JPS63315775A - 鉄塔の雪害防止装置 - Google Patents

鉄塔の雪害防止装置

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Publication number
JPS63315775A
JPS63315775A JP62149771A JP14977187A JPS63315775A JP S63315775 A JPS63315775 A JP S63315775A JP 62149771 A JP62149771 A JP 62149771A JP 14977187 A JP14977187 A JP 14977187A JP S63315775 A JPS63315775 A JP S63315775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
snow
heat pipe
vibrator
snow damage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62149771A
Other languages
English (en)
Inventor
関屋 進
昭寛 雪野
賢一 菊地
健二 児玉
下嶋 清志
唐司 祐二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc, Hitachi Cable Ltd filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
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Publication of JPS63315775A publication Critical patent/JPS63315775A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はヒートパイプと地熱を利用した鉄塔の雪害防止
装置の改良に関するものである。
[従来技術とその問題点] 多降11地帯における鉄塔、例えば送電線用鉄塔の雪害
の1つに、碍子や碍子支持金具の破損、あるいは地絡事
故等がある。
これに対処する方策の1つとして、ヒートパイプの片端
側を地中に埋設して集熱部とし、他端側を鉄塔アームの
斜材に沿わせて放熱部とすることにより、積雪のアーム
先端への集中を防止することが提案されている(例:実
開昭60−40763号公報)。
鉄塔のアーム部は、一般に最下段のものでも地上から1
0数mの高い位置にあるので、これに用いるヒートパイ
プの中間部(立上部)に非常に長くなる。このため、こ
の中間部を実用、ト支障のない限り厚い断熱材で覆った
としても、熱源の1(土壌熱)に比べて放熱ロスが大き
く、ヒートパイプの片端側を埋設した周囲の土壌の温度
もかなり低下し、条件によってはヒートバイブ近傍の土
壌が連結してしまうことがある。この結果、鉄塔アーム
部のヒートバイブの温度も氷貞下になり、降雪時に融雪
できなくなる恐れがある。
[発明の目的] 本発明は以上のような点に鑑みなされたもので、その目
的とするところは、融雪用ヒートパイプの中間部からの
放熱[1スに基く土壌温度の低下を小さくし、融雪能力
を維持することができる改良された雪害防止装置を提供
することにある。
[発明の概要] 本発明の要旨は、融雪用の主ヒートバイブの中間部に少
なくとも1木の保温用の補助ヒートバイブを配設するこ
とにより主ヒートバイブからの放熱ロスを低減させたこ
とにある。
[実 施 例コ 本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る雪害防止装置を鉄塔に比べて誇張
して示したもので、この実施例の雪害防止装置は、中間
部の外周に第2図に示すように、断熱を兼ねたシース1
2が施され、内部に例えば、フロンアンモニー)等の作
動液が封入された金属管11からなる主ヒートバイブ1
(融雪用ヒートバイブ)の中間部の周囲に、複数本の補
助ヒートバイブ2(融雪に用いないヒートバイブ)の放
熱部側を円周上等分となる位置に沿わせ、それらの外周
を断熱材3で覆ったI?4造となっている。
補助ヒートバイブ2の各々は主ヒートバイブ1と同様に
、内部に作動液を11人した金属管からなっている。
主ヒートバイブ1及び補助ヒートバイブ2は共にイの片
端側を鉄塔脚部近傍の土1g中に埋設して集熱部どされ
、主ヒートバイブ1の他端側は融雪しようとする鉄塔ア
ーム部5の斜材51まで伸ばされて放熱部として用いら
れたが、各補助ヒートバイブ2の他端側は主ヒートバイ
ブ1の中間部に沿わされて当該中間部の保温部として用
いられる。
勿論、他のアーム部の斜材に対lノでも同様の装置を配
設するか、主ヒートバイブ1の他端側を分岐構造にして
おいてそれを配設するようにする。
複数本の主ヒートバイブ1を組込んでおいてそれを配設
するようにしても差支えない。
以上のような配置構成において、地表側の温度が低下す
ることにより地中の熱は各ヒートバイブ1及び2の内部
に封入されている作動液を相変化させて急速に地上へ輸
送され、その大半は主ヒートバイブ1の(l!!端側か
ら放熱される。従ってこのとき降雪があって斜材51に
積雪しても主ヒートバイブ1の他端側で放熱を継続する
ため、積雪は斜材51との界面が溶かされ、その溶けた
水分が滑剤的に作用して早期に落下し、斜材51に加わ
る積雪荷重を軽減するだけでなく、積雪の下方先端部へ
の集中を防止することができる。
この間、ヒートバイブ1.2からは断熱材3を通して熱
が外へ逃げるが、その殆どは、補助ヒートバイブ2から
の熱であり、主ヒートバイブ1から逃げる熱は極めて僅
かである。換言すれば、主ヒートバイブ1の中間部はこ
れに沿わされた補助ヒートバイブ2により保温され、当
該部分からの放熱ロスを小さなものとすることができる
第3図は本発明に係る装置の他の実膿例における中間部
の断面を示している。この例は補助ビートバイブ2が1
本の場合で、保温効果を確実にするため、主ヒートバイ
ブ1の周囲は銅、アルミ等からなる伝熱板4で覆われて
いる。この例の場合、補助ヒートバイブ2が接触する伝
熱板4の温度1よ補助ヒートバイブ2とほぼ同じになる
ため、主ヒートパイプブの周囲全周を複数本の補助ヒー
トバイブ2で覆ったのと等価になる。
[発明の効果1 以上から明らかなように、本発明の装置は融雪用ヒート
パイプの中間部に補助ヒートバイブの放熱部を沿わせて
前記中間部を保温する方式のものであるから、前記中間
部からの放熱ロスが小さく、従って融雪用ヒートパイプ
を埋設した近傍の土壌温度の低下も小さいものとなり、
本来の目的である鉄塔高所の融雪に土壌熱を有効に利用
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る雪害防止装置の一実施例を示す説
明図、第2図は第1図の例における中間部の断面図、第
3図は本発明に係る装置の他の実施例における中間部断
面図である。 1:主ヒートパイプ、 2;補助ヒートパイプ、 3 : 断  熱  材、 4:伝 熱 板、 12:断熱性のシース。 第 1図 申々)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒートパイプの片端側を地中に埋設して集熱部と
    し、他端側を融雪すべき部分の鉄塔部材に沿わせて放熱
    部としてなるものにおいて、前記ヒートパイプの中間部
    は断熱性のシースで覆われ、その周囲には片端側を地中
    に埋設して集熱部とした少なくとも1本の補助ヒートパ
    イプの他端側が沿わされ、それらの周囲を断熱材で覆っ
    てなることを特徴とする鉄塔の雪害防止装置。
  2. (2)複数本の補助ヒートパイプの他端側が円周上等分
    の位置に配置されている、前記第1項記載の雪害防止装
    置。
  3. (3)ヒートパイプのシースの周囲が補助ヒートパイプ
    の他端側と熱的につながった伝熱板で覆われている、前
    記第1項記載の雪害防止装置。
JP62149771A 1987-06-16 1987-06-16 鉄塔の雪害防止装置 Pending JPS63315775A (ja)

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JP62149771A JPS63315775A (ja) 1987-06-16 1987-06-16 鉄塔の雪害防止装置

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JP62149771A JPS63315775A (ja) 1987-06-16 1987-06-16 鉄塔の雪害防止装置

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JPS63315775A true JPS63315775A (ja) 1988-12-23

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