JPS63315899A - 誘導飛しよう体の操舵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は誘導飛しよう体の操舵装置の改良に関するも
のである。

〔従来の技術〕

第５図は従来の誘導飛しよう体の誘導操舵部と操舵翼の
概略図であり、（１１は誘導操舵部、（２）は操舵翼、
（３）は操舵軸である。

従来の吹き流し翼の操舵装置は上記の様に構成され、初
助飛しよう時には、操舵）ｌ　Ｔ２１は吹き流し翼とな
り、操舵Ｕ　ｔ２＋　、操舵軸（３）は空気の流れに沿
う様に回転し９機体に対し揚力を生じせしめない。

また、この時操舵軸（３）は回転自由になっておシ。

制御は加わらない。次に吹き流しが終了し、制御を加え
、操舵して飛しよう体の運動方向を変える場合は、操舵
軸（３１を回転させ、この操舵軸（３）に固着している
操舵翼（２１に舵角を取らせ、翼に加わる空気力を利用
していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の様な従来の吹き流し翼の操舵装置では。

吹き流し時には操舵翼（２）への空気力の作用点（空力
中心）が操舵軸（３）の後方へ位置することが絶対条件
である。第６図は空気の流れとｇＫ加わる力を図示した
もので２頭は空気の流れ、伊）は操舵翼（２）に加わる
空気力、（Ｘ）は空力中心、（財）は操舵軸に加わるモ
ーメントである。流れ（ＡＩが操舵翼（２）に対し角度
を持つ場合、操舵翼（２１に対し空気力ｔＦ１が生じ、
モーメント（財）が操舵軸（３）回りに発生する。吹き
流し時には操舵軸（３）は自由であるので、萬はモーメ
ント（２）により操舵軸（３）とともに回転し、空気の
流れ（４）に沿う。

一方、空力中心（支）は２機体の迎角、操舵翼（２１の
舵角等の変化により大きく移動する。従って、吹き流し
終了後操舵を行なう場合、操舵軸（３）へのモーメント
（ヒンジモーメント）が、吹き流し興ではない操舵装置
のものに比べ、操舵軸（３）があらゆる場合の空力中心
■１よりも前方になければならないという条件のため、
大とならざるを得ない。このヒンジモーメントが大であ
れば、操舵軸（３）への要求トルクも大となり、操舵機
構の大型化は避けられないという問題点があった。

この発明は、かかる問題点を改善するためになされたも
ので、初期飛しよう時に吹き流し翼となる操舵装置の操
舵翼操舵時におけるヒンジモーメントを軽減させる装置
を得ること！目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る操舵装置は、誘導制御部内部に伸展操舵
軸を持つ操舵軸と伸展吹き流し軸を持つ吹き流し軸を、
また操舵翼内に操舵軸受と吹き流し軸受を設け、初期飛
しよう時の吹き流し時には。

ロックビンにより伸展操舵軸を収縮状態に、また伸展吹
き流し軸を伸展状態にして吹き流し軸受と連結した状態
にして操舵翼は吹き流し軸と共に誘導制御部に対して回
軸自由とし、吹き流し終了後は、ロックビンｔロック解
除用ワイヤで除去して零舵角ビンｔバネの伸展力により
吹き流し軸に差し込み舵角を零度にし、伸展操舵軸を伸
展状態にして操舵軸受と連結した状態にし、バネの収縮
力により伸展吹き流し軸を収縮状態にして、操舵軸によ
り操舵が行なわれる。

〔作用〕

この発明においては、初期飛しよう時の吹き流し時罠は
、伸展吹き流し軸を伸展状態にして吹き流し軸受と連結
した状態にして、ヒンジ位置ｔあらゆる空力中心より前
方へ位置させることにより吹き流し翼を成立させ、吹き
流し終了時には伸展操舵軸を伸展状態にして操舵軸受と
連結した状態にし、伸展吹き流し軸を収縮した状態にし
てヒンジ位置を空力中心付近に移動させて操舵を行なう
ことで、操舵時におけるヒンジモーメントＹ軽減させる
。

〔実施例〕

第１図は、この発明の一実施例を示す図であり。

（１）〜（３）は上記従来装置と全く同一のものである
。

＋４１は操舵軸（３）に取り付けられた伸展操舵軸、（
５）は誘導制御部＋１１内に設けられた吹き流し軸、（
６）は吹き流し軸＋５１　［取り付けられた伸展吹き流
し軸、（７）は操舵翼（２）内に設けられ、伸展操舵軸
＋４１と連結するための操舵軸受、（８）は操舵ｇ　＋
２１内に設けられ。

伸展吹き流し軸＋６１と連結するための吹き流し軸受。

（９１は吹き流し軸（５１を零舵角にするための零舵角
ビン、　Ｃ１Ｏは伸展操舵軸（４）及び伸展吹き流し軸
（６）及び零舵角ビン（９）の初期位置ヲ固定するため
のロックビン、　ｆｉｌｌは伸展操舵軸（４）及び伸展
吹き流し軸（６）及び零舵角ビン（９）の位置を変化さ
せるためのバネ。

ａＺはロックピンａｌｌＩヲ吹き流し終了時に除去する
ためのロック解除用ワイヤ、Ｃ３は操舵軸（３）を駆動
するための駆動装置である。第２図は、第１図における
人−Ａ′断面図である。

上記の様に構成された操舵装置例を第３図、第４図に示
す。第３図は吹き流し時におけるこの発明の動作例であ
り、伸展吹き流し軸（６）がロックビンαａにより伸展
状態罠なって吹き流し軸受（８）と連結し、吹き流し軸
（５１まわりに吹き流し翼が成立する。

第４図は、吹き流し終了後、ロック解除用ワイヤ（１２
によりロックビン（１（ｌが除去された時の動作な示す
図である。ロックビンαＧが除去されたことにより、零
舵角ビン（９１がバネ（１１）の伸展力により吹き流し
軸（５）に差し込まれ零舵角となり、伸展操舵軸（４）
ン伸展状態にして操舵軸受（７）と連結状態にし。

バネ（Ｌｌｌの収縮力により伸展吹き流し軸（６１を収
縮状態にして操舵軸（３）まわシに操舵可能となる。ヒ
ンジ位置が操舵￥Ｉｍ　＋２１の空力中心付近にある操
舵軸（３）まわりで操舵を行なうことにより、ヒンジモ
ーメントは従来のものより軽減される。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明した通り、吹き流し時には伸展吹き
流し軸を伸展状態にして吹き流し軸受と連結した状態に
して吹き流し軸まわりに吹き流しを成立させ、吹き流し
終了後の操舵時には、伸展操舵軸を伸展状態にし℃操舵
軸受と連結した状態にして、ヒンジ位置が操舵翼の空力
中心付近にある操舵軸まわりで操舵を行なうことで、操
舵時のヒンジモーメントを軽減させるという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す図、第２図は第１図
における人−Ａ′断面図、第３図、第４図はこの発明の
一実施例の動作図、第５図は従来の吹き流し翼を持つ操
舵装置の概略図であり、第６図は従来の操舵装置の動作
図である。 図において、（１）は誘導制御部、（２）は操舵翼、　
（３１は操舵軸、（４）は伸展操舵軸、（５；は吹き流
し軸、Ｃ６１は伸展吹き流し軸、（〕１は操舵軸受、（
８１は吹き流し軸受、（９）は零舵角ビン、　ａ（Ｉは
ロックビン、　（Ｉｌｌはバネ、　（１７Ｊはロック解
除用ワイヤ、　（１３は駆動装ｍ、　（ＡＩは空気の流
れ、可は空気力、閃は空力中心、（財）はモーメントで
ある。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 誘導飛しよう体の運動の方向を変えるための操舵翼と、
   前記操舵翼が固定され舵角を取らせるための操舵軸と、
   この操舵軸を可動する誘導制御部を備え、かつ前記操舵
   翼が誘導飛しよう体の初期飛しよう時に吹き流し翼とな
   る様構成された誘導飛しよう体の操舵装置において、前
   記操舵軸に取り付けられた伸展操舵軸と、前記誘導制御
   部内に設けられた吹き流し軸と、前記吹き流し軸に取り
   付けられた伸展吹き流し軸と、前記操舵翼内に設けられ
   前記伸展操舵軸と連結するための操舵軸受と、前記操舵
   翼内に設けられ前記伸展吹き流し軸と連結するための吹
   き流し軸受と、前記吹き流し軸を零舵角にするための零
   舵角ピンと、前記伸展操舵軸及び前記吹き流し軸及び前
   記零舵角ピンの初期位置を固定するためのロックピンと
   、前記伸展操舵軸及び前記伸展吹き流し軸及び前記零舵
   角ピンの位置を変化させるためのバネと、前記ロックピ
   ンを吹き流し終了時に除去するためのロック解除用ワイ
   ヤと、前記操舵軸を駆動するための駆動装置を備えたこ
   とを特徴とする誘導飛しよう体の操舵装置。