ガス、２１は前記高圧電極１と
信号電極２との間の空間である。
次に動作について説明する。
ライブゼロの動作原理に関しては、中性子検出器もγ線
電離箱型放射線検出器も同じなので、以下では主として
γ線＊離箱型放射線検出器について説明する。
電離箱型放射線検出器も同じなので、以下では主として
γ線＊離箱型放射線検出器について説明する。
γ線電離箱型放射線検出器では、γ線（Ｘ線でも同じ）
が電極を構成する金属または１４離用ガス２０に当たる
と、光電効釆、コンプトン効果、電予力生成のいずれか
の過程により高エネルギーの電子を放出する。この高エ
ネルギー電子が電離用ガス２０を電離してイオン対を作
る。高圧電極１と信号電極２との間に印加された電圧に
よる電界により、前記イオン対の中の正イオンは信号電
極２に、電子は高圧電極１に集められ、これが外部測定
回路を流れる信号′ｒｔＬ流として計測される。
が電極を構成する金属または１４離用ガス２０に当たる
と、光電効釆、コンプトン効果、電予力生成のいずれか
の過程により高エネルギーの電子を放出する。この高エ
ネルギー電子が電離用ガス２０を電離してイオン対を作
る。高圧電極１と信号電極２との間に印加された電圧に
よる電界により、前記イオン対の中の正イオンは信号電
極２に、電子は高圧電極１に集められ、これが外部測定
回路を流れる信号′ｒｔＬ流として計測される。
さて、従来の電離箱型放射線検出器はその劣化を知るた
めに、検出器に外部から放射線を当ててその感度やプラ
トー特性等が変化しているか否かを調べる必要があった
。この検査は外部線源を必要とするため、使用中の検査
が出来ないことや線源数υ扱いに伴う困難等の問題があ
った。
めに、検出器に外部から放射線を当ててその感度やプラ
トー特性等が変化しているか否かを調べる必要があった
。この検査は外部線源を必要とするため、使用中の検査
が出来ないことや線源数υ扱いに伴う困難等の問題があ
った。
これに対して、第２図に示したような、いわゆるライブ
ゼロ線源１６．１７つき検出器として高圧電極１または
信号電極２の対向面の一方または双方に放射線源をつけ
たものが実用化されている。
ゼロ線源１６．１７つき検出器として高圧電極１または
信号電極２の対向面の一方または双方に放射線源をつけ
たものが実用化されている。
この原理は検出器の必要最低信号（例えば電離箱の場合
、通常Ｉ Ｘ １０−”Ａ ）よりも小さくかつバック
グランド（同じく電離箱の場合、通常ｌＸｌ０−”Ａ以
下）よυも大きい信号が発生するようなライブゼロ線源
１６．１７を上記高圧電極１と信号電極２との間に導入
し、これにより発生した信号を信号測定回路で常時モニ
タして検出器の異常の有無をチェックするものである。
、通常Ｉ Ｘ １０−”Ａ ）よりも小さくかつバック
グランド（同じく電離箱の場合、通常ｌＸｌ０−”Ａ以
下）よυも大きい信号が発生するようなライブゼロ線源
１６．１７を上記高圧電極１と信号電極２との間に導入
し、これにより発生した信号を信号測定回路で常時モニ
タして検出器の異常の有無をチェックするものである。
第４図にその信号測定回路図を示す。ライブゼロ線源１
６．１７によってこの間に流れる電流は、信号電極２を
通り電流計Ａ、で計測される。
６．１７によってこの間に流れる電流は、信号電極２を
通り電流計Ａ、で計測される。
従来の電離箱型放射線検出器は以上のように構成されて
いるので、限定された電離空間（信号電極と高圧電極間
）で所定のライブゼロ電流を得るためにライブゼロ線源
の放射能強度を上げたシ、ライブゼロ線源の個数を増す
（例えば２個にする）必要があり、そのためライブゼロ
線源の取扱いと組立作業性とが難しくなシ、ライブゼロ
線源が付着する部分の電極間隔が狭くなってショート等
が発生し易くなるという問題点があった。
いるので、限定された電離空間（信号電極と高圧電極間
）で所定のライブゼロ電流を得るためにライブゼロ線源
の放射能強度を上げたシ、ライブゼロ線源の個数を増す
（例えば２個にする）必要があり、そのためライブゼロ
線源の取扱いと組立作業性とが難しくなシ、ライブゼロ
線源が付着する部分の電極間隔が狭くなってショート等
が発生し易くなるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、飽和特性を維持させながら、小さな放射能強
度のライブゼロ線源１個でいままでと同等の電離箱特性
及びライブゼロ電流特性を有する電離箱型放射線検出器
を得ろことを目的とする。
たもので、飽和特性を維持させながら、小さな放射能強
度のライブゼロ線源１個でいままでと同等の電離箱特性
及びライブゼロ電流特性を有する電離箱型放射線検出器
を得ろことを目的とする。
この発明に係る電離箱型放射線検出器は信号電極に高圧
電・甑に取付けられたライブゼロ線源と対向させて貫通
孔を穿設したものである。
電・甑に取付けられたライブゼロ線源と対向させて貫通
孔を穿設したものである。
この発明における電離箱型放射線検出器では、ライブゼ
ロ線源による電離電流は信号電極に貫通孔を穿設したた
めにその実効電離空間が増大し従来と同一電極間隔で検
出器特性を変化させることなく、小さな放射能強度のラ
イブゼロ線源を用いて従来と同一のライブゼロ１１℃流
が得られる。
ロ線源による電離電流は信号電極に貫通孔を穿設したた
めにその実効電離空間が増大し従来と同一電極間隔で検
出器特性を変化させることなく、小さな放射能強度のラ
イブゼロ線源を用いて従来と同一のライブゼロ１１℃流
が得られる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は電離箱型放射線検出器を示す断面図で、第１図にお
いて、第３図と同一構成部分には同一符号を付してその
説明を省略する。２２はライブゼロ線源、２３は信号電
極、２４は信号電極２３に穿設された貫通孔で、この貫
通孔２４は上記ライブゼロ線源２２の大きさと同様の大
きさに、ライブゼロ線源２２の取付位置に対応して穿設
されている。
図は電離箱型放射線検出器を示す断面図で、第１図にお
いて、第３図と同一構成部分には同一符号を付してその
説明を省略する。２２はライブゼロ線源、２３は信号電
極、２４は信号電極２３に穿設された貫通孔で、この貫
通孔２４は上記ライブゼロ線源２２の大きさと同様の大
きさに、ライブゼロ線源２２の取付位置に対応して穿設
されている。
しかして、ライブゼロ線源２２から放出された放射線（
例えばα粒子）はライブゼロ線源２２と信号電極２３の
貫通孔２４を通して対向する陰極電極となるシールド筒
３との間の空間に存在する電離用ガス２０を電離する。
例えばα粒子）はライブゼロ線源２２と信号電極２３の
貫通孔２４を通して対向する陰極電極となるシールド筒
３との間の空間に存在する電離用ガス２０を電離する。
そして、各電極１゜２３．３を第２図のように外部の信
号測定回路と接続するとライブゼロ電流計Ａ。にライブ
ゼロ電流工。が流れる。
号測定回路と接続するとライブゼロ電流計Ａ。にライブ
ゼロ電流工。が流れる。
以下、典型的な測定条件において従来の電離箱型放射線
検出器とこの実施例による電離箱型放射線検出器との比
較を行ない具体的な説明を行う。
検出器とこの実施例による電離箱型放射線検出器との比
較を行ない具体的な説明を行う。
このＴｆ１離箱型箱型放射線検出器定すべき外部線源は
２ｍＲ／Ｈであり、電離箱型放射線検出器の測定感度を
５ Ｘ １０−’ Ａ／Ｒ／Ｈとすると、この時の信号
電流はｌＸｌ０”Ａとなる。又、電離箱型放射線検用益
に固有のリーク電流はＩ Ｘ １０”Ａ程度であること
からライブゼロ電流としては５ Ｘ １０”Ａ程度に選
ぶ必要があった。そこで、従来はライブゼロ線源は一例
としてライブゼロ線源（”’ＡｍＯ，１μＣｉ）が２個
必要であったがこれと同一のライブゼロ電流５ Ｘ １
０−”Ａを得るのに、本実施例では”’Ａｍ ０．０５
ｔｔ Ｃｉ １個でよい。
２ｍＲ／Ｈであり、電離箱型放射線検出器の測定感度を
５ Ｘ １０−’ Ａ／Ｒ／Ｈとすると、この時の信号
電流はｌＸｌ０”Ａとなる。又、電離箱型放射線検用益
に固有のリーク電流はＩ Ｘ １０”Ａ程度であること
からライブゼロ電流としては５ Ｘ １０”Ａ程度に選
ぶ必要があった。そこで、従来はライブゼロ線源は一例
としてライブゼロ線源（”’ＡｍＯ，１μＣｉ）が２個
必要であったがこれと同一のライブゼロ電流５ Ｘ １
０−”Ａを得るのに、本実施例では”’Ａｍ ０．０５
ｔｔ Ｃｉ １個でよい。
以上のようにこの発明によれば、電離箱型放射線検出器
の信号電極に貫通孔を穿設した構成としたので、ライブ
ゼロ線源による実効電離空間を大きく採れることになシ
、ライブゼロ線源の付設個数が減シ、又線源強度を小さ
くすることによシ組立作業性すなわち安全性の改善が図
れるという効果がある。
の信号電極に貫通孔を穿設した構成としたので、ライブ
ゼロ線源による実効電離空間を大きく採れることになシ
、ライブゼロ線源の付設個数が減シ、又線源強度を小さ
くすることによシ組立作業性すなわち安全性の改善が図
れるという効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による電離箱型放射線検出
器を示す断面図、第２図はとの本発明の電離箱型放射線
検出器の測定回路を示す回路図、第３図は従来の電離箱
型放射線検出器の１例を示す断面図、第４図は第３図の
測定回路を示す回路図である。 図中、１は高圧電極、２は信号電極、３はシールド筒、
４は気密外囲器、２２はライブゼロ線源、２３は信号電
極、２４はｉｔ連通孔 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 特δＴ出願人 三菱′直機株式会社 第３図 ２．−９゜
器を示す断面図、第２図はとの本発明の電離箱型放射線
検出器の測定回路を示す回路図、第３図は従来の電離箱
型放射線検出器の１例を示す断面図、第４図は第３図の
測定回路を示す回路図である。 図中、１は高圧電極、２は信号電極、３はシールド筒、
４は気密外囲器、２２はライブゼロ線源、２３は信号電
極、２４はｉｔ連通孔 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 特δＴ出願人 三菱′直機株式会社 第３図 ２．−９゜
Claims (1)
- 相対向して配置される高圧電極と信号電極とを覆ってシ
ールド筒を設け、上記高圧電極に正の直流高電圧を印加
させて電離電荷から放射線を測定するようにした電離箱
型放射線検出器において、上記高圧電極にライブゼロ線
源を取付け、このライブゼロ線源に相対向する上記信号
電極部分に貫通孔を穿設したことを特徴とする電離箱型
放射線検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15146687A JPS63315977A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 電離箱型放射線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15146687A JPS63315977A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 電離箱型放射線検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63315977A true JPS63315977A (ja) | 1988-12-23 |
Family
ID=15519146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15146687A Pending JPS63315977A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 電離箱型放射線検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63315977A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105759302A (zh) * | 2016-03-01 | 2016-07-13 | 中国原子能科学研究院 | 一种用于大面积放射源均匀性测量的系统与方法 |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP15146687A patent/JPS63315977A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105759302A (zh) * | 2016-03-01 | 2016-07-13 | 中国原子能科学研究院 | 一种用于大面积放射源均匀性测量的系统与方法 |
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